JPH07295509A - El素子駆動方法 - Google Patents

El素子駆動方法

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JPH07295509A
JPH07295509A JP6086839A JP8683994A JPH07295509A JP H07295509 A JPH07295509 A JP H07295509A JP 6086839 A JP6086839 A JP 6086839A JP 8683994 A JP8683994 A JP 8683994A JP H07295509 A JPH07295509 A JP H07295509A
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JP
Japan
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data
voltage
electrodes
circuit
signal
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JP6086839A
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English (en)
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Kaname Iga
要 伊賀
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B20/30Semiconductor lamps, e.g. solid state lamps [SSL] light emitting diodes [LED] or organic LED [OLED]

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】どのEL素子も同じ発光輝度で駆動する。 【構成】画素のシリアルデータVDATAをシフトレジ
スタ43に入力しラッチ回路42でラッチする。そして
AND回路41でラッチ回路からのデータとタイミング
コントローラ38からのデータブランキング信号BLN
K1 〜BLNK8との論理積を取ることにより、薄膜E
Lパネル30の各データ電極321 〜328 の入力端子
に印加する電圧の時間幅を変化させ、各走査電極341
〜348 の入力端子からの距離が遠くなるほど各走査電
極と各データ電極との交差部の各EL素子に印加する電
圧が発光のための閾値電圧を越える時間が長くなるよう
に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、EL(エレクトロ・ル
ミネッセンス)発光を行うEL素子の駆動方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばディスプレイ装置等に用いられる
薄膜ELパネルは、図8に示すように、ガラス基板1上
にITO等からなる帯状透明電極である複数、例えば8
本の下部電極をデータ電極21 〜28 として配列し、そ
の上にSiO2 ,SiNもしくはTa2 5 等からなる
下部誘電体層3、発光中心となるMn等の活性剤をドー
プしたZnSからなる発光層4、SiO2 並びにSi3
NもしくはTa2 5 等からなる上部誘電体層5で構成
されるEL層を設け、さらにその上にデータ電極21 〜
28 と直交する方向にAl等の金属からなる帯状の8本
の上部電極を走査電極61 〜68 として設けた構造にな
っている。そして各走査電極61 〜68 と各データ電極
21 〜28 の各交差部にて両電極で挟まれるEL層が1
つの画素を構成するEL素子になっている。
【0003】EL層の各EL素子は容量性の負荷とな
り、薄膜ELパネルの等価回路は図9に示すようにな
る。前記走査電極61 〜68 は、それぞれ入力端子S11
〜S18、S21〜S28を設けている。前記データ電極21
〜28 は、それぞれ入力端子D11〜D18、D21〜D28を
設けている。
【0004】従来の薄膜ELパネル駆動装置は、図10
に示すように、薄膜ELパネル11の走査電極61 〜6
8 に走査側ドライバ回路12、ラッチ回路13及びシフ
トレジスタ14を順次接続する。そしてタイミングコン
トローラ15からシフトレジスタ14にシフトクロック
信号SCK2 及びシリアルデータSDATAを入力し、
ラッチ回路13にラッチ信号LATCH2 を入力する。
【0005】また、薄膜ELパネル11のデータ電極2
1 〜28 にデータ側ドライバ回路16、EX−OR回路
(排他的論理和回路)17、ラッチ回路18及びシフト
レジスタ19を順次接続する。そしてタイミングコント
ローラ15からシフトレジスタ19にシフトクロック信
号SCK1 を入力し、ラッチ回路18にラッチ信号LA
TCH1 を入力し、EX−OR回路17に正極性印加フ
ィールドか負極性印加フィールドかの状態によって変化
するフィールド信号FRを入力している。
【0006】前記シフトレジスタ19には、また1画面
分のデータを格納したフレームメモリからパラレル/シ
リアル変換回路を介してシリアル変換された画素のシリ
アルデータVDATAが入力される。
【0007】薄膜ELパネル11の画素となる各EL素
子の交流パルス信号印加時の電圧−出力輝度特性を示す
と図11に示すようになっている。
【0008】各走査電極61 〜68 にはドライバ回路1
2から図12に示すような中心電圧Vc =20V、正パ
ルスVp =220V、負パルスVn =−180Vの高圧
パルスS1 〜S8 が各走査電極61 〜68 を走査するよ
うに連続的に印加される。
【0009】また、図13に示すように、前記シフトレ
ジスタ19に画素のシリアルデータVDATAがシフト
クロック信号SCK1 に同期して順次格納され、そのデ
ータが高圧パルスS1 〜S8 のパルス間で発生するラッ
チ信号LATCH1 により8ビット単位でラッチ回路1
8にラッチされる。
【0010】ラッチ回路18からの出力はEL素子を発
光させるときにはHレベルとなる信号でEX−OR回路
17に入力する。EX−OR回路17にはまた、高圧パ
ルスS1 〜S8 が正極性のときにはHレベルとなり、負
極性のときにはLレベルとなるフィールド信号FRが入
力する。
【0011】ここで任意の画素(m,n)、(m+1,
n+1)が発光し、画素(m,n+1)、(m+1,
n)が非発光となる場合の動作について述べると、図1
5に示すように、m番目の走査電極の入力端子Sm に2
20Vの正の高圧パルスが印加されているときにデータ
電極側のラッチ信号LATCHn はHレベルで、ラッチ
信号LATCHn+1 はLレベルで、フィールド信号FR
はHレベルなので、n番目のEX−OR回路17の出力
はLレベルとなり、n+1番目のEX−OR回路17の
出力はHレベルとなって、n番目のデータ電極の入力端
子Dn には0Vの信号が印加され、n+1番目のデータ
電極の入力端子Dn+1 には40Vの信号が印加される。
【0012】これにより画素(m,n)に相当するEL
素子は正の閾値電圧200Vを越える電圧220Vの印
加により発光し、また画素(m,n+1)に相当するE
L素子は正の閾値電圧200Vを越えない電圧180V
の印加により非発光となる。
【0013】また、m番目の走査電極の入力端子Sm に
−180Vの負の高圧パルスが印加されているときにデ
ータ電極側のラッチ信号LATCHn はHレベルで、ラ
ッチ信号LATCHn+1 はLレベルで、フィールド信号
FRはLレベルなので、n番目のEX−OR回路17の
出力はHレベルとなり、n+1番目のEX−OR回路1
7の出力はLレベルとなって、n番目のデータ電極の入
力端子Dn には40Vの信号が印加され、n+1番目の
データ電極の入力端子Dn+1 には0Vの信号が印加され
る。
【0014】これにより画素(m,n)に相当するEL
素子は負の閾値電圧−200Vを越える電圧−220V
の印加により発光し、また画素(m,n+1)に相当す
るEL素子は負の閾値電圧−200Vを越えない電圧−
180Vの印加により非発光となる。
【0015】また、m+1番目の走査電極の入力端子S
m+1 に220Vの正の高圧パルスが印加されているとき
にデータ電極側のラッチ信号LATCHn はHレベル
で、ラッチ信号LATCHn+1 はHレベルで、フィール
ド信号FRはHレベルなので、n番目のEX−OR回路
17の出力はHレベルとなり、n+1番目のEX−OR
回路17の出力はLレベルとなって、n番目のデータ電
極の入力端子Dn には40Vの信号が印加され、n+1
番目のデータ電極の入力端子Dn+1 には0Vの信号が印
加される。
【0016】これにより画素(m+1,n)に相当する
EL素子は正の閾値電圧200Vを越えない電圧180
Vの印加により非発光となり、また画素(m+1,n+
1)に相当するEL素子は正の閾値電圧200Vを越え
る電圧220Vの印加により発光する。
【0017】また、m+1番目の走査電極の入力端子S
m+1 に−180Vの負の高圧パルスが印加されていると
きにデータ電極側のラッチ信号LATCHn はLレベル
で、ラッチ信号LATCHn+1 はHレベルで、フィール
ド信号FRはLレベルなので、n番目のEX−OR回路
17の出力はLレベルとなり、n+1番目のEX−OR
回路17の出力はHレベルとなって、n番目のデータ電
極の入力端子Dn には0Vの信号が印加され、n+1番
目のデータ電極の入力端子Dn+1 には40Vの信号が印
加される。
【0018】これにより画素(m+1,n)に相当する
EL素子は負の閾値電圧−200Vを越えない電圧−1
80Vの印加により非発光となり、また画素(m+1,
n+1)に相当するEL素子は負の閾値電圧−200V
を越える電圧−220Vの印加により発光する。
【0019】次に薄膜ELパネルに対して矩形的な正負
の連続信号を印加した場合の発光輝度について2つの一
般的な特性を説明する。
【0020】第1の特性は、図14に示すような周期T
f 、パルス幅Tp の正負対称の信号を印加したとき、図
16に示すようにテューティであるパルス幅Tp が大き
い方が発光輝度が大きくなるという特性である。
【0021】これは信号を印加したときにEL内部の分
極の度合いがパルス幅Tp が大きい方が強くなり、次の
逆極性のパルス信号が印加する際に対向する電極へ移動
する電子もしくは正孔の数が増加することになり、発光
に寄与する発光中心に衝突し励起するキャリアの数が増
加するためである。
【0022】第2の特性は、図17に示すように定電流
源20により電流値を制御してEL素子21への印加信
号のチャージ時間を変化させると、図18に示すように
チャージ時間Tr が短いほど発光輝度が高くなるという
特性である。
【0023】これはチャージ時間Tr を図19の(a) に
示すようにTr1とし、定電流源20の電流値を図19の
(b) に示すようにI1 とすると、EL素子の発光輝度は
図19の(c) に示すようになるのに対して、チャージ時
間Tr を図19の(d) に示すようにTr2(<Tr1)と
し、定電流源20の電流値を図19の(e) に示すように
I2 (>I1 )とすると、EL素子の発光輝度は図19
の(f) に示すように大きくなる。
【0024】これは電流値が大きい方が単位時間当たり
にEL素子21の内部電荷が移動する量が大きく、EL
の内部でキャリアが発光中心に衝突し励起する確率が大
きくなるためである。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】図8及び図9に示す薄
膜ELパネルの各走査電極61 〜68 、その各走査電極
61 〜68 に接続したEL素子及び各データ電極21 〜
29 から構成される回路網の簡略な等価回路を示すと図
20に示すようになる。図中S11〜S18、S21〜S28は
各走査電極61 〜68 の入力端子、D11〜D18は各デー
タ電極21 〜29の入力端子、RS は走査電極の各EL
素子間におけるパネル上の配線抵抗、RDはデータ電極
の各EL素子間におけるパネル上の配線抵抗、CELはE
L素子の容量成分である。
【0026】例えば入力端子S11〜S18側から走査電極
に図21の(a) に示すような矩形の高圧パルスを印加す
ると、その高圧パルスはEL素子自身の容量及び配線抵
抗により入力端子からの距離が長くなるほど時定数が大
きくなってなまったパルス波形となる。すなわち、一番
手前のEL素子(n,1)には図21の(b) に示すよう
なパルス波形が印加するのに対して一番離れたEL素子
(n,8)には図21の(c) に示すようななまったパル
ス波形が印加する。
【0027】すなわち、データ電極21 〜29 の入力端
子D11〜D18に対して図22の(a)に示すような電圧波
形が印加すると、EL素子(n,1)に印加する走査電
極61 〜68 の入力端子S11〜S18からの高圧パルス波
形は図22の(b) に示すようになるため、EL素子
(n,1)の両端間に印加する電圧波形は図22の(c)
に示すようになるのに対して、EL素子(n,8)に印
加する走査電極61 〜68の入力端子S11〜S18からの
高圧パルス波形は図22の(d) に示すようになるため、
EL素子(n,8)の両端間に印加する電圧波形は図2
2の(e) に示すようになる。すなわち、EL素子(n,
1)とEL素子(n,8)とでチャージ時間Tr に差が
生じることになる。
【0028】そしてEL素子の第2の特性からEL素子
(n,1)とEL素子(n,8)との間に輝度差が生
じ、すなわち、EL素子(n,1)の輝度が高く、EL
素子(n,8)の輝度が低くなり、ELパネル全体で見
た場合に表示品位が損なわれることになる。
【0029】このことは、走査電極61 〜68 の入力端
子S11〜S18のみでなく、入力端子S11〜S18と入力端
子S21〜S28の両方から高圧パルスを印加してもEL素
子(n,1)とEL素子(n,8)は同じ輝度になる
が、中央部のEL素子(n,4)やEL素子(n,5)
は輝度が低くなり、同様の問題を生じる。
【0030】このような現象は高解像度型の個々のEL
素子が小さくその負荷容量が数pFというELパネルで
はそれ程問題にならないが、1つの画素が数ミリ角とい
った大きなEL素子を配列したELパネルで負荷容量が
10pFを越えるものでは輝度の差が顕著となり、その
結果表示品位が低下することになる。
【0031】そこで本発明は、どのEL素子に対しても
同じ発光輝度で駆動でき、例えばELパネルに適用した
場合には表示品位を向上できるEL素子駆動方法を提供
する。
【0032】
【課題を解決するための手段と作用】請求項1対応の発
明は、複数の走査電極と複数のデータ電極をマトリック
ス状に配置し、各電極の交差部で発光単位となるEL素
子を形成し、各走査電極に正、負に交互に反転する高圧
パルス信号を印加すると共に各データ電極にデータに基
づいて低圧信号を印加することにより各EL素子に閾値
電圧を越える所望の正、負の極性の電圧を交互に印加し
て選択的に発光駆動するものにおいて、少なくとも各走
査電極に対する高圧パルスの印加点からの距離が遠いE
L素子ほど閾値電圧を越える正、負の極性の電圧の時間
を長く設定したことにある。
【0033】これにより高圧パルスの印加点からの距離
が近いEL素子は印加する高圧パルスの波形が矩形波に
近くチャージ時間が短いが、閾値を越える電圧の印加時
間が短く、また、高圧パルスの印加点からの距離が遠い
EL素子は印加する高圧パルスの波形がなまってチャー
ジ時間が長くなるが、閾値を越える電圧の印加時間が長
いので、発光輝度は高圧パルスの印加点からの距離が近
いEL素子も距離が遠いEL素子も略同等となる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、この実施例は本発明を薄膜ELパネルのE
L素子駆動に適用したものについて述べる。
【0035】図1において、30は薄膜ELパネルで、
この薄膜ELパネル30は、ガラス基板31上にITO
等からなる帯状透明電極である複数、例えば8本の下部
電極をデータ電極321 〜328 として配列し、その上
にSiO2 ,SiNもしくはTa2 5 等からなる下部
誘電体層、発光中心となるMn等の活性剤をドープした
ZnSからなる発光層、SiO2 並びにSi3 Nもしく
はTa2 5 等からなる上部誘電体層で構成されるEL
層33を設け、さらにその上にデータ電極321 〜32
8 と直交する方向にAl等の金属からなる帯状の8本の
上部電極を走査電極341 〜348 として配列してい
る。そして各走査電極341 〜348 と各データ電極3
21 〜328 の各交差部にて両電極で挟まれるEL層が
1つの画素となるEL素子を構成している。
【0036】前記薄膜ELパネル30の走査電極341
〜348 に走査側ドライバ回路35の8つの出力端子を
接続し、その走査側ドライバ回路35の8つの入力端子
にラッチ回路36の8つの出力端子を接続し、そのラッ
チ回路36の8つの入力端子にシフトレジスタ37の8
つの出力端子を接続している。
【0037】そしてタイミングコントローラ38から前
記シフトレジスタ37の入力端子にシフトクロック信号
SCK2 及びシリアルデータSDATAを入力し、また
前記ラッチ回路36にラッチ信号LATCH2 を入力し
ている。
【0038】また、前記薄膜ELパネル30のデータ電
極321 〜328 にデータ側ドライバ回路39の8つの
出力端子を接続し、そのデータ側ドライバ回路39の8
つの入力端子にEX−OR(排他的論理和)回路40の
8つの出力端子を接続している。前記EX−OR回路4
0の入力端子にAND回路41の出力端子を接続し、そ
のAND回路41の入力端子にラッチ回路42の8つの
出力端子を接続し、そのラッチ回路42の8つの入力端
子にシフトレジスタ43の8つの出力端子を接続してい
る。
【0039】前記EX−OR回路40及びAND回路4
1は図2に示すように、それぞれ8個の2入力EX−O
Rゲート、2入力ANDゲートからなり、前記EX−O
R回路40は各EX−ORゲートの一方の入力端子に前
記各ANDゲートの出力をそれぞれ入力し、他方の入力
端子に前記タイミングコントローラ38からのフィール
ド信号FRを共通に入力している。前記AND回路41
は各ANDゲートの一方の入力端子に前記ラッチ回路4
2の出力をそれぞれ入力し、他方の入力端子に前記タイ
ミングコントローラ38からのデータブランキング信号
BLK1 〜BLK8 をそれぞれ入力している。
【0040】フィールド信号FRは正極性印加フィール
ドか負極性印加フィールドかの状態によってレベルが変
化する信号であり、データブランキング信号BLNK1
〜BLNK8 は出力データを部分的にブランキングする
信号で、前記各走査電極341 〜348 の高圧パルスの
入力端子からの距離が離れているEL素子ほどブランキ
ング時間Ta が短くなるように設定している。
【0041】前記タイミングコントローラ38は、また
前記シフトレジスタ43にシフトクロック信号SCK1
を供給し、前記ラッチ回路42にラッチ信号LATCH
1 を供給している。
【0042】前記シフトレジスタ43には、また1画面
分のデータを格納したフレームメモリからパラレル/シ
リアル変換回路を介してシリアル変換された画素のシリ
アルデータVDATAが入力されるようになっている。
【0043】前記各走査電極341 〜348 には前記走
査側ドライバ回路35から図12に示すような中心電圧
Vc =20V、正パルスVp =220V、負パルスVn
=−180Vの高圧パルスが各走査電極341 〜348
を走査するように連続的に印加されるようになってる。
【0044】一方、前記シフトレジスタ43には画素の
シリアルデータVDATAがシフトクロック信号SCK
1 に同期して順次格納され、前記各走査電極341 〜3
48に印加される高圧パルスのパルス間で出力されるラ
ッチ信号LATCH1 により前記シフトレジスタ43に
格納したデータが8ビット単位で前記ラッチ回路42に
ラッチされるようになっている。
【0045】前記ラッチ回路42にラッチされたデータ
は画素を発光させる場合にはHレベル信号として出力
し、非発光の場合にはLレベル信号として出力する。
【0046】ここで任意の画素(m,n)、(m+1,
n+1)が発光し、画素(m,n+1)、(m+1,
n)が非発光となる場合の動作について述べる。なお、
n番目のデータ電極Dn に接続されたEL素子はn+1
番目のデータ電極Dn+1 に接続されたEL素子よりもそ
れぞれ接続される走査電極の入力端子に近いところに位
置するものとする。
【0047】図3に示すように、先ずm番目の走査電極
の入力端子Sm に220Vの正の高圧パルスが印加され
ているときにデータ電極側のラッチ信号LATCHn は
Hレベル、ラッチ信号LATCHn+1 はLレベルとな
る。また、データブランキング信号BLKn 及びBLK
n+1 はそれぞれブランキング時間Ta1,Ta2の期間Lレ
ベルとなってAND回路41の出力を強制的にLレベル
の状態にし、ラッチ出力を強制的にデータを非発光の状
態にする。
【0048】この状態でフィールド信号FRがHレベル
であると、n番目のEX−OR回路40の出力はブラン
キング時間Ta1が経過するとLレベルとなり、n+1番
目のEX−OR回路17の出力はHレベルとなって、n
番目のデータ電極の入力端子Dn にはブランキング時間
Ta1の間40Vでその後0Vとなる信号が印加され、n
+1番目のデータ電極の入力端子Dn+1 には40Vの信
号が印加される。
【0049】これにより画素(m,n)に相当するEL
素子はブランキング時間Ta1の経過後に正の閾値電圧2
00Vを越える電圧220Vの印加により発光し、また
画素(m,n+1)に相当するEL素子は正の閾値電圧
200Vを越えない電圧180Vの印加により非発光と
なる。
【0050】また、m番目の走査電極の入力端子Sm に
−180Vの負の高圧パルスが印加されているときにデ
ータ電極側のラッチ信号LATCHn はHレベル、ラッ
チ信号LATCHn+1 はLレベルとなる。また、データ
ブランキング信号BLKn 及びBLKn+1 はそれぞれブ
ランキング時間Ta1,Ta2の期間LレベルとなってAN
D回路41の出力を強制的にLレベルの状態にし、ラッ
チ出力を強制的にデータを非発光の状態にする。
【0051】この状態でフィールド信号FRがLレベル
であると、n番目のEX−OR回路40の出力はブラン
キング時間Ta1が経過するとHレベルとなり、n+1番
目のEX−OR回路17の出力はLレベルとなって、n
番目のデータ電極の入力端子Dn にはブランキング時間
Ta1の間0Vでその後40Vとなる信号が印加され、n
+1番目のデータ電極の入力端子Dn+1 には0Vの信号
が印加される。
【0052】これにより画素(m,n)に相当するEL
素子はブランキング時間Ta1の経過後に負の閾値電圧−
200Vを越える電圧−220Vの印加により発光し、
また画素(m,n+1)に相当するEL素子は負の閾値
電圧−200Vを越えない電圧−180Vの印加により
非発光となる。
【0053】また、m+1番目の走査電極の入力端子S
m+1 に220Vの正の高圧パルスが印加されているとき
にデータ電極側のラッチ信号LATCHn はLレベル、
ラッチ信号LATCHn+1 はHレベルとなる。また、デ
ータブランキング信号BLKn 及びBLKn+1 はそれぞ
れブランキング時間Ta1,Ta2の期間Lレベルとなって
AND回路41の出力を強制的にLレベルの状態にし、
ラッチ出力を強制的にデータを非発光の状態にする。
【0054】この状態でフィールド信号FRがHレベル
であると、n番目のEX−OR回路40の出力はHレベ
ルとなり、n+1番目のEX−OR回路17の出力はブ
ランキング時間Ta2が経過するとLレベルとなって、n
番目のデータ電極の入力端子Dn には40Vの信号が印
加され、n+1番目のデータ電極の入力端子Dn+1 には
ブランキング時間Ta2の間40Vでその後0Vとなる信
号が印加される。
【0055】これにより画素(m+1,n)に相当する
EL素子は正の閾値電圧200Vを越えない電圧180
Vの印加により非発光となり、また画素(m+1,n+
1)に相当するEL素子はブランキング時間Ta2の経過
後に正の閾値電圧200Vを越える電圧220Vの印加
により発光する。
【0056】また、m+1番目の走査電極の入力端子S
m+1 に−180Vの負の高圧パルスが印加されていると
きにデータ電極側のラッチ信号LATCHn はLレベ
ル、ラッチ信号LATCHn+1 はHレベルとなる。ま
た、データブランキング信号BLKn 及びBLKn+1 は
それぞれブランキング時間Ta1,Ta2の期間Lレベルと
なってAND回路41の出力を強制的にLレベルの状態
にし、ラッチ出力を強制的にデータを非発光の状態にす
る。
【0057】この状態でフィールド信号FRがLレベル
であると、n番目のEX−OR回路40の出力はLレベ
ルとなり、n+1番目のEX−OR回路17の出力はブ
ランキング時間Ta2が経過するとHレベルとなり、n番
目のデータ電極の入力端子Dn には0Vの信号が印加さ
れ、n+1番目のデータ電極の入力端子Dn+1 にはブラ
ンキング時間Ta2の間0Vでその後40Vとなる信号が
印加される。
【0058】これにより画素(m+1,n)に相当する
EL素子は負の閾値電圧−200Vを越えない電圧−1
80Vの印加により非発光となり、また画素(m+1,
n+1)に相当するEL素子はブランキング時間Ta2の
経過後に負の閾値電圧−200Vを越える電圧−220
Vの印加により発光する。
【0059】このように走査電極の入力端子に近いn番
目のデータ電極Dn に接続されたEL素子への±220
Vの印加期間をブランキング時間Ta1により比較的短く
し、また走査電極の入力端子に遠いn+1番目のデータ
電極Dn+1 に接続されたEL素子への±220Vの印加
期間をブランキング時間Ta2により比較的長くしている
ので、チャージ時間はn番目のEL素子に比べてn+1
番目のEL素子の方が長いが、±200Vを越える電圧
の印加時間はn番目のEL素子に比べてn+1番目のE
L素子の方が長いので、n番目のEL素子もn+1番目
のEL素子も発光輝度は略等しくなる。
【0060】以上のことは図1に示す薄膜ELパネル3
0においては、走査電極341 〜348 についてデータ
電極321 〜328 との交差部となる各画素(EL素
子)について、ブランキング時間が走査電極341 〜3
48 の入力端子からの距離が遠い画素(EL素子)ほど
短くすることにより、各画素(EL素子)の発光輝度を
略等しくでき、パネル全体の輝度むらが無くなり表示品
位を向上できることになる。
【0061】例えば、データ電極321 と走査電極34
1 〜の348 の交差部のEL素子に対して電圧は、デー
タ電極321 からはブランキング時間TB1を設定するこ
とにより、図4の(a) に示すような電圧が印加され、ま
た走査電極341 〜348 からは距離が短いので矩形波
に近い図4の(b) に示すような電圧が印加される。
【0062】従って、EL素子に印加する電圧は図4の
(c) に示すような電圧波形となり、閾値電圧200Vを
越える220Vの電圧の印加時間は短くなる。
【0063】これに対して、データ電極328 と走査電
極341 〜348 の交差部のEL素子に対して電圧は、
データ電極321 からはブランキング時間TB8(<TB
1)を設定することにより、図5の(a) に示すような電
圧が印加され、またデータ電極341 〜348 からは距
離が遠いのでかなりなまった図5の(b) に示すような電
圧が印加される。
【0064】従って、EL素子に印加する電圧は図5の
(c) に示すような電圧波形となり、閾値電圧200Vを
越える220Vの電圧の印加時間は長くなる。
【0065】すなわち、データ電極328 と走査電極3
41 〜348 の交差部のEL素子は、印加する電圧の時
定数が大きくなってなまった電圧となるが、その電圧印
加により発光輝度が低下する分、閾値を越える電圧の時
間、すなわちパルス幅を大きくすることにより補償する
ことにより発光輝度の低下を防止している。
【0066】このような制御を行うことにより、データ
電極321 と走査電極341 〜348 の交差部のEL素
子とデータ電極328 と走査電極341 〜348 の交差
部のEL素子とは略等しい発光輝度で発光するようにな
る。
【0067】以上は走査電極341 〜348 に対して正
の電圧を印加する場合について述べたが負の電圧を印加
する場合も同様である。
【0068】次に本実施例におけるブランキング時間T
a の制御方法について述べる。
【0069】第1の制御方法は、予め薄膜ELパネル3
0の配線抵抗、容量負荷及び発光輝度等の値から決めら
れたステップ時間Tx だけ上部電極341 〜348 の入
力端子からEL素子の位置が離れるほどブランキング時
間を短くしていく制御である。
【0070】すなわち、前記タイミングコントローラ3
8内に図6に示すようなブランキング時間生成手段を設
ける。
【0071】このブランキング時間生成手段は、第1〜
第8のカウントデータ保持部511〜518 を設けると
共にこの各カウントデータ保持部511 〜518 に対応
してカウンタ521 〜528 を設けている。また、前記
第2〜第8のカウントデータ保持部512 〜518 に対
応して演算器531 〜537 を設けている。
【0072】前記各カウントデータ保持部512 〜51
8 は、メモリやレジスタで構成され、前記第1のカウン
トデータ保持部511 には走査電極341 〜348 の入
力端子に最も近接したデータ電極321 への印加電圧を
ブランキングするためのブランキング時間データTB1が
保持されている。そしてこのブランキング時間データを
カウンタ521 がカウントしてブランキング時間TB1を
生成する。
【0073】前記第1のカウントデータ保持部511 の
ブランキング時間データTB1は前記演算器531 にも入
力している。この演算器531 はまたステップ時間デー
タTx を入力している。そして前記演算器531 はブラ
ンキング時間データTB1からステップ時間データTx を
減算してブランキング時間データTB2を求め、前記第2
のカウントデータ保持部512 に出力する。
【0074】前記前記第2のカウントデータ保持部51
2 はこのブランキング時間データTB2を保持し、前記カ
ウンタ522 はこのブランキング時間データTB2をカウ
ントしてブランキング時間TB2を生成する。
【0075】このようにして第2〜第8のカウントデー
タ保持部512 〜518 は前記第1のカウントデータ保
持部511 が保持しているブランキング時間データTB1
からステップ時間データTx を繰り返し減算して得たブ
ランキング時間データTB2〜TB8を保持し、カウンタ5
22 〜528 はそれらをカウントしてブランキング時間
TB2〜TB8を生成する。
【0076】前記第1のカウントデータ保持部511 が
保持するブランキング時間データTB1及びステップ時間
データTx は、薄膜ELパネル30の配線抵抗、容量負
荷及び発光輝度等の諸特性により決められるが、そのデ
ータを複数の薄膜ELパネルに対して一律に決める場合
と、各薄膜ELパネルの諸特性のばらつきを考慮して個
々に決めるか製造ロット毎に決める場合がある。
【0077】第2の制御方法は、予め薄膜ELパネル3
0の配線抵抗、容量負荷及び発光輝度等の値から決めら
れる走査電極341 〜348 の入力端子からEL素子の
位置が離れるほど短くなるブランキング時間TB1〜TB8
をそれぞれのデータとして格納し、そのデータを使用し
て行う制御である。
【0078】すなわち、前記タイミングコントローラ3
8内に図7に示すようなブランキング時間生成手段を設
ける。
【0079】このブランキング時間生成手段は、第1〜
第8のカウントデータ保持部611〜618 を設けると
共にこの各カウントデータ保持部611 〜618 に対応
してカウンタ621 〜628 を設けている。また、個々
のブランキング時間データTB1〜TB8を格納したブラン
キング時間データ格納部63を設けている。
【0080】そして前記第1のカウントデータ保持部6
11 は前記ブランキング時間データ格納部63からブラ
ンキング時間データTB1を受け取って保持し、前記第2
のカウントデータ保持部612 は前記ブランキング時間
データ格納部63からブランキング時間データTB2を受
け取って保持し、以下、同様にして第3〜第8のカウン
トデータ保持部613 〜618 は前記ブランキング時間
データ格納部63からブランキング時間データTB3〜T
B8を受け取って保持している。
【0081】各カウンタ621 〜628 はそれぞれ対応
するカウントデータ保持部611 〜618 のブランキン
グ時間データをカウントしてブランキング時間TB1〜T
B8を生成する。
【0082】前記ブランキング時間データ格納部63に
格納するブランキング時間データTB1〜TB8は、薄膜E
Lパネル30の配線抵抗、容量負荷及び発光輝度等の諸
特性により決められるが、そのデータを複数の薄膜EL
パネルに対して一律に決める場合と、各薄膜ELパネル
の諸特性のばらつきを考慮して個々に決めるか製造ロッ
ト毎に決める場合がある。
【0083】以上は、走査電極341 〜348 の入力端
子からの距離のみを考慮してブランキング時間データを
決めたが、実際には薄膜ELパネルの大きさ、電極の抵
抗値及びEL素子の大きさ等の諸条件により、走査電極
341 〜348 の入力端子からの距離のみでなくデータ
電極321 〜328 の入力端子からの距離が離れても発
光輝度が低下する現象が生じる。
【0084】このため、第2の制御方法において、前記
ブランキング時間データ格納部63に走査電極341 〜
348 の入力端子からの距離及びデータ電極321 〜3
28の入力端子からの距離を考慮して、8×8、すなわ
ち64個のEL素子すべてについて個々にブランキング
時間データを決め、それに基づいてカウンタがブランキ
ング時間を生成すれば、さらに決めの細かい発光輝度の
調整ができ、薄膜ELパネル30の各EL素子、すなわ
ち各画素の発光輝度を精度良く均一にできる。
【0085】なお、前記実施例では薄膜ELパネルとし
て8本のデータ電極321 〜328及び8本の走査電極
341 〜348 を設け、8×8のEL素子からなるもの
について述べたが必ずしもこれに限定するものでないの
は勿論である。
【0086】また、前記実施例は本発明を薄膜ELパネ
ルのEL素子駆動に適用したものについて述べたが必ず
しもこれに限定するものではなく、例えば複数のエッジ
放射型のEL発光素子を並べたELアレーヘッドのEL
素子の駆動にも適用できる。
【0087】
【発明の効果】以上、本発明によれば、少なくとも各走
査電極に対する高圧パルスの印加点からの距離が遠いE
L素子ほど閾値電圧を越える正、負の極性の電圧の時間
を長く設定しているので、どのEL素子に対しても同じ
発光輝度で駆動でき、例えばELパネルに適用した場合
には表示品位を向上できるEL素子駆動方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例の要部回路構成を示す図。
【図3】同実施例の動作を説明するためのタイミング波
形図。
【図4】同実施例の動作を詳細に説明するための電圧波
形図。
【図5】同実施例の動作を詳細に説明するための電圧波
形図。
【図6】同実施例のブランキング時間の制御例を説明す
るためのブロック図。
【図7】同実施例のブランキング時間の別の制御例を説
明するためのブロック図。
【図8】薄膜ELパネルの構成を示す一部切欠した斜視
図。
【図9】薄膜ELパネルの等価回路図。
【図10】従来例を示すブロック図。
【図11】薄膜ELパネルのEL素子の電圧−出力輝度
特性を示すグラフ。
【図12】薄膜ELパネルの各走査電極の入力端子に印
加する電圧信号を示す波形図。
【図13】同従来例のEX−OR回路及びドライバ回路
を詳細に示す回路図。
【図14】薄膜ELパネルのEL素子に印加する電圧波
形例を示す図。
【図15】同従来例の動作を説明するためのタイミング
波形図。
【図16】薄膜ELパネルのEL素子のパルス幅−発光
輝度特性を示すグラフ。
【図17】薄膜ELパネルのEL素子に定電流を流すと
きの回路図。
【図18】図17の回路においてEL素子に定電流を流
したときのチャージ時間−発光輝度特性を示すグラフ。
【図19】図17の回路においてEL素子に流す定電流
の大きさとチャージ時間と発光輝度との関係を説明する
ための図。
【図20】同従来例の薄膜ELパネルの走査電極の両端
間の等価回路を示す図。
【図21】同従来例の薄膜ELパネルの走査電極の入力
端子、その入力端子に最も近いEL素子及び最も遠いE
L素子のそれぞれに印加する走査電極からの電圧波形を
示す図。
【図22】同従来例の薄膜ELパネルの走査電極の入力
端子に最も近いEL素子及び最も遠いEL素子のそれぞ
れに印加するデータ電極の電圧波形、走査電極の電圧波
形及びその合成電圧波形を示す図。
【符号の説明】
30…薄膜ELパネル 321 〜328 …データ電極(下部電極) 33…EL層 341 〜348 …走査電極(上部電極) 35,39…ドライバー 38…タイミングコントローラ 40…EX−OR回路 41…AND回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査電極と複数のデータ電極をマ
    トリックス状に配置し、各電極の交差部で発光単位とな
    るEL素子を形成し、前記各走査電極に正、負に交互に
    反転する高圧パルス信号を印加すると共に前記各データ
    電極にデータに基づいて低圧信号を印加することにより
    各EL素子に閾値電圧を越える所望の正、負の極性の電
    圧を交互に印加して選択的に発光駆動するものにおい
    て、 少なくとも前記各走査電極に対する高圧パルスの印加点
    からの距離が遠いEL素子ほど閾値電圧を越える正、負
    の極性の電圧の時間を長く設定したことを特徴とするE
    L素子駆動方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003027999A1 (fr) * 2001-09-26 2003-04-03 Sanyo Electric Co., Ltd. Afficheur plat
JP2013504081A (ja) * 2009-09-02 2013-02-04 スコビル インダストリーズ コープ 電界発光ディスプレイを駆動するための方法および装置

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