JPH07294789A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
- Publication number
- JPH07294789A JPH07294789A JP8449794A JP8449794A JPH07294789A JP H07294789 A JPH07294789 A JP H07294789A JP 8449794 A JP8449794 A JP 8449794A JP 8449794 A JP8449794 A JP 8449794A JP H07294789 A JPH07294789 A JP H07294789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens barrel
- control ring
- lens
- bent
- sand control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レンズ鏡筒内での部品配置を防げず、レンズ
鏡筒内への異物の進入を防ぐことのできるレンズ鏡筒を
提供する。 【構成】 レンズ鏡筒内部への異物の進入を防ぐカバー
部材を有するレンズ鏡筒において、前記カバー部材は略
円筒形状で、該カバー部材の周面部に切り欠きを有し、
該切り欠きは該カバー部材の内側に折り曲げられてい
る。
鏡筒内への異物の進入を防ぐことのできるレンズ鏡筒を
提供する。 【構成】 レンズ鏡筒内部への異物の進入を防ぐカバー
部材を有するレンズ鏡筒において、前記カバー部材は略
円筒形状で、該カバー部材の周面部に切り欠きを有し、
該切り欠きは該カバー部材の内側に折り曲げられてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はレンズ鏡筒に関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、レンズ鏡筒の内部への異物の進入
を防止するカバー部材においては単純な円筒形、あるい
は半円筒形のものが用いられている。
を防止するカバー部材においては単純な円筒形、あるい
は半円筒形のものが用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来のような単純な円筒形のものでは、その周面に取付必
要な他の部品との配置にかなりのスペースを必要とし
た。また半円筒形のものでは、内部構造が外観上見えて
しまったり、あるいは撮影光束の反射を誘発したりする
ことが多々あるため他の部品を追加して防止する必要が
あった。
来のような単純な円筒形のものでは、その周面に取付必
要な他の部品との配置にかなりのスペースを必要とし
た。また半円筒形のものでは、内部構造が外観上見えて
しまったり、あるいは撮影光束の反射を誘発したりする
ことが多々あるため他の部品を追加して防止する必要が
あった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、カバー
部材の円筒部に切り欠きを有し切り欠きは円筒部内周面
側に折り曲げられていることにより撮影レンズ系前面か
らの光束を遮蔽し、その事により撮影レンズ系への光束
の反射を防止し、又、削除部の内部の存在を外部から見
えないようにし、かつ部品の配置を容易にすることを特
徴とするものである。
部材の円筒部に切り欠きを有し切り欠きは円筒部内周面
側に折り曲げられていることにより撮影レンズ系前面か
らの光束を遮蔽し、その事により撮影レンズ系への光束
の反射を防止し、又、削除部の内部の存在を外部から見
えないようにし、かつ部品の配置を容易にすることを特
徴とするものである。
【０００５】
【実施例】図１、図２は本発明の実施例を説明する図で
あり、図１は図２に示すＡ−Ａ´断面図で本発明の特徴
を最も良く表わす図であり、図２は鏡筒部の正面図であ
る。図３は後述する防砂リング１の斜視図である。１は
砂防リングで公知の鏡筒内部への、砂、ゴミ等の進入を
防ぐものであり、表面は反射防止の加工が施されてい
る。３のレンズホルダーの、外周部に嵌合状態で挿入さ
れている。２は撮影レンズ群で、４はズーム機構の動力
源であるモータであり、５の鏡筒カバーに不図示のビス
で固定されている。またモータ４の外周面は前記レンズ
ホルダー３の外周面に近接して配置されている。
あり、図１は図２に示すＡ−Ａ´断面図で本発明の特徴
を最も良く表わす図であり、図２は鏡筒部の正面図であ
る。図３は後述する防砂リング１の斜視図である。１は
砂防リングで公知の鏡筒内部への、砂、ゴミ等の進入を
防ぐものであり、表面は反射防止の加工が施されてい
る。３のレンズホルダーの、外周部に嵌合状態で挿入さ
れている。２は撮影レンズ群で、４はズーム機構の動力
源であるモータであり、５の鏡筒カバーに不図示のビス
で固定されている。またモータ４の外周面は前記レンズ
ホルダー３の外周面に近接して配置されている。
【０００６】防砂リング１は図３に示すように略円筒形
状で、この円筒形状の端部の一部を切り欠き、その部分
を内周面側に折り曲げてある。１ａはこの折り曲げ部を
示すものである。
状で、この円筒形状の端部の一部を切り欠き、その部分
を内周面側に折り曲げてある。１ａはこの折り曲げ部を
示すものである。
【０００７】前述防砂リング１の円筒型の１部分を切り
欠きを設けることによってモータ４をレンズホルダー３
により近接して配置できるため鏡筒を小型化できると同
時に配置の自由度が増す。
欠きを設けることによってモータ４をレンズホルダー３
により近接して配置できるため鏡筒を小型化できると同
時に配置の自由度が増す。
【０００８】また、前述折り曲げ部１ａを形成すること
により、対物レンズから入射する光束のモータ４の外周
面での反射を防止するので撮影面への反射光の入射を防
ぐことができる。
により、対物レンズから入射する光束のモータ４の外周
面での反射を防止するので撮影面への反射光の入射を防
ぐことができる。
【０００９】図４は本発明第２の実施例を説明するレン
ズ鏡筒の断面図である。
ズ鏡筒の断面図である。
【００１０】１ｂを除いた１〜５の機能、構成は第１の
実施例と同じであるので説明は省略する。
実施例と同じであるので説明は省略する。
【００１１】防砂リング１の折り曲げ部である１ｂの形
状は図４のように、まず内側に約９０°折り曲げられ、
その後外側に約１８０°再度折り曲げられる。これによ
り折り曲げ部１ｂは弾性を創出し、かつその先端をさら
に約９０°内側に向けて曲げてある。こうすることによ
り、レンズホルダー３との密着性を向上させ、防砂リン
グ本来の目的である、ゴミ、砂等の進入を完全に防ぎ、
かつ第１の実施例で説明した効果をも同時に併せ持つ。
状は図４のように、まず内側に約９０°折り曲げられ、
その後外側に約１８０°再度折り曲げられる。これによ
り折り曲げ部１ｂは弾性を創出し、かつその先端をさら
に約９０°内側に向けて曲げてある。こうすることによ
り、レンズホルダー３との密着性を向上させ、防砂リン
グ本来の目的である、ゴミ、砂等の進入を完全に防ぎ、
かつ第１の実施例で説明した効果をも同時に併せ持つ。
【００１２】図５は第３の実施例を説明する図である。
【００１３】１は防砂リング１Ｃは該防砂リング１の円
筒部の一部を切り欠き、かつその先端を該円筒部の内周
面に折り曲げた筒所を表わす折り曲げ部１Ｃは対称位
置、あるいは任意の角度で配置され、その目的及び効果
は前述の第１および第２の実施例で述べたことと同様で
ある。
筒部の一部を切り欠き、かつその先端を該円筒部の内周
面に折り曲げた筒所を表わす折り曲げ部１Ｃは対称位
置、あるいは任意の角度で配置され、その目的及び効果
は前述の第１および第２の実施例で述べたことと同様で
ある。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように前記防砂リングの一
部分を削除し、かつ折り曲げ部を設けることにより部品
の配置の自由度が増し、カメラを小型化できる。
部分を削除し、かつ折り曲げ部を設けることにより部品
の配置の自由度が増し、カメラを小型化できる。
【００１５】また、反射による有害な、光束を遮断でき
ることにより鮮明な写真を得ることが出来る。
ることにより鮮明な写真を得ることが出来る。
【００１６】さらに、内部構造を外観面に露出させるこ
とを防止でき、よって外観美化の向上が図れる。
とを防止でき、よって外観美化の向上が図れる。
【図１】第１の実施例の鏡筒部の断面図。
【図２】第１の実施例の鏡筒部の正面図。
【図３】第１の実施例の防砂リングの斜視図。
【図４】第２の実施例の断面図。
【図５】第３の実施例の防砂リングの斜視図。
１ 砂防リング １ａ 砂防リングの折り曲げ部 １ｂ 砂防リングの折り曲げ部 １ｃ 砂防リングの折り曲げ部 ２ 撮影レンズ群 ３ 撮影レンズ群ホルダー ４ モーター ５ 鏡筒カバー
Claims (1)
- 【請求項１】 レンズ鏡筒内部への異物の進入を防ぐカ
バー部材を有するレンズ鏡筒において、 前記カバー部材は略円筒形状で、該カバー部材の周面部
に切り欠きを有し、該切り欠きは該カバー部材の内側に
折り曲げられていることを特徴とするレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8449794A JPH07294789A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8449794A JPH07294789A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07294789A true JPH07294789A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13832287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8449794A Withdrawn JPH07294789A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07294789A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012002954A (ja) * | 2010-06-15 | 2012-01-05 | Fujifilm Corp | レンズ鏡筒 |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP8449794A patent/JPH07294789A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012002954A (ja) * | 2010-06-15 | 2012-01-05 | Fujifilm Corp | レンズ鏡筒 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |