JPH07294504A - ガスクロマトグラフ及びそのキャリヤガス流量調節方法 - Google Patents

ガスクロマトグラフ及びそのキャリヤガス流量調節方法

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JPH07294504A
JPH07294504A JP6089385A JP8938594A JPH07294504A JP H07294504 A JPH07294504 A JP H07294504A JP 6089385 A JP6089385 A JP 6089385A JP 8938594 A JP8938594 A JP 8938594A JP H07294504 A JPH07294504 A JP H07294504A
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carrier gas
flow rate
gas flow
flow path
flow
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JP6089385A
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Tohachi Yoshihara
桃八 吉原
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Hitachi Science Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のキャリヤガス流路の流量測定及び流量調
節が可能で、かつキャリヤガス流量計の設置台数を一つ
にして装置のコストダウンを図ることができるガスクロ
マトグラフ及びそのキャリヤガス流量調節方法を提供す
る。 【構成】キャリヤガス流路10または20のいずれかの
キャリヤガスの流量をキャリヤガス流量調節器11また
は21で調節すると、調節した方の流路に圧力変動が生
じ、その圧力値が圧力センサー12または22から流路
判定器3に入力され、流路判定器3においてどちらの流
路に圧力変動が生じたか、即ちどちらの流路の流量が調
節されたかが判定され、調節した方のキャリヤガス流路
が流路切替器1で自動的に選択される。そして、キャリ
ヤガス流量計2でその流路のキャリヤガス流量を測定し
ながら流量を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料の成分をキャリヤ
ガスによって分離して検出するガスクロマトグラフに係
わり、特にキャリヤガス流路を複数個備えたガスクロマ
トグラフ及びそのキャリヤガス流量調節方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラム内の試料の成分をキャリヤガスに
よって分離しそれを検出するガスクロマトグラフにおい
て、カラム内に流すキャリヤガスの流量は試料中の成分
の分離条件に影響する大きなファクターであり、必ず装
置の使用前に調節し設定するものである。ガスクロマト
グラフには、分析効率を向上させるために1台の装置に
キャリヤガス流路を複数個備えたものがあるが、この場
合には、それぞれのキャリヤガスの流量を調節するため
にそれぞれの流量の測定が必要となる。このようなキャ
リヤガス流路を複数個備えたガスクロマトグラフでは、
従来、キャリヤガス流路毎にキャリヤガス流量計が設け
られており、それぞれの流量を測定しながらそれぞれの
流量を調節していた。
【0003】また、ガスクロマトグラフに関する他の従
来技術として、特開昭55−96451号公報に記載さ
れているように、複数のサンプルガスの供給を予め登録
しておいたプログラムに従って自動的に切り替え、それ
ら複数サンプルガスの成分を分析するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近では、上記キャリ
ヤガス流量計として高精度にガス流量を測定できるデジ
タル式のものを使用することが主流となってきている。
ところが、このようなキャリヤガス流量計は1個の価格
がガスクロマトグラフ本体の約3分の1程度の高価なも
のであるため、先に述べたような複数個のキャリヤガス
流路を備えたガスクロマトグラフでは、高価なキャリヤ
ガス流量計が流路の数だけ必要になり、装置のコストが
上昇し、装置全体の価格が高価なものとなっていた。従
って、複数のキャリヤガス流量の測定及び調節を不可能
とせずに装置のコストを下げることが望まれる。
【0005】一方、特開昭55−96451号公報に記
載の従来技術は、複数のサンプルガスの供給を適当な順
番で切り替えるだけのものであって、キャリヤガスの流
路構成については開示されておらず、従ってキャリヤガ
スの流量測定に関する上記のような問題点を解決するも
のではない。
【0006】本発明の目的は、複数のキャリヤガス流路
の流量測定及び流量調節が可能で、かつキャリヤガス流
量計の設置台数を一つにして装置のコストダウンを図る
ことができるガスクロマトグラフ及びそのキャリヤガス
流量調節方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、試料の成分をキャリヤガスによっ
て分離するカラムと、このカラムで分離された試料の成
分を検出する検出器と、前記カラムに供給される前記キ
ャリヤガスの流量を調節する流量調節器と、前記キャリ
ヤガスの圧力を検出する圧力センサーとを含むキャリヤ
ガス流路を複数個備えたガスクロマトグラフにおいて、
前記キャリヤガス流路のうちいずれか一つの流量を測定
する一つのキャリヤガス流量計と、前記キャリヤガス流
路のうちいずれか一つのガス流路を選択しそのキャリヤ
ガス流路と前記キャリヤガス流量計とを連通させる流路
切替手段と、前記キャリヤガス流路のうち前記圧力セン
サーによって圧力変動が検出されたキャリヤガス流路が
選択されるよう前記流路切替手段に指令を送る流路判定
手段とを有することを特徴とするガスクロマトグラフが
提供される。
【0008】また、上記目的を達成するため、本発明に
よれば、カラム内の試料の成分をキャリヤガスによって
分離するキャリヤガス流路を複数個備えたガスクロマト
グラフの前記キャリヤガスの流量を調節するキャリヤガ
ス流量調節方法において、前記キャリヤガスの各々の圧
力を検出し、圧力変動が検出されたキャリヤガス流路を
選択してそのキャリヤガス流路を一つのキャリヤガス流
量計に連通させ、選択されたキャリヤガスの流量を前記
キャリヤガス流量計で測定しながらその流量を調節する
ことを特徴とするガスクロマトグラフのキャリヤガス流
量調節方法が提供される。
【0009】
【作用】上記のように構成した本発明においては、まず
分析を行うために、複数のキャリヤガス流路の各々にキ
ャリヤガスが流される。そして、いずれかのキャリヤガ
ス流路の流量調節器でそのキャリヤガスの流量を調節す
ると、そのキャリヤガス流路内のキャリヤガスの圧力が
変動し、この圧力変動が、キャリヤガス流路に設けられ
た圧力センサーで検出される。この時、キャリヤガスの
圧力は、流量調節器で流量が調節されている間、即ちキ
ャリヤガス流量がそれまでの流量から一定の目標流量に
なるまで変動する。
【0010】圧力センサーの検出結果は流路判定手段に
送られ、ここで圧力変動を生じたキャリヤガス流路はど
の流路かが判定され、そのキャリヤガス流路を選択する
ように流路切替手段に指令が出される。流路切替手段は
上記圧力変動を生じたキャリヤガス流路を選択し、その
流路と一つだけ設けられたキャリヤガス流量計とを連通
させる。そして、選択された流路のキャリヤガスの流量
がキャリヤガス流量計で測定され、その流量測定に基づ
いて、調節すべき一定の目標流量になるまで流量調節器
で流量調節が行われる。
【0011】キャリヤガス流量が一定の目標流量になっ
てからは、その時点で選択されていた流路だけがキャリ
ヤガス流量計に連通し、他の流路はキャリヤガス流量計
に連通していない状態となるが、この時には、いずれの
流路の流量も変化せず一定であるため、流量測定の必要
はない。しかし、もし、いずれかの流路の流量を流量調
節器で調節すると、上記と同様の動作によってその調節
した流路が選択されてその流路がキャリヤガス流量計と
連通し、その流路の流量測定が行われることになる。
【0012】つまり、流量調節器でいずれかのキャリヤ
ガス流路の流量調節を行うたびに、その調節した流路が
自動的に選択されてキャリヤガス流量計に連通し、その
流路のキャリヤガス流量を測定することができる。従っ
て、一つのキャリヤガス流量計でも複数のキャリヤガス
流路の流量測定及び流量調節を行うことが可能となる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例によるガスクロマトグラフ
及びそのキャリヤガス流量調節方法について、図1及び
図2により説明する。
【0014】図1に示すように、本実施例のガスクロマ
トグラフには、2系統のキャリヤガス流路10,20が
備えられており、その各々にキャリヤガス入口30から
のキャリヤガスが供給される。キャリヤガス流路10,
20には、それぞれキャリヤガスの流量を調節するキャ
リヤガス流量調節器11,21と、キャリヤガスの圧力
を検出する圧力センサー12,22と、試料を収容しそ
の成分をキャリヤガスによって分離するカラム13,2
3と、キャリヤガスをカラム13,23に注入する注入
口14,24と、カラム13,23で分離された試料の
成分を検出する検出器15,25とが含まれている。ま
た、キャリヤガス流路10及び20には、6方バルブで
ある流路切替器1が接続され、さらに流路切替器1には
キャリヤガスの流量を測定するキャリヤガス流量計2が
接続されている。また、圧力センサー12及び22には
流路判定器3が電気的に接続され、さらに流路判定器3
と流路切替器1とは電気的に接続されている。但し、圧
力センサー12及び22としては、例えば通常の圧力計
等が用いられ、その圧力表示値に基づく検出信号が流路
判定器3に送られる。
【0015】また、図2に示すように、流路判定器3に
はデータ比較用のCPU3a、メモリ3b、指令部3c
を備える。CPU3aには圧力センサー12及び22か
ら圧力値に基づく信号が入力され、メモリ3bに1番目
の圧力値として記憶される。そして、所定時間後に再び
圧力センサー12及び22から次の圧力値に基づく信号
がCPU3aに入力され、CPU3aでその圧力値とメ
モリ3b中の初期の圧力値とが比較される。この時、も
し圧力センサー12,22からの圧力値のうちのいずれ
かの圧力値が2番目の値と1番目の値とで異なる場合に
は、圧力値が異なる方のキャリヤガス流路に圧力変動が
生じているものと判定し、指令部3cに流路切替器1に
よる流路の選択を指令する。これにより、指令部3cか
らは流路切替器1に指令が出され、流路切替器1は圧力
変動が生じている方のキャリヤガス流路を選択し、選択
されたキャリヤガス流路とキャリヤガス流量計2とを連
通させる。
【0016】一方、CPU3aで2番目と1番目の圧力
値が同一である場合には、CPU3aはいずれのキャリ
ヤガス流路にも圧力変動がないものと判定し、指令部3
cには指令は送らず、流路切替器1は動作せず元のまま
の状態が維持される。
【0017】圧力センサー12及び22からCPU3a
への圧力値に基づく信号入力は上記所定時間毎に行わ
れ、その都度、入力された圧力値とメモリ3b中に記憶
された前の圧力値とが比較され、その比較結果に基づい
て指令部3cに指令が送られる。また、メモリ3bでは
前の圧力値が捨てられ、新たに入力された圧力値が記憶
され、次の比較時に使用される。但し、圧力センサー1
2及び22からの信号入力の間隔である上記所定時間は
予め十分短い適当な時間に設定される。
【0018】次に、上記のようなガスクロマトグラフの
キャリヤガス流量の調節動作について説明する。まず、
キャリヤガス入口30よりキャリヤガスが供給され、キ
ャリヤガス流路10とキャリヤガス流路20にキャリヤ
ガスが流れる。キャリヤガス流路10側のキャリヤガス
は、キャリヤガス流量調節器11を通り圧力センサー1
2を経て流路切替器1のポート1aに入り、流路切替器
1中の実線の流路を通りポート1bより出てキャリヤガ
ス流量計2を通る。キャリヤガス流量計2を通ったキャ
リヤガスは流路切替器1のポート1eに入り、実線の流
路を通ってポート1fより出、注入口14からカラム1
3に入り検出器15へと導かれる。一方、キャリヤガス
流路20側のキャリヤガスは、キャリヤガス流量調節器
21を通り圧力センサー22を経て流路切替器1のポー
ト1cに入り、流路切替器1中の実線の流路を通ってポ
ート1dより出、注入口24からカラム23に入り検出
器25に導かれる。このように、流路切替器1では、図
中実線で示す流路、即ちキャリヤガス流路10がキャリ
ヤガス流量計2に連通する流路が始めに選択されてい
る。この時、キャリヤガス流路10のキャリヤガス流量
がキャリヤガス流量計2により表示される。また、本実
施例では1種類のキャリヤガスがキャリヤガス入口30
からキャリヤガス流路10及び20に供給されている
が、2種類の異なるキャリヤガスを各にキャリヤガス流
路に供給する構成とすることもできる。
【0019】キャリヤガス流路10及び20の流量が一
定で安定した状態では圧力センサー12及び22の表示
も一定となり、流路判定器3は流路切替器1に指令を出
さず、キャリヤガス流路10がキャリヤガス流量計2に
連通した上記の状態が継続する。また、前述のように流
路判定器3のメモリ3bにその時の圧力値が記憶され
る。仮に、この状態でキャリヤガス流路10側のキャリ
ヤガス流量調節器11を調節し流量を変えたとすると、
キャリヤガス流路10に圧力変動が生じ、その圧力値が
圧力センサー12から流路判定器3に入力されるため、
流路判定器3はキャリヤガス流路10を選択するように
流路切替器1に指示を送る。ところが、上記のように流
路切替器1ではキャリヤガス流路10が既に選択されて
いるため、流路切替器1はそのままの状態を維持し、キ
ャリヤガス流量計2でキャリヤガス流路10の流量をモ
ニター(測定)することができる。そして、キャリヤガ
ス流量計2で流量を測定しながら、調節すべき一定の目
標流量になるまでキャリヤガス流量調節器11で流量調
節が行われる。
【0020】また、キャリヤガス流路20側のキャリヤ
ガス流量調節器21を調節し流量を変えたとすると、キ
ャリヤガス流路20に圧力変動が生じ、その圧力値が圧
力センサー22から流路判定器3に入力されるため、流
路判定器3はキャリヤガス流路20を選択するように流
路切替器1に指示を送る。これにより、流路切替器1は
作動して図中破線で示す流路に切り替える。この結果、
キャリヤガス流路20側のキャリヤガスは、流路切替器
1のポート1cから流路切替器1中の破線の流路を通っ
てポート1bより出、キャリヤガス流量計2を通ること
になり、キャリヤガス流路20の流量をモニター(測
定)することができる。キャリヤガス流量計2を通った
キャリヤガスは流路切替器1のポート1eに入り、破線
の流路を通ってポート1dより出、注入口24からカラ
ム23に入り検出器25へと導かれる。一方、キャリヤ
ガス流路10側のキャリヤガスは、流路切替器1のポー
ト1aから破線の流路を通ってポート1fより出、注入
口14からカラム13に入って検出器15に導かれ、キ
ャリヤガス流量計2を通らない。
【0021】上記の状態で、引き続きキャリヤガス流路
20側のキャリヤガス流量調節器21を調節し流量を変
えたとすると、キャリヤガス流路20に圧力変動が引き
続いて生じるため、流路判定器3はキャリヤガス流路2
0をそのまま選択するように流路切替器1に指示を送
り、流路切替器1はそのままキャリヤガス流路20を選
択した状態を維持する。そして、キャリヤガス流量計2
で流量を測定しながら、調節すべき一定の目標流量にな
るまでキャリヤガス流量調節器21で流量調節が行われ
る。
【0022】その後は前述と同様に、キャリヤガス流路
10側のキャリヤガス流量調節器11を調節し流量を変
えると、流路判定器3が流路切替器1に指令を送ってキ
ャリヤガス流路10が選択され、キャリヤガス流路20
側のキャリヤガス流量調節器21を調節し流量を変える
と、流路判定器3が流路切替器1に指令を送ってキャリ
ヤガス流路20が選択される。そして、選択されたキャ
リヤガス流路がキャリヤガス流量計2に連通して流量が
測定され、一定の目標流量になるまで流量調節が行われ
る。つまり、キャリヤガス流量調節器11,21のいず
れかで流量調節を行うたびに、流路判定器3においてど
ちらのキャリヤガス流路の流量が調節されたかが判定さ
れ、調節した方のキャリヤガス流路が流路切替器1で自
動的に選択され、キャリヤガス流量計2でその流路のキ
ャリヤガス流量を測定しながら流量を調節することがで
きる。
【0023】以上のような本実施例によれば、キャリヤ
ガス流量調節器11,21のいずれかで流量調節を行う
たびに、その調節した流路が流路判定器3及び流路切替
器1によって自動的に選択されるので、一つのキャリヤ
ガス流量計2で選択された流路のキャリヤガス流量を測
定することができる。従って、一つのキャリヤガス流量
計2でも複数系統(本実施例の場合には2系統)のキャ
リヤガス流路の流量測定及び流量調節を行うことが可能
となる。
【0024】これにより、本実施例によれば、一つのキ
ャリヤガス流量計2により2つのキャリヤガス流路10
及び20のキャリヤガス流量を測定できるので、キャリ
ヤガス流量計のコストが従来の1/2に大幅に低減で
き、また、キャリヤガス流量計に必要なスペースが縮小
でき装置の小形化も図れる。また、流量を調節しようと
するキャリヤガス流路を自動的に選択してその流量を測
定できるので、操作が簡単になると共に、誤操作を起こ
すことがなく信頼性が大幅に向上する。
【0025】尚、本発明は、上記のような実施例の切替
バルブを対応するものに置き換えることによって、3個
以上のキャリヤガス流路を備えたガスクロマトグラフに
適用することも可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、いずれかのキャリヤガ
ス流路の流量調節を行うたびに、その調節した流路が自
動的に選択されるので、選択された流路の流量を一つの
キャリヤガス流量計で測定することができる。従って、
一つのキャリヤガス流量計でも複数のキャリヤガス流路
の流量測定及び流量調節を行うことができ、大幅なコス
トダウンや装置の小形化が図れる。また、操作が簡単に
なると共に、誤操作を起こすことがなく信頼性が大幅に
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるガスクロマトグラフの
概略構成図である。
【図2】図1に示したガスクロマトグラフの流路判定器
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 流路切替器 2 キャリヤガス流量計 3 流路判定器 3a CPU 3b メモリ 3c 指令部 10 キャリヤガス流路 11 キャリヤガス流量調節器 12 圧力センサー 13 カラム 15 検出器 20 キャリヤガス流路 21 キャリヤガス流量調節器 22 圧力センサー 23 カラム 25 検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料の成分をキャリヤガスによって分離
    するカラムと、このカラムで分離された試料の成分を検
    出する検出器と、前記カラムに供給される前記キャリヤ
    ガスの流量を調節する流量調節器と、前記キャリヤガス
    の圧力を検出する圧力センサーとを含むキャリヤガス流
    路を複数個備えたガスクロマトグラフにおいて、 前記キャリヤガス流路のうちいずれか一つの流量を測定
    する一つのキャリヤガス流量計と、前記キャリヤガス流
    路のうちいずれか一つのガス流路を選択しそのキャリヤ
    ガス流路と前記キャリヤガス流量計とを連通させる流路
    切替手段と、前記キャリヤガス流路のうち前記圧力セン
    サーによって圧力変動が検出されたキャリヤガス流路が
    選択されるよう前記流路切替手段に指令を送る流路判定
    手段とを有することを特徴とするガスクロマトグラフ。
  2. 【請求項2】 カラム内の試料の成分をキャリヤガスに
    よって分離するキャリヤガス流路を複数個備えたガスク
    ロマトグラフの前記キャリヤガスの流量を調節するキャ
    リヤガス流量調節方法において、 前記キャリヤガスの各々の圧力を検出し、圧力変動が検
    出されたキャリヤガス流路を選択してそのキャリヤガス
    流路を一つのキャリヤガス流量計に連通させ、選択され
    たキャリヤガスの流量を前記キャリヤガス流量計で測定
    しながらその流量を調節することを特徴とするガスクロ
    マトグラフのキャリヤガス流量調節方法。
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Cited By (4)

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