JPH07294072A - 冷凍サイクルの圧力検出装置 - Google Patents

冷凍サイクルの圧力検出装置

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JPH07294072A
JPH07294072A JP8617694A JP8617694A JPH07294072A JP H07294072 A JPH07294072 A JP H07294072A JP 8617694 A JP8617694 A JP 8617694A JP 8617694 A JP8617694 A JP 8617694A JP H07294072 A JPH07294072 A JP H07294072A
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JP
Japan
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pressure
refrigeration cycle
switch
compressor
detecting device
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Withdrawn
Application number
JP8617694A
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English (en)
Inventor
Masahiro Mori
雅弘 毛利
Koichi Hamashima
幸一 浜島
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定圧力の異なる冷凍サイクル中の圧力検出
を1種類の圧力検出装置で行う。 【構成】 圧縮機1の吐出側に第1の設定圧力P1で作
動する容量制御用の圧力スイッチ11を設け、その下流
側に圧損ΔPを加えた第2の設定圧力P1+ΔPで作動
する高圧カット用の圧力スイッチ12を設ける。これに
より、容量制御用の圧力スイッチ11と高圧カット用の
圧力スイッチ12は、同じ作動圧力P1のものを使用す
ることができるため、1種類の圧力スイッチで行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変容量型圧縮機等の
制御に用いられる冷凍サイクルの圧力検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】可変容量型圧縮機を備えた冷凍サイクル
に於いて、高負荷時に機器保護のための高圧カットが作
動して圧縮機が停止する前に、圧縮機の容量を下げて運
転を継続し、圧縮機の停止を回避することにより空調フ
ィーリングの低下を未然に防ぐ制御が行われている。
【0003】上記の制御を行うために、例えば図5に示
すように、圧縮機1,凝縮器2,受液器3,減圧装置4
および蒸発器5が順次接続された冷凍サイクル10に於
いて、設定圧力がP1の容量制御用圧力スイッチ11
と、設定圧力がP1よりも高いP2の高圧カット用圧力
スイッチ12とを圧縮機1の吐出側に設け、圧縮機1の
容量制御と高圧カットを個々に行うものがある。
【0004】また、例えば実公昭62−971号公報に
示されるように、圧縮機の容量制御はエンジン冷却水温
を検出する水温センサで行い、高圧カットは上記と同じ
く高圧カット用の圧力スイッチで行うものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】併しながら、前者の容
量制御用と高圧カット用とに設定圧力の異なる圧力スイ
ッチを用いるものは、作動圧力の異なる2種類の圧力ス
イッチが必要となり、さらには、誤組付け防止当の対策
を配慮すると大幅なコストアップとなる。一方、後者の
容量制御用にエンジン冷却水の水温センサを用いるもの
は、エンジン冷却水温より冷媒圧力を間接的に検出する
ものであるため、誤検出による信頼性低下の問題があ
る。
【0006】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、上記のような圧縮機の容量制御と高圧カット
を行うような場合、1種類の圧力検出装置によって行わ
せることにより、コストが安く且つ信頼性の高い冷凍サ
イクルの圧力検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)圧縮機,凝縮器,減圧装置および蒸発器が順次接
続されて成る冷凍サイクルに於いて、前記冷凍サイクル
中に設けられ、冷媒の圧力が第1の設定圧力を検出する
と作動する第1の圧力検出装置と、この第1の圧力検出
装置の下流側に設けられ、冷媒の圧力が第2の設定圧力
を検出すると作動する第2の圧力検出装置とを具備し、
前記第2の設定圧力は前記第1および第2の圧力検出装
置の間の圧損に近い圧力を前記第1の設定圧力に加えた
圧力に設定する構成とするものである。
【0008】(2)前記第1および第2の圧力検出装置
は圧力スイッチであることが効果的である。 (3)また、前記第1および第2の圧力検出装置に代え
て前記第1および第2の設定圧力の検出を1個の圧力検
出装置で行ってもよい。 (4)この圧力検出装置は圧力センサであることが効果
的である。
【0009】
【作用および発明の効果】請求項1の手段によれば、上
流側に設けられる第1の圧力検出装置に対して下流側に
設けられる第2の圧力検出装置は、第1および第2の圧
力検出装置の間の圧損に近い圧力を第1の圧力検出装置
の作動圧力(第1の設定圧力)に加えた圧力(第2の設
定圧力)で作動させるようにすることにより、第1およ
び第2の圧力検出装置は同じ作動圧力である1種類の圧
力検出装置を2個用いて行うことができるため、コスト
が安くなると共に、信頼性も高くなる。
【0010】請求項2の手段によれば、第1および第2
の圧力検出装置に構造の簡単な1種類の圧力スイッチを
用いることにより、コストがより安くなる。請求項3の
手段によれば、第1および第2の圧力検出装置に代え
て、第1および第2の設定圧力の検出を1個の圧力検出
装置で行うことにより、圧力検出装置の取付けが1箇所
で良いため、装着性がより向上する。
【0011】請求項4の手段によれば、上記の圧力検出
装置に圧力センサを用いることにより、第1および第2
の設定圧力の検出が精度よく行われるため、信頼性がよ
り向上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〔第1実施例〕図1は、第1実施例の圧力検出装置の配
置図である。図1に於いて、1は冷媒を圧縮し吐出する
圧縮機、2は圧縮機1より吐出される高温高圧のガス冷
媒を凝縮液化する凝縮器、3は凝縮器2より供給される
気液二相冷媒を気液に分離する受液器、4は受液器3よ
り導出される液冷媒を減圧膨張する減圧装置、5は減圧
装置4で減圧膨張された霧状冷媒を蒸発し吸熱作用によ
り冷却を行う蒸発器で、これ等が順次接続されて冷凍サ
イクル10が構成されており、冷媒は矢印の方向に流れ
循環する。なお、6は凝縮器用送風ファン、7は蒸発器
用送風ファンである。
【0013】圧縮機1の吐出側には、第1の設定圧力P
1で作動する容量制御用圧力スイッチ(本発明でいう第
1の圧力検出装置)11が設けられており、その下流側
には、第1の設定圧力P1に例えば圧損ΔPを加えた第
2の設定圧力P1+ΔPで作動する高圧カット用圧力ス
イッチ(本発明でいう第2の圧力検出装置)12が設け
られており、これ等の圧力スイッチ11と12は、例え
ば作動圧力以上で開く通常のスプリング式の圧力スイッ
チが用いられる。
【0014】図2は、上記第1実施例の要部の電気回路
図を示すもので、電源23より導かれる運転スイッチ2
4に常開リレー21と常閉リレー22および常閉の圧力
スイッチ11と12がそれぞれ並列に接続されており、
圧力スイッチ11は常開リレー21に、圧力スイッチ1
2は常閉リレー22に接続されていて、常開リレー21
の接点21aは圧縮機1の容量を制御する容量制御装置
25に、常閉リレー22の接点22aは圧縮機1を断続
する電磁クラッチ26にそれぞれ接続されている。
【0015】次に、上記第1実施例について、図1およ
び図2に基づいて作動を説明する。運転スイッチ24を
投入すると、接点22aを介して電磁クラッチ26に通
電されて電磁クラッチ26が入り、圧縮機1が駆動して
冷凍サイクル10の運転が始まる。ここで、高負荷時に
は圧縮機1の吐出側の冷媒圧力が上昇するが、圧縮機1
の吐出側に設けられている圧力スイッチ11の検出圧力
が第1の設定圧力P1(例えば2・6MPa)に達する
と、圧力スイッチ11が開くので、常開リレー21の接
点21aが閉じて容量制御装置25が作動し、圧縮機1
の容量が所要量だけ下げられ、圧縮機1の運転は継続さ
れる。
【0016】その後、冷媒圧力が更に上昇して圧力スイ
ッチ12の検出圧力が第2の設定圧力P1+ΔP(例え
ば2・8MPa)に達すると、云い換えれば圧力スイッ
チ12に加わる圧力が作動圧力P1以上になると、圧力
スイッチ12が開くので、常閉リレー22の接点22a
が開いて電磁クラッチ26への通電が断たれ、電磁クラ
ッチ26が切れて圧縮機1の運転が停止する。
【0017】以上より、容量制御用の圧力スイッチ11
と高圧カット用の圧力スイッチ12は、作動圧力がP1
の圧力スイッチを用いることができるため、1種類の圧
力スイッチを2個用いれば良いので、誤組付け防止等の
コストが不要となると共に、両圧力スイッチ11と12
は冷媒圧力を直接検出しているため、誤検出を生じるこ
とがないので、信頼性も高くなる。なお、両圧力スイッ
チ11と12は、構造の簡単な圧力スイッチを用いるこ
とができるので、コストがより安くなる。
【0018】〔第2実施例〕図3は、第2実施例の圧力
検出装置の配置図である。第1実施例と異なる点は、容
量制御用の圧力スイッチ11と高圧カット用の圧力スイ
ッチ12に代えて、両圧力スイッチの機能を有する1個
の圧力検出装置13を用いる点にあり、その他は第1実
施例の場合と同様であるので、同一部分は同一符号を付
けて説明は省略する。
【0019】図3に於いて、13は圧縮機1の吐出側に
設けられた圧力検出装置で、前述の第1の設定圧力P1
と第2の設定圧力P1+ΔPをそれぞれ検出して信号を
発生するものであり、例えば圧力の変化に伴って出力の
変化する圧電素子より成る圧力センサが用いられる。な
お、圧力検出装置13は圧縮機1の吐出側に必づしも設
けなくても良く、圧縮機1と減圧装置4の間の高圧冷媒
配管中ならば何処に設けても良いが、設けられる位置に
応じて第1および第2の設定圧力を補正しておく必要が
ある。
【0020】図4は、上記第2実施例の要部の電気回路
図を示すもので、電源33より導かれる運転スイッチ3
4およびリレー31と32が、制御回路30に対してそ
れぞれ並列に接続され、且つ圧力検出装置(以下、圧力
センサと呼ぶ)13が接続されていて、リレー31の常
開接点31aは容量制御装置25に、リレー32の常開
接点32aは電磁クラッチ26に接続されている。
【0021】次に、上記第2実施例について、図3およ
び図4に基づいて作動を説明する。運転スイッチ34を
投入すると、リレー32に通電されて接点32aが閉じ
て電磁クラッチ26が入り、圧縮機1が駆動して冷凍サ
イクル10の運転が始まる。ここで、高負荷時には冷媒
圧力の上昇により、圧力センサ13の検出圧力が第1の
設定圧力P1に達すると、制御回路30によってリレー
31aが閉じて容量制御装置25が作動し、圧縮機1の
容量が所要量だけ下げられ、圧縮機1の運転は継続され
る。
【0022】その後、冷媒圧力が更に上昇して圧力セン
サ13の検出圧力が第2の設定圧力P1+ΔPに達する
と、制御回路30によってリレー32への通電が断たれ
て接点32aが開き、電磁クラッチ26が切れて圧縮機
1の運転が停止する。以上より、圧縮機1の容量制御用
と高圧カット用に1個の圧力センサ13を用いてできる
ので、第1実施例と比較して圧力検出装置の装着性が向
上し、且つ第1および第2の設定圧力に対する圧力セン
サ13の検出精度は高いので、第1実施例と比較して信
頼性が向上する。
【0023】次に、上記第2実施例の場合は、圧縮機の
容量制御と高圧カットに適用する以外に、例えば冷凍サ
イクルのガス不足時の低圧カットや凝縮器用送風ファン
の回転数切替え等に於ける2段制御にも適用することが
できる。なお、上記第1および第2実施例は、通常のレ
シーバサイクルに適用したが、アキュムレータサイクル
やヒートポンプサイクル等の冷凍サイクルにも適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の圧力検出装置の冷凍サイクルに於
ける配置図である。
【図2】第1実施例の要部の電気回路図である。
【図3】第2実施例の圧力検出装置の冷凍サイクルに於
ける配置図である。
【図4】第2実施例の要部の電気回路図である。
【図5】従来の圧力検出装置の冷凍サイクルに於ける配
置図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 4 減圧装置 5 蒸発器 10 冷凍サイクル 11 第1の圧力スイッチ(第1の圧力検出装置) 12 第2の圧力スイッチ(第2の圧力検出装置) 13 圧力センサ(圧力検出装置)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機,凝縮器,減圧装置および蒸発器
    が順次接続されて成る冷凍サイクルに於いて、 前記冷凍サイクル中に設けられ、冷媒の圧力が第1の設
    定圧力を検出すると作動する第1の圧力検出装置と、 この第1の圧力検出装置の下流側に設けられ、冷媒の圧
    力が第2の設定圧力を検出すると作動する第2の圧力検
    出装置とを具備し、 前記第2の設定圧力は前記第1および第2の圧力検出装
    置の間の圧損に近い圧力を前記第1の設定圧力に加えた
    圧力に設定することを特徴とする冷凍サイクルの圧力検
    出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2圧力検出装置は圧力
    スイッチであることを特徴とする請求項1記載の冷凍サ
    イクルの圧力検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の冷凍サイクルの圧力検出
    装置に於いて、第1および第2の圧力検出装置に代えて
    前記第1および第2の設定圧力の検出を1個の圧力検出
    装置で行うことを特徴とする冷凍サイクルの圧力検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記圧力検出装置は圧力センサであるこ
    とを特徴とする請求項3記載の冷凍サイクルの圧力装
    置。
JP8617694A 1994-04-25 1994-04-25 冷凍サイクルの圧力検出装置 Withdrawn JPH07294072A (ja)

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