JP2790521B2 - ヒートポンプ式空気調和機 - Google Patents

ヒートポンプ式空気調和機

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JP2790521B2
JP2790521B2 JP14095490A JP14095490A JP2790521B2 JP 2790521 B2 JP2790521 B2 JP 2790521B2 JP 14095490 A JP14095490 A JP 14095490A JP 14095490 A JP14095490 A JP 14095490A JP 2790521 B2 JP2790521 B2 JP 2790521B2
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JP
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way valve
compressor
valve
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heating operation
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充則 松原
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、分離型ヒートポンプ式空気調和機の四方弁
制御に関するものである。
従来の技術 従来この種分離型ヒートポンプ式空気調和機は、第3
図に示すように、例えばスクロール型等のように缶体内
が低圧となっている圧縮機1,四方弁2,室外側熱交換器3,
膨脹弁4,三方弁A5,室内側熱交換器6,三方弁B7をそれぞ
れ配管で連結して冷凍サイクルを構成し、前記四方弁2
を冷房運転時はOFFとし、実線8のように冷媒が流れる
ような冷凍サイクル(以後、冷房サイクル)となるよう
にし、暖房運転時はONとし、点線9のように冷媒が流れ
るような冷凍サイクル(以後、暖房サイクル)に電気的
に切り換えている。さらに冷房運転時は低圧圧力、暖房
運転時は高圧圧力をコントロールするために圧力センサ
ー10を設けている。そして暖房運転時の前記四方弁2の
ON/OFFの切り換えは、第4図のタイムチャートに示すよ
うに暖房運転の開始信号を受けると前記圧縮機1の起動
と同時に前記四方弁2も暖房サイクルとなるように電気
的に切り換えて、点線9を通って三方弁B7側に流れるよ
うにしていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、通常の暖房運転において
は、圧縮機1の起動と四方弁2のON/OFF切り換えを同時
に行っても全く問題とならないが、据え付け工事をした
際、施工者が誤って三方弁B7を閉じたまま暖房運転を行
うことがまれに起こり、この場合、圧縮機1の吐出側が
三方弁B7までの少量の容積となることと、特に冷媒が満
液状態になっている場合は、暖房運転開始時、前記圧縮
機1の起動と前記四方弁2の切り換えを同時に行うと、
液状態の冷媒を前記圧縮機1が圧縮し吐出側から三方弁
B7までの間で液封状態のため圧力が瞬時に三方弁B7まで
伝わり、第4図のタイムチャートに示すように前記圧力
センサー10の圧力は、運転開始当初は8kg/cm2前後であ
るが約15秒後には液圧縮となるため急激に約100kg/cm2
以上の異常高圧になり、前記圧力センサー10が高圧状態
を検知して運転を停止する前にすでに急激な圧力が加わ
るために前記圧力センサー10が破壊してしまう事故が発
生するという課題があった。
本発明は、このような課題を解決するもので、据え付
け工事の際誤って三方弁を閉じたままで暖房運転が行わ
れても圧力センサーに加わる急激な圧力上昇を緩和させ
異常高圧がかかって破壊する事故が発生しないようにす
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 圧縮機,四方弁,室外側熱交換器,膨脹弁,室内側熱
交換器をそれぞれ配管で連結するとともに、前記四方弁
と前記圧縮機とを結ぶ吐出管と吸込管との間に設けたバ
イパス管の途中にバイパス弁を配設したヒートポンプ式
冷凍サイクルを構成し、暖房運転時は、前記四方弁をON
とし、前記バイパス弁をOFFするとともに、暖房運転開
始時、前記圧縮機の起動後所定時間内は四方弁をOFFと
し、バイパス弁をONとするようにしたものである。
作用 この構成により、暖房運転開始直後は、四方弁はOFF
の冷房サイクル状態のままで圧縮機を起動し、バイパス
弁をONとして開とするため、圧縮機の吐出側の冷媒が満
液状態であってもその冷媒は室外側熱交換器と、圧縮機
の吸込側に流通させ、圧力センサー周辺の液状態の冷媒
は圧縮機に吸い込ませたのち、所定時間経過後、四方弁
をONとして暖房サイクル側に切り換え、バイパス弁をOF
Fとする閉にして、通常の暖房運転状態とし、圧力セン
サーや四方弁に対し、一挙にかかる異常高圧を緩衝させ
ることとなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例を第1図および第2図にもとず
いて説明する。なお、従来例に付した符号と同一符号は
同一物を示し、説明は省略する。例えばスクロール型等
のように缶体内が低圧となっている圧縮機1,四方弁2,室
外側熱交換器3,膨脹弁4,三方弁A5,室内側熱交換器6,三
方弁B7をそれぞれ配管で連結するとともに、前記四方弁
2と前記圧縮機1とを結ぶ吐出管12と吸込管13との間に
バイパス管14を接続し、このバイパス管14にはバイパス
弁11を配設したヒートポンプ式冷凍サイクルを構成し、
前記四方弁2は通常冷房運転時はOFFとし、通常暖房運
転時はONとし、バイパス弁11は通常冷房暖房運転ともに
OFFとしている。さらに冷房運転時は低圧圧力、暖房運
転時は高圧圧力をコントロールするために圧力センサー
10を設けている。そして暖房運転時の前記四方弁2のON
/OFF切り換えと、前記バイパス弁11のON/OFF切り換え
は、第2図のタイムチャートに示すように暖房運転の開
始信号を受けると、最初に前記圧縮機1を起動し、前記
バイパス弁11をONし、例えば、110秒用タイマーを組み
込んだプリント基板(図示せず)からの信号により約10
秒後に前記四方弁2をONとし、前記バイパス弁11をOFF
とするようにしている。
上記構成において、仮に、据え付け工事の際、誤って
前記三方弁B7を閉じたままで暖房運転が行われた場合、
第2図のタイムチャートに示すように、四方弁2はOFF
のままでバイパス弁11はONとなって開となり、圧縮機1
が運転する暖房運転開始直後は冷房サイクルとなってバ
イパス弁11がONとなる。
したがって、圧縮機1より吐出した冷媒は、四方弁2
において実線8を通り、室外側熱交換器3へ流れる冷媒
と吐出管12からバイパス管14のバイパス弁11,吸込管13
を通って圧縮機1へ戻ってくる冷媒の流れとなる。この
ときの圧力センサー10部周辺の液状の冷媒は、前記圧縮
機1に吸い込まれて、前記圧力センサー10部の圧力は、
一旦約1kg/cm2(第2図参照)まで下がり、冷媒も液状
態からガス状態になる。また吐出側の液状態の冷媒は前
記室外側熱交換器3に押しだされてすぐにガス状態にな
るかまたは、バイパス弁11を通って、圧縮機1の吸込側
へ戻り、蒸発してガスとなる。その後第2図に示すよう
に前記四方弁2をONし、バイパス弁11をOFFして閉とし
通常暖房サイクルに切り換わったとき、前記圧力センサ
ー10部の圧力は低圧から高圧に一気に変化するが、吐出
側の冷媒がすべてガス状態であるため圧力上昇は緩衝さ
れ急激な異常高圧となることはない。そしてすぐに前記
圧力センサー10が高圧状態(大体・25kg/cm2〜27kg/cm2
に設定)を検知して運転を停止することになり、三方弁
B7を誤って閉じたままでも前記圧力センサー10によって
異常高圧を防止する。
発明の効果 前記実施例の説明により明らかなように本発明は、吐
出管と吸込管との間に設けたバイパス管の途中にバイパ
ス弁を設けて暖房運転開始時、所定時間四方弁をOFFと
し、バイパス弁をONとして開とするようにしたから、据
え付け工事の際誤って三方弁を閉じたまま暖房運転をし
ても、液冷媒を四方弁を通して室外側熱交換器へ流す
か、バイパス弁を通して圧縮機の吸込側へ流すことによ
り、圧力センサーに異常圧力がかかることがない。しか
も所定時間後は四方弁をONとし、バイパス弁をOFFとし
て閉としても、圧力センサーの上流には液冷媒がない状
態となっているため、圧力センサーに高圧圧力が一挙に
かかることがないため、圧力センサーや四方弁の破壊事
故を防止する効果を有するものである。
さらに、三方弁を開けて、誤ることなく通常設置工事
にて暖房運転開始した場合、四方弁を運転開始所定時間
OFFとするだけの方式では、室内外温度が低い状態で冷
房サイクルで運転し、室内ファンも回らないため、室内
機から冷媒の流れる異常音が発生し、使用者に不快感を
与えるという問題も有していたが、運転開始所定時間バ
イパス弁をONすることにより、室内側熱交換器へ流れる
冷媒が減少し、室内機の異常音が低下するという効果も
有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるヒートポンプ式空気調
和機の冷凍サイクル図、第2図は同ヒートポンプ式空気
調和機の暖房運転開始時のタイムチャート図、第3図は
従来のヒートポンプ式空気調和機の冷凍サイクル図、第
4図は同従来ヒートポンプ式空気調和機の暖房運転開始
時のタイムチャート図である。 1……圧縮機、2……四方弁、3……室外側熱交換器、
4……膨脹弁、6……室内側熱交換器、11……バイパス
弁、12……吐出管、13……吸込管。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機,四方弁,室外側熱交換器,膨脹
    弁,室内側熱交換器をそれぞれ配管で連結するととも
    に、前記四方弁と前記圧縮機とを結ぶ吐出管と吸込管と
    の間に設けたバイパス管の途中にバイパス弁を配設した
    ヒートポンプ式冷凍サイクルを構成し、暖房運転時は、
    前記四方弁をONとし、前記バイパス弁をOFFとするとと
    もに、暖房運転開始時、前記圧縮機の起動後所定時間内
    は四方弁をOFFとし、バイパス弁をONとするようにした
    ヒートポンプ式空気調和機。
JP14095490A 1990-05-30 1990-05-30 ヒートポンプ式空気調和機 Expired - Lifetime JP2790521B2 (ja)

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JPH0436554A JPH0436554A (ja) 1992-02-06
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101841869B1 (ko) 2014-03-14 2018-05-04 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 냉동 사이클 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101841869B1 (ko) 2014-03-14 2018-05-04 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 냉동 사이클 장치

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JPH0436554A (ja) 1992-02-06

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