JPH0729356A - デジタル信号記録再生装置 - Google Patents

デジタル信号記録再生装置

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JPH0729356A
JPH0729356A JP16906393A JP16906393A JPH0729356A JP H0729356 A JPH0729356 A JP H0729356A JP 16906393 A JP16906393 A JP 16906393A JP 16906393 A JP16906393 A JP 16906393A JP H0729356 A JPH0729356 A JP H0729356A
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JP
Japan
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rewriting
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Application number
JP16906393A
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English (en)
Inventor
Makoto Uchibe
真 内部
Koji Hosono
幸治 細野
Hidenori Minoda
英徳 蓑田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 書き換えできるディスク1に曲データが記録
・再生されるアドレスを設定する。曲データの記録され
たアドレスの番号とディスク1における未記録領域のア
ドレスの番号を示す未記録領域情報とを含むリスト情報
をディスク1の所定領域に設定する。書き換えする曲を
指定し、新たな曲への書き換えを指示するための入力手
段19を設ける。ディスク1への記録・再生を制御する
システムコントローラ9を、入力手段19からの信号お
よびリスト情報に基づいてディスク1のアドレスから記
録可能アドレスを判別することにより、新たな曲を上記
記録可能アドレスに記録するように設ける。 【効果】 システムコントローラ9によって上記記録可
能アドレスに新たな曲データを記録できるので、書き換
える曲データを未記録領域として設定する消去操作を省
くことができ、曲を書き換える手間を従来より軽減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ信号等の信
号をデジタル信号に変換した情報データをディスク等の
記録媒体に記録し、上記記録媒体より上記情報データを
読み出して再生するデジタル信号記録再生装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録された情報データの書き
換えが可能なデジタル信号記録再生装置であるミニディ
スク(以下、MDという)装置では、記録済の曲に対し
て新たな曲を書き換えて記録するためには、再生中に、
記録を開始したい位置で一時停止ボタンを操作して一時
停止状態とした後、記録したい曲を入力すると共に記録
スイッチを操作して記録を開始する。
【0003】その後、終了ボタンが操作されると、上記
新たな曲の記録が完了すると共に、記録媒体としてのM
D上のTOC(Table Of Content)情報が新たに記録さ
れた曲の曲番に基づく情報に書き換えられるものが知ら
れている。
【0004】ところが、上記MD装置では、書き換える
曲の後に他の曲が記録されている場合、書き換える曲に
対して、新たな曲の方が長いと、新たな曲の記録を完了
した時点で、書き換える曲に続く後の曲の少なくとも一
部も書き換えられて消去されるという問題点があった。
【0005】そこで、上記問題点を回避するために、ま
ず、書き換える曲のみを消去して、上記曲の記録領域を
未記録領域として設定した後、上記未記録領域に新な曲
を記録するMD装置が考えられた。なお、上記未記録領
域のデータ長が新たに記録された曲のデータ長より短い
場合、他の未記録領域に続けて記録するようになってい
る。
【0006】つまり、上記MD装置では、設定された編
集機能を利用して書き換える曲を新たな曲に書き換える
ことが考えられた。上記編集機能としては、指定した曲
番の曲をTOC情報上で消去して、上記曲の記録領域を
未記録領域とするERASE機能、記録する際に未記録
領域の開始位置を検索するAPPEND機能、指定した
曲番の曲の位置をTOC情報の上で移動させるMOVE
機能等が挙げられる。
【0007】このようなMD装置では、記録済の部分に
重ねて記録する場合、まず、上記ERASE機能によっ
て消去したい曲をその曲番を指定して消去して、その曲
の記録領域を未記録領域として設定し、続いて、上記A
PPEND機能によって、記録する際の未記録領域にお
ける最小アドレスの位置から記録を開始する。
【0008】その後、記録が終了すると、上記記録した
曲を今まであった曲の最終曲の次の曲としたTOC情報
に新たに書き換える。その後、上記TOC情報を前記M
OVE機能によって操作し新たに記録した曲を任意の曲
番に設定していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、指定した曲番の曲を新たな曲に書き換えるた
めに、ERASE機能の操作、新たな曲の記録操作、M
OVE機能の操作の3つの手順が必要であり、操作に手
間取るという問題を生じている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデジタル
信号記録再生装置は、以上の課題を解決するために、情
報データを書き換えできる記録媒体に設定された記録単
位である各アドレスに対し、関連する情報データの集ま
りであるデータセットが順次デジタル記録・再生され、
上記データセットの記録されたアドレスの番号を示すリ
スト情報が記録媒体の所定領域に記録・再生されるデジ
タル信号記録再生装置において、上記リスト情報は、記
録媒体における未記録領域のアドレスの番号を記録可能
アドレスとして示す未記録領域情報を含み、記録された
データセットの新たなデータセットへの書き換えを指示
する一方、書き換えするデータセットを指定するための
入力手段が設けられ、上記記録媒体への記録・再生を制
御する制御手段が、記録されたデータセットを新たなデ
ータセットに書き換える際、上記入力手段からの信号お
よびリスト情報に基づいて上記記録媒体におけるアドレ
スから記録可能アドレスを判別することにより、新たな
データセットを上記記録可能アドレスに記録するように
設けられていることを特徴としている。
【0011】請求項2記載のデジタル信号記録再生装置
は、請求項1記載のデジタル信号記録再生装置におい
て、書き換えられた新たなデータセットのアドレスの番
号が不連続となる場合、上記アドレスの不連続点を接続
するためのリンク情報を記録するリンク情報記録手段が
設けられていることを特徴としている。
【0012】請求項3記載のデジタル信号記録再生装置
は、請求項1または2記載のデジタル信号記録再生装置
において、書き換えるデータセットの各アドレスに対し
て、新たなデータセットを記録し、書き換えるデータセ
ットより新たなデータセットが短い場合、生じた未記録
アドレスを、未記録領域情報としてリスト情報を書き換
えるリスト書き換え手段が設けられていることを特徴と
している。
【0013】請求項4記載のデジタル信号記録再生装置
は、請求項1または3記載のデジタル信号記録再生装置
において、入力手段には、全データセットの書き換えを
指示するための指示部が設けられていることを特徴とし
ている。
【0014】請求項5記載のデジタル信号記録再生装置
は、請求項1、2または3記載のデジタル信号記録再生
装置において、リスト情報は、記録された各データセッ
トの開始および終了アドレスの番号と、上記各データセ
ットに対してそれぞれ設定された連続したセット番号と
が記録されるユーザーリスト情報を含み、データセット
が新たなデータセットに書き換えられ、記録された各デ
ータセットの順番が変わる場合に、上記ユーザーリスト
情報を書き換えるユーザー情報書き換え手段が上記セッ
ト番号を書き換えるように設けられていることを特徴と
している。
【0015】
【作用】上記の請求項1記載の構成によれば、入力手段
によって記録されたデータセットの新たなデータセット
への書き換えが指示され、さらに、書き換えするデータ
セットが指定されると、制御手段は、入力手段からの信
号とリスト情報に基づいて、上記の書き換えするデータ
セットの各アドレスを記録可能アドレスと判別できる。
【0016】これにより、上記記録可能アドレスに対し
上記新たなデータセットを記録することができ、たと
え、書き換えるデータセットが複数指定されても、それ
らの各アドレスを記録可能とそれぞれ判別できるから、
上記各記録可能アドレスに新たなデータセットを順次記
録することができる。
【0017】また、書き換えるデータセットの全データ
長より、新たなデータセットのデータ長が長い場合に
は、制御手段は、未記録領域のアドレスを記録可能アド
レスとして判別して、上記新たなデータセットを書き換
えるデータセットの各アドレスに記録し、残った新たな
データセットを上記未記録領域のアドレスに続けて記録
することができる。
【0018】このとき、上記構成は、書き換えるデータ
セットの後に他のデータセットが続けて記録されている
場合、上記データセットが新たなデータセットを記録し
たために書き換えられる虞も回避できる。
【0019】ところで、従来では、書き換えるデータセ
ットのデータ長に対する新たなデータセットのデータ長
をユーザーが考慮することが困難なため、まず、書き換
えるデータセットを消去して未記録領域としてリスト情
報上で設定するERASE機能を操作した後、上記未記
録領域に新たなデータセットを記録する記録操作を行
い、次に、その新たなデータセットをリスト情報にて任
意の位置に移動させるMOVE機能を操作するという手
間を必要としていた。
【0020】しかしながら、上記構成は、書き換える際
に、書き換えるデータセットの後に続けて他のデータセ
ットが記録されている場合でも上記データセットの消去
の虞がないので、前記ERASE機能を操作する手間を
省くことができる。
【0021】上記の請求項2記載の構成によれば、例え
ば、新たに記録するデータセットが、書き換えるデータ
セットより長い場合、新たに記録されたデータセットの
各アドレスが不連続となるアドレスが存在することがあ
る場合、リンク情報記録手段によって、不連続となるア
ドレス間を接続するリンク情報をリスト情報に記録する
ことができる。
【0022】これにより、上記構成は、上記のような不
連続なアドレスの番号を接続するリンク情報によって、
上記のような不連続なアドレスを連続して再生すること
が可能となる。これにより、上記構成は、不連続なアド
レスに記録されたデータセットの各アドレスを連続した
ものに並べ替える必要を省くことができる。
【0023】上記の請求項3記載の構成によれば、例え
ば、新たに記録するデータセットが、書き換えるデータ
セットより短い場合、書き換えるデータセットの各アド
レスに、順次、新たに記録されたデータセットが書き換
えられて記録される。このとき、上記各アドレスに使用
されないアドレスを生じるが、そのような使用されない
アドレスを、リスト書き換え手段により、リスト情報に
おける未記録領域のアドレスとして書き換えることがで
きる。
【0024】これにより、上記構成は、書き換えにより
生じた使用されないアドレスを、上記リスト情報によ
り、次に新たなデータセットを記録する際に使用できる
ので、記録媒体の各アドレスを有効に利用できる。
【0025】上記の請求項4記載の構成によれば、全デ
ータセットを書き換える場合、指示部によって、書き換
える各データセットをそれぞれ指示する必要を省くこと
ができる。
【0026】上記の請求項5記載の構成によれば、書き
換えるデータセットが単一で、新たなデータセットが複
数の場合や、書き換えるデータセットが複数で、新たな
データセットの数が少ない場合のように、データセット
の総数が書き換えによって変動すると記録されたデータ
セットの順番が、ユーザーの記録した順と異なるとき
に、ユーザー情報書き換え手段により、上記データセッ
トの各番号をユーザーの記録した順に書き換えることが
できる。
【0027】これにより、上記構成は、記録媒体の各デ
ータセットを再生する際に読み込まれるユーザーリスト
情報に記録されたセット番号に応じて、上記データセッ
トをユーザーが記録した順に応じて再生できる。
【0028】このことから、上記データセットを再生し
たとき、ユーザーの期待したデータセット順と異なるこ
とに起因する上記ユーザーのとまどいを回避できると共
に、上記のとまどいを回避するために従来必要であった
リスト情報でのデータセットの番号の書き換えを行うM
OVE機能を操作する手間を省くことができる。
【0029】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図24
に基づいて説明すれば、以下の通りである。デジタル信
号記録再生装置としてのミニディスク装置では、図1に
示すように、書き換え可能な光磁気記録媒体であるディ
スク1が用いられる。まず、上記ディスク1の記録再生
の仕様について説明すると、上記ディスク1の記録面全
面にわたって記録単位としてのアドレスが連続した番号
を付与されて予め設定され、関連する情報データの集ま
りとしてのデータセットである曲等の音声データが記録
面に記録される。
【0030】また、上記ディスク1の記録面には、記録
された各曲の検索を迅速化するための各曲のアドレス番
号の情報や、曲名や曲番(セット番号)等のリスト情報
を記録した後述するU−TOC(User-Table Of Conten
t )領域が設定されている。
【0031】上記ミニディスク装置では、上記ディスク
1の記録面から音声データを再生する光ピックアップ2
が設けられ、また、上記光ピックアップ2は新たな音声
データをディスク1に記録するためにも用いられる。
【0032】さらに、上記ミニディスク装置では、RF
アンプ3と、エンコーダ/デコーダ・信号処理回路4
と、ショックプルーフメモリコントローラ(以下、メモ
リコントローラと称する)5と、ショックプルーフメモ
リ6と、音声伸長・圧縮回路7と、D/A・A/Dコン
バータ8と、マイクロコンピュータ等のシステムコント
ローラ(制御手段)9と、サーボ回路10とが設けられ
ている。
【0033】その上、上記ミニディスク装置では、ドラ
イバ回路11と、スピンモータ12と、送りモータ13
と、電源ON/OFF回路14と、ヘッド駆動部15
と、記録ヘッド16と、音声出力端子17と、音声入力
端子18と、入力手段19が設けられている。
【0034】上記入力手段19には、記録された曲の新
たな曲への書き換えを指示するための曲書き換えキー1
9aと、書き換えする曲の番号を指定し、全曲の書き換
えを指示するための曲指定テンキー・全曲指定テンキー
(指示部)19bと、コントロールキー19cとが設け
られている。
【0035】なお、上記コントロールキー19cは、一
般的な機能、つまり記録・再生等の記録再生装置として
の記録再生機能を指示するためのものであって、図示し
ないが、記録キー、一時停止キー、再生キー、停止キー
を含んでいる。
【0036】上記ミニディスク装置にて、ディスク1を
再生するとき、ドライバ回路11に駆動されるスピンモ
ータ12によりディスク1が回転駆動されると共に、上
記ドライバ回路11に駆動される送りモータ13により
ピックアップ2がディスク1の半径方向に送られ、この
ピックアップ2によりディスク1に記録されている音声
データが読み出される。
【0037】上記ピックアップ2により読み出された音
声データは、RFアンプ3において増幅され、エンコー
ダ・デコーダ信号処理回路4に送られる。また、上記R
Fアンプ3は、上記ピックアップ2により読み出された
音声データからフォーカスエラー信号やトラッキングエ
ラー信号等のサーボ制御信号を生成し、これをサーボ回
路10に出力する。
【0038】上記サーボ回路10は、上記RFアンプ3
からのサーボ制御信号と、マイクロコンピュータ等から
なるシステムコントローラ9からのコントロール信号に
よりピックアップ2のフォーカシング、トラッキングお
よびスピンモータ12のサーボをかけるように前記ドラ
イバ回路11を制御する。また、上記ドライバ回路11
は、上記サーボ回路10からの制御信号により、ピック
アップ2、送りモータ13およびスピンモータ12を駆
動する。
【0039】前記エンコーダ・デコーダ信号処理回路4
は、RFアンプ3で増幅された信号を復調し、さらに誤
り訂正等の信号処理を施し、書き込み手段およびメモリ
読み出し手段としてのメモリコントローラ5に送る。
【0040】上記メモリコントローラ5は、書き込み手
段として、上記エンコーダ・デコーダ信号処理回路4か
ら送られてくる信号を、記憶手段としてのショックプル
ーフメモリ6に書き込む。また、上記メモリコントロー
ラ5は、メモリ読み出し手段として、上記ショックプル
ーフメモリ6に記憶された音声データを読み出し、音声
伸長・圧縮回路7に送る。
【0041】前記音声伸長・圧縮回路7は、入力された
音声データを内蔵された音声伸長回路にて所定のフォー
マットにしたがって時間軸伸長して復元し、D/A・A
/Dコンバータ8に送る。上記D/A・A/Dコンバー
タ8は、入力されたデジタル信号を、内蔵されたD/A
コンバータ8aにてアナログ変換して音声信号を生成す
る。そして、この音声信号は出力端子17より音声出力
される。
【0042】一方、記録するときには、音声入力端子1
8から入力された音声信号は、D/A・A/Dコンバー
タ8に送られ、アナログ信号である音声信号をデジタル
信号である音声データに、内蔵されたA/Dコンバータ
8bにて変換し、前記音声データが音声伸長・圧縮回路
7に送られる。
【0043】上記音声伸長・圧縮回路7は、入力された
音声データを、内蔵された音声圧縮回路にて、ATRA
C(Adaptive TRansform Acoustic Coding)とよばれる
ミニディスク装置の情報圧縮技術によって約1/5にデ
ータ圧縮し、その圧縮された音声データがメモリコント
ローラ5へ送られる。
【0044】そのメモリコントローラ5は、送られてき
た音声データを前記ショックプルーフメモリ6に書き込
む。また、上記メモリコントローラ5は、上記ショック
プルーフメモリ6に記憶された音声データを読み出し
て、前記エンコーダ・デコーダ信号処理回路4へ送り、
ここで変調、誤り訂正用符号の付加等を施す。このよう
な音声データがヘッド駆動部15に送られる。
【0045】上記ヘッド駆動部15は、上記音声データ
に基づいて記録ヘッド16にデジタル信号を出力し、か
つ、システムコントローラ9からの制御信号に基づいて
上記記録ヘッド16を駆動する一方、上記記録ヘッド1
6により磁界がかけられているディスク1の部分に再生
するときよりも強いレーザ光をピックアップ2によって
照射することにより、上記ディスク1の所定のアドレス
に音声データが順次記録される。なお、上記ピックアッ
プ2からの強いレーザ光は、システムコントローラ9に
より電源ON/OFF回路14およびドライバ回路11
を介して制御される。
【0046】次に、前記ディスク1における記録再生の
仕様の詳細について説明すると、まず、ディスク1に
は、再生専用のリードイン領域と、その直後の円周部に
書き換え可能なU−TOC領域(リスト情報)と、その
U−TOC領域の外側に音声データおよびサブデータを
記録するプログラムエリアと、最外周部にリードアウト
領域とが順次設定されている。
【0047】上記U−TOC領域の構造は、例えば図2
に示すように、まず、記録された曲のディスク1上での
スタートアドレス(START ADDRESS )を示すU−TOC
領域アドレス、例えばU−TOC領域アドレスNO.1〜9
が、各曲番号(TNO.) に応じたPTNO.1〜9として予めそ
れぞれ設定され、続くU−TOC領域アドレス、例えば
NO.10 〜29に、各曲のスタートアドレスと、エンドアド
レス(END ADDRESS )とがそれぞれ記録される。なお、
上記エンドアドレスは、それと対となるスタートアドレ
スの記録されたU−TOC領域アドレスの次のU−TO
C領域アドレスに記録される。
【0048】さらに、このエンドアドレスを示すU−T
OC領域アドレスには、曲が不連続な各アドレスにそれ
ぞれ記録された場合に、それらの不連続を接続するため
のU−TOC領域アドレスを示すリンク情報としてのリ
ンクアドレス(LINK ADDR.)も後述するリンク情報記録
手段によって記録される。
【0049】このようなU−TOC領域は次のように使
用される。ディスク1を、例えば、最初の曲から順に再
生するとき、まず、ディスク1から1曲目の曲を示すPT
NO.1のU−TOC領域アドレスデータを読み取ると、次
に、上記U−TOC領域アドレスデータに記録されてい
るU−TOC領域アドレスのスタートアドレスを読み取
って演奏し始め、次のU−TOC領域アドレスに記録さ
れているエンドアドレスに至ると、続いて、リンクアド
レスを読み込む。
【0050】上記リンクアドレスが00でなければ、そ
のリンクアドレスに記録されたU−TOC領域アドレス
のスタートアドレスから対となるエンドアドレスへと再
生し続け、上記エンドアドレスのリンクアドレスが00
となる所で1曲目の演奏を終了する。続いて、2曲目と
なる曲のアドレスが記録されているU−TOC領域のPT
NO.2から、上記と同様に動作するようになっている。こ
のようにして記録された各曲を順次再生できるようにな
っている。
【0051】つまり、上記構成では、ディスク1におけ
る各曲の記録領域を例えば図3としU−TOC領域が図
4となっている場合、TNO.1(1)→TNO.1(2)→TNO.2 →TN
O.3→TNO.4 の順で再生される。したがって、TNO.1(1)
とTNO.1(2)とは合わせて1曲のTNO.1 となる。なお、図
4ではU−TOC領域アドレスをU−アドレスと略して
記載した。
【0052】その上、U−TOC領域には、記録可能な
アドレス領域(RA)である未記録領域の開始アドレス
と終了アドレスを示すU−TOC領域アドレスが、例え
ばU−TOC領域アドレスNO.30 以降に複数設定できる
ようになっている。
【0053】したがって、記録する場合に、他に記録可
能なアドレスが無い場合、最初の未記録領域アドレスを
示すRA1 を読み取り、そのRA1 の示す開始アドレス
から終了アドレスまで書き込み、さらに、上記開始アド
レスから終了アドレスまででは記録容量が不足の際に
は、さらに、RA2 、RA3 …と順次読み込んで記録を
続けることが可能となっている。
【0054】そして、前記システムコントローラ9は、
曲書き換えキー19aによって曲の書き換えが指示さ
れ、曲指定テンキー・全曲指定キー19bによって書き
換えする曲の番号を指定されると、書き換えモードとな
り、上記曲の番号とU−TOC領域の情報に基づいて上
記ディスク1におけるアドレスから記録可能アドレスを
判別して、新たな曲の音声データを上記記録可能アドレ
スに記録できるように設定されている。
【0055】また、上記システムコントローラ9には、
書き換える曲のデータ長が、新たに記録する曲のデータ
長より短いために、新たに記録された曲のディスク1上
のアドレスの番号が不連続となる場合、上記アドレスの
不連続点を接続するためのリンク情報を記録する前述し
たリンク情報記録手段(図示せず)が設けられている。
【0056】さらに、上記システムコントローラ9に
は、書き換える曲の各アドレスに対して、新たな曲を書
き換えるとき、書き換える曲より新たな曲の方が短い場
合、生じた未記録アドレスを、未記録領域情報としてリ
スト情報を書き換えるリスト書き換え手段(図示せず)
が設けられている。
【0057】その上、上記システムコントローラ9に
は、曲を書き換える場合、書き換えられる曲の数と、新
たに記録される曲の数が異なると、そのように記録され
た各曲の順番が変わり不連続となることがあるため、U
−TOC領域の情報を書き換えるユーザー情報書き換え
手段(図示せず)が、上記曲の順番を連続したものに書
き換えるように設けられている。
【0058】次に、上記実施例の構成を用いて、指定曲
の書き換えを行う場合の操作の一例を説明する。まず、
ミニディスク装置の停止中に、曲書き換えキー19aを
操作して曲書き換えモードを入力し、続いて、曲指定用
テンキー・全曲指定キー19bにより曲番を入力し、コ
ントロールキー19cの記録キーと一時停止キーとを同
時に操作することにより、指定した曲の頭で REC PAUSE
状態になるように設定されている。
【0059】この後、コントロールキー19cの再生キ
ーを操作することにより、記録された曲の新たな曲への
書き換えが開始される。また、ここで曲数や曲番が変わ
る場合はディスク1のU−TOC領域の曲順が自動的に
書き換えられる。
【0060】次に、上記実施例の構成における曲の書き
換えの各具体例について、図5ないし図24を参照しな
がら説明する。なお、以下の例では、図中の曲番を示す
ための自然数nを5とし、また、U−TOC領域アドレ
スをU−アドレスと略して記載した。
【0061】まず、書き換える曲を1曲、例えばTNO.N
を指定し、新たに1曲記録する場合に、新たに記録する
曲が、上記TNO.N のデータ内に収まるとき、図5および
図6に示すように、新たな記録可能領域RA1 が形成さ
れて書き換えが完了する。
【0062】一方、上記の場合において、指定した新た
に記録する曲が、上記TNO.N のデータ内に収まらない場
合、図7および図8に示すように、新たな曲の上記TNO.
N のデータ内に収まらない部分が記録可能領域RA1
続けて記録されて書き換えが完了する。
【0063】次に、書き換える曲を1曲、例えばTNO.N
を指定し、新たに2曲記録する場合、指定した領域に新
たに記録する2曲が収まるとき、図9および図10に示
すように、新たな記録可能領域RA1 が形成され、元の
TNO.N+1 が TNO.N+2 に書き換えられて曲の書き換え
が完了する。
【0064】一方、上記の場合において、指定した領域
である元のTNO.N の記録領域に1曲目が収まらないと
き、図11および図12に示すように、1曲目の新たな
曲が、指定した領域と未記録領域とに分割されて記録さ
れた後、2曲目の新たな曲が続けて上記未記録領域に記
録され、元の TNO.N+1 が TNO.N+2 に書き換えられて
曲の書き換えが完了する。
【0065】さらに、上記の場合において、指定した領
域に2 曲目が収まらないとき、図13および図14に示
すように、2曲目の新たな曲が、指定した領域と未記録
領域とに分割されて記録され、元の TNO.N+1 が TNO.N
+2 に書き換えられて曲の書き換えが完了する。
【0066】次に、書き換えする曲を2曲、例えばTNO.
N とTNO.N +2 を指定し、新たに1曲記録する場合、指
定した各領域に新たに記録する1曲が収まるとき、図1
5および図16に示すように、新たな記録可能領域RA
1 が元の TNO.N+2 の領域に形成され、曲数が減少した
ため元の TNO.N+3 が TNO.N+2 に書き換えられて曲の
書き換えが完了する。
【0067】一方、上記の場合において、指定した領域
に新たに記録する1曲が収まらないとき、図17および
図18に示すように、新たな1曲が、指定した各領域と
未記録領域とに3分割されて記録され、曲数が減少した
ため元の TNO.N+3 が TNO.N+2 に書き換えられて曲の
書き換えが完了する。
【0068】次に、書き換えする曲を2曲、例えばTNO.
N と TNO.N+2 を指定し、新たに2曲記録する場合、指
定した各領域に新たに記録する2曲が収まるとき、図1
9および図20に示すように、新たな記録可能領域RA
1 が元の TNO.N+2 の領域に形成され、また、書き換え
る2つの曲の領域は、元のTNO.N の先頭からつながった
1つの領域と考え、この領域に2曲挿入したと考えるた
め曲順が変わり、元のTNO.N+1 が TNO.N+2 に書き換
えられて曲の書き換えが完了する。
【0069】上記の場合において、指定した各領域に新
たに記録する2曲が収まらないとき、例えば図21およ
び図22に示すように、TNO.N(1)+TNO.N(2)で新たなTN
O.Nを、 TNO.N+1(1)+ TNO.N+1(2)で新たな TNO.N+1
が形成され、また、書き換える2つの曲の領域は、元
のTNO.N の先頭からつながった1つの領域と考え、この
領域に2曲挿入したと考えるため曲順が変わり、元の T
NO.N+1 が TNO.N+2に書き換えられて曲の書き換えが
完了する。
【0070】次に、ディスク1内の全曲を書き換える場
合、図23および図24に示すように、曲書き換えキー
19aを操作して曲書き換えモードを入力し、続いて、
曲指定用テンキー・全曲指定キー19bの入力により全
曲書き換えモードとなる。これにより、ディスク1内の
全ての曲を書き換え可能とし、プログラムエリアの先頭
から書き換えるようになっている。
【0071】以上述べたように、上記実施例の構成で
は、記録されていて指定した曲を、新たな曲に書き換え
ることが、新たな曲のデータ長さをユーザーが考慮せず
とも記録することができ、また、複数の曲を書き換える
際に曲数や曲番が変わる場合は、ディスク1のU−TO
C領域のリスト情報を自動的に書き換えることができる
ようになっている。
【0072】すなわち、上記構成では、入力手段19に
よって、記録されている曲を新たな曲に書き換える指示
が入力され、さらに、書き換えする曲の番号が指定され
ると、システムコントローラ9は、入力手段19からの
信号とU−TOC領域のリスト情報に基づいて、上記の
書き換えする曲が記録されているディスク1上の各アド
レスを記録可能アドレスと判別する。
【0073】これにより、上記記録可能アドレスに対し
上記新たな曲を順次記録することができ、たとえ、書き
換える曲が複数指定されても、それらの各アドレスを記
録可能アドレスと判別できるから、上記各記録可能アド
レスに対してのみ新たな曲を順次記録することができ
る。
【0074】また、書き換える曲の全データ長より新な
曲のデータ長が長い場合には、未記録領域のアドレスを
U−TOC領域のリスト情報から記録可能アドレスとし
て判別して、書き換える曲の各アドレスに対する記録に
続いて上記未記録領域に、上記新たな曲の残部を記録す
ることができる。
【0075】これにより、上記構成は、書き換える曲の
後に他の曲が記録されている場合、書き換える曲の全デ
ータ長より新な曲のデータ長が長いとき、上記他の曲を
誤って書き換えて消去する虞が防止される。よって、入
力手段19により指示された書き換える曲を、新たな曲
に書き換えることが、書き換える曲のデータ長に対する
新たな曲のデータ長をユーザーが考慮せずとも可能とな
る。
【0076】ところで、従来では、書き換える曲のデー
タ長に対する新たな曲のデータ長を考慮して書き換える
ことが困難なため、まず、書き換える曲のデータを消去
して未記録領域として設定するERASE機能を操作し
た後、上記未記録領域に新たな曲を記録し、次に、その
新たな曲をU−TOC情報上の任意に位置に移動させる
MOVE機能を操作するという手間を必要としていた。
【0077】しかしながら、上記構成は、書き換える曲
のデータのアドレスを記録可能アドレスとして判別する
から、上記ERASE機能による書き換える曲のデータ
を未記録領域として設定する手間を省くことが可能とな
る。また、曲番も記録された順番に自動的に変更される
ので、上記のような書き換える曲を移動させるMOVE
機能を操作する手間も省くことができる。これにより、
上記構成は、従来より、曲を書き換える操作を大幅に簡
素化できるものとなっている。
【0078】また、上記構成では、例えば、新たに記録
する曲のデータ長が、書き換える曲のデータ長より長い
場合、新たに記録された曲の記録された各アドレスが不
連続となるアドレスが存在することがあるが、そのよう
な不連続なアドレスの番号を接続するリンクアドレスが
前記リンク情報記録手段によってエンドアドレスと共に
記録されている。
【0079】このため、上記のような不連続なアドレス
を上記リンクアドレスによって連続して再生することが
可能となる。これにより、上記構成は、不連続なアドレ
スに記録された曲の各アドレスを連続したものに並べ替
える必要を省けるものとなっている。
【0080】さらに、上記構成によれば、例えば、新た
に記録する曲が、書き換える曲より短い場合、書き換え
る曲の各アドレスに、順次、新たに記録された曲の音声
データが書き換えられて記録される。このとき、上記各
アドレスに使用されないアドレスを生じるが、そのよう
な使用されないアドレスを、前記リスト書き換え手段に
より、U−TOC領域における未記録領域のアドレスと
して書き換えることができる。
【0081】これにより、上記構成は、書き換えにより
生じた使用されないアドレスを、上記U−TOC領域の
リスト情報により、次に新たな曲となる音声データを記
録する際に使用できるので、記録媒体の各アドレスを有
効に利用できて、上記記録媒体の記録効率を向上させる
ことができる。
【0082】その上、上記構成によれば、全曲を書き換
える場合、曲指定用テンキー・全曲指定キー19bによ
って、書き換える各曲をそれぞれ指示する必要を省くこ
とができるので、全曲の書き換えを簡便化することがで
きる。
【0083】さらに、上記構成では、書き換える曲が単
一で、新たに記録する曲が複数の場合や、書き換える曲
が複数で、新たに記録する曲の数が少ない場合のよう
に、記録された曲の総数が、書き換えによって変動する
とき曲の記録順がユーザーの記録順に異なることがある
が、前記ユーザー情報書き換え手段を設けたことによ
り、上記曲の各番号をユーザーの記録した順に書き換え
ることができる。
【0084】これにより、上記構成は、上記ユーザーリ
スト情報が、ユーザーの記録した順に書き換えられるの
で、ユーザーが予期できない曲順により再生されること
によるユーザーの戸惑いを回避でき、前述したように書
き換える手間も省けるので、使用感の向上を図ることが
できる。
【0085】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のデジタル信号記
録再生装置は、以上のように、書き換えできる記録媒体
に、関連する情報データの集まりであるデータセットが
順次デジタル記録・再生される記録単位であるアドレス
が設定され、上記データセットの記録されたアドレスの
番号と、記録媒体における未記録領域のアドレスの番号
を記録可能アドレスとして示す未記録領域情報とを含む
リスト情報が記録媒体の所定領域に設定され、記録され
たデータセットの新たなデータセットへの書き換えを指
示する一方、書き換えするデータセットを指定するため
の入力手段が設けられ、上記記録媒体への記録・再生を
制御する制御手段が、記録されたデータセットを新たな
データセットに書き換える際、上記入力手段からの信号
およびリスト情報に基づいて上記記録媒体におけるアド
レスから記録可能アドレスを判別することにより、新た
なデータセットを上記記録可能アドレスに記録するよう
に設けられている構成である。
【0086】それゆえ、上記構成は、制御手段が上記入
力手段からの信号およびリスト情報に基づいて上記記録
媒体におけるアドレスから記録可能アドレスを判別し
て、上記記録可能アドレスに新たなデータセットを記録
し、また、新たなデータセットが書き換えるデータセッ
トより長いときには上記記録可能アドレスに続けてリス
ト情報の記録された未記録領域に記録することができ
る。
【0087】これにより、上記構成は、書き換えるデー
タセットの後に他のデータセットが記録されている場
合、書き換えるデータセットを新たなデータセットに書
き換えた際に、他のデータセットをも書き換える虞が回
避される。
【0088】この結果、上記構成は、従来必要であっ
た、書き換えるデータセットを予め未記録領域として設
定する手間を省くことができるので、従来より、データ
セットを書き換える操作を簡素化できるという効果を奏
する。
【0089】本発明の請求項2記載のデジタル信号記録
再生装置は、さらに、書き換えたデータセットのアドレ
スの番号が不連続となる場合、上記アドレスの不連続点
を接続するためのリンク情報を記録するリンク情報記録
手段が設けられている構成である。
【0090】それゆえ、上記構成は、新たに記録された
データセットの各アドレスが不連続となる場合、そのよ
うな不連続なアドレスの番号を接続するリンク情報によ
って、上記のような不連続なアドレスを連続して再生す
ることが可能となる。これにより、上記構成は、不連続
なアドレスに記録されたデータセットの各アドレスを連
続したものに並べ替える必要を省くことができ、曲の書
き換えの操作を簡便化できるという効果を奏する。
【0091】本発明の請求項3記載のデジタル信号記録
再生装置は、さらに、書き換えるデータセットの各アド
レスに対して、新たなデータセットを記録し、書き換え
るデータセットより新たなデータセットが短い場合、生
じた未記録アドレスを、未記録領域情報としてリスト情
報を書き換えるリスト書き換え手段が設けられている構
成である。
【0092】それゆえ、上記構成は、曲を書き換えると
きに、書き換える曲の各アドレスに使用されないアドレ
スを生じた場合、そのような使用されないアドレスを、
リスト書き換え手段により、リスト情報における未記録
領域のアドレスとして書き換えることができる。
【0093】これにより、上記構成は、書き換えにより
生じた使用されないアドレスを、上記リスト情報によ
り、次に新たなデータセットを記録する際に使用できる
ので、記録媒体の各アドレスを有効に利用できて、上記
記録媒体の記録効率を向上させることができるという効
果を奏する。
【0094】本発明の請求項4記載のデジタル信号記録
再生装置は、さらに、入力手段には、全データセットの
書き換えを指示するための指示部が設けられている構成
である。
【0095】それゆえ、上記構成は、全データセットを
書き換える場合、指示部によって、書き換える各データ
セットをそれぞれ指示する必要を省くことができるの
で、全データセットの書き換えを簡便化することができ
るという効果を奏する。
【0096】本発明の請求項5記載のデジタル信号記録
再生装置は、さらに、リスト情報は、記録された各デー
タセットの開始および終了アドレスの番号と、上記各デ
ータセットに対してそれぞれ設定された連続したセット
番号とが記録されるユーザーリスト情報を含み、データ
セットが新たなデータセットに書き換えられ、記録され
た各データセットの順番が変わる場合に、上記ユーザー
リスト情報を書き換えるユーザー情報書き換え手段が、
上記セット番号を書き換えるように設けられている構成
である。
【0097】それゆえ、上記構成は、データセットの総
数が書き換えによって変動すると記録されたデータセッ
トの順番が、ユーザーが記録した各データセットの順と
異なる場合でも、ユーザー情報書き換え手段により、ユ
ーザーが記録した各データセットの順に書き換えること
ができる。
【0098】これにより、上記構成は、記録媒体の各デ
ータセットを再生する際に読み込まれるユーザーリスト
情報に記録された各データセットの番号により、上記デ
ータセットをユーザーが記録した順に応じて再生でき
る。このことから、上記データセットを再生したとき、
ユーザーの期待したデータセット順と異なることに起因
する上記ユーザーの戸惑いを回避でき、かつ、従来のよ
うなデータセットの番号を書き換える操作を省くことが
できるので、使用感の向上を図ることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル信号記録再生装置のブロック
図である。
【図2】上記デジタル信号記録再生装置のU−TOC領
域における仕様を示す説明図である。
【図3】上記デジタル信号記録再生装置におけるディス
ク上に記録される各曲の記録仕様を示す説明図である。
【図4】上記デジタル信号記録再生装置のU−TOC領
域の記録例を示す説明図である。
【図5】上記デジタル信号記録再生装置におけるディス
ク上に記録される各曲の記録例の一書き換え例を示す説
明図である。
【図6】上記記録例の書き換えに対応するU−TOC領
域の変化を示す説明図である。
【図7】上記デジタル信号記録再生装置におけるディス
ク上に記録される各曲の記録例の他の書き換え例を示す
説明図である。
【図8】上記記録例の書き換えに対応するU−TOC領
域の変化を示す説明図である。
【図9】上記デジタル信号記録再生装置におけるディス
ク上に記録される各曲の記録例のさらに他の書き換え例
を示す説明図である。
【図10】上記記録例の書き換えに対応するU−TOC
領域の変化を示す説明図である。
【図11】上記デジタル信号記録再生装置におけるディ
スク上に記録される各曲の記録例のさらに他の書き換え
例を示す説明図である。
【図12】上記記録例の書き換えに対応するU−TOC
領域の変化を示す説明図である。
【図13】上記デジタル信号記録再生装置におけるディ
スク上に記録される各曲の記録例のさらに他の書き換え
例を示す説明図である。
【図14】上記記録例の書き換えに対応するU−TOC
領域の変化を示す説明図である。
【図15】上記デジタル信号記録再生装置におけるディ
スク上に記録される各曲の記録例のさらに他の書き換え
例を示す説明図である。
【図16】上記記録例の書き換えに対応するU−TOC
領域の変化を示す説明図である。
【図17】上記デジタル信号記録再生装置におけるディ
スク上に記録される各曲の記録例のさらに他の書き換え
例を示す説明図である。
【図18】上記記録例の書き換えに対応するU−TOC
領域の変化を示す説明図である。
【図19】上記デジタル信号記録再生装置におけるディ
スク上に記録される各曲の記録例のさらに他の書き換え
例を示す説明図である。
【図20】上記記録例の書き換えに対応するU−TOC
領域の変化を示す説明図である。
【図21】上記デジタル信号記録再生装置におけるディ
スク上に記録される各曲の記録例のさらに他の書き換え
例を示す説明図である。
【図22】上記記録例の書き換えに対応するU−TOC
領域の変化を示す説明図である。
【図23】上記デジタル信号記録再生装置におけるディ
スク上に記録される各曲の記録例のさらに他の書き換え
例を示す説明図である。
【図24】上記記録例の書き換えに対応するU−TOC
領域の変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ディスク(記録媒体) 9 システムコントローラ(制御手段) 19 入力手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報データを書き換えできる記録媒体に設
    定された記録単位であるアドレスに対し、関連する情報
    データの集まりであるデータセットが順次デジタル記録
    ・再生され、上記データセットの記録されたアドレスの
    番号を示すリスト情報が記録媒体の所定領域に記録・再
    生されるデジタル信号記録再生装置において、 上記リスト情報は、記録媒体における未記録領域のアド
    レスの番号を記録可能アドレスとして示す未記録領域情
    報を含み、 記録されたデータセットの新たなデータセットへの書き
    換えを指示する一方、書き換えするデータセットを指定
    するための入力手段が設けられ、 上記記録媒体への記録・再生を制御する制御手段が、記
    録されたデータセットを新たなデータセットに書き換え
    る際、上記入力手段からの信号およびリスト情報に基づ
    いて上記記録媒体におけるアドレスから記録可能アドレ
    スを判別することにより、新たなデータセットを上記記
    録可能アドレスに記録するように設けられていることを
    特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】書き換えられた新たなデータセットのアド
    レスの番号が不連続となる場合、上記アドレスの不連続
    点を接続するためのリンク情報をリスト情報に記録する
    リンク情報記録手段が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載のデジタル信号記録再生装置。
  3. 【請求項3】書き換えるデータセットの各アドレスに対
    して、新たなデータセットを記録し、書き換えるデータ
    セットより新たなデータセットが短い場合、生じた未記
    録アドレスを、未記録領域情報としてリスト情報を書き
    換えるリスト書き換え手段が設けられていることを特徴
    とする請求項1または2記載のデジタル信号記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】入力手段には、全データセットの書き換え
    を指示するための指示部が設けられていることを特徴と
    する請求項1または3記載のデジタル信号記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】リスト情報は、記録された各データセット
    の開始および終了アドレスの番号と、上記各データセッ
    トに対してそれぞれ設定された連続したセット番号とが
    記録されるユーザーリスト情報を含み、 データセットが新たなデータセットに書き換えられ、記
    録された各データセットの順番が変わる場合に、上記ユ
    ーザーリスト情報を書き換えるユーザー情報書き換え手
    段が上記セット番号を書き換えるように設けられている
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のデジタル
    信号記録再生装置。
JP16906393A 1993-07-08 1993-07-08 デジタル信号記録再生装置 Pending JPH0729356A (ja)

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JP16906393A JPH0729356A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 デジタル信号記録再生装置

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JP (1) JPH0729356A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7049885B2 (en) 2002-07-29 2006-05-23 Sharp Kabushiki Kaisha Volume adjustment device, digital amplifier, and digital signal reproducing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7049885B2 (en) 2002-07-29 2006-05-23 Sharp Kabushiki Kaisha Volume adjustment device, digital amplifier, and digital signal reproducing device

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