JPH07291948A - ベンゾトリアゾリルアセチル化合物 - Google Patents

ベンゾトリアゾリルアセチル化合物

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JPH07291948A
JPH07291948A JP6110141A JP11014194A JPH07291948A JP H07291948 A JPH07291948 A JP H07291948A JP 6110141 A JP6110141 A JP 6110141A JP 11014194 A JP11014194 A JP 11014194A JP H07291948 A JPH07291948 A JP H07291948A
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JP6110141A
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Kazuyoshi Yamakawa
一義 山川
Tadahisa Sato
忠久 佐藤
Koichi Hanaki
幸一 花木
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D403/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00
    • C07D403/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings
    • C07D403/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D249/16Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D249/18Benzotriazoles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D417/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings
    • C07D417/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/305Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers
    • G03C7/30511Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers characterised by the releasing group
    • G03C7/305172-equivalent couplers, i.e. with a substitution on the coupling site being compulsory with the exception of halogen-substitution
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  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1 はtert−ブチル基、パラ位に炭素数1
〜18のアルコキシ基を有するフェニル基、インドリン
−1−イル基を表わし、R2 はベンゼン環上に置換可能
な基を表わし、nは0〜4の整数を表わす。ただし、R
1 がtert−ブチル基の場合、nが0であることはな
い。)で表わされる化合物。 【効果】 本発明の化合物は、簡便な方法によりイエロ
ーカプラーを合成することができる合成中間体として用
いられる。イエローカプラーの工業的規模での製造を容
易に、短工程で行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録材料例えばハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料に用いられるイエローカプラ
ーの製造、医薬の中間体の製造などにおいて、合成中間
体として用いられる新規な置換アセチル化合物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー写真感光材料に用いられるイエロ
ーカプラーとしてカップリング位に、置換ベンゾトリア
ゾリル基を有する2当量カプラーが知られている(米国
特許第4,095,984号、米国特許第4,477,
563号、米国特許第5,213,958号など参
照)。このカプラーの合成法としては、以下に示すよう
なスキーム1が知られている。すなわちβ−ケトエステ
ル化合物をキー中間体とし、アニリン化合物との反応
によりβ−ケトアニリド化合物を得、さらにハロゲン
化(を得る)、置換反応(を得る)を行うのが一般
的である。
【0003】
【化2】
【0004】(式中、R3 はアルキル基、アリール基、
ヘテロ環残基を表わし、Arはアリール基を表わし、X
はハロゲン原子を表わし、R4 はベンゼン環上に置換可
能な置換基を表わす。) しかし、β−ケトエステル化合物からβ−ケトアニリド
化合物に変換する工程で高温を必要とすること、離脱基
を導入する工程で一部還元的脱ハロゲン化が起こるこ
と、離脱基を過剰に用いる必要があること、などからこ
の方法の改良が試みられている(米国特許第4,23
0,851号など参照)が、まだ満足すべき方法は開発
されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような従来のイエローカプラー合成の難点を克服し、ハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料に用いられるイエローカ
プラーを簡便に合成するのに有用な新規な合成中間体を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来のイ
エローカプラーの製造に際しての問題点を克服するた
め、鋭意研究を行った結果、一般式(I)
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R1 はtert−ブチル基、パラ
位に炭素数1〜18のアルコキシ基を有するフェニル
基、インドリン−1−イル基を表わし、R2 はベンゼン
環上に置換可能な基を表わし、nは0〜4の整数を表わ
す。ただし、R1 がtert−ブチル基の場合、nが0
であることはない。)で表わされる化合物が、上記の目
的に適合し、イエローカプラー合成の有用な合成中間体
となりうることを見出し、この知見に基づき本発明をな
すに至った。
【0009】以下に本発明の化合物について、詳細に説
明する。R1 はtert−ブチル基、パラ位に炭素数1
〜18のアルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ、
ヘキサデシルオキシ、オクタデシルオキシ)を有するフ
ェニル基、インドリン−1−イル基を表わす。R2 はベ
ンゼン環上に置換可能な基を表わし、例えば、ハロゲン
原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素
原子)、シアノ基、ニトロ基、炭素数1〜20のアルコ
キシ基(例えばメトキシ、ブトキシ、オクタデシルオキ
シ)、炭素数1〜20の、好ましくは1〜8のアルキル
基(例えばメチル、エチル、ブチル)、炭素数6〜20
の、好ましくは6〜10のアリール基(例えばフェニ
ル、ナフチル)、炭素数6〜20の、好ましくは6〜1
0のアリールオキシ基(例えばフェノキシ、ナフチルオ
キシ)、炭素数7〜20の、好ましくは7〜11のアリ
ールオキシカルボニル基(例えばフェノキシカルボニ
ル)、炭素数1〜20の、好ましくは1〜8のアシルア
ミノ基(例えばホルミルアミノ、アセチルアミノ、オク
タノイルアミノ)、炭素数1〜20の、好ましくは1〜
8のスルホンアミド基(例えばメタンスルホンアミド、
p−トルエンスルホンアミド)、一般式(II)で表わさ
れる基、または−CO26 で表わされる基を挙げるこ
とができる。
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R5 は炭素数1〜20の、好まし
くは1〜8のアルキル基(例えばメチル、エチル)を表
わす。) R6 は炭素数6〜20の、好ましくは6〜10のアリー
ル基(例えばフェニル、ナフチル)または炭素数1〜2
0の、好ましくは1〜8のアルキル基(例えばメチル、
エチル)を表わし、該アルキル基はさらに炭素数2〜2
0の、好ましくは2〜8のアルコキシカルボニル基(例
えばメチル、エチル、3−メチルブチル)で置換されて
いてもよい。R2 は好ましくは、炭素数1〜8のアシル
アミノ基、一般式(II)で表わされる基、−CO26
で表わされる基を表わす。さらに好ましくは、R2 は炭
素数1〜8のアシルアミノ基、一般式(II)で表わされ
る基(ただし、R5 はメチル基を表わす。)、−CO2
6 で表わされる基(ただし、R6 はフェニル基または
3−メチルブトキシカルボニルメチル基を表わす。)を
表わす。nは0〜4の整数を表わすが、好ましくはnは
0または2を表わす。ただし、R1 がtert−ブチル
基の場合、nは1である。
【0012】次に本発明の化合物の製造方法を説明す
る。本発明の化合物は以下に示すように、α−ハロアセ
チル化合物とベンゾトリアゾール類を塩基性条件下反応
することにより収率よく得られる。反応モル比はα−ハ
ロアセチル化合物とフェノール類のモル比で、通常1:
5〜5:1、好ましくは1:2〜2:1である。
【0013】
【化5】
【0014】この反応に用いられる塩基としては、水素
化ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
などの無機塩基、1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]−7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシ
クロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)、N,N−
ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミンなどの
有機塩基が用いられる。塩基の使用量は特に制限はない
が、通常ベンゾトリアゾール類に対して0.5〜2当
量、好ましくは0.8〜1.2当量である。反応溶媒と
してはエーテル、THF、ジオキサン、アセトニトリ
ル、DMF、N,N−ジメチルアセトアミド(DMA
c)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリドン(DM
I)、1−メチル−2−ピロリドン(NMP)などが用
いられる。反応温度は0℃〜140℃、好ましくは10
〜100℃である。反応時間は制限はないが、通常0.
5〜10時間、好ましくは1〜5時間である。
【0015】本発明の化合物は、以下の式に示すよう
に、写真用イエローカプラーの合成に用いられる。
【0016】
【化6】
【0017】本発明の化合物はその1モルを0.5〜2
モル、好ましくは0.8〜1.2モルのイソシアナート
化合物またはその前駆体であるフェニルウレタン化合物
と塩基存在下反応させることにより収率よく、イエロー
カプラーへと導かれる。イソシアネート化合物は、対応
するアニリン誘導体とホスゲンから容易に合成される。
フェニルウレタン化合物は、対応するアニリン誘導体と
クロロ炭酸フェニルより容易に合成できる。用いられる
塩基としては、LDA(リチウムジイソプロピルアミ
ド)、水素化ナトリウム、カリウムtert−ブトキシ
ド、ナトリウムメトキシドなどがあげられる。塩基の使
用量は本発明の化合物1モルに対して、0.9〜5モ
ル、好ましくは1〜3モルである。アセチル化合物とイ
ソシアナート化合物から、β−ケトアニリド化合物を合
成する方法は、公知であり、以下に示すようなものが代
表的なものとして知られている。
【0018】
【化7】
【0019】以下に本発明の化合物の具体例を示すが本
発明はこれらに限定されるものではない。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】
【表7】
【0027】
【表8】
【0028】
【表9】
【0029】
【実施例】以下に実施例に基づき本発明についてさらに
詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。 実施例1(化合物(1)および(2)の合成) 5−フェノキシカルボニルベンゾトリアゾール4.78
g(0.02モル)、クロロピナコロン3.0g(0.
022モル)をアセトニトリル50mlに溶かし、これ
にトリエチルアミン3.1mlを加え、2時間加熱還流
した。室温にもどし、酢酸エチル、水を加え、分液、水
洗後、溶媒を留去し、n−ヘキサン/酢酸エチル系にて
晶析を行い、(1)、(2)の混合物を結晶として、
6.20g得た。収率92%。融点157−174℃。 化合物(1)(または(2))1 H−NMR(CDCl3 :200MHz) δppm 1.40(s,9H) 5.70(s,2H) 7.20−7.53(m,6H) 8.20−8.38(m,2H) 化合物(2)(または(1))1 H−NMR(CDCl3 :200MHz) δppm 1.40(s,9H) 5.74(s,2H) 7.20−7.53(m,6H) 8.20−8.38(m,2H)1 H−NMRの体積比より、化合物(1)と化合物
(2)のほぼ1:1の混合物である。
【0030】実施例2(化合物(14)の合成) 実施例1とほぼ同様の条件にて合成した。 融点 128−132℃1 H−NMR(CDCl3 :200MHz) δppm 3.92(s,3H) 6.07(s,2H) 7.02(d,2H,J=8.7Hz) 7.35−7.52(m,3H) 8.06(d,2H,J=8.7Hz) 8.0−8.15(m,1H)
【0031】実施例3(化合物(17)および(18)
の合成) 実施例1とほぼ同様の方法で合成し、(17)(18)
混合物を結晶として得た。 1H−NMRの体積比より
(17):(18)がほぼ1:0.9の混合物である。 化合物(17)(または(18)) 融点 120−124℃1 H−NMR(CDCl3 :300MHz) δppm 0.88(s,6H) 1.50−1.80(m,3H) 3.31(t,2H,J=8.0Hz) 4.14−4.34(m,4H) 4.86(s,2H) 5.62(s,2H) 7.01−7.33(m,4H) 7.67(d,1H,J=9.0Hz) 8.26(d,1H,J=9.0Hz) 8.43(s,1H)
【0032】実施例4(化合物(21)) 融点 230−232℃1 H−NMR(CDCl3 :300MHz) δppm 3.30(t,2H,J=9.0Hz) 4.23(t,2H,J=9.0Hz) 5.58(s,2H) 7.05(t,1H,J=7.0Hz) 7.17(t,1H,J=8.0Hz) 7.21(d,1H,J=8.0Hz) 7.38(t,1H,J=8.0Hz) 7.50(t,1H,J=8.0Hz) 7.62(d,1H,J=8.0Hz) 8.09(d,1H,J=8.0Hz) 8.12(d,1H,J=8.0Hz)
【0033】次に本発明の化合物を用いたイエローカプ
ラーの合成について説明する。本発明の化合物より導か
れるイエローカプラーの代表的なものを以下に示す。こ
れらは、米国特許第4,095,984号、米国特許第
4,477,563号、米国特許第5,213,958
号などに記載のあるDIRイエローカプラーとして有用
であることが知られている。
【0034】
【表10】
【0035】
【表11】
【0036】代表的なイエローカプラー(混合物)の融
点を示す。 (Y−3)、(Y−4) 融点 130−136℃ (Y−5)、(Y−6) 163−166℃ (Y−7)、(Y−8) 140−142℃
【0037】参考例1(本発明の化合物(17)、(1
8)を用いたイエローカプラー(Y−9)、(Y−1
0)の合成例) N,N−ジメチルホルムアミド20mlに水素化ナトリ
ウム(60%)0.46g(11.5ミリモル)を分散
し、これに、(17)、(18)混合物1.18g(3
ミリモル)、N−〔2−クロロ−5−(2−クロロ−5
−ドデシルスルファモイルフェニルスルファモイルフェ
ニル〕−フェノキシカルボンアミド2.20g(3ミリ
モル)を加え、室温にて3時間撹拌した。塩酸1.5m
lを含む氷水に、反応混合物を注ぎ、析出した結晶をろ
別した。カラムクロマトグラフィー(塩化メチレン/酢
酸エチル=10/1〜5/1)にて精製し、イエローカ
プラー(Y−9)、(Y−10)を混合物として、2.
35g得た。収率78%。
【0038】
【発明の効果】本発明の化合物は、簡便な方法によりイ
エローカプラーを合成することができる合成中間体とし
て用いられる。本発明の化合物によれば、イエローカプ
ラーの工業的規模での製造を容易に、短工程で行うこと
ができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】(式中、Rは炭素数1〜20の、好まし
くは1〜8のアルキル基(例えばメチル、エチル)を表
わす。) Rは炭素数6〜20の、好ましくは6〜10のアリー
ル基(例えばフェニル、ナフチル)または炭素数1〜2
0の、好ましくは1〜8のアルキル基(例えばメチル、
エチル)を表わし、該アルキル基はさらに炭素数2〜2
0の、好ましくは2〜8のアルコキシカルボニル基(例
えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、3−メ
チルブトキシカルボニル)で置換されていてもよい。R
は好ましくは、炭素数1〜8のアシルアミノ基、一般
式(II)で表わされる基、−COで表わされる
基を表わす。さらに好ましくは、Rは炭素数1〜8の
アシルアミノ基、一般式(II)で表わされる基(ただ
し、Rはメチル基を表わす。)、−COで表わ
される基(ただし、Rはフェニル基または3−メチル
ブトキシカルボニルメチル基を表わす。)を表わす。n
は0〜4の整数を表わすが、好ましくはnは0または2
を表わす。ただし、Rがtert−ブチル基の場合、
好ましくはnは1である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】次に本発明の化合物の製造方法を説明す
る。本発明の化合物は以下に示すように、α−ハロアセ
チル化合物とベンゾトリアゾール類を塩基性条件下反応
することにより収率よく得られる。反応モル比はα−ハ
ロアセチル化合物とベンゾトリアゾール類のモル比で、
通常1:5〜5:1、好ましくは1:2〜2:1であ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【表5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【表11】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】参考例1(本発明の化合物(17)、(1
8)を用いたイエローカプラー(Y−9)、(Y−1
0)の合成例) N,N−ジメチルホルムアミド20mlに水素化ナトリ
ウム(60%)0.46g(11.5ミリモル)を分散
し、これに、(17)、(18)混合物1.18g(3
ミリモル)、N−〔2−クロロ−5−(2−クロロ−5
−ドデシルスルファモイルフェニルスルファモイル
ェニル〕−フェノキシカルボンアミド2.20g(3ミ
リモル)を加え、室温にて3時間攪拌した。塩酸1.5
mlを含む氷水に、反応混合物を注ぎ、析出した結晶を
ろ別した。カラムクロマトグラフィー(塩化メチレン/
酢酸エチル=10/1〜5/1)にて精製し、イエロー
カプラー(Y−9)、(Y−10)を混合物として、
2.35g得た。収率78%。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1 はtert−ブチル基、パラ位に炭素数1
    〜18のアルコキシ基を有するフェニル基、インドリン
    −1−イル基を表わし、R2 はベンゼン環上に置換可能
    な基を表わし、nは0〜4の整数を表わす。ただし、R
    1 がtert−ブチル基の場合、nが0であることはな
    い。)で表わされる化合物。
JP6110141A 1994-04-27 1994-04-27 ベンゾトリアゾリルアセチル化合物 Pending JPH07291948A (ja)

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JP6110141A JPH07291948A (ja) 1994-04-27 1994-04-27 ベンゾトリアゾリルアセチル化合物
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