JPH07291502A - 製紙機及び仕上機械等のシート材料用案内ロール - Google Patents
製紙機及び仕上機械等のシート材料用案内ロールInfo
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- JPH07291502A JPH07291502A JP7096761A JP9676195A JPH07291502A JP H07291502 A JPH07291502 A JP H07291502A JP 7096761 A JP7096761 A JP 7096761A JP 9676195 A JP9676195 A JP 9676195A JP H07291502 A JPH07291502 A JP H07291502A
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- F16C13/00—Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
- F16C13/003—Bowed or curved rolls
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/02—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
- B65H23/022—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely by tentering devices
- B65H23/025—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely by tentering devices by rollers
- B65H23/0258—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely by tentering devices by rollers with a bowed axis
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- D21G1/00—Calenders; Smoothing apparatus
- D21G1/02—Rolls; Their bearings
- D21G1/0226—Bearings
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- B65H2404/10—Rollers
- B65H2404/13—Details of longitudinal profile
- B65H2404/132—Details of longitudinal profile arrangement of segments along axis
- B65H2404/1321—Segments juxtaposed along axis
- B65H2404/13211—Segments juxtaposed along axis and interconnected by gearing, e.g. differential gearing
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- B65H2404/10—Rollers
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Paper (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製紙機及び仕上機械等の、軸受け構成が簡単
で、シート材料の加熱を防止し得る、シート材料用案内
ロールを提供すること。 【構成】 中央のロール管(101) と２つの外側ロール管
(102) とを有し、それらの相隣接した末端が、それらを
下から把持する１個の橋絡部材(117) を介して、回転伝
達可能に且つ互いに屈曲自在に結合され、１つの共通の
転り支承部(109)を形成する。そして、転がり軸受とロ
ール管との間に断熱材が配置されている。
で、シート材料の加熱を防止し得る、シート材料用案内
ロールを提供すること。 【構成】 中央のロール管(101) と２つの外側ロール管
(102) とを有し、それらの相隣接した末端が、それらを
下から把持する１個の橋絡部材(117) を介して、回転伝
達可能に且つ互いに屈曲自在に結合され、１つの共通の
転り支承部(109)を形成する。そして、転がり軸受とロ
ール管との間に断熱材が配置されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、中央のロール管と２つ
の外側ロール管とを有し、それらの相隣接した末端が、
転り軸受を介して、各末端で回転不能に支承されたロー
ル軸で支えられており、外側ロール管の自由端が、転り
軸受を介して、半径方向に傾き調整可能な軸受部材で支
えられている、製紙機及び仕上げ機械等のシート材料用
案内ロールに関する。
の外側ロール管とを有し、それらの相隣接した末端が、
転り軸受を介して、各末端で回転不能に支承されたロー
ル軸で支えられており、外側ロール管の自由端が、転り
軸受を介して、半径方向に傾き調整可能な軸受部材で支
えられている、製紙機及び仕上げ機械等のシート材料用
案内ロールに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】このよ
うな案内ロールは、例えばドイツ特許公報第 21 08 702
号又はドイツ特許公報第 21 02 818号により公知であ
る。それらは、エキスパンダロールとしても使われ、自
由端の転り軸受を調整することによって外側ロール管を
中央管に対して傾けることができるので、「屈曲ロー
ル」とも呼ばれる。こうして、ロール軸のたわみに起因
する変形が修正されるようになっている。
うな案内ロールは、例えばドイツ特許公報第 21 08 702
号又はドイツ特許公報第 21 02 818号により公知であ
る。それらは、エキスパンダロールとしても使われ、自
由端の転り軸受を調整することによって外側ロール管を
中央管に対して傾けることができるので、「屈曲ロー
ル」とも呼ばれる。こうして、ロール軸のたわみに起因
する変形が修正されるようになっている。
【０００３】発生した傾きを転り軸受によって吸収する
ことができるように、中央のロール管及び外側ロール管
の両末端にそれぞれ自動調心ころ軸受が設けられる。こ
れらの軸受は高価であり、またロール管の直径が比較的
大きいため軸受が過寸法に設計されている。しかも中央
ロール管と外側ロール管との分離箇所の範囲に２個の自
動調心ころ軸受が密に並べて設けられているので、これ
らの軸受が受ける負荷が小さく、しばしば、滑りの虞の
ある範囲で動作する。そのことから自動調心ころ軸受の
汚れ及び破壊が生じる。更に、自動調心ころ軸受が大量
の熱を発生し、多くの用途においてシート材料がこの軸
受の範囲で許容以上に強く加熱され、こうしてシート材
料の品質が低下する。
ことができるように、中央のロール管及び外側ロール管
の両末端にそれぞれ自動調心ころ軸受が設けられる。こ
れらの軸受は高価であり、またロール管の直径が比較的
大きいため軸受が過寸法に設計されている。しかも中央
ロール管と外側ロール管との分離箇所の範囲に２個の自
動調心ころ軸受が密に並べて設けられているので、これ
らの軸受が受ける負荷が小さく、しばしば、滑りの虞の
ある範囲で動作する。そのことから自動調心ころ軸受の
汚れ及び破壊が生じる。更に、自動調心ころ軸受が大量
の熱を発生し、多くの用途においてシート材料がこの軸
受の範囲で許容以上に強く加熱され、こうしてシート材
料の品質が低下する。
【０００４】米国特許公報第 39 61 737号により、弾性
リングからなる屈曲継手とこれを下から把持する橋絡部
材と転り軸受とを介してロール管の相隣接した末端をロ
ール軸で支えることが公知である。稼働時、ロール管
は、偏心輪で回転可能に支承されたカラーで支えられ、
弾性リングがたえず圧縮され又弛緩される。その際に熱
が発生する。
リングからなる屈曲継手とこれを下から把持する橋絡部
材と転り軸受とを介してロール管の相隣接した末端をロ
ール軸で支えることが公知である。稼働時、ロール管
は、偏心輪で回転可能に支承されたカラーで支えられ、
弾性リングがたえず圧縮され又弛緩される。その際に熱
が発生する。
【０００５】ドイツ公開特許公報第 33 11 095号により
公知のエキスパンダロールは個々のロール管のそれぞれ
中央が転り軸受を介してロール軸で支えられている。ロ
ール管の相隣接した末端は、弾性材料からなる１個のリ
ングを介して屈曲自在に且つ回転伝達可能に互いに結合
されている。
公知のエキスパンダロールは個々のロール管のそれぞれ
中央が転り軸受を介してロール軸で支えられている。ロ
ール管の相隣接した末端は、弾性材料からなる１個のリ
ングを介して屈曲自在に且つ回転伝達可能に互いに結合
されている。
【０００６】本発明の課題は、許容外に強い加熱を防止
することのできる冒頭に述べた種類の案内ロールを提供
することである。
することのできる冒頭に述べた種類の案内ロールを提供
することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段及び作用】この課題は、請
求項１に記載のとおり、各ロール管の相隣接した末端
が、それらを下から把持する１個の橋絡部材を介して、
回転伝達可能に且つ互いに屈曲自在に結合されて、１つ
の共通の転り支承部を形成しており、且つ、転り軸受と
ロール管との間に断熱材が配置されている構成によって
解決される。
求項１に記載のとおり、各ロール管の相隣接した末端
が、それらを下から把持する１個の橋絡部材を介して、
回転伝達可能に且つ互いに屈曲自在に結合されて、１つ
の共通の転り支承部を形成しており、且つ、転り軸受と
ロール管との間に断熱材が配置されている構成によって
解決される。
【０００８】各ロール管の相隣接した末端が橋絡部材に
よって互いに連結されているので、１つの共通の転り支
承部で充分となる。末端が互いに屈曲自在に結合されて
いるので、傾きはもはや転り軸受によって吸収しなくて
もよい。それ故に、より簡単な構造の転り軸受を使用す
ることができる。特に、なるだけ低摩擦の転り軸受、例
えば深溝玉軸受を使用することができ、これらの軸受が
発生する熱量も僅かである。多くの場合、２つの相隣接
した末端を支承する転り軸受は１個だけで充分となる。
ロール管への熱の伝達は断熱材が殆ど阻止する。
よって互いに連結されているので、１つの共通の転り支
承部で充分となる。末端が互いに屈曲自在に結合されて
いるので、傾きはもはや転り軸受によって吸収しなくて
もよい。それ故に、より簡単な構造の転り軸受を使用す
ることができる。特に、なるだけ低摩擦の転り軸受、例
えば深溝玉軸受を使用することができ、これらの軸受が
発生する熱量も僅かである。多くの場合、２つの相隣接
した末端を支承する転り軸受は１個だけで充分となる。
ロール管への熱の伝達は断熱材が殆ど阻止する。
【０００９】好ましい１実施態様では、請求項２に記載
のとおり、橋絡部材が、共通の転り支承部で支えられ、
且つ各１つの屈曲装置を介して両方の相隣接した末端と
結合されている。それ故に、転り支承部は、ロール容積
内に介設した橋絡部材によって負荷される。その際、ロ
ール管の２つの相隣接した末端が橋絡部材と屈曲自在に
結合されているので、橋絡部材はロール軸に対して同軸
の位置を占めることができる。
のとおり、橋絡部材が、共通の転り支承部で支えられ、
且つ各１つの屈曲装置を介して両方の相隣接した末端と
結合されている。それ故に、転り支承部は、ロール容積
内に介設した橋絡部材によって負荷される。その際、ロ
ール管の２つの相隣接した末端が橋絡部材と屈曲自在に
結合されているので、橋絡部材はロール軸に対して同軸
の位置を占めることができる。
【００１０】有利な１実施態様では、請求項３に記載の
とおり、１個の共通の転り軸受の両側に屈曲装置が配置
されている。それ故に、１個の転り軸受で間に合う。
とおり、１個の共通の転り軸受の両側に屈曲装置が配置
されている。それ故に、１個の転り軸受で間に合う。
【００１１】選択的な実施態様では、請求項４に記載の
とおり、２個の共通の転り軸受の間に屈曲装置が配置さ
れている。両方の転り軸受間が隔てられているため、橋
絡部材がロール軸に対して同軸に延びるように確保され
ている。
とおり、２個の共通の転り軸受の間に屈曲装置が配置さ
れている。両方の転り軸受間が隔てられているため、橋
絡部材がロール軸に対して同軸に延びるように確保され
ている。
【００１２】別の好ましい１実施態様では、請求項５に
記載のとおり、橋絡部材が相隣接した末端の一方に固定
されており、この末端と他方の末端との間に１つの屈曲
装置が設けられており、１つの共通の転り軸受が相隣接
した末端の一方にのみ作用する。この場合にも、橋絡部
材とロール管との間に屈曲継手があるため、２つの相隣
接したロール末端を支承する転り軸受が一個で間に合
う。
記載のとおり、橋絡部材が相隣接した末端の一方に固定
されており、この末端と他方の末端との間に１つの屈曲
装置が設けられており、１つの共通の転り軸受が相隣接
した末端の一方にのみ作用する。この場合にも、橋絡部
材とロール管との間に屈曲継手があるため、２つの相隣
接したロール末端を支承する転り軸受が一個で間に合
う。
【００１３】望ましくは、請求項６に記載のとおり、共
通の転り軸受が中央のロール管の末端に作用する。中央
のロール管は、普通、２つの外側ロール管よりも長さが
長いので、これにより、軸受の軸方向間隔をより均一化
することができる。
通の転り軸受が中央のロール管の末端に作用する。中央
のロール管は、普通、２つの外側ロール管よりも長さが
長いので、これにより、軸受の軸方向間隔をより均一化
することができる。
【００１４】請求項７に記載のとおり、単純な深溝玉軸
受を転り軸受として使用することができることは、前述
の利点以外に、これらの軸受は特に低摩擦で動作させる
ことができる。それらは、支承幅が狭いため、場合によ
っては対に並べて使用することもできる。
受を転り軸受として使用することができることは、前述
の利点以外に、これらの軸受は特に低摩擦で動作させる
ことができる。それらは、支承幅が狭いため、場合によ
っては対に並べて使用することもできる。
【００１５】特に有利には、請求項８に記載のとおり、
屈曲装置は弾性リングを有する。弾性リングは、傾きの
影響を受けて変形するため、屈曲部材として使用するこ
とができる。
屈曲装置は弾性リングを有する。弾性リングは、傾きの
影響を受けて変形するため、屈曲部材として使用するこ
とができる。
【００１６】有利な可能性として、請求項９に記載のと
おり、屈曲装置はゴム−金属ブシュによって形成されて
いる。かかるブシュは、取り扱い容易な市販部材であ
る。これらのブシュは、圧力嵌めで取付けられると、回
転継手としても役立つ。
おり、屈曲装置はゴム−金属ブシュによって形成されて
いる。かかるブシュは、取り扱い容易な市販部材であ
る。これらのブシュは、圧力嵌めで取付けられると、回
転継手としても役立つ。
【００１７】選択的実施態様では、請求項10に記載のと
おり、屈曲装置が硬質Ｏリングとこれを半径方向に支え
る押さえリングとによって形成されている。この場合、
Ｏリングと押さえリングとが協働して、動き易い屈曲装
置を形成する。この構成態様でも、Ｏリングは、場合に
よっては押さえリングも、断熱材として利用することが
できる。
おり、屈曲装置が硬質Ｏリングとこれを半径方向に支え
る押さえリングとによって形成されている。この場合、
Ｏリングと押さえリングとが協働して、動き易い屈曲装
置を形成する。この構成態様でも、Ｏリングは、場合に
よっては押さえリングも、断熱材として利用することが
できる。
【００１８】別の好ましい可能性では、請求項11に記載
のとおり、屈曲継手が１個の球面支承面を有する。
のとおり、屈曲継手が１個の球面支承面を有する。
【００１９】請求項12に記載のとおり、屈曲継手が断熱
材を有することも好ましい。こうして、転り軸受に発生
する熱は、補助要素を付加することなく、ロール管への
伝達を殆ど阻止することができる。特に、少なくともそ
の材料の熱伝導率が小さい弾性リングは断熱材として利
用することができる。
材を有することも好ましい。こうして、転り軸受に発生
する熱は、補助要素を付加することなく、ロール管への
伝達を殆ど阻止することができる。特に、少なくともそ
の材料の熱伝導率が小さい弾性リングは断熱材として利
用することができる。
【００２０】多くの場合、請求項13に記載のとおり、一
方のロール管に回転伝達するために、橋絡部材又はロー
ル管に、それぞれ相手側部材と常に係合する１個の回転
伝達部材が取付けられていることが望ましい。かかる回
転伝達部材により、屈曲装置には回転力が伝達されな
い。
方のロール管に回転伝達するために、橋絡部材又はロー
ル管に、それぞれ相手側部材と常に係合する１個の回転
伝達部材が取付けられていることが望ましい。かかる回
転伝達部材により、屈曲装置には回転力が伝達されな
い。
【００２１】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面に基
づいて、詳しく説明する。
づいて、詳しく説明する。
【００２２】図１の案内ロールは中央のロール管１と２
つの外側ロール管２、３とを有する。これらのロール管
に挿通されるロール軸４はその両末端が軸受台５、６で
支承され、ロック部材７、８によって回転しないように
固定されている。中央のロール管１はその両末端が自動
調心ころ軸受９、10を介してロール軸４で支承されてい
る。外側ロール管２、３は相対向した末端が自動調心こ
ろ軸受11、12を介してロール軸４で支えられ、又それら
の自由端が自動調心ころ軸受12、13を介して軸受部材1
4、15で支えられている。これらの軸受部材は傾き調整
装置16によって半径方向に変位可能となっている。図示
された半径方向調整の代わりに、偏心軸受部材を用いて
回転調整することもできる。
つの外側ロール管２、３とを有する。これらのロール管
に挿通されるロール軸４はその両末端が軸受台５、６で
支承され、ロック部材７、８によって回転しないように
固定されている。中央のロール管１はその両末端が自動
調心ころ軸受９、10を介してロール軸４で支承されてい
る。外側ロール管２、３は相対向した末端が自動調心こ
ろ軸受11、12を介してロール軸４で支えられ、又それら
の自由端が自動調心ころ軸受12、13を介して軸受部材1
4、15で支えられている。これらの軸受部材は傾き調整
装置16によって半径方向に変位可能となっている。図示
された半径方向調整の代わりに、偏心軸受部材を用いて
回転調整することもできる。
【００２３】この調整装置によって、外側自動調心ころ
軸受12、13は、外側ロール管２、３が中央のロール管１
に対して傾くように、即ち、軸のたわみに起因した外側
ロール管の傾きが修正されるように、調整することがで
きる。回転中のロール管の傾きが修正可能となるよう
に、転り軸受は自動調心ころ軸受９〜13として構成する
必要がある。
軸受12、13は、外側ロール管２、３が中央のロール管１
に対して傾くように、即ち、軸のたわみに起因した外側
ロール管の傾きが修正されるように、調整することがで
きる。回転中のロール管の傾きが修正可能となるよう
に、転り軸受は自動調心ころ軸受９〜13として構成する
必要がある。
【００２４】図２に示す本発明による実施態様では、対
応する部材に、100 加えた符号が用いられる。ここで
は、両方のロール管101, 102の末端が、深溝玉軸受とし
て設計された１個の共通の転り軸受109 を介して、ロー
ル軸104 に支えられている。このために橋絡部材117 が
設けられており、この橋絡部材は、ねじ118 で互いに結
合された２つの部分119, 120からなる。橋絡部材117 は
各１つの屈曲装置121, 122を介してロール管101, 102の
相隣接した末端と結合されている。屈曲装置は、ゴム−
金属ブシュとして構成された各１個の弾性リング123, 1
24を有している。
応する部材に、100 加えた符号が用いられる。ここで
は、両方のロール管101, 102の末端が、深溝玉軸受とし
て設計された１個の共通の転り軸受109 を介して、ロー
ル軸104 に支えられている。このために橋絡部材117 が
設けられており、この橋絡部材は、ねじ118 で互いに結
合された２つの部分119, 120からなる。橋絡部材117 は
各１つの屈曲装置121, 122を介してロール管101, 102の
相隣接した末端と結合されている。屈曲装置は、ゴム−
金属ブシュとして構成された各１個の弾性リング123, 1
24を有している。
【００２５】ロール管101, 102の間の傾きは弾性リング
123, 124によって完全に吸収される。橋絡部材117 はロ
ール軸104 に対して同心位置を保つ。それ故に、転り軸
受109 は半径方向にのみ負荷される。それでもなお発生
する熱は、弾性リング123, 124の材料が断熱材として働
くので、直接ロール管に伝わらない。
123, 124によって完全に吸収される。橋絡部材117 はロ
ール軸104 に対して同心位置を保つ。それ故に、転り軸
受109 は半径方向にのみ負荷される。それでもなお発生
する熱は、弾性リング123, 124の材料が断熱材として働
くので、直接ロール管に伝わらない。
【００２６】図３に示す実施態様では、対応する部材
に、200 加えた符号が用いられる。この構造では、部材
219, 220からなる橋絡部材217 が２個の転り軸受209, 2
11を介して支えられ、これらの転り軸受は１個の共通す
る転り支承部を形成し、やはり単純な深溝玉軸受として
構成されている。両方の屈曲装置221, 222は２つの転り
軸受209, 211の間にある。これらの機能は図２のものと
同じである。
に、200 加えた符号が用いられる。この構造では、部材
219, 220からなる橋絡部材217 が２個の転り軸受209, 2
11を介して支えられ、これらの転り軸受は１個の共通す
る転り支承部を形成し、やはり単純な深溝玉軸受として
構成されている。両方の屈曲装置221, 222は２つの転り
軸受209, 211の間にある。これらの機能は図２のものと
同じである。
【００２７】図４の実施態様では、対応する部材に、30
0 加えた符号が用いられる。ここでは、中央のロール管
301 の末端が、やはり深溝玉軸受として設計された１個
の転り軸受309 を介して直接に、但し断熱材332 を介設
して、ロール軸304 で支えられる。ロール管302 の隣接
した末端に橋絡部材317 がねじ325 によって固定されて
いる。橋絡部材317 とロール管301 の末端との間に１つ
の屈曲装置321 があり、この屈曲装置は軸受内殻326 と
軸受外殻327 とを備えた球面軸受として構成されてい
る。橋絡部材317 に設けられた回転伝達部材327 が、ロ
ール管301 に設けられた適宜な切欠き328 と係合し、両
方のロール管301, 302は回転伝達可能に連結されてい
る。
0 加えた符号が用いられる。ここでは、中央のロール管
301 の末端が、やはり深溝玉軸受として設計された１個
の転り軸受309 を介して直接に、但し断熱材332 を介設
して、ロール軸304 で支えられる。ロール管302 の隣接
した末端に橋絡部材317 がねじ325 によって固定されて
いる。橋絡部材317 とロール管301 の末端との間に１つ
の屈曲装置321 があり、この屈曲装置は軸受内殻326 と
軸受外殻327 とを備えた球面軸受として構成されてい
る。橋絡部材317 に設けられた回転伝達部材327 が、ロ
ール管301 に設けられた適宜な切欠き328 と係合し、両
方のロール管301, 302は回転伝達可能に連結されてい
る。
【００２８】図５の実施態様では、対応する部材に、40
0 加えた符号が用いられる。図４との違いは、実質的
に、球面軸受321 が、弾性リング423 を有するゴム−金
属ブシュ421 に置き換えられている点である。
0 加えた符号が用いられる。図４との違いは、実質的
に、球面軸受321 が、弾性リング423 を有するゴム−金
属ブシュ421 に置き換えられている点である。
【００２９】図６の実施態様では、対応する部材に、50
0 加えた符号が用いられる。ここでは、ロール管501 の
内面に設けられた溝529 に挿入された硬質Ｏリング523
と、同じ溝に挿入されて橋絡部材517 の円筒形周面531
に当接する押さえリング530との組合せ体が屈曲装置521
として働く。
0 加えた符号が用いられる。ここでは、ロール管501 の
内面に設けられた溝529 に挿入された硬質Ｏリング523
と、同じ溝に挿入されて橋絡部材517 の円筒形周面531
に当接する押さえリング530との組合せ体が屈曲装置521
として働く。
【００３０】図示された実施態様は、本発明の基本的考
えから逸脱することなく、さまざまな点で変更すること
ができる。例えば、転り軸受309, 409, 509 を外側ロー
ル管302, 402, 502 側にも配置することができ、橋絡部
材317, 417, 517 を中央のロール管301, 401, 501 に取
付けることもできる。また、図２及び図３の弾性リング
123, 124, 223, 224の代わりに球面軸受321 を使用する
こともできる。
えから逸脱することなく、さまざまな点で変更すること
ができる。例えば、転り軸受309, 409, 509 を外側ロー
ル管302, 402, 502 側にも配置することができ、橋絡部
材317, 417, 517 を中央のロール管301, 401, 501 に取
付けることもできる。また、図２及び図３の弾性リング
123, 124, 223, 224の代わりに球面軸受321 を使用する
こともできる。
【００３１】
【発明の効果】中央のロール管と外側のロール管の相隣
接した端末が、橋絡部材を介して回転伝達可能に、且つ
屈曲自在に結合された１個の共通の支承部によりロール
軸に支承されるので、より構成の簡単な転がり軸受が使
用可能となる。また、転がり軸受とロール管の間に断熱
材を配置したので、シート材料の加熱が防止される。
接した端末が、橋絡部材を介して回転伝達可能に、且つ
屈曲自在に結合された１個の共通の支承部によりロール
軸に支承されるので、より構成の簡単な転がり軸受が使
用可能となる。また、転がり軸受とロール管の間に断熱
材を配置したので、シート材料の加熱が防止される。
【図１】公知の構造の案内ロールの縦断面図であり、本
発明による改良対称部分を範囲Ａで示す。
発明による改良対称部分を範囲Ａで示す。
【図２】本発明の案内ロールの１実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の案内ロールの他の実施例を示す断面図
である。
である。
【図４】本発明の案内ロールの他の実施例を示す断面図
である。
である。
【図５】本発明の案内ロールの他の実施例を示す断面図
である。
である。
【図６】本発明の案内ロールの他の実施例を示す断面図
である。
である。
101 、 201 、 301 、 401 、 501 ・・・ 中央のロール 102 、 202 、 302 、 402 、 502 ・・・ 外側のロール 104 、 204 、 304 、 404 、 504 ・・・ ロール軸 117 、 217 、 317 、 417 、 517 ・・・ 橋絡部材 109 、 209 、 309 、 409 、 509 ・・・ 共通の転がり支承部 121 、 122;221 、 222;321;421;521 ・・・ 屈曲部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イルムガルト ハヴィックス ドイツ 47800 クレフェルト エルディ ンガー シュトラーセ 630
Claims (13)
- 【請求項１】 製紙機及び仕上機械等のシート材料用案
内ロールであって、中央のロール管と２つの外側ロール
管とを有しており、それらの相隣接した末端が、転り軸
受を介して、各末端で回転不能に支承されたロール軸で
支えられており、外側ロール管の自由端が、転り軸受を
介して、半径方向に傾き調整可能な軸受部材で支えられ
ているものにおいて、相隣接した末端が、それらを下か
ら把持する１個の橋絡部材(117;217;317;417;517) を介
して、回転伝達可能に且つ互いに屈曲自在に結合され
て、１個の共通の転り支承部(109;209;309;409;509) を
形成しており、且つ、転り軸受(109;209;211) とロール
管(101,102; 201,202)との間に断熱材が配置されている
ことを特徴とする案内ロール。 - 【請求項２】 橋絡部材(117; 217)が共通の転り支承部
(109;209;211) で支えられ、且つ各１つの屈曲装置(12
1,122; 221,222)を介して両方の相隣接した末端と結合
されていることを特徴とする、請求項１に記載の案内ロ
ール。 - 【請求項３】 １個の共通の転り軸受(109) の両側に屈
曲装置(121, 122)が配置されていることを特徴とする、
請求項２に記載の案内ロール。 - 【請求項４】 ２個の共通の転り軸受(209, 211)の間に
屈曲装置(221, 222)が配置されていることを特徴とす
る、請求項２に記載の案内ロール。 - 【請求項５】 橋絡部材(317;417;517) が相隣接した末
端の一方に固定されており、この末端と他方の末端との
間に１つの関節装置(321;421;521) が設けられており、
１個の共通の転り軸受(309;409;509) が相隣接した末端
の一方にのみ作用することを特徴とする、請求項１に記
載の案内ロール。 - 【請求項６】 共通の転り軸受(309;409;509) が中央の
ロール管(301;401;501) の末端に作用することを特徴と
する、請求項５に記載の案内ロール。 - 【請求項７】 転り軸受(109;209;211;309;409;509) と
して深溝玉軸受が使用されていることを特徴とする、請
求項１〜６のいずれか１項に記載の案内ロール。 - 【請求項８】 屈曲装置(121,122;221,222;421;521) が
１個の弾性リング(123,124;223,224;429;523) を有する
ことを特徴とする、請求項１〜７のいずれか１項に記載
の案内ロール。 - 【請求項９】 屈曲装置(121,122;221,222;421) がゴム
−金属ブシュによって形成されていることを特徴とす
る、請求項８に記載の案内ロール。 - 【請求項１０】 屈曲装置(521) が硬質Ｏリング(523)
とこれを半径方向に支える押えリング(530) とによって
形成されていることを特徴とする、請求項８に記載の案
内ロール。 - 【請求項１１】 屈曲継手(321) が１個の球面支承部を
有することを特徴とする、請求項１〜７のいずれか１項
に記載の案内ロール。 - 【請求項１２】 屈曲継手(121,122;221,222) が断熱材
を有することを特徴とする、請求項１〜11のいずれか１
項に記載の案内ロール。 - 【請求項１３】 一方のロール管(301;401;501) に回転
伝達するために、橋絡部材(317;417;517) 又はロール管
に、それぞれ相手側部材と常に係合する１個の回転伝達
部材(327;427;527) が取付けられていることを特徴とす
る、請求項１〜12のいずれか１項に記載の案内ロール。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4414317A DE4414317A1 (de) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | Leitwalze für Bahnmaterial, insbesondere für Papierherstell- und -veredlungsmaschinen |
| DE4414317.6 | 1994-04-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07291502A true JPH07291502A (ja) | 1995-11-07 |
| JP2564475B2 JP2564475B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=6516328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7096761A Expired - Lifetime JP2564475B2 (ja) | 1994-04-25 | 1995-04-21 | 製紙機及び仕上機械等のシート材料用案内ロール |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0679596B1 (ja) |
| JP (1) | JP2564475B2 (ja) |
| AT (1) | ATE170820T1 (ja) |
| CA (1) | CA2146391C (ja) |
| DE (2) | DE4414317A1 (ja) |
| FI (1) | FI951921A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104229528A (zh) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | 特克斯玛格销售有限公司 | 用于引导和/或展开运行产品卷的滚筒 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI100350B (fi) * | 1995-06-02 | 1997-11-14 | Raahen Tevo Oy | Levitystelan käytön kytkentä |
| DE19622238C1 (de) * | 1996-06-03 | 1997-09-18 | Stowe Woodward Ag Werk Plastex | Leitwalze für Bahnmaterial, insb. für Papiermaschinen |
| FI105804B (fi) | 1997-01-30 | 2000-10-13 | Valmet Corp | Ulosottotela, levitystela tai vastaava rainamaista materiaalia varten |
| DE19804553C1 (de) * | 1998-02-05 | 1999-08-26 | Stowe Woodward Ag | Leitwalze für Bahnmaterial |
| DE10154759A1 (de) * | 2001-11-09 | 2003-05-22 | Voith Paper Patent Gmbh | Walze zum Aufwickeln einer Materialbahn und Verfahren zur Verbesserung der Wickelqualität |
| DE102006008282B3 (de) * | 2006-02-22 | 2007-11-15 | Windmöller & Hölscher Kg | Walze |
| DE102006021609B4 (de) * | 2006-04-13 | 2008-01-31 | Robec Walzen Gmbh | Walze, insbesondere Breitstreckwalze zum Einsatz bei der Herstellung von Materialbahnen, inbesondere Papier- oder Kartonbahnen |
| CN102767108B (zh) * | 2012-06-29 | 2015-12-09 | 佛山市南海区德昌誉机械制造有限公司 | 一种辊体 |
| US9682825B2 (en) | 2013-05-31 | 2017-06-20 | Morné Rudolph | Segmented idler for use in a conveyor belt installation |
| IT202000016018A1 (it) * | 2020-07-02 | 2022-01-02 | Barnini S R L | Rullo stenditore |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3198411A (en) * | 1963-08-09 | 1965-08-03 | William E Cope | Self-centering roll |
| DE2110079A1 (en) * | 1971-03-03 | 1972-09-14 | H. Wittler & Co, 4812 Brackwede | Curved broad-drawing roller - for flexible widths of paper textiles and plastic foil |
| DE2227904C2 (de) * | 1972-06-08 | 1983-10-27 | Rolf 4800 Bielefeld Beckmann | Breitstreckwalze |
| US3961737A (en) * | 1975-05-09 | 1976-06-08 | Ryman Engineering Co. | Self-centering rolls |
| DE3311095A1 (de) * | 1983-03-26 | 1984-10-04 | H. Wittler GmbH & Co KG, 4800 Bielefeld | Breitstreckwalze und verfahren zur montage einer breitstreckwalze |
| DE3338965A1 (de) * | 1983-10-27 | 1985-05-09 | Gummiwerke Becker AG, 7920 Heidenheim | Vorrichtung zum dehnen und/oder streichen einer bewegten bahn |
-
1994
- 1994-04-25 DE DE4414317A patent/DE4414317A1/de not_active Ceased
-
1995
- 1995-04-05 CA CA002146391A patent/CA2146391C/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-04-13 EP EP95105607A patent/EP0679596B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-04-13 AT AT95105607T patent/ATE170820T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-04-13 DE DE59503485T patent/DE59503485D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-04-21 FI FI951921A patent/FI951921A/fi unknown
- 1995-04-21 JP JP7096761A patent/JP2564475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104229528A (zh) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | 特克斯玛格销售有限公司 | 用于引导和/或展开运行产品卷的滚筒 |
| KR20140148328A (ko) * | 2013-06-21 | 2014-12-31 | 텍스마그 게엠베하 베르트리에브스게셀스차프트 | 작동하는 제품 웹을 가이드 및/또는 스프레드하기 위한 롤 |
| CN104229528B (zh) * | 2013-06-21 | 2017-06-23 | 特克斯玛格销售有限公司 | 用于引导和/或展开运行产品卷的滚筒 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2146391A1 (en) | 1995-10-26 |
| CA2146391C (en) | 1998-11-03 |
| DE59503485D1 (de) | 1998-10-15 |
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| DE4414317A1 (de) | 1995-10-26 |
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| FI951921A0 (fi) | 1995-04-21 |
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