JPH07291495A - 鍔付き台車 - Google Patents

鍔付き台車

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Publication number
JPH07291495A
JPH07291495A JP9135294A JP9135294A JPH07291495A JP H07291495 A JPH07291495 A JP H07291495A JP 9135294 A JP9135294 A JP 9135294A JP 9135294 A JP9135294 A JP 9135294A JP H07291495 A JPH07291495 A JP H07291495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
winding
winding shaft
rotary drive
liner
Prior art date
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Pending
Application number
JP9135294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yohachiro Nakagawa
洋八郎 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP9135294A priority Critical patent/JPH07291495A/ja
Publication of JPH07291495A publication Critical patent/JPH07291495A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面接触駆動方式の台車に於いても帯状部材
を巻取軸の軸方向一定位置に規制して巻取りすることの
できる鍔付き台車を提供すること。 【構成】 支持フレーム1の2箇所にライナーRを巻取
軸10の軸方向一定位置に規制して巻取らせる鍔30を
取り付け、これらの鍔30の一部に回転駆動軸20の表
面を巻取軸10の表面または巻取軸10に巻取りされた
ライナーRの表面に押し当てる際に回転駆動軸20と鍔
30との互いの干渉を避ける切欠部34を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状材料の巻取り等に
使用される台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、タイヤ製造工程などにおいて
は、そこで使用される帯状部材を台車の巻取軸に巻取り
させておいて、保管、運搬、使用に供することが一般化
している。このような台車においては、巻取り時に帯状
部材が台車の巻取軸の軸方向の一定位置からはずれて巻
き崩れが生じることがないように、台車の巻取軸の軸方
向2箇所に巻取最大量の半径とほぼ同じ大きさの半径を
有する円板状の鍔を固定して取付け、その両鍔の間に帯
状部材を巻取りするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記鍔
付きの台車においては、その駆動方式として、巻取軸の
端部に駆動軸を直結して帯状部材を巻取るいわゆる直結
方式は適用できるものの、巻取軸の表面または巻取軸に
巻取りした帯状部材の表面に駆動軸の表面を押し当てて
摩擦力によって回転駆動力を伝達し、帯状部材の巻取り
を持続するようにするいわゆる表面接触駆動方式は、前
記した両鍔が、巻取軸の表面または巻取軸に巻取りした
帯状部材の表面に駆動軸の表面を押し当てる際に巻取軸
と互いに干渉して障害となるので、適用するのが困難で
あった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、表面接触駆動方式の台車に於いても巻取対象を巻取
軸の軸方向一定位置に規制して巻取りさせることのでき
る鍔付き台車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、支持
フレームに両端を回転自在に支持した巻取軸に対して帯
状部材を巻取りするようにし、回転駆動軸の表面を前記
巻取軸の表面または巻取軸に巻取りした帯状部材の表面
に押し当てて当該巻取軸に回転駆動力を伝達するように
した台車において、前記支持フレームの2箇所に巻取対
象を前記巻取軸の軸方向一定位置に規制して巻取りさせ
る鍔を取り付け、この鍔の一部に前記回転駆動軸の表面
を前記巻取軸の表面または巻取軸に巻取りした帯状部材
の表面に押し当てる際に前記回転駆動軸と前記鍔との互
いの干渉を避ける切欠部を形成するようにした。
【0006】
【作用】一般に巻取軸に取り付ける鍔は巻取対象を最大
巻取量に至るまで巻取軸の軸方向一定位置に規制して巻
取りするために巻取対象の最大巻取量の半径に相当する
大きさの半径を必要とする。したがって、従来のままで
は、鍔の周縁部が障害となって、回転駆動軸の表面を前
記巻取軸の表面または巻取軸に巻取りした帯状部材の表
面に押し当てて当該巻取軸に回転駆動力を伝達すること
ができない。
【0007】しかるに、本発明によれば、台車の支持フ
レーム側に切欠部付きの鍔を取り付けているので、回転
駆動軸を鍔の切欠部に位置させることで、回転駆動軸と
鍔とを互いに干渉させることなく、回転駆動軸の表面を
前記巻取軸の表面または巻取軸に巻取りされた帯状部材
の表面に押し当てることができ、これにより巻取軸に回
転駆動力を伝達することができる。したがって、巻取対
象を最大巻取量に至るまで巻取軸の軸方向一定位置に規
制して巻取りすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2を参
照して説明する。図1および図2において、符号1は支
持フレーム、符号10はライナー(帯状部材)Rの巻取
軸、符号20は回転駆動軸、符号30は固定鍔であり、
これら符号1、符号10、符号20、符号30によって
本発明の鍔付き台車が基本構成されている。
【0009】前記支持フレーム1は、下部フレーム2
と、前後(図1の図面垂直方向)に所定間隔を隔てた一
対の側部フレーム3、3とから構成されている。前後一
対の側部フレーム3、3の上部には左右水平方向に延び
る固定フレーム4がそれぞれ取り付けられている。各々
の固定フレーム4の上面中央には軸受5が固定されてい
る。下部フレーム2の下面には車輪6が取り付けられ、
支持フレーム1を巻取・巻出位置に対して前後水平方向
(図1の紙面垂直方向)に出し入れできるようになって
いる。
【0010】前記巻取軸10は、ライナーRを巻取りす
るためのもので、前後水平方向(図1の紙面垂直方向)
に延びるとともに、その両端部が前記軸受5に回転自在
に支持されている。この巻取軸10には、円筒状のボッ
クスロール11が同軸的に一体に外装されている。前記
ライナーRはこのボックスロール11の周囲に巻取りす
るようになっている。
【0011】前記回転駆動軸20は、表面接触駆動方式
により前記巻取軸10に回転駆動力を伝達するもので、
前記巻取軸10と平行に前後水平方向(図1の紙面垂直
方向)に延びている。この回転駆動軸20には中央に大
径部20aおよび両端部側に小径部20bが形成されて
いる。この回転駆動軸20の両端部は一対の支持アーム
21、21の自由端に設けられた軸受部22、22に回
転自在に支持されている。支持アーム21、21の基端
部は回転駆動軸20と平行に前後水平方向に延びる回動
軸23に固定されている。この支持アーム21、21は
シリンダ装置(図示せず)によって回動軸23回りに図
1の時計回り・反時計回りに回動可能とされている。
【0012】したがって、シリンダ装置の駆動により、
支持アーム21、21を図1反時計回りに回動させて、
回転駆動軸20を巻取軸10に接近させて回転駆動軸2
0の大径部20aの表面を巻取り軸10の表面に押し当
てる一方、支持アーム21、21を図1時計回りに回動
させて、回転駆動軸20を巻取軸10から離間させるよ
うになっている。
【0013】前記回動軸23はその両端部が設備の一部
に取り付けられた軸受24に回転自在に支持されてい
る。この回動軸23の一端部にはプーリー25が同軸的
に取り付けられている。回転駆動軸20の対応する一端
部にもプーリー26が同軸的に取り付けられている。両
プーリー25、26間にはチェーン27が巻回されてい
る。したがって、回動軸23の一端部に直結した駆動モ
ーター(図示せず)を駆動することで、チェーン27を
介して回動駆動軸20を回転駆動できるようになってい
る。
【0014】前記固定鍔30は、巻取対象のライナーR
が巻取軸10の(ボックスロール11の)軸方向一定幅
を越えて軸方向にずれるのを防止し、軸方向一定幅に規
制して巻取りさせるためのもので、その半径は巻取対象
の巻取最大量の半径よりも若干大きい半径寸法とされて
いる。この固定鍔30は、巻取軸10の軸方向センター
位置からライナーRの幅寸法の半分よりも僅かに長い距
離だけ軸方向左右に離間する位置に一対配置されてい
る。
【0015】このような固定鍔30は、支持フレーム1
側に取り付けられている。即ち、巻取軸10の左右水平
方向両脇に位置する取付部材31、32が前後一対の固
定フレーム4の上面から前後水平方向(図1の紙面垂直
方向)に向けて対応する固定鍔30の配置位置まで延び
ており、この取付部材31、32の先端に前記固定鍔3
0、30が直角に取付けされている。この取付部材3
1、32はいずれもボルト33によって自身の長孔を介
して固定フレーム4の上面に着脱可能に取り付けられて
いる。したがって、ライナーRの幅寸法の変更に対応す
べく、取付部材31、32の位置を長孔を介して変更
し、固定鍔30、30間の間隔を適宜変更することがで
きるようになっている。
【0016】この固定鍔30、30には、上方に大きく
開口しかつ上方から巻取軸10の軸中心よりも若干低い
位置まで至る切欠部34が形成されている。この切欠部
34は、回転駆動軸20の表面を巻取軸10の表面また
は巻取軸10に巻取りされたライナーRの表面に押し当
てる際に、回転駆動軸20と固定鍔30との干渉を避け
るためのものである。したがって、切欠部34内に回転
駆動軸20を位置させることで、巻取軸10に回転駆動
力を伝達することが可能となる。
【0017】なお、符号40は、巻取軸10の下方に位
置しかつ前後水平方向に延びる第2の巻取軸である。こ
の第2の巻取軸40は、巻取軸10と同様に支持フレー
ム1に軸受41を介して両端部が回転自在に支持されて
いる。この第2の巻取軸40には、ボックスロール42
が外装され、このボックスロール42に対してゴム部材
等の塑性状部材BがライナーRとともに巻取りされてい
る。また、符号43は、第2の巻取軸40に対してそれ
が空転しない程度のブレーキ力を伝達するブレーキ装置
であり、スプリング44の引張力によりブレーキ力を伝
達するようになっている。
【0018】また、符号45は、第2の巻取軸40から
塑性状部材BおよびライナーRを巻出しする際に、これ
らの部材が軸方向一定位置から軸方向にずれないように
規制する一対のバーであり、前記巻取軸10に対する固
定鍔30と同様の役割を果たす。この一対のバー45、
45はライナーRの幅よりも僅かに広い間隔とされ、取
付部材46によって支持フレーム1の一部に取り付けら
れている。
【0019】次ぎに、上記構成の鍔付き台車の作用を説
明する。鍔付き台車の第2の巻取軸40には塑性状部材
BがライナーRとともに巻取りされている。塑性状部材
BをライナーRとともに巻出しする場合、塑性状部材B
の先端を巻出し位置の上流側に配置してある巻出しロー
ラー47に通すとともに、ライナーRの先端を巻取り軸
10に巻き付ける。巻取軸10に巻き付けたライナーR
の表面には回転駆動軸20を押し当てる。
【0020】この最初の状態から、巻出しローラー47
を低速で図示しない駆動モーターにより回転させるとと
もに、この回転速度と同調して回転駆動軸20を回転さ
せる。これにより、第2の巻取軸40から塑性状部材B
が連続的に巻出しされて巻出しローラー47を通して上
流に搬送されるとともに、第2の巻取軸40から巻出し
されたライナーRが連続的に巻取軸10に巻取られる。
【0021】ライナーRが巻取られるに従い、巻取軸1
0における巻取半径が次第に大きくなるが、固定鍔30
は、自身の周縁部のうち半分以上を最大半径部分で構成
するので、ライナーRの巻取最大量(図1の符号W)に
至るまでライナーRを巻取軸10の軸方向一定位置に確
実に規制して巻き取らせることができ、巻き崩れを生じ
させることがない。
【0022】したがって、本実施例によれば、第2の巻
取軸40および巻取軸10間のライナーRの巻出し・巻
取り時におけるライナーRの蛇行を確実に防止し、ライ
ナーRを最初から最後に至るまで巻取軸10の軸方向一
定位置に確実に巻取りすることができた。
【0023】
【発明の効果】本発明の鍔付き台車によれば、表面接触
駆動方式の台車に於いても帯状部材を巻取軸の軸方向一
定位置に規制して巻取りすることができる。また、台車
の運搬中においても巻取軸に巻取りした帯状部材の巻き
崩れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鍔付き台車の正面図、
【図2】図1のA方向矢視図で、同鍔付き台車の側面図
である。
【符号の説明】
1 支持フレーム 10 巻取軸 20 回転駆動軸 30 固定鍔 34 切欠部 40 第2の巻取軸 R ライナー(帯状部材)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持フレームに両端を回転自在に支持した
    巻取軸に対して帯状部材を巻取りするようにし、回転駆
    動軸の表面を前記巻取軸の表面または巻取軸に巻取りさ
    れた帯状部材の表面に押し当てて当該巻取軸に回転駆動
    力を伝達するようにした台車において、前記支持フレー
    ムの2箇所に巻取対象を前記巻取軸の軸方向一定位置に
    規制して巻取りさせる鍔を取り付け、この鍔の一部に前
    記回転駆動軸の表面を前記巻取軸の表面または巻取軸に
    巻取りされた帯状部材の表面に押し当てる際に前記回転
    駆動軸と前記鍔との互いの干渉を避ける切欠部を形成し
    たことを特徴とする鍔付き台車。
JP9135294A 1994-04-28 1994-04-28 鍔付き台車 Pending JPH07291495A (ja)

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JP9135294A JPH07291495A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 鍔付き台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9135294A JPH07291495A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 鍔付き台車

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Publication Number Publication Date
JPH07291495A true JPH07291495A (ja) 1995-11-07

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ID=14024013

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9135294A Pending JPH07291495A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 鍔付き台車

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