JPH07291482A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートの残量検知を簡単な構成で行えるシー
ト残量検知手段を有するシート給送装置を提供する。 【構成】 シート積載板７に２つのカム１８，１９を設
け、トレイ容器５にカム１８，１９に摺接して移動する
複数種類のカムフォロア２０，２１を設け、カムフォロ
ア２０，２１の移動に応じて作動する２つの検知スイッ
チＳＷ１，ＳＷ２を設けて、この２つの検知スイッチＳ
Ｗ１，ＳＷ２のＯＮ・ＯＦＦの組み合わせでシート積載
板７の４か所の移動位置を検知することができるように
して、部品点数を削減してコストの低減を図ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リ、複写機等の画像形成装置に原稿や記録紙を供給する
ためのシート給送装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、プリンタ等の画像形成装置に設け
られているシート給送装置において、収容されているシ
ートの残量を確認するためには、シートを積載している
トレイやカセットを装置本体から引き出して直接シート
の量を見て確認したり、シート給送装置に設けられてい
る残量検知装置により確認している。

【０００３】この残量検知装置としては、トレイやカセ
ットなどのシート収容部にスリットなどを設けて目視に
よりシートの残量を確認するようにしたものや、シート
の残量に応じてレバーが移動する機構を設け、このレバ
ーの位置でシートの残量を表示するようにしたものがあ
る。

【０００４】また、その他の残量検知装置としては、デ
ッキなどの大量のシートを収容可能なシート収容部を備
えたシート給送装置などに設けられるもので、シートを
積載支持するシート積載板の移動する経路に沿って複数
の検知スイッチを設け、シートの残量に応じて移動する
シート積載板の位置をこれらの検知スイッチにより検知
し、この検知に基づいてシートの残量を表示するように
したものもある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな検知スイッチを設けるものでは、例えば、シートの
残量を全体の１００％、７５％、５０％、２５％の４つ
の段階で検知する場合には、４か所に検知スイッチを設
ける必要があり、すなわち、検知スイッチは検知する段
階の数と同じ数必要であるため、検知する段階を多くす
ると検知スイッチを増やさなければならず、コストが高
くなるという問題点があった。

【０００６】また、プリンタや複写機等の画像形成装置
をネットワーク環境などでコンピュータにより遠隔操作
する場合には、ホストコンピュータ側からは前記画像形
成装置のシート給送装置のシート残量を把握することが
できない。そのため、シート残量を確認するために、画
像形成装置のシート給送装置のシート量の表示を見る
か、トレイまたはカセットを引き出してシートの残量を
直接見なければならず、手間がかかるという問題点があ
った。

【０００７】本発明は、シートの残量検知を簡単な構成
で行えるシート残量検知手段を提供することを目的と
し、また、コンピュータで画像形成装置を遠隔操作する
場合でも画像形成装置のシート給送装置のシート残量の
コンピュータ上での確認が簡単な構成で実現できるよう
にすることを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、積載したシー
トの量に応じて移動するシート積載手段を有し、該シー
ト積載手段の位置を複数段階で検知する複数の検知スイ
ッチを有するシート残量検知手段を備えたシート給送装
置において、前記シート積載手段に設けられた複数のカ
ムと、装置本体側に前記カムに対向して設けられ、該カ
ムに摺接して移動する複数種類のカムフォロアと、前記
カムフォロアの移動に応じて作動する複数の検知スイッ
チと、を備え、前記複数の検知スイッチの検知・非検知
の組み合わせにより、シート積載手段の位置検知を検知
スイッチの数よりも多く設定可能としたことを特徴とす
る。

【０００９】本発明は、前記カム、カムフォロア及び検
知スイッチを２つづつ設け、前記シート積載手段の位置
に応じてカムに摺接するカムフォロアがそれぞれの検知
スイッチを検知・非検知させ、該検知スイッチの検知・
非検知の４つの組み合わせにより４段階の検知を行うこ
とを特徴とする。

【００１０】本発明は、前記シート積載手段をトレイ容
器内で移動可能に設け、該トレイ容器に前記カムフォロ
アを配置し、前記検知スイッチを装置本体のフレームに
設けて、前記カムフォロアと前記検知スイッチとの位置
決め手段を設けたことを特徴とする。

【００１１】本発明は、前記シート給送装置により送り
出されたシートに画像を形成する画像形成手段と、を備
えたことを特徴とする。

【００１２】本発明は、前記画像形成装置がプリンタで
あり、該プリンタからシートの残量の信号をホストコン
ピュータに送り、該ホストコンピュータにシートの残量
を表示させることを特徴とする。

【００１３】

【作用】上記シート給送装置の構成によれば、カムに摺
接するカムフォロアがシート積載手段の位置に応じて検
知スイッチを作動させるようにし、カムフォロアの形状
により複数の検知スイッチの検知・非検知の組み合わせ
の数だけシート積載手段の位置を検知することができる
ようにして、検知スイッチの数よりもシートの積載手段
の検知位置を増やすことができる。

【００１４】例えば、カム、カムフォロア、検知スイッ
チをそれぞれ２つづつ設ければ、検知スイッチの検知・
非検知の組み合わせ数である４か所の検知が行えて、検
知スイッチの２倍の数の検知が行える。

【００１５】また、このシート給送装置を画像形成装置
であるプリンタに設けて、プリンタを遠隔操作するホス
トコンピュータに送って、ホストコンピュータで残量の
表示を行わせれば、シート給送装置のシート残量をホス
トコンピュータ上で容易に確認ができる。

【００１６】

【実施例】

（実施例１）図１乃至図４に基づき本発明の第１の実施
例であるシート給送装置を説明する。なお、本実施例で
は、レーザービームプリンタ１に連結される２０００枚
デッキ２を一例として本発明を説明する。

【００１７】まず、このデッキ２の構成を説明すると、
デッキ２の本体フレーム３に設けられているレール４と
トレイ容器５に設けられているレール６とにより、本体
フレーム３に対してトレイ容器５が図３の矢印方向（装
置本体の正面側）に引き出し可能となっており、トレイ
容器５を引き出すことによりシートＳの補充を容易にし
ている。トレイ容器５内にはシートＳを積載支持するシ
ート積載板７が上下に移動可能に設けられており、図示
しない駆動源であるモータにより回転するリフタ軸８が
各プーリに掛け渡されているワイヤ９を巻き取ることに
より平行にシート積載板７が持ち上がるようになってい
る。

【００１８】駆動源であるモータはシート積載板７上に
積載されているシートＳの最上面がほぼ一定の位置とな
るように、最上面を検知する図示しない紙面検知センサ
等の検知に基づいて適宜駆動されてシート積載板７を昇
降するようになっている。

【００１９】トレイ容器５の上方には、シート積載板７
に積載されているシートＳを送り出すためのシート給送
手段であるピックアップローラ１０と、ピックアップロ
ーラ１０で送り出されたシートを分離するための、フィ
ードローラ１１及びリタードローラ１２からなる逆転分
離手段とが設けられている。そして、ピックアップロー
ラ１０はほぼ一定の位置にあるシートＳの最上面に摺接
してシートを送り出し、逆転分離手段はピックアップロ
ーラ１０により送り出されたシートのうちで最上位のシ
ートのみを分離する。分離されたシートはプリンタ１に
送られる。

【００２０】ここで、このデッキ２が連結されるプリン
タ１の構成を図４に基づいて概略説明する。なお、デッ
キ２はプリンタ１を載せる架台を兼ねており、デッキ２
から送り出されたシートは側方に設けられている搬送路
を通ってプリンタ１に供給される。

【００２１】プリンタ１の装置本体には、正面から装着
されるフロントローディングタイプのシートカセット１
３が設けられている。シートカセット１３に収容されて
いるシートＳはピックアップローラ１４とフィードロー
ラ１５及びリタードローラ１６からなる逆転分離手段と
により一枚ずつ分離されて送り出される。このシートカ
セット１３及び前記デッキ２から送り出されたシートは
画像形成部１０１で画像が形成される。

【００２２】画像形成部１０１は、プリンタ本体から着
脱自在なプロセスカートリッジ１０２有しており、この
プロセスカートリッジ１０２には像担持体である電写真
感光ドラム１０３、感光ドラム１０３の表面を帯電させ
る帯電手段１０４、感光ドラム１０３にトナー像を形成
するための現像手段１０５、感光ドラム１０３の表面に
残留したトナー像を除去するためのクリーニング手段１
０６などが設けられている。感光ドラム１０３は画像信
号に応じてスキャナー部１０７から照射される画像光に
より露光される。

【００２３】画像形成部１０１には、また、感光ドラム
１０３の表面に形成されたトナー像をシートに転写する
ための転写ローラ１０８が設けられている。この転写ロ
ーラ１０８は感光ドラム１０３にシートカセット１３ま
たはデッキ２から送り出されたシートを押圧するもので
あり、転写ローラ１０８にトナー像と逆極性の電圧を印
加することによって感光ドラム１０３表面のトナー像を
シートに転写する。

【００２４】画像形成部１０１の下流側には定着部１０
９が設けられている。この定着部１０９には定着ローラ
１１０が配置されており、画像形成部１０１でシートに
転写されたトナー像はこの定着ローラ１１０によって熱
及び圧力が加えられて定着される。そして、トナー像が
定着されたシートは排出トレイ１１１上に排出される。

【００２５】ここで、シート積載板７上に積載されてい
るシートＳの残量を検知するシート残量検知手段につい
て説明する。

【００２６】シート積載板７の側面には一対のカム１
８，１９が設けられている。また、トレイ容器５の側板
にはカム１８，１９に対応させて一対の形状の異なるカ
ムフォロア２０，２１が設けられており、各カムフォロ
ア２０，２１は下端に設けられている支軸２０ａ，２１
ａを中心として上端側が揺動自在となっている。各カム
フォロア２０，２１の揺動中心（支軸２０ａ，２１ａ）
はどこに設けてもよく、例えば上端に設けて下端側を揺
動させるようにしてもよい。

【００２７】カムフォロア２０，２１はそれぞれバネ２
２，２３によりカム１８，１９に摺接する方向に付勢さ
れており、図示しないストッパにより図１に示す所定位
置で停止されている。なお、バネを用いないで自重によ
りカム１８，１９に摺接する方向に付勢するようにして
もよく、この場合、部品点数が低減できてより安価とす
ることができる。

【００２８】本体フレーム３には、一対のタクトスイッ
チＳＷ１，ＳＷ２を備えたスイッチユニット２４が設け
られている。このスイッチユニット２４はホルダー２５
内にタクトスイッチＳＷ１，ＳＷ２を配置し、そのタク
トスイッチＳＷ１，ＳＷ２の前側に板バネ２６，２７を
配設しているものである。スイッチユニット２４はタク
トスイッチＳＷ１，ＳＷ２がトレイ容器５側に向いた状
態で本体フレーム３の側板３ａに摺動自在に設けられて
いる。なお、ホルダー２５にはリブ２５ａが複数設けら
れていてスイッチユニット２４の摺動抵抗を小さくして
いる。そして、このように、スイッチをユニット化する
と、配線等がし易く組み付け性を向上させることができ
る。

【００２９】また、スイッチユニット２４は板バネ２６
によりトレイ容器５側に突出する方向に付勢されてお
り、突出側には図示しない位置決め突部が設けられてい
て、該突部が前記トレイ容器５の側板５ａに当接してス
イッチユニット２４の位置決めが行われるようになって
いる。これにより、トレイ容器５を引き出し方向前後の
位置合わせ等の調節を行ったときにもタクトスイッチＳ
Ｗ１，ＳＷ２とトレイ容器５の側板５ａとの間隔は常に
一定に保たれるため、確実にタクトスイッチＳＷ１，Ｓ
Ｗ２をＯＮ・ＯＦＦできて検知不良を防止することがで
きる。

【００３０】前記カムフォロア２０，２１にはそれぞれ
一体にフォロアアーム２０ｂ，２１ｂが設けられてお
り、それらの先端はそれぞれカムフォロア２０，２１の
揺動に伴ってタクトスイッチＳＷ１，ＳＷ２とＯＮ・Ｏ
ＦＦできるように配置されている。なお、フォロアアー
ム２０ｂ，２１ｂが板バネ２６，２７を押すことにより
タクトスイッチＳＷ１，ＳＷ２がＯＮする。なお、タク
トスイッチＳＷ１，ＳＷ２の代わりにフォトセンサを用
いても良く、この場合には検知精度をより高めることが
できる。

【００３１】ここで、カムフォロア２０，２１の形状を
説明すると、一方のカムフォロア２０はシートＳの積載
量が１００％のときのシート積載板７の位置（最下位）
ではカム１８が当接せず、シートＳの積載量が７５％及
び５０％のときのシート積載板７の位置でカム１８に当
接するように中央部がカム１８側に突出しており、シー
トＳの積載量が２５％以下のときのシート積載板７の位
置ではカム１８に当接しないようにカム１８から離れる
方向に曲がった形状となっている。また、他方のカムフ
ォロア２１はシートＳの積載量が１００％及び７５％の
ときのシート積載板７の位置ではカム１９に当接せず、
シートＳの積載量が５０％及び２５％のときのシート積
載板７の位置でカム１９に当接するよな形状に形成され
ている。

【００３２】したがって、シート積載板７の位置に応じ
てタクトスイッチＳＷ１，ＳＷ２が表１に示すようにＯ
Ｎ・ＯＦＦされる。

【００３３】

【表１】

【００３４】このように、本実施例では２つのスイッチ
ＳＷ１，ＳＷ２と２組のカム１８，１９及びカムフォロ
ア２０，２１を用いたため、表１に示すように４種類の
組み合わせが設定でき、この組み合わせごとに発生する
信号に基づいて４段階のシートの残量を検知することが
できる。なお、シートがなくなった場合には、図示しな
いシート有無検知手段により検知する。

【００３５】なお、このプリンタ１はホストコンピュー
タＨに接続されており、前記シートの残量を検知した信
号はホストコンピュータＨに送られて、ホストコンピュ
ータＨのディスプレイ上でシートの残量の確認ができる
ようになっている。

【００３６】（実施例２）図５は、本発明の第２の実施
例で有り、上記第１の実施例に対して、カムフォロア２
０，２１の揺動方向をトレイ容器５の着脱方向と同一と
したものであり、他の構成は第１の実施例と同様であ
る。このように構成することによりトレイ容器５の側板
５ａの占有面積を小さくすることができるという利点が
ある。

【００３７】（実施例３）上記実施例ではデッキ２に本
発明を適用した例を示したが、本発明の第３の実施例で
は、シートカセット５０に本発明を適用した例を説明す
る。

【００３８】カセット容器５１の中には支点５２ａを中
心として中板５２が揺動自在に設けられており、中板５
２はコイルバネ５２ｂにより図示しない上方にあるピッ
クアップローラ側に付勢されている。また、中板５２の
先端にはカム５３が取り付けられている。カム５３に対
向させて支軸５４を中心として揺動自在なカムフォロア
５５が設けられており、カムフォロア５５はバネ５６に
よりカム５３に摺接する方向に付勢されている。カムフ
ォロア５５の揺動側先端には一体にフォロアアーム５５
ａが設けられており、フォロアアーム５５はカセット容
器５１から外部に突出していて、板バネ５７を介してタ
クトスイッチＳＷ１をＯＮ・ＯＦＦするようになってい
る。

【００３９】図中のカムフォロア５５は第１の実施例の
カムフォロア２０に相当するものであり、シートの量が
１００％及び２５％のときにタクトスイッチＳＷ１をＯ
ＦＦし、シートの量が７５％及び５０％のときにタクト
スイッチＳＷ１をＯＮするものである。なお、第１の実
施例のカムフォロア２１に相当するものは図示していな
いが、シートの量が１００％及び７５％のときに図示し
ない他のタクトスイッチＳＷ２（図示せず）をＯＦＦ
し、シートの量が５０％及び２５％のときに他のタクト
スイッチＳＷ２をＯＮするような形状のカムフォロアを
用いればよい。

【００４０】このようにカセットに適用する場合には、
中板５２の揺動中心からできるだけ離れた位置にカム５
３を取り付けると、カム５３の揺動範囲を大きく設定で
きるためシートの残量検知の精度を向上させることがで
きる。

【００４１】以上本発明の実施例では、２つのスィッチ
ＳＷ１，ＳＷ２および２組のカム１８，１９及びカムフ
ォロア２０，２１を用いて４段階の残量検知が行えるよ
うにしたため、部品点数が削減でき、組み付け性も向上
してコストの低減が図れる。

【００４２】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、スイッチ、カム、カムフォロアを２つ以
上設けてもよい。例えば、３つづつ設けた場合には８段
階のシート残量の検知が行える。

【００４３】

【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ればシート積載手段の位置の検知箇所を検知スイッチの
数よりも多く設定することができるため、従来よりも検
知スイッチの数を少なくすることができて、部品点数の
削減及び組み付け工程が簡略化されてコストの低減が図
れ、安価なシート給送装置を提供することができる。

【００４４】また、プリンタなどの画像形成装置をホス
トコンピュータから遠隔操作する場合でも、検知スイッ
チからの検知信号によりホストコンピュータ上に表示す
るようにすれば、ユーザが一々画像形成装置でシートの
残量を検知する必要がなく、使い勝手のよい画像形成装
置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のシート給送装置の一例を示す要部斜視
図

【図２】図１に示したシート給送装置の要部の縦断面図

【図３】図１に示したシート給送装置の斜視図

【図４】本発明を適用したデッキを装着したプリンタの
縦断面図

【図５】本発明の他の実施例を示す要部縦断面図

【図６】本発明を適用したシートカセットを示す縦断面
図

【符号の説明】

３ 本体フレーム（装置本体） ５ 容器トレイ ７ シート積載板（シート積載手段） １８，１９ カム ２０，２１ カムフォロア １０１ 画像形成部 ＳＷ１，ＳＷ２ 検知スイッチ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 積載したシートの量に応じて移動するシ
   ート積載手段を有し、該シート積載手段の位置を複数段
   階で検知する複数の検知スイッチを有するシート残量検
   知手段を備えたシート給送装置において、 前記シート積載手段に設けられた複数のカムと、 装置本体側に前記カムに対向して設けられ、該カムに摺
   接して移動する複数種類のカムフォロアと、 前記カムフォロアの移動に応じて作動する複数の検知ス
   イッチと、を備え、 前記複数の検知スイッチの検知・非検知の組み合わせに
   より、シート積載手段の位置検知を検知スイッチの数よ
   りも多く設定可能としたことを特徴とするシート給送装
   置。
2. 【請求項２】 前記カム、カムフォロア及び検知スイッ
   チを２つづつ設け、前記シート積載手段の位置に応じて
   カムに摺接するカムフォロアがそれぞれの検知スイッチ
   を検知・非検知させ、該検知スイッチの検知・非検知の
   ４つの組み合わせにより４段階の検知を行うことを特徴
   とする請求項１に記載のシート給送装置。
3. 【請求項３】 前記シート積載手段はトレイ容器内で移
   動可能に設け、該トレイ容器に前記カムフォロアを配置
   し、前記検知スイッチを装置本体のフレームに設けて、
   前記カムフォロアと前記検知スイッチとの位置決め手段
   を設けたことを特徴とする請求項１または２に記載のシ
   ート給送装置。
4. 【請求項４】 前記請求項１乃至３のいずれか１項に記
   載のシート給送装置と、 前記シート給送装置により送り出されたシートに画像を
   形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画
   像形成装置。
5. 【請求項５】 前記画像形成装置がプリンタであり、該
   プリンタからシートの残量の信号をホストコンピュータ
   に送り、該ホストコンピュータにシートの残量を表示さ
   せることを特徴とする請求項４に記載の画像形成装置。