JPH07290609A - 包装袋の製造装置 - Google Patents

包装袋の製造装置

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JPH07290609A
JPH07290609A JP6086439A JP8643994A JPH07290609A JP H07290609 A JPH07290609 A JP H07290609A JP 6086439 A JP6086439 A JP 6086439A JP 8643994 A JP8643994 A JP 8643994A JP H07290609 A JPH07290609 A JP H07290609A
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JP
Japan
Prior art keywords
roll
sheet
punching
cut
packaging bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP6086439A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Yoshioka
雅隆 吉岡
Yoshinori Momose
義典 百瀬
Hiroshi Kato
浩 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP6086439A priority Critical patent/JPH07290609A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 物品を収納し易いプラスチック製包装袋を、
原反ロールより自動的に一貫して製造できる装置を提供
する。 【構成】 2枚の長尺プラスチックシートを原反ロール
から連続的に巻き取りながら成形加工し、打ち抜く包装
袋の製造装置であって、一方のプラスチックシート3に
切れ目を形成するカットロール、折り目を形成する折
曲ロール7、2枚のプラスチックシート3、8を重ねて
3辺を溶着する溶着機1314および所望の形状に打
ち抜く打抜ロール15とが巻き取り方向に順に配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺のプラスチックシ
ートを巻いた原反ロールより、プラスチックシートを巻
き取りながら精度の高い狭い間隙を有する包装袋を一貫
して製造する装置、特に枚葉シート等の物品の収納が容
易なように挿入口が開いている包装袋の製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、硬質または半硬質で熱可塑性ま
たは熱硬化性の厚さ0.1〜0.5mm程度である長尺
のプラスチックシートを、原反ロールから引き出し裁断
機により2枚の四角形の枚葉シートに裁断し、両シート
に位置決め穴を設けた後、1方の枚葉シートを罫線刃を
もつ押罫型とこの罫線刃とかみあう形状のプレートをも
つ受け型との間に挟み、物品を挿入する側の辺以外の3
辺を折り曲げて折り目を形成し、つぎに前記の2枚の枚
葉シートを位置決め穴にあわせて重ね、3辺を溶着し打
抜機で打ち抜いて包装袋を製造していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかる従
来の製造装置では、原反ロールより引き出したプラスチ
ックシートを枚葉シートに裁断し、ついで折り曲げ、溶
着、打ち抜きの各工程を別々の装置で行うため、それぞ
れに独立して人手を要するだけでなく、作業床面積も広
くなり、さらに各工程間の半加工品の搬送に人手と時間
を費やし、コスト高を招くという不利があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
製造装置の不利を解消するもので、原反ロールから長尺
の上、下プラスチックシートを引き出しながら、前記折
り目の形成、溶着、打ち抜きを一貫して行う装置を提供
するもので、これは2枚の長尺プラスチックシートを原
反ロールから連続的に巻き取りながら成形加工し、打ち
抜く包装袋の製造装置であって、一方のプラスチックシ
ートに切れ目を形成するカットロール、折り目を形成す
る折曲ロール、2枚のプラスチックシートを重ねて3辺
を溶着する溶着機および所望の形状に打ち抜く打抜ロー
ルとが巻き取り方向に順に配置されていることを特徴と
する包装袋の製造装置を要旨とする。
【0005】上記本発明の製造装置による各工程では、
2本の原反ロールから上、下プラスチックシート(以下
上、下シートという)を連続して引き出しながら行って
もよいが、間欠的に引き出し、停止した際に各工程を行
うようにしてもよい。この場合は、切れ目の形成、折り
目の形成、溶着、打ち抜きを従来の装置と同一構造のも
のを使用できるという利点がある。また溶着機は超音波
溶着、熱溶着、高周波溶着のいずれによってもよいが、
上、下シートの変形を防ぐうえからは超音波溶着が好ま
しい。
【0006】以下図を用いて本発明の詳細を説明する。
図1(a),(b)は本発明の一実施態様を示すもの
で、(a)は平面図、(b)は側面図である。1、2は
それぞれ上シート用、下シート用原反ロールで、上シー
ト3は引取ロール4によって上シート用原反ロール1か
ら引き出され、まず蛇行調整ロール5、カットロール
、折曲ロール7を通過する。これらのロールはそれぞ
れ所定間隔すなわちできあがる包装袋のピッチにあわせ
て設けることが好ましい。たとえば間欠的に上シート3
を引き出す場合は、カットロールを上シート用原反ロ
ール1から上シート3の幅の3〜4倍離れて設けること
が望ましい。これより近づけると位置調整が困難となり
蛇行を生じ易い。下シート8は下シート用原反ロール2
から引取ロール9によって引き出され、カットロール
、蛇行調整ロール11、位相調整ロール12を通っ
て、上シート3と位置合わせした後これに重ねられる。
【0007】この重ねられた上、下シート3、8は、サ
イド溶着機13、エンド溶着機14、打抜ロール15を
通って分離ロール16にて分離され、完成した包装袋が
製品受け17に収容される。包装袋を打ち抜かれた残り
の上、下シート3、8は引取ロール18によって引き取
られ、ワインダー19に巻き取られる。
【0008】つぎに本発明の製造装置の主要部を詳細に
説明する。まずカットロール10は、図2(a),
(b)に示すように、回転軸が平行な刃付ロール20お
よび受けロール21によって構成される。刃付ロール2
0は軸位置が固定されている受けロール21に向けてエ
アシリンダー22により押し付けられている。刃付ロー
ル20の周面には展開するとシートの切れ目を形成する
凸形の刃23が設けられているが、受けロール21の周
面は平坦である。ここで凸形の刃23の形状を変えて設
けることにより、多種類の形状の切れ目を形成すること
ができる。
【0009】この刃付ロール20を受けロール21に押
し付けるときは、シートの厚みをtmmとすると、前記
2本のロール間隙が0.1×tmmとなるよう、隙間調
整板24をスプリング25によりロールの軸方向に押し
込む構成が好ましい。こうすると刃付ロール20の刃2
3の先端は、つねに受けロール21に接触することがな
いので、刃23の寿命を伸ばすことができる。また2本
のロールの硬度は、刃付ロール20をHs 75以上、受
けロール21をHs 90以上とし、受けロール21の硬
度を刃付ロール20の硬度より高くするのがよい。また
刃付ロール20と受けロール21はたがいに反対方向に
回転させるため歯車26を使い、シートの送り速度に同
調するようモーターで回転する。このときシートに対し
て0.9tmmまで刃付ロール20の刃23が切り込ま
れ、切り込まれる力の作用と周辺に発生する歪みの影響
でシートに切れ目が形成される。ここで切れ目が物品を
挿入する辺側に形成されないとつぎの折り目の形成が困
難となる。
【0010】折曲ロール7は、カットロール10
同様に2本のロールより構成され、一方のロールに溝、
他方のロールに溝に対応して凸条が設けられ、両ロール
間に挟んだ上シート3に折り目を形成する。ここで溝と
溝に対応する凸条の形状を変えることにより多種類の折
り目を形成することができる。また打抜ロール15も、
カットロール10と同様に包装袋の外形に等しい形
状の刃をもつ刃付きロールと、周面が平坦な受けロール
より構成され、完成した包装袋を打ち抜く。
【0011】上、下シートを重ねて溶着する溶着機は、
サイド溶着機13とエンド溶着機14よりなる。サイド
溶着機13は包装袋の両サイドを溶着するもので、図3
(a)に示すように、回転軸が平行である受けロール3
0とホーンロール31とで構成されている。ホーンロー
ル31の周面には所望の溶着形状を形成する凸部が設け
られていて、このホーンロール31を上、下シートを間
にして受けロール30に、エアシリンダー32により押
圧し回転させてサイド溶着が行われる。このようにホー
ンロール31の凸部を押圧し少ない接触面積を回転させ
ながら溶着するので、溶着に要する発振器33の出力は
瞬間的で平均エネルギーは小さくてよい。
【0012】エンド溶着機14は包装袋の底部を溶着す
るもので、図3(b)に示すように、ホーン34と受け
板35とで構成されている。ホーン34は溶着形状と同
じ形状をなし、このホーン34を上、下シートを間にし
て平坦な受け板35にエアシリンダー36により押圧し
て底部を溶着する。このときガイド溝37を表面に刻設
した円筒カム38を用い、エンド溶着機全体をシートの
送り方向に直角に移動させる。
【0013】
【作用】上記各工程において上、下シートが加工され変
形する過程を図4に示す。上シート3には、まずカット
ロールによって包装袋の収納物品を挿入する辺側に切
れ目40が形成される。ついで折曲ロール7によって上
に凸の折り目41が物品挿入側の辺以外の三辺に沿って
形成される。この場合、上シート用原反ロール1、カッ
トロール、折曲ロール7間の各間隔は製品となる包装
袋の流れ方向のピッチにあわせて等しくするのが望まし
い。
【0014】下シート8は、下シート用原反ロール2か
ら引取ロール9によって引き出され、カットロール10
を通って封じ孔42を形成され、蛇行調整ロール11、
位相調整ロール12を通り、上シート3に重ね合わせら
れる。位相調整ロール12は下シート8をその流れ方向
に垂直に移動、迂回させて、上、下シート3、8の位相
を合わせるもので、迂回距離は包装袋の長さの1〜2倍
が好ましい。これより短いと位相調整が難しく、長いと
蛇行の原因となる。封じ孔42は包装袋が完成した際、
切れ目40の突起43を挿入して収納品の保持を確実に
するものである。ついでサイド溶着機13によって折り
目41の外側にサイド溶着線44が、エンド溶着機14
によってエンド溶着線45が形成される。最後に打抜ロ
ール15によって包装袋が打ち抜かれ、製品受17に収
容される。
【0015】
【実施例】幅600mm、長さ1100m、厚さ0.2
mmの硬質PVCフィルム(信越ポリマー社製、PVC
#540)を、外径650mmの2本の原反ロールに巻
き、これから上、下シートを間欠的に引き出し、各カッ
ト、折り曲げ、溶着、打ち抜きを行った。全体サイクル
は全工程長10mに対し200秒を要したから、一包装
袋の製造に要する時間は12秒で、これは従来の180
秒に対し15分の1に短縮されたことになる。また原反
ロール、巻取ロールは6時間ごとに取り替えたが、2名
の作業員を要しただけで、他はすべて自動的に行うこと
ができ、従来6名を要したときに比べ2/3を減員する
省人化が行われた。
【0016】
【発明の効果】本発明の装置により、上、下シート用原
反ロールから、一貫作業で簡単な工程により安定した包
装袋を製造できるので、製造時間の短縮、作業員の減員
および作業床面積の縮小が行われ、製造コストの低下に
いちじるしい効果が挙げられ、またロールの形状を変え
ることで多種類の包装袋の形状にも対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す製造装置の、(a)は平面
図、(b)は側面図である。
【図2】本発明の装置を構成するカットロールの(a)
は正面図、(b)は部分拡大断面図である。
【図3】(a)は本発明の装置を構成するサイド溶着機
の側面図、(b)は本発明の装置を構成するエンド溶着
機の側面図である。
【図4】図1に示す本発明の製造装置による上、下シー
トの加工過程の説明図である。
【符号の説明】
1…上シート用原反ロール 2…下シート用原反ロール 3…上シート 4…引取ロール 5…蛇行調整ロール …カットロール 7…折曲ロール 40…切れ目 8…下シート 41…折り目 9…引取ロール 42…封じ孔10 …カットロール 43…突起 11…蛇行調整ロール 44…サイド溶着
線 12…位相調整ロール 45…エンド溶着
13 …サイド溶着機14 …エンド溶着機 15…打抜ロール 16…分離ロール 17…製品受け 18…引取ロール 19…ワインダー 20…刃付きロール 21…受けロール 22…エアシリンダー 23…刃 24…隙間調整板 25…スプリング 26…歯車 30…受けロール 31…ホーンロール 32…エアシリンダー 33…発振器 34…ホーン 35…受け板 36…エアシリンダー 37…ガイド溝 38…円筒カム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の長尺プラスチックシートを原反ロ
    ールから連続的に巻き取りながら成形加工し、打ち抜く
    包装袋の製造装置であって、一方のプラスチックシート
    に切れ目を形成するカットロール、折り目を形成する折
    曲ロール、2枚のプラスチックシートを重ねて3辺を溶
    着する溶着機および所望の形状に打ち抜く打抜ロールと
    が巻き取り方向に順に配置されていることを特徴とする
    包装袋の製造装置。
JP6086439A 1994-04-25 1994-04-25 包装袋の製造装置 Pending JPH07290609A (ja)

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JP6086439A JPH07290609A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 包装袋の製造装置

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JP6086439A JPH07290609A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 包装袋の製造装置

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JPH07290609A true JPH07290609A (ja) 1995-11-07

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ID=13886958

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JP6086439A Pending JPH07290609A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 包装袋の製造装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003094537A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Totani Corp 製袋方法および製袋機
KR101674026B1 (ko) * 2015-06-10 2016-11-08 장옥희 교과서 준비주머니 제조 장치 및 제조 방법
JP2023527274A (ja) * 2020-05-13 2023-06-28 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト 均圧化マトリクスを備えた廃棄袋

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KR101674026B1 (ko) * 2015-06-10 2016-11-08 장옥희 교과서 준비주머니 제조 장치 및 제조 방법
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