JPH0729043A - 自動両替装置 - Google Patents

自動両替装置

Info

Publication number
JPH0729043A
JPH0729043A JP5167881A JP16788193A JPH0729043A JP H0729043 A JPH0729043 A JP H0729043A JP 5167881 A JP5167881 A JP 5167881A JP 16788193 A JP16788193 A JP 16788193A JP H0729043 A JPH0729043 A JP H0729043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information
exchange
currency
money
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5167881A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Suda
紀雄 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5167881A priority Critical patent/JPH0729043A/ja
Publication of JPH0729043A publication Critical patent/JPH0729043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】不具合のあった両替処理した利用者を特定で
き、不正利用に対する不正拡大と以降の不正利用を防止
することができる自動両替装置を提供する。 【構成】カードリーダユニット11はキャッシュカード
から利用者のカード情報を読取る。CPU21は、この
カード情報により適性なキャッシュカードか否かを判別
する。入金ユニット12は両替貨幣を受入れて真偽判別
を行なう。利用者は、接客ユニット14の操作により両
替内容を指定する。CPU21は、正しいキャッシュカ
ードであると判別し、かつ、正しい貨幣であると判別す
ると、指定された両替内容に基づき小額貨幣の金種別枚
数を算出する。両替出金ユニット13は、この算出され
た金種別枚数情報に基づき両替出金動作を行ない、指定
された金種の小額貨幣を所定枚数払出す。CPU21
は、上記カード情報、両替取引の内容、および日付情報
をそれぞれ対応させて情報記録部18に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、銀行などの
金融機関において、単一金種または複数金種の貨幣をそ
れよりも小額の単一金種または複数金種の貨幣に両替す
る自動両替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、銀行などのように多種類の貨
幣を多量に扱う金融機関においては、単一金種または複
数金種の貨幣(特に高額貨幣)を複数金種の小額貨幣に
両替して顧客に渡す業務がある。このような両替業務を
銀行員がその都度行なっていたのでは、非常に面倒であ
るばかりか能率も悪い。
【0003】このため、最近、このような両替業務を銀
行員に代って自動的に行なう自動両替装置が開発され、
実用化されている。この種の自動両替装置は、たとえ
ば、1万円札、5千円札、千円札などの両替を希望する
単一金種または複数金種の高額紙幣を投入口から投入し
た後、操作部を操作して両替を希望する千円札、500
円硬貨、100円硬貨、10円硬貨などの小額貨幣の金
種、枚数または金額を指定することにより、自動的に両
替を行なうようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のこの
種の自動両替装置にあっては、受入れた両替貨幣の真偽
判別を行ない、正しい貨幣と判別された場合に、指定さ
れた小額貨幣に両替するようになっている。
【0005】このように、従来は利用者の所在を装置内
部に記録することなしに、両替貨幣の真偽判別のみで両
替処理を行なっていたため、近年の印刷技術などの急速
な進歩により貨幣の真偽判別に限界があって、必ずしも
完全なチェックが行なえず、偽券を真券と誤判別して両
替処理を行なってしまうという不具合があった。これ
は、自動両替装置を利用した人の所在を記録することが
できないため、自由に不正使用をトライできる点に問題
がある。
【0006】そこで、本発明は、不具合のあった両替処
理した利用者を特定でき、不正利用に対する不正拡大と
以降の不正利用を防止することができる自動両替装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動両替装置
は、利用者が提示する少なくとも利用者を特定する情報
が記録されている取引媒体を受入れ、この受入れた取引
媒体からそれに記録されている情報を読取る読取手段
と、利用者が投入する両替を希望する貨幣を受入れ、こ
の受入れた貨幣の真偽判別を行なう真偽判別手段と、利
用者が希望する両替内容を指定する両替内容指定手段
と、前記読取手段で利用者を特定する情報が読取られ、
かつ、前記真偽判別手段で正しい貨幣であると判別され
た際、前記両替内容指定手段の指定内容に応じて前記受
入れた貨幣をそれよりも小額の貨幣に両替して利用者に
対して払出す両替手段と、前記読取手段で読取った利用
者を特定する情報および前記指定された両替内容をそれ
ぞれ対応させて記録する記録手段とを具備している。
【0008】また、本発明の自動両替装置は、利用者が
提示する少なくとも利用者を特定する情報が記録されて
いる取引媒体を受入れ、この受入れた取引媒体からそれ
に記録されている情報を読取る読取手段と、この読取手
段で読取った情報が利用者を特定する情報であることを
判別する第1の判別手段と、利用者が投入する両替を希
望する貨幣を受入れ、この受入れた貨幣の真偽判別を行
なう第2の判別手段と、利用者が希望する両替内容を指
定する両替内容指定手段と、前記第1の判別手段で読取
情報が利用者を特定する情報であると判別され、かつ、
前記第2の判別手段で正しい貨幣であると判別された
際、前記両替内容指定手段の指定内容に応じて前記受入
れた貨幣をそれよりも小額の貨幣に両替して利用者に対
して払出す両替手段と、前記読取手段で読取った情報お
よび前記指定された両替内容をそれぞれ対応させて記録
する記録手段とを具備している。
【0009】さらに、本発明の自動両替装置は、利用者
が提示する少なくとも利用者を特定する情報が記録され
ている取引媒体を受入れ、この受入れた取引媒体からそ
れに記録されている情報を読取る読取手段と、この読取
手段で読取った情報が利用者を特定する情報であること
を判別する第1の判別手段と、利用者が投入する両替を
希望する貨幣を受入れ、この受入れた貨幣の真偽判別を
行なう真偽判別手段と、利用者が希望する両替内容を指
定する両替内容指定手段と、前記第1の判別手段で読取
情報が利用者を特定する情報であると判別され、かつ、
前記第2の判別手段で正しい貨幣であると判別された
際、前記両替内容指定手段の指定内容に応じて前記受入
れた貨幣をそれよりも小額の貨幣に両替して利用者に対
して払出す両替手段と、少なくとも前記利用者の顔画像
を撮像する撮像手段と、前記読取手段で読取った情報、
前記指定された両替内容、および、前記撮像手段で撮像
された画像をそれぞれ対応させて記録する記録手段とを
具備している。
【0010】
【作用】本発明によれば、社会的秩序を乱さないよう
に、利用者の履歴を利用者の負担を低減した状態で機械
の利用ごとに機械内部に記録することにより、たとえ
ば、機械のみで稼働している無人化コーナであっても、
不具合のあった両替処理した利用者を特定でき、不正利
用に対する不正拡大と以降の不正利用を防止することが
できる。
【0011】また、本発明によれば、さらに利用者の少
なくとも顔画像をも同時に記録しておくことにより、不
具合のあった両替処理した利用者の特定がより確実とな
り、不正利用に対する不正拡大と以降の不正利用をより
確実に防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図2は、本実施例に係る銀行の無人化コ
ーナに設置される自動両替装置の外観を示すものであ
る。図において、筐体1の前面には、略L字形状の接客
操作部2が形成されている。接客操作部2の水平面に
は、両替する紙幣を複数枚一括して投入し得るととも
に、両替されて放出された紙幣を一括して受取る、開閉
可能な蓋体を有する紙幣口3、両替する硬貨を複数枚一
括して投入し得るとともに、両替されて放出された硬貨
を一括して受取る硬貨口4が設けられている。
【0013】また、接客操作部2の水平面には、表示面
に透明なタッチセンサパネルを備えたカラー表示部5が
設けられている。表示部5は、操作手順、その他の情報
を文字、文言、イラストあるいは画像情報によって画面
に表示し、利用者を誘導するとともに、数字、カタカ
ナ、アルファベット、確認や取消しの文字の表示に対応
するタッチセンサパネルの部位を指で触れることによ
り、所望の情報の入力を行なうことができるようになっ
ており、たとえば、カラー液晶表示装置あるいはカラー
CRT表示装置などが用いられる。
【0014】一方、接客操作部2の垂直面には、少なく
とも利用者を特定できる情報が記録されている取引媒体
としてのカードを受入れたり、この受入れたカードを排
出するカード口6が設けられている。なお、上記取引媒
体としては、たとえば、銀行用IDカードや流通業界用
IDカードなど、利用者の所在が容易にわかる情報が磁
気、文字、バーコードなどで記録された磁気カードやI
Cカードなどが考えられる。この実施例では、たとえ
ば、銀行名、支店名、口座番号などが磁気的に記録され
ている磁気カードからなる銀行用IDカード、いわゆる
キャッシュカードが用いられる。
【0015】また、接客操作部2の垂直面には、撮像手
段としてのテレビカメラ7が設けられている。テレビカ
メラ7は、本装置を操作する利用者の少なくとも顔画像
を撮像するもので、たとえば、撮像レンズ、後述するシ
ャッタオン信号の入力により動作するシャッタ機構、撮
像レンズを通して得られる画像を電気信号に変換するエ
リアセンサなどの撮像素子、撮像素子の出力信号をデジ
タル化して画像情報として外部へ送信する処理回路など
から構成される、いわゆる電子式のテレビカメラであ
る。
【0016】なお、テレビカメラ7の設置場所は、本実
施例では接客操作部2の垂直面に設けているが、本装置
の外部であってもよく、少なくとも本装置を操作する利
用者の顔全体がカメラアングル内に入る位置であれば、
どこでもよい。
【0017】また、筐体1の前面下方部位には、紙幣口
3あるいは硬貨口4から現金以外の異物が投入されたと
き、それを返却する異物返却口8、および、利用者セン
サ9が設けられている。利用者センサ9は、本装置の前
に利用者が数秒間位置しないと、それを検知して表示部
5の表示画面を消灯し、利用者が接近すると、それを検
知して表示部5の表示画面を点灯させるようになってい
る。
【0018】図1は、上記した自動両替装置の構成を示
すもので、カードリーダユニット11、入金ユニット1
2、両替出金ユニット13、接客ユニット14、音声案
内ユニット15、カメラインタフェイス16、内部モニ
タ17、情報記録部18、RAM(ランダム・アクセス
・メモリ)19、ROM(リード・オンリ・メモリ)2
0、主制御部としてのCPU(セントラル・プロセッシ
ング・ユニット)21などによって構成される。
【0019】カードリーダユニット11は、カード口6
から受入れたキャッシュカードの磁気ストライプから磁
気情報の読取りを行ない、両替取引が終了すると、その
キャッシュカードをカード口6から排出する。
【0020】入金ユニット12は、紙幣口3に投入され
た両替紙幣を1枚ずつ受入れて、真偽判別するとともに
計数して入金庫に収納する。両替出金ユニット13は、
利用者によって指定された両替金種に応じて金種別に算
出された枚数の紙幣、硬貨を出金庫から取出して紙幣口
3、硬貨口4から一括して払出す。
【0021】接客ユニット14は、前記表示部5などか
ら構成されている。音声案内ユニット15は、図示しな
いスピーカによって音声により利用者の操作を誘導する
案内を行なう。
【0022】カメラインタフェイス16は、前記テレビ
カメラ7が接続される。内部モニタ17は、本装置の運
用に係る係員に本装置の状態を通知するとともに、係員
による操作指示の入力などを行なう。
【0023】情報記録部18は、利用者の情報、たとえ
ば、キャッシュカードから読取った情報(銀行名、支店
名、口座番号など)、両替取引の内容、日付情報(年月
日、時刻)、および、テレビカメラ7で撮像した利用者
の顔画像をそれぞれ対応させて両替取引ごとに記録する
もので、たとえば、半導体メモリ装置、磁気ディスク装
置、書換え可能な光ディスク装置、あるいは、磁気テー
プ装置などが用いられる。
【0024】なお、テレビカメラ7で撮像した利用者の
画像は、必ずしも両替取引ごとに記録する必要はなく、
少なくとも不正利用の可能性があるときにのみ記録する
ようにすればよい。
【0025】RAM19は、主にCPU21のワーキン
グメモリとして用いられるもので、各種情報が一時的に
記憶される。ROM20は、主にCPU21のプログラ
ムメモリとして用いられるもので、CPU21の処理手
順プログラムなどが格納されている。
【0026】CPU21は、ROM20内のプログラム
情報を参照しつつ、各ユニット11〜18を制御するこ
とにより、両替取引の処理動作を行なわしめる。CPU
21には、必要に応じてリモートモニタ22を接続し、
遠方から監視することができる。リモートモニタ22
は、CPU21によって制御され、内部モニタ17とほ
ぼ同じ情報を表示するとともに、本装置に異常が発生し
た場合には、ブザーなどの鳴動手段を併用して報知せし
める。
【0027】次に、このような構成において、図3およ
び図4に示すフローチャートを参照して動作を説明す
る。まず、両替を希望する利用者は、表示部5の案内に
したがって所持するキャッシュカードをカード口6に挿
入することにより(S1)、カードリーダユニット11
は、そのキャッシュカードを受入れて磁気ストライプか
ら銀行名、支店名、口座番号などのカード情報を読取る
(S2)。
【0028】この読取ったカード情報は、CPU21の
制御のもとにRAM19に一時記憶される。そして、C
PU21は、RAM19に記憶したカード情報により、
カード情報が利用者を特定できる情報である否かを判別
する。すなわち、たとえば、カード情報のフォーマット
チェックを行なうことにより、キャッシュカードか否か
を判別し(S3)、キャッシュカードであれば、次にカ
ード情報内の銀行名、支店名、口座番号などをチェック
することにより、適性なキャッシュカードか否かを判別
する(S4)。
【0029】ステップS3において、たとえば、磁気ス
トライプの無い白紙のカード、情報の記録されていない
カード、情報は記録されているが特殊な情報であるカー
ドで、キャッシュカードでなかった場合、あるいは、ス
テップS4において、存在しない銀行名、支店名などが
記録されていて、適性なキャッシュカードでなかった場
合、CPU21は、カードリーダユニット11に対して
カード返却命令を与えることにより、受入れたキャッシ
ュカードをカード口6に排出し(S5)、取引を終了す
る。
【0030】ステップS4において適性なキャッシュカ
ードであった場合、CPU21は、表示部5に両替すべ
き貨幣(紙幣、硬貨)の投入を案内する。この案内にし
たがって、利用者は両替すべき貨幣、たとえば、所定枚
数の高額紙幣(1万円札)を紙幣口3に投入する(S
6)。すると、入金ユニット12は、CPU21の制御
のもとに、紙幣口3に投入された両替紙幣を1枚ずつ受
入れて真偽判別を行なう(S7,S8)。
【0031】真偽判別の結果、偽券であった場合、CP
U21は、入金ユニット12に対して紙幣返却命令を与
えるとともに、カードリーダユニット11に対してカー
ド返却命令を与えることにより、受入れた紙幣を紙幣口
3に排出するとともに、受入れたキャッシュカードをカ
ード口6に排出し(S9)、取引を終了する。
【0032】真偽判別の結果、真券であった場合、入金
ユニット12は、受入れた紙幣を計数して入金庫に収納
し、その計数した入金額をCPU21の制御のもとに表
示部5に表示する(S10)。
【0033】このとき、CPU21は、計数された入金
額が所定金額以上か否かを判別し(S11)、所定金額
以上であった場合、不正両替の可能性があるので、カメ
ラインタフェイス16を介してテレビカメラ7にシャッ
タオン信号を送る。すると、テレビカメラ7は、シャッ
タ機構が動作することにより、操作部2の前に居る利用
者の顔画像を撮像し(S12)、画像情報としてカメラ
インタフェイス16に送る。
【0034】カメラインタフェイス16は、送られてき
た画像情報の整理などを行ない、その整理した画像情報
を情報記録部18に送る。情報記録部18は、送られて
きた画像情報をCPU21の制御のもとに記録する(S
13)。
【0035】ステップS11において所定金額以上でな
かった場合、CPU21は、表示部5に両替を希望する
小額貨幣の金種、枚数(本数)、または金額など、両替
内容の指定を案内するとともに、そのための必要な操作
キーを表示する。この案内にしたがって、利用者は、表
示部5に表示された操作キーを操作することにより、両
替を希望する例えば千円札、500円札、100円硬貨
などの小額貨幣の金種、枚数(本数)、または金額な
ど、両替内容を指定し(S14)、その後、確認キーを
押下する(S15)。
【0036】確認キーが押下されると、CPU21は、
指定された両替内容に基づき小額貨幣の金種別枚数を算
出し(S16)、その算出した金種別枚数情報を両替出
金命令とともに両替出金ユニット13に送る。両替出金
ユニット13は、算出された金種別枚数情報に基づき両
替出金動作を行なうことにより、指定された金種の小額
貨幣を出金庫から所定枚数取出して紙幣口3、硬貨口4
に払出す(S17)。
【0037】また、CPU21は、RAM19内に一時
記憶しておいた利用者のカード情報(銀行名、支店名、
口座番号など)、このときの両替取引の内容、および、
日付情報(年月日、時刻)を、既に情報記録部18に記
録されている利用者の画像情報(顔画像)とそれぞれ対
応させて、情報記録部18に記録する(S18)。な
お、利用者の画像情報(顔画像)が記録されていない場
合、利用者のカード情報、両替取引の内容、および、日
付情報をそれぞれ対応させて情報記録部18に記録す
る。
【0038】そして、利用者は、紙幣口3、硬貨口4か
ら両替された小額貨幣を受取ることにより(S19)、
両替取引が全て終了する。このように、利用者の所在が
わかる情報が記録されている銀行用のキャッシュカード
を用いて利用者情報を確認し、その後、両替取引を行な
い、キャッシュカードから得た利用者情報を機械内部に
記録し、かつ、不正両替の可能性がある場合には、さら
に利用者の顔画像をも同時に対応させて記録しておくこ
とにより、たとえば、銀行の機械のみで稼働している無
人化コーナであっても、不具合のあった両替処理した利
用者を簡単かつ確実に特定でき、不正利用に対する不正
拡大と以降の不正利用を防止できる。
【0039】なお、前記実施例では、取引媒体として銀
行用のキャッシュカードを用いた場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえ
ば、流通業界用IDカード、あるいは、信販会社用クレ
ジットカードなどであってもよく、また、磁気カードに
限らず、ICカードや光カードなどでもよい。要は、少
なくとも利用者を容易に特定できる情報が磁気、文字、
バーコードなどで記録された取引媒体であればよい。
【0040】また、前記実施例では、両替金額が所定金
額以上のとき(つまり、所定金額以上の両替時)だけ、
利用者の顔画像を撮像して記録するようにしたが、これ
に限らず、両替取引を行なうごとに利用者の顔画像を撮
像して記録するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、不
具合のあった両替処理した利用者を特定でき、不正利用
に対する不正拡大と以降の不正利用を防止することがで
きる自動両替装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動両替装置の構成を
示すブロック図。
【図2】自動両替装置の外観を示す斜視図。
【図3】両替処理動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図4】両替処理動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
2……接客操作部、3……紙幣口、4……硬貨口、5…
…表示部、6……カード口、7……テレビカメラ(撮像
手段)、11……カードリーダユニット、12……入金
ユニット、13…両替出金ユニット、14……接客ユニ
ット、16……カメラインタフェイス、18……情報記
録部、21……CPU。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が提示する少なくとも利用者を特
    定する情報が記録されている取引媒体を受入れ、この受
    入れた取引媒体からそれに記録されている情報を読取る
    読取手段と、 利用者が投入する両替を希望する貨幣を受入れ、この受
    入れた貨幣の真偽判別を行なう真偽判別手段と、 利用者が希望する両替内容を指定する両替内容指定手段
    と、 前記読取手段で利用者を特定する情報が読取られ、か
    つ、前記真偽判別手段で正しい貨幣であると判別された
    際、前記両替内容指定手段の指定内容に応じて前記受入
    れた貨幣をそれよりも小額の貨幣に両替して利用者に対
    して払出す両替手段と、 前記読取手段で読取った利用者を特定する情報および前
    記指定された両替内容をそれぞれ対応させて記録する記
    録手段とを具備したことを特徴とする自動両替装置。
  2. 【請求項2】 利用者が提示する少なくとも利用者を特
    定する情報が記録されている取引媒体を受入れ、この受
    入れた取引媒体からそれに記録されている情報を読取る
    読取手段と、 この読取手段で読取った情報が利用者を特定する情報で
    あることを判別する第1の判別手段と、 利用者が投入する両替を希望する貨幣を受入れ、この受
    入れた貨幣の真偽判別を行なう第2の判別手段と、 利用者が希望する両替内容を指定する両替内容指定手段
    と、 前記第1の判別手段で読取情報が利用者を特定する情報
    であると判別され、かつ、前記第2の判別手段で正しい
    貨幣であると判別された際、前記両替内容指定手段の指
    定内容に応じて前記受入れた貨幣をそれよりも小額の貨
    幣に両替して利用者に対して払出す両替手段と、 前記読取手段で読取った情報および前記指定された両替
    内容をそれぞれ対応させて記録する記録手段とを具備し
    たことを特徴とする自動両替装置。
  3. 【請求項3】 利用者が提示する少なくとも利用者を特
    定する情報が記録されている取引媒体を受入れ、この受
    入れた取引媒体からそれに記録されている情報を読取る
    読取手段と、 この読取手段で読取った情報が利用者を特定する情報で
    あることを判別する第1の判別手段と、 利用者が投入する両替を希望する貨幣を受入れ、この受
    入れた貨幣の真偽判別を行なう真偽判別手段と、 利用者が希望する両替内容を指定する両替内容指定手段
    と、 前記第1の判別手段で読取情報が利用者を特定する情報
    であると判別され、かつ、前記第2の判別手段で正しい
    貨幣であると判別された際、前記両替内容指定手段の指
    定内容に応じて前記受入れた貨幣をそれよりも小額の貨
    幣に両替して利用者に対して払出す両替手段と、 少なくとも前記利用者の顔画像を撮像する撮像手段と、 前記読取手段で読取った情報、前記指定された両替内
    容、および、前記撮像手段で撮像された画像をそれぞれ
    対応させて記録する記録手段とを具備したことを特徴と
    する自動両替装置。
JP5167881A 1993-07-07 1993-07-07 自動両替装置 Pending JPH0729043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167881A JPH0729043A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 自動両替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167881A JPH0729043A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 自動両替装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0729043A true JPH0729043A (ja) 1995-01-31

Family

ID=15857817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5167881A Pending JPH0729043A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 自動両替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0729043A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014196274A1 (ja) * 2013-06-04 2014-12-11 沖電気工業株式会社 現金処理装置及び現金処理システム
CN105844782A (zh) * 2015-01-29 2016-08-10 光荣株式会社 兑换机以及兑换***

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014196274A1 (ja) * 2013-06-04 2014-12-11 沖電気工業株式会社 現金処理装置及び現金処理システム
CN105844782A (zh) * 2015-01-29 2016-08-10 光荣株式会社 兑换机以及兑换***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4200047B2 (ja) 紙幣及び有価証券の自動取扱装置
JP2008077680A (ja) 自動書類キャッシングシステム
JP2008204409A (ja) 暗証番号入力表示装置及び方法
US20220335402A1 (en) Payment acceptor with a multifunction imaging sensor
RU2565518C2 (ru) Способ выдачи банкнот с помощью денежных автоматов и денежный автомат для реализации способа
KR20060119386A (ko) 환전 가능한 현금입출금기 및 그 방법
JPH0729043A (ja) 自動両替装置
JP2011059835A (ja) 自動取引装置
JP3824673B2 (ja) 自動取引装置および取引方法
JPH0488555A (ja) カード喪失届システム
JP3967584B2 (ja) 媒体取扱い装置
JP2001143120A (ja) 自動取引装置
JPH09259197A (ja) 電子財布システム
JP2002342589A (ja) 自動取引装置の取引方法およびそのプログラム並びにその装置
JP4373188B2 (ja) 自動取引装置
JPH10241014A (ja) 自動取引装置
KR920004774B1 (ko) 자동식 금전거래 장치
JP2000057416A (ja) 自動取引装置
JP3050605U (ja) 自動景品メダル格納機
JP3043061U (ja) 取引媒体及び該取引媒体を使用する取引装置
JPH09231446A (ja) 自動取引装置
JPH11283076A (ja) 自動取引装置
JPH06333130A (ja) 現金入出金装置
JP2723157B2 (ja) 現金取扱装置の現金金庫管理方法
JPH036557B2 (ja)