JPH0728971A - 階層図出力装置 - Google Patents
階層図出力装置Info
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- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T11/00—2D [Two Dimensional] image generation
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- G06T11/206—Drawing of charts or graphs
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Abstract
動的に作成・出力できるようにする。 【構成】 データ編集部4により社員マスタファイル1
と所属テーブルファイル2を作成する。また、データ入
力部3を介してブロック内配置定義テーブル7が作成さ
れる。中間表作成部5は、上記社員マスタファイル1と
上記所属テーブルファイル2内の所属テーブルを参照し
て中間表を作成し、これを中間表ファイル6に格納す
る。階層ブロック展開部8は、該中間表とブロック内配
置定義テーブル7とを参照して、階層イメージメモリ1
1内に各ブロックの印刷イメージデータが当該階層位置
に配置された組織図の印刷イメージデータを作成する。
印刷イメージ展開部12は、上記中間表を参照して上記
各ブロック間を階層接続関係に従って罫線により接続し
て組織図の印刷イメージデータを完成させる。この組織
図は印刷部13を介して印刷・出力される。
Description
データが格納されているファイルや、該ファイル内のデ
ータについての階層定義がなされたテーブル等を基にし
て所定の階層図を自動的に作成・出力する階層図出力装
置に関する。
どの各種組織においては、それらの組織図がしばしば利
用される。特に、人事、総務部門においては人事移動や
組織変更が発生する都度、組織図を修正したり新たに作
成する作業が必要となる。
ュータやパーソナルコンピュータまたはワードプロセッ
サ等で作成されていた。すなち、上記各コンピュータに
おいてはワードプロセッサや図面作成ツールなどのアプ
リケーション・ソフトを動かしながら作成していた。
ル」や社員の所属する部門が記録された「所属テーブ
ル」などの人事データを参照しながら、手作業(手操
作)により組織図を作成していた。
は、ワードプロセッサやコンピュータ等を用いて組織図
を作成する場合でも、手操作すなわちキー入力等に頼る
部分が多かった。このため、作成効率が悪く時間がかか
っていた。
は、前記のようなファイルやテーブルなどを更新する作
業に加え、これらのファイルやテーブルの更新された内
容を基に組織図を新たに作成または手直しする作業が必
要となり、非常に負担が大きかった。
例えばソフトウェアの設計書におけるモジュールの階層
関係図やファイルの階層ディレクトリなどの階層表現で
図式化ができる全ての組織的なデータ集合体の階層構成
図(階層図)の作成についても当てはまるものである。
れたものであり、予め作成されている階層関係で表現さ
れるブロックに属するデータが格納されたファイルや該
ブロックの階層関係が定義されたテーブルを基に自動的
にそれらのブロックの階層図を作成・出力する装置を提
供することを目的とする。
以下の手段を備える。ファイルは、所属ブロックを示す
所属情報が付加されたデータを複数格納している。この
ファイルには、例えば所属する部署(上記ブロックに相
当)の所属コード(上記所属情報に相当)が付加された
社員データを格納している社員マスタファイル(人事フ
ァイル)が該当する。
係が定義されると共に、該各ブロックの所属階層が定義
されている。上記ファイルが例えば上記社員マスタファ
イルであった場合、上記テーブルには例えば事業部が第
1階層、技術部が第2階層、第1技術室並びに第2技術
室が第3階層であると定義されると共に、技術部の上位
ブロックが事業部、第1技術室並びに第2技術室の上位
ブロックが上記技術部というように階層接続関係も定義
される。
ルを参照して、該ファイルに格納されているデータを上
記ブロック単位でまとめると共に、上記各ブロックが階
層レベル順及び階層接続関係に従った順番で配置された
表を作成する。この表には、上記ファイルが社員マスタ
ファイルであった場合、各部署(ブロック)の階層番号
(階層レベル)、各部署間の上位・下位関係が設定され
ると共に、各部署(ブロック)毎に所属長の役職名、所
属長の氏名、所員の人数、及び所属する社員の氏名等が
設定される。
成された表に従って、上記各ブロックを該ブロックに属
するデータと共に階層レベル別でかつ階層関係が分かる
ように配置・接続した図(階層図)を作成・出力する。
上記の例であれば、例えば、事業部が第1階層、技術部
が第2階層、第1技術室と第2技術室が第3階層に配置
されると共に、事業部と技術部間及び該技術部と第1技
術室並びに第2技術室間が罫線等により接続される。
の発明において、前記テーブルは特殊な階層レベルに配
置されるブロックを指定するフラグを有し、前記表作成
手段は前記テーブルにおいて上記フラグが付加されてい
る場合には該フラグを前記表に付加し、前記階層図作成
手段は前記表において上記フラグがセットされているブ
ロックについては前記表において設定されている階層と
該階層に隣接する階層(例えば、上位階層)との中間位
置に配置する。
クには、例えば、上記例の場合においては事業部に直属
し、技術部のプロジェクトを企画・立案する企画室等が
該当する。このような場合、上記企画室は事業部と技術
部との間の中間位置に配置されるのが階層関係を知るう
えで好ましい。
は2記載の発明において、前記階層図作成手段はあるペ
ージにおいて収まらないブロックが生じた場合、該収ま
らないブロックを所定の係属関係にある同じグループの
他のブロックと共に次ページに配置する。
2研究室が従属し、これらが1つのグループを形成して
いる場合、階層図の作成処理途中において研究部と第1
研究所は同一ページに収まるが第2研究室は該ページに
収まらないことが分かったとき、研究部と第1研究室並
びに第2研究室は共に次ページに配置するように処理を
変更する。
は、テーブルを参照することにより、各ブロックの所属
階層を知ると共に各ブロックの階層接続関係(従属関
係)を知る。また、ファイルを参照することにより、各
ブロックに付随するデータを知る。そして、これらの情
報を基に各ブロックを階層レベル順及び階層接続関係に
従った順番で表に記入する。また、このとき、各ブロッ
クに付随するデータも各ブロック毎にまとめて表に記入
する。
成手段により作成された表の各行のデータを第1行目か
ら順番に読み出しながら、各ブロックのイメージデータ
をビット・マップ・メモリ(フレームメモリまたはペー
ジメモリ)に出力イメージと同一のイメージで展開す
る。すなわち、各ブロックのイメージデータを該当する
階層位置に配置すると共に、各ブロック間を階層接続関
係に従って罫線等により接続する。そして、1ページ分
のイメージデータが作成される毎に、このイメージデー
タをプリンタ等を介して出力する。
とテーブルを基に、組織図等のような階層図を自動作成
できる。請求項2記載の発明においては、表作成手段が
テーブルを参照して特殊な階層レベルに配置されるブロ
ックを指定するフラグか付加された表を作成する。
しながら階層図のイメージデータを作成する際、上記フ
ラグがセットされているブロックについてはそのイメー
ジデータを表において設定されている階層と該階層に隣
接する階層との中間位置に配置する。
により特殊な階層レベルに位置するブロックを階層図の
適切な位置に配置させることができる。請求項3記載の
発明においては、階層図作成手段は、ビット・マップ・
メモリにあるグループに属する各ブロックのイメージデ
ータを展開中に、該グループに属する全てのブロックの
イメージデータを該メモリ内に収容することができなく
なった場合、該収容できないブロックのみならず同一グ
ループの他のブロックについても次のページに配置・出
力する。
ブロックを、常に同じページに配置・出力できる。
説明する。図1は、本発明の一実施例である組織図自動
作成装置のシステム構成を示すブロック図である。
会社の各社員の氏名、所属部署のコード及び役職名など
のデータを、社員番号をキー項目として格納しているフ
ァイルである。
所属部署間の階層接続関係や該各所属部署の階層位置
(階層レベル)を示す階層番号や所属長の社員番号、さ
らには人数等のデータが設定された所属テーブル20を
格納しているファイルである。
RTディスプレイ等から成り、ユーザが上記社員マスタ
ファイル1及び上記所属テーブル20に登録するデータ
を入力したり、後述するブロック内配置定義テーブル7
に設定するデータを入力するための入力装置である。
ユーザによって入力されるデータを基に、上記社員マス
タファイル1の各レコードを作成すると共に、上記所属
テーブル20を作成して上記所属テーブルファイル2に
書き込む。
ル1及び上記所属テーブル20を参照して、組織図のイ
メージデータを作成するための基本情報である中間表1
6を作成する。この中間表16の詳細については後述す
る。
よって作成された中間表16を格納するファイルであ
る。ブロック内配置定義テーブル7は、本実施例によっ
て作成・出力される組織図の各部署(ブロック)の印刷
イメージを定義するテーブルであり、該定義情報は前記
データ入力部3からのユーザ入力により設定される。
及び上記ブロック内配置定義テーブル7の内容を基に組
織図の階層イメージデータを作成する。この階層イメー
ジデータは、後述するように複数のブロックに分割され
ており、これら各ブロックには原則として1つの部署の
印刷イメージデータが書き込まれる。
ック展開部8が上記階層イメージデータをブロック単位
で作成する際に使用されるメモリであり、1ブロックの
印刷イメージデータをビット・マップ形式で格納する。
部8が上記階層イメージデータを作成する際に、既に後
記階層イメージメモリ11に展開されているイメージデ
ータを一時的に待避するために使用されるメモリであ
り、後述するようにあるグループに属する全てのブロッ
クを次ページに印刷・出力する際に用いられる。
ック展開部8によって作成される組織図の1ページ分の
階層イメージデータをビット・マップ形式で格納するペ
ージメモリ(フレームメモリ)である。
ジメモリ11から組織図の階層イメージデータを読み出
すと共に前記中間表ファイル6に格納されている中間表
を参照して、上記各ブロックの部署イメージデータ間を
罫線で接続して組織図の階層イメージデータを完成させ
る。そして、このイメージデータをページ単位で印刷部
13に出力する。
ーザプリンタなどのページプリンタであり、上記印刷イ
メージ展開部13から入力される組織図の階層データの
ビット・マップ形式のイメージデータを基に、階層表現
形式の組織図をページ単位で印刷・出力する。
1つに飛び出しフラグという呼称のフラグ207を設け
ており、このフラグ207をユーザが前記データ入力部
3及びデータ編集部4を介して設定できるようになって
いる。そして、この飛び出しフラグ207をセットする
ことより、ある部署(ブロック)を特殊な階層位置に印
刷・出力できるようになっている。
表作成部5、階層ブロック展開部8、及び印刷イメージ
展開部12の処理は、例えば、CPUが主メモリにロー
ドされたプログラムを実行することによりなされる。
ロック内展開メモリ9及び補助メモリ10は、例えば上
記主メモリ内に設けられる。さらに、社員マスタファイ
ル1、所属テーブルファイル2、及び中間表ファイル6
は、例えば磁気ディスクや光磁気ディスク等に作成され
る。
一構成例を示す図である。この社員マスタファイル1の
1レコードは、社員番号101、氏名102、所属コー
ド103、及び役職名104の4つの項目から成る。社
員番号101は、4桁の数字からなる社員の識別番号で
ある。所属コード103は、同様に4桁の数字からなり
所属部署の識別番号となっている。このように、この社
員マスタファイル1においては、各社員について氏名、
所属部署(所属コード)及び役職名が登録されている。
成例を示す図である。このテーブル20の1行(1レコ
ード)は、所属コード201、所属名202、上位所属
コード203、階層番号204、所属長社員番号20
5、及び人数206の6つの項目から成っている。
3と同じものであり、各所属部署に個別に割り当てられ
た4桁の番号である。所属名202は、部署の名称を示
す文字列である。
を有する部署の上位階層にあたる部署の所属コード10
3である。階層番号204は、上記所属名202を有す
る部署の階層位置を示す番号である。最上位階層の番号
は「1」であり、以下、階層が下がるにつれて「2」,
「3」,・・・と順次「1」つづつ番号が大きくなるよ
うになっている。
有する部署の管理職の社員番号101である。人数20
5は、所属名202を有する部署に属する社員の人数で
ある。
番号204により所属名202を有する部署の階層位置
が定義されている。また、所属長社員番号205により
所属名202を有する部署の管理職が誰であるかが登録
されている。さらに、人数206により所属名202を
有する部署の人数が登録されている。そして、本実施例
において重要である所属名202を有する部署間の上下
関係を示す情報として、上記所属コード203が設けら
れている。
よび企画室の上位所属コード203が共に「1001」
となっており、所属コード201が「1001」である
ワープロ事業部がこれらの部署の直接の上位部署である
ことが登録されている。同様にして、第1技術室及び第
2技術室が技術部の下位部署であることが登録されてい
る。
と上記所属テーブル20及びその内容を後述詳しく説明
するブロック内配置定義テーブル7を基に、図4に示す
ような組織図を自動作成して出力する。
される組織図の形式の一例を示す図である。同図に示す
ように、組織図は図中において破線で示された複数のブ
ロック300と該ブロック300間を結ぶ罫線400と
から成る。1つのブロック300は、1つの部署に対応
している。
示す図である。同図に示すように、ブロック300は、
上方の中央に位置するブロック名称領域301、該ブロ
ック名称領域301の周囲に配置された6個の補助名称
領域302−1〜302−6、及びこれらの領域の下方
に配置されるブロックアイテム領域303とから成る。
303以外の領域に印刷される内容は、ユーザが前記ブ
ロック内配置定義テーブル7に設定する内容により決定
される。
の構成を示す図である。同図に示すように、このテーブ
ル7の設定項目は、上記ブロック名称領域301及び補
助名称領域302−1〜302−6の7項目である。
1に所属名202を、補助名称領域302−2に人数2
06を、補助名称領域302−5に役職名104を、及
び補助名称領域302−6に氏名102を印刷・出力す
るように指定がなされている。
7の各項目には、社員マスタファイル1または所属テー
ブル20のレコードの項目の中からいずれか1つを選択
して設定する。この設定は、ユーザがデータ入力部3を
介して行う。
テム領域303の印刷データは、前記階層ブロック展開
部8が上記ブロック内配置定義テーブル7の補助名称領
域302−5と補助名称領域302−6に設定された項
目を参照して設定する。すなわち、ブロックアイテム領
域303には補助名称領域302−5と補助名称領域3
02−6の設定項目に該当する全てのデータが併記して
印刷される。
データは、階層ブロック展開部8によって前記ブロック
展開メモリ9に書き込まれる。次に、図8は前記階層イ
メージメモリ11の内部構成図である。
目1101が前記図6に示すブロック300のイメージ
データ全体を格納する領域である(但し、後述する飛び
出しブロック300′やセンタリング再配置されたブロ
ック300は例外)。この階層イメージメモリ11は、
組織図の1ページ分のイメージデータを印刷イメージそ
のままの形式で格納する。すなわち、同図に示す各枡目
1101の位置(アドレス)をメモリ11の左上隅を原
点(0,0)とする(行、列)の座標で表現した場合、
(1,m)(m=1,2,・・・5)に位置する枡目1
101が最上位階層(第1階層)で、以下(2,m),
(3,m),(4,m)の順に階層が下位(それぞれ、
第2階層、第3階層、第4階層)になる。この図に示す
例では、4階層(1階層につき5ブロック)分のイメー
ジデータを書き込むことができる。尚、本実施例では、
特殊な階層位置にある部署を、図5に示すような飛び出
しブロック300′として隣接する階層間の中間位置に
印刷・出力することができる。このような場合には、2
つの枡目1101にまたがって上記飛び出しブロック3
00′のイメージデータが書き込まれる。
作成され中間表6に格納される中間表16の第1の構成
例を示す図である。同図に示すように、この中間表16
は所属番号161、上位階層162、所属名163、所
属長役職名164、所属長氏名165、人数166、所
属員役職167、及び所属員氏名168の8項目から成
り、階層ブロック展開部8が組織図のイメージデータを
作成する際に必要となる全ての情報を格納する。
る。図10は、中間表作成部5により行われる中間表作
成処理の動作を説明するフローチャートである。
行位置を示すポインタiを「1」(1行目)に設定する
(S1)。次に、所属テーブル20(図3参照)の上位
所属コード203の項目欄を参照して、この項目203
が空欄となっているすなわち上位所属コードが設定され
ていない行(以後、レコードと表現する)の所属コード
201を見つける。そして、このレコードの所属コード
201をレジスタSHOにセットする(S2)。
所属コード201を有する所属テーブル20のレコード
(この場合、レコード2001)から階層番号204、
所属名202、及び人数206を読み出し、これらを中
間表16の上記ポインタiが指す行の該当項目欄にセッ
トする。
間表16の第1行目1601には階層番号161が
「1」、所属名163が「ワープロ事業部」、人数16
6が「10」にセットされる。
レコード2001)の所属長社員番号205をキーにし
て社員マスタファイル1を検索し、上記所属長所員番号
205を有するレコード(この場合、レコード100
1)から所属長の氏名102並びに役職名104を読み
出し、これらをそれぞれ中間表16のポインタiの指す
行(この場合、第1行目)の所属長氏名165及び所属
長役職名164の項目欄にセットする(S4)。
16の第1行目の上記所属長役職名164及び所属長氏
名165の各項目にそれぞれ「事業部長」及び「A」が
設定され、この第1行目の作成が終了する。
6の次行(この場合、第2行目)をセットした後(S
5)、社員マスタファイル1にレジスタSHOに設定さ
れている所属コード(この場合、「1001」)と同一
の所属コードを有する社員データ(該当レコード)が有
るかどうか調べる(S6)。
所属テーブル20内にレジスタSHOに設定されている
所属コード(この場合「1001」)と同一のコードが
上位所属コード203に設定されている未検索のレコー
ドが有るかどうか検索する(S8)。すなわち、この場
合には所属テーブル20内のレコードを先頭から順に検
索する。
は(S8,YES)、そのレコードの所属コード201
をレジスタSHOにセットする(S10)。これによ
り、レジスタSHOには所属テーブル20のレコード2
002の所属コード201(=1020)がセットされ
る。
属テーブル20内のレジスタSHOに設定されている所
属コードを有するレコードすなわち前記ステップS8で
検索したレコード(この場合、レコード2002)に対
して上述したステップS3の処理を行う。
の第2行目の階層番号161に「2」が、所属名163
に「技術部」が、人数166に「7」が設定される。次
に、前記ステップS4に移り上記ステップS3で探し出
した所属テーブル20のレコード(この場合レコード2
002)の所属長社員番号205(この場合、「200
2」)をキーとして社員マスタファイル1を検索し、中
間表16のポインタiの指す行(この場合、2行目)の
所属長氏名165及び所属長役職名164の項目欄に上
記検索により見つけ出したレコード(この場合、レコー
ド1002)の氏名102及び役職名104を設定す
る。
16の第2行目1602の所属長役職名164及び所属
長氏名165の項目欄にそれぞれ「部長」及び「B」が
設定され、中間表16の第2行目1602の作成が終了
する。
テップにおいてポインタiに中間表16の次行(この場
合、第3行目1603)を設定した後、前記ステップS
6で社員マスタファイル1からレジスタSHOに設定さ
れている所属コードと同一の所属コード103を有する
社員データ(該当レコード)が有るか調べ、有れば(S
6,YES)、その社員データの氏名102及び役職1
04(空欄の場合には無視)を中間表16のポインタi
の指す行にセットする(S7)。
16の第3行目1603の所属員氏名1608の項目欄
に「F」が設定され、この第3行目1603の作成が終
了する。
タiに中間表16の次行(この場合、第4行目)を設定
し、次のステップS6で社員マスタファイル1にレジス
タSHOに設定されている所属コードと同一の所属コー
ド103を有する社員データがあるか調べる。この場
合、所属コードが「1020」の社員データは無いので
(S6,NO)、次に所属テーブル20を参照してレジ
スタSHOに設定されている所属コード(この場合、
「1020」)を上位所属とする未検索の所属コード2
01があるか否か調べる(S8)。
で(S9,YES)、このレコード2004の所属コー
ド201である「1040」をレジスタSHOに設定す
る(S10)。
所属コード「1040」を基に、再び前記ステップS3
〜ステップS7を行う。これにより、まず、前記ステッ
プS3及びS4の処理により、図9に示すように中間表
16の第4行目1604に第1技術室の全体並びに室長
に関するデータが設定される。次に、ステップS5〜S
7の処理が2回繰り返され、図9に示すように中間表1
6の第5行目1605及び第6行目1606にそれぞれ
係長Gと社員Hのデータが設定される。
り、所属テーブル20にレジスタSHOに設定されてい
る所属コード(この場合、「1040」)を上位所属コ
ード203とするレコードが有るか否か検索する。
レコードが無いので、次に所属テーブル20を検索して
レジスタSHOに設定されている所属コード(この場
合、「1040」)の上位所属コード203が有るか否
か調べる(S11)。
見つかった所属コード203をレジスタSHOに設定す
る(S13)。これにより、所属テーブル20のレコー
ド2004の上位所属コード203に登録されている所
属コード(=「1020」)がレジスタSHOに設定さ
れる。
テーブル20を検索してレジスタSHOに設定されてい
る所属コード(この場合、「1020」)を上位所属コ
ード203とする未検索の所属コード(=「106
0」)をレコード2005から見つけ出し(S9,YE
S)、この所属コード(「1060」)をレジスタSH
Oに設定する(S10)。
所属コード(=「1060」)を基に、再び前記ステッ
プS3〜S7の処理を行う。これにより、上述した所属
コードが「1040」である第1技術室に対して行った
処理(前記中間表16の第4行目1604〜第6行目1
606のデータ作成)と同様の処理が行われ、図9に示
すように中間表16の第7行目1607及び第8行目1
608に第2技術室のデータが設定される。
ーブル20に、現在、レジスタSHOに設定されている
所属コード(=「1020」)を上位所属コード203
とする未検索の所属コード201が有るか否か調べる。
(S9,NO)、前記ステップS11で所属テーブル2
0からレジスタSHOに設定されている所属コード(=
「1020」)を見つけ出し(S12,YES)、この
所属コード(=「1001」)をレジスタSHOにセッ
トする(S13)。
ーブルファイル2からレジスタSHOにセットされてい
る所属コード(=「1001」)を上位所属コード20
3とする未検索の所属コード201(=「1100」)
をレコード2003から見つけ出し(S9,YES)こ
の該当所属コード201(=「1100」)をレジスタ
SHOにセットする(S10)。
た所属コード201(=「1100」)を基に再び前記
ステップS3〜S7の処理を行い、図9に示すように所
属コード201が「1100」である企画室のデータを
中間表16の第9行目1609及び第10行目1610
に設定する。次に、再びステップS8に戻り、レジスタ
SHOに設定されている所属コード(=「1100」)
を上位所属コード203とする未検索の所属コード20
1がある否か所属テーブル20を参照して調べる。
いので(S9,NO)、次に所属テーブル20を参照し
てレジスタSHOに設定されている所属コード(=「1
100」)の上位所属コード203を検索する(S1
1)。
「1001」)が有るので(S12,YES)、この所
属コード201(=「1001」)をレジスタSHOに
セットする(S13)。
タSHOにセットされている所属コード(=「100
1」)を上位所属コード203とする未検索の所属コー
ド201が所属テーブル20に有るか否か調べる。
いので(S9,NO)、レジスタSHOに設定されてい
る所属コード(=「1001」)の上位所属コードが有
るか否か、所属テーブル20を参照して調べる(S1
1)。
スタSHOに設定されている所属コード(=「100
1」)の上位所属コード203が空欄すなわち該当する
上位所属コード203が無いと判別し(S12,N
O)、処理を終了する。
表16が作成される。このように、この図10のフロー
チャートに示す中間表作成処理では、所属テーブル20
と社員マスタファイル1を参照しながら以下に示すよう
な順序で中間表16を作成する。 最上位階層(第1階層)に属するブロック300に
ついて、組織図作成用のデータを作成する(S1〜S
7)。
00(これを、ブロックAと表現する)のデータが作成
される(中間表16の第1行目1601が相当)。 上記でデータ作成が行われた最上位階層のブロッ
ク300に所属する最も上位のブロックについて組織図
作成用のデータを作成する(S8→S10→S3〜S
7)。
2階層に位置する技術部のブロック300(これを、ブ
ロックBと表現する)のデータが作成される(中間表1
6の第2行目1602及び第3行目1603が相当)。 上記でデータ作成されたブロック300に所属す
る最も上位のブロックについて組織図作成用のデータを
作成する(S8→S10→S3〜S7)。
ブロック300が他にも有れば、それらの全てのブロッ
ク300につていも組織図作成用のデータを作成する
(S8→S13→S8→S10→S3〜S7の一連の処
理を該当するブロック300の数だけ繰り返す)。
位置する第1技術室のブロック300(これを、ブロッ
クCと表現する)と第2技術室のブロック300(これ
を、ブロックDと表現する)の組織図作成用のブロック
が作成される(中間表16の第4行目1604〜第8行
目1608が相当)。 本実施例においては、第3階層が最下位階層なの
で、再び最上位階層のブロック300に所属する未検索
のブロック300が有るか調べ、有ればそのブロック3
00及びそのブロック300に所属する全てのブロック
300について組織図作成用のデータを作成する。
3階層に位置する企画室のブロック300(これを、ブ
ロックEと表現する)の組織図作成用のデータが作成さ
れる(中間表16の第9行目1609及び第10行目1
610が相当)。
示す中間表作成処理を、図5を参照しながら、図4に示
す組織図の例を取り上げて説明すると、まず、→→
の経路でブロック300−1(ワープロ事業室)、3
00−2−1(技術部)、及び300−3−1(第1技
術室)のデータが作成される。そして、再び→経路
でブロック300−2−1(技術部)に戻った後、→
の経路でブロック300−3−2(第2技術室)のデ
ータが作成される。
0−1(ワープロ事業部)に戻った後、→の経路で
ブロック300−3−3(企画室)のデータが作成され
る。そして、→の経路で再びブロック300−1
(ワープロ事業部)に戻った後、該ブロック300−1
から下位へ向かう未経路が無いことを判別して、中間表
16の作成処理を終了する。そして、このようにして作
成した中間表16を中間表ファイル6に書き込む。
にして作成された中間表ファイル6に格納されている中
間表16及びユーザにより設定されたブロック内配置定
義テーブル7を用いて、階層イメージメモリ11に組織
図のイメージデータを展開する(書き込む)処理を説明
する。
ージメモリ11のブロック列アドレス(以下、単に列ア
ドレスと表現する)m及びブロック行アドレス(以下、
単に行アドレスと表現する)nを、それぞれ「1」,
「0」に初期設定する(S21)。
るブロックの内、先頭ブロックを指定する(S22)。
これにより、図9に示す中間表16においてブロックA
(第1行目1601)が指定される。
(図7参照)を参照して、上記ブロックAのブロック名
称領域301及び補助名称領域302−1〜302−5
の内、上記定義テーブル7によって定義されている項目
を中間表16から抽出し、これらの抽出データを図6に
示す形式に従って、ブロック内展開メモリ9の所定位置
に書き込む(S23)。
「ワープロ事業部」が、また補助名称領域2、5及び6
にそれぞれ「10(人)」、「事業部長」及び「A」が
セットされる。
レスnの値よりも大きいか否か判別し(S24)、大き
ければステップS30に、大きくなければステップS2
5に移る。
アドレスnは「0」なので、ステップS25に移行し、
行アドレスnに現在の指定ブロックの階層をセットする
(S25)。
る。続いて、階層イメージメモリ11のアドレス(m,
n)の領域1101にブロック内展開メモリ9の内容
(イメージデータ)をコピー(転送)する(S26)。
部)の印刷イメージデータが階層イメージメモリ11の
アドレス(1,1)の領域1101に書き込まれる。次
に、ブロック内展開メモリ9の内容をクリアした後(S
27)、中間表16の次ブロックを指定する(S2
8)。そして、次ブロックが有った場合には(S29,
YES)には、再び前記ステップS23に戻る。
が指定される。そして、このブロックBに対しても、上
述したステップS23〜S26が行われ、ブロックB
(技術部)の印刷イメージデータが階層イメージメモリ
11のアドレス(2,1)の領域に書き込まれる。
23〜S26が行われ、今度はブロックC(第1技術
室)の印刷イメージデータが階層イメージメモリ11の
アドレス(3,1)の領域に書き込まれる。
われ、次ブロックとしてブロックDが指定される(S2
8)。また、このステップS28の前に行われたステッ
プS25において行アドレスnには「3」が指定され
る。
テップS23においてブロックD(第2技術室)の印刷
イメージデータがブロック内展開メモリ9に書き込まれ
る。そして、次に続くステップS24において、指定ブ
ロックであるブロックDの階層(=2)が現在の行アド
レスnの値(=3)よりも小さいと判別され(S24,
NO)、ステップ30に移行する。
1の第1列目(m=1)の1行目(n=1)〜3行目
(n=3)の領域1101にはブロックA,B,Cの印
刷イメージデータが格納される。
(S30)、この加算により得られたmの値は指定印刷
用紙の1ページに収まるものであるか否か判別する(S
31)。すなわち、本実施例においては、図8に示すよ
うに、列アドレスmの最大値は「5」である。このた
め、指定印刷用紙の1ページには、横方向に5ブロック
のイメージデータまでしか印刷できない。このように、
このステップS31の処理は、1ページ分のブロックデ
ータの書き込みが終了したか否かを判別するものであ
る。
ので(S31,NO)、続いて現在の指定ブロックの階
層が行アドレスnの値に等しいか否か判別する(S3
2)。現段階では、指定ブロックDの階層が「3」、一
方列アドレスnが「3」なので(S32,YES)、次
に指定ブロックの上位階層が行アドレスnの値より1小
さい値に等しいか否か判別する(S33)。
「2」なので、これは(n−1)の値と等しい(S3
3,YES)。このため、再び前記ステップS25に移
行し、前記ステップS25及びS26の処理を行う。
ータが階層イメージメモリ11のアドレス(2,3)の
領域に書き込まれる。以上までの動作により、階層イメ
ージメモリ11には図12(a) に示すような配置でブロ
ックA,B,C及びDの印刷イメージデータが書き込ま
れる。
を行い、中間表の次ブロックとしてブロックEを指定す
る。続いて、ステップS23に戻ってブロック内展開メ
モリ9にブロックEの印刷イメージデータを展開した
後、次のステップS24で指定ブロックEの階層(=
「3」)と前回のステップS25において設定された行
アドレスnの値(=「3」)とを比較し、再び前記ステ
ップS30へ移行する。
行い、列アドレスnを「1」加算した後(S31)、前
記ステップS32で指定ブロックEの階層(=「3」)
と列アドレスのnの値(=「3」)が等しいと判別し
(S32,YES)、次にステップS33の判別を行
う。
ロックEの上位位置は「1」であり、(n−1)の値は
「2」なので(S33,NO)、既に階層イメージメモ
リ11内に展開されている第(指定ブロックの上位階層
+1)階層から第(n−1)階層までの階層に属する各
ブロックの印刷イメージデータ全体をセンタリング再配
置する処理を階層イメージメモリ11に対して行う(S
34)。
第2階層に属するブロックBの印刷イメージデータが1
列目(m=1)と2列目(m=2)の中間に配置され
る。そして、再びステップS25に移行して行アドレス
nに指定ブロックEの階層(=「3」)をセットした後
(S25)、階層イメージメモリ11のアドレス(3,
1)の領域1101に、ブロック内展開メモリ9に格納
されているブロックEの印刷イメージデータをコピー
(転送)する(S26)。
リ11には、図12(c) に示すように中間表16に設定
されている全てのブロックの印刷イメージデータが書き
込まれる。
展開メモリ9の内容を全てクリアした後、中間表16に
は未処理のブロックが無いと判別し(S28→S29,
NO)、ステップS37へ移行する。
モリ11に格納されている印刷イメージデータ全体がペ
ージの中央にバランス良く配置されるように再配置する
(図4参照)。そして、該再配置終了後、階層イメージ
メモリ11の内容を印刷イメージ展開部12へ転送し
(S38)、処理を終了する。
中間表16を参照して図4に示すようにブロックAとブ
ロックB,E間及びブロックBとブロックC,D間を罫
線で接続して印刷・出力する。
す階層イメージ展開処理において、前記ブロックEの階
層が第2階層または第1階層であった場合には、前記ス
テップS32の判別で「NO」となり、ステップS35
へ移行する。
属テーブルファイル2において設定される飛び出しフラ
グが中間表16に有るか否かを判別する処理である。こ
の場合には、飛び出しフラグが無いので(S35,N
O)、ステップS36へ移行する。このステップS36
は、前述したステップS34に対応するものであり、今
回の指定ブロック(この場合、ブロックE)の階層が前
回の指定ブロック(この場合、ブロックD)の階層より
も上位であるときに行われる。
に階層イメージメモリ11に書き込まれたブロックの
内、指定ブロックの階層から(n−1)の階層までの間
に属するブロックの印刷イメージデータをセンタリング
する再配置処理を行う。
に、同図(a) に示されている状態までブロックA,B,
C及びDの印刷イメージデータが作成された場合、行ア
ドレスnは「3」となっている。したがって、ブロック
Eが第2階層の場合には、図13(a) に示すように第2
階層のブロックBの印刷イメージデータのみがセンタリ
ング処理される。一方、ブロックEが第1階層の場合に
は同図(b) に示すように第1階層のブロックAと第2階
層のブロックBの印刷イメージデータがセンタリング処
理される。
作成されるブロックが前回印刷イメージデータが作成さ
れたブロックよりも上位の階層となるときに、該新たに
印刷イメージデータが作成されるブロックの階層以下の
センタリングが必要な既成のブロックの印刷イメージデ
ータに対してセンタリングを行う。
の例を説明する。図14は、この第2の例の組織図の形
式を示す図である。この組織図が前記図4に示す第1の
例の組織図と異なるところは、企画室(ブロックE)の
位置である。すなわち、第1の列の場合、企画室は第1
技術室(ブロックC)及び第2技術室(ブロックD)と
同じ第3階層に属し、これら各技術室との係わりはほと
んど無い独立した部署となっている。
企画室はワープロ事業部(ブロックA)の事業部長に直
属し、ワープロ事業部全体に係わるプロジェクトの企画
や該プロジェクトの進捗状況の管理等を行う。このた
め、企画室(ブロックE)はワープロ事業部(ブロック
A)と技術部(ブロックB)との間の中間、すなわち第
1階層と第2階層の中間に位置している。このため、あ
えて企画室の階層を表現すれば第1.5階層とも言うべ
き非整数の階層となる。
にある部署(ブロック)を“飛び出しブロック”と表現
する(図5参照)。このような“飛び出しブロック”に
ついての定義は、ユーザが所属テーブル20に設けられ
る飛び出しフラグ207を「1」にセットすることによ
り行われる。
させてユーザが作成する所属テーブル20の内容を示す
図である。この図15に示す所属テーブル20が前記図
3に示す所属テーブル20と異なる所は、飛び出しフラ
グ207の項目が設けられていること、企画室の階層番
号204が「2」に設定されかつその飛び出しフラグが
「1」にセットされていることである。尚、企画室以外
の所属部署は飛び出しブロック300′では無いのでそ
れらの飛び出しフラグ207は「0」にセットされてい
る。
成部5により中間表16が作成される。この作成は、前
述した図10のフローチャートに示す手順で行われる。
所属テーブル20に飛び出しフラグ207の項目が設け
られた場合、中間表16の形式は図16に示すようなも
のとなる。すなわち、飛び出しフラグ169の項目が付
加される。中間表作成部5は、同図のステップS3にお
いて図15に示す所属テーブル20を参照して上記図1
6に示す中間表16の飛び出しフラグ169の項目をセ
ットする。この結果、中間表ファイル6に格納される中
間表16の内容は図16に示すようなものとする。
しながら、上記図16に示す中間表16と前記図7に示
すブロック内配置定義テーブル7とを基に、上記図14
に示す組織図の印刷イメージデータを階層イメージメモ
リ11内に作成する階層ブロック展開部8の動作を説明
する。
A〜ブロックDまでの印刷イメージデータの作成は、前
述した第1の例のときと同様である。したがって、階層
イメージメモリ11には図18(a) に示すようにブロッ
クA〜ブロックDの印刷イメージデータが展開される。
チャートのステップS26において階層イメージメモリ
11のアドレス(3,1)にブロックD(第2技術室)
のイメージデータを格納した後、ブロック内展開メモリ
9をクリアし(S27)、次ブロックとしてブロックE
(企画室)を指定する(S28→S29,YES)。
クE(企画室)の印刷イメージデータを作成した後(S
23)、指定ブロック(ブロックE)の階層(=2)が
行アドレスn(=3)より小さいと判別する(S24,
NO)。
「2」とした後(S30)、列アドレスmが指定印刷用
紙の1ページ内に収まるアドレスであると判別する(S
31,YES)。
層(=2)が行アドレス(=3)に等しくないと判別し
た後(S32,NO)、指定ブロック(ブロックE)の
飛び出しフラグ169がセットされているか否か判別す
る(S35)。
飛び出しフラグ169は「1」にセットされているので
(S35,YES)、次に図17のフローチャートのス
テップS39に移行する。
プS39〜S41の処理は“飛び出しブロック”に対す
る特殊処理である。この処理においては、まず既に階層
イメージメモリ11内に展開されている第(指定ブロッ
クの階層−1)階層から第(n−1)階層までの階層に
属する各ブロックの印刷イメージデータ全体をセンタリ
ングする再配置処理を行う(S39)。
するブロックAとブロックBの印刷イメージデータが第
1列と第2列の中間に再配置される。続いて、指定ブロ
ック(この場合、ブロックE)の階層(=2)を行アド
レスnにセットする(S40)。そして、次に、階層イ
メージメモリ11のm列に属しかつ(n−1)行(階
層)とn行(階層)の中間位置に、ブロック内展開メモ
リ9に展開されている印刷イメージデータをコピー(転
送)する(S41)。
ックE(企画室)のイメージデータが階層イメージメモ
リ11の3列目の1行目(第1階層に相当)と2行目
(第2階層に相当)の中間に配置される。
出しブロック”の階層は所属テーブル20において実際
の配置位置より1つ(0.5階層)下の階層に設定して
おくことにより、該“飛び出しブロック”は所望の位置
に配置される。
1のフローチャートのステップS27へ移行し、中間表
16の内容に基づいてステップS27移行の処理が行わ
れる。
ップS27→S28→S29,NO→S36→S37を
経て処理を終了する。ところで、以上の2つの例におい
ては、いずれも組織図全体が1ページに収まっていた
が、現実には印刷用紙のサイズやブロック数の関係で組
織図が複数ページにまたがる場合がある。
に示す。この例においては、印刷用紙のサイズが同図
(a) 、(b) において一点鎖線で囲んで示すように3
(行)×3(列)ブロックの大きさであり、ブロック
A,B,C,D及びEまでは1ページに収まる。しか
し、ブロックEと同一階層のブロックFは同一ページに
収容できない。この場合、本実施例では、組織図を2ペ
ージに分けて印刷・出力する。すなわち、まず、同図
(c) に示すように、ブロックA,B,C,D及びEを1
ページ目に印刷・出力し、残りのブロックFについては
同図(d) に示すように次のページに印刷・出力する。
に、階層イメージメモリ11へのブロック300のイメ
ージデータの展開は同図(a) 、(b) に示すように2回に
分けて行う。
ージに分けて印刷・出力する場合の他の例(第4例)を
示す図である。この例の場合には、印刷用紙のサイズは
3(行)×5(列)ブロックの大きさになっている。ま
た、組織図は、ブロックA,B,C・・・ブロックJの
9ブロックから成り、1ページ目にはブロックJを除く
残りの全てのブロックを印刷・出力可能である(同図
(a) 参照)。しかしながら該ブロックJはブロックIと
共にブロックHに所属する下位階層となっている。換言
すればブロックH,I及びJは1つのグループを形成し
ている。このため、同一グループに属するブロックH,
I及びJは、同じページに印刷・出力した方が係属関係
が分かり易い。
メージメモリ11へのブロック300の印刷イメージデ
ータの展開ではブロックA〜ブロックGまでを行い、ま
ず同図(c) に示すように該ブロックA〜ブロックGから
成る組織図の一部を印刷・出力する。そして、次に同図
(b) に示すようにブロックH,I及びJの印刷イメージ
データを階層イメージメモリ11へ展開し、同図(d) に
示すように、ブロックH,I及びJから成る組織図の残
りを次のページ(2ページ目)に印刷・出力する。
ートを参照しながら、上記のように組織図が複数ページ
にまたがって印刷・出力する場合の動作を説明する。ま
ず、図19に示す第3例の場合について説明する。
して、中間表16及び所属テーブル2を基に、同図(a)
に実線の矩形で示すようにブロックA〜ブロックEまで
のイメージデータが階層イメージメモリ11に展開され
る。そして、ブロックEのイメージデータが階層イメー
ジメモリ11に書き込まれた後(図11のフローチャー
トのS26)、前記ステップS27→S28→S29,
YES→S23の処理か連続して行われ、ブロック展開
メモリ9がクリアされた後(S27)、次ブロックとし
てブロックFか指定される(S28)。そして、このブ
ロックFのイメージデータが階層イメージメモリ11に
書き込まれた後(S23)、ステップS24で「NO」
の判別がなされる。すなわち、この場合nは「3」(ブ
ロックDの階層)であり、指定ブロックであるブロック
Fの階層が「2」であるため(S24,NO)、列アド
レスmが「1」加算され(S30)、この加算後の列ア
ドレスmの値を基にブロックFのイメージデータをブロ
ックA〜ブロックEと同一のページに印刷・出力可能か
否か判別する(S31)。
ク)分の横幅しかないため(S31,NO)、図21の
フローチャートのステップS42へ移行する。このステ
ップS42では、ユーザが改ページの設定が必要か否か
をデータ入力部3を介して指示する。本実施例において
は、改ページ制御は複数ブロックから成るグループを対
象としており、改ページの設定がなされた場合にはこれ
らの複数ブロック(グループ)を改ページされた次のペ
ージに印刷・出力する。一方、この第3の例のように1
つのブロック300を次ページに単一で印刷・出力して
も組織図を見る上であまり不都合が生じない場合は、改
ページの制御対象としていない。
ザは改ページの設定は不要である旨を選択指示する(S
42)。このため、階層ブロック展開部8は改ページの
設定は不要であると判別し(S43,NO)、階層イメ
ージメモリ11内の組織図のイメージデータ全体をセン
タリング配置する(S44)。
内のブロックA〜ブロックEの5ブロックから成る組織
図のイメージデータが図19(c) に示すようにセンタリ
ング配置される。
ージメモリ11の内容全体を印刷イメージ展開部12へ
転送する(S45)。これにより、印刷イメージ展開部
12は、中間表16を参照して同図(c) に示すようにブ
ロックAとブロックB,E間及びブロックBとブロック
C,D間を罫線で接続して印刷・出力する(第1ページ
出力)。
にリセットした後(S42)、再び図11のフローチャ
ートのステップS25に戻る。次に、指定ブロック(こ
の場合、ブロックF)の階層(この場合、「第2階
層」)を行アドレスnに指定した後(S25)、階層イ
メージメモリ11のアドレス(m,n)の領域1101
にブロック内展開メモリ9内の印刷イメージデータ(こ
の場合、ブロックFの印刷イメージデータ)をコピー
(転送)する(S28)。
ータが階層イメージメモリ11(1,2)の領域110
1に書き込まれる。続いて、中間表16に次ブロックが
無いと判別した後(S28→S29,NO)、前記ステ
ップS36,S37の処理を行って処理を終了する。
ックFの印刷イメージデータが2ページ目の用紙に印刷
・出力する。続いて、前記図20に示す上記第4の例の
場合の組織図の作成・出力動作を説明する。
ロックA〜ブロックIまでの8ブロックの印刷イメージ
データが中間表16に設定されている階層関係にしたが
ってイメージ展開メモリ11に展開される。そして、ブ
ロックIの印刷イメージデータが階層イメージメモリ1
1のアドレス(3,5)に書き込まれた後(S26)、
前記ステップS27→S28→S29,YES→S23
→S24,NO→S30の処理が行われ、該ステップS
30により行アドレスmが「6」に設定されることによ
り、ステップS31において、次ブロックJのイメージ
データが1ページ目に収まらないと判別される。
テップS42に移行する。この場合、ブロックJはブロ
ックIと共にブロックHに属している。すなわち、ブロ
ックH,I及びJは1つのグループを形成している。こ
のため、ブロックJのみならず、ブロックH及びブロッ
クIも次ページに印刷・出力した方がブロックH,I及
びJの係属関係が分かりやすい。したがって、この場合
にはユーザは上記改ページ印刷制御が必要である旨を設
定する(S42)。
別され、再びユーザからの指示入力待ちとなる(S4
7)。このステップS47において、ユーザは次ページ
に印刷・出力するグループ(複数ブロックから成る改ペ
ージ印刷の制御対象となる階層図の一部を、本実施例で
はこのように“グループ”と表現する)での最上位階層
を示す階層番号を“改ページ階層番号”として設定・入
力する。
“改ページ階層番号”としてブロックHの階層番号であ
る「2」を設定する(S47)。次に、階層ブロック展
開部8は、上記ステップS47で設定された階層に属し
かつ現在の行アドレスmに最も近いブロックを頂とする
グループに属するブロックの内、既に階層イメージメモ
リ11に展開されている全てのブロックの印刷イメージ
データを補助メモリ10へ転送して一時的に待避させる
(S48)。
HとブロックIの印刷イメージデータが補助メモリ10
へ転送される。続いて、階層イメージメモリ11内に展
開されている組織図の一部をセンタリング配置する(S
49)。
ンタリング配置がなされる。次に、階層ブロック展開部
8は、階層イメージメモリ11の内容全体を印刷イメー
ジ展開部12へ転送する(S50)。
間表16を参照して、同図(c) に示すように、ブロック
AとブロックB,E、ブロックBとブロックC,D、及
びブロックEとブロックF,Gとを罫線で接続して、組
織図の1ページ目を印刷・出力する。
ージメモリ11をクリアした後(S51)、補助メモリ
10の内容を階層イメージメモリ11の先頭列位置に転
送する(S52)。
の印刷イメージデータが補助メモリ10から階層イメー
ジメモリ11の1列目に転送される。次に、階層ブロッ
ク展開部8はこのようにして階層イメージメモリ11へ
転送された印刷イメージデータ全体での最終ブロックの
階層イメージメモリ11内の列位置を調べ、該列位置を
列アドレスmに設定する(S53)。
「1」(同図(b) 参照)が列アドレスmに設定される。
続いて、階層ブロック展開部8は列アドレスmを「1」
加算した後(S54)、再び図11のフローチャートの
ステップS25に戻る。
アドレスnに設定した後(S25)、階層イメージメモ
リ11のアドレス(2,1)の領域1101に前回のス
テップS23でブロック内展開メモリ9に展開されてい
るブロックJの印刷イメージデータをコピー(転送)す
る(S26)。
O→S36→S37と順次処理を行う。これにより、同
図(d) に示すように、ブロックH,I及びJから成るグ
ループの印刷イメージデータが次ページ(2ページ目)
に印刷・出力される。
れる組織図は3階層となっているが、本発明はこれに限
定されることなく、任意の階層数から成る組織図の印刷
・出力に適用可能なものである。
に印刷・出力するようにしているが、CRTディスプレ
イや液晶表示装置等に組織図を表示するようにすること
も容易に可能である。
図のみならず、階層ディレクトリやソフトウェア設計書
における階層表現で示されるモジュール構成図等のよう
な各種階層図の作成に適用可能なものである。
されているファイルとテーブルを基に、階層図を自動的
に作成するので、人事業務等における組織図作成等のよ
うな階層図を作成する際の手間を大幅に軽減できると共
に、その作成を高速化できる。また、データの変更にも
迅速に対応できる。
フラグを設定するだけで、特殊な階層レベルにあるブロ
ックを所望する位置に配置することができる。請求項3
記載の発明によれば、所定の係属関係で結ばれた複数の
ブロックから成るグループについては、グループ単位で
常に同一ページに配置・出力するので階層関係が分かり
やすい組織図を作成・出力できる。
ク図である。
る。
式を説明する図である。
例を示す図である。
る。
説明するフローチャートである。
メージメモリへの組織図の印刷イメージデータの展開処
理を説明するフローチャートである。
ータの展開処理をより詳細に説明する図である。
グ再配置処理の違いを説明する図である。
他の例を示す図である。
を示す図である。
図である。
ク展開部の処理を説明するフローチャートである。
メージメモリへの各ブロックのイメージデータの展開処
理を詳細に説明する図である。
場合の例を説明する図である。
る場合の他の例を説明する図である。
場合での階層ブロック展開部の処理を説明するフローチ
ャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 所属ブロックを示す所属情報が付加され
たデータを複数格納しているファイルと、 該所属情報により各ブロックの階層接続関係が定義され
ると共に、該各ブロックの所属階層が定義されているテ
ーブルと、 上記ファイルと上記テーブルを参照して、該ファイルに
格納されているデータを上記ブロック単位でまとめると
共に、上記各ブロックが階層レベル順及び階層接続関係
に従った順番で配置された表を作成する表作成手段と、 該表作成手段によって作成された表に従って、上記各ブ
ロックを該ブロックに属するデータと共に階層レベル別
でかつ階層関係が分かるように配置・接続した図を作成
・出力する階層図作成手段と、 を備えたことを特徴とする階層図出力装置。 - 【請求項2】 前記テーブルは、特殊な階層レベルに配
置されるブロックを指定するフラグを有し、 前記表作成手段は、前記テーブルにおいて上記フラグが
付加されている場合には該フラグを前記表に付加し、 前記階層図作成手段は、前記表において上記フラグがセ
ットされているブロックについては、前記表において設
定されている階層と該階層に隣接する階層との中間位置
に配置することを特徴とする請求項1記載の階層図出力
装置。 - 【請求項3】 前記階層図作成手段は、あるページにお
いて収まらないブロックが生じた場合、該収まらないブ
ロックを所定の係属関係にある同じグループの他のブロ
ックと共に次ページに配置することを特徴とする請求項
1または2記載の階層図出力装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP17187993A JP2857968B2 (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 組織図作成装置及び方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP17187993A JP2857968B2 (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 組織図作成装置及び方法 |
Publications (2)
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JPH0728971A true JPH0728971A (ja) | 1995-01-31 |
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ID=15931492
Family Applications (1)
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JP2857968B2 (ja) | 1999-02-17 |
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