JPH07287621A - 回転装置の回転量制限装置 - Google Patents
回転装置の回転量制限装置Info
- Publication number
- JPH07287621A JPH07287621A JP6103343A JP10334394A JPH07287621A JP H07287621 A JPH07287621 A JP H07287621A JP 6103343 A JP6103343 A JP 6103343A JP 10334394 A JP10334394 A JP 10334394A JP H07287621 A JPH07287621 A JP H07287621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation
- arm
- rotating
- rotating body
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転体の回転を制限しながらも、回転体を３
６０゜以上回転させることができる回転装置の回転量制
限装置を提供する。 【構成】 回転軸の近傍に正逆回転可能に設けられた棒
状部材７と、回転軸に設けられ、回転軸が基準位置から
時計方向へ所定角度回転したとき、棒状部材７を反時計
方向へ回転させるとともに、回転軸が基準位置から反時
計方向へ所定角度回転したとき、棒状部材７を時計方向
へ回転させるピン１６と、棒状部材７が基準位置から反
時計方向へ所定角度以上回転するのを阻止するストッパ
ピン１３ｂと、棒状部材７が基準位置から時計方向へ所
定角度以上回転するのを阻止するストッパピン１３ａ
と、棒状部材７を基準位置に復帰させる巻きバネ１１と
を備えている。
６０゜以上回転させることができる回転装置の回転量制
限装置を提供する。 【構成】 回転軸の近傍に正逆回転可能に設けられた棒
状部材７と、回転軸に設けられ、回転軸が基準位置から
時計方向へ所定角度回転したとき、棒状部材７を反時計
方向へ回転させるとともに、回転軸が基準位置から反時
計方向へ所定角度回転したとき、棒状部材７を時計方向
へ回転させるピン１６と、棒状部材７が基準位置から反
時計方向へ所定角度以上回転するのを阻止するストッパ
ピン１３ｂと、棒状部材７が基準位置から時計方向へ所
定角度以上回転するのを阻止するストッパピン１３ａ
と、棒状部材７を基準位置に復帰させる巻きバネ１１と
を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は回転装置の回転量制限
装置に関し、例えば三次元測定機のプローブ回転装置等
の回転装置の回転量を制限する回転量制限装置に関す
る。
装置に関し、例えば三次元測定機のプローブ回転装置等
の回転装置の回転量を制限する回転量制限装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】三次元測定機のプローブ回転装置等の回
転装置においては、円筒状の回転軸の一端面に円盤が固
定され、他端面にプローブが固定されており、回転軸内
に通した信号線や動力用ケーブルがねじ切れないように
回転軸の回転量を制限する必要がある。
転装置においては、円筒状の回転軸の一端面に円盤が固
定され、他端面にプローブが固定されており、回転軸内
に通した信号線や動力用ケーブルがねじ切れないように
回転軸の回転量を制限する必要がある。
【０００３】従来の回転装置の回転量制限装置として、
円盤上に固定されたピンと、円盤の一定量以上の回転を
阻止するストッパとを備えているものがある。
円盤上に固定されたピンと、円盤の一定量以上の回転を
阻止するストッパとを備えているものがある。
【０００４】ストッパは円盤の近傍に固定され、ストッ
パの一部はピンの回転移動軌跡上にまで延びている。
パの一部はピンの回転移動軌跡上にまで延びている。
【０００５】円盤が例えば時計方向へ一定量回転する
と、円盤上のピンがストッパの一部に突き当たり、時計
方向の回転が阻止される。
と、円盤上のピンがストッパの一部に突き当たり、時計
方向の回転が阻止される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、円盤上のピ
ンの外径及びストッパの太さの影響を受けるため、回転
軸の有効回転角度が３６０゜未満になってしまう。その
結果プローブの可動範囲が狭くなり、測定可能範囲も狭
くなってしまうという問題があった。
ンの外径及びストッパの太さの影響を受けるため、回転
軸の有効回転角度が３６０゜未満になってしまう。その
結果プローブの可動範囲が狭くなり、測定可能範囲も狭
くなってしまうという問題があった。
【０００７】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は回転体の回転を制限しながらも、
回転体を例えば３６０゜以上回転させることができる回
転装置の回転量制限装置を提供することである。
たもので、その課題は回転体の回転を制限しながらも、
回転体を例えば３６０゜以上回転させることができる回
転装置の回転量制限装置を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項１記載の発明の回転装置の回転量制限装置は、
正逆回転可能な回転体と、前記回転体の近傍に正逆回転
可能に設けられたアームと、前記回転体に設けられ、前
記回転体が基準位置から時計方向へ所定角度回転したと
き、前記アームを第１の方向へ回転させるとともに、前
記回転体が基準位置から反時計方向へ所定角度回転した
とき、前記アームを第２の方向へ回転させる係合手段
と、前記アームが基準位置から前記第２の方向へ所定角
度以上回転するのを阻止する第１のストッパと、前記ア
ームが基準位置から前記第１の方向へ所定角度以上回転
するのを阻止する第２のストッパと、前記アームを前記
基準位置に復帰させるアーム復帰手段とを備えている。
め請求項１記載の発明の回転装置の回転量制限装置は、
正逆回転可能な回転体と、前記回転体の近傍に正逆回転
可能に設けられたアームと、前記回転体に設けられ、前
記回転体が基準位置から時計方向へ所定角度回転したと
き、前記アームを第１の方向へ回転させるとともに、前
記回転体が基準位置から反時計方向へ所定角度回転した
とき、前記アームを第２の方向へ回転させる係合手段
と、前記アームが基準位置から前記第２の方向へ所定角
度以上回転するのを阻止する第１のストッパと、前記ア
ームが基準位置から前記第１の方向へ所定角度以上回転
するのを阻止する第２のストッパと、前記アームを前記
基準位置に復帰させるアーム復帰手段とを備えている。
【０００９】また、請求項２記載の発明の回転装置の回
転量制限装置は、前記アーム復帰手段が、前記アームの
ストッパ側端部を前記回転体の半径方向へ引っ張る弾性
部材である。
転量制限装置は、前記アーム復帰手段が、前記アームの
ストッパ側端部を前記回転体の半径方向へ引っ張る弾性
部材である。
【００１０】更に、請求項３記載の発明の回転装置の回
転量制限装置は、前記アームが前記第１のストッパに当
たったとき又は当たる直前に、前記回転体の時計方向の
回転が一方のストロークエンドに達したことを検出する
第１の検出手段と、前記アームが前記第２のストッパに
当たったとき又は当たる直前に、前記回転体の反時計方
向の回転が他方のストロークエンドに達したことを検出
する第２の検出手段とを備えている。
転量制限装置は、前記アームが前記第１のストッパに当
たったとき又は当たる直前に、前記回転体の時計方向の
回転が一方のストロークエンドに達したことを検出する
第１の検出手段と、前記アームが前記第２のストッパに
当たったとき又は当たる直前に、前記回転体の反時計方
向の回転が他方のストロークエンドに達したことを検出
する第２の検出手段とを備えている。
【００１１】
【作用】回転体が時計方向へ回転し続けると、回転体は
基準位置から所定角度回転する直前にアームの端部に当
たり、アームを第１の方向へ回転させ、アームが基準位
置から第１の方向へ所定角度回転すると、第１のストッ
パによってアームの第１の方向への回転が阻止される。
その結果時計方向へ回転中の回転体は、基準位置から所
定角度回転した位置で止まる。
基準位置から所定角度回転する直前にアームの端部に当
たり、アームを第１の方向へ回転させ、アームが基準位
置から第１の方向へ所定角度回転すると、第１のストッ
パによってアームの第１の方向への回転が阻止される。
その結果時計方向へ回転中の回転体は、基準位置から所
定角度回転した位置で止まる。
【００１２】これに対し、回転体が反時計方向へ回転し
続けると、回転体は基準位置から所定角度回転する直前
にアームの端部に当たり、アームを第２の方向へ回転さ
せ、アームが基準位置から第２の方向へ所定角度回転す
ると、第２のストッパによってアームの第２の方向への
回転が阻止される。その結果反時計方向へ回転中の回転
体は、基準位置から所定角度回転した位置で止まる。
続けると、回転体は基準位置から所定角度回転する直前
にアームの端部に当たり、アームを第２の方向へ回転さ
せ、アームが基準位置から第２の方向へ所定角度回転す
ると、第２のストッパによってアームの第２の方向への
回転が阻止される。その結果反時計方向へ回転中の回転
体は、基準位置から所定角度回転した位置で止まる。
【００１３】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１４】図１はこの発明の一実施例に係る三次元測
定機のプローブ回転装置の回転量制限装置の平面図、図
２は図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
定機のプローブ回転装置の回転量制限装置の平面図、図
２は図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【００１５】基台１には、ベアリング２ａ，２ｂを介し
て円筒状の回転軸（回転体）３が正逆回転可能に支持さ
れている。回転軸３の一端面には平歯車５がボルト６で
固定され、他端面にはプローブ４が固定されている。平
歯車５には、平歯車５に噛合する平歯車１７を介してモ
ータ１８の回転力が伝達する。平歯車５の上面にはピン
（係合手段）１６が固定されている。モータ１８の駆動
力が平歯車１７を介して平歯車５に伝わると、平歯車５
が回転し、ピン１６も平歯車５と一体に回転する。回転
軸３には、回転軸３の回転角を測定するためのエンコー
ダ１５が設けられている。
て円筒状の回転軸（回転体）３が正逆回転可能に支持さ
れている。回転軸３の一端面には平歯車５がボルト６で
固定され、他端面にはプローブ４が固定されている。平
歯車５には、平歯車５に噛合する平歯車１７を介してモ
ータ１８の回転力が伝達する。平歯車５の上面にはピン
（係合手段）１６が固定されている。モータ１８の駆動
力が平歯車１７を介して平歯車５に伝わると、平歯車５
が回転し、ピン１６も平歯車５と一体に回転する。回転
軸３には、回転軸３の回転角を測定するためのエンコー
ダ１５が設けられている。
【００１６】基台１の一端面には軸８が螺着され、軸８
には回転軸９を介して棒状部材（アーム）７が回転可能
に設けられている。軸８は平歯車５の近傍に位置してい
る。棒状部材７が図１に示すように回転軸３の回転中心
へ向いたとき（棒状部材７の基準位置）、棒状部材７の
一端部はピン１６の回転移動軌跡と交差する。
には回転軸９を介して棒状部材（アーム）７が回転可能
に設けられている。軸８は平歯車５の近傍に位置してい
る。棒状部材７が図１に示すように回転軸３の回転中心
へ向いたとき（棒状部材７の基準位置）、棒状部材７の
一端部はピン１６の回転移動軌跡と交差する。
【００１７】また、基台１の一端面には軸１０が螺着さ
れ、軸１０は回転軸３の回転中心と棒状部材７の回転中
心とを結ぶ延長線上に位置している。軸１０には巻きバ
ネ（アーム復帰手段）１１の一端が連結され、巻きバネ
１１の他端はピン１２を介して棒状部材７の他端部に連
結されている。棒状部材７は、巻きバネ１１によって前
記基準位置へ復帰するように常時付勢されている。
れ、軸１０は回転軸３の回転中心と棒状部材７の回転中
心とを結ぶ延長線上に位置している。軸１０には巻きバ
ネ（アーム復帰手段）１１の一端が連結され、巻きバネ
１１の他端はピン１２を介して棒状部材７の他端部に連
結されている。棒状部材７は、巻きバネ１１によって前
記基準位置へ復帰するように常時付勢されている。
【００１８】棒状部材７の両側にはストッパピン（第
１、２のストッパ）１３ａ，１３ｂが固定されている。
ストッパピン１３ａ，１３ｂは棒状部材７の他端部の移
動軌跡上に位置している。ストッパピン１３ａは、棒状
部材７が基準位置から時計方向（第１の方向）へ所定角
度以上回転するのを阻止する。ストッパピン１３ｂは、
棒状部材７が基準位置から反時計方向（第２の方向）へ
所定角度以上回転するのを阻止する。
１、２のストッパ）１３ａ，１３ｂが固定されている。
ストッパピン１３ａ，１３ｂは棒状部材７の他端部の移
動軌跡上に位置している。ストッパピン１３ａは、棒状
部材７が基準位置から時計方向（第１の方向）へ所定角
度以上回転するのを阻止する。ストッパピン１３ｂは、
棒状部材７が基準位置から反時計方向（第２の方向）へ
所定角度以上回転するのを阻止する。
【００１９】ストッパピン１３ａにはリミットスイッチ
（第１の検出手段）１４ａが、ストッパピン１３ｂには
リミットスイッチ（第２の検出手段）１４ｂがそれぞれ
隣接している。リミットスイッチ１４ａは、棒状部材５
がストッパピン１３ａに当たったとき（又は当たる直
前）、平歯車５の反時計方向の回転が一方のストローク
エンドに達したことを検出する。リミットスイッチ１４
ｂは、棒状部材５がストッパピン１３ｂに当たったとき
（又は当たる直前）、平歯車５の時計方向の回転が他方
のストロークエンドに達したことを検出する。
（第１の検出手段）１４ａが、ストッパピン１３ｂには
リミットスイッチ（第２の検出手段）１４ｂがそれぞれ
隣接している。リミットスイッチ１４ａは、棒状部材５
がストッパピン１３ａに当たったとき（又は当たる直
前）、平歯車５の反時計方向の回転が一方のストローク
エンドに達したことを検出する。リミットスイッチ１４
ｂは、棒状部材５がストッパピン１３ｂに当たったとき
（又は当たる直前）、平歯車５の時計方向の回転が他方
のストロークエンドに達したことを検出する。
【００２０】次に、この実施例のプローブ回転装置の回
転量制限装置の動作を説明する。
転量制限装置の動作を説明する。
【００２１】ピン１６が図３に示す位置（時計方向のス
トローク始点）から時計方向へ回転すると、巻きバネ１
１によって棒状部材７が反時計方向へ回転して、棒状部
材７は図１に示す基準位置へ復帰する。平歯車５が時計
方向へ回転し、ストロークエンドに近づくと（ピン１６
がほぼ１回転する直前）、ピン１６が平歯車５上のピン
１６が棒状部材５の一端部を反時計方向へ押し始める。
棒状部材７の一端部が押されると、棒状部材５が巻きバ
ネ１１のバネ力に抗して反時計方向へ回転する。棒状部
材７が所定角度反時計方向へ回転すると、図４に示すよ
うに、棒状部材７の他端部がストッパピン１３ｂに当た
り、棒状部材７の反時計方向の回転が阻止される。同時
に、ピン１６の時計方向の回転も棒状部材７を介して阻
止され、ピン１６は時計方向のストロークエンドに達す
る。このときピン１６はストローク始点から時計方向へ
３６０゜以上回転した位置にある。
トローク始点）から時計方向へ回転すると、巻きバネ１
１によって棒状部材７が反時計方向へ回転して、棒状部
材７は図１に示す基準位置へ復帰する。平歯車５が時計
方向へ回転し、ストロークエンドに近づくと（ピン１６
がほぼ１回転する直前）、ピン１６が平歯車５上のピン
１６が棒状部材５の一端部を反時計方向へ押し始める。
棒状部材７の一端部が押されると、棒状部材５が巻きバ
ネ１１のバネ力に抗して反時計方向へ回転する。棒状部
材７が所定角度反時計方向へ回転すると、図４に示すよ
うに、棒状部材７の他端部がストッパピン１３ｂに当た
り、棒状部材７の反時計方向の回転が阻止される。同時
に、ピン１６の時計方向の回転も棒状部材７を介して阻
止され、ピン１６は時計方向のストロークエンドに達す
る。このときピン１６はストローク始点から時計方向へ
３６０゜以上回転した位置にある。
【００２２】また、棒状部材７の他端部がストッパピン
１３ｂに当たったとき、同時に棒状部材７の他端部がリ
ミットスイッチ１４ｂに当たり、リミットスイッチ１４
ｂからストロークエンドに達したことを知らせる信号が
出力される。
１３ｂに当たったとき、同時に棒状部材７の他端部がリ
ミットスイッチ１４ｂに当たり、リミットスイッチ１４
ｂからストロークエンドに達したことを知らせる信号が
出力される。
【００２３】これに対し、ピン１６が図４に示す位置
（反時計方向のストローク始点）から反時計方向へ回転
すると、巻きバネ１１によって棒状部材７が時計方向へ
回転して、棒状部材７が図１に示す基準位置へ復帰す
る。平歯車５が反時計方向へ回転し、ストロークエンド
に近づくと（ピン１６が反時計方向へほぼ１回転する直
前）、平歯車５上のピン１６が棒状部材７の一端部を時
計方向へ押し始める。棒状部材７の一端部が押される
と、棒状部材７が巻きバネ１１のバネ力に抗して時計方
向へ回転する。棒状部材７が所定角度時計方向へ回転す
ると、図３に示すように、棒状部材７の他端部がストッ
パピン１３ａに当たり、棒状部材７の時計方向の回転が
阻止される。また、ピン１６の反時計方向の回転も棒状
部材７を介して阻止され、ピン１６は反時計方向のスト
ロークエンドに達する。このときピン１６はストローク
始点から反時計方向へ３６０゜以上回転した位置にあ
る。
（反時計方向のストローク始点）から反時計方向へ回転
すると、巻きバネ１１によって棒状部材７が時計方向へ
回転して、棒状部材７が図１に示す基準位置へ復帰す
る。平歯車５が反時計方向へ回転し、ストロークエンド
に近づくと（ピン１６が反時計方向へほぼ１回転する直
前）、平歯車５上のピン１６が棒状部材７の一端部を時
計方向へ押し始める。棒状部材７の一端部が押される
と、棒状部材７が巻きバネ１１のバネ力に抗して時計方
向へ回転する。棒状部材７が所定角度時計方向へ回転す
ると、図３に示すように、棒状部材７の他端部がストッ
パピン１３ａに当たり、棒状部材７の時計方向の回転が
阻止される。また、ピン１６の反時計方向の回転も棒状
部材７を介して阻止され、ピン１６は反時計方向のスト
ロークエンドに達する。このときピン１６はストローク
始点から反時計方向へ３６０゜以上回転した位置にあ
る。
【００２４】棒状部材７の他端部がストッパピン１３ａ
に当たったとき、同時に棒状部材７の他端部がリミット
スイッチ１４ａに当たり、リミットスイッチ１４ａから
ストロークエンドに達したことを知らせる信号が出力さ
れる。
に当たったとき、同時に棒状部材７の他端部がリミット
スイッチ１４ａに当たり、リミットスイッチ１４ａから
ストロークエンドに達したことを知らせる信号が出力さ
れる。
【００２５】この実施例のプローブ回転装置の回転量制
限装置によれば、回転軸３の回転を制限しながらも、ピ
ン１６の外径及び棒状部材７の太さの影響を受けずに回
転軸３を３６０゜以上回転させることができるようにし
たので、回転軸３内に通した信号線等がねじ切れないよ
うにしながらも、プローブ４の広い可動範囲を確保する
ことができ、その結果三次元測定機の広い測定可能範囲
を得ることができる。
限装置によれば、回転軸３の回転を制限しながらも、ピ
ン１６の外径及び棒状部材７の太さの影響を受けずに回
転軸３を３６０゜以上回転させることができるようにし
たので、回転軸３内に通した信号線等がねじ切れないよ
うにしながらも、プローブ４の広い可動範囲を確保する
ことができ、その結果三次元測定機の広い測定可能範囲
を得ることができる。
【００２６】前述の実施例ではアームとしての棒状部材
７を平歯車５の直径方向に近接配置した場合について述
べたが、これに代え、図示しない棒状部材及びストッパ
を平歯車の下方に配設し、しかも各ストッパを平歯車の
中心側に配置し、ピンを平歯車の下面の外周縁側に固定
するようにしてもよい。
７を平歯車５の直径方向に近接配置した場合について述
べたが、これに代え、図示しない棒状部材及びストッパ
を平歯車の下方に配設し、しかも各ストッパを平歯車の
中心側に配置し、ピンを平歯車の下面の外周縁側に固定
するようにしてもよい。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の回転装置
の回転量制限装置によれば、回転体の回転を制限しなが
らも、回転体を例えば３６０゜以上回転させることがで
きるので、例えば回転体内に通した信号線等がねじ切れ
ないようにするとともに、回転体の十分な回転量を確保
することができる。
の回転量制限装置によれば、回転体の回転を制限しなが
らも、回転体を例えば３６０゜以上回転させることがで
きるので、例えば回転体内に通した信号線等がねじ切れ
ないようにするとともに、回転体の十分な回転量を確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１はこの発明の一実施例に係る三次元測定機
のプローブ回転装置の回転量制限装置の平面図である。
のプローブ回転装置の回転量制限装置の平面図である。
【図２】図２は図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】図３は図１の回転量制限装置のピンが反時計方
向のストロークエンドに達した状態を示す平面図であ
る。
向のストロークエンドに達した状態を示す平面図であ
る。
【図４】図４は図１の回転量制限装置のピンが時計方向
のストロークエンドに達した状態を示す平面図である。
のストロークエンドに達した状態を示す平面図である。
３ 回転軸 ５ 平歯車 ７ 棒状部材 １１ 巻きバネ １３ａ，１３ｂ ストッパピン １４ａ，１４ｂ リミットスイッチ
Claims (3)
- 【請求項１】 正逆回転可能な回転体と、 前記回転体の近傍に正逆回転可能に設けられたアーム
と、 前記回転体に設けられ、前記回転体が基準位置から時計
方向へ所定角度回転したとき、前記アームを第１の方向
へ回転させるとともに、前記回転体が基準位置から反時
計方向へ所定角度回転したとき、前記アームを第２の方
向へ回転させる係合手段と、 前記アームが基準位置から前記第２の方向へ所定角度以
上回転するのを阻止する第１のストッパと、 前記アームが基準位置から前記第１の方向へ所定角度以
上回転するのを阻止する第２のストッパと、 前記アームを前記基準位置に復帰させるアーム復帰手段
とを備えていることを特徴とする回転装置の回転量制限
装置。 - 【請求項２】前記アーム復帰手段が、前記アームのスト
ッパ側端部を前記回転体の半径方向へ引っ張る弾性部材
であることを特徴とする請求項１記載の回転装置の回転
量制限装置。 - 【請求項３】 前記アームが前記第１のストッパに当た
ったとき又は当たる直前に、前記回転体の時計方向の回
転が一方のストロークエンドに達したことを検出する第
１の検出手段と、 前記アームが前記第２のストッパに当たったとき又は当
たる直前に、前記回転体の反時計方向の回転が他方のス
トロークエンドに達したことを検出する第２の検出手段
とを備えていることを特徴とする請求項１記載の回転装
置の回転量制限装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6103343A JPH07287621A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 回転装置の回転量制限装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6103343A JPH07287621A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 回転装置の回転量制限装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07287621A true JPH07287621A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=14351502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6103343A Withdrawn JPH07287621A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 回転装置の回転量制限装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07287621A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102354253A (zh) * | 2011-07-15 | 2012-02-15 | 中国电子科技集团公司第二十六研究所 | 转动行程超过360度的限位装置 |
| DE102011053077A1 (de) | 2010-09-10 | 2012-03-15 | Denso Wave Inc. | Rotationsbegrenzungsvorrichtung für einen Roboter |
| JP2012061579A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Denso Wave Inc | ロボットの回転規制装置 |
| CN103324242A (zh) * | 2013-06-25 | 2013-09-25 | 常州铭赛机器人科技有限公司 | 一种旋转限位及方向识别机构及其限位和识别方法 |
| JP2014188793A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Seiko Epson Corp | 回転機構の基準位置検出装置、プラテンギャップ調整機構及びプリンター |
| CN105443942A (zh) * | 2016-01-06 | 2016-03-30 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种大于360°小于720°回转限位装置 |
| CN107272573A (zh) * | 2016-04-06 | 2017-10-20 | 上海气焊机厂有限公司 | 电控限位装置及电控限位方法和电控回零方法 |
| JP2019113378A (ja) * | 2017-12-22 | 2019-07-11 | 株式会社ミツトヨ | 回転角制限機構 |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP6103343A patent/JPH07287621A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102011053077A1 (de) | 2010-09-10 | 2012-03-15 | Denso Wave Inc. | Rotationsbegrenzungsvorrichtung für einen Roboter |
| JP2012061579A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Denso Wave Inc | ロボットの回転規制装置 |
| CN102354253A (zh) * | 2011-07-15 | 2012-02-15 | 中国电子科技集团公司第二十六研究所 | 转动行程超过360度的限位装置 |
| JP2014188793A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Seiko Epson Corp | 回転機構の基準位置検出装置、プラテンギャップ調整機構及びプリンター |
| CN103324242A (zh) * | 2013-06-25 | 2013-09-25 | 常州铭赛机器人科技有限公司 | 一种旋转限位及方向识别机构及其限位和识别方法 |
| CN105443942A (zh) * | 2016-01-06 | 2016-03-30 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种大于360°小于720°回转限位装置 |
| CN107272573A (zh) * | 2016-04-06 | 2017-10-20 | 上海气焊机厂有限公司 | 电控限位装置及电控限位方法和电控回零方法 |
| CN107272573B (zh) * | 2016-04-06 | 2024-01-05 | 上海气焊机厂有限公司 | 电控限位装置及电控限位方法和电控回零方法 |
| JP2019113378A (ja) * | 2017-12-22 | 2019-07-11 | 株式会社ミツトヨ | 回転角制限機構 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5455397A (en) | Zero reference rotation sense indicator | |
| EP0241556A1 (en) | Apparatus for limiting the operation range of an industrial robot | |
| JPH07287621A (ja) | 回転装置の回転量制限装置 | |
| JP2734351B2 (ja) | ストッパを備えたハンドル装置 | |
| US4751986A (en) | Rotor rotating angle limiter | |
| GB2209400A (en) | Industrial robot's articulate device | |
| JPH10225890A (ja) | 旋回軸のストッパ装置 | |
| JP3535415B2 (ja) | ポテンショメータ | |
| JP2695996B2 (ja) | 回動制御装置 | |
| JPH06297379A (ja) | 産業用ロボットのオーバートラベル検出装置 | |
| JPH0630385Y2 (ja) | 回転軸のストッパ装置 | |
| JPH0448950Y2 (ja) | ||
| JPH0776681B2 (ja) | ウォームの歯面検査装置 | |
| JPH07324945A (ja) | 位置検出装置 | |
| JP4189721B2 (ja) | 回転角検出装置 | |
| JPH0519764Y2 (ja) | ||
| JPS60118477A (ja) | 回転軸の回転限界位置検出機構 | |
| JPH0750414B2 (ja) | 回転体のストロークエンド検出装置 | |
| JP3643209B2 (ja) | 回転台 | |
| JP3428943B2 (ja) | 回転体の位置検出装置 | |
| JP2590370Y2 (ja) | エンコーダ内蔵型測定器 | |
| JPH04340608A (ja) | 回転軸制御方法および装置 | |
| JP3490821B2 (ja) | 安全装置用センサ | |
| JPH0616363Y2 (ja) | 回動制止型タ−ンテ−ブル | |
| JP3643208B2 (ja) | 回転台 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |