JPH0728741A - 半導体ディスク装置 - Google Patents

半導体ディスク装置

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JPH0728741A
JPH0728741A JP17006193A JP17006193A JPH0728741A JP H0728741 A JPH0728741 A JP H0728741A JP 17006193 A JP17006193 A JP 17006193A JP 17006193 A JP17006193 A JP 17006193A JP H0728741 A JPH0728741 A JP H0728741A
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JP
Japan
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data
disk device
read
semiconductor disk
printer port
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JP17006193A
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Inventor
Takanobu Sawagashira
孝信 沢頭
Hiroshi Sukegawa
博 助川
Tetsuo Makino
哲男 牧野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プリンタポートに接続可能な半導体ディスク装
置を実現する。 【構成】半導体ディスク装置10からパーソナルコンピ
ュータ1へのデータ読み出し時には、プリンタポート2
に予め用意されている制御信号入力のための入力ピンが
利用される。この場合、フラッシュEEPROMから読
み出された16ビットのリードデータは、プリンタポー
ト2の入力ピンの数に対応して4分割され、その分割さ
れた4ビット単位でプリンタポート2の入力ピンに転送
される。また、半導体ディスク装置10へのデータ書き
込み時においては、プリンタポートの8個のデータ出力
ピンがそのまま利用される。したがって、パーソナルコ
ンピュータ1に標準装備のプリンタポート2に半導体デ
ィスク装置10を接続することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気的に一括消去の
可能な不揮発性メモリであるフラッシュEEPROMを
備えた半導体ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワークステーションやパーソナル
コンピュータ等の情報処理装置の多くは、記憶装置とし
て磁気ディスク装置を用いていた。磁気ディスク装置
は、記録の信頼性が高い、ビット単価が安いなどの利点
がある反面、装置のサイズが大きい、物理的な衝撃に弱
いなどの欠点を持つ。
【0003】すなわち、磁気ディスク装置は、磁気ヘッ
ドを回転ディスク表面に走らせることによって、データ
を回転ディスク上に磁気的に書き込む、あるいはそれら
を読み出すという動作原理である。この回転ディスクや
磁気ヘッドといった機械的な可動部分は、装置に物理的
な衝撃が与えられることによって当然誤動作や故障が発
生する恐れがある。またそのような機械的可動部を必要
とする事が、装置全体のサイズを小さくする障害となっ
ている。
【0004】このため、磁気ディスク装置は、机上に固
定して使用するデスクトップタイプのコンピュータで用
いるにはあまり支障とならないが、持ち運び可能で小型
なラップトップコンピュータやノートブックコンピュー
タにおいては、これらの欠点は大きな問題となる。
【0005】そこで、近年、装置のサイズが小さく物理
的な衝撃にも強い半導体ディスク装置に注目が集まって
いる。半導体ディスク装置とは、電気的に一括消去が可
能な不揮発メモリであるフラッシュEEPROMを、従
来の磁気ディスク装置などと同様にパーソナルコンピュ
ータなどの2次記憶装置として用いるものである。この
半導体ディスク装置には、磁気ディスク装置のような機
械的な可動部分がないため、物理的な衝撃による誤動作
や故障は発生しにくい。また、装置としてのサイズも小
さくなる等の利点がある。
【0006】また、最近では、記憶容量の大きい半導体
ディスク装置も開発されており、ポータブルコンピュー
タだけでなく、デスクトップタイプのパーソナルコンピ
ュータにも半導体ディスク装置が利用される傾向にあ
る。
【0007】しかしながら、従来の半導体ディスク装置
は、IDEインターフェースやSCSIインターフェー
スを利用しなければパーソナルコンピュータに接続する
事ができないので、それらインターフェース専用の拡張
ボードを用意する必要があった。また、それらIDEイ
ンターフェースやSCSIインターフェースが既に用意
されている場合であっても、それらは既に磁気ディスク
装置の接続に使用されているケースもあり、その場合に
は半導体ディスク装置を増設できないことがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体ディスク
装置では、IDEインターフェースやSCSIインター
フェースを利用しなければパーソナルコンピュータに接
続することができないので、それらインターフェース専
用の拡張ボードを用意しなければならない欠点があっ
た。
【0009】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、パーソナルコンピュータに標準装備のプリンタ
ポートに接続できるようにし、IDEインターフェース
やSCSIインターフェース用の拡張ボードを用意する
ことなくパーソナルコンピュータに直接的に接続するこ
とができる半導体ディスク装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
複数のフラッシュEEPROMを備えた半導体ディスク
装置において、ホスト装置のプリンタポートに設けられ
ているデータ出力ピンを介して前記ホスト装置から供給
されるディスクアドレスを、アドレス変換情報に従って
前記複数のフラッシュEEPROMチップをアクセスす
るための実メモリアドレスに変換するアドレス変換手段
と、このアドレス変換手段によって変換された実メモリ
アドレスに従って、前記複数のフラッシュEEPROM
をリード/ライトアクセスするメモリアクセス手段と、
このメモリアクセス手段によって前記複数のフラッシュ
EEPROMから読み出されたリードデータを一時的に
保持するデータレジスタと、このデータレジスタに保持
されているリードデータを前記プリンタポートの入力ピ
ンの数に対応させて複数のデータブロックに分割し、前
記リードデータを前記分割されたデータブロック単位で
前記プリンタポートの制御信号入力のための入力ピンへ
順次読み出すデータ読み出し手段とを具備し、プリンタ
ポートを介してホスト装置に接続されるように構成され
ていることを特徴とする。
【0011】この半導体ディスク装置においては、その
半導体ディスク装置からホスト装置へのデータ読み出し
時には、プリンタポートに予め用意されている制御信号
入力のための入力ピンが利用される。この場合、フラッ
シュEEPROMから読み出されたリードデータは、プ
リンタポートの入力ピンの数に対応するビット数をそれ
ぞれ持つ複数のデータブロックに分割され、その分割さ
れたデータブロック単位でプリンタポートの入力ピンに
転送される。また、プリンタポートにはパラレルデータ
出力のためのデータ出力ピンが設けられているので、半
導体ディスク装置へのデータ書き込み時においてはその
データ出力ピンがデータ転送に利用される。したがっ
て、パーソナルコンピュータに標準装備のプリンタポー
トを利用できるようになり、IDEインターフェースや
SCSIインターフェース用の拡張ボードを用意するこ
となくパーソナルコンピュータに直接的に接続すること
が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1にはこの発明の一実施例に係わる半導体デ
ィスク装置の構成が示されている。この半導体ディスク
装置10は、ハードディスク装置やフロッピーディスク
装置の代替としてパーソナルコンピュータ1に接続され
て使用されるものであり、通常は、IDEインターフェ
ースまたはSCSIインターフェースを介してパーソナ
ルコンピュータ1に接続されるが、図示のように、パー
ソナルコンピュータ1に標準装備されているプリンタ
(PRT)ポートコネクタ2に接続することも可能とな
るように構成されている。この場合、半導体ディスク装
置10は、専用の接続ケーブル3を介してPRTポート
コネクタ2に接続される。接続ケーブル3は、PRTポ
ートコネクタ2用のプラグ4と、半導体ディスク装置1
0のIDEコネクタ12用のプラグ5を有している。
【0013】この半導体ディスク装置10は、データ記
憶用素子としてフラッシュEEPROM11−0〜11
−4を備えている。これらフラッシュEEPROM11
−0〜11−4においては、書き込みや消去を行う際に
扱うデータ量に最低単位が定まっており、その単位分の
データが一括して扱われる。ここでは、一例として、フ
ラッシュEEPROM11−0〜11−4は、256バ
イトのページ単位でデータ書き込みを行なえ、データ消
去単位が4Kバイトのブロック単位である場合を想定す
る。この場合、これらフラッシュEEPROMとして
は、NAND型のフラッシュEEPROMを使用するこ
とが好ましい。
【0014】また、この半導体ディスク装置10は、I
DEコネクタ12、ホストインターフェース回路13、
アクセスコントロール回路14、およびデータバッファ
15を備えている。IDEコネクタ12は、パーソナル
コンピュータ1のIDEインターフェースに接続するた
めのコネクタであり、パーソナルコンピュータ1のシス
テムバスに接続可能なハードディスク装置と同様に40
ピンのピン配置を有している。
【0015】ホストインターフェース回路13は、ID
Eコネクタ12を介してパーソナルコンピュータ1との
通信を行う。このホストインターフェース回路13に
は、8ビット幅のセクタナンバレジスタ131、8ビッ
ト幅のセクタカウントレジスタ132、16ビット幅の
データレジスタ133、および8ビット幅のドライブヘ
ッドモ−ドレジスタ134などを含むレジスタ群が設け
られている。これらレジスタは、パーソナルコンピュー
タ1のホストCPUによってリード/ライト可能であ
る。
【0016】セクタナンバレジスタ131には、ホスト
CPUによってセクタ番号がライトされる。セクタカウ
ントレジスタ132には、リード/ライト対象のセクタ
数がホストCPUによってライトされる。データレジス
タ133には、ホストCPUから入力されるライトデー
タまたはホストCPUに出力されるリードデータが設定
される。ドライブヘッドモ−ドレジスタ134にセット
されるモード情報には、半導体ディスク装置10との接
続にパーソナルコンピュータ1のPRTポートコネクタ
2を利用するか否かを示すPRTフラグのビットが含ま
れており、そのPRTフラグはホストCPUによってセ
ットされる。PRTポートコネクタ2を利用する場合に
は、PRTフラグはホストCPUによって“1”にセッ
トされる。
【0017】アクセスコントロール回路14は、IDE
コネクタ12およびホストインターフェース回路13を
介してホストCPUから供給されるディスクアクセス要
求に応じて、フラッシュEEPROM11−0〜11−
4をアクセス制御する。このアクセスコントローラ14
には、アドレス変換テーブル141が設けられている。
アドレス変換テーブル141には、ホストCPUからの
論理アドレス(シリンダ番号、セクタ番号、ヘッド番号
によって決定される)とフラッシュEEPROMチップ
11−0〜11−4をアクセスするための実アドレス
(チップ番号、メモリアドレス)との対応関係が定義さ
れている。
【0018】アクセスコントロール回路14は、アドレ
ス変換テーブル141による変換結果にしたがってフラ
ッシュEEPROM11−0〜11−4の選択、および
その選択したフラッシュEEPROMに対するデータの
リード/ライト制御等を行なう。この場合、アクセスコ
ントローラ12は、アドレス変換テーブル121から出
力されるメモリチップ番号に対応するフラッシュEEP
ROMを選択するために、まず、フラッシュEEPRO
M11−0〜11−4にチップ選択信号CS−0〜CS
−4を選択的に供給する。また、アクセスコントロール
回路14は、アドレス変換テーブル141から出力され
るメモリアドレスを先頭アドレスとして発生し、そして
ホストCPUから送られてきたセクタ数分のデータのリ
ード/ライト動作が実行されるように、その先頭アドレ
スを順次カウントアップする。
【0019】この場合、フラッシュEEPROMのアク
セスは、フラッシュEEPROMの動作モードをコマン
ドによって指定するコマンド方式で行われる。すなわ
ち、アクセスコントロール回路14は、まず、フラッシ
ュEEPROMの動作モード(ライト、リード、消去、
ベリファイ等)を指定し、次いでアクセス位置を示すア
ドレス(ライトモードの時は、アドレスおよびライトデ
ータ)をフラッシュEEPROMに供給する。フラッシ
ュEEPROMには、例えば256バイトの入出力レジ
スタが設けられている。このため、例えばライトモード
においては、そのレジスタにライトデータが転送された
後は、フラッシュEEPROM内部でライト動作が実行
されるので、アクセスコントロール回路14はそのライ
トアクセスの制御から解放される。
【0020】データバッファ15は、ホストCPUから
送られてきたライトデータやフラッシュメモリ11−0
〜11−4からの読み出しデータを保持する。図2に
は、PRTコネクタ2を利用する場合のインターフェー
スの一例が示されている。
【0021】PRTコネクタ2は、セントロニクス仕様
に準拠した25ピンのピン配置を有している。このPR
Tコネクタ2に半導体ディスク装置10を接続する場合
には、ピン番号1がホストCPUからのストローブ信号
(STROBE)、ピン番号2〜9がホストCPUから
のレジスタ指定アドレスや出力データ(OD0〜OD
7)、ピン番号10〜13がホストCPUへの入力デー
タ(ID0〜ID3)、ピン番号15がホストCPUへ
の入力信号に利用される。
【0022】ストローブ信号(STROBE)は、PR
Tコネクタ2にプリンタを接続した場合と同様に、出力
データ(OD0〜OD7)を半導体ディスク装置10に
送信するときの同期信号として使用される。ピン番号2
〜9のうちで、ピン番号2〜5の上位4本のピンはホス
トインターフェース回路13内のレジスタを指定するた
めのアドレス出力用として利用され、ピン番号6〜9の
下位4本のピンはホストCPUからのデータ出力用とし
て利用される。この場合、IDEの仕様のデータ転送単
位は16ビットであるので、その16ビットのデータは
4ビット単位で4回に分割されてホストCPUから半導
体ディスク装置10へ転送される。
【0023】ピン番号10〜13は、PRTコネクタ2
にプリンタを接続した場合にはプリンタからホストCP
Uへのアクノリッジ信号、ビジー信号、ペーパーエンド
信号、セレクト信号の入力用として利用されるピンであ
るが、ここでは、半導体ディスク装置10からのリード
データの入力用として利用される。この場合、16ビッ
トのリードデータは4ビット毎に4つに分割され、4ビ
ット単位で半導体ディスク装置10からピン番号10〜
13に出力される。半導体ディスク装置10からピン番
号15に出力される信号は、出力中の4ビットのリード
データに後続するデータが存在することを通知するため
のものであり、上位12ビットの出力時に発生される。
【0024】このように、半導体ディスク装置10から
ホストCPUへのリードデータの転送については、ID
Eインターフェースを利用した場合と異なり、リードデ
ータは4ビット単位で4分割されて半導体ディスク装置
10からホストCPUへ送信される。このようなリード
データの分割転送は、半導体ディスク装置10のホスト
インタ−フェース回路13によって制御される。
【0025】また、ホストCPUから半導体ディスク装
置10へのライトデータの転送についても、IDEイン
ターフェースを利用した場合と異なり、ライトデータは
4ビット単位で4分割されて半導体ディスク装置10か
らホストCPUへ送信される。この場合、ライトデータ
の分割転送は、ディスクドライバプログラムによって制
御される。
【0026】図3には、ホストインターフェース回路1
3に設けられたデータ読み出し回路の具体的構成の一例
が示されている。このデータ読み出し回路は、前述のデ
ータレジスタ133、ドライブヘッドモ−ドレジスタ1
34に加え、データレジスタ切り替え制御回路50、A
NDゲート501〜509を備えている。
【0027】データレジスタ切り替え制御回路50は、
ドライブヘッドモ−ドレジスタ134のPRTフラグに
応じて動作制御され、PRTフラグ=“1”すなわちP
RTポート2に半導体ディスク装置10が接続されてい
る場合には、データレジスタ133からリードデータが
4ビット単位で順番出力されるように、データレジスタ
133の4個のデータ記憶部(上位バイトの上位4ビッ
ト、下位4ビット、下位バイトの上位4ビット、下位4
ビット)を順番にイネ−ブルにする。一方、PRTフラ
グ=“0”すなわち通常のIDEインターフェースに半
導体ディスク装置10が接続されている場合には、デー
タレジスタ切り替え制御回路50は、データレジスタ1
33の4個のデータ記憶部を同時にイネ−ブルにする。
【0028】ANDゲート501〜504は、PRTフ
ラグ=“1”の時に、データレジスタ133の上位バイ
トまたは下位バイトの下位4ビット出力を前述のピン番
号10〜13に対応するピンP10〜P13に接続す
る。ANDゲート505〜508は、PRTフラグ=
“1”の時に、データレジスタ133の上位バイトまた
は下位バイトの下位4ビット出力がピンP10〜P13
以外の別のピンに出力されるのを禁止し、またPRTフ
ラグ=“0”の時はそれら下位4ビットの出力を許可す
る。ANDゲート509は、PRTフラグ=“1”の時
にデータレジスタ133の上位3個のデータ記憶部への
イネーブル信号に応答して信号を前述のピン番号15に
対応するピンP15に出力する。
【0029】このホストインターフェース回路13にお
いては、ホストCPUによってPRTフラグ=“1”に
セットされると、データレジスタ133の4個のデータ
記憶部はデータレジスタ切り替え制御回路50によって
順番にイネーブル状態にされる。この場合、データレジ
スタ133の上位バイトの下位4ビット出力はANDゲ
−501〜504によって上位バイトの上位4ビット出
力と同じピンP10〜P13に接続されているので、ピ
ンP10〜P13には、上位バイトの上位4ビットデー
タと下位4ビートデータが順番に出力される。また、デ
ータレジスタ133の下位バイトの下位4ビット出力も
ANDゲ−501〜504によって下位バイトの上位4
ビット出力と同じピンP10〜P13に接続されている
ので、ピンP10〜P13には、下位バイトの上位4ビ
ットデータと下位4ビートデータが順番に出力される。
これにより、16ビットデータが4ビット単位で順番に
出力されることになる。
【0030】一方、ホストCPUによってPRTフラグ
=“0”にセットされると、データレジスタ133の4
個のデ−タ記憶部はデータレジスタ切り替え制御回路5
0によって同時にイネーブル状態に設定される。この場
合、ANDゲ−ト501〜504は閉じているので、1
6ビットデータが同時に出力される。
【0031】次に、図4のフローチャートを参照して、
データ読みだし時における半導体ディスク装置10全体
の動作を説明する。パーソナルコンピュータ1のPRT
ポートコネクタ2に半導体ディスク装置10を接続した
場合には、パーソナルコンピュータ1ではPRTポート
をディスクアクセスに使用するための所定のディスクト
ライバプログラムが起動され、ホストCPUによって
“1”のPRTフラグが半導体ディスク装置10のドラ
イブヘッドモ−ドレジスタ134にセットされる。次い
で、リードコマンド、セクタ番号、セクタ数等のパラメ
ータがホストCPUから半導体ディスク装置10に送ら
れ、それらが対応するレジスタにそれぞれセットされ
る。この場合、それらPRTフラグ、コマンド、セクタ
番号、セクタ数等のパラメータは出力データ用のピン番
号6〜9を介して半導体ディスク装置10に送られる。
【0032】アクセスコントロール回路14は、アドレ
ス変換テーブル141によって論理アドレスを実メモリ
アドレスに変換し、その変換結果にしたがってフラッシ
ュEEPROM11−0〜11−4の選択、およびその
選択したフラッシュEEPROMに対するリードアクセ
スを行う。そしてホストCPUによって指定されたデー
タサイズ分のデータをリードして、データバッファ15
に保持する。このデータバッファ15に保持されたデー
タはデータレジスタ133に順次転送される。
【0033】次いで、ホストインターフェース回路13
のデータレジスタ切り替え制御回路50によってモード
判定処理が行われ、PRTモードか否かが調べられる
(ステップS11、S12)。PRTフラグ=“0”の
時は、通常のIDEインターフェースに接続されている
と判定され、データレジスタ133の4個のデータ記憶
部が同時にイネーブルにされ、16ビットすべてが同時
にパーソナルコンピュータ1に読み出される(ステップ
S13)。このデータレジスタ133からのデータ読み
出し動作は、データバッファ15からリードデータが無
くなるまで繰り返し行われる(ステップS14)。
【0034】一方、PRTフラグ=“1”の時は、PR
Tポートコネクタ2に接続されていると判定され、ま
ず、データレジスタ133の上位3個のデータ記憶部が
順番にイネーブル状態に設定されて4ビット単位でリー
ドデータがピンP10〜P13から読み出されると共
に、ピンP15上に後続するデータが存在することを示
す信号“1”が出力される(ステップS15)。次い
で、データレジスタ133の最下位のデータ記憶部がイ
ネーブル状態に設定されて最後の4ビットデータがピン
P10〜P13から読み出されると共に、ピンP15上
に出力されていた信号が“1”から“0”に切り替えら
れる(ステップS16)。このようなデータレジスタ1
33からの4ビット単位でのデータ読み出し動作は、デ
ータバッファ15からリードデータが無くなるまで繰り
返し行われる(ステップS17)。
【0035】以上のように、この実施例の半導体ディス
ク装置10においては、半導体ディスク装置10からパ
ーソナルコンピュータ1へのデータ読み出し時には、P
RTポートコネクタ2に予め用意されている制御信号入
力のための入力ピン(P10〜P13)が利用される。
この場合、フラッシュEEPROMから読み出されたリ
ードデータは、PRTポートコネクタ2の入力ピンの数
に対応して4ビッタ単位で4つに分割され、その分割さ
れた4ビットのデータ単位でPRTポートコネクタ2の
入力ピン(P10〜P13)に転送される。また、半導
体ディスク装置10へのデータ書き込み時においては、
PRTポートコネクタ2の8個のデータ出力ピンのう
ち、下位の4つが利用される。したがって、パーソナル
コンピュータ1に標準装備のプリンタポートを利用でき
るようになり、IDEインターフェースやSCSIイン
ターフェース用の拡張ボードを用意することなく半導体
ディスク装置10をパーソナルコンピュータ1に直接的
に接続することが可能となる。
【0036】なお、ここではPRTポートコネクタ2の
8個のデータ出力ピン2〜9をアドレス転送とデータ転
送に2分割したが、8個のデータ出力ピン2〜9上にア
ドレスとデータを時分割で転送することも可能である。
この場合には、ホストCPUから半導体ディスク装置1
0に8ビット単位でライトデータを転送することができ
る。
【0037】また、半導体ディスク装置10がSCSI
などの8ビット転送のインターフェースに準拠したもの
である場合には、リードデータは4ビット単位で2回に
分割されて半導体ディスク装置10から出力され、ライ
トデータはそのまま8ビット単位でホストCPUから半
導体ディスク装置10に送られることはもちろんであ
る。
【0038】
【発明の効果】以上詳記したように、この発明によれ
ば、パーソナルコンピュータに標準装備のプリンタポー
トを利用できるようになり、IDEインターフェースや
SCSIインターフェース用の拡張ボードを用意するこ
となくパーソナルコンピュータに半導体ディスク装置を
直接的に接続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る半導体ディスク装置
の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例の半導体ディスク装置をパーソナルコ
ンピュータのプリンタポートに接続した場合のインター
フェースの一例を示す図。
【図3】同実施例の半導体ディスク装置に設けられてい
るホストインターフェース回路の具体的構成の一例を示
す回路図。
【図4】同実施例の半導体ディスク装置のデータリード
動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1…パーソナルコンピュータ、2…プリンタポートコネ
クタ、10…半導体ディスク装置、11−0〜11−4
…フラッシュEEPROM、12…IDEコネクタ、1
3…ホストインターフェース回路、14…アクセスコン
トロール回路、15…データバッファ、133…データ
レジスタ、134…ドライブヘッドモ−ドレジスタ、5
0…データレジスタ切り替え制御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフラッシュEEPROMを備えた
    半導体ディスク装置において、 ホスト装置のプリンタポートに設けられているデータ出
    力ピンを介して前記ホスト装置から供給されるディスク
    アドレスを、アドレス変換情報に従って前記複数のフラ
    ッシュEEPROMチップをアクセスするための実メモ
    リアドレスに変換するアドレス変換手段と、 このアドレス変換手段によって変換された実メモリアド
    レスに従って、前記複数のフラッシュEEPROMをリ
    ード/ライトアクセスするメモリアクセス手段と、 このメモリアクセス手段によって前記複数のフラッシュ
    EEPROMから読み出されたリードデータを一時的に
    保持するデータレジスタと、 このデータレジスタに保持されているリードデータを前
    記プリンタポートの入力ピンの数に対応させて複数のデ
    ータブロックに分割し、前記リードデータを前記分割さ
    れたデータブロック単位で前記プリンタポートの入力ピ
    ンへ順次読み出すデータ読み出し手段とを具備し、 プリンタポートを介してホスト装置に接続されるように
    構成されていることを特徴とする半導体ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記データ読み出し手段によって前記プ
    リンタポートの入力ピンに読み出し中のデータブロック
    に後続するデータブロックが存在するか否かを示すステ
    ータス信号を、前記プリンタポートの他の入力ピンに出
    力する手段をさらに具備することを特徴とする請求項1
    記載の半導体ディスク装置。
JP17006193A 1993-07-09 1993-07-09 半導体ディスク装置 Pending JPH0728741A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6952742B2 (en) 1995-03-06 2005-10-04 Tadahiko Hisano External storage device and method of accessing same

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US6952742B2 (en) 1995-03-06 2005-10-04 Tadahiko Hisano External storage device and method of accessing same

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