JPH1139245A - 半導体デバイス制御装置および半導体デバイス制御方法 - Google Patents

半導体デバイス制御装置および半導体デバイス制御方法

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JPH1139245A
JPH1139245A JP9189889A JP18988997A JPH1139245A JP H1139245 A JPH1139245 A JP H1139245A JP 9189889 A JP9189889 A JP 9189889A JP 18988997 A JP18988997 A JP 18988997A JP H1139245 A JPH1139245 A JP H1139245A
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semiconductor device
port
register
control
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JP9189889A
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Hideki Saito
英樹 齋藤
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Toshiba Computer Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単なハードウェア構成にてフラッシュEEP
ROMなどの半導体デバイスに対するアクセス制御を実
現し、低コストで且つ制御方法の変更に柔軟に対応可能
なコントローラを実現する。 【解決手段】I/Oポート111はCPU11によって
リード/ライトアクセス可能に構成されており、またそ
のI/Oポート111はNAND型フラッシュEEPR
OM14の各信号ピンに結合されている。CPU11に
よってI/Oポート111に書き込まれた各2値データ
の値は、NAND型フラッシュEEPROM14の対応
する信号ピンにその電圧の論理値H,Lとして直接供給
されるので、各種制御信号それぞれのH,L状態をはじ
め、ライトデータ、アドレス、コマンドなどの各ビット
値をソフトウェアによって直接制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフラッシュEEP
ROMなどの半導体デバイスを制御する半導体デバイス
制御装置および半導体デバイス制御方法に関し、特にパ
ーソナルコンピュータにおいて使用される半導体デバイ
スをアクセス制御するための半導体デバイス制御装置お
よび半導体デバイス制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワークステーションやパーソナル
コンピュータ等の情報処理装置の多くは、2次記憶装置
として磁気ディスク装置を用いていた。磁気ディスク装
置は、記録の信頼性が高い、ビット単価が安いなどの利
点がある反面、装置のサイズが大きい、物理的な衝撃に
弱いなどの欠点を持つ。
【0003】そこで、近年、装置のサイズが小さく物理
的な衝撃にも強い半導体ディスク装置に注目が集まって
いる。半導体ディスク装置とは、電気的に一括消去が可
能な不揮発性の半導体メモリであるフラッシュEEPR
OMを、従来の磁気ディスク装置などと同様にパーソナ
ルコンピュータなどの2次記憶装置として用いるもので
ある。この半導体ディスク装置には、磁気ディスク装置
の磁気ヘッドや回転ディスクのような機械的な可動部分
を含まないため、物理的な衝撃による誤動作や故障が発
生しにくい。また、装置としてのサイズも小さくなる等
の利点がある。
【0004】ところで、最近では、全ての動作モードが
外部からのコマンドによって指定可能ないわゆるコマン
ド制御タイプのフラッシュEEPROMが種々開発され
ている。
【0005】この種のフラッシュEEPROMは、1ペ
ージ分のデータを保持するデータレジスタを備えてお
り、データレジスタからメモリセルアレイへのデータ書
込み動作や、メモリセルアレイからデータレジスタへの
データ読み出し動作を外部からの制御なしで自動実行す
る事ができる。このようなコマンド制御タイプのフラッ
シュEEPROMを半導体ディスク装置に内蔵して使用
した場合には、その半導体ディスク装置を制御するコン
トローラは、コマンドを発行してフラッシュEEPRO
Mの動作モードを一旦指定しさえすればその後はそのフ
ラッシュEEPROMの制御から解放される。
【0006】しかし、従来のコントローラは、ホストシ
ステムから要求されたアクセス動作を指定するために必
要なフラッシュEEPROMに対する一連の信号タイミ
ング制御を全て専用のハードウェアによって生成する構
成であるため、そのハードウェア構成が複雑となるとい
う問題がある。また、アクセス制御方法の変更等に対応
するためにはハードウェア構成を再設計しなければなら
ず、そのための作業に多大な時間、および費用が必要と
なるという問題となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来で
は、フラッシュEEPROMに対する一連の信号タイミ
ング制御を全て専用のハードウェアによって行う構成で
あるため、ハードウェア構成が複雑となり、その制御動
作の変更等に柔軟に対応することが困難であった。
【0008】この発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、簡単なハードウェア構成にてフラッシュE
EPROMなどの半導体デバイスに対するアクセス制御
を実現できるようにし、低コストで且つ制御動作の変更
に柔軟に対応し得る半導体デバイス制御装置および半導
体デバイス制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンピュー
タシステムで使用可能に構成され、そのコンピュータシ
ステムのホストCPUからの要求に応じて半導体デバイ
スを制御する半導体デバイス制御装置において、前記ホ
ストCPUによってアクセス可能に構成され、前記半導
体デバイスの複数の信号ピンそれぞれに結合されるI/
Oポートを具備し、前記ホストCPUによって前記I/
Oポートに書き込まれた各2値データの値が前記半導体
デバイスの対応する信号ピンにその電圧値として供給さ
れることを特徴とする。
【0010】この半導体デバイス制御装置においては、
ホストCPUによってアクセス可能なI/Oポートを有
しており、そのI/Oポートが半導体デバイスの複数の
信号ピンそれぞれに結合されている。ソフトウェアドラ
イバなどによってI/Oポートに書き込まれた各2値デ
ータの値は、それに対応する半導体デバイスの信号ピン
にその電圧値として直接供給される。従って、ソフトウ
ェア制御の下に、I/Oポートに信号ピンの論理レベル
に相当するデータを書き込むことにより、半導体デバイ
スのアクセス動作に必要な一連の信号タイミングが生成
される。このように、ソフトウェア制御によって半導体
デバイスのアクセス動作を直接制御する構成を採用する
ことにより、簡単なハードウェア構成にてフラッシュE
EPROMなどの半導体デバイスに対するアクセス制御
を実現でき、低コストで、且つ制御動作の変更に柔軟に
対応することが可能となる。
【0011】また、I/Oポートは、多ビット幅のレジ
スタから構成することができる。この場合、そのレジス
タの各ビットが半導体デバイスの対応する信号ピンに結
合されることになる。この構成により、半導体デバイス
の信号ピン数相当のビット幅を持つレジスタを用意する
だけで、半導体デバイスの制御が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態
に係るフラッシュメモリコントローラの構成が示されて
いる。このフラッシュメモリコントローラ13は、パー
ソナルコンピュータなどのコンピュータシステムに適用
されるものであり、NAND型フラッシュEEPROM
14のアクセス制御を行う。
【0013】フラッシュメモリコントローラ13は、図
示のように、コンピュータシステムのシステムバス10
に接続されており、主メモリ12に格納されたソフトウ
ェア制御の下にCPU11が実行するI/Oリード・ラ
イトサイクルに従い、NAND型フラッシュEEPRO
M14を制御する。このフラッシュメモリコントローラ
13には、アドレスデコーダ110と、このアドレスデ
コーダ110によってアドレス指定されるI/Oポート
111とが設けられている。I/Oポート111はCP
U11によってリード/ライトアクセス可能に構成され
ており、またそのI/Oポート111はNAND型フラ
ッシュEEPROM14の各信号ピンに結合されてい
る。
【0014】すなわち、I/Oポート111は、図示の
ように、NAND型フラッシュEEPROM14に対し
て各種制御信号201を供給するための複数の制御信号
ポート112と、NAND型フラッシュEEPROM1
4のステータス信号201をリードするためのステータ
スポート113と、NAND型フラッシュEEPROM
14との間で例えば8ビット幅のI/Oデータ203を
授受するためのデータポート114とから構成されてい
る。これら制御信号ポート112、ステータスポート1
13、およびデータポート114はそれぞれデータバス
2に接続されており、アドレスバス1上のアドレスをデ
コードするアドレスデコーダ110によってこれらポー
トが選択的にイネーブル状態に設定される。
【0015】制御信号ポート112を介してNAND型
フラッシュEEPROM14に供給される制御信号20
1は、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレス
ラッチイネーブル信号ALE、チップイネーブル信号C
E ̄、ライトイネーブル信号WE ̄、およびリードイネ
ーブル信号RE ̄等である。また、ステータスポート1
13を介してリードされるステータス信号201はレデ
ィービジー信号R/Bであり、さらにI/Oデータ20
3として授受されるのは、ライトデータ、リードデー
タ、コマンド、アドレスである。
【0016】このコントローラ13によれば、CPU1
1によってI/Oポート111に書き込まれた各2値デ
ータの値は、NAND型フラッシュEEPROM14の
対応する信号ピンにその電圧の論理値H,Lとして直接
供給されるので、各種制御信号それぞれのH,L状態を
はじめ、ライトデータ、アドレス、コマンドなどの各ビ
ット値をソフトウェアによって直接制御することができ
る。また、I/Oポート111をCPU11がリードア
クセスすることにより、NAND型フラッシュEEPR
OM14からの読み出しデータおよびステータスなどを
読みとることができる。
【0017】図2は図1のコントローラ13の適用例を
示すものであり、ここでは、図1のコントローラ13
は、ISA拡張ボード30上のコントローラLSI(I
SAアダプタコントローラ)として実装されている。I
SA拡張ボード30はデスクトップ型のパーソナルコン
ピュータにおいてSSFDC(Solid State
Floppy Disk Card)50を使用できる
ようにするためのものであり、そのISA拡張ボード3
0から導出されたケーブルは、SSFDC50を装着す
るためのアダプタユニット40に接続されている。SS
FDC50は、NAND型フラッシュEEPROMを内
蔵した平板状の小型樹脂パッケージから構成されるリム
ーバブル記憶媒体であり、図3に示されているように、
そのパッケージ表面上には、NAND型フラッシュEE
PROMの各信号ピンに接続された電極群が配置されて
いる。
【0018】次に、図3を参照して、図2のISAアダ
プタコントローラに適用する場合を例にとって、図1の
I/Oポート111の具体例を説明する。図3において
は、図1のI/Oポート111はそれぞれ8ビット幅を
有する2つのレジスタ、つまりSSFDCコントロール
レジスタ111aおよびSSFDCデータレジスタ11
1bから構成されている。
【0019】SSFDCコントロールレジスタ111a
は、SSFDC50を制御するためのレジスタであり、
そのビット0からビット6は図示のようにそれぞれSS
FDC50の対応する制御信号電極に直接接続される。
このSSFDCコントロールレジスタ111aは通常の
ようにフリップフロップなどから構成することができ
る。
【0020】SSFDCデータレジスタ111bはSS
FDC50の8ビット幅のI/Oデータ線を制御するた
めのものであり、ビット0からビット7は図示のように
それぞれSSFDC50の対応するI/O信号電極に直
接接続される。このSSFDCデータレジスタ111b
については、ラッチ機能を備える必要はないので、双方
向の入出力バッファによって構成することができる。
【0021】これらSSFDCコントロールレジスタ1
11aおよびSSFDCデータレジスタ111bをリー
ド・ライトアクセスすることにより、データリード、デ
ータライト、およびブロックイレーズにそれぞれ必要な
一連のアクセス制御シーケンスをソフトウェア制御によ
って実現することができる。
【0022】図5には、本実施形態で用いられるハード
ウェアとソフトウェアとの対応関係が示されている。図
5において、70はアプリケーションプログラム、80
はオペレーティングシステム、90はSSFDC50を
制御するSSFDCソフトウェアドライバである。SS
FDC50は、アプリケーションプログラム70および
オペレーティングシステム80からはディスクドライブ
装置の1つとして扱われる。SSFDCソフトウェアド
ライバ90はアプリケーションプログラム70またはオ
ペレーティングシステム80から指定されたディスクア
ドレスを例えばセクタ単位毎にSSFDC50をアクセ
スするためのメモリアドレスに変換する機能と、SSF
DCコントロールレジスタ111aおよびSSFDCデ
ータレジスタ111bをアクセスしてSSFDC50の
データリード、データライト、およびブロックイレーズ
にそれぞれ必要な一連のアクセス制御シーケンスを制御
する機能とを有している。
【0023】次に、図6および図7を参照して、SSF
DC50からのデータ読み出し動作について説明する。
図6はデータ読み出し時におけるNAND型フラッシュ
EEPROMの信号波形図であり、図7はその時のソフ
トウェアドライバ90の処理手順を示している。図6に
おいて、(1)はコマンドラッチイネーブル信号CLE
であり、NAND型フラッシュEEPROMにコマンド
を送る際には、SSFDCコントロールレジスタ111
aのbit2にCLE制御データ“1”が書き込まれ、
これによりコマンドラッチイネーブル信号CLEはアク
ティブステート“1”に設定される。
【0024】(2)はチップイネーブル信号CE ̄であ
り、NAND型フラッシュEEPROMを動作状態に設
定する際には、SSFDCコントロールレジスタ111
aのbit0にCE制御データ“0”が書き込まれ、こ
れによってチップイネーブル信号CE ̄はアクティブス
テート“0”に設定される。
【0025】(3)はライトイネーブル信号WE ̄であ
り、NAND型フラッシュEEPROMにコマンド、ア
ドレス、データを書き込むときには、SSFDCコント
ロールレジスタ111aのbit6にWE制御データ
“0”が書き込まれ、これによりライトイネーブル信号
WE ̄はアクティブステート“0”に設定される。
【0026】(4)はアドレスラッチイネーブル信号A
LEであり、NAND型フラッシュEEPROMにアド
レスを送る際には、SSFDCコントロールレジスタ1
11aのbit1にALE制御データ“1”が書き込ま
れ、これによってアドレスラッチイネーブル信号ALE
はアクティブステート“1”に設定される。
【0027】(5)はリードイネーブル信号RE ̄であ
り、NAND型フラッシュEEPROMからデータを読
み出す際には、SSFDCコントロールレジスタ111
aのbit5にRE制御データ“0”が書き込まれ、こ
れによってリードイネーブル信号RE ̄はアクティブス
テート“0”に設定される。
【0028】(6)はレディー/ビジー信号R/Bであ
り、NAND型フラッシュEEPROMの内部回路が動
作しているときはビジー状態を示す“0”となり、動作
が完了してレディー状態になると“1”となる。この
“0”、“1”の値はSSFDCコントロールレジスタ
111aのbit4に反映される。
【0029】(7)はI/O信号線であり、SSFDC
データレジスタ111bとNAND型フラッシュEEP
ROMとの間のコマンド、アドレス、データのやり取り
のために用いられる。
【0030】なお、ここでは、ライトイネーブル信号W
E ̄およびリードイネーブル信号RE ̄にそれぞれSS
FDCコントロールレジスタ111aのbit6,5を
割り当てたが、このような専用ビットを割り当てる代わ
りに、CPU11がSSFDCデータレジスタ111b
にライトアクセスしたときにライトイネーブル信号WE
 ̄がアクティブとなり、リードアクセスしたときにリー
ドイネーブル信号RE ̄がアクティブとなるように構成
することもできる。
【0031】NAND型フラッシュEEPROMからデ
ータを読み出すときには、ソフトウェアドライバ90
は、図6の信号波形に従ったタイミングを生成するため
に、図7の手順にてSSFDCコントロールレジスタ1
11aおよびSSFDCデータレジスタ111bのアク
セスを行う。
【0032】すなわち、ソフトウェアドライバ90は、
まず、SSFDCコントロールレジスタ111aのbi
t0にCE制御データ“0”を書き込み、NAND型フ
ラッシュEEPROMのチップイネーブル信号CE ̄を
“0”にする(ステップS101)。次いで、ソフトウ
ェアドライバ90は、SSFDCコントロールレジスタ
111aのbit2にCLE制御データ“1”を書き込
み、コマンドラッチイネーブル信号CLEを“1”にす
る(ステップS102)。この後、ソフトウェアドライ
バ90はSSFDCデータレジスタ111bにリードコ
マンド“00h”を書き込み、そしてSSFDCコント
ロールレジスタ111aのbit2にCLE制御データ
“0”を書き込む(ステップS103,S104)。こ
れにより、ライトイネーブル信号WE ̄が“0”とな
り、NAND型フラッシュEEPROMにリードコマン
ド“00h”が書き込まれる。
【0033】次いで、ソフトウェアドライバ90はSS
FDCコントロールレジスタ111aのbit1にAL
E制御データ“1”を書き込み、アドレスラッチイネー
ブル信号ALEを“1”にする(ステップS105)。
そして、SSFDCデータレジスタ111bに24ビッ
トのメモリリードアドレスを3回に分けて順次書き込む
(ステップS106)。ライトイネーブル信号WE ̄は
メモリリードアドレスの書き込みに同期して“0”とな
り、これによってSSFDCデータレジスタ111bに
書き込まれたメモリリードアドレスがNAND型フラッ
シュEEPROMに書き込まれることになる。
【0034】この後、ソフトウェアドライバ90はSS
FDCコントロールレジスタ111aのbit1にAL
E制御データ“0”を書き込んでアドレスラッチイネー
ブル信号ALEを“0”にした後(ステップS10
7)、SSFDCコントロールレジスタ111aのbi
t4をポーリングして、NAND型フラッシュEEPR
OMのデータレジスタにデータが読み出されてそれがビ
ジー状態からレディー状態に変わるのを待つ(ステップ
S108)。NAND型フラッシュEEPROMがレデ
ィー状態になると、ソフトウェアドライバ90はSSF
DCデータレジスタ111bを順次リードする(ステッ
プS109)。このリードアクセスに同期してNAND
型フラッシュEEPROMのリードイネーブル信号RE
 ̄が順次“0”となり、これにより例えば1ページ分の
データを連続的に読み出すことができる。
【0035】また、図8および図9はそれぞれデータラ
イト時およびブロックイレーズ時の波形図であり、この
波形図のタイミングに従ってSSFDCコントロールレ
ジスタ111aおよびSSFDCデータレジスタ111
bのアクセスを行うことにより、NAND型フラッシュ
EEPROMへのデータ書き込みおよびイレーズ動作を
制御することもできる。
【0036】以上のように、本実施形態によれば、ソフ
トウェア制御の下に、I/OポートにNAND型フラッ
シュEEPROMの各信号ピンの論理レベルに相当する
データを書き込むことにより、NAND型フラッシュE
EPROMのアクセス動作に必要な一連の信号タイミン
グが生成される。このように、ソフトウェア制御によっ
てNAND型フラッシュEEPROMのアクセス動作を
直接制御することができるため、簡単なハードウェア構
成にてフラッシュEEPROMに対するアクセス制御を
実現でき、低コストで、且つ制御動作の変更に柔軟に対
応することが可能となる。
【0037】なお、以上の説明ではフラッシュEEPR
OMに対する制御のみを説明したが、本実施形態の制御
は、フラッシュEEPROMのみならず、他の各種半導
体デバイスに適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホストCPUがアクセス可能なI/Oポートに半導体デ
バイスの各信号ピンの論理レベルを決めるデータをソフ
トウェアが直接書き込む構成を採用することにより、ハ
ードウェア構成が簡単化され、低コストで、且つ制御方
法の変更に柔軟に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る半導体デバイス制御
装置の構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態の半導体デバイス制御装置をSSF
DCのコントローラに適用した例を示す図。
【図3】同実施形態で使用されるSSFDCの構成を示
す図。
【図4】同実施形態の半導体デバイス制御装置に設けら
れるI/Oポートの具体的な構成例を示す図。
【図5】同実施形態の半導体デバイス制御装置とそれを
制御するソフトウェアドライバとの対応関係を示す図。
【図6】同実施形態においてSSFDCのフラッシュE
EPROMからデータを読み出す時のタイミングを示す
波形図。
【図7】図6のデータ読み出しタイミングに対応するソ
フトウェアドライバの処理手順を示すフローチャート。
【図8】同実施形態においてSSFDCのフラッシュE
EPROMにデータを書き込む時のタイミングを示す波
形図。
【図9】同実施形態においてSSFDCのフラッシュE
EPROMにブロックイレーズ動作を実行させるときの
タイミングを示す波形図。
【符号の説明】
1…アドレスバス 2…データバス 11…ホストCPU 12…主メモリ 13…フラッシュメモリコントローラ 14…NAND型フラッシュEEPROM 20…デスクトップ型パーソナルコンピュータ 30…ISAボード 40…アダプタユニット 50…SSFDC 111…I/Oポート 112…制御信号ポート 113…ステータスポート 114…データポート 111a…SSFDCコントロールレジスタ 111b…SSFDCデータレジスタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムで使用可能に構成
    され、そのコンピュータシステムのホストCPUからの
    要求に応じて半導体デバイスを制御する半導体デバイス
    制御装置において、 前記ホストCPUによってアクセス可能に構成され、前
    記半導体デバイスの複数の信号ピンそれぞれに結合され
    るI/Oポートを具備し、 前記ホストCPUによって前記I/Oポートに書き込ま
    れた各2値データの値が、前記半導体デバイスの対応す
    る信号ピンにその電圧値として供給されることを特徴と
    する半導体デバイス制御装置。
  2. 【請求項2】 前記I/Oポートは多ビット幅のレジス
    タから構成されており、そのレジスタの各ビットが前記
    半導体デバイスの対応する信号ピンに結合されることを
    特徴とする請求項1記載の半導体デバイス制御装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体デバイスはフラッシュEEP
    ROMを含むことを特徴とする請求項1記載の半導体デ
    バイス制御装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体デバイスはフラッシュEEP
    ROMを含み、 前記I/Oポートは、 前記フラッシュEEPROMの複数の制御信号ピンそれ
    ぞれに結合される多ビット幅の第1レジスタと、 前記フラッシュEEPROMの複数のI/O信号ピンそ
    れぞれに結合される多ビット幅の第2レジスタとを含
    み、 この第2レジスタは、前記複数のI/O信号ピンとの間
    でコマンド、アドレス、データを授受する双方向の入出
    力バッファから構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の半導体デバイス制御装置。
  5. 【請求項5】 半導体デバイスの複数の信号ピンそれぞ
    れに結合されるI/Oポートを有するコンピュータシス
    テムで使用される半導体デバイス制御方法であって、 上位プログラムからのアクセス要求に応じて、前記ホス
    トコンピュータのホストCPUに、前記半導体デバイス
    の複数の信号ピンそれぞれの論理レベルを決める2値デ
    ータを前記I/Oポートに順次書き込ませ、 上位プログラムから要求されたアクセス動作を実行する
    ために必要な一連の信号タイミングを、ソフトウェア制
    御によって生成できるようにしたことを特徴とする半導
    体デバイス制御方法。
  6. 【請求項6】 前記I/Oポートは、各ビットが前記半
    導体デバイスの対応する信号ピンに結合される多ビット
    幅のレジスタから構成されており、 前記レジスタに対するアクセスによって一連の信号タイ
    ミングを生成することを特徴とする請求項5記載の半導
    体デバイス制御方法。
  7. 【請求項7】 前記半導体デバイスはフラッシュEEP
    ROMを含む半導体ディスク装置であり、 前記上位プログラムからのアクセス要求で指定されるデ
    ィスクアドレスを前記フラッシュEEPROMをアクセ
    スするためのメモリアドレスに変換し、そのメモリアド
    レス前記I/Oポートに書き込むことを特徴とする請求
    項5記載の半導体デバイス制御方法。
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