JPH07276586A - 透明高防湿薬品包装用多層ポリマーアロイシート - Google Patents

透明高防湿薬品包装用多層ポリマーアロイシート

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JPH07276586A
JPH07276586A JP6069730A JP6973094A JPH07276586A JP H07276586 A JPH07276586 A JP H07276586A JP 6069730 A JP6069730 A JP 6069730A JP 6973094 A JP6973094 A JP 6973094A JP H07276586 A JPH07276586 A JP H07276586A
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JP
Japan
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styrene
dodecene
amorphous polyolefin
copolymer
polymer alloy
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JP6069730A
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English (en)
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Ichiro Matsui
一郎 松居
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非晶性ポリオレフィン(A)とスチレン系エ
ラストマー(B)とを配合し、分散粒子径を微細にする
ことにより、物性バランス、外観、透明性、成形性、防
湿性、耐衝撃性に優れるとともに、フィルム・シート等
の成形加工性に優れ、さらに少なくとも片面にポリプロ
ピレン(C)からなる樹脂層を積層することにより、耐
油性が良好であり皮脂等によるストレスクラックなどの
問題無い新規な高防湿薬品包装用多層ポリマーアロイシ
ートを提供すること。 【構成】 常温での各々の屈折率の差が0.03以内で
ある、非晶性ポリオレフィン(A)とスチレン系エラス
トマー(B)とを配合してなる樹脂層の少なくとも片面
にポリプロピレン(C)からなる樹脂層を積層してなる
透明高防湿薬品包装用多層ポリマーアロイシート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押出成形等により透明
性を必要とする薬品包装用シートあるいは、フィルム等
として利用できる新規な透明高防湿薬品包装用多層ポリ
マーアロイシートに関するものである。更に詳しくは、
相溶性に優れる特定の非晶性ポリオレフィンと特定のエ
ラストマーとを組み合わせることにより得られる、物性
バランス、外観、透明性、成形性、防湿性、耐衝撃性に
優れた新規な透明シートであり、一般にPTPと称され
る固形剤包装用に使用される透明高防湿薬品包装用多層
ポリマーアロイシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】医薬品包装の分野で、固形剤包装用とし
て一般に用いられているPTP包装用シートには、従来
からポリ塩化ビニル(以下、PVCと略記する)樹脂か
らなるシートが用いられる。PVC樹脂シートは、PT
P包装に要求される特性をほぼ満足する優れたシートで
あるが、防湿特性が劣るため、高防湿を必要とする製剤
に対しては、PTP包装をした後、更にアルミ箔を含む
構成のフィルムによりピロー包装を行うか、あるいはP
VC樹脂シートにポリ塩化ビニリデン(以下、PVDC
と略記する)樹脂をコーティングした複合シートを用い
ることで防湿性を補う方法がとられてきた。しかし、こ
れらの方法は、工数が増え、包材のコストアップにつな
がっている。また、最近の脱PVCの動向とPVC樹脂
より防湿性が優れているということよりポリプロピレン
(以下、PPと略記する)樹脂からなるシートも用いら
れているが、PPは成形性が悪く、非常に高防湿性を必
要とする製剤については防湿性が不足しており、使用可
能な範囲がかなり限定されているのが現状である。非晶
性ポリオレフィンは、機械的強度、成形性、透明性、寸
法安定性に優れ、特に防湿性においては非常に優れた特
性を持っているが、非常に脆く、押出成形等により作製
したシートあるいはフィルムは、実用的には耐衝撃性が
不足している。又、非晶性ポリオレフィンは、非晶性で
あるが故に耐油性が悪く、ストレスのかかった状態で皮
脂等がシート表面につくと微細なクラックが生じるとい
う欠点がある。この非晶性ポリオレフィンの欠点を改良
の為、種々の検討が行われているが、非晶性ポリオレフ
ィンの特性をすべて損なわず強靭化されたものはなく、
非晶性ポリオレフィンの特徴、中でも特に優れた透明性
・防湿性・成形性を損なわず強靭化することが望まれて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、非晶性ポリ
オレフィン(A)とスチレン系エラストマー(B)とを
配合し、分散粒子径を微細にすることにより、物性バラ
ンス、外観、透明性、成形性、防湿性、耐衝撃性に優れ
るとともに、フィルム・シート等の成形加工性に優れ、
さらに少なくとも片面にポリプロピレン(C)からなる
樹脂層を積層することにより、耐油性が良好であり皮脂
等によるストレスクラックなどの問題無い新規な高防湿
薬品包装用多層ポリマーアロイシートを提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】一般に、二種以上の樹脂
を組み合わせた場合に、透明性良好なものを得るために
は、各々の樹脂の屈折率が近いものを選ぶこと、相溶性
の良好な樹脂の組み合わせを選び、分散粒子径をできる
だけ微細に分散させることが必要である。しかし、樹脂
の組み合わせで互いに相溶し合う場合はまれであり、ほ
とんどの場合得られたブレンド物はいずれのポリマーよ
りも特性が劣るケースが大多数である。そこで様々な検
討を行った結果、特定の非晶性ポリオレフィン(A)と
常温での屈折率が非常に近く、相溶性の良好な特定のエ
ラストマー(B)との組み合わせで、分散粒子径を微分
散させることにより、非晶性ポリオレフィンの特徴、中
でも特に優れた透明性・防湿性・成形性を損なわず強靭
化することが可能となり、物性バランス、外観、透明
性、成形性、防湿性、耐衝撃性に優れた新規なポリマー
アロイシートが得られ、更にポリプロピレン(C)層を
積層することにより、耐油性、耐薬品性の優れた新規な
高防湿薬品包装用多層ポリマーアロイシートが得られる
ことを見いだし本発明を完成するに至った。
【0005】即ち本発明は、常温での各々の屈折率の差
が0.03以内である、非晶性ポリオレフィン(A)と
スチレン系エラストマー(B)とを配合してなる樹脂層
の少なくとも片面にポリプロピレン(C)からなる樹脂
層を積層してなることを特徴とする透明高防湿薬品包装
用多層ポリマーアロイシートであり、好ましくは非晶性
ポリオレフィン(A)とスチレン系エラストマー(B)
との配合比率が、99重量%:1重量%〜80重量%:
20重量%である透明高防湿薬品包装用多層ポリマーア
ロイシートである。本発明における多層シートの製造方
法としては、特に限定するものではないが、数台の押出
機により樹脂を溶融押出して多層ダイ或いはフィードブ
ロックに導いてシート化する共押出法や、各層を形成す
る単層のシートまたはフィルムを適当な接着剤を用いて
貼り合わせるドライラミネート法、その他の方法が用い
られる。なお、共押出法により多層シートを形成する場
合には、非晶性ポリオレフィン(A)とスチレン系エラ
ストマー(B)とを配合してなるなる樹脂層とポリプロ
ピレン(C)樹脂層との間に適当な接着性樹脂層を設け
たほうが好ましい。
【0006】本発明に、用いられる非晶性ポリオレフィ
ン(A)とは、環状オレフィン構造を有する重合体であ
り、その構造及び性質より非晶性ポリオレフィンと言え
る。非晶性ポリオレフィンの例としては、例えば、下記
の一般式で表される非晶性重合体である。 (ただし、式中nは1以上の正の整数、mは1以上の正
の整数、R1 は水素原子、ハロゲン原子、CH3CH
2基、又はC642基を表し、R2 は水素原子、炭化水
素基、アルコキシ基、ハロゲン化炭化水素基又はハロゲ
ン原子を示す。また、Xはシクロペンタジエンないしそ
の誘導体とノルボルナジエンないしその誘導体との付加
反応物もしくはその水素添加物、又はジシクロペンタジ
エンないしその誘導体とエチレンとの付加反応物を表
す。)
【0007】シクロペンタジエンないしその誘導体とノ
ルボルナジエンないしその誘導体との付加反応物の水素
添加物、又はジシクロペンタジエンないしその誘導体と
エチレンとの付加反応物の一般式は下記に示すものであ
る。
【化1】 (ただし、式中nは1以上の正の整数であり、R1 〜R
12はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、及び炭
化水素基より選ばれる原子もしくは基を示し、R9 〜R
12は、互いに結合して単環又は多環を形成していてもよ
い。)
【0008】上記、シクロペンタジエンないしその誘導
体とノルボルナジエンないしその誘導体との付加反応物
の水素添加物、又はジシクロペンタジエンないしその誘
導体とエチレンとの付加反応物としては、例えば、テト
ラシクロ−3−ドデセン、8−メチルテトラシクロ−3
−ドデセン、8−エチルテトラシクロ−3−ドデセン、
8−プロピルテトラシクロ−3−ドデセン、8−ブチル
テトラシクロ−3−ドデセン、8−イソブチルテトラシ
クロ−3−ドデセン、8−ヘキシルテトラシクロ−3−
ドデセン、8−ステアリルテトラシクロ−3−ドデセ
ン、5,10−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、
2,10−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、8,
9−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−エチル
−9−メチルテトラシクロ−3−ドデセン、11,12
−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、2,7,9−
トリメチルテトラシクロ−3−ドデセン、9−エチル−
2,7−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、9−イ
ソブチル−2,7−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセ
ン、9,11,12−トリメチルテトラシクロ−3−ド
デセン、9−エチル−11,12−ジメチルテトラシク
ロ−3−ドデセン、9−イソブチル−11,12−ジメ
チルテトラシクロ−3−ドデセン、5,8,9,10−
テトラメチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−エチリ
デンテトラシクロ−3−ドデセン、8−エチリデン−9
−メチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−エチリデン
−9−エチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−エチリ
デン−9−イソプロピルテトラシクロ−3−ドデセン、
8−エチリデン−9−ブチルテトラシクロ−3−ドデセ
ン、8−n−プロピリデンテトラシクロ−3−ドデセ
ン、8−n−プロピリデン−9−メチルテトラシクロ−
3−ドデセン、8−n−プロピリデン−9−エチルテト
ラシクロ−3−ドデセン、8−n−プロピリデン−9−
イソプロピルテトラシクロ−3−ドデセン、8−n−プ
ロピリデン−9−ブチルテトラシクロ−3−ドデセン、
8−イソプロピリデンテトラシクロ−3−ドデセン、8
−イソプロピリデン−9−メチルテトラシクロ−3−ド
デセン、8−イソプロピリデン−9−エチルテトラシク
ロ−3−ドデセン、8−イソプロピリデン−9−イソプ
ロピルテトラシクロ−3−ドデセン、8−イソプロピリ
デン−9−ブチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−ク
ロロテトラシクロ−3−ドデセン、8−ブロモテトラシ
クロ−3−ドデセン、8−フルオロテトラシクロ−3−
ドデセン、8,9−ジクロロテトラシクロ−3−ドデセ
ン、ヘキサシクロ−4−ヘプタデセン、12−メチルヘ
キサシクロ−4−ヘプタデセン、12−エチルヘキサシ
クロ−4−ヘプタデセン、12−イソブチルヘキサシク
ロ−4−ヘプタデセン、1,6,10−トリメチル−1
2−イソブチルヘキサシクロ−4−ヘプタデセン、オク
タシクロ−5−ドコセン、15−メチルオクタシクロ−
5−ドコセン、15−エチルオクタシクロ−5−ドコセ
ン、ペンタシクロ−4−ヘキサデセン、1,3−ジメチ
ルペンタシクロ−4−ヘキサデセン、1,6−ジメチル
ペンタシクロ−4−ヘキサデセン、15,16−ジメチ
ルペンタシクロ−4−ヘキサデセン、ヘプタシクロ−5
−エイコセン、ヘプタシクロ−5−ヘンエイコセン、ペ
ンタシクロ−4−ペンタデセン、1,3−ジメチルペン
タシクロ−4−ペンタデセン、1,6−ジメチルペンタ
シクロ−4−ペンタデセン、14,15−ジメチルペン
タシクロ−4−ペンタデセン、ペンタシクロ−4,10
−ペンタデカジエン等が挙げられる。
【0009】また、スチレン誘導体としては、例えばス
チレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p
−メチルスチレン、α−メチルスチレン、o−クロルス
チレン、m−クロルスチレン、p−クロルスチレン、o
−エチルスチレン、m−エチルスチレン、p−エチルス
チレン、p−メトキシスチレン、p−クロロエチルスチ
レン、p−メチル−α−メチルスチレンなどが用いられ
る。なお、これらは2種類以上の混合物としても使用で
きる。
【0010】また、非晶性ポリオレフィン(A)の他の
例としては、下記の一般式の様なものも挙げられる。
【化2】 (ただし、式中nは0又は1以上の正の整数、mは1以
上の正の整数であり、R 〜R4 は、水素原子、又は
炭化水素基である。)
【0011】上記、テトラシクロ−3−ドデセンないし
その誘導体の例としては、テトラシクロ−3−ドデセ
ン、5,10−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、
2,10−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、1
1,12−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、2,
7,9−トリメチルテトラシクロ−3−ドデセン、9−
エチル−2,7−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセ
ン、9−イソブチル−2,7−ジメチルテトラシクロ−
3−ドデセン、9,11,12−トリメチルテトラシク
ロ−3−ドデセン、9−エチル−11,12−ジメチル
テトラシクロ−3−ドデセン、9−イソブチル−11,
12−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、5,8,
9,10−テトラメチルテトラシクロ−3−ドデセン、
8−メチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−エチルテ
トラシクロ−3−ドデセン、8−プロピルテトラシクロ
−3−ドデセン、8−ヘキシルテトラシクロ−3−ドデ
セン、8−ステアリルテトラシクロ−3−ドデセン、
8,9−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−メ
チル−9−エチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−シ
クロヘキシルテトラシクロ−3−ドデセン、8−イソブ
チルテトラシクロ−3−ドデセン、8−ブチルテトラシ
クロ−3−ドデセン、8−エチリデンテトラシクロ−3
−ドデセン、8−エチリデン−9−メチルテトラシクロ
−3−ドデセン、8−エチリデン−9−エチルテトラシ
クロ−3−ドデセン、8−エチリデン−9−イソプロピ
ルテトラシクロ−3−ドデセン、8−エチリデン−9−
ブチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−n−プロピリ
デンテトラシクロ−3−ドデセン、8−n−プロピリデ
ン−9−メチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−n−
プロピリデン−9−エチルテトラシクロ−3−ドデセ
ン、8−n−プロピリデン−9−イソプロピルテトラシ
クロ−3−ドデセン、8−n−プロピリデン−9−ブチ
ルテトラシクロ−3−ドデセン、8−イソプロピリデン
テトラシクロ−3−ドデセン、8−イソプロピリデン−
9−メチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−イソプロ
ピリデン−9−エチルテトラシクロ−3−ドデセン、8
−イソプロピリデン−9−イソプロピルテトラシクロ−
3−ドデセン、8−イソプロピリデン−9−ブチルテト
ラシクロ−3−ドデセン等が挙げられる。また、ビシク
ロヘプト−2−エンないしその誘導体の例としては、ビ
シクロヘプト−2−エン、6−メチルビシクロヘプト−
2−エン、5,6−ジメチルビシクロヘプト−2−エ
ン、1−メチルビシクロヘプト−2−エン、6−エチル
ビシクロヘプト−2−エン、6−n−ブチルビシクロヘ
プト−2−エン、6−イソブチルビシクロヘプト−2−
エン、7−メチルビシクロヘプト−2−エン等が挙げら
れる。
【0012】非晶性ポリオレフィン(A)は、70〜1
70℃の範囲の熱変形温度を有しており、使用される用
途により最適なものを選ぶことが可能であり、PTP包
装用シート等の真空成形性を要求される用途では、熱変
性温度が100℃以下のものを用いることが好ましい。
次に、本発明で用いられるスチレン系エラストマー
(B)とは、室温で弾性体である重合体材料をいう。そ
の具体例としては、ブタジエン−スチレン共重合体(ラ
ンダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体
などすべて含まれる)及びその水添物、スチレン−ブタ
ジエン−スチレン共重合体(SBS)、水添スチレン−
ブタジエン−スチレン共重合体(SEBS)、イソプレ
ン−スチレン共重合体、水添スチレン−イソプレン共重
合体(SEP)、スチレン−イソプレン−スチレン共重
合体(SIS)、水添スチレン−イソプレン−スチレン
共重合体(SEPS)などが挙げられる。中でも本発明
で、非晶性ポリオレフィン(A)との相溶性が良好で、
好ましく用いられるスチレン系エラストマーは、SEB
S,SEP,SEPS,水添スチレン−ブタジエン−オ
レフィン結晶ブロック共重合体(SEBC)であり、中
でも好ましいスチレン含量は、10〜80重量%であ
り、更に好ましくは、30〜70重量%であり、より好
ましいのは、40〜70重量%である。また、これらの
スチレン系エラストマーの中で、互いに相溶性の良好な
2種類以上のものを溶融混練することにより、両者を非
常に微細に分散させることが可能であり、実質上分子レ
ベルで完全相溶させることにより、非晶性ポリオレフィ
ンとの屈折率の差が0.01以下、好ましくは屈折率の
差のない新規なエラストマーを作製することが可能とな
る。更にこのエラストマーを用いることにより、非常に
透明性に優れ、非晶性ポリオレフィン(A)の欠点(特
に耐衝撃性)を改良した新規なポリマーアロイを得るこ
とが可能となった。
【0013】本発明による透明高防湿薬品包装用ポリマ
ーアロイシートにおいて、非晶性ポリオレフィン(A)
とスチレン系エラストマー(B)の配合比率は、99重
量%:1重量%〜80重量%:20重量%である。非晶
性ポリオレフィン(A)の含量が80重量%より少ない
場合は、成形加工性、防湿性、剛性が十分でなく、99
重量%より多い場合は、耐衝撃性において好ましい性質
が得られない。また、更に防湿性を重視する場合におい
ては、非晶性ポリオレフィン(A)とスチレン系エラス
トマー(B)の配合比率が、99重量%:1重量%〜9
0重量%:10重量%が好ましく、更に好ましくは99
重量%:1重量%〜95重量%:5重量%である。ま
た、常温での各々の屈折率の差は、0.03以内である
必要があり、更に好ましくは、0.02以内であり、よ
り好ましくは、0.01以内のものである。また更に、
非晶性ポリオレフィン(A)とスチレン系エラストマー
(B)を、例えば二軸混練機等で溶融混練することによ
り、非晶性ポリオレフィン(A)中でスチレン系エラス
トマー(B)を微分散させることにより透明性・耐衝撃
性等のさらなる向上が図れる。好ましくは、分散粒子径
が肉眼で確認できる限界(すなわち可視光線の波長)で
ある0.3μm以下にすることにより非常に良好なポリ
マーアロイシートを得ることが可能になる。
【0014】更に、必要に応じて基本的性質を損なわな
い範囲で添加剤、例えば染顔料、安定剤、可塑剤、帯電
防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、滑剤、充填剤等も
添加することができる。本発明のシートの全体厚みにつ
いては特に限定するものではないが、0.2〜0.5m
mの範囲であり、特に0.25〜0.40mmの範囲が
PTP用包材の厚みとしては適当である。積層されるポ
リプロピレン(C)層の厚みについても特に限定するも
のではないが、なるべく薄くしたほうがよく、好ましく
は0.03mm以下である。これ以上厚くなると非晶性
ポリオレフィン(A)とスチレン系エラストマー(B)
とを配合してなる樹脂層の厚みが薄くなってしまい、必
要とする防湿性が得られないことがある。
【0015】
【実施例】以下実施例により、本発明を説明するが、こ
れは単なる例示であり、本発明はこれに限定されるもの
ではない。実施例及び比較例において、ポリマーアロイ
物樹脂を得るのに配合に用いた非晶性ポリオレフィン
(A)およびスチレン系エラストマー(B)の各成分を
以下に示す。 《非晶性ポリオレフィン(A)》 ・APO APL−6509T[三井石油化学工業(株)製];nD
=1.5353 《スチレン系エラストマー(B)》 ・SEPS セプトン2104[クラレ(株)製;nD=1.544
5] ・SEPS セプトン2002[クラレ(株)製;nD=1.505
4] ・SEBS タフテックH1041[旭化成工業(株)製;nD=1.
5011] ・SEBS タフテックH1071[旭化成工業(株)製;nD=1.
4958] ・S−1;nD=1.5331 セプトン2104[クラレ(株)製;nD=1.544
5]とセプトン20 02[クラレ(株)製;nD=1.
5054]とを、76重量%:24重量% で配合し、
二軸混練機により溶融混練し、実質上完全相溶させたも
のをペレッ ト化して新規なエラストマーを作製した。 ・S−2;nD=1.5300 セプトン2104[クラレ(株)製;nD=1.544
5]とタフテックH 1041[旭化成工業(株)製;n
D=1.5011]とを、80重量%:20重量%で配
合し、二軸混練機により溶融混練し、実質上完全相溶さ
せたものをペレット化して新規なエラストマーを作製し
た。 ・S−3;nD=1.4958 セプトン2002[クラレ(株)製;nD=1.505
4]とタフテックH1071[旭化成工業(株)製;nD
=1.4958]とを、50重量%:50重量%で配合
し、二軸混練機により溶融混練し、実質上完全相溶させ
たものをペレット化して新規なエラストマーを作製し
た。
【0016】(実施例1〜6、及び比較例1〜3)すべ
ての成分を表1及び表2に示す配合比率で十分ドライブ
レンドし、二軸混練機により溶融混練したものをペレッ
ト化し、T−ダイによる押出成形により0.26mm厚
みのシートを作製した。表中の屈折率については、デジ
タル屈折率計RX−2000[(株)アタゴ製]により、
シート状態での23℃の屈折率の測定を行った。
【0017】 表 1 実 施 例 1 2 3 4 5 6 配合(重量部) APO 95.0 95.0 98.5 95.0 81.0 95.0 SEPS 5.0 SEPS 5.0 S−1 1.5 5.0 19.0 S−2 5.0 屈折率の差 0.0092 0.0299 0.0022 0.0022 0.0022 0.005 3 上記単層シートの両面をコロナ放電処理した後、無延伸
ポリプロピレンフィルム[東セロ(株)製 CP無延伸ポ
リプロピレンフィルム EC 厚み0.02mm]を、
両面にウレタン系接着剤[武田薬品工業(株)製 タケラ
ックA−385/タケネートA−50/酢酸エチル 配
合比6:1:8.5]を介して、ドライラミネート法で
ラミネートし、トータル0.3mm厚の多層シートを作
製した。
【0018】(実施例7)実施例4と同材料、同配合の
ポリマーアロイ材料、ポリプロピレン樹脂(C)とし
て、三井ポリプロ JHH−G[三井東圧化学(株)
製]、および接着層として、APL6509T:JHH
−G=50:50重量%のブレンド物を用い、(C)/
接着層/ポリマーアロイ材料/接着層/(C)の層構成
の0.3mm厚みの多層シートを共押出法により作製し
た。なお、各層厚みは、0.02/0.01/0.24
/0.01/0.02mmとした。 (比較例4)実施例4と同材料、同配合のポリマーアロ
イ材料をTダイから溶融押出しし0.3mm厚みの単層
シートを作製した。実施例1〜7および比較例1〜4の
シートについて下記に示す方法で評価を行った。
【0019】(光線透過率、及びHAZE)ASTM−
D1003により測定した。 (防湿性)JIS−Z0208に基づいて条件B、即ち
温度40℃、相対湿度90%で測定した。 (引張試験)ASTM−D638により測定した。 (外観)目視により判定した。 (耐油性)5mm角のシートをn−ヘプタン中に浸漬
し、23℃で3日間放置後の外観変化(膨潤等)、軟化
の程度、透明性の変化等を評価し、変化のないものを
○、変化したものを×とした。 (耐ストレスクラック)シート1を40mm×15mm
の短冊状にカットし、図1に示すコの字型の治具にアー
チ形にセットし、アーチの頂上部(▼印)に「皮脂」を
塗布、シートの変化を目視で観察した。変化のないもの
を○、クラックの生じたものを×とした。 (デュポン衝撃試験)JIS−K−7211に準拠した
方法で、23℃及び−20℃で測定した。以上の評価結
果を表3及び表4に示した。
【0020】 表 3 実 施 例 1 2 3 4 5 6 7 光線透過率(%) 90 89 92 92 90 92 91 HAZE(%) 4 6 3 4 6 3 4 透湿度 (g/ ・24Hr/0.3mm) 0.27 0.28 0.27 0.27 0.27 0.28 0.27 引張強度 MD 4.8 4.6 4.8 4.9 4.2 4.8 5.0 (kgf/cm2) TD 4.7 4.6 4.8 5.0 4.1 4.8 5.1 外観 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 耐油性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 耐ストレスクラック ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ デュポン衝撃値 23℃ 33 72 20 35 90 39 36 (kgf・cm) -20℃ 7 12 4 7 23 7 8
【0021】
【0022】
【発明の効果】本発明による高防湿薬品包装用多層シー
トは、通常の熱可塑性シートに用いられている加工方
法、例えば押出成形、ドライラミネート等により、容易
にシート等に加工され、防湿特性、透明性、剛性、耐傷
付性、耐衝撃性、耐薬品性、耐水性等の物性のバランス
がきわめて良好でかつ、フィルム、シート等成形加工時
の外観及び成形性が優れ、さらに耐油性が良好であり皮
脂等によるストレスクラックなどの問題無い新規な高防
湿薬品包装用多層シートである。
【図面の簡単な説明】
【図1】耐ストレスクラック性を評価するためのコの字
型の治具にシートをアーチ形にセットした状態を示す断
面図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 表 3 実 施 例 1 2 3 4 5 6 7 光線透過率(%) 90 89 92 92 90 92 91 HAZE(%) 4 6 3 4 6 3 4 透湿度 (g/m2・24Hr/0.3mm) 0.27 0.28 0.27 0.27 0.27 0.28 0.27 引張強度 MD 4.8 4.6 4.8 4.9 4.2 4.8 5.0 (kgf/mm2) TD 4.7 4.6 4.8 5.0 4.1 4.8 5.1 外観 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 耐油性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 耐ストレスクラック ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ デュポン衝撃値 23℃ 33 72 20 35 90 39 36 (kgf・cm) -20℃ 7 12 4 7 23 7 8
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/08 LCH 25/00 LDS 65/00 LNY

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常温での各々の屈折率の差が0.03以
    内である、非晶性ポリオレフィン(A)とスチレン系エ
    ラストマー(B)とを配合してなる樹脂層の少なくとも
    片面にポリプロピレン(C)からなる樹脂層を積層して
    なることを特徴とする透明高防湿薬品包装用多層ポリマ
    ーアロイシート。
  2. 【請求項2】 非晶性ポリオレフィン(A)とスチレン
    系エラストマー(B)との配合比率が、99重量%:1
    重量%〜80重量%:20重量%であることを特徴とす
    る請求項1記載の透明高防湿薬品包装用多層ポリマーア
    ロイシート。
  3. 【請求項3】 非晶性ポリオレフィン(A)が、シクロ
    ペンタジエンないしその誘導体とノルボルナジエンない
    しその誘導体との付加反応物と、エチレン、ブタジエ
    ン、又はスチレン誘導体から選ばれた1種以上の不飽和
    単量体との共重合体又は、その水素添加物であることを
    特徴とする請求項1又は2記載の透明高防湿薬品包装用
    多層ポリマーアロイシート。
  4. 【請求項4】 非晶性ポリオレフィン(A)が、ジシク
    ロペンタジエンないしその誘導体とエチレンとの付加反
    応物と、エチレン、ブタジエン、又はスチレン誘導体か
    ら選ばれた1種以上の不飽和単量体との共重合体である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の透明高防湿薬品
    包装用多層ポリマーアロイシート。
  5. 【請求項5】 非晶性ポリオレフィン(A)が、テトラ
    シクロ−3−ドデセンないしその誘導体とビシクロヘプ
    ト−2−エンないしその誘導体からなる開環重合体の水
    素添加物であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    透明高防湿薬品包装用多層ポリマーアロイシート。
  6. 【請求項6】 スチレン系エラストマー(B)が、ブタ
    ジエン−スチレン共重合体(ランダム共重合体、ブロッ
    ク共重合体、グラフト共重合体)及びその水添物、スチ
    レン−ブタジエン−スチレン共重合体(SBS)、水添
    スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体(SEB
    S)、イソプレン−スチレン共重合体、水添スチレン−
    イソプレン共重合体(SEP)、スチレン−イソプレン
    −スチレン共重合体(SIS)、水添スチレン−イソプ
    レン−スチレン共重合体(SEPS)より選ばれた2種
    以上のエラストマーにより、非晶性ポリオレフィン
    (A)と同等の屈折率に調製されたものであることを特
    徴とする請求項1又は2記載の透明高防湿薬品包装用多
    層ポリマーアロイシート。
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