JPH07276135A - 丸鋸盤 - Google Patents

丸鋸盤

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Publication number
JPH07276135A
JPH07276135A JP7463794A JP7463794A JPH07276135A JP H07276135 A JPH07276135 A JP H07276135A JP 7463794 A JP7463794 A JP 7463794A JP 7463794 A JP7463794 A JP 7463794A JP H07276135 A JPH07276135 A JP H07276135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
circular saw
shaft
pivot
stopper pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP7463794A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
Koichi Miyamoto
功一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP7463794A priority Critical patent/JPH07276135A/ja
Publication of JPH07276135A publication Critical patent/JPH07276135A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸鋸刃の傾斜位置調整を容易に行なうことが
できるようにする。 【構成】 回転テーブルのピボット2aと支持部材8と
にはシャフト7が挿通されている。シャフト7の一端部
にはねじ部7aが形成され、このねじ部7aにはワッシ
ャ31を介してナット32が螺着されている。支持部材
8にはカム軸レバー33が回転可能に設けられており、
このカム軸レバー33に形成された偏心カム部33aは
シャフト7に形成された孔7bを貫通している。支持部
材8にはストッパーピン36が軸方向移動可能に設けら
れている。ピボット2aには溝2cが形成され、ストッ
パーピン36が係合可能な状態にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は丸鋸盤に係り、特に丸鋸
刃の傾斜位置の調節を行なうことのできる丸鋸盤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、切断機として丸鋸刃を回転させ
て切断を行なう丸鋸盤が広く知られている。この丸鋸盤
の中には、丸鋸刃の傾斜角度を調節し、被加工材の切断
面を傾斜させることのできるものがある。
【0003】このように、丸鋸刃の傾斜角度を調節する
ことのできる丸鋸盤にあっては、ピボットの後方に手を
回して、ピボットの揺動中心に設けられたねじを操作し
て位置決め固定、および解除を行なっている。
【0004】しかしながら、ピボットの揺動中心に設け
られたねじを操作して、位置決め固定する場合には、ね
じの回動方向にピボットが微小位置だけ傾斜してしま
う。そのため、ねじ部をピボットの揺動中心に対して、
ずらして設定するものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ピボットの
揺動中心に対して、ずらして固定用のねじ部を設けた場
合には、ピボットの揺動中心に設けるセンターシャフト
と、固定用のねじ部とが必要となり、重量が重くなると
いった問題点がある。
【0006】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、重量を増加させることなく、丸鋸刃の
傾斜角度調節を容易に行なうことができる丸鋸盤を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台部と、こ
の基台部に対して傾斜可能に設けられた支持部材と、上
記基台部と上記支持部材とに挿通されたシャフトと、こ
のシャフトに形成された孔に挿通されるとともに、上記
支持部材に回動可能に設けられたカム軸レバーと、上記
支持部材に丸鋸刃支持部材を介して設けられた丸鋸刃と
を備え、上記カム軸レバーに形成された偏心カム部は上
記シャフトの孔内に位置せしめられ、上記カム軸レバー
の回動操作は丸鋸盤の側方で操作することができるこ
と;支持部材に軸方向に移動可能に設けられたストッパ
ーピンと、基台部に形成されるとともに、上記支持部材
が垂直位置において上記ストッパーピンが係合可能な溝
とを備え、上記ストッパーピンの移動操作は丸鋸盤の側
方で操作することができることを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の丸鋸盤にあって、カム軸レバー
を回動操作させ、丸鋸刃を所望の傾斜角度とする。この
状態で、カム軸レバーを再び回動操作させ、偏心カム部
によって、支持部材を基台部に押し付ける。これによ
り、支持部材のシャフトまわりの回転は規制され、支持
部材の位置固定がなされるとともに、この支持部材を介
して設けられた丸鋸刃も傾斜保持される。
【0009】また、請求項2記載の丸鋸盤にあっては、
丸鋸刃を垂直位置に固定したい場合は、支持部材をシャ
フトまわりに回転させ、丸鋸盤の側方からストッパーピ
ンを基台部に形成された溝に係合する。また、丸鋸刃を
傾斜させる際には、丸鋸盤の側方でストッパーピンを溝
から離脱し、支持部材を基台部に対して回動させ、丸鋸
刃を傾斜させる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明における丸鋸盤の側面
図、図2は平面図である。図2中符号1は基台であり、
この基台1には回転テーブル2が回転可能に設けられて
いる。
【0011】また、基台1の図1中左側面部には回転テ
ーブル2のピボット2aが配設されており、このピボッ
ト2aにはシャフト7を介して支持部材8がシャフト7
まわりに回転可能に設けられている。
【0012】図3は支持部材の取付け機構を示す拡大平
面図、図4は図3中IV−IV矢視図である。シャフト7の
一端部にはねじ部7aが形成されており、このねじ部7
aにはワッシャ31を介してナット32が螺着されてい
る。また、支持部材8にはカム軸レバー33が回転可能
に設けられており、このカム軸レバー33に形成された
偏心カム部33aは、図5に示すように、シャフト7に
形成された孔7bを貫通し、配設されている。そして、
カム軸レバー33を回動させると偏心カム部33aが孔
7bの図3中上方に押しつけられる。このとき、シャフ
ト7はナット32によって固定されているため、反作用
力により支持部材8が図3中下方に移動することにな
る。そして、支持部材8がピボット2aに押しつけら
れ、支持部材8のピボット2aに対する位置固定がなさ
れるように構成されている。また、図4において、支持
部材8の側方にはねじ34によって板ばね35が取付け
られており、この板ばね35の一端部にはストッパーピ
ン36が装着されている。さらに、ピボット2aには溝
2cが形成されており、テーパ状に形成されたストッパ
ーピン36の先端部が係合可能な状態にある。そして、
ストッパーピン36が溝2cに係合した状態が、丸鋸刃
15が垂直な状態となるように構成されている。
【0013】このようにピボット2aに揺動可能に装着
された支持部材8にシャフト9を介して主支持リンク1
0の一端部が回転可能に設けられている。上記主支持リ
ンク10の他端部にはシャフト12を介して支持アーム
13が回転可能に設けられている。この支持アーム13
の適所には回転軸14を介して丸鋸刃15が取付けられ
ている。また、シャフト9にはコイルばね17が巻装さ
れており、主支持リンク10を図中反時計方向に付勢し
ている。
【0014】このように構成された丸鋸盤の作用につい
て説明する。まず、カム軸レバー33を図1において反
時計方向に回動させる。すると、カム軸レバー33の偏
心カム部33aの孔7bに当接する当接位置が図5の状
態から、図6の状態に変動することに伴ない、カム軸レ
バー33が支持部材8を図3中上方に移動し、図7に示
す如く、ピボット2aと支持部材8との間に間隙37を
生じさせる。これにより、支持部材8はピボット2aに
対して移動可能な状態となる。そして、図4において、
板ばね35の端部を側方から図中矢印A方向に移動させ
ると、ストッパーピン36が溝2cから離脱する。この
状態で支持部材8をシャフト7の軸線方向を中心として
回動せしめ、ひいては丸鋸刃15を所望の角度に設定す
る。そして、この状態を保持しておいて、カム軸レバー
33を図1中時計方向に回動させることにより、支持部
材8は図3中下方に移動し、ピボット2aに支持部材8
が押え付けられた状態となり、支持部材8の位置固定が
なされ、ひいては丸鋸刃15が所望の傾斜位置で保持さ
れることとなる。
【0015】この状態で、基台1および回転テーブル2
上に長尺状の被加工材18を位置決め載置する。そし
て、作業者は支持アーム13に設けられた把持部13b
を把持して、支持アーム13を図中右方に移動せしめ
る。次に、作業者は支持アーム13の把持部13bを把
持した状態で、図8中左方向に移動させることにより、
被切削材料18の切断作業を行なう。
【0016】また、切断作業終了後にあっては、カム軸
レバー33を図1において反時計方向に回動させ、偏心
カム部33aの孔7bに当接する当接位置が図6の状態
から図5の状態に変動することに伴ない、支持部材8を
図3中上方に移動せしめ、ピボット2aと支持部材8と
の間に間隙37を生じさせる(図7)。これにより、支
持部材8はピボット2aに対して移動可能な状態とな
る。そして、支持部材8をシャフト7の軸線まわりに回
動させる。そして、ストッパーピン36をピボット2a
の溝2c内に挿入させる。これにより、支持部材8の回
転位置決めがなされ、丸鋸刃15(図1)が垂直に保持
される。この状態で、カム軸レバー33を図1において
時計方向に回動させ、支持部材8を図3中下方に移動さ
せる。すると、ピボット2aに支持部材8が押え付けら
れた状態となり、支持部材8の位置固定がなされ、ひい
ては丸鋸刃15(図1)が垂直で固定される。
【0017】また、ピボット2aへの支持部材8の締め
付け力の微調整を望む場合には、図3において、ナット
32を回動させ、ねじ部7aに対して螺進退させること
により、シャフト7を図3中上下に移動させることがで
き、締め付け力の微調整を行なうことができる。
【0018】本実施例においては、カム軸レバー33は
丸鋸盤の側方に位置されるので、丸鋸盤の後方に部材を
配設させる必要がなく、小さなスペースで、丸鋸盤を設
置することができる。
【0019】なお、上述実施例においては、長尺状の被
加工材18の切断を行なうことのできるスライド式の丸
鋸盤の場合について説明したが、必ずしもスライド式の
丸鋸盤である必要はなく、スライド機能を有しない丸鋸
盤であっても良い。
【0020】また、ストッパーピン36を操作する板ば
ね35は支持部材8の外周上に設けられているため、ス
トッパーピン36のピボット2aからの離脱操作が丸鋸
盤の後方に位置決め機構を設けた場合と比較して、行な
い易いといった利点がある。また、本実施例においては
支持部材8を垂直位置に容易に位置決めする構成とした
ため、両傾斜式の丸鋸盤においては、特に有効である。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したことによ
り、丸鋸刃の傾斜位置の位置決め固定をカム軸レバーの
回動操作のみで行なうことができ、しかも、操作を丸鋸
盤の側方で行なうことができるので、操作性の向上を図
ることができる。また、ストッパーピンを設けたことに
より、丸鋸刃を垂直位置に容易に位置決めすることがで
きる。さらに、ピボットの揺動中心に設けるシャフト
や、固定用のねじ部等を必要とせず、重量の軽減を図る
ことができる。また、ピボットの揺動中心にねじを設け
て操作する必要がないため、ねじを回動させる度に、ピ
ボットが微少角度傾斜してしまうのを有効に防止するこ
とができ、常時安定した位置決め固定を行なうことがで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における丸鋸盤の側面図である。
【図2】本発明における丸鋸盤の平面図である。
【図3】本発明における丸鋸盤の拡大平面図である。
【図4】図3中IV−IV矢視図である。
【図5】図3中V−V矢視図である。
【図6】図7中VI−VI矢視図である。
【図7】本発明における丸鋸盤の拡大平面図である。
【図8】本発明における丸鋸盤の側面図である。
【符号の説明】
1…基台(基台部) 2…回転テーブル(基台部) 2c…溝 7…シャフト 7b…孔 8…支持部材 10…主支持リンク(丸鋸刃支持部材) 13…支持アーム(丸鋸刃支持部材) 15…丸鋸刃 33…カム軸レバー 33a…偏心カム部 35…板ばね(弾性部材) 36…ストッパーピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台部と、この基台部に対して傾斜可能
    に設けられた支持部材と、上記基台部と上記支持部材と
    に挿通されたシャフトと、このシャフトに形成された孔
    に挿通されるとともに、上記支持部材に回動可能に設け
    られたカム軸レバーと、上記支持部材に丸鋸刃支持部材
    を介して設けられた丸鋸刃とを備え、上記カム軸レバー
    に形成された偏心カム部は上記シャフトの孔内に位置せ
    しめられ、上記カム軸レバーの回動操作は丸鋸盤の側方
    で操作することができることを特徴とする丸鋸盤。
  2. 【請求項2】 支持部材に軸方向に移動可能に設けられ
    たストッパーピンと、基台部に形成されるとともに、上
    記支持部材が垂直位置において上記ストッパーピンが係
    合可能な溝とを備え、上記ストッパーピンの移動操作は
    丸鋸盤の側方で操作することができることを特徴とする
    請求項1記載の丸鋸盤。
JP7463794A 1994-04-13 1994-04-13 丸鋸盤 Pending JPH07276135A (ja)

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JP7463794A JPH07276135A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 丸鋸盤

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JP7463794A JPH07276135A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 丸鋸盤

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JP7463794A Pending JPH07276135A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 丸鋸盤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009047945A1 (ja) 2007-10-12 2009-04-16 Ryobi Ltd. スライド式切断機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009047945A1 (ja) 2007-10-12 2009-04-16 Ryobi Ltd. スライド式切断機
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