JPH0727440A - 吸収冷温水機の制御装置 - Google Patents

吸収冷温水機の制御装置

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JPH0727440A
JPH0727440A JP17056893A JP17056893A JPH0727440A JP H0727440 A JPH0727440 A JP H0727440A JP 17056893 A JP17056893 A JP 17056893A JP 17056893 A JP17056893 A JP 17056893A JP H0727440 A JPH0727440 A JP H0727440A
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B29/00Combined heating and refrigeration systems, e.g. operating alternately or simultaneously
    • F25B29/006Combined heating and refrigeration systems, e.g. operating alternately or simultaneously of the sorption type system

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン冷却水などの熱流体を発生器の熱源
として利用する吸収冷温水機において、暖房時に必要と
されていた放熱用熱交換器を不要にする。 【構成】 吸収器2と凝縮器4に供給する冷却水の量を
調節する冷却水流量制御弁20Vと、暖房運転時に、加
熱作用を終えて発生器3から出た熱流体の温度に基づい
て吸収器2から発生器3に送る稀吸収液の量を調節し、
且つ、冷温水供給管19Cを流れる温水の温度に基づい
て冷却水流量制御弁20Vを調節する制御器6からなる
制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン冷却水など比
較的温度の低い熱流体を発生器の熱源として利用し、蒸
発器から冷水を供給して冷房運転に供したり、温水を供
給して暖房・給湯運転(以下、暖房運転)に供する吸収
冷温水機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭58−127066号公
報、特開昭60−207867号公報などには、エンジ
ン廃熱を発生器の熱源として利用する技術が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
は何れも蒸発器から冷媒を蒸発させる際に冷却された冷
水を用いて冷房運転に供するものであり、暖房運転を行
うためには暖房用に専用の熱交換器を設置するか、放熱
用の熱交換器を別途設置してエンジン廃熱を所定温度以
下に冷却する必要があり、構造が複雑になったり、コス
ト上昇を招くと云った問題点があり、この点の解決が課
題となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するため、比較的温度の低い温廃水などを熱
源とする発生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などを配管接
続し、蒸発器から冷水を供給して冷房運転を行ったり、
発生器で加熱分離した冷媒蒸気を開閉弁付きの冷媒蒸気
配管を介して蒸発器に送り、蒸発器から温水を供給して
暖房運転を行う吸収冷温水機において、
【0005】吸収器と凝縮器とを通る冷却水配管に設け
た流量制御弁と、暖房運転時、発生器から加熱作用を終
えて出た熱源の温度または発生器内の溶液温度に基づい
て吸収液の循環量を制御し、且つ、前記温水の温度に基
づいて冷却水の循環量を前記流量制御弁を調節すること
で制御する制御器とからなる制御装置であり、
【0006】吸収器と凝縮器とを通る冷却水配管に設け
た流量制御弁と、冷温水ポンプの運転を停止して行う暖
房無負荷運転時の冷却水の循環量を所定量に制御し、且
つ、発生器から加熱作用を終えて出た熱源の温度または
発生器内の溶液温度に基づいて吸収液の循環量を制御す
る制御器とからなる制御装置である。
【0007】
【作用】
請求項1の場合:暖房運転時における吸収液の循環量
が、加熱作用を終えて発生器から出た熱源の温度または
発生器内の溶液温度に基づいて制御され、吸収器と凝縮
器に供給する冷却水の流量が蒸発器から出た温水の温度
に基づいて制御されるので、発生器から出た熱源の温度
または発生器内の溶液温度が上昇(低下)したときに
は、吸収器から発生器に送る吸収液の量を増や(減ら)
して熱源が発生器において吸収液に放熱する量を増や
(減ら)すことにより、発生器から出る熱源を所定の温
度範囲内に制御することができる。
【0008】また、蒸発器から負荷に供給する温水の温
度が上昇(低下)したときには、吸収器と凝縮器に供給
する冷却水の流量が増加(減少)して、蒸発器に流入す
る前段階で冷媒蒸気が冷却水に放熱する熱量を増加(減
少)させ、これにより蒸発器において発揮する加熱作用
が減少(増加)し、蒸発器から負荷側に供給する温水の
温度が所定の温度範囲内に制御される。
【0009】請求項2の場合:冷温水ポンプの運転を停
止して行う暖房無負荷運転時に、加熱作用を終えて発生
器から出た熱源の温度または発生器内の溶液温度が上昇
(低下)したときには、吸収器から発生器に送る吸収液
の量を増や(減ら)して熱源が発生器において吸収液に
放熱する量を増や(減ら)すことにより、発生器から出
る熱源が所定の温度範囲内に制御され、冷媒が発生器に
おいて蒸発することにより熱源から奪った熱は、吸収器
と凝縮器に所定量供給されている冷却水に放熱される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいてさ
らに詳細に説明する。図1は、例えば冷媒に水、吸収液
(溶液)に臭化リチウム(LiBr)溶液を用いた吸収
冷温水機の概略構成図であり、1は蒸発器、2は吸収
器、3は発生器、4は凝縮器、5は熱交換器である。
【0011】2Aは吸収器2の下部に形成された稀吸収
液溜りであり、この稀吸収液溜り2Aと発生器3の気相
部とは、途中に吸収液ポンプP1を備えた稀吸収液配管
11によって配管接続されている。また、発生器3の下
部に形成された濃吸収液溜り3Aと吸収器2の気相部に
設けられた濃吸収液散布装置2Bとは、濃吸収液管12
A・12Bからなる濃吸収液配管12によって配管接続
されている。
【0012】また、発生器3および凝縮器4の気相部と
蒸発器1の気相部とは、開閉弁13Vを備えた冷媒蒸気
配管13によって連通可能に接続されている。また、凝
縮器4の底部側と蒸発器1の気相部とは、開閉弁14V
を備えた冷媒液配管14によって連通可能に接続されて
いる。14Uはこの冷媒液配管14に設けられたUシー
ル部である。開閉弁13Vは冷水供給時に閉じられ、温
水供給時に開放され、開閉弁14Vは冷水供給時に開け
られ、温水供給時に閉じられる。
【0013】15は蒸発器1の冷媒液溜り1Aと蒸発器
1の気相部に設けられた冷媒液散布装置1Bとを配管接
続する冷媒液循環配管であり、この冷媒液循環配管15
の途中に冷媒液ポンプP2が設けられている。16は途
中に開閉弁16Vと濃度調節用タンク16Cとを備えた
濃度調節用冷媒液管であり、冷媒液循環配管15の冷媒
液ポンプP2の吐出側と蒸発器1の気相部とを連通可能
に接続している。
【0014】前記濃度調節用冷媒液管16の開閉弁16
Vは通常開の状態にセットされるので、冷媒液ポンプP
2を起動して冷房運転を行うときには、冷媒液が濃度調
節用タンク16Cに流入し、蒸発器1・吸収器2・発生
器3・凝縮器4を循環する冷媒の量が減少するので、吸
収器2と発生器3を循環する吸収液の濃度が全体的に濃
くなる。このため、発生器3における冷媒の蒸発温度が
上昇し、蒸発器1における冷媒蒸気の加熱作用を高める
ことが可能になる。
【0015】一方、冷媒液ポンプP2を停止して暖房運
転を行うときには、濃度調節用タンク16Cに流入して
いた冷媒液は、その自重によって冷媒液ポンプP2を逆
流して蒸発器1に戻り、吸収器2と発生器3を循環する
吸収液の濃度が全体的に低下するので、発生器3におけ
る冷媒の蒸発温度が低下し、蒸発器1における冷媒蒸気
の冷却作用を高めることが可能になる。
【0016】また、17は蒸発器1の冷媒液溜り1Aと
吸収器2の稀吸収液溜り2Aとの間に配管接続された冷
媒液ドレン配管であり、この冷媒液ドレン配管17の途
中に開閉弁17Vが設けられている。また、18は冷媒
液配管14のUシール部14Uと開閉弁14Vの間と、
吸収器2の気相部との間に配管接続された冷媒液側路管
であり、この冷媒液側路管18の途中に開閉弁18Vが
設けられている
【0017】19は冷温水ポンプP3を備えた冷温水戻
り管19A・伝熱管19B・冷温水供給管19Cからな
る冷温水配管である。また、20は冷却水配管であり、
この冷却水配管20は吸収器2内に設置された伝熱管2
0Cおよび凝縮器4内に設置された伝熱管20Dを経由
する冷却水管20Aと、この冷却水管20Aから吸収器
2の手前で分岐して吸収器2と凝縮器4とを側路し、冷
却水流量制御弁20Vに直接至る冷却水側路管20Bと
からなり、図示しない冷却塔で冷却された冷却水の所要
量が、吸収器2および凝縮器4に適宜供給できるように
なっている。
【0018】21は、例えば発電機などを駆動するエン
ジン(図示せず)を冷却して得られた、80〜90℃程
度のエンジン冷却水を熱源として発生器3に供給する熱
源循環配管であり、この熱源循環配管21は熱源供給管
21Aと伝熱管21Bと熱源戻り管21Cとから構成さ
れている。
【0019】6は制御器であり、この制御器6は冷温水
供給管19Cから負荷側に温水を供給して行う暖房運転
時に、吸収器2から吸収液ポンプP1によって熱源循環
配管21を経て発生器3に供給された稀吸収液を伝熱管
21Bを介して加熱し、自身は冷却されて熱源戻り管2
1Cに吐出して流れているエンジン冷却水の温度を温度
センサT1によって検出し、この温度センサT1が検出
した温度に基づいて吸収液ポンプP1の回転数を制御す
ることで、吸収器2から発生器3に供給する稀吸収液の
流量を調整する機能と、
【0020】冷温水供給管19Cを流れている温水の温
度を温度センサT2により検出し、この温度センサT2
が検出した温度に基づいて冷却水流量制御弁20Vを調
節することで、冷却水管20Aの側に流して吸収器2・
凝縮器4に供給する冷却水の流量を制御する機能とを備
えている。
【0021】開閉弁13V・16V・17V・18Vを
開け、開閉弁14Vを閉じた状態で吸収液ポンプP1お
よび冷温水ポンプP3を起動し、吸収器2から発生器3
に送り込まれた稀吸収液を、この発生器3において伝熱
管21Bを介してエンジン冷却水が保有する熱によって
加熱し、ここで発生した冷媒蒸気を冷媒蒸気配管13を
介して蒸発器1に供給し、この冷媒蒸気によって伝熱管
19B内を流れる水を加熱し、この温水を冷温水供給管
19Cから負荷側に供給して行う暖房運転が実行されて
いるときに、
【0022】例えば暖房負荷が減少すると、冷温水戻り
管19Aを流れて蒸発器1に戻って来る水の温度低下幅
が縮小し、冷媒が伝熱管19Bを介してこの水に奪われ
る熱量が減少するので、吸収器2から発生器3に送り込
まれる稀吸収液の温度が上昇する。このため、熱源循環
配管21から発生器3に供給されるエンジン冷却水が、
伝熱管21Bを介して濃吸収液溜り3Aにある溶液によ
って奪われる熱量が減少し、熱源戻り管21Cを介して
図示しないエンジンに戻るエンジン冷却水の温度低下が
減少し、発生器3によるエンジン冷却水に対する所定の
冷却効果が期待できなくなるので、
【0023】暖房運転中に暖房負荷の減少などによって
温度センサT1が計測する、発生器3の熱源としてのエ
ンジン冷却水の温度が所定温度を越えて上昇したときに
は、この温度に基づいて制御器6が先ず吸収液ポンプP
1の回転数を増やして発生器3に送る稀吸収液の量を増
加させ、エンジン冷却水が伝熱管21Bを介して周囲の
吸収液に放熱する熱量を増加させることで、温度センサ
T1が計測するエンジン冷却水の温度が所定の温度範囲
に納まるように制御する。
【0024】上記制御によって発生器3における冷媒蒸
気の発生量が増えると、蒸発器1における伝熱管19B
の管内を流れる水に対する加熱作用が増加し、冷温水供
給管19Cを流れる温水の温度が上昇するので、温度セ
ンサT2が計測する温水の温度に基づいて制御器6が今
度は冷却水流量制御弁20Vを調節し、冷却水管20A
に流れる冷却水の流量を増やして、冷媒が伝熱管20C
・20D内を流れる冷却水に放熱する熱量を増加し、蒸
発器1に流入する冷媒の保有熱量を減少させ、冷温水供
給管19Cを流れる温水が所定の温度範囲に納まるよう
に制御する。
【0025】逆に、暖房負荷が増加するなどして冷温水
戻り管19Aを流れて蒸発器1に戻って来る水の温度低
下幅が拡大し、冷媒が伝熱管19Bを介してこの水に奪
われる熱量が増え、これにより温度センサT1が計測す
るエンジン冷却水が所定の温度より低くなったときに
は、吸収液ポンプP1の回転数を減らすと共に、冷却水
管20Aに流れる冷却水の量を減少させ、伝熱管20C
・20Dを介して冷却水に放熱する熱量を減少させ、熱
源戻り管21Cによって図示しないエンジンに戻すエン
ジン冷却水の温度を所定の範囲に制御する。
【0026】また、前記制御器6は、開閉弁13V・1
4V・16V・17V・18Vを前記暖房運転のときの
ようにセットし、冷温水ポンプP3の運転を停止させ、
吸収液ポンプP1を起動して行う、いわゆる暖房無負荷
運転時において、冷却水管20Aに流れる冷却水が所定
量になるように冷却水流量制御弁20Vを調節すると共
に、温度センサT1が検出するエンジン冷却水の温度に
基づいて吸収液ポンプP1の回転数を制御し、吸収器2
から発生器3に供給する稀吸収液の量を調整する機能も
合わせて備えている。
【0027】このため、暖房運転の必要がないときにも
上記暖房無負荷運転を行うことにより、加熱作用を終え
て発生器3から出て来た熱源としてのエンジン冷却水の
温度が所定温度を越えて上昇すると、吸収器2から発生
器3に送る稀吸収液の量を増やし、エンジン冷却水が発
生器3において吸収液に放熱する量を増やすことによ
り、発生器3から熱源戻り管21Cに出るエンジン冷却
水を所定の温度範囲内に制御することができる。そし
て、冷媒が発生器3において蒸発することによりエンジ
ン冷却水から奪った熱は、冷却水管20Aによって吸収
器2と凝縮器3に所定量供給されている冷却水に放熱さ
れる。
【0028】また、図示しないエンジンの駆動状態・駆
動環境などが変化して、熱源供給管21Aを介して発生
器3に供給されるエンジン冷却水の温度が変化したよう
なときにも、温度センサT1が計測する熱源戻り管21
Cを流れるエンジン冷却水の温度によって、発生器3に
供給する稀吸収液の量と、冷却水管20Aに流す冷却水
の量を制御器6が制御するので、この場合もエンジン冷
却水の温度を所定の範囲内に制御してエンジンに戻すこ
とができる。
【0029】なお、本発明の制御装置を備えた上記構成
の吸収冷温水機においては、開閉弁14V・16Vを開
け、開閉弁13V・17V・18Vを閉じた状態で吸収
液ポンプP1および冷温水ポンプP3を起動し、吸収器
2から発生器3に送り込まれた稀吸収液を、この発生器
3において伝熱管21Bを介してエンジン冷却水により
加熱し、ここで発生した冷媒蒸気を凝縮器4で冷却水管
20Aの伝熱管20D内を流れる冷却水により冷却して
凝縮させ、この凝縮した液冷媒を冷媒液配管14を介し
て蒸発器1に供給し、この蒸発器1内で蒸発させ、冷媒
の気化熱によって伝熱管19B内を流れる水を冷却し、
この冷水を冷温水供給管19Cから負荷側に供給して冷
房運転を行うことも可能である。
【0030】そして、この冷房運転時には、発生器3か
ら加熱作用を終えて出たエンジン冷却水などの温度が所
定温度より高くなると、吸収器2から発生器3に供給す
る稀吸収液の量を増加させることで吸収液への放熱量を
増やし、冷温水供給管19Cを流れている冷水の温度が
所定温度以下になると、開閉弁17Vを適度の開度に開
いて冷媒液を蒸発器1から吸収器2に適量ブローし、こ
れにより蒸発器1内での冷媒気化熱を減らし、冷水が過
度に温度低下しないように制御される。
【0031】制御器6としては、温度センサT1が検出
する熱源の温度に代えて、温度センサT3が計測する発
生器3内にある溶液の温度に基づいて吸収液ポンプP1
の回転数を制御し、吸収液の循環量を制御するように設
けることも可能である。
【0032】本発明の制御装置を設置する吸収冷温水機
としては、上記吸収冷温水機の濃吸収液管12Aに吸収
液ポンプP3を設置して濃吸収液を強制循環するように
構成した吸収冷温水機や、さらに濃吸収液管12Aの吸
収液ポンプP3吸い込み側と濃吸収液管12Bとを側路
管12Cによって接続し、吸収液ポンプP3のキャビテ
ーションを緩和させるように設けた構成の吸収冷温水機
などであって良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明は、比較
的温度の低い温廃水などを熱源とする発生器、凝縮器、
蒸発器、吸収器などを配管接続し、蒸発器から冷水を供
給して冷房運転を行ったり、発生器で加熱分離した冷媒
蒸気を開閉弁付きの冷媒蒸気配管を介して蒸発器に送
り、蒸発器から温水を供給して暖房運転を行う吸収冷温
水機において、吸収器と凝縮器とを通る冷却水配管に設
けた流量制御弁と、暖房運転時、発生器から加熱作用を
終えて出た熱源または発生器内の溶液温度の温度に基づ
いて吸収液の循環量を制御し、且つ、前記温水の温度に
基づいて冷却水の循環量を前記流量制御弁を調節して制
御する制御器とからなる制御装置であり、
【0034】第2の発明は流量制御弁と、冷温水ポンプ
の運転を停止して行う暖房無負荷運転時の冷却水の循環
量を所定量に制御し、且つ、吸収液の循環量を発生器か
ら加熱作用を終えて出た熱源の温度または発生器内の溶
液温度に基づいて制御する制御器とからなる制御装置で
あので、
【0035】何れの制御装置においても、従来必要とさ
れていた暖房運転時の放熱用熱交換器の設置が不要にな
り、また吸収器と凝縮器とを冷却している冷却水系に、
発生器に供給する熱源の保有する熱を冷媒蒸気を介して
放熱する構成であるから、装置構造を簡素化することが
可能になるなど顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 蒸発器 1A 冷媒液溜り 1B 冷媒液散布装置 2 吸収器 2A 稀吸収液溜り 2B 濃吸収液散布装置 3 発生器 3A 濃吸収液溜り 4 凝縮器 5 熱交換器 6 制御器 13 冷媒蒸気配管 13V 開閉弁 16V 開閉弁 17V 開閉弁 18V 開閉弁 19 冷温水配管 19A 冷温水戻り管 19C 冷温水供給管 20 冷却水配管 20A 冷却水管 20B 冷却水側路管 20V 冷却水流量制御弁 21 熱源循環配管 P1 吸収液ポンプ P2 冷媒液ポンプ P3 冷温水ポンプ P4 吸収液ポンプ T1 温度センサ T2 温度センサ T3 温度センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的温度の低い温廃水などを熱源とす
    る発生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などを配管接続し、
    蒸発器から冷水を供給して冷房運転を行ったり、発生器
    で加熱分離した冷媒蒸気を開閉弁付きの冷媒蒸気配管を
    介して蒸発器に送り、蒸発器から温水を供給して暖房運
    転を行う吸収冷温水機において、吸収器と凝縮器とを通
    る冷却水配管に設けた流量制御弁と、暖房運転時、発生
    器から加熱作用を終えて出た熱源の温度または発生器内
    の溶液温度に基づいて吸収液の循環量を制御し、且つ、
    前記温水の温度に基づいて冷却水の循環量を前記流量制
    御弁を調節することで制御する制御器とからなることを
    特徴とする吸収冷温水機の制御装置。
  2. 【請求項2】 比較的温度の低い温廃水などを熱源とす
    る発生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などを配管接続し、
    蒸発器から冷水を供給して冷房運転を行ったり、発生器
    で加熱分離した冷媒蒸気を開閉弁付きの冷媒蒸気配管を
    介して蒸発器に送り、蒸発器から温水を供給して暖房運
    転を行う吸収冷温水機において、吸収器と凝縮器とを通
    る冷却水配管に設けた流量制御弁と、冷温水ポンプの運
    転を停止して行う暖房無負荷運転時の冷却水の循環量を
    所定量に制御し、且つ、発生器から加熱作用を終えて出
    た熱源の温度または発生器内の溶液温度に基づいて吸収
    液の循環量を制御する制御器とからなることを特徴とす
    る吸収冷温水機の制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106482382A (zh) * 2016-11-14 2017-03-08 双良节能***股份有限公司 带直接供热的直燃型第一类溴化锂吸收式热泵机组
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