JPH07273557A - 周波数変換回路 - Google Patents

周波数変換回路

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JPH07273557A
JPH07273557A JP5920994A JP5920994A JPH07273557A JP H07273557 A JPH07273557 A JP H07273557A JP 5920994 A JP5920994 A JP 5920994A JP 5920994 A JP5920994 A JP 5920994A JP H07273557 A JPH07273557 A JP H07273557A
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transistor
signal
drain
gate
circuit
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JP5920994A
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Kiyomitsu Onodera
清光 小野寺
Masahiro Muraguchi
正弘 村口
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線通信に用いる送受信機において、IF信
号とLO信号を混合してRF信号に変換する周波数変換
回路に関し、トランジスタのゲート幅(ベース電極の総
面積)を一定に保ったまま、変換利得およびRF信号出
力レベルを低下させることなく、相互変調歪み特性を大
幅に改善する。 【構成】トランジスタにIF信号およびLO信号を入力
し、変換周波数であるRF信号を出力する周波数変換回
路において、トランジスタのドレイン(コレクタ)とゲ
ート(ベース)との間に線形帰還回路を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信機器の送信機
において、中間周波数信号と局部発振信号を混合して無
線周波数信号に変換する周波数変換回路(アップコンバ
ータ)に関する。以下、中間周波数信号をIF信号、局
部発振信号をLO信号、無線周波数信号をRF信号とい
う。
【0002】
【従来の技術】IF信号をRF信号に変換する従来の周
波数変換回路(アップコンバータ)は、ショットキバリ
アダイオードやバラクタダイオードを用いた構成が一般
的である。しかし、無線装置の小型化および高集積化に
伴い、増幅器その他の回路と同一プロセスで製造でき、
また変換利得が得られるトランジスタが用いられるよう
になってきた。
【0003】図10は、トランジスタを用いた従来の周
波数変換回路の構成例である。図において、ソース
(S)接地のトランジスタ21のゲート(G)に整合回
路61を介してIF信号を入力し、ドレイン(D)にサ
ーキュレータ71および整合回路62を介してLO信号
を入力し、ドレインから整合回路62およびサーキュレ
ータ71を介してRF信号を取り出す構成である。本構
成では、トランジスタ21のゲートに入力されたIF信
号とドレインに入力されたLO信号が、トランジスタ2
1のトランスコンダクタンスgm およびドレインコンダ
クタンスgdの非線形性により周波数変換され、ドレイ
ンからRF信号が出力される。
【0004】図11は、トランジスタを用いた従来の周
波数変換回路の構成例である。図において、ソース接
地のトランジスタ21のゲートに整合回路63を介して
合成器72で合成されたLO信号およびIF信号を入力
し、ドレインから整合回路64を介してRF信号を取り
出す構成である。本構成では、トランジスタ21のゲー
トに入力されたLO信号とIF信号が、トランジスタ2
1のトランスコンダクタンスgm の非線形性により周波
数変換され、ドレインからRF信号が出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】無線装置のIF信号周
波数は、一般に 100MHzから1GHz程度である。したが
って、図10および図11に示す従来の周波数変換回路
では、トランジスタ21の入力インピーダンスはIF信
号に対するゲート・ソース間容量が支配的になり、極め
て大きな値を示す。ゲートの電圧振幅は閾値電圧とゲー
トショットキー電圧で一義的に決まるので、入力インピ
ーダンスが大きいと入力整合回路が極端に大きくなると
もに、IF信号に対するダイナミックレンジが狭くな
り、相互変調歪み特性が大きく劣化する。
【0006】ダイナミックレンジを広くするには、ゲー
ト幅を大きくしてトランジスタの入力インピーダンスを
小さくする方法が最も簡単である。たとえば、ゲート幅
を2倍にすると、出力されるRF信号レベルは3dB低下
するが、最も大きな妨害となる3次相互変調歪みレベル
が9dB低下するので、D/U比(同一チャネル混信保護
比)は6dB向上する。しかし、この方法では、変換利得
が3dB減少するとともに、トランジスタの直流に対する
消費電力が2倍となる。
【0007】このように、従来の周波数変換回路では、
相互変調歪みレベルを低下させる構成をとると、同時に
RF信号の出力レベルの低下が避けられなかった。した
がって、次段以降の増幅器の負担が大きくなっていた。
【0008】本発明は、トランジスタのゲート幅(ベー
ス電極の総面積)を一定に保ったまま、変換利得および
RF信号出力レベルを低下させることなく相互変調歪み
特性を大幅に改善し、さらに整合回路の小型化に適した
周波数変換回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、トランジスタ
にIF信号およびLO信号を入力し、変換周波数である
RF信号を出力する周波数変換回路において、トランジ
スタのドレイン(コレクタ)とゲート(ベース)との間
に線形帰還回路を接続する。
【0010】線形帰還回路は、キャパシタと抵抗器とを
直列に接続した構成、あるいはキャパシタと抵抗器とイ
ンダクタを含む回路とを直列に接続した構成、あるいは
キャパシタと抵抗器と抵抗器およびキャパシタの並列回
路とを直列に接続した構成である。
【0011】
【作用】本発明の周波数変換回路は、トランジスタのド
レイン(コレクタ)とゲート(ベース)との間に線形帰
還回路を接続することにより、トランジスタのゲート幅
(ベース電極の総面積)を一定に保ったまま、ゲート
(ベース)の入力インピーダンスを低下させることがで
きる。これにより、ゲート(ベース)から入力される信
号(IF信号またはLO信号)に対するダイナミックレ
ンジを大きくすることができ、ゲート(ベース)周りに
起因する相互変調歪み特性を良くすることができる。ま
た、負帰還を施した増幅器の場合と同様に、線形帰還回
路によって歪成分が位相的に相殺しあい、相互変調歪み
特性を向上させることができる。
【0012】さらに、線形帰還回路を接続したことによ
り、ゲート(ベース)およびドレイン(コレクタ)の整
合が取りやすくなる。これにより、IF信号およびLO
信号がトランジスタに効率よく入力されるようになり、
線形帰還回路による利得低下分を補うことができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の周波数変換回路の第1実施
例の構成を示す(請求項2)。図において、ソース
(S)接地のトランジスタ21のゲート(G)に整合回
路31を介してIF信号を入力し、ドレイン(D)にサ
ーキュレータ71および整合回路32を介してLO信号
を入力し、ドレインから整合回路32およびサーキュレ
ータ71を介してRF信号を取り出す構成である。さら
に、本発明の特徴として、トランジスタ21のドレイン
とゲートとの間に線形帰還回路10が接続される。な
お、RF信号の出力端子にLO信号が漏れないようにサ
ーキュレータ71を用いているが、バランス型にするこ
とでサーキュレータ71を取り除くことも可能である。
【0014】図2は、線形帰還回路10の実施例を示
す。図において、(1) はキャパシタ11と、抵抗器12
とを直列に接続した構成である。(2) はキャパシタ11
と、抵抗器12と、インダクタ13とを直列に接続した
構成である。(3) はキャパシタ11と、抵抗器12と、
インダクタ13および抵抗器14の並列回路とを直列に
接続した構成である。(4) はキャパシタ11と、抵抗器
12と、インダクタ13およびキャパシタ15の並列回
路とを直列に接続した構成である。(5) はキャパシタ1
1と、抵抗器12と、抵抗器14およびキャパシタ15
の並列回路とを直列に接続した構成である。
【0015】図3は、図2(1) に示す線形帰還回路10
を用いた場合の変換利得および3次相互変調歪み特性に
ついて、計算機シミュレーションを行った結果を示す。
計算条件は、IF信号を 250MHz,−15dBm、LO信号
を1.65GHz,3dBmとし、ゲートバイアスVg =−0.6
V、ドレインバイアスVd =0V、キャパシタ11の容
量C=1000pFとした。
【0016】図3(1) は、抵抗器12の抵抗Rと変換利
得CGおよび3次相互変調歪みに対するD/U比の関係
を示す。抵抗Rを小さくするに従って線形帰還作用が強
く働き、変換利得CGをあまり低下させることなくD/
U比が増加することがわかる。なお、キャパシタ11は
ある程度大きな容量が必要である。たとえば、IF信号
に対するインピーダンスの絶対値で 100Ω以下になるも
のが必要であり、先の計算条件では2pF以上あればよ
い。また、LO信号の入力レベルを3dBmよりさらに上
げることにより(5dBm以上)、線形帰還の効果が大き
く現れ、さらに3次相互変調歪みを減少させることがで
きる。
【0017】図3(2) は、(1) に示す結果を変換利得C
GとD/U比との関係に変換したものである。なお、点
aは、図10に示す従来の周波数変換回路の特性であ
る。線形帰還回路10を接続せず、ゲート幅を広くして
相互変調歪み特性を向上させた場合は、上述したように
ゲート幅を2倍にするとD/U比が6dB増加するが、変
換利得CGは3dB減少する。すなわち、図中点aを通る
直線上の特性しか得られない。一方、本実施例のように
線形帰還回路10を接続することにより、同等の変換利
得CGが得られる従来回路に比べて、D/U比が10dB以
上も向上できることがわかる。
【0018】図4は、図2(1) に示す線形帰還回路10
を用いた場合の変換利得の周波数特性を示す。横軸はI
F信号周波数(Hz)であり、縦軸は変換利得CG(dB)
である。本発明による線形帰還回路10を接続すること
により、IF信号周波数に対する変換利得CGの変化が
緩やかになり、広帯域になることがわかる。
【0019】図5は、図2(2) に示す線形帰還回路10
を用いた場合の変換利得および3次相互変調歪み特性
と、雑音指数について、計算機シミュレーションを行っ
た結果を示す。計算条件は、IF信号を 250MHz,−15
dBm、LO信号を1.65GHz,0dBmとし、ゲートバイア
スVg =−0.6 V、ドレインバイアスVd =0Vとし
た。また、キャパシタ11の容量Cを5pF、抵抗器1
2の抵抗Rを 600Ωとし、インダクタ13のインダクタ
ンスL(nH)をパラメータとした。
【0020】インダクタンスLを増加させると、変換利
得CGおよびD/U比がともに増加し、キャパシタ11
と抵抗器12だけのものより良好な相互変調歪み特性が
得られることがわかる。また、インダクタンスLの増加
に伴い雑音指数も減少する。
【0021】また、図2(3) に示す線形帰還回路10の
構成では、インダクタ13および抵抗器14の並列回路
がフィルタの役割をし、周波数変換回路における3信号
(RF信号,LO信号,IF信号)の帰還量および位相
を相対的に変化させることができる。このフィルタ効果
を用いて、インダクタ13のインダクタンスLと抵抗器
14の抵抗Rを調整することにより、変換利得CGの向
上と同様にD/U比の向上を図ることができる。
【0022】また、図2(4) に示すインダクタ13およ
びキャパシタ15の並列回路についても、同様にインダ
クタ13のインダクタンスLとキャパシタ15の容量C
を調整することにより、変換利得CGおよびD/U比の
向上を図ることができる。
【0023】また、図2(5) に示す抵抗器14およびキ
ャパシタ15の並列回路についても、同様に抵抗器14
の抵抗Rとキャパシタ15の容量Cを調整することによ
り、変換利得CGおよびD/U比の向上を図ることがで
きる。
【0024】図6は、本発明の周波数変換回路の第2実
施例の構成を示す(請求項3)。図において、ソース接
地のトランジスタ21のゲートに整合回路33を介して
合成器72で合成されたIF信号およびLO信号を入力
し、ドレインから整合回路34を介してRF信号を取り
出す構成である。さらに、トランジスタ21のドレイン
とゲートとの間に、図2に示す構成の線形帰還回路10
が接続される。
【0025】本実施例構成においても線形帰還回路10
を接続することにより、同等の変換利得CGが得られる
従来回路(図11)に比べて、D/U比を10dB以上も向
上させることができる。
【0026】図7は、本発明の周波数変換回路の第3実
施例の構成を示す(請求項4)。図7(1) において、ト
ランジスタ22のソース端子とトランジスタ23のドレ
イン端子を接続し、トランジスタ23のソース端子を接
地する。トランジスタ22のゲートに整合回路35を介
してLO信号を入力し、トランジスタ23のゲートに整
合回路36を介してIF信号を入力し、トランジスタ2
2のドレインから整合回路37を介してRF信号を取り
出す構成である。さらに、トランジスタ22のドレイン
とゲートとの間に、図2に示す構成の線形帰還回路10
が接続される。
【0027】本実施例構成においても線形帰還回路10
を接続することにより、同等の変換利得CGが得られる
従来回路に比べて、D/U比を10dB以上も向上させるこ
とができる。
【0028】なお、(1) の構成はLO信号に対する線形
性を高めて低歪み効果を得るものである。また (2)に示
すように、トランジスタ22のドレインとトランジスタ
23のゲートとの間に線形帰還回路10を接続してもよ
い。この場合には、IF信号に対する線形性を高めて低
歪み効果を得る。
【0029】さらに、トランジスタ22のソース端子と
トランジスタ23のドレイン端子を接続した構成は、デ
ュアルゲート電界効果トランジスタで置き替えることが
できる(請求項6)。
【0030】図8は、本発明の周波数変換回路の第4実
施例の構成を示す(請求項5)。図8(1) において、ト
ランジスタ24のソース端子とトランジスタ25のドレ
イン端子を接続し、トランジスタ25のソース端子を接
地する。トランジスタ24のゲートに整合回路41を介
してIF信号を入力し、トランジスタ25のゲートに整
合回路42を介してLO信号を入力し、トランジスタ2
4のドレインから整合回路43を介してRF信号を取り
出す構成である。さらに、トランジスタ24のドレイン
とゲートとの間に、図2に示す構成の線形帰還回路10
が接続される。
【0031】本実施例構成においても線形帰還回路10
を接続することにより、同等の変換利得CGが得られる
従来回路に比べて、D/U比を10dB以上も向上させるこ
とができる。
【0032】なお、(1) の構成はIF信号に対する線形
性を高めて低歪み効果を得るものである。また (2)に示
すように、トランジスタ24のドレインとトランジスタ
25のゲートとの間に線形帰還回路10を接続してもよ
い。この場合には、LO信号に対する線形性を高めて低
歪み効果を得る。
【0033】さらに、トランジスタ24のソース端子と
トランジスタ25のドレイン端子を接続した構成は、デ
ュアルゲート電界効果トランジスタで置き替えることが
できる(請求項6)。
【0034】図9は、本発明の周波数変換回路の第5実
施例の構成を示す(請求項7)。図において、ソース接
地のトランジスタ21のゲートに整合回路47を介して
LO信号を入力し、ドレインに整合回路48を介してI
F信号を入力し、ドレインからIF信号を阻止するRF
フィルタ51を介してRF信号を取り出す構成である。
さらに、トランジスタ21のドレインとゲートとの間
に、図2に示す構成の線形帰還回路10が接続される。
【0035】本実施例構成においても線形帰還回路10
を接続することにより、同等の変換利得CGが得られる
従来回路に比べて、D/U比を10dB以上も向上させるこ
とができる。なお、本実施例構成は、LO信号とRF信
号の周波数が数百MHzから2GHz程度の場合に効果的で
ある。
【0036】ところで、以上説明した実施例において、
トランジスタ21,23,25のソース接地は、直接接
地の他に、ソース端子とグランドとの間にインダクタ,
抵抗器,キャパシタ,レベルシフト用ダイオードその他
を挿入してもよい。また、各実施例における整合回路3
1〜48は、それぞれ入力される信号周波数に対応した
構成であり、それぞれバイアス回路を兼ねている。
【0037】また、トランジスタ21〜25は電界効果
トランジスタとして説明したが、バイポーラトランジス
タを用いてもよい。その場合には、ゲートをベースに、
ドレインをコレクタに、ソースをエミッタに対応させ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の周波数変
換回路は、トランジスタのドレイン(コレクタ)とゲー
ト(ベース)との間に線形帰還回路を接続することによ
り、従来構成に比べて変換利得を損なうことなく3次相
互変調歪み特性を大幅に改善することができる。
【0039】また、変換利得を低下させることなく、ト
ランジスタのゲート幅(ベース電極の総面積)を実効的
に数倍大きくしたのと同等の3次相互変調歪み特性の改
善効果が得られるので、低消費電力化および回路規模の
小型化を図ることができる。また、線形帰還回路を接続
したことにより、ゲート(ベース)およびドレイン(コ
レクタ)の整合が取りやすくなり、整合回路の小型化に
有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の周波数変換回路の第1実施例の構成を
示す図。
【図2】線形帰還回路10の実施例を示す図。
【図3】図2(1) に示す線形帰還回路10を用いた場合
の変換利得および3次相互変調歪み特性を示す図。
【図4】図2(1) に示す線形帰還回路10を用いた場合
の変換利得の周波数特性を示す図。
【図5】図2(2) に示す線形帰還回路10を用いた場合
の変換利得および3次相互変調歪み特性を示す図。
【図6】本発明の周波数変換回路の第2実施例の構成を
示す図。
【図7】本発明の周波数変換回路の第3実施例の構成を
示す図。
【図8】本発明の周波数変換回路の第4実施例の構成を
示す図。
【図9】本発明の周波数変換回路の第5実施例の構成を
示す図。
【図10】従来の周波数変換回路の構成例を示す図。
【図11】従来の周波数変換回路の構成例を示す図。
【符号の説明】
10 線形帰還回路 11,15 キャパシタ 12,14 抵抗器 13 インダクタ 21〜25 トランジスタ 31〜48,61〜64 整合回路 51 RFフィルタ 71 サーキュレータ 72 合成器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタに中間周波数信号および局
    部発振信号を入力し、変換周波数の無線周波数信号を出
    力する周波数変換回路において、 前記トランジスタのドレイン(コレクタ)とゲート(ベ
    ース)との間に、線形帰還回路を接続した構成であるこ
    とを特徴とする周波数変換回路。
  2. 【請求項2】 トランジスタのゲート(ベース)に中間
    周波数信号を入力し、ドレイン(コレクタ)に局部発振
    信号を入力し、ドレイン(コレクタ)から無線周波数信
    号を出力する周波数変換回路において、 前記トランジスタのドレイン(コレクタ)とゲート(ベ
    ース)との間に、線形帰還回路を接続した構成であるこ
    とを特徴とする周波数変換回路。
  3. 【請求項3】 トランジスタのゲート(ベース)に中間
    周波数信号と局部発振信号を入力し、ドレイン(コレク
    タ)から無線周波数信号を出力する周波数変換回路にお
    いて、 前記トランジスタのドレイン(コレクタ)とゲート(ベ
    ース)との間に、線形帰還回路を接続した構成であるこ
    とを特徴とする周波数変換回路。
  4. 【請求項4】 第1のトランジスタのソース(エミッ
    タ)と第2のトランジスタのドレイン(コレクタ)を接
    続し、第1のトランジスタのゲート(ベース)に局部発
    振信号を入力し、第2のトランジスタのゲート(ベー
    ス)に中間周波数信号を入力し、第1のトランジスタの
    ドレイン(コレクタ)から無線周波数信号を出力する周
    波数変換回路において、 前記第1のトランジスタのドレイン(コレクタ)と、前
    記第1のトランジスタまたは前記第2のトランジスタの
    ゲート(ベース)との間に、線形帰還回路を接続した構
    成であることを特徴とする周波数変換回路。
  5. 【請求項5】 第1のトランジスタのソース(エミッ
    タ)と第2のトランジスタのドレイン(コレクタ)を接
    続し、第1のトランジスタのゲート(ベース)に中間周
    波数信号を入力し、第2のトランジスタのゲート(ベー
    ス)に局部発振信号を入力し、第1のトランジスタのド
    レイン(コレクタ)から無線周波数信号を出力する周波
    数変換回路において、 前記第1のトランジスタのドレイン(コレクタ)と、前
    記第1のトランジスタまたは前記第2のトランジスタの
    ゲート(ベース)との間に、線形帰還回路を接続した構
    成であることを特徴とする周波数変換回路。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の第1の
    トランジスタおよび第2のトランジスタを1つのデュア
    ルゲート電界効果トランジスタに替えたことを特徴とす
    る周波数変換回路。
  7. 【請求項7】 トランジスタのゲート(ベース)に局部
    発振信号を入力し、ドレイン(コレクタ)に中間周波数
    信号を入力し、ドレイン(コレクタ)から無線周波数信
    号を出力する周波数変換回路において、 前記トランジスタのドレイン(コレクタ)とゲート(ベ
    ース)との間に、線形帰還回路を接続した構成であるこ
    とを特徴とする周波数変換回路。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の周波数変換回路において、 線形帰還回路は、キャパシタと抵抗器とを直列に接続し
    た構成であることを特徴とする周波数変換回路。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の周波数変換回路において、 線形帰還回路は、キャパシタと、抵抗器と、インダクタ
    を含む回路とを直列に接続した構成であることを特徴と
    する周波数変換回路。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項7のいずれかに
    記載の周波数変換回路において、 線形帰還回路は、キャパシタと、抵抗器と、抵抗器およ
    びキャパシタの並列回路とを直列に接続した構成である
    ことを特徴とする周波数変換回路。
JP5920994A 1994-02-24 1994-03-29 周波数変換回路 Pending JPH07273557A (ja)

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