JPH07272710A - バッテリーセパレーター及びそれを用いた電池 - Google Patents

バッテリーセパレーター及びそれを用いた電池

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JPH07272710A
JPH07272710A JP7025401A JP2540195A JPH07272710A JP H07272710 A JPH07272710 A JP H07272710A JP 7025401 A JP7025401 A JP 7025401A JP 2540195 A JP2540195 A JP 2540195A JP H07272710 A JPH07272710 A JP H07272710A
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gas
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polyolefin
microporous
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渡邉  朗
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリオレフィン微多孔膜もしくはポリオレフ
ィン微多孔膜とポリオレフィン不織布とを積層してなる
フィルムにフッ素と酸素を含む混合ガスを接触させ、改
質して得られることを特徴とするバッテリーセパレータ
ー、又は、ポリオレフィン微多孔膜もしくはポリオレフ
ィン微多孔膜とポリオレフィン不織布とを積層してなる
フィルムにフッ素を含むガスを接触させたのち、重合性
モノマーを接触させて該微多孔膜に新たなポリマー層を
形成させることを特徴とするバッテリーセパレーター。 【効果】 特殊な装置を必要とせずに簡便な方法によ
り、ポリオレフィン微多孔膜等の親水性能、耐薬品性、
電気電導性等を向上させることが可能であり、高い電解
液保持能力等の優れた物性を有するバッテリーセパレー
ターを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】バッテリーセパレーターの性能向
上に最適に利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばニッケル−カドミウム蓄電
池用のセパレーターとしては、ナイロン不織布が多く用
いられてきた。これはナイロン不織布が適度な強度、ガ
ス透過性及び親水性を有しているためである。
【0003】しかし、ナイロンは耐アルカリ性、耐酸化
性が十分であるとは言い難く、特に45℃以上の温度で
は比較的簡単に分解してしまうことが知られている。す
なわち、高温で電池を充電した場合には、電池内で発生
した酸素ガスによりナイロンが炭酸ガス、水、アンモニ
ア等に分解されるわけであるが、この炭酸ガスやアンモ
ニアは電池特性に悪影響を及ぼす。又、更に分解が進む
とセパレーターとしての絶縁能力が低下し、ついには電
池内部短絡を引き起こす。
【0004】この問題を解決するために、セパレーター
の素材をポリオレフィン系の樹脂に変更しようとする試
みが続けられている。特に高温下で使用される電池を中
心にポリプロピレン不織布が使用されるようになってき
た。しかし、より小型の電池の需要からセパレーターの
薄膜化が叫ばれており、不織布よりもより膜強度の高い
ポリオレフィン微多孔膜を使用する動きが現れてきた。
【0005】ポリオレフィン微多孔膜は耐薬品性が良好
なことから、濾過膜、脱気膜、包材、衣料用、電池セパ
レーター等に広く利用されている。一方、親水性に乏し
いことなどから、そのままでは表面張力の高い液体、特
に水溶液電解液やリチウム電池で用いられるプロピレン
カーボネートなどの非水電解液を透過させることは困難
であり、電解液保持能力に欠けていた。そのため該微多
孔膜を使用した電池は、電池容量や内部抵抗をはじめと
して電池特性全般においてナイロン不織布を使用した電
池よりも劣っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決し、電
解液保持能力を向上させるための方法としては、界面活
性剤を塗布することなどが挙げられるが(例えば特開昭
60−255107号公報)、この場合、界面活性剤の
流出が問題となる。しかも、一度乾燥させると、もはや
親水性を示さなくなるため、根本的な解決にはならな
い。
【0007】また、スパッタエッチング処理する方法も
あり、これについては、多孔質ポリオレフィン膜表面が
エッチングされて水に対する濡れ性が改善されるものと
みられるが、親水性基が多孔質ポリオレフィン膜表面に
導入されることは少なく、親水性の点で充分ではない。
また、プラズマ処理する方法があるが、この方法では高
真空条件が必要であり、大型材料の連続運転が困難であ
り、更に装置コストが高く簡便な汎用的処理としては不
適当である。
【0008】更に、疎水性高分子表面に親水性モノマー
をグラフトさせる種々の方法が提案されている(例えば
特公昭56−44098号公報)が、反応が複雑であ
り、主鎖の切断、架橋、グラフト効率等の相互の調整が
困難であり、また、多孔性空間内部にまで均一にグラフ
ト重合が進行し難い等の問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はポリオレフィン
微多孔膜またはポリオレフィン不織布とのラミネート膜
を、フッ素と酸素を含む混合ガスに接触させ、改質して
得られることを特徴とするバッテリーセパレーター、あ
るいは、該微多孔膜またはラミネート膜にフッ素を含む
ガスを接触させたのち、重合性モノマーを接触させて該
微多孔膜等に新たなポリマー層を形成させることを特徴
とするバッテリーセパレーター及びそれを用いた電池を
提供するものである。
【0010】本発明の目的は、フッ素、酸素原子、もし
くは含フッ素、含酸素もしくは含窒素官能基、またはそ
れらを経由して得られる種々の官能基をポリオレフィン
微多孔膜に導入することにより、親水・疎水性能、耐薬
品性、電気伝導性あるいは多孔構造の改変などを行なう
ことができ、幅広い利用が可能となる点にある。以下、
本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明の電池は、以下に述べられる微多孔
膜からなるセパレーターと、プロトン性電解液もしくは
非プロトン性電解液と、金属もしくは金属化合物もしく
は導電性高分子からなる正極および負極により構成され
る。まず、電解液をセパレーターの空孔に充填するが、
充填は滴下、含浸、塗布またはスプレー法により容易に
行うことができる。これは微多孔膜が0.001〜0.
1μmの平均貫通孔径を有しており、また、フッ素を含
むガスによる処理により、該微多孔膜に対するプロトン
系電解液や非プロトン系電解液の接触角が90度以下に
なるため、毛管凝縮作用により孔中に容易に取り込まれ
るためである。
【0012】プロトン系電解液はニッケル−カドミウム
電池やニッケル−水素電池などの電解液に用いられるも
のであり、水酸化カリウム水溶液などのアルカリ性電解
液が用いられる。非プロトン系電解液はリチウム電池や
リチウム二次電池などの電解液に用いられ、プロピレン
カーボネート、ジメチルスルホキシド、3−メチル−
1,3−オキサゾリジン−2−オン、スルホラン、1,
2−ジメトキシエタン、2−メチルテトラヒドロフラン
などの単独、あるいは多成分系の有機溶媒に、LiBF
4、LiClO4 などのリチウム塩を溶解したものを使
用することができる。特にプロピレンカーボネート、
1,2−ジメトキシエタン、LiBF4 の組合せ、ジメ
チルスルホキシドと1,2−ジメトキシエタン、LiB
6 の組合せ、プロピレンカーボネート、1,2−ジメ
トキシエタン、LiClO4 の組合せは、室温での電気
伝導度が10-3〜10-2s/cmであることが知られて
おり、好適である。
【0013】また、リチウム一次電池の場合には負極に
リチウム化合物を用い、正極としてはクロム酸銀、フッ
化炭素、二酸化マンガン等を用いることができる。ま
た、リチウム二次電池の場合には、正極(放電時正極)
としてリチウム化合物、またはアルミニウムや可融合金
(Pb,Cd,Inを含む合金)や炭素にリチウムを吸
蔵させたものを用い、負極としては層状構造としたTi
2 、MoS2 やNbSe3 などの金属カルコゲン化物
やトンネル状空孔を持つCoO2、Cr25やV2
5(・P25)、MnO2(・LiO2)などの金属酸化
物、ポリアセチレンやポリアニリンなどの共役系高分子
化合物などを用いることができる。
【0014】本発明で使用されるポリオレフィン微多孔
膜はエチレン、プロピレンなどの単独もしくは共重合体
またはこれらの混合物があげられる。また、分子量につ
いては、特に強度が重要である場合には分子量40万〜
400万、好ましくは100万〜400万のものが好適
に利用される。
【0015】これらのポリオレフィン微多孔膜を製造す
る方法については、公知の技術(特開昭62−2232
45号公報、特開平3−80923号公報等)が利用で
きる。例えば、無機または有機のフィラーあるいは異種
のポリマーを混合した該ポリオレフィンフィルムを延伸
することによりフィラーとポリオレフィンの界面にボイ
ドを発生させる方法、あるいは、フィルムを形成した後
フィラー等の添加物を抽出、分解等の方法で該フィルム
から除去する方法、さらには得られた微多孔膜をさらに
1軸または2軸方向に延伸する方法、あるいは該ポリオ
レフィンの実質的な単一フィルムの内部構造の不均一性
を利用し、該単一フィルムを1軸または2軸に延伸する
方法が挙げられる。
【0016】好ましくは、粘度平均分子量40万以上、
好ましくは100万以上の超高分子量ポリエチレンと、
炭化水素系、アルコール系の可塑剤とを混合したゲル状
物を、1軸又は2軸スクリュー押出機で溶融混練し、T
ダイやインフレーションダイから押し出してフィルム、
シート状の成形物とする。該可塑剤としては、流動パラ
フィン、固形パラフィン、ステアリルアルコール、セリ
ルアルコール等が好ましい。特にステアリルアルコール
は、取扱い上やポリエチレンとの分散性の点においてよ
り好ましく用いられる。
【0017】フィルム形成後、適当な溶媒により可塑剤
の抽出を行い、次いで必要に応じて1軸又は2軸に延伸
し該微多孔膜を得る。延伸する場合の延伸倍率は面積倍
率で1.5〜100倍、好ましくは10倍〜50倍であ
る。また、本発明においては、かかる微多孔膜の代わり
に、必要に応じて該微多孔膜とポリオレフィン製の不織
布とを張り合わせるなど積層をさせたラミネート膜を用
いてもよい。ここで、ポリオレフィン製の不織布として
は、耐薬品性、耐溶解性、耐候性等に優れるポリエチレ
ン、ポリプロピレンの単一成分からなる繊維、ポリエチ
レンとポリプロピレンからなる複合繊維、エチレン−プ
ロピレン系共重合体、エチレンー酢酸ビニル系共重合体
及びエチレン−ビニルアルコール系共重合体を用いた繊
維等のポリオレフィン系の繊維からなるものが用いられ
る。
【0018】かかる微多孔膜又はポリオレフィン不織布
とのラミネート膜としては、通常、膜厚が1〜350μ
m、好ましくは3〜80μm、バブリングポイント値
(BP値)1〜10kg/cm2 、好ましくは3〜7k
g/cm2 、透気度は20〜2000秒/100cc
(JIS−P8117)のものが好ましく挙げられる。
膜厚が1μm未満では、電池セパレーターとして十分な
強度が得られず、また、350μmを超えると電池の小
型化に影響を及ぼす。
【0019】また、BP値が1kg/cm2 未満では絶
縁性が不十分となる。逆に10kg/cm2を超えると
電池の内部抵抗が大きくなるため、上記範囲のものを使
用するのが好ましい。尚、BP値はJIS−K3832
に記載されたバブルポイント法(溶媒としてイソプロピ
ルアルコールを使用)によって測定できる値であり、フ
ィルムまたはシートの最大孔径を表す。
【0020】本発明における第一のバッテリーセパレー
ターは、フッ素と酸素を含む混合ガスをポリオレフィン
微多孔膜に接触させて改質することにより得られる。こ
こで、フッ素と酸素を含む混合ガスとは、好ましくはフ
ッ素ガスと酸素ガスを窒素ガスあるいはヘリウムガス等
の不活性ガスで希釈した混合ガスである。
【0021】該混合ガスの希釈濃度は特に限定されない
が、フッ素ガスは0.01〜50容量%の範囲、好まし
くは0.1〜10容量%の範囲から選ばれる。酸素ガス
は0.01〜99.9容量%の範囲で広く用いられ、好
ましくはフッ素ガスよりも多い容量%が選ばれる。フッ
素ガスが0.01容量%未満であれば、改質させる膜表
面に効率よくラジカルを形成させることが難しく、酸素
存在下でフッ素ガス50容量%を超えると、反応が激し
すぎて膜が燃えてしまう。また、酸素ガスの容量がフッ
素ガスよりも少ない場合には、フッ化反応がより優先さ
れて酸素原子の導入が困難になる。
【0022】以下、かかるフッ素と酸素を含むガスを単
に「フッ素酸素混合ガス」という。また、本発明の第二
のバッテリーセパレーターは、ポリオレフィン微多孔膜
にフッ素を含むガスを接触させたのち、重合性モノマー
を接触させて該微多孔膜に新たなポリマー層を形成させ
ることにより得られる。本発明において、ポリオレフィ
ン微多孔膜に予めフッ素含有ガスを接触させる効果は、
ポリオレフィン微多孔膜とフッ素との反応により、後述
するモノマーの重合反応を開始させるためのラジカル様
の反応活性部位を形成させる点にある。
【0023】従って、フッ素含有ガスを接触させる条件
は、穏和な条件でよく、しかも形成される新たなポリマ
ー層と基材のポリオレフィン微多孔膜との接着性は高
い。ここで用いられるフッ素含有ガスは、フッ素ガスを
窒素ガスあるいはヘリウムガス等の不活性ガスで希釈し
たガスである。その希釈濃度は特に限定されないが、
0.01〜50容量%の範囲から、好ましくは1〜20
容量%の範囲から選ばれる。0.01容量%未満では改
質させる膜表面に効率よくラジカルを形成させることが
難しく、50容量%を超えると、改質させる膜に大きな
損傷を与えてしまう。以下、かかるフッ素含有ガスを単
に「フッ素ガス」という。
【0024】本発明においては、次いで、フッ素ガスを
接触させたポリオレフィン微多孔膜の表面に重合性モノ
マーを接触させる。これにより、ポリオレフィン微多孔
膜の表面で重合反応が起こり、該重合性モノマーがグラ
フト重合されてポリマー膜が形成される。
【0025】かかる重合性モノマーとしては、気体状
態、液体状態のいずれのものでも使用可能である。好ま
しくは、モノマーの反応性の尺度となるアルフレイープ
ライスのe値が1.7≧e≧−1.0に定義されている
ラジカル重合性モノマーが用いられる。この1.7≧e
≧−1.0に定義されているe値を有するモノマーの例
は、例えば「ポリマーデータハンドブック」(培風館、
1986)等に示されており、以下のようなモノマーが
挙げられる。
【0026】(1)オレフィン類 アセナフチレン、エチレンスルホン酸ナトリウム、エチ
レンスルホン酸ブチル、p−オキサチエン、N−(2−
クロロエチル)エチレンスルオンアミド、クロロトリフ
ルオロエチレン、2−クロロ−1−プロピレン、3−ク
ロロ−1−プロピレン、シクロペンテン−1,3−ジオ
ン、2−ビニルナフタレン、1,3−ブタジエン−1−
カルボン酸、1,3−ブタジエン−1−カルボン酸2,
3−エポキシプロピル、tert−ブチルイソプロペニ
ルケトン、プロピレン、ヘキサクロロ−1,3−ブタジ
エン、1−ヘキセンなど
【0027】(2)含フッ素オレフィン テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、
フッ化ビニリデン、フッ化ビニル、3,3,3−トリフ
ルオロイソブチレン、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジ
エン、クロロトリフルオロエチレンなど
【0028】(3)スチレン及びその誘導体 p−アセトキシスチレン、p−アセチル−α−メチルス
チレン、α−アセトキシスチレン、オ−クロロスチレ
ン、m−クロロスチレン、p−クロロスチレン、p−ク
ロロメチルスチレン、p−シアノスチレン、β,β−ジ
フルオロスチレン、α−(ジフルオロメチル)スチレ
ン、2,4−ジブロモスチレン、スチレンスルホン酸ブ
チル、シス−スチルベン、トランス−スチルベン、p−
ニトロスチレン、p−フェニルスチレン、p−フルオロ
スチレン、β−フルオロスチレン、p−tert−ブチ
ルスチレン、p−ブロモスチレン、p−ベンゾイルスチ
レン、2,3,4,6−クロロスチレン、2,3,4,
5,6ベンタフルオロスチレン、p−ヨウドスチレンな
【0029】(4)ハロゲン化ビニル 塩化ビニリデン、塩化ビニル、臭化ビニル、ヨウ化ビニ
ルなど (5)ビニルエステル類 安息香酸ビニル、イソシアン酸ビニル、イソシアン酸p
−ビニルフィニル、イソチオシアン酸ビニル、ギ酸ビニ
ル、p−クロロ安息香酸ビニル、クロロ酢酸ビニル、ケ
イ皮酸ビニル、酢酸ビニル、p−シアノ安息香酸ビニ
ル、シュウ酸エチルビニル、ジクロロ酢酸ビニル、炭酸
ジビニル、トリクロロ酢酸ビニル、トリフルオロ酢酸ビ
ニル、p−ビニル安息香酸、p−ビニル安息香酸クロリ
ド、プロピオン酸ビニル、ペンタフルオロ酢酸ビニル、
α−メトキシ安息香酸ビニルなど
【0030】(6)ビニルピリジン類 2−イソプロペニルピリジン、2−ビニルピリジン,4
−ビニルピリジン、2−ビニルピリジオキシドなど
【0031】(7)アクリル酸誘導体 アクリルアミド、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸
エチル、アクリル酸2,3−エポキシプロピル、アクリ
ル酸オクタデシル、アクリル酸p−クレジル、アクリル
酸クロリド、アクリル酸2−クロロエチル、アクリル酸
p−クロロフェニル、アクリル酸シクロドデシル、アク
リル酸6,8−ジメチル−4−オキソクロマニメチル、
アクリル酸2,4,6−トリクロロフェニル、アクリル
酸ナトリウム、アクリル酸2−ニトロブチル、アクリル
酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシプ
ロピル、アクリル酸フェニル、アクリル酸フェロセニル
メチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸p−ブロモフェ
ニル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ベンジル、アク
リル酸メチル、1−アクリロイルアジリジン、N−アク
リロイルピロリドン、1−アクリロイル−2−ベンゾイ
ルヒドラジン、アクリロニトリル、アクロレイン、α−
アセトキシアクリル酸エチル、α−アセトキシアクリロ
ニトリル、α−エチルアクリル酸メチル、β−エトキシ
アクリル酸エチル、N−オクチルアクリルアミド、α−
クロロアクロレイン、3−(2−クロロエチル)−6−
アクロイルオキシピリダジノン、α−シアノアクリル酸
メチル、N,N−ジブチルアクリルアミド、N,N−ジ
メチルアクリルアミド、チオアクリル酸メチル、α−フ
ルオロメチルアクリル酸エチル、無水アクリル酸、α−
メトキシアクリロニトリルなど
【0032】(8)メタクリル酸誘導体 1,2−ジメタクロイルオキシエタン、N−フェニルメ
タクリルアミド、無水メタクリル酸、メタクリルアミ
ド、メタクリル酸、メタクリル酸亜鉛、メタクリル酸2
−アセトキシエチル、メタクリル酸イソプロピル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸2,3−エポキシプロピ
ル、メタクリル酸オクタフルオロペンチル、メタクリル
酸クロリド、メタクリル酸2−クロロエチル、メタクリ
ル酸クロロメチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル
酸2−ニトロプロピル、メタクリル酸シクロヒキシル、
メタクリル酸フェニル、メタクリル酸フルフリル、メタ
クリル酸フロリド、メタクリル酸プロピル、メタクリル
酸ベンジル、メタクリル酸メチル、メタクリロニトリ
ル、メタクロレイン、N−メチルメタクリルアミドなど
【0033】(9)ジエン類 2−アセトキシ−3−メチル−1,3−ブタジエン、ブ
タジエン、イソプレン、クロロプレンなど
【0034】(10)その他 アトロパ酸メチル、アトロポニトリル、N−アリルアセ
トアミド、アリルアルコール、2−アリルピロール、ア
リルフェニルエーテル、アリルベンゼン、N−アリルベ
ンツアミド、イソプロピルビニルケトン、イソプロペニ
ルフェニルケトン、イソプロペニルメチルケトン、イタ
コン酸、イタコン酸ジエチル、エチルイソプロペニルケ
トン、エチルビニルケトン、エチルビニルスルフィド、
エチルビニルスルホキシド、オクタデシルビニルエーテ
ル、クロトンアルデヒド、クロトン酸メチル、クロトン
ニトリル、N−(2−クロロエチル)イタコンイミド、
p−クロロケイ皮酸メチル、クロロ酢酸アリル、クロロ
プレン、クロロメチルビニルケトン、ケイ皮酸フェニ
ル、ケイ皮酸tert−ブチル、ケイ皮酸ベンジル、ケイ皮
酸メチル、酢酸イソプロペニル、シンナモニトリル、ジ
フェニルビニルホスフィン、ジフェニルビニルホスフィ
ンオキシド、ソルビン酸メチル、ソルボニトリル、炭酸
ビニレン、トリエトキシビニルシラン、トリブチルビニ
ルスズ、トリメチルビニルゲルマン、トリメチルビニル
シラン、トリメチル(p−ビニルフェニル)シラン、5
−ビニルイソオキサゾール、1−ビニルイミダゾール、
2−ビニルチオフェン、m−ビニルフェノール、p−ビ
ニルベンゼンスルホンアミド、p−ビニルベンズアミ
ド、ビニルリン酸ジエチル、フェニルビニルケトン、フ
ェニルビニルスルホン、α−フェニルビニルリン酸、フ
タル酸ジアリル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジイソプ
ロピル、ペンタフルオロフェニルビニルスルフィド、ム
コン酸、ムコン酸ジエチル、メサコン酸ジシクロヘキシ
ル、メサコン酸ジフェニル、メサコン酸ジメチル、メチ
ルビニルスルホン、2−メチレングルタル酸ジエチルな
ど。
【0035】通常、モノマーの重合反応性を示すアルフ
レイ−プライスのe値が1.7≧e≧−1.0の場合、
ラジカル重合しやすいとされており、一方、e>1.7
のモノマーはアニオン重合しやすいと考えられている。
したがって、上記のモノマーはフッ素ガスの作用によっ
て形成された活性部位との反応性が高く、良好に重合膜
が形成されるものと考えられる。
【0036】該モノマーの中でも特にe値が比較的正に
大であるテトラフルオロエチレン等の含フッ素オレフィ
ンや、アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリロニトリ
ル等のアクリル酸誘導体などが好ましい。バッテリーセ
パレーターとしてより好ましいモノマーとしては、親水
性基を有するものが好ましく、例えばアクリル酸誘導体
やメタクリル酸誘導体などが好ましい。
【0037】また、これらのモノマーは1種で用いて
も、2種以上使用して共重合させてもよい。種々の官能
基を有するモノマーは液体状態でも気体状態でもよく、
気体の場合の接触圧力は、減圧から加圧までのいずれの
条件でも可能で、通常、1torrから10気圧の範囲が選
ばれる。
【0038】モノマーの接触温度は、使用するモノマー
により異なるが、通常、0〜150℃、好ましくは10
〜90℃の範囲から選ばれる。モノマーの接触時間は、
広い範囲から適宜選ばれ、通常、1秒から10日、好ま
しくは1分から5時間の範囲とされる。これらの範囲外
でも、当業者の判断によりそれらが実施可能であると思
われる場合には、適宜、条件を選択することが可能であ
る。
【0039】本発明によれば、膜の多孔空間内部まで均
一にグラフト重合が可能であり、形成されるポリマーの
膜厚は、作用させるモノマーの状態、圧力、温度、作用
時間等の因子により制御しうるが、通常数オングストロ
ームから数100μm程度のポリマー層を形成すること
ができる。中でも、ポリエチレン微多孔膜またはラミネ
ート膜の孔内部の表面に薄く官能基を有するポリマーが
形成される条件がより好ましく用いられる。
【0040】このようにして得られたバッテリーセパレ
ーターは、(a)膜厚1〜350μm、(b)透気度2
0〜2000秒/100cc、(c)バブリングポイン
ト値1〜10kg/cm2、及び(d)30%水酸化カ
リウム水溶液の吸収速度5mm/30分以上、という物
性を有することを特徴とする。尚、本発明においてフッ
素ガスまたはフッ素酸素混合ガスを接触させる場合の接
触圧力は、減圧から加圧のいずれの条件でも可能であ
る。そして、使用するフッ素ガスもしくはフッ素酸素混
合ガスの濃度により異なるが、通常1torrから2気圧の
範囲が選ばれる。
【0041】フッ素ガスおよびフッ素酸素混合ガスの接
触温度は、直接フッ素化反応が優先的に進行しない条件
が選ばれるが、その範囲は、通常−70〜150℃、好
ましくは−70〜90℃、さらに好ましくは0〜80℃
の範囲である。すなわち、−70℃未満の温度ではフッ
素の反応性が極端に減少し、逆に150℃を超えるとフ
ッ素化反応が優先的に進行してフッ素原子が微多孔膜に
直接導入されてしまい、撥水性を示すようになるためで
ある。
【0042】フッ素ガスおよびフッ素酸素混合ガスの接
触時間は、広い範囲から適宜選ばれ、通常1秒から10
日、好ましくは10秒から3時間の間に行われる。かか
るフッ素ガスまたはフッ素酸素混合ガスを接触させる方
法は、密閉された反応容器中にポリオレフィン微多孔膜
またはポリオレフィン微多孔膜とポリオレフィン不織布
を張り合わせたラミネート膜を保持し、容器内の気体
を、フッ素ガスまたはフッ素酸素混合ガスで置換して、
膜と処理気体とを接触させる方法が用いられる。この場
合、該微多孔質膜およびラミネート膜と気体との接触効
率を高めるため、膜同志が接触しないように固定した
り、容器内でロール状フィルムの巻だし、巻取を行うこ
とができる。
【0043】また、該微多孔膜及び該ラミネート膜を電
極間に配置した後にフッ素ガスまたはフッ素酸素混合ガ
スに接触することにより該微多孔膜または該ラミネート
膜の改質が行われる。
【0044】
【実施例】次に、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に
限定されるものではない。なお、以下の諸例において、
各測定は次の方法によって行った。 (1)電解液の吸収速度 幅25mmの短冊状にサンプルを切断し、サンプル端を
各種電解液に浸漬し、30分後の吸液高さを計測した。
【0045】(2)電解液保液率 各種電解液に10分間サンプルを浸漬し、23℃、湿度
50%の空気中に10分間吊り干しした後の重量変化百
分率を測定した。 (3)バブルポイント値(BP値) JIS K3832に基づきイソプロピルアルコールを
用いて測定した。 (4)透気度 JIS P8117に従って測定した。使用装置は東洋
精器社製B型ガーレ式デンソメーター(商品名)を用い
た。
【0046】<参考例>融点135℃で、粘度平均分子
量250万の超高分子量ポリエチレン粉末25重量部と
ステアリルアルコール75重量部を50mmφ二軸押出
機に供給し、200℃で混練しながら連続的にダイ直径
40mmのインフレダイより押し出し、引き取り速度1
0mm/min(ダイ温度170℃、ドラフト率Dr1
7.6)で引き取り、ブロー比(BUR)5.5にて溶
融変形を加え、膜厚52μmのシートを得た。このシー
トを60℃のイソプロピルアルコール中に浸漬し、ステ
アリルアルコールを抽出し、表面温度125℃の加熱ピ
ンチロールにて熱処理して、30μmのポリエチレン製
微多孔膜を得た。
【0047】<実施例1>参考例で得られた微多孔膜を
フッ素ガスに対して耐性のある反応器に入れ、真空排気
後、窒素ガスで希釈した体積分率0.13%のフッ素ガ
スと体積分率98.7%の酸素ガスの混合ガスを反応器
に導入して21℃にて10分間反応した後、混合ガスを
真空排気し、窒素ガスを導入し1気圧に戻し、試料を取
り出した。膜厚33μm、透気度204秒/100m
l、BP値2.9kg/cm2 の微多孔膜を得た。30
%水酸化カリウム水溶液の吸収速度、保液率を測定し
た。測定結果を表1及び表2に示す。
【0048】<実施例2>参考例で得られたポリエチレ
ン製微多孔膜を窒素ガスで希釈した体積分率0.66%
のフッ素ガスと体積分率93.4%の酸素ガスを用い
て、1分30秒間反応を行う以外は実施例1と同様に操
作を行った。膜厚32μm、透気度210秒/100m
l、BP値3.0kg/cm2 の微多孔膜を得た。30
%水酸化カリウムの吸液速度、保液率を測定した。測定
結果を表1に示す。
【0049】<実施例3>参考例で得られたポリエチレ
ン製微多孔膜をガラス製容器内に入れ、窒素ガスで希釈
した体積分率10%のフッ素ガスを流通系で50ml/
分で10分間導入した。反応後、フッ素ガスを真空排気
し、窒素ガスに置換した後、メチルメタクリレートモノ
マー液を微多孔膜をほぼ浸す程度まで容器内に導入し、
室温で2時間静置後、試料を取り出し、クロロホルムで
洗浄・真空脱気した。プロピレンカーボネートの吸収速
度と30%水酸化カリウム水溶液の吸収速度を測定し
た。測定結果を表2に示す。
【0050】<実施例4>ポリオレフィン系の不織布
(ハニーファイバー社製、ポリプロピレン(芯成分)/
ポリエチレン(鞘成分)繊維、目付重量15g/m2、厚さ
70μm)に、参考例で得られたポリエチレン製微多孔
膜を積層し、140℃に加熱したロールにより熱圧着し
てラミネート膜を得た。
【0051】次に、このラミネート膜を窒素ガスで希釈
した体積分率1.97%のフッ素ガスと体積分率80.
3%の酸素ガスの混合ガスを用いて10分間反応を行う
以外は実施例1と同様の操作を行った。膜厚83μm、
透気度551秒/100mlのラミネート膜を得た。30
%水酸化カリウムの吸液速度、保液率の測定結果を表1
に示す。
【0052】<実施例5>体積分率1.32%フッ素ガ
スと86.8%の酸素ガスを用いて10分間反応を行う
以外は実施例4と同様に操作を行い得られたラミネート
膜の30%水酸化カリウムの吸液速度、保液率を測定
し、結果を表1に示す。
【0053】<比較例1>実施例1と同様の操作を、窒
素ガスのみで処理を行った。この場合の測定結果を表1
及び表2に示す。 <比較例2>実施例1と同様の操作を、窒素ガスのみで
希釈したフッ素ガスにより、表1の条件にしたがって処
理を行った。この場合の測定結果を表1及び表2に示
す。 <比較例3>実施例4と同様の操作を窒素ガスのみで処
理を行い、測定結果を表1に示す。
【0054】
【表1】 表1 ─────────────────────────────────── 30% KOH 30% KOH フッ素濃度 酸素濃度 反応時間 吸収速度 保液率 (%) (%) 処理時間 mm/30min (%) ─────────────────────────────────── 実施例1 0.13 98.7 10分 12 208 実施例2 0.66 93.4 1分30秒 10 314 実施例4 1.97 80.3 10分 23 185 実施例5 1.32 86.8 10分 9.6 173 比較例1 0 0 10分 0 0 比較例2 0.13 0 10分 0 0 比較例3 0 0 10分 0 0 ───────────────────────────────────
【0055】
【表2】 表2 ─────────────────────────────────── 30% KOH フ゜ロヒ゜レンカーホ゛ネート 吸収速度 吸収速度 モノマー mm/30min mm/30min ─────────────────────────────────── 実施例1 − 12 14 実施例3 メチルメタクリレート 10 11 比較例1 − 0 0 比較例2 − 0 0 ───────────────────────────────────
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、特殊な装置を必要とせ
ずに簡便な方法により、ポリオレフィン微多孔膜等の親
水性能、耐薬品性、電気電導性等を向上させることが可
能であり、高い電解液保持能力等の優れた物性を有する
バッテリーセパレーターを得ることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01M 10/30 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン微多孔膜にフッ素と酸素
    を含む混合ガスを接触させ、改質してなることを特徴と
    するバッテリーセパレーター。
  2. 【請求項2】 ポリオレフィン微多孔膜にフッ素を含む
    ガスを接触させたのち、重合性モノマーを接触させて該
    微多孔膜に新たなポリマー層を形成させることを特徴と
    するバッテリーセパレーター。
  3. 【請求項3】 ポリオレフィン微多孔膜とポリオレフィ
    ン不織布とを積層してなるラミネ−ト膜にフッ素と酸素
    を含む混合ガスを接触させ、改質して得られることを特
    徴とするバッテリーセパレーター。
  4. 【請求項4】 ポリオレフィン微多孔膜とポリオレフィ
    ン不織布とを積層してなるラミネ−ト膜にフッ素を含む
    ガスを接触させたのち、重合性モノマーを接触させて該
    微多孔膜に新たなポリマー層を形成させることを特徴と
    するバッテリーセパレーター
  5. 【請求項5】 (a)膜厚1〜350μm、(b)透気
    度20〜2000秒/100cc、(c)バブリングポ
    イント値1〜10kg/cm2、及び(d)30%水酸
    化カリウム水溶液の吸収速度5mm/30分以上、であ
    ることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか記載の
    バッテリーセパレーター。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか記載のバッテ
    リーセパレーターを用いた電池。
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