JPH072726Y2 - バツクホ−の油圧回路 - Google Patents

バツクホ−の油圧回路

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JPH072726Y2
JPH072726Y2 JP1986077157U JP7715786U JPH072726Y2 JP H072726 Y2 JPH072726 Y2 JP H072726Y2 JP 1986077157 U JP1986077157 U JP 1986077157U JP 7715786 U JP7715786 U JP 7715786U JP H072726 Y2 JPH072726 Y2 JP H072726Y2
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JP
Japan
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breaker
hydraulic
port
oil tank
backhoe
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Application number
JP1986077157U
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JPS62188603U (ja
Inventor
敏彦 稲又
勝博 黒田
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Publication date
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Shovels (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、バックホーの油圧回路に関する。
(ロ)従来の技術 従来、バックホーの掘削作業部先端に連設したバケット
を、岩石等を破砕するためのブレーカーに換装し、同ブ
レーカーに、油圧動力取り出し用の4ポート2位置弁を
着脱自在に連通連結して同ブレーカーを作動させるよう
にしたものがあり、同ブレーカーは一方向油圧で作動
し、しかも大量の圧油を要することから、同ブレーカー
の戻り油を直接作動油タンクに還流させるための配管が
設けられている(実開昭60−62559号公報)。また、ブ
レーカーのかわりに例えば油圧シリンダーのような二方
向油圧を要するアクチュエーターを装備する場合のため
に、同アクチュエーターから4ポート2位置弁を介して
作動油タンクに還流する配管も並設されており、上記配
管の切換は、アクチュエーターへの往路用に1個、復路
用には、作動油タンクへ直接還流するためのものと、4
ポート2位置弁を経由するものとで2個、計3個のカプ
ラーをバックホー本体側に設け、ブレーカー使用の場合
は、ブレーカーへの配管を、往路のカプラーと、直接作
動油タンクに還流するためのカプラーに接続し、油圧シ
リンダー等を使用する場合は、同シリンダーを往路のカ
プラーと、4ポート2位置弁を経由するためのカプラー
とに接続するように構成している。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 従って、ブレーカー又は油圧シリンダーの使用時に、復
路側のカプラーのいずれか一個がオープン状態になり、
カプラーの継ぎ替え作業時に作動油が洩れて作動油の補
給を要し、また洩れた作動油で環境を汚すという不具合
があった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案では、油圧動力取り出し用の4ポート2位置弁を
装備し、同4ポート2位置弁にブレーカーへの往復路配
管を着脱自在に連通連結可能としたバックホーの油圧回
路において、ブレーカーからの復路配管中に方向切換弁
を介設して、ブレーカーからの戻り油を、上記4ポート
2位置弁を経由して作動油タンクへ還流させる回路と、
直接作動油タンクに還流させる回路とに切換可能に構成
してなるバックホーの油圧回路を提供せんとするもので
ある。
(ホ)作用・効果 この考案によれば、方向切換弁で、戻り油を直接作動油
タンクに還流させるものと、4ポート2位置弁を経由さ
せるものとに切換えることが可能であるからカプラーは
往復二個ですみ、ブレーカー又は油圧シリンダー使用の
いずれの場合でもオープンになるカプラーがなくなるの
で、カプラーの継ぎ替え作業時及びブレーカー、油圧シ
リンダーの作動時に油洩れを起さず、作動油の補給が不
要となり、また環境を汚染することが防止されるという
効果を奏する。
(ヘ)実施例 この考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、(A)
はバックホーを示し、走行装置としてのクローラ(1)
を装備した走行フレーム(2)の略中央に旋回基台
(3)を立設し、同基台(3)の上面に旋回フレーム
(4)を左右旋回自在に連設し、同フレーム(4)の後
部に原動機部(5)、同中央部に運転部(6)を配設
し、運転部(6)の前部に操作スタンド(7)を立設
し、同スタンド(7)に立設した各種操作レバー(8)
にてバックホー(A)の各部を操縦するようにしてお
り、旋回フレーム(4)の前端にはブラケット(9)を
突設して、同ブラケット(9)に掘削作業部(10)の基
端のブーム支持体(11)を左右回動自在に連設し、同支
持体(11)に後方から順に、ブーム(12)、アーム(1
3)、バケット(14)をそれぞれ上下回動自在に連設
し、それぞれ配設した油圧シリンダーによって上下回動
せしめて掘削作業を行うように構成している。
特に、掘削作業部(10)先端のバケット(14)は、岩石
等を破砕するためのブレーカー(15)と換装可能に構成
されており、同ブレーカー(15)は一方向油圧で作動す
る一方向回転の油圧モーター(16)を内蔵し、同モータ
ー(16)の回転によりビット(17)を振動させるように
構成されており、同ブレーカー(15)の往復路配管(1
8)(19)を、アーム(13)の中途部側面に固設した配
管ブロック(20)に配設した往復カプラー(21)(22)
にそれぞれ接続して、原動機部(5)内に配設した油圧
ポンプ(23)からの油圧を4ポート2位置弁(26)を介
して供給すると共に、ブレーカー(15)からの戻り油を
作動油タンク(24)に還流させるようにしている。
なお、上記4ポート2位置弁(26)の各ポートは、それ
ぞれ油圧ポンプ(23)と、作動油タンク(24)と、往復
カプラー(21)(22)とに接続しており、同4ポート2
位置弁(26)を操作して、油圧ポンプ(23)を往カプラ
ー(21)に、復カプラー(22)を作動油タンク(24)に
それぞれ接続するか、又はすべてのポートを閉鎖するこ
とができるものである。
特に、操作スタンド(7)の前側面にはブレーカー(1
5)からの戻り油を還流させるための復路配管(19)と
連通した方向切換弁(25)を配設しており、同弁(25)
は、ブレーカー(15)からの戻り油入口(25a)と、直
接作動油タンク(24)と連通した直通出口(25b)と、
4ポート2位置弁(26)を経由して作動油タンク(24)
と連通した通常出口(25c)との3個のポートを有して
おり、弁体(25d)の回動により、ブレーカー(15)か
らの戻り油を直通出口(25b)又は通常出口(25c)のい
ずれか一方に切換え可能に構成しており、ブレーカー
(15)使用時には、戻り油を直通出口(25b)に、油圧
シリンダー(27)等使用時には通常出口(25c)に切換
えるようにしている。なお図中(28)はメーンコントロ
ールバルブを示す。
従って、ブレーカー(15)使用時には、戻り油は、直接
作動油タンク(24)と連通した直通出口(25b)を通っ
て作動油タンク(24)に還流するため、流路抵抗が少な
く背圧が低下するのでブレーカー(15)を効率よく作動
させることができ、また、オープン状態になるカプラー
がないので油洩れが防止されている。
なお、方向切換弁(25)の戻り油入口(25a)と直通出
口(25b)とは、弁体(25d)をはさんで直線状に対向し
ており、同弁(25)内での流路抵抗を減少させている。
また、アーム(13)の中途部側面に配管ブロック(20)
を固設し、同ブロック(20)に配設した往復カプラー
(21)(22)にブレーカー(15)の往復路配管(18)
(19)を接続するようにしたことで、同配管(18)(1
9)のたれ下がりが少なくてすみ、作業中、障害物に同
配管(18)(19)を引掛けるという事故が防止されてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案構造を有するバックホーの全体側面図。 第2図は、油圧回路図。 第3図は、方向切換弁の断面図。 (15):ブレーカー (18)(19):往復路配管 (24):作動油タンク (25):方向切換弁 (26):4ポート2位置弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧動力取り出し用の4ポート2位置弁
    (26)を装備し、同4ポート2位置弁(26)にブレーカ
    ー(15)への往復路配管(18)(19)を着脱自在に連通
    連結可能としたバックホーの油圧回路において、ブレー
    カー(15)からの復路配管(19)中に方向切換弁(25)
    を介設して、ブレーカー(15)からの戻り油を、上記4
    ポート2位置弁(26)を経由して作動油タンク(24)へ
    還流させる回路と、直接作動油タンク(24)に還流させ
    る回路とに切換可能に構成してなるバックホーの油圧回
    路。
JP1986077157U 1986-05-21 1986-05-21 バツクホ−の油圧回路 Expired - Lifetime JPH072726Y2 (ja)

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JPS62188603U JPS62188603U (ja) 1987-12-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55108540A (en) * 1979-02-10 1980-08-20 Ryutaro Yoritomi Bucket operating circuit
JPS5967602U (ja) * 1982-10-27 1984-05-08 株式会社加藤製作所 油圧回路
JPS6062559U (ja) * 1983-09-30 1985-05-01 古河機械金属株式会社 作業台車用油圧ブレ−カ取付装置
JP2563136Y2 (ja) * 1991-08-27 1998-02-18 東陶機器株式会社 プレファブ式建築物ユニットの壁接続構造

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