JPH07272314A - 光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録媒体

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JPH07272314A
JPH07272314A JP7047753A JP4775395A JPH07272314A JP H07272314 A JPH07272314 A JP H07272314A JP 7047753 A JP7047753 A JP 7047753A JP 4775395 A JP4775395 A JP 4775395A JP H07272314 A JPH07272314 A JP H07272314A
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隆 石黒
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有明 辛
Emiko Hamada
恵美子 浜田
Yuji Arai
雄治 新井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの再生に際し、CD規格に規定する範
囲内のブロックエラーレートの出力信号が得られ、しか
も、プレス等の手段を用いず、簡便な手段でピットを形
成することができ、そのため少量出版に適した光情報記
録媒体。 【構成】 透光性を有する基板1上に少なくとも光吸収
層2、反射層3が順次形成されている。光吸収層2は色
素膜からなり、この光吸収層2より基板1側に吸収層2
側へ突出したピット5が形成されている。基板1側から
入射させた読取り用レーザ光の前記ピット5の部分とそ
れ以外の部分の反射光の光学的位相差により記録された
信号を読み取る。光吸収層2に対して反射層3の背後側
に、ピット5が形成された層より硬度の高い硬質層を有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明な基板上に少なく
とも光吸収層と反射層を有し、基板側から光吸収層に入
射したレーザ光により、光吸収層より基板側にある層に
光吸収層側に突出したピットを形成し、基板側から入射
させた読取り用レーザ光の前記ピットの部分とそれ以外
の部分の反射光の光学的位相差により記録された信号を
読み取る光情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光の照射により、データを記録す
ることができる、いわゆる書き込み可能な光情報記録媒
体は、Te、Bi、Mn等の金属層や、シアニン、メロ
シアニン、フタロシアニン等の色素層等からなる記録層
を有し、レーザ光の照射により、前記記録層を変形、昇
華、蒸発或は変性させる等の手段で、透孔状のピットを
形成し、データを記録する。この記録層を有する光情報
記録媒体では、ピットを形成する際の記録層の変形、昇
華、蒸発或は変性等を容易にするため、記録層の背後に
空隙を設けることが一般に行なわれている。具体的には
例えば、空間部を挟んで2枚の基板を積層する、いわゆ
るエアサンドイッチ構造と呼ばれる積層構造がとられ
る。
【0003】このような孔明けピットを形成するタイプ
の光情報記録媒体は、光吸収材料の光を吸収する性質を
利用し、孔明けピット部分とそれ以外の部分とでの光の
透過率の違いにより生じる反射光量の差で再生コントラ
ストをとる。つまり、反射光を読みとるが、基本的には
透過形の光情報記録媒体と変わらず、再生コントラスト
をとるメカニズムが、いわば吸光形ともいうべき光情報
記録媒体である。
【0004】一方、予めデータが記録され、その後のデ
ータの書き込みや消去ができない、いわゆるROM型光
情報記録媒体が情報処理や音響部門で既に広く実用化さ
れている。この種の光情報記録媒体は、前記のような記
録層を持たず、記録データを再生するためのピットを予
めプレス等の手段でポリカーボネート製の基板の上に形
成し、この上にAu、Ag、Cu、Al等の金属膜から
なる反射層を形成し、さらにこの上を保護層で覆ったも
のである。
【0005】このROM型光情報記録媒体で最も代表的
なものが音響部門や情報処理部門等で広く実用化されて
いるコンパクトディスク、いわゆるCDであり、このC
Dの記録、再生信号の仕様は、いわゆるCDフォーマッ
トとして規格化され、これに準拠する再生装置は、コン
パクトディスクプレーヤ(CDプレーヤ)として極めて
広く普及している。前記光情報記録媒体は、何れのもの
も中心に回転軸にクランプするための孔を有する円板状
形態、すなわち光ディスクの形態をとる。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】前記光情報記録媒
体は、やはりCDと同じ再生手段を使用するものである
ため、既に広く普及したCDに準拠することが強く望ま
れる。しかしながら、前記のような孔明けピットを形成
するタイプの光情報記録媒体では、吸収層が除去されな
かった部分、つまりピットでない部分での反射光の強度
は低レベルとなり、吸収層が除去された部分、つまりピ
ット部分での反射光の強度が高レベルとなる。従って、
その反射光を捉えた場合、いわゆる位相形であるCDと
は逆に、一面の吸光層により暗くなった背景の中に、開
孔による明るいピットが存在することになる。このた
め、反射率を高めれば再生コントラストが低くなり、再
生コントラストを高めようとすれば反射率が低くなると
いう結果を招く。それ故、高い反射率が求められるCD
規格のもとで、反射率と変調度の点で共に同規格をクリ
アすることはできなかった。
【0007】他方、既に広く普及したCDは、記録デー
タを再生するためのピットを有するポリカーボネート製
の基板を、プレス等の手段で成形しなければならないた
め、大量出版向きのもので、コスト等の面から少量出版
には不向きである。本発明は、前記従来の問題点を解消
するためなされたもので、データの再生に際し、CD規
格に規定する範囲内のブロックエラーレートの出力信号
が得られ、しかも、プレス等の手段を用いず、簡便な手
段でピットを形成することができ、そのため少量出版に
適した光情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明による
光情報記録媒体は、透光性を有する基板1上に少なくと
も光吸収層2、反射層3が順次形成された光情報記録媒
体において、前記光吸収層2が色素膜からなり、この光
吸収層2より基板1側に吸収層2側へ突出したピット5
が形成され、前記光吸収層2に対して反射層3の背後側
に、ピット5が形成された層より硬度の高い硬質層を有
し、前記基板1側から入射させた読取り用レーザ光の前
記ピット5の部分とそれ以外の部分の反射光の光学的位
相差により記録された信号を読み取ることを特徴とする
ものである。
【0009】さらに、前記硬質層のロックウェル硬度
は、ASTMD785においてM75以上であり、その
熱変形温度は、ASTM D648(4.6kg/cm
2 )において80℃以上であることを特徴とする。この
ような硬質層は、反射層3上に紫外線硬化性樹脂のスピ
ンコート膜により形成された保護層4をもって兼ねるこ
とができる。光吸収層2は、透光性基板上の一部の領域
に形成し、同光吸収層2の無い領域を、予め信号再生用
のプレピット9が形成された予記録領域10とすること
もできる。後に形成されるピット5は、通常基板1や光
吸収層2に隣接した変形しやすい層に形成される。
【0010】
【作用】本発明による光情報記録媒体では、光吸収層2
より基板1側に吸収層2側へ突出したピット5が形成さ
れているが、このようなピット5は、基板1側から光吸
収層2にレーザスポットを当てることで、色素膜である
光吸収層2がこのレーザ光を吸収し、基板1側の層の変
形を引き起こすことで形成される。この場合、光吸収層
2に対して反射層3の背後側に、ピット5が形成された
層より硬度の高い硬質層を有するため、基板1側の層の
変形作用が反射層3側の層には及ばずに、基板1側の層
にのみ、光吸収層2側に突出した明瞭なピット5が形成
されることになる。
【0011】このようにして形成されたピット5は、基
板1側から入射させた読取り用レーザ光の反射光に光学
的位相差を生じさせる記録用のピットとなり、それは、
成形により形成された一般のCDのプレピットときわめ
て近いものである。そして、反射層3の背後側には変形
が起こりにくく、その変形を原因とする二次的な反射光
が生じないため、再生波形の歪がなく、ブロックエラー
レートを低く抑えることができる。従って、この光情報
記録媒体は市販のCDプレーヤで再生できる。
【0012】また、本発明による光情報記録媒体では、
後述するように、記録信号の再生コントラストは、透光
性基板1側から読取り用のレーザ光を照射したとき、ピ
ット5の部分とそれ以外の部分の光学的位相差により生
じる反射光量の差でとられる。このタイプの光情報記録
媒体では、ピット5の部分での反射光の強度が低レベル
となり、それ以外の部分での反射光の強度が高レベルと
なる。このため、反射率を高くする程再生コントラスト
を高くしやすくなり、反射率と変調度の点でCD規格を
同時にクリアしやすくなる。
【0013】前記ピット5を形成するため、光吸収層2
にレーザスポットを当てたとき、同層に発生するエネル
ギは、熱エネルギを伴う。このため、硬質層6が熱変形
温度の高い層である場合も前記と同様にブロックエラー
レートを低く抑えるのに有効である。本発明者らは、実
験の結果、前記ピット5により、CD規格に準拠した再
生信号を得るためには、硬質層がロックウェル硬度AS
TMD785においてM75以上または、熱変形温度A
STM D648(4.6kg/cm2 )において80
℃以上である必要があることを見出だした。例えば、ポ
リカーボネート基板上に、シアニン色素系の光吸収層
2、Au蒸着膜からなる反射層3及び紫外線硬化性樹脂
のスピンコート膜を紫外線硬化させた硬質層を形成した
光情報記録媒体の場合の硬質層の硬度とブロックエラー
レートとの関係は、具体的には図9のように示される。
【0014】さらに、熱変形温度ASTM D648
(4.6kg/cm2 )において80℃以上であると、
耐熱試験を行ったときの記録されたピット5の形状の保
存性が非常に高いことがわかった。図10のグラフは、
前記の光情報記録媒体の場合を例として、その温度70
℃、湿度25%RHの下でのブロックエラーレートの再
生時の経時変化を示したものである。このグラフからわ
かるように、熱変形温度が高ければ高いほどブロックエ
ラーレートの劣化が少ないことがわかる。
【0015】反射層3の背後に設けた硬質層は、前記の
ような紫外線硬化性樹脂のスピンコート膜が用えるの
で、光吸収層2や反射層3を外力や酸化等の化学的変化
から保護するため、反射層3の上に形成される保護層4
を硬質層とすることもできる。すなわち、本発明のよう
に、反射層3の上に前記の条件を満足する紫外線硬化性
樹脂のスピンコート膜からなる保護層4を形成すれば、
それを硬質層とすることができる。これにより、形態上
も一般のCDと同様の光情報記録媒体が得られることに
なる。
【0016】さらに、透光性基板1上の一部の領域に前
記光吸収層2が形成され、同光吸収層2の無い領域に予
め信号再生用のピットが形成された予記録領域を有する
光情報記録媒体では、予記録領域に予めプレス等でデー
タを記録しておくことができるが、ここには光吸収層2
が無いため、誤消去や別なデータの誤記録のおそれが無
い。また、光吸収層2を有する領域では、使用者独自の
データを任意に記録することができる。そして、この記
録されたデータがCD規格に準じた信号をもって再生で
きるため、前記予記録領域の情報と同様に、全記録内容
が市販のCDプレーヤで再生することができる。
【0017】
【実施例】次に、図面を参照しながら、本発明の実施例
について具体的且つ詳細に説明する。本発明による光情
報記録媒体の模式的な構造の例を、図1〜図3及び図4
〜図6に示す。同図において、1は、透光性を有する基
板、2は、その上に形成された光吸収層である。また3
は、その上に形成された反射層、4は、その外側に設け
られた保護層を示す。さらに、5は、前記基板1側から
照射されたレーザ光を前記光吸収層2が吸収して発熱
し、溶融、蒸発、昇華、変形または変性することで、基
板1から光吸収層2側に突出するよう形成されたピット
である。
【0018】図1〜図3で示した実施例は、保護層4が
硬質層を兼ねている場合である。これに対し、図4〜図
6で示した実施例は、反射層3の背後に硬質層6を配置
してある場合である。また、図1〜図3で示した実施例
では、光吸収層2が基板1のほぼ全面に形成されている
が、図4〜図6で示した実施例では、透光性基板1の外
周寄りの一部にのみ光吸収層2が形成され、ここが後記
録領域11となっており、それより内周側の部分に予記
録領域10が形成されている。
【0019】図2は、ピット5を形成する前の状態を、
図3と図6は、ピット5を形成した後の状態、すなわ
ち、光ピックアップ8からの記録用のレーザ光を照射す
ることで、その照射部分が凸状に変形され、ピット5が
形成された状態を模式的に示す。図7は、透光性基板1
の表面に形成されたトラッキング表示手段であるところ
のプリグルーブ12に沿ってピット5を形成するため、
前記プリグルーブ12に沿って光吸収層2にEFM信号
に変調されたレーザスポットを照射した後、保護層4と
反射層3を透光性基板1から剥離し、さらに同基板1の
表面から光吸収層2を除去した状態を模式的に示してい
る。
【0020】さらに、ピット5を形成した後、STM
(Scanning Tunneling Micro
scope)を用い、前記プリグルーブ12に沿って透
光性基板1の表面の状態を観察した例を、図8に示す。
同図では、チップ(探針)aのプリグルーブ12に沿う
方向、つまりトラッキング方向の移動距離を横軸にと
り、透光性基板1の表面の高度を縦軸にとって示してあ
る。同図(a)は、ピットの長さが10000オングス
トロームと比較的短い場合であり、ここでは高さ約20
0オングストロームの凸状の明瞭な変形が形成されてい
ることが理解できる。また、同図(b)は、ピットの長
さが40000オングストロームと比較的長い場合であ
り、ここでは高さ約200オングストロームの凸状の変
形が認められるが、この変形の中間部がやや低くなって
おり、変形の峰が2つに分かれていることが分かる。
【0021】前記光情報記録媒体の具体例について、以
下に説明する。透光性基板1の材料は、レーザ光に対す
る屈折率が1.4〜1.6の範囲の透明度の高い材料
で、耐衝撃性に優れた樹脂が望ましい。具体的には、ポ
リカーボネート、アクリル等が例示できるが、これらに
限られるわけではない。このような材料を用いて、基板
は例えば射出成形等の手段により成形される。
【0022】透光性基板1には、スパイラル状にプリグ
ルーブ12が形成されていてもよい。プリグルーブは、
通常考えられる条件のものであればどのような条件のも
のでもよいが、50〜250nmの深さが好適である。
プリグルーブ12は、基板の射出成形時のスタンパを押
し当てることにより形成されるのが通常であるが、レー
ザによってカッティングすることや2P法によって作ら
れるものでもよい。透光性基板1と光吸収層2との間
に、SiO2 等の耐溶剤層やエンハンス層をコーティン
グしておいてもよい。
【0023】光吸収層2の材料は、光吸収性の有機色素
が望ましく、シアニン色素、ポリメチン色素、トリアリ
ールメタン色素、ピリリウム色素、フェナンスレン色
素、テトラデヒドロコリン色素、トリアリールアミン色
素、スクアリリウム色素、クロコニックメチン色素、フ
タロシアニン色素、アズレニウム色素等が例示できる
が、これらに限定されるものではなく、低融点金属等、
公知の記録層材料を用いても本発明の効果を得ることが
可能である。なお、光吸収層2には、他の色素、樹脂
(例えばニトロセルロース等の熱可塑性樹脂、熱可塑性
エラストマー)、液ゴム等を含んでいても良い。
【0024】光吸収層2は、前記の色素および任意の添
加剤を公知の有機溶媒(たとえばアルコール、アセチル
アセトン、メチルセロソルブ、トルエン等)で溶解した
ものをプリグルーブが形成された透光性基板、またはさ
らに基板上に他の層をコーティングした基板の表面に形
成される。この場合の形成手段としては、蒸着法、LB
法、スピンコート法等が挙げられるが、光吸収層の濃
度、粘度、溶剤の乾燥速度を調節することにより層厚を
制御できるために、スピンコート法が望ましい。なお、
図4〜図6のような予記録領域10を有する光情報記録
媒体は、透光性基板1の表面の予記録領域10となる部
分に信号再生用のプレピット9(図5参照)をスタンパ
等で予め形成しておき、その外側の後記録領域11にの
み前記材料をコーティングして光吸収層2を形成するこ
とにより得られる。
【0025】反射層3は、金属膜が望ましく、例えば、
金、銀、アルミニウムあるいはこれらを含む合金を、蒸
着法、スパッタ法等の手段により形成される。反射率が
70%以上を有することが必要であるため、金または金
を含む合金を主体とする金属で形成することが望まし
い。さらに、反射層の酸化を防止するための耐酸化層等
の他の層を介在させてもよい。
【0026】保護層4は耐衝撃性の優れた樹脂によって
形成されることが望ましい。たとえば紫外線硬化性樹脂
をスピンコート法により塗布し、紫外線を照射して硬化
させることにより形成する。また、ウレタン等の弾性材
で形成してもよく、以下に述べる硬質層の機能を有する
ものでもよい。硬質層6は、メチルエチルケトン、アル
コール等の溶剤に溶けてスピンコート法により塗布する
ことができ、物理的変化(熱、光等)によって硬化する
ものが製造上望ましい。硬質層3の透光性は記録、再生
時のレーザ光の透過に影響を与えないため、その透光性
は問わない。
【0027】硬質層6の硬度は、ASTMD785にお
いて75以上が望ましく、M110〜200がいっそう
望ましい。また、硬質層の熱変形温度は、80℃以上が
望ましく、100℃以上がいっそう望しく、特に110
℃以上が最良である。この硬質層6の厚みは、任意に設
定できるが、5μm〜10μmの範囲が望ましい。さら
に、前記透孔性基板1側から前記光吸収層2に記録用の
レーザ光のスポットを当て、透光性基板1側の層に光吸
収層2側に突出したピット5を形成する。ここで、光吸
収層を基準として反射層側の層を基板1側の層に比べて
熱変形し難い層で形成しているため、本発明による光情
報記録媒体では、光吸収層2にレーザ光を照射すること
により、レーザ光により引き起こされた光吸収層2のエ
ネルギは透光性基板1側の層に主として与えられ、その
結果、透光性基板1側の層に明瞭なピット5が形成され
る。
【0028】後述するように、このようなピット5は、
一般のCDにおいて成形により形成されるプレピットと
きわめて似ている。例えば、図3及び図6に模式的に示
すように、記録後の光ディスクの前記基板1の光吸収層
2と接する表面部分に、吸収層側に突出したピット5が
確認でき、このようにして形成されたピット5の再生波
形もまた、一般のCDの再生波形と同様のものである。
記録信号の再生は、透光性基板1側から読取り用のレー
ザ光を照射することにより、ピット部分の反射光とピッ
ト以外の部分の反射光の光学的位相差を読み取ることに
より行われる。
【0029】本発明のさらに具体的な実施例について、
以下に説明する。 (実施例1)直径46〜117mmφの範囲に、幅0.
8μm、深さ0.08μm、ピッチ1.6μmのスパイ
ラル状のプリグルーブが形成された厚さ1.2mm、外
径120mmφ、内径15mmφのポリカーボネート基
板1を射出成形法により成形した。このポリカーボネー
ト基板1と同じ材料を用いて成形したテストピースのロ
ックウェル硬度ASTMD785は、M75であり、熱
変形温度ASTMD648は、132℃であった。
【0030】光吸収層を形成するための有機色素とし
て、0.65gの1,1’ジブチル3,3,3’,3’
テトラメチル4,5,4’,5’ジベンゾインドジカー
ボシアニンパークロレート(日本感光色素研究所株式会
社製、品番NK3219)を、ジアセトンアルコール溶
剤10ccに溶解し、これを前記の基板1の表面に、ス
ピンコート法により塗布し、膜厚130nmの光吸収層
2を形成した。
【0031】次に、このディスクの直径45〜118m
mφの領域の全面にスパッタリング法により、膜厚50
nmのAu膜を成膜し、反射層3を形成した。さらに、
この反射層3の上に紫外線硬化性樹脂をスピンコート
し、これに紫外線を照射して硬化させ、膜厚10μmの
保護層4を形成した。この保護層4と同じ材料を用いて
成形したテストピースのロックウェル硬度ASTMD7
85はM90であり、熱変形温度ASTMD648は、
150℃であった。
【0032】こうして得られた光ディスクの前記後記録
領域11に、波長780nmの半導体レーザを線速1.
2m/sec、記録パワー6.0mWで照射し、EFM
信号を記録した。そして、この光ディスクを、市販のC
Dプレーヤ(Aurex XR−V73、再生光の波長
λ=780nm)で再生したところ、半導体レーザの反
射率が72%、I11/Itop が0.65、I3 /Itop
が0.35、ブロックエラーレートBLERが3.4×
10-3であった。
【0033】CD規格では、反射率が70%以上、I11
/Itop が0.6以上、I3 /Itop が0.3〜0.
7、ブロックエラーレートBLERが3×10-2以下と
定められており、この実施例による光ディスクは、この
規格を満足している。さらに、前記記録後の光ディスク
の保護層4と反射層4を剥離し、光吸収層2を溶剤で洗
浄し、透光性基板1の剥離面をSTM(Scannin
g Tunneling Microscope)で観
察したところ、ピットの部分に凸状の変形が見られた。
なお、この実施例は、保護層4を硬質層として利用した
場合の実施例である。
【0034】(実施例2)前記実施例1と同様の形状及
びプリグルーブを有するポリカーボネート(帝人化学
製、パンライト)基板の上に、前記と同様にして光吸収
層2を形成した後、この上に反射層3として、真空蒸着
法により膜厚50nmのAg膜を形成し、この上に硬質
層6として、膜厚50nmのシリコンアクリル層を形成
し、さらにこの上に前記実施例1と同様の保護層4を形
成した。なお、前記基板と同じ材料を用いて成形したテ
ストピースのロックウェル硬度ASTMD785はM7
5であり、熱変形温度ASTMD648は、135℃で
あった。これに対し、前記硬質層6と同じ材料を用いて
成形したテストピースのロックウェル硬度ASTMD7
85はM100であり、熱変形温度ASTMD648
は、200℃であった。この光ディスクについて、前記
実施例1と同様にしてデータを記録し、これを再生した
ところ、半導体レーザの反射率が71%、I11/Itop
が0.64、I3 /Itop が0.34、ブロックエラー
レートBLERが3.7×10-3であった。
【0035】(実施例3)前記実施例1と同様の形状及
びプリグルーブを有するポリカーボネート(三菱ガス化
学製、ユーピロン)基板の上に、前記と同様にして光吸
収層2を形成した後、その上に反射層3として、真空蒸
着法により膜厚50nmのAu膜を形成し、さらにこの
上に保護層を兼ねる硬質層6として、膜厚7μmのエポ
キシ樹脂層を形成した。なお、前記基板と同じ材料を用
いて成形したテストピースのロックウェル硬度ASTM
D785はM75であり、熱変形温度ASTMD648
は、135℃であった。これに対し、前記硬質層6と同
じ材料を用いて成形したテストピースのロックウェル硬
度ASTMD785はM90であり、熱変形温度AST
MDD648は、140℃であった。この光ディスクに
ついて、前記実施例1と同様にしてデータを記録し、こ
れを再生したところ、半導体レーザの反射率が72%、
I11/Itop が0.63、I3 /Itop が0.33、ブ
ロックエラーレートBLERが2.7×10-3であっ
た。
【0036】(実施例4)前記実施例1と同様の形状及
びプリグルーブを有するポリスチレン基板の上に、前記
と同様にして光吸収層2を形成した後、この上に反射層
3として、真空蒸着法により膜厚50nmのAu膜を形
成し、この上に保護層を兼ねる硬質層6として、膜厚1
0μmのアクリル樹脂層を形成した。なお、前記基板と
同じ材料を用いて成形したテストピースのロックウェル
硬度ASTMD785はM80であり、熱変形温度AS
TMD648は、89℃であった。これに対し、前記硬
質層6と同じ材料を用いて成形したテストピースのロッ
クウェル硬度ASTMD785はM100であり、熱変
形温度ASTMD648は、100℃であった。この光
ディスクについて、前記実施例1と同様にしてデータを
記録し、これを再生したところ、半導体レーザの反射率
が72%、I11/Itop が0.63、I3 /Itop が
0.32、ブロックエラーレートBLERが7.1×1
-3であった。
【0037】(実施例5)前記実施例1と同様の形状及
びプリグルーブを有するポリメチルメタクリレート基板
の上に、前記と同様にして光吸収層2を形成した後、そ
の上に反射層3として、真空蒸着法により膜厚50nm
のAu膜を形成し、さらにこの上に、結着性を高めるた
めエポキシ樹脂をスピンコートしてから、保護層を兼ね
る硬質層6として、膜厚10μmのポリエステル樹脂層
を形成した。なお、前記基板と同じ材料を用いて成形し
たテストピースのロックウェル硬度ASTMD785は
M100であり、熱変形温度ASTMD648は、11
0℃であった。これに対し、前記硬質層6と同じ材料を
用いて成形したテストピースと同じ材料を用いて成形し
たテストピースのロックウェル硬度ASTMD785は
M110であり、熱変形温度ASTMD648は、11
5℃であった。この光ディスクについて、前記実施例1
と同様にしてデータを記録し、これを再生したところ、
半導体レーザの反射率が72%、I11/Itop が0.6
5、I3 /Itop が0.34、ブロックエラーレートB
LERが8.3×10-3であった。
【0038】(実施例6)直径46〜100mmφの範
囲(予記録領域10)に、幅0.6μm、深さ0.10
μm、ピッチ1.6μmのスパイラル状のCDフォーマ
ット信号が再生できるプレピット8が形成され、その外
側の直径100〜117mmφの範囲(後記録領域1
1)に、幅0.7μm、深さ0.07μm、ピッチ1.
6μmのスパイラル状のプリグループが形成された厚さ
1.2mm、外径120mmφ、内径15mmφのポリ
オレフィン基板1を射出成形法により成形した。
【0039】前記基板の直径100mmφより外周側の
部分、つまり後記録領域11の上にのみ、1、1’ジブ
チル3、3、3’、3’テトラメチル5、5’ジエトキ
シインドジカーボシアニンパークロレートをスピンコー
ト法により塗布し、光吸収層2を形成した後、基板1の
全面にわたり反射層3として、真空蒸着法により膜厚5
0nmのAu膜を形成し、さらにこの上に、結着性を高
めるためエポキシ樹脂をスピンコートしてから、保護層
を兼ねる硬質層6として、膜厚7μmのシリコンアクリ
ル樹脂層を形成した。なお、前記基板と同じ材料を用い
て成形したテストピースのロックウェル硬度ASTMD
785はM75であり、熱変形温度ASTMD648
は、140℃であった。これに対し、前記硬質層6と同
じ材料を用いて成形したテストピースのロックウェル硬
度ASTMD785はM100であり、熱変形温度AS
TMD648は、200℃であった。
【0040】この光ディスクについて、前記実施例1と
同様にして前記後記録領域11にデータを記録し、予記
録領域及び後記録領域について再生したところ、後記録
領域での半導体レーザの反射率が71%、I11/Itop
が0.62、I3 /Itop が0.34、ブロックエラー
レートBLERが2.4×10-3であり、予記録領域で
の半導体レーザの反射率が90%、I11/Itop が0.
80、I3 /Itop が0.50、ブロックエラーレート
BLERが1.0×10-3であった。
【0041】(実施例7)直径46〜100mmφの範
囲(予記録領域10)に、幅0.6μm、深さ0.10
μm、ピッチ1.6μmのスパイラル状のCDフォーマ
ット信号が再生できるプレピット8が形成され、その外
側の直径100〜117mmφの範囲(後記録領域1
1)に、幅0.7μm、深さ0.07μm、ピッチ1.
6μmのスパイラル状のプリグループが形成された厚さ
1.2mm、外径120mmφ、内径15mmφのエポ
キシ樹脂基板1を射出成形法により成形した。
【0042】前記基板の直径100mmφより外周側の
部分、つまり後記録領域11の上にのみ、1、1’ジブ
チル3、3、3’、3’テトラメチル5、5’ジエトキ
シインドジカーボシアニンパークロレートをスピンコー
ト法により塗布し、光吸収層2を形成した後、基板1の
全面にわたり反射層3として、真空蒸着法により膜厚5
0nmのAl膜を形成し、この上に保護層を兼ねる硬質
層6として、膜厚7μmのシリコン樹脂層を形成した。
なお、前記透光性基板1と同じ材料を用いて成形したテ
ストピースのロックウェル硬度ASTMD785はM9
0であり、熱変形温度ASTMD648は、135℃で
あった。これに対し、前記硬質層6と同じ材料を用いて
成形したテストピースのロックウェル硬度ASTMD7
85はM100であり、熱変形温度ASTMD648
は、180℃であった。
【0043】この光ディスクについて、前記実施例1と
同様にして前記後記録領域11にデータを記録し、予記
録領域及び後記録領域について再生したところ、後記録
領域での半導体レーザの反射率が72%、I11/Itop
が0.62、I3 /Itop が0.32、ブロックエラー
レートBLERが2.1×10-3であり、予記録領域で
の半導体レーザの反射率、I11/Itop、I3 /Itop 、
ブロックエラーレートは前記実施例12と同様であっ
た。
【0044】(比較例)前記実施例1において、紫外線
硬化性樹脂により形成された保護層4と同じ材料を用い
て成形したテストピースのロックウェル硬度ASTMD
785を、M60、熱変形温度ASTMD648(4.
6kg/cm2 )を75℃としたこと以外は、同実施例
1と同様にして、光ディスクを製作した。この光ディス
クに、前記実施例1と同様にして波長780nmの半導
体レーザを線速1.2m/secで照射し、EFM信号
を記録したところ、基板1の板面側には、十分明瞭なピ
ットが確認できなかった。そして、この光ディスクを、
前記実施例1で用いたのと同じCDプレーヤで再生した
ところ、光ディスクの反射率が71%、I11/Itop が
0.7、I3 /Itop が0.37であったが、ブロック
エラーレートBLERが1.5×10-1あり、上述した
CD規格を満足することができなかった。
【0045】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の光情報記録
媒体では、光吸収層2に対して反射層3の背後側に硬度
の高い硬質層を設け、色素膜からなる光吸収層2に記録
用レーザ光のスポットを当て、この光吸収層2より基板
1側の層に光吸収層2側へ突出したピット5を形成した
ので、成形という手段で形成される一般のCDのプレピ
ットにきわめて近似した明瞭なピット5を形成できる。
そして、基板1側から入射させた読取り用レーザ光の前
記ピット5の部分とそれ以外の部分の反射光の光学的位
相差により記録された信号を読み取ることにより、高い
反射率が得られると共に、一般のCDと同様の再生信号
が得られ、且つその再生信号のブロックエラーレートを
CD規格に規定された範囲に収めることができる。従っ
て、記録用レーザ光の照射という簡便な手段でピットを
形成することができ、そのためコスト上少量出版に適
し、しかも一般のCDプレーヤで再生できる光情報記録
媒体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による光情報記録媒体を示す模
式半断面斜視図である。
【図2】ピットを形成する前の同光情報記録媒体をトラ
ッキング方向に断面した拡大断面図である。
【図3】ピットを形成した後の同光情報記録媒体をトラ
ッキング方向に断面した拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施例による光情報記録媒体を示
す模式半断面斜視図である。
【図5】図4のA部拡大断面図である。
【図6】図4のB部拡大断面図である。
【図7】本発明の実施例による光情報記録媒体の透光性
基板の表面を示す要部拡大斜視図である。
【図8】前記透光性基板の表面をSTM(Scanni
g Tunneling Microscope)で観
察したときのチップのトラッキング方向に沿う移動距離
と高度の関係を示すグラフの例である。
【図9】硬質層の硬度とブロックエラーレートとの関係
の例を示すグラフである。
【図10】再生時のブロックエラーレートの経時変化を
示したグラフである。
【符号の説明】
1 基板 2 光吸収層 3 反射層 4 保護層 5 ピット 6 硬質層 10 予記録領域 11 後記録領域 12 プリグルーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 雄治 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性を有する基板(1)上に少なくと
    も光吸収層(2)、反射層(3)が順次形成された光情
    報記録媒体において、前記光吸収層(2)が色素膜から
    なり、この光吸収層(2)より基板(1)側に吸収層
    (2)側へ突出したピット(5)が形成され、前記光吸
    収層(2)に対して反射層(3)の背後側に、ピット
    (5)が形成された層より硬度の高い硬質層を有し、前
    記基板(1)側から入射させた読取り用レーザ光の前記
    ピット(5)の部分とそれ以外の部分の反射光の光学的
    位相差により記録された信号を読み取ることを特徴とす
    る光情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 硬質層がロックウェル硬度ASTMD7
    85においてM75以上であることを特徴とする請求項
    1に記載の光情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 硬質層が熱変形温度ASTM D648
    (4.6kg/cm2 )において80℃以上であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の光情報記録媒
    体。
  4. 【請求項4】 反射層の上に紫外線硬化性樹脂のスピン
    コート膜により形成された保護層(4)が硬質層を兼ね
    ていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
    光情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記光吸収層(2)が透光性基板(1)
    上の一部の領域に形成され、同光吸収層(2)の無い領
    域に予め信号再生用のプレピット(9)が形成された予
    記録領域(10)を有する光情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 ピット(5)が形成された層が基板
    (1)であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに
    記載の光情報記録媒体。
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