JPH07269693A - 自動変速車両のフェイルセイフ装置 - Google Patents

自動変速車両のフェイルセイフ装置

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JPH07269693A
JPH07269693A JP8544394A JP8544394A JPH07269693A JP H07269693 A JPH07269693 A JP H07269693A JP 8544394 A JP8544394 A JP 8544394A JP 8544394 A JP8544394 A JP 8544394A JP H07269693 A JPH07269693 A JP H07269693A
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JP
Japan
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vehicle speed
sensor
speed
automatic transmission
fail
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JP8544394A
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Yoshiteru Okumura
芳輝 奥村
Toshihisa Muramatsu
稔久 村松
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、車速センサの故障検出を
要することなくフェイルセイフを行い得て、フェイルセ
イフのための車速センサの故障検出を要しないことによ
り検出の条件を厳しくし得て、車速センサの故障検出の
誤判定の可能性を低くし得て、車速センサの故障時に自
動変速機を適切に変速し得て、運転性の悪化を回避し得
て、また、検出車速と推定車速との比較により車速セン
サの故障検出を実施し得て、故障検出の実施の頻度を高
め得て、検出の条件を厳しくしても誤判定の可能性を低
くし得て、より確実に故障検出を可能にすることにあ
る。 【構成】 このため、この発明は、検出車速と推定車速
とのいずれか大なる値に基づき自動変速機を変速すべく
制御する制御手段を設けたことを特徴とする。また、こ
の発明は、検出車速と推定車速との差がフェイル判定車
速差を越えてからフェイル判定時間を経過した場合に車
速センサの故障を検出すべく判定する制御手段を設けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動変速車両のフェイ
ルセイフ装置に係り、特に車速センサの故障の検出を要
することなくフェイルセイフを行い得て、フェイルセイ
フのための車速センサの故障の検出を要しないことによ
り検出の条件を厳しくし得て、車速センサの故障検出の
誤判定の可能性を低くし得て、車速センサの故障時に自
動変速機を適切に変速し得て、運転性の悪化を回避し得
て、また、検出車速と推定車速との比較により車速セン
サの故障検出を実施し得て、故障検出の実施の頻度を高
め得て、検出の条件を厳しくしても誤判定の可能性を低
くし得て、より確実に故障検出が可能な自動変速車両の
フェイルセイフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車速に基づき変速される自動変速機を搭
載した自動変速車両においては、車速を検出する車速セ
ンサが故障すると、適切な変速が行えない問題を生じ
る。そこで、自動変速車両には、フェイルセイフ装置を
備えたものがある。
【0003】このようなフェイルセイフ装置には、車速
センサの故障時に、自動変速機を最高変速段に固定する
ものがある。
【0004】また、フェイルセイフ装置には、急減速後
に車速センサからの車速信号が無入力である場合や、自
動変速機の走行レンジ(ドライブレンジ:D、2速レン
ジ:2、ローレンジ:L、リバースレンジ:R等)にお
けるエンジン回転数が所定回転数以上の際に車速センサ
からの車速信号が無入力である場合に、車速センサが故
障であると判断するものがある。
【0005】さらに、フェイルセイフ装置には、故障し
た車速センサから所定車速以上に相当する車速信号が入
力した場合に、車速センサが故障から復帰して機能が回
復したものと判断するものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の車速
センサの故障時に自動変速機を最高変速段に固定するフ
ェイルセイフを行うフェイルセイフ装置は、自動変速機
の変速が行われなくなるなるため、運転性が悪化する不
都合がある。
【0007】また、従来のフェイルセイフ装置は、車速
センサの故障を検出してフェイルセイフを行うものであ
るため、車速センサの故障の検出を確実なものとしなけ
ればならない。このため、従来のフェイルセイフ装置
は、車速センサの故障の検出を確実なものとすべく検出
の条件を緩やかにする必要があり、この結果、正常の車
速センサが故障であると検出する誤判定の可能性が高く
なる不都合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上述の不都合を
除去するために、この発明は、第1に、車速に基づき変
速される自動変速機を搭載した自動変速車両のフェイル
セイフ装置において、前記自動変速車両の車速を検出す
る車速センサを設け、前記自動変速車両に搭載されるエ
ンジンのエンジン回転数を検出する回転数センサを設
け、前記エンジンの出力トルクを検出するトルクセンサ
を設け、前記車速センサの検出する検出車速と前記回転
数センサ及びトルクセンサの検出するエンジン回転数及
び出力トルクから算出される推定車速とのいずれか大な
る値に基づき前記自動変速機を変速すべく制御する制御
手段を設けたことを特徴とする。
【0009】また、この発明は、第2に、車速に基づき
変速される自動変速機を搭載した自動変速車両のフェイ
ルセイフ装置において、前記自動変速車両の車速を検出
する車速センサを設け、前記自動変速車両に搭載される
エンジンのエンジン回転数を検出する回転数センサを設
け、前記エンジンの出力トルクを検出するトルクセンサ
を設け、前記車速センサの検出する検出車速と前記回転
数センサ及びトルクセンサの検出するエンジン回転数及
び出力トルクから算出される推定車速との差がフェイル
判定車速差を越えてからフェイル判定時間を経過した場
合に前記車速センサの故障を検出すべく判定する制御手
段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明の第1の構成によれば、フェイルセイ
フ装置は、制御手段によって、車速センサの検出する検
出車速と回転数センサ及びトルクセンサの検出するエン
ジン回転数及び出力トルクから算出される推定車速との
いずれか大なる値に基づき自動変速機を変速すべく制御
することにより、車速センサの故障の検出を要すること
なくフェイルセイフを行うことができるとともに、車速
センサの故障時に自動変速機を最高変速段に固定するこ
となく変速することができる。
【0011】また、この発明の第2の構成によれば、フ
ェイルセイフ装置は、制御手段によって、車速センサの
検出する検出車速と回転数センサ及びトルクセンサの検
出するエンジン回転数及び出力トルクから算出される推
定車速との差がフェイル判定車速差を越えてからフェイ
ル判定時間を経過した場合に車速センサの故障を検出す
べく判定することにより、推定車速を算出できる条件で
あれば車速センサの故障検出を実施することができる。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を説明
する。図1〜5は、この発明の実施例を示すものであ
る。図5において、2はエンジン、4はシリンダブロッ
ク、6はシリンダヘッド、8はピストン、10は燃焼
室、12は吸気弁、14は排気弁、16は吸気マニホル
ド、18は吸気通路、20はサージタンク、22はスロ
ットルバルブ、24はエアクリーナ、26は排気マニホ
ルド、28は排気通路、30は排気管、32はキャタラ
イザ(触媒)である。
【0013】図示しない自動変速車両に搭載されるエン
ジン2は、燃焼室10に指向させて燃料を噴射する燃料
噴射弁34を吸気マニホルド16に取付けている。この
燃料噴射弁34は、デリバリパイプ36に連結されてい
る。このデリバリパイプ36には、燃料供給管38の一
端側が連結されている。この燃料供給管38の他端側
は、燃料ポンプ40に連結されている。この燃料ポンプ
40は、燃料タンク42内に設置されている。
【0014】前記デリバリパイプ36には、連結管44
を介してプレッシャレギュレータ(燃料圧力調整弁)4
6が連絡されている。このプレッシャレギュレータ46
は、燃料圧調整用圧力管48からのサージタンク20内
の吸気圧力によって作動し、燃料圧力を調整するもので
ある。このプレッシャレギュレータ46には、燃料タン
ク42に開口する燃料戻り管50が連結されている。
【0015】前記サージタンク20には、検出圧力管5
2の一端側が連結されている。この検出圧力管52の他
端側には、圧力センサ54が設けられている。この圧力
センサ54は、サージタンク20内の吸気圧力を検出す
るものである。前記スロットルバルブ22には、該スロ
ットルバルブ22の開度状態を検出するスロットルポジ
ションセンサ56が連絡されている。前記エアクリーナ
24には、該エアクリーナ24内の吸気温度を検出する
吸気温センサ58が取付けられている。
【0016】また、前記排気マニホルド26には、排気
中の酸素濃度を検出するO2 センサ60が取付けられて
いる。前記シリンダブロック4には、該シリンダブロッ
ク4に形成した冷却水通路62内の冷却水温度を検出す
る水温センサ64が取付けられている。
【0017】前記シリンダヘッド6には、ディストリビ
ュータ66が取付けられている。このディストリビュー
タ66には、クランク角のみならずエンジン回転数を検
出して回転数センサとしても機能するクランク角センサ
68が設けられている。
【0018】前記エンジン2には、自動変速機70が連
結される。自動変速機70は、トルクコンバータ72と
補助変速機構74とを備えている。
【0019】この自動変速機70には、バルブボディ7
6が取付けられている。このバルブボディ76内には、
補助変速機構74の変速段の係合状態を切換える変速段
変更手段である第1ソレノイドバルブ78と第2ソレノ
イドバルブ80とが設けられている。また、バルブボデ
ィ76には、自動変速機70内のオイル温度を検出する
油温センサ82が取付けられている。自動変速機70に
は、回転軸(図示せず)の回転によって車速を検出する
車速センサ84が取付けられている。
【0020】前記燃料噴射弁34と燃料ポンプ40と圧
力センサ54とスロットルポジションセンサ56と吸気
温センサ58とO2 センサ60と水温センサ64とクラ
ンク角センサ68と第1ソレノイドバルブ78と第2ソ
レノイドバルブ80と油温センサ82と車速センサ84
とは、制御手段86に接続されている。
【0021】この制御手段86には、シフトレバー(図
示せず)のシフト位置を検出するシフトスイッチ88が
接続されている。このシフトスイッチ88は、シフトレ
バーが「P」、「R」、「N」、「D」、「2」、
「L」の各シフト位置で夫々切換わるものであり、各位
置の信号を出力するものである。
【0022】さらに、制御手段86には、トルクセンサ
90が接続されている。トルクセンサ90は、エンジン
2の出力トルクを検出する。
【0023】制御手段86は、各種センサから信号を入
力し、吸気圧力に基づき燃料噴射弁34を動作制御して
燃料を噴射させ、車速に基づき第1・第2ソレノイドバ
ルブ78・80を動作制御して自動変速機70を変速す
る。
【0024】このように、車速に基づき変速される自動
変速機70を搭載した自動変速車両のフェイルセイフ装
置92において、前記制御手段86によって、車速セン
サ84の検出する検出車速VS1と、回転数センサとし
ても機能するクランク角センサ68の検出するエンジン
回転数及びトルクセンサ90の検出する出力トルクから
算出される推定車速VS2と、を比較し、検出車速VS
1と推定車速VS2とのいずれか大なる値に基づいて自
動変速機70を変速すべく制御する。
【0025】また、フェイルセイフ装置92は、前記制
御手段86によって、車速センサ84の検出する検出車
速SV1と、回転数センサとしても機能するクランク角
センサ68の検出するエンジン回転数及びトルクセンサ
90の検出する出力トルクから算出される推定車速VS
2と、を比較し、検出車速SV1と推定車速SV2との
差(SV2−SV1)がフェイル判定車速差VSDを越
えてからフェイル判定時間t1を経過した場合に車速セ
ンサ84の故障を検出すべく判定する。
【0026】次に自動変速機70のフェイルセイフを図
1・図2に従って説明する。
【0027】制御手段86は、図1に示す如く、プロズ
ラムがスタート(ステップ100)すると、車速センサ
84から検出車速SV1を入力し、回転数センサたるク
ランク角センサ68からエンジン回転数を入力し、トル
クセンサ90から出力トルクを入力し、検出車速SV1
がエンジン回転数及び出力トルクから算出される推定車
速SV2以上であるか否かを判断する(ステップ10
2)。
【0028】検出車速SV1が推定車速SV2以上の場
合(ステップ102:YES)は、検出車速VS1を変
速用車速VSとし(ステップ104)、この変速用車速
VSに基づいて自動変速機70を変速すべく制御してエ
ンド(ステップ06)になる
【0029】一方、検出車速SV1が推定車速VS2未
満の場合(ステップ102:NO)は、推定車速VS2
を変速用車速VSとし(ステップ108)、この変速用
車速VSにより自動変速機70を変速すべく制御してエ
ンド(ステップ106)になる。
【0030】このように、フェイルセイフ装置92は、
図2に示す如く、例えば、車速センサ84が故障して車
速信号が無入力となった場合に、検出車速VS1が0〓
/hになるが、推定車速VS2が実車速にほぼ等しいの
で、大きい値、すなわち推定車速VS2により変速を制
御することになる。
【0031】これにより、このフェイセイフ装置92
は、車速センサ84の故障の検出を要せずに、フェイル
セイフを行うことができる。また、車速センサ84の故
障時には、実車速に近い推定車速VS2によって変速を
制御することにより、従来のように自動変速機70を最
高変速段に固定することがない。
【0032】このため、このフェイルセイフ装置92
は、フェイルセイフのための車速センサ84の故障の検
出を要しないことにより、検出の条件を厳しくし得て、
車速センサ84の故障検出の誤判定の可能性を低くし得
る。また、このフェイルセイフ装置92は、車速センサ
84の故障時にも自動変速機70を変速し得ることによ
り、車速センサ84の故障時にも自動変速機70を適切
に変速し得て、運転性の悪化を回避することができる。
【0033】次に車速センサ84の故障の判定を図3・
図4に従って説明する。
【0034】制御手段86は、図3に示す如く、判定実
施の条件を満足してプログラムがスタート(ステップ2
00)すると、車速センサ84から検出車速SV1を入
力し、回転数センサたるクランク角センサ68からエン
ジン回転数を入力し、トルクセンサ90から出力トルク
を入力し、検出車速VS1とエンジン回転数及び出力ト
ルクから算出される推定車速VS2との差(VS2−V
S1)がフェイル判定車速差VSDを越えているか否か
を判断する(ステップ202)。
【0035】検出車速VS1と推定車速VS2との差
(VS2−VS1)がフェイル判定車速差VSDを越え
ている場合(ステップ202:YES)は、フェイル判
定時t1を経過したか否かを判断する(ステップ20
4)。
【0036】フェイル判定時間tを経過している場合
(ステップ204:YES)は、車速センサ84の故障
と判断してフェイルフラグを「1」とし(ステップ20
6)、エンド(ステップ208)になり、スタート(ス
テップ200)に戻る。フェイル判定時間t1を経過し
ていない場合(ステップ204:NO)は、そのままエ
ンド(ステップ208)になる。
【0037】一方、検出車速VS1と推定車速VS2と
の差(VS2−VS1)がフェイル判定車速差VSD以
下の場合(ステップ202:NO)は、フェイル復帰判
定時間t2を経過したか否かを判断する(ステップ21
0)。
【0038】フェイル復帰判定時間t2を経過している
場合(ステップ210:YES)は、車速センサ84の
機能が完全であると判断してフェイルフラグを「0」と
し(ステップ212)、エンド(ステップ208)にな
る。フェイル復帰判定時間t2を経過していない場合
(ステップ210:NO)は、そのままエンド(ステッ
プ208)になる。
【0039】このように、フェイルセイフ装置92は、
推定車速VS2を算出できる条件(例えば、ニュートラ
ルレンジ:Nやパーキングレンジ:P等の非走行レンジ
以外の、ドライブレンジ:Dや2速レンジ:2等の走行
レンジにシフトされている場合)であれば、検出車速V
S1と推定車速VS2との比較により車速センサ84の
故障検出を実施することができるものである。
【0040】このため、このフェイルセイフ装置92
は、推定車速VS2を算出できる条件であれば車速セン
サ84の故障検出を実施することができることにより、
故障検出を実施する頻度を高めることができ、検出条件
を厳しくしても故障検出の誤判定の可能性を低くし得
て、より確実な故障検出が可能になる。
【0041】なお、出力トルクは、エンジン2に既設の
圧力センサ54の検出する吸気圧力から算出すれば、ト
ルクセンサ90の追加増設を不要とし得て、コストアッ
プを招くこともない。また、車速センサ84を故障と判
断した後に、検出車速VS1と推定車速VS2と差(V
S2−VS1)がフェイル判定車速差VSD以下とな
り、フェイル復帰判定時間t2を経過した場合には、車
速センサ84が故障から復帰して機能が回復したと判定
できる。
【0042】したがって、図3によるフェイルセイフ装
置92によれば、故障判定のみならず、車速センサ84
の機能回復判定や、また、機能が完全である機能完全判
定を行うことができるものである。
【0043】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなように、こ
の発明の第1の構成によれば、フェイルセイフ装置は、
車速センサの故障の検出を要することなくフェイルセイ
フを行うことができるとともに、車速センサの故障時に
自動変速機を最高変速段に固定することなく変速するこ
とができる。
【0044】このため、このフェイルセイフ装置は、フ
ェイルセイフのための車速センサの故障の検出を要しな
いことにより、検出の条件を厳しくし得て、車速センサ
の故障検出の誤判定の可能性を低くし得る。また、この
フェイルセイフ装置は、車速センサの故障時にも自動変
速機を変速し得ることにより、車速センサの故障時にも
自動変速機を適切に変速し得て、運転性の悪化を回避す
ることができる。
【0045】また、この発明の第2の構成によれば、フ
ェイルセイフ装置は、検出車速と推定車速との比較によ
り車速センサの故障検出を実施することができる。
【0046】このため、このフェイルセイフ装置は、検
出車速と推定車速との比較により車速センサの故障検出
を実施することができことにより、故障検出を実施する
頻度を高めることができ、検出条件を厳しくしても故障
検出の誤判定の可能性を低くし得て、より確実な故障検
出が可能になる。なお、出力トルクは、内燃機関に既設
の圧力センサの検出する吸気圧力から算出すれば、トル
クセンサの追加増設を不要とし得て、コストアップを招
くこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の構成による実施例の制御のフ
ローチャートである。
【図2】この発明の第1の構成による実施例の検出車速
と推定車速との関係を示す図である。
【図3】この発明の第2の構成による実施例の制御のフ
ローチャートである。
【図4】この発明の第2の構成による実施例の検出車速
と推定車速との関係を示す図である。
【図5】フェイルセイフ装置のシステム構成図である。
【符号の説明】
2 エンジン 54 圧力センサ 56 スロットルポジションセンサ 68 クランク角センサ 70 自動変速機 84 車速センサ 86 制御手段 90 トルクセンサ 92 フェイルセイフ装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車速に基づき変速される自動変速機を搭
    載した自動変速車両のフェイルセイフ装置において、前
    記自動変速車両の車速を検出する車速センサを設け、前
    記自動変速車両に搭載されるエンジンのエンジン回転数
    を検出する回転数センサを設け、前記エンジンの出力ト
    ルクを検出するトルクセンサを設け、前記車速センサの
    検出する検出車速と前記回転数センサ及びトルクセンサ
    の検出するエンジン回転数及び出力トルクから算出され
    る推定車速とのいずれか大なる値に基づき前記自動変速
    機を変速すべく制御する制御手段を設けたことを特徴と
    する自動変速車両のフェイルセイフ装置。
  2. 【請求項2】 車速に基づき変速される自動変速機を搭
    載した自動変速車両のフェイルセイフ装置において、前
    記自動変速車両の車速を検出する車速センサを設け、前
    記自動変速車両に搭載されるエンジンのエンジン回転数
    を検出する回転数センサを設け、前記エンジンの出力ト
    ルクを検出するトルクセンサを設け、前記車速センサの
    検出する検出車速と前記回転数センサ及びトルクセンサ
    の検出するエンジン回転数及び出力トルクから算出され
    る推定車速との差がフェイル判定車速差を越えてからフ
    ェイル判定時間を経過した場合に前記車速センサの故障
    を検出すべく判定する制御手段を設けたことを特徴とす
    る自動変速車両のフェイルセイフ装置。
JP8544394A 1994-03-31 1994-03-31 自動変速車両のフェイルセイフ装置 Pending JPH07269693A (ja)

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