JPH07265173A - ベッド冷風装置 - Google Patents

ベッド冷風装置

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JPH07265173A
JPH07265173A JP6082767A JP8276794A JPH07265173A JP H07265173 A JPH07265173 A JP H07265173A JP 6082767 A JP6082767 A JP 6082767A JP 8276794 A JP8276794 A JP 8276794A JP H07265173 A JPH07265173 A JP H07265173A
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JP
Japan
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bed
fan
heat
cold
heat radiation
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JP6082767A
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English (en)
Inventor
Masakazu Ishiguro
正和 石黒
Kenichi Kaneko
健一 金子
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ファンによる騒音を低減し睡眠を妨げることの
ないベッド冷風装置の提供。 【構成】ペルチェ効果を有する熱電素子と、該熱電素子
の吸熱面側に接して配設されると共に冷媒作用を為す蓄
冷手段と、該蓄冷手段より生じた冷気をベッドに寝てい
る人体に向けて送風する冷風ファンと、前記熱電素子の
発熱面側に発生した熱を、前記冷風ファンが吸い込まな
い方向へ排出する放熱ファンと、ベッドの不使用時に
は、前記熱電素子及び前記放熱ファンを通電すると共に
前記冷風ファンを非通電にし、ベッドの使用時には、前
記冷風ファン及び前記熱電素子を通電すると共に前記放
熱ファンへの給電量を徐々に減少させていく制御手段と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベッドに寝ている人に
冷風を送出するベッド冷風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ペルチェ効果を有する電子冷却素子の一
般的な構成を図7に示す。P形半導体S1とN形半導体S2
を金属Aを介して結合し、金属Aと接続されていないP
形半導体S1及びN形半導体S2の一端にそれぞれ金属Bを
結合し、各金属Bに直流電源端子を接続して閉回路を構
成する。
【0003】この閉回路に電流が流れると金属Aでは吸
熱、各金属Bでは発熱が起こる。そして、各金属Bの部
分を冷水等で冷却すると金属Aの部分で低温が得られ
る。この金属Aで得られた低温からファン等を用いて冷
風を発生することができ、小型化に適しているため狭い
室内や局所的な冷房装置に利用される。また、吸熱と発
熱の効果は可逆的で、素子に流す電流の向きを変えると
熱の発生と吸収が逆になり、冷暖房装置として各種の用
途に応用される。
【0004】ペルチェ素子の放熱部の冷却方法には、水
冷方式と空冷方式が知られており、空冷方式の従来例と
して、例えば、特開平1−200122号公報が開示されてい
る。
【0005】この従来例の縦断面図を図8に示す。同図
において、支台2上に支持された作業台天板1の端部に
ペルチェ効果を有する熱素子3が配されている。この熱
素子3の吸熱側上面及び放熱側下面にはそれぞれ吸熱フ
ィン5及び放熱フィン6が取付けられ、吸熱フィン5及
び放熱フィン6に対向してそれぞれ送風機7、8が備え
られ、さらに、各送風機7、8をそれぞれ囲むフード
9、10が上下に設けられている。
【0006】前記従来例の動作は次のようになる。熱素
子3に電流を流すと熱素子3の天板1上部側である吸熱
側は低温になり、熱素子3の天板1下部側である放熱側
は高温になる。各送風機7、8の作動により空気が吸引
され、上部フード9からは上側に向けて冷風が吹出し、
下部フード10からは下側に向けて温風が吹出す。これに
より、室内の空気の循環を起こすことができ、室内全体
の温度が均一に保たれる。また、局所的に個人の好みに
合わせた温度環境を得ることもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例は、ファンを連続的に回しているため、例えば、ベ
ッドに取付けた冷風装置として使用した場合には、ファ
ンによる騒音によって寝つきを悪くする恐れがある。
【0008】そこで、本発明は、上記問題点を解決し、
睡眠を妨げることのないベッド冷風装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明におけるベッド冷風装置は、ペルチェ効果を
有する熱電素子と、該熱電素子の吸熱面側に接して配設
されると共に冷媒作用を為す蓄冷手段と、該蓄冷手段よ
り生じた冷気をベッドに寝ている人体に向けて送風する
冷風ファンと、前記熱電素子の発熱面側に発生した熱
を、前記冷風ファンが吸い込まない方向へ排出する放熱
ファンと、ベッドの不使用時には、前記熱電素子及び前
記放熱ファンを通電すると共に前記冷風ファンを非通電
にし、ベッドの使用時には、前記冷風ファン及び前記熱
電素子を通電すると共に前記放熱ファンへの給電量を徐
々に減少させていく制御手段とを備える。
【0010】そして、蓄冷手段の吸熱効果と、ペルチェ
効果によって発生した熱の放熱効果を高めるために、前
記蓄冷手段に接して配設されると共に前記冷風ファンに
よる風の流路に配される吸熱部材と、前記熱電素子の発
熱面側に接して配設されると共に前記放熱ファンによる
風の流路に配される放熱部材と、を備えることが好まし
い。
【0011】さらに、ベッドに備えられた人体検出手段
の出力信号を該ベッド冷風装置に備えられた制御手段に
入力し、該人体検出手段によって自動的に該ベッド冷風
装置が制御されることが好ましい。
【0012】また、放熱ファンの回転による騒音を低減
させるために、放熱ファンに給電する電圧又は電流は、
リニアに減少させてもよく、階段状に減少させてもよ
い。
【0013】
【作用】本発明におけるベッド冷風装置によれば、ベッ
ド不使用時に冷風ファンの作動を停止させ蓄冷手段を十
分低温に保ち、ベッド使用時に冷風ファンを作動させて
蓄冷手段により生じた冷気を冷風として人体、特に頭部
のあたりに向けて送出すると共に、放熱ファンの回転を
徐々に減少させて入眠の妨害となるファンの騒音を低減
させている。
【0014】本発明においては、冷風を送出している時
に放熱ファンの回転が徐々に低下されるため、ペルチェ
素子に対する空冷による冷却効率は低下するが、ベッド
不使用時に蓄冷手段に蓄冷が十分為されているため、蓄
冷手段の温度が急激に上昇することは避けられ、冷風を
長時間持続させることができる。
【0015】また、本発明は、請求項1に記載した構成
を基本構成とするものであるが、さらに、蓄冷手段の吸
熱効果と、ペルチェ効果によって発生した熱の放熱効果
を高めるために、前記蓄冷手段に接して吸熱部材、例え
ば吸熱フィンを配設し、前記冷風ファンによる風の流路
にこの吸熱フィンを配し、また、前記熱電素子の発熱面
側に接して放熱部材、例えば放熱フィンを配設し、前記
放熱ファンによる風の流路にこの放熱フィンを配するこ
とが、吸熱及び放熱効果のために好ましい。
【0016】そして、本発明においては、ベッド使用時
の冷風ファンの作動を手動スイッチにより行ってもよい
が、請求項3に記載した人体検出手段により自動的に行
うことができる。人体検出手段に用いられる検知センサ
ーには、接片の接触する機械式スイッチ、圧電スイッ
チ、又は光電スイッチ等を利用することができる。
【0017】また、放熱ファンの作動を徐々に停止させ
るために、放熱ファンに印加される駆動電圧又は駆動電
流をリニアに減少させてもよいし、階段状に減少させて
もよく、特に、リニアに減少させることにより、違和感
なく自然と騒音を低減させることができる。
【0018】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。図1は、本発明におけるベッド冷風装置を
有するベッドの側面図である。本実施例におけるベッド
冷風装置1は、ペルチェ効果を有する素子を含むペルチ
ェユニット収納ケース2と、収納ケース2に備えられて
いる各種の手段への通電を制御する制御手段3とを基本
構成とし、ベッド冷風装置1の枠体には、フィルタ4を
備えた外気吸込口5と、冷風の吹出口6と、放熱風の通
風孔7が設けられている。
【0019】図2は、本発明におけるベッド冷風装置の
第1の実施例を示す概略縦断面図である。ベッド冷風装
置1の中のペルチェユニット収納ケース2内には、熱電
素子8、蓄冷手段9、放熱フィン10、吸熱フィン11、冷
風ファン12、及び放熱ファン13が備えられている。
【0020】図2において、熱電素子8の図示上側は熱
電素子8の放熱(発熱)部であり、図示下側が吸熱部で
ある。放熱部側には放熱フィン10を接して配設し、吸熱
部側に蓄冷手段9を接して配設する。
【0021】熱電素子8は、熱電冷却効率の高いP形及
びN形半導体を1組、あるいは直列又は並列に複数組接
続することが好ましい。蓄冷手段9は、エチレングリコ
ールから成る一般的な蓄冷剤が好ましく、また、融解熱
の高い氷で構成される蓄冷手段が蓄冷効率を高める点で
好ましい。放熱フィン10は、アルミニューム又はダイキ
ャスト等で形成されている。
【0022】蓄冷手段9には熱を効率よく蓄冷手段9に
吸収するための吸熱フィン11が接して配設されている。
吸熱フィン11はアルミニューム又はダイキャスト等で形
成され、吸熱フィン11の図示下側には冷風ファン12が対
向して備えられ、外気を吸込口5から吸い込み仕切室2
9、冷風ファン12、及び吸熱フィン11を介して、蓄冷手
段9によって冷やされた冷気を冷風として吹出口6より
送出する。
【0023】放熱フィン10の図示上側には放熱ファン13
が対向して備えられ、外気を吸込口5から吸い込み放熱
フィン10及び放熱ファン13を介して熱電素子8によって
発生した熱を装置の外へ排出する。
【0024】図1に示すように、ベッド冷風装置1は、
ベッド14の頭部側の天板15上に備えられる。ベッド冷風
装置1によって発生した冷風は、冷風吸出口6からベッ
ドに寝ている人の頭部の方へ向けて送風される。ベッド
のマットレス16の下部には人が寝ていることを検知する
人体検出手段17が備えられている。人体検出手段17は、
機械式スイッチ、光電スイッチ、圧電スイッチ等の各種
のスイッチを用いることができる。
【0025】図3は、本発明における制御手段のブロッ
ク図である。制御手段3は、ベッド冷風装置の電源スイ
ッチ18、冷風ファン12を手動操作するための冷風スイッ
チ19及び人体検出手段17に含まれる人体検知センサー20
からの各出力信号を入力とし、冷風ファン12、放熱ファ
ン13、及び熱電素子8へ制御信号を出力する。
【0026】制御手段3は、マイコンシステムによる処
理部3aとトランジスタ等による駆動部3bにより構成され
る。処理部3aにより入力信号の制御が行なわれ、駆動部
3bにより放熱ファン13等の作動制御を行う。制御手段3
に入力された信号は、処理部3a内の入力変換部でデジタ
ル信号に変換され、処理部3a内のCPUにより信号処理
が為され、そして、出力変換部でアナログ信号に変換さ
れて、CPUの信号処理に基づいて駆動部3bに信号が出
力される。なお、処理部3aはマイコンシステムの構成に
限定されず、スイッチング回路から成るアナログ回路又
はデジタル回路で構成してもよい。
【0027】次に、実施例の動作について説明する。本
発明は、蓄冷効率の高い蓄冷手段を備えると共に、入眠
時におけるファンによる騒音を低減するための制御手段
3を備え、制御手段3によって、冷風ファン12及び放熱
ファン13の駆動が制御され、また、熱電素子8の通電が
制御される。
【0028】電源スイッチ18が入力されるとベッド冷風
装置1は作動状態になる。人体検知センサー20によって
人が寝ていないことが検知された場合には、制御手段3
により放熱ファン13を駆動すると共に熱電素子8を連続
通電する。この時、冷風ファン12は駆動させず、冷気を
逃がすことなく蓄冷手段9を十分に冷やし蓄冷する。
【0029】人体検知手段17が作動し人が寝ていること
が検知された場合には、制御手段3により冷風ファン12
が駆動され、熱電素子8をひき続き連続通電し、蓄冷手
段9により生じた冷気を人体の頭部の方へ冷風として送
出する。それと共に、制御手段3により放熱ファン13の
駆動電圧又は電流を徐々に減少させ、最終的に放熱ファ
ン13を停止させる。
【0030】この結果、入眠時における放熱ファン13に
よる騒音を低減することができる。放熱ファン13が停止
されるとペルチェ素子に対する空冷による冷却効率は低
下するが、蓄冷手段9が十分蓄冷されているため、蓄冷
手段9の温度が急激に上昇することは避けられ、冷風を
長時間持続することは可能である。
【0031】なお、人が起き上がりベッドから離れる
と、人体検出手段17の信号に基づいて制御手段3が自動
的に冷風ファン12を停止させると共に放熱ファン13を作
動させ、蓄冷手段9による蓄冷が開始される。
【0032】放熱ファン13の回転を徐々に減少させるた
めの回路図を図4(A)及び図5(A)に示す。図4(A)は放
熱ファンに印加される駆動電圧をリニアに制御する方式
であり、図5(A)は放熱ファンの駆動電圧をステップ状
に制御する方式を示している。図4(B)及び図5(B)に
は、放熱ファンに印加されるそれぞれの電圧特性が示さ
れている。
【0033】図4(A)において、制御手段3の駆動部3b
はトランジスタ24のコレクタ端子と可変抵抗素子23を直
列に接続して構成され、駆動部3bと放熱ファン13を電源
25を介して接続する。そして、制御手段3の処理部3aの
出力信号をトランジスタ24のベース端子と可変抵抗素子
23の制御端子にそれぞれ接続する。なお、可変抵抗素子
23の制御端子には、処理部3a内に備えられた例えば積分
回路により電圧振幅が徐々に変化する信号が印加され
る。トランジスタ24は放熱ファン13の駆動スイッチとな
り、可変抵抗素子23はFET等の半導体素子で構成さ
れ、可変抵抗素子23の抵抗値を徐々に高めていくことに
より、放熱ファン13に印加される分圧された電圧が低下
し、図4(B)のグラフに示すように放熱ファン13の端子
電圧はリニアに低減され最終的に放熱ファン13は停止さ
れる。
【0034】図5(A)では、駆動部3bは、トランジスタ2
4のエミッタ端子に抵抗26の一端を接続し、これを複数
個用意し、各トランジスタ24のコレクタ端子同士及び各
抵抗26の他端同士を接続した並列構成にされる。そし
て、この駆動部3bと放熱ファン13と電源25を直列に接続
し、各トランジスタ24のベース端子に処理部3aより制御
信号が入力される構成となっている。
【0035】各抵抗26の抵抗値が同一の場合には、初期
時に全部のトランジスタ24をオンにしておき、順次トラ
ンジスタ24を1つずつオフにし並列抵抗の抵抗値を高め
ていく。これにより、放熱ファン13に印加される分圧電
圧はステップ状に低下し、図5(B)に示すように放熱フ
ァン13の端子電圧はステップ状に低減され最終的に放熱
ファン13は停止される。
【0036】また、各抵抗26の抵抗値が互いに異なる場
合には、小さい抵抗値を有したトランジスタ24から順に
1つのみを順次オンにし、抵抗値を徐々に高めていくこ
とにより放熱ファン13に印加される端子電圧をステップ
状に変化させることができる。そして、前記と同じよう
に放熱ファン13は停止される。
【0037】図6は、本発明におけるベッド冷風装置の
第2の実施例を示す概略縦断面図である。この実施例で
は、ペルチェユニット収納ケース2の下部からベッド14
(図1参照)の頭部側に設けられた天板15の下方へ放熱
風を排出している。
【0038】ペルチェユニット収納ケース2内は次のよ
うに構成される。熱電素子8の図示上側及び下側にはそ
れぞれ蓄冷手段9及び放熱フィン10が接して配設され、
蓄冷手段9の上側には吸熱フィン11が接して配設され、
さらに冷風ファン12が設けられ、放熱フィン10の下側に
は放熱ファン13が設けられている。
【0039】蓄冷手段9によって冷された冷風は第1実
施例と同様にベッドに寝ている人の頭部のあたりに送出
される。放熱風は天板15に設けられた通風孔7から下方
へ排出される。第2の実施例においては、冷風と放熱風
が仕切板28によって遮断されているため、冷風と放熱風
が混じり合うことがなく、ベッドに寝ている人は常に冷
風のみを受けることができる。
【0040】なお、第1及び第2実施例において、放熱
ファンの回転を最終的に停止しているが、停止させずに
低回転数で連続運転させても騒音の低減効果を有するこ
とができる。
【0041】また、放熱ファンと共に冷風ファンの回転
数も低下させることにより騒音の低減を一層効果的に行
うことができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のベッド冷
風装置においては、ベッドの不使用時に蓄冷手段に十分
に蓄冷が為され、ベッドの使用時に冷風ファンを作動さ
せて冷気を冷風として送出すると共に放熱ファンの回転
を徐々に低下させている。これにより、入眠時における
放熱ファンの騒音が低減でき、冷風と騒音低減による相
乗効果によって睡眠促進の効果が発揮される。
【0043】そして、吸熱部材を備えることにより蓄冷
手段の吸熱効果がさらに高められ、また、放熱部材を備
えることにより放熱効果も高められ、これによって、熱
変換効率が向上しファンを小さくでき、小型のベッド冷
風装置を提供することができる。
【0044】また、ベッドに備えられた人体検出手段に
よって、本発明におけるベッド冷風装置は自動的に蓄冷
と冷風送出に切替わるので、スイッチの切り忘れ及びス
イッチ操作の誤りが防止され、入眠時に常に冷やされた
冷風を受けることができる。
【0045】さらに、放熱ファンへ印加する電圧又は電
流をリニアあるいは階段状に減少することにより、自然
と放熱ファンの騒音が低減されると共に冷風による相乗
効果で入眠が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるベッド冷風装置を有するベッド
の側面図である。
【図2】本発明におけるベッド冷風装置の第1の実施例
を示す概略縦断面図である。
【図3】本発明における制御手段のブロック図である。
【図4】(A)は、放熱ファンに印加される駆動電圧をリ
ニアに制御する回路図である。(B)は、図4(A)における
放熱ファンの端子電圧の時間変化を示すグラフである。
【図5】(A)は、放熱ファンに印加される駆動電圧を階
段状に制御する回路図である。(B)は、図5(A)における
放熱ファンの端子電圧の時間変化を示すグラフである。
【図6】本発明におけるベッド冷風装置の第2の実施例
を示す概略縦断面図である。
【図7】ペルチェ素子の動作説明図である。
【図8】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ベッド冷風装置 2 ペルチェユニット収納ケース 3 制御手段 8 熱電素子 9 蓄冷手段 10 放熱フィン(放熱部材) 11 吸熱フィン(吸熱部材) 12 冷風ファン 13 放熱ファン 14 ベッド 15 天板 17 人体検出手段 28 仕切板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ペルチェ効果を有する熱電素子と、 (b)該熱電素子の吸熱面側に接して配設されると共に冷
    媒作用を為す蓄冷手段と、 (c)該蓄冷手段より生じた冷気をベッドに寝ている人体
    に向けて送風する冷風ファンと、 (d)前記熱電素子の発熱面側に発生した熱を、前記冷風
    ファンが吸い込まない方向へ排出する放熱ファンと、 (e)ベッドの不使用時には、前記熱電素子及び前記放熱
    ファンを通電すると共に前記冷風ファンを非通電にし、
    ベッドの使用時には、前記冷風ファン及び前記熱電素子
    を通電すると共に前記放熱ファンへの給電量を徐々に減
    少させていく制御手段と、 を備えるベッド冷風装置。
  2. 【請求項2】前記蓄冷手段に接して配設されると共に前
    記冷風ファンによる風の流路に配される吸熱部材と、前
    記熱電素子の発熱面側に接して配設されると共に前記放
    熱ファンによる風の流路に配される放熱部材と、を備え
    ることを特徴とする請求項1記載のベッド冷風装置。
  3. 【請求項3】ベッドに備えられ人がベッドを使用してい
    るか否かを検出する人体検出手段を有し、該人体検出手
    段の出力信号が前記制御手段に入力され、該人体検出手
    段から出力された検出信号に応じて前記ベッド冷風装置
    が制御されることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載のベッド冷風装置。
  4. 【請求項4】ベッドの使用時における放熱ファンの給電
    量が、リニアに減少されることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか一に記載のベッド冷風装置。
  5. 【請求項5】ベッドの使用時における放熱ファンの給電
    量が、階段状に減少されることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか一に記載のベッド冷風装置。
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