JPH0726443A - ジェットルーム - Google Patents

ジェットルーム

Info

Publication number
JPH0726443A
JPH0726443A JP18862993A JP18862993A JPH0726443A JP H0726443 A JPH0726443 A JP H0726443A JP 18862993 A JP18862993 A JP 18862993A JP 18862993 A JP18862993 A JP 18862993A JP H0726443 A JPH0726443 A JP H0726443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weft
weft insertion
locking pin
braking
jet loom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18862993A
Other languages
English (en)
Inventor
Zenji Tamura
善次 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsudakoma Corp, Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Corp
Priority to JP18862993A priority Critical patent/JPH0726443A/ja
Publication of JPH0726443A publication Critical patent/JPH0726443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 係止ピンによる緯糸係止時に緯糸に作用する
衝撃を正確に緩和することができるようにすることにあ
る。 【構成】 貯留ドラムに巻かれた緯糸を係止ピンの後退
により解舒するとともに、解舒された緯糸を緯入れ用ノ
ズルによって経糸の開口に緯入れする緯入れ装置と、予
め設定されたタイミングで動作して、飛走する緯糸に制
動をかける制動装置とを含むジェットルームにおいて、
前記緯糸が前記係止ピンに係止されるときの緯糸の飛走
速度または張力を算出する演算手段と、該演算手段で算
出した値に基づいてその後の緯入れ開始時期を算出し、
算出した開始時期に基づいて前記緯入れ装置を制御する
制御手段とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアージェットルー
ム、ウォータジェットルーム等のジェットルームに関
し、特に飛走中の緯糸に制動をかけるジェットルームに
関する。
【0002】
【従来の技術】緯糸を緯入れの終期に係止ピンに係止さ
せるジェットルームは、緯糸が係止ピンに係止されたと
きに緯糸に作用する衝撃を緩和する目的で、緯入れ終期
に緯糸に制動をかける制動装置を備えている。
【0003】この種のジェットルームの1つとして、緯
入れ途中の緯糸の飛走速度を1つの光電センサの出力信
号に基に測定し、測定した飛走速度を基にその後の緯入
れサイクルのための制動量を算出し、算出した制動量を
基に制動装置を制御するものが提案されている(実開昭
62−166283号公報)。
【0004】しかし、このジェットルームでは、緯糸が
所定の位置に到達したことを1つの光電センサで検知
し、検知タイミングと基準タイミングとを比較すること
により、緯糸の飛走速度を測定しているから、測定した
速度は、緯入れ期間全体にわたる平均速度であって、緯
入れ終期の速度ではない。
【0005】すなわち、検知タイミングと基準タイミン
グとを比較することにより、緯糸飛走速度を測定した場
合、両タイミングの差は、緯入れ終期の飛走速度のみな
らず、緯入れ初期の飛走速度によっても異なるから、両
タイミングに大きな差があっても、それが緯入れ終期の
飛走速度に起因することにはならないし、両タイミング
が一致していても、それにより緯入れ終期の飛走速度が
正しいことにはならない。
【0006】このように、緯入れ終期の緯糸の飛走速度
の正否が不明のデータを基に制動量を算出しても、正し
い制動量を得ることができない。従って、このようなジ
ェットルームでは、係止ピンによる緯糸の係止時の衝撃
を正しく緩和することができない。
【0007】他のジェットルームの1つとして、緯入れ
初期の緯糸の飛走速度を1つの光電センサの出力信号に
基にして測定し、測定した飛走速度を基にしてその緯入
れサイクルのための制動量を算出し、算出した制動量を
基にして制動機装置を制御するものが提案されている
(特公平3−50019号公報)。
【0008】しかし、この他のジェットルームでは、測
定した飛走速度が緯入れ初期のものであるから、速度測
定後例えば緯入れ終期に飛走速度が変化した場合には、
正しい制動量を得ることができない。従って、このよう
なジェットルームも、係止ピンによる緯糸係止時の衝撃
を正しく緩和することができない。
【0009】
【解決しようとする課題】本発明の目的は、係止ピンに
よる緯糸係止時に緯糸に作用する衝撃を正確に緩和でき
るようにすることにある。
【0010】
【解決手段、作用、効果】本発明は、貯留ドラムに巻か
れた緯糸を係止ピンの後退により解舒するとともに、解
舒された緯糸を緯入れ用ノズルによって経糸の開口に緯
入れする緯入れ装置と、予め設定されたタイミングで動
作して、飛走する緯糸に制動をかける制動装置とを含む
ジェットルームにおいて、前記緯糸が前記係止ピンに係
止されるときの緯糸の飛走速度または張力を算出する演
算手段と、該演算手段で算出した値に基づいてその後の
緯入れ開始時期を算出し、算出した開始時期に基づいて
前記緯入れ装置を制御する制御手段とを含むことを特徴
とする。
【0011】緯入れ終期の緯糸の飛走速度または張力が
大きいと、制動装置が動作したときから緯糸が係止ピン
に係止されるときまでの時間が短いから、緯糸に作用す
る制動力が不足し、緯糸が係止ピンに係止されたときの
衝撃が大きい。
【0012】このため、緯入れ終期の緯糸の飛走速度ま
たは張力が大きいときは、緯入れ開始時期を遅延させ
る。これにより、制動装置が動作したときから緯糸が係
止ピンに係止されるときまでの時間が長くなるから、緯
糸はそれだけ長時間制動力を受け、その結果緯糸が係止
ピンに係止されたときの衝撃が小さくなる。
【0013】緯入れ終期の緯糸の飛走速度または張力が
小さいときは、上記と逆に、緯入れ開始時期を早め、制
動力が緯糸に作用する期間を短縮する。この場合、緯糸
が係止ピンに係止されたときの衝撃は、緯入れ開始時期
を早める前は、過度に小さい値となっているが、緯入れ
開始時期を早めて、制動力の作用期間を短縮することに
より、糸切れを生じない程度の大きさまで増大される。
これにより、緯糸の飛走速度が極端に低い値まで減速さ
れることがないから、緯入れを不安定にすることなく、
緯糸係止時における糸切れの発生を防止することができ
る。
【0014】本発明によれば、係止ピンによる緯糸係止
時の緯糸の飛走速度または張力に基づいて、制動時間を
変更すべく緯入れ開始時期を変更するから、係止ピンに
よる緯糸係止時に緯糸に作用する衝撃を正確に緩和する
ことができる。
【0015】前記算出した開始時期を基にして、前記係
止ピンの後退の開始時期と、前記緯入れ用ノズルからの
流体の噴射開始時期とを前記制御手段により制御するこ
とができる。前記緯入れ用ノズルからの流体の噴射開始
時期が前記係止ピンの後退の開始時期より前に設定され
ている場合には、前記算出した開始時期を基にして前記
係止ピンの後退の開始時期だけを前記制御手段により制
御してもよい。
【0016】開始時期の算出に緯糸の飛走速度を用いる
場合、前記演算手段は、前記緯糸を感知すべく互いに間
隔をおいて配置された複数の光電センサの出力信号を基
にして前記緯糸が前記係止ピンに係止される直前の緯糸
の飛走速度を求める第1の計算回路と、前記飛走速度の
目標値と前記第1の計算回路で求めた飛走速度との偏差
を求める第2の計算回路とを備え、前記制御手段は、前
記第2の計算回路で求めた偏差を基にしてその後の緯入
れ時の緯入れ開始時期を算出し、算出した開始時期を基
にして前記緯入れ装置を制御するコントローラとを備え
ることができる。
【0017】これに対し、開始時期の算出に緯糸の張力
を用いる場合、前記演算手段は、前記緯糸が前記係止ピ
ンに係止されるときの前記緯糸の張力を計測する計測回
路と、前記張力の目標値と前記計測回路で計測された張
力との偏差を求める計算回路とを備え、前記制御手段
は、前記計算回路で求めた偏差を基にしてその後の緯入
れ時の緯入れ開始時期を算出し、算出した開始時期を基
にして前記制動機構を制御するコントローラとを備える
ことができる。
【0018】
【実施例】図1を参照するに、エアージェットルーム、
ウォータジェットルーム等のジェットルーム10は、緯
糸が係止ピンに係止されるときの緯糸の飛走速度を基
に、その後の緯入れ開始時期を修正する。
【0019】緯糸12は、給糸体14から、測長貯留装
置16を経て、緯入れ装置18に導かれている。また、
緯糸12は、測長貯留装置16のドラム20に所定回数
巻き付けられており、測長貯留装置16の係止ピン22
に解舒可能に係止されている。緯糸12の先端部は、緯
入れ装置18の緯入れ用ノズル24に達している。
【0020】係止ピン22は、測長貯留装置16の往復
ソレノイド26により駆動される。ノズル24からの空
気、水等の緯入れ用流体の噴出は、緯入れ装置18の電
磁弁28により制御される。ソレノイド26および電磁
弁28の動作のタイミングは、タイミングコントローラ
30により制御される。
【0021】タイミングコントローラ30は、織機の主
軸32の回転角度に対応する信号を発生するエンコーダ
34の出力信号θと、後述する演算装置36の出力信号
θs2とを基に、流体を緯入れ用ノズル24から噴出させ
るための噴射指令信号Aと、ソレノイド26を駆動させ
て緯糸12を係止ピン22から解舒させるための駆動指
令信号Bとを発生する。電磁弁28は噴射指令信号Aに
より開放され、ソレノイド26は駆動指令信号Bにより
駆動される。
【0022】空気、水等の流体が緯入れ用ノズル24か
ら噴出されるとともに緯糸12が係止ピン22から解舒
されると、その緯糸12は、ノズル24から噴射される
流体による牽引力を受けることにより、ノズル24から
流体とともに、図示しない経糸の開口に緯入れされ、係
止ピン22に再度係止され、その後筬38により織り前
に打ち付けられる。緯入れ時、ドラム20に巻付けられ
ている緯糸の部分は、緯糸12の先端の側がノズル24
から噴出される流体による牽引力を受けることにより、
一巻づつ引き出される。
【0023】緯入れ用ノズル24は、いわゆるメインノ
ズルである。緯入れ装置18が筬38に沿って1以上の
サブノズルを備える場合、タイミングコントローラ30
は、さらに、エンコーダ34の出力信号θと、演算処理
装置36の出力信号θs2とを基に、サブノズル用の噴射
指令信号を発生し、このサブノズル用の噴射指令信号に
よりサブノズル用の電磁弁を開放させる。
【0024】緯入れの終期に緯糸12に制動をかける制
動装置40は、緯糸12が順次通された3つの制動部材
42,44,46を備える。制動部材42,44,46
は、測長貯留装置16と緯入れ装置18との間にその順
に配置されており、また、緯入れの終期に、中央に配置
された制動部材44がパルスモータ48により他の制動
部材42,46に対して緯糸12と交差する方向、例え
ば矢印方向へ変位されることにより、緯糸12を屈曲さ
せ、それにより緯糸12に制動をかける制動機構として
作用する。
【0025】しかし、図示の制動機構の代わりに、例え
ば、実開昭62−166283号公報に記載されている
ように、緯糸を押え板により測長貯留装置のドラムに押
し付けることにより緯糸に制動をかける制動機構、実公
昭63−24146号公報および特公平3−50019
号公報等に記載されているように、緯糸をピンにより屈
曲させることにより緯糸に制動をかける制動機構等、他
のタイプの制動機構を用いてもよい。
【0026】モータ48は、ブレーキコントローラ50
から出力される駆動指令信号Cにより制御される。ブレ
ーキコントローラ50は、エンコーダ34の出力信号θ
と、設定回路52に設定された各種のパラメータと、モ
ータ48の回転量に対応する数のパルス信号を発生する
パルスジェネレータ54の出力信号Dとを基に、駆動指
令信号Cを発生し、該駆動指令信号Cをモータ48用の
増幅器兼ドライバ56に供給する。
【0027】設定回路52に設定されたパラメータは、
制動部材44の移動量を規制するブレーキストロークB
L と、制動をかけ始める制動オンタイミングの角度θB1
と、制動を終了させる制動オフタイミングの角度θB2と
を含む。角度θB1およびθB2は、それぞれ、制動をかけ
始めるべきときおよび制動を終了すべきときの主軸32
の回転角度とすることができる。
【0028】ブレーキコントローラ50は、エンコーダ
34の出力信号(主軸32の回転角度)θが制動オンタ
イミングの角度θB1と一致したときから、エンコーダ3
4の出力信号θが制動オフタイミングの角度θB2と一致
するまで、制動部材44をブレーキストロークBL に対
応する距離だけ変位させる駆動指令信号Cをドライバ5
6に供給する。
【0029】ドライバ56は、駆動指令信号Cを受けた
ことによりモータ48を回転させ、パルスジェネレータ
54の出力信号Dを基に、制動部材44をブレーキスト
ロークBL に対応する距離だけ変位させた位置に維持す
る。
【0030】演算装置36は、緯糸12を感知する複数
の光電センサ58,60の出力信号を用いる。図示の例
では、光電センサ58,60は、筬38に緯糸12の飛
走方向に間隔をおいて配置されており、また係止ピン2
2に係止される直前の緯糸12を感知するように、反給
糸側に配置されている。
【0031】光電センサ58,60の出力信号は、演算
装置36の速度計算回路62に供給される。速度計算回
路62は、光電センサ58,60の出力信号を基に、緯
糸12が係止ピン22に係止されるとき、特に係止ピン
22に係止される直前の緯糸12の飛走速度を算出す
る。速度計算回路62における飛走速度の算出は、両光
電センサ58,60の間隔が不変であるから、例えば、
両光電センサ58,60による緯糸検知のタイミングの
差を基にして行うことができる。
【0032】速度計算回路62で算出された飛走速度
(実際値)Vは、偏差計算回路64に供給される。偏差
計算回路64は、目標値発生回路66から出力される緯
糸の飛走速度の目標値V0 と速度計算回路62で算出さ
れた実際値Vとの偏差ΔVを算出し、算出した偏差ΔV
を補正量算出回路68に供給する。
【0033】補正量算出回路68は、偏差ΔVを基に、
制動時間を修正するために必要な緯入れ開始角度の補正
量ΔθS を算出し、算出した補正量ΔθS を緯入れ開始
角度算出回路70に供給する。緯入れ開始角度算出回路
70は、設定器72に設定された緯入れ開始角度の初期
値θS1と、補正量算出回路68により算出された補正量
ΔθS とを基に新たな緯入れ開始角度θS2を算出し、算
出した緯入れ開始角度θS2を緯入れ装置18のタイミン
グコントローラ30に供給する。ΔθS 、θS1およびθ
S2は、主軸32の回転角度に対応する値とすることがで
きる。
【0034】タイミングコントローラ30は、緯入れ開
始角度算出回路70から供給される新たな緯入れ開始角
度θS2と、エンコーダ34の出力信号θとを基に、次回
以後の緯入れのための噴射指令信号Aおよび駆動指令信
号Cの立ち上がり時を緯入れ開始角度θS2に変更する。
これにより、次回以後の緯入れ開始時期は、今回の緯入
れ開始時期に対し、補正量ΔθS に対応する値だけ修正
される。
【0035】緯入れ開始時期は、緯入れノズル24から
の流体の噴射開始時期および係止ピン22の後退時期で
ある。また、緯入れ開始時期の修正は、緯糸の飛走速度
が速くなったとき緯入れ開始時期を遅延させ、遅くなっ
たときは早めるようにすればよい。
【0036】図2を参照して、上記のジェットルーム1
0の動作をより詳細に説明する。
【0037】、緯糸が飛走線で示す状態で飛走してい
るものとする。このとき、緯糸は、初期値である角度θ
S1で飛走を開始し、角度θB1から制動を受けることによ
り、目標速度V0 まで減速された後、係止ピンに係止さ
れる。緯入れ用の流体は初期値である角度θS1に噴射を
開始され、係止ピンは同様の時期に後退される。緯糸が
係止ピンに係止されるときの緯糸の飛走速度は、緯糸の
先端が到達位置に達する直前の時点に関する飛走線の接
線の傾きとして表すことができる。
【0038】その後の緯入れサイクルにおいて、緯糸の
飛走速度が飛走線で示すように増大したとする。この
とき、緯糸の先端が反給糸側へ到達する時期は早くなる
にもかかわらず、制動装置が動作する時期が角度θB1と
一定であるから、緯糸に対する制動時間は減少し、緯糸
は目標速度V0 に減速される前に係止ピンに係止され
る。
【0039】このため、速度計算回路62で算出された
飛走速度Vがその目標速度VO よりも早くなるから、第
1の偏差計算回路64は対応する偏差ΔVを出力し、補
正量算出回路64は偏差ΔVに対応する補正量ΔθS を
出力し、緯入れ開始角度算出回路70はその後の緯入れ
開始時期を補正量ΔθS に対応する時間だけ遅延させる
新たな緯入れ開始角度θS2を出力する。
【0040】その結果、タイミングコントローラ30
は、主軸の回転角度が新たな緯入れ開始角度θS2になっ
たときに、噴射指令信号Aおよび制動指令信号Bを発生
する。これにより、緯入れ開始時期は補正量ΔθS だけ
遅延され、緯糸は図2に飛走線で示す状態で飛走して
角度θB1のときから制動を受けるから、それだけ制動時
間が長くなり、緯糸は目標速度まで減速された後に係止
ピンに係止され、そのときに緯糸に作用する衝撃は緩和
される。
【0041】その後、緯糸の飛走速度が変化することに
より、飛走速度Vがその目標速度VB から外れると、補
正量算出回路68は、偏差ΔVを解消するように、先の
変更量ΔθS を修正する。偏差ΔVおよび補正量ΔθS
の算出は、緯入れサイクル毎または複数の緯入れサイク
ル毎に行なわれる。
【0042】緯入れ終期の緯糸の飛走速度が低下したと
きは、上記と逆に、緯入れ開始時期を早め、制動力が緯
糸に作用する期間を短縮する。この場合、緯糸が係止ピ
ンに係止されたときの衝撃は、緯入れ開始時期を早める
前は、過度に小さい値となっているが、緯入れ開始時期
を早めて、制動力の作用期間を短縮することにより、糸
切れを生じない程度の大きさまで増大される。これによ
り、緯糸の飛走速度が極端に低い値まで減速されること
がないから、緯入れを不安定にすることなく、緯糸係止
時における糸切れの発生を防止することができる。
【0043】図1の実施例において、緯糸が係止ピンに
係止されるときの緯糸の飛走速度を得るために緯糸を感
知する光電センサは、反給糸側の飛走経路に配置するの
みならず、飛走途中の緯糸を感知すべく飛走経路の他の
箇所に配置してもよいし、測長貯留装置から解かれる緯
糸を感知すべく測長貯留装置に配置してもよい。
【0044】図3を参照するに、光電センサ102,1
04は、測長貯留装置16のドラム20から巻き解かれ
る緯糸12を感知すべくドラム20への緯糸12の巻き
付け、巻き戻し方向(図示の矢印方向)へ間隔をおいて
配置された解舒センサである。光電センサ102および
104は、それぞれ、ドラム20に関して反対の側に配
置された発光素子106および108からの光線を受
け、該光線が緯糸により遮断されることにより緯糸を感
知する。
【0045】図3の例では、ドラム1巻分の緯糸の解舒
につき、緯糸は隣接する2本の光線を、合計4回遮断す
ることになるので、光電センサ102,104からは合
計4つの出力信号が得られることになる。
【0046】図4(A)に示すように、係止ピン22が
時刻t1 に緯糸12を解舒し、時刻t2 に緯糸12を係
止したとすると、両光電センサ102,104の出力信
号を合成した信号は図4(B)に示す信号になり、制動
は同図(C)に示すように時刻t2 の直前に緯糸12に
かけられ、その結果緯糸12の飛走状態はその先端の位
置が同図(D)に示すように移動する状態となる。
【0047】図4は、緯糸12の1ピック長がドラム2
0への緯糸12の4巻分の長さであり、4巻目の解舒途
中に緯糸12を感知したときに係止ピン22が係止位置
へ移動し、その後に緯糸12が係止ピン22に係合する
ものとして示す。そこで、緯糸12が係止ピン22に係
合する直前に光電センサ102,104から出力される
信号に基づいて、緯糸の飛走速度を測定することができ
る。
【0048】図5を参照するに、ジェットルーム80
は、緯糸12が係止ピン22に係止されるときに緯糸1
2に作用する張力を基に、その後の緯入れ開始時期を修
正する。このため、ジェットルーム80は、モータ48
をブレーキコントローラ50により位置制御される電磁
アクチュエータとして利用し、モータ48により制動装
置40の制動部材44を係止部材として利用する。
【0049】ジェットルーム80において、緯糸12
は、制動部材44がモータ48により他の制動部材4
2,46に対して緯糸12と交差する方向へ変位される
ことにより、制動をかけられる。その後に緯糸12が係
止ピン22に係合すると、緯糸12の張力が制動部材4
4に作用する。これにより、制動部材44が変位し、そ
の変位がモータ48に伝達されるから、モータ48の回
転位置が変化する。
【0050】モータ48の回転位置の変化は、ブレーキ
コントローラ50においてパルスジェネレータ54の出
力信号を基に検知され、その結果、張力に起因するモー
タ48の回転位置の変化ひいては制動部材44の変位を
解消する補正電流がモータ48に流れ、モータ48ひい
ては制動部材44は所定の位置に戻される。このため、
ジェットルーム80は、前記補正電流を基にして緯入れ
終期の緯糸12の張力を検出する。
【0051】ドライバ56からモータ48に供給される
電流は、電流計測器84と電流計測回路86との共同作
用により計測される。演算装置82の電流計測器84
は、図面を簡単にする目的で演算装置82と異なるよう
に示されているが、実際には演算装置82に関連して配
置されている。
【0052】電流計測回路86において計測された電流
値は、張力計算回路88に供給される。張力計算回路8
8は、電流計測回路86から供給される電流値から前記
補正電流のピーク値または電流量から張力を計算する。
この目的のために、張力計算回路88は、また、タイミ
ング信号発生回路90においてエンコーダ34の出力信
号θを基にして発生された監視タイミング信号を受け
る。
【0053】張力計算回路88における張力の計算は、
以下の手法により実行される。
【0054】図6に示すように、制動部材44が緯入れ
の終了時期の時刻T1 からT6 の期間、緯糸12に制動
をかけるべく、ブレーキコントローラ50によって位置
制御されるモータ48により変位される。本来ならば、
制動部材44は、T1 からT2 間で作動位置へ変位し、
T2 からT5 の間その作動位置に維持され、T5 からT
6 の間で逆に復帰位置へ変位する。
【0055】しかし、実際には、飛走途中の緯糸12が
T3 において係止ピン22に係止され、それによりその
緯糸12の張力が制動部材44に作用するから、制動部
材44は、図6(A)に示すようにT3 からT4 の間変
位する。
【0056】このため、ブレーキコントローラ50は、
位置制御の下に制動部材44を作動位置へ戻すべく、モ
ータ48を回転させる。このときのモータ48を駆動さ
せる駆動電流ひいては電流計測回路86の出力信号は、
図6(B)に示すように変化する。図6(B)におい
て、T3 からT4 の間の駆動電流は、張力に起因する制
動部材44の変位を解消するための補正電流である。
【0057】張力計算回路88は、電流計測回路86か
ら出力される図6(B)に示す駆動電流の中の補正電流
を、タイミング信号発生回路90から供給される図6
(C)に示す監視タイミング信号を用いて抽出する。監
視タイミング信号は、制動部材44が作動位置に位置す
る期間中であってかつ緯糸12が係止ピン22に係合す
る時期を含む期間にわたって出力されるように予め設定
される。
【0058】補正電流のピーク値および電流量は、制動
部材44の変位量ひいては緯糸12の張力に比例する。
このため、緯入れ終期の張力は、図7(A)に示すよう
に、監視タイミング信号が入力されている期間中の時刻
T3 ,T4 間、駆動電流のピーク値を検出するピーク値
検出回路、および図7(B)に示すように、監視タイミ
ング信号が入力されている期間中の時刻T3 ,T4 間、
駆動電流を積分する積分回路等を張力計算回路88に設
けることにより、補正電流のピーク値または電流量とし
て計測することができる。
【0059】再度図5を参照するに、張力計算回路88
で算出された張力(実際値)Fは、第1の偏差計算回路
92に供給される。偏差計算回路92は、目標値発生回
路94から出力される緯糸の張力の目標値F0 と張力計
算回路88で算出された実際値Fとの偏差ΔFを算出
し、算出した偏差ΔFを補正量算出回路96に供給す
る。
【0060】補正量算出回路96は、偏差ΔFを基に、
制動時間を修正するために必要な緯入れ開始角度の補正
量ΔθS を算出し、算出した補正量ΔθS を緯入れ開始
角度算出回路98に供給する。緯入れ開始角度算出回路
98は、図1の緯入れ開始角度算出回路70と同様に、
設定器100に設定された緯入れ開始角度の初期値θS1
と、補正量算出回路96により算出された補正量ΔθS
とから新たな緯入れ開始角度θS2を算出し、算出した緯
入れ開始角度θS2を緯入れ装置18のタイミングコント
ローラ30に供給する。
【0061】タイミングコントローラ30は、図1の実
施例の場合と同様に、緯入れ開始角度算出回路98から
供給される緯入れ開始角度θS2と、エンコーダ34の出
力信号θとを基に、次回以後の緯入れのための噴射指令
信号Aおよび駆動指令信号Cの立ち上がり時を緯入れ開
始角度θS2に対応する値だけ変更する。これにより、次
回以後の緯入れ開始時期は、今回の緯入れ開始時期に対
し補正量ΔθS に対応する値だけ修正される。
【0062】飛走速度の目標値V0 および張力の目標値
F0 は、緯糸の種類により異なる。このため、製織に使
用する緯糸が変更された場合、その緯糸の種類に応じた
目標値を偏差計算回路64,92に供給することが好ま
しい。
【0063】図1および図5に示す実施例において、目
標値発生回路66および94は、それぞれ、対応する目
標値を糸種毎に入力する目標値入力回路と、入力された
目標値を糸種毎に所定のアドレスに記憶するメモリと、
該メモリから所定の目標値を出力させるべく、使用する
糸種を設定し、その糸種に応じたアドレス信号を出力す
る緯糸種類設定回路と、設定された糸種に対応した目標
値が前記メモリから出力されるたびに記憶内容をその目
標値に更新し、記憶内容を対応する偏差計算回路に出力
する目標値出力回路とを含む。
【0064】前記緯糸種類設定回路として、使用する糸
の種類が変更されるたびにその糸種に対応した糸種信号
を設定する回路を用いることができる。
【0065】同様に、緯入れの開始時期の初期値θS1
も、緯糸の種類により異なる。このため、製織に使用す
る緯糸が変更された場合、その緯糸の種類に応じた初期
値を設定器から緯入れ角度算出回路に供給することが好
ましい。このような設定器72,100も、上記した目
標値発生回路66,94と同様に、目標値入力回路、メ
モリ、緯糸種類設定回路、目標値出力回路を含むことが
できる。
【0066】また、緯糸に作用させる制動力も、緯糸の
種類により異なる。このため、製織に使用する緯糸が変
更された場合、その変更のたびにその緯糸の種類に応じ
た目標値BL ,θB1,θB2を設定回路52からブレーキ
コントローラ50に供給することが好ましい。このよう
な設定回路52も、上記した目標値発生回路66,94
と同様に、目標角度入力回路、メモリ、緯糸種類設定回
路、目標角度出力回路で構成することができる。
【0067】図1および図5に示す実施例は、いずれ
も、単色の緯糸を使用して製織するものであるが、多色
織りの場合には、複数の糸種に対して、それぞれ制動装
置が設けられる。
【0068】また、多色織りの場合、測長貯留装置1
6、緯入れ装置18およびタイミングコントローラ30
も複数の緯糸に対してそれぞれ設けられる。従って、目
標値発生回路66,94および設定器72,100は、
上記したように構成され、緯入れする糸を決定する図示
しない緯糸選択指令装置から供給される緯糸選択信号を
受けて、緯入れされる糸種に対応した目標値V0 ,F0
および初期値θS1を発生する。さらに、緯入れ開始角度
算出回路70,98は、補正量ΔS を受けることによ
り、新たな緯入れ開始角度θS2を算出するとともに、糸
種選択信号を受けることにより、選択された糸種に対応
するタイミングコントローラ30に緯入れ開始角度θS"
を出力する。
【0069】なお、図8に示す測長貯留装置112のよ
うに、緯入れ方向に揺動可能の係止ピン114と、該係
止ピンを回転させるモータ116を備えた装置が織機に
設けられている場合には、張力検出のために係止ピン1
14およびモータ116をそれぞれ緯糸を係止する制動
部材(係止部材)および位置制御される電磁アクチュエ
ータとして用いることができる。
【0070】図8に示す測量貯留装置112において、
係止ピン114は、実線で示す位置に回転されていると
き、緯糸12を係止し、2点鎖線で示す位置に角度的に
回転されることにより緯糸12を解舒する。このような
測量貯留装置112は、例えば実公平3−1503号公
報に記載されている。緯糸12が係止ピン114に係合
すると、係止ピン114が緯糸12の張力により緯入れ
方向へ若干変位される。位置制御されるモータ116
は、この変位を解消すべく回転制御され、それにより補
正電流が流れる。この補正電流を検出して、緯糸12が
係止ピン114に係止されるときの張力を求めることが
できる。
【0071】緯糸の張力を基に緯入れ開始時期を制御す
る場合には、例えば、特開昭61−113895号公報
等に記載されているように、ストレインゲージ、圧電素
子等により緯糸の張力を検出してもよい。
【0072】制動装置40の駆動源または電磁アクチュ
エータとして、モータ48または116の代わりに、他
の電動機、ロータリーソレノイドおよび往復ソレノイド
のようなソレノイド機構等を用いてもよい。
【0073】上記の実施例では、いずれも補正量算出回
路68,96が偏差ΔV,ΔFを解消するための補正量
ΔS を一義的に求め、緯入れ開始角度算出回路70,9
8が新たな緯入れ開始角度θS2を一義的に算出してい
た。しかし、偏差ΔV,ΔFを解消するための補正量Δ
θS を一義的に求める代わりに、予め定められた一定の
変更量を偏差ΔV,ΔFの正負に応じて出力するように
してもよい。この場合、補正量算出回路として、速度偏
差または張力偏差が生じるたびにその偏差の正負に対応
した一定の変更量を出力する回路と、該回路の出力を積
分する回路とで構成し、積分回路の出力を緯入れ角度算
出回路に補正量ΔθS として出力するようにすればよ
い。
【0074】また、流体の噴射開始時期および係止ピン
の後退時期とで異なる補正量としてもよいし、緯入れ開
始時期の修正は、流体の噴射開始時期および係止ピンの
後退時期のいずれか一方だけでを補正してもよい。この
場合、いずれも、緯入れ用ノズルからの流体の噴射開始
時期を係止ピンの後退の開始時期より十分前に設定する
ことが好ましい。すなわち、制御中に、係止ピンの後退
の開始時期が最も早められてもなお、緯入れノズルから
の流体の噴射開始時期が係止ピンの後退の開始時期より
も前になっていることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジェットルームの一実施例を示す電気
回路のブロック図である。
【図2】図1のジェットルームの動作を説明するための
図である。
【図3】光電センサの他の実施例を示す図である。
【図4】図3の光電センサを用いた場合の電気信号の波
形を示す図である。
【図5】本発明のジェットルームの他の実施例を示す電
気回路のブロック図である。
【図6】図5に示す制動装置における電気信号の波形を
示す図である。
【図7】張力計算回路の一実施例を示す図である。
【図8】測長貯留装置の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 ジェットルーム 12 緯糸 16 測長貯留装置 18 緯入れ装置 22 係止ピン 24 緯入れ用ノズル 26 係止ピン用のソレノイド 28 電磁弁 32 織機の主軸 34 エンコーダ 36 演算装置 38 筬 40 制動装置 48 モータ 58,60 光電センサ 64 偏差計算回路 70 緯入れ開始角度算出回路 80 ジェットルーム 84 電流検出器 92 偏差計算回路 98 緯入れ開始角度算出回路 106,108 光電センサ 112 測長貯留装置 114 係止ピン(制動部材) 116 モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯留ドラムに巻かれた緯糸を係止ピンの
    後退により解舒するとともに、解舒された緯糸を緯入れ
    用ノズルによって経糸の開口に緯入れする緯入れ装置
    と、予め設定されたタイミングで動作して、飛走する緯
    糸に制動をかける制動装置とを含むジェットルームにお
    いて、前記緯糸が前記係止ピンに係止されるときの前記
    緯糸の飛走速度または張力を算出する演算手段と、該演
    算手段で算出した値に基づいてその後の緯入れ開始時期
    を算出し、算出した開始時期に基づいて前記緯入れ装置
    を制御する制御手段とを含む、ジェットルーム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記算出した開始時期
    を基にして、前記係止ピンの後退の開始時期と、前記緯
    入れ用ノズルからの流体の噴射開始時期とを制御する、
    請求項1に記載のジェットルーム。
  3. 【請求項3】 前記緯入れ用ノズルからの流体の噴射開
    始時期は前記係止ピンの後退の開始時期より前に設定さ
    れており、前記制御手段は前記算出した開始時期を基に
    して前記係止ピンの後退の開始時期を制御する、請求項
    1に記載のジェットルーム。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、前記緯糸を感知すべく
    互いに間隔をおいて配置された複数の光電センサの出力
    信号を基にして前記緯糸が前記係止ピンに係止される直
    前の緯糸の飛走速度を求める第1の計算回路と、前記飛
    走速度の目標値と前記第1の計算回路で求めた飛走速度
    との偏差を求める第2の計算回路とを備え、前記制御手
    段は、前記第2の計算回路で求めた偏差を基にしてその
    後の緯入れ時の緯入れ開始時期を算出し、算出した開始
    時期を基にして前記緯入れ装置を制御するコントローラ
    を備える、請求項1に記載のジェットルーム。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、前記緯糸が前記係止ピ
    ンに係止されるときの前記緯糸の張力を計測する計測回
    路と、前記張力の目標値と前記計測回路で計測された張
    力との偏差を求める計算回路とを備え、前記制御手段
    は、前記計算回路で求めた偏差を基にしてその後の緯入
    れ時の緯入れ開始時期を算出し、算出した開始時期を基
    にして前記制動機構を制御するコントローラを備える、
    請求項1記載のジェットルーム。
JP18862993A 1993-07-02 1993-07-02 ジェットルーム Pending JPH0726443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18862993A JPH0726443A (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ジェットルーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18862993A JPH0726443A (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ジェットルーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0726443A true JPH0726443A (ja) 1995-01-27

Family

ID=16227047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18862993A Pending JPH0726443A (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ジェットルーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0726443A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021147715A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 株式会社豊田自動織機 エアジェット織機の緯糸ブレーキ制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021147715A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 株式会社豊田自動織機 エアジェット織機の緯糸ブレーキ制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0222410B1 (en) Picking operation control method and controller for carrying out same
JPH0759774B2 (ja) 無杼織機のよこ入れ自動調整方法
US4932442A (en) Preliminary jet feedforward weft insertion control system for jet loom
JPH0733614B2 (ja) よこ入れ制御方法およびその装置
JP2715078B2 (ja) よこ入れ制御装置
US4590972A (en) Weft inserting apparatus for jet looms
JP6281475B2 (ja) エアジェット織機における緯糸検出方法
JPH0726443A (ja) ジェットルーム
EP1630272A2 (en) Weft brake device and method for controlling a weft brake device
JPH0734352A (ja) ジェットルーム
JP2636467B2 (ja) ジェットルームにおける緯入れ制御装置
JPH05302238A (ja) ジェットルームにおける緯糸の制動装置
JP3121169B2 (ja) ジェットルームにおける緯糸の制動装置
JP3543891B2 (ja) 無杼織機のよこ入れ方法およびよこ入れ装置
JP2587961B2 (ja) よこ入れ装置のよこ糸測長方法
JPH0734353A (ja) ジェットルーム
JPH0713341B2 (ja) よこ入れ制御装置
JPH0226963A (ja) 緯糸検知方法と装置
JP3355111B2 (ja) 流体噴射式織機の緯入れ装置
JPH06287837A (ja) 織機における緯糸の制御装置
JPH073585A (ja) 緯糸の糸切れ検出装置
JPH0713339B2 (ja) よこ入れ装置の到達タイミング自動調節装置
JPH0711542A (ja) 流体噴射式織機
JPH0816298B2 (ja) ジェットルームにおける緯入れ制御装置
JPH0762292B2 (ja) よこ糸測長貯留装置の係止ピンタイミング設定方法およびその装置