JPH07262241A - プリント板実装設計システム及び方法 - Google Patents

プリント板実装設計システム及び方法

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JPH07262241A
JPH07262241A JP6049472A JP4947294A JPH07262241A JP H07262241 A JPH07262241 A JP H07262241A JP 6049472 A JP6049472 A JP 6049472A JP 4947294 A JP4947294 A JP 4947294A JP H07262241 A JPH07262241 A JP H07262241A
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JP
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circuit board
printed circuit
wiring
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logical
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JP6049472A
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Akihisa Matsuzono
明久 松園
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0005Apparatus or processes for manufacturing printed circuits for designing circuits by computer

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】プリント回路基板の設計工数を低減することを
目的とする。 【構成】作成手段24は論理機能要素を表す論理機能情
報と部品の形状及び寸法を含む実装情報とを一体に定義
した部品シンボルを作成する。形状処理手段25はプリ
ント回路基板の外形枠を設定する。表示手段42は設定
されたプリント回路基板の外形枠と作成された部品シン
ボルとを画面に表示する。配置指定手段26は表示され
た部品シンボルを用いて画面のプリント回路基板の外形
枠内において論理機能情報を入力すると同時に部品の位
置を指定する。接続指定手段27は表示された部品シン
ボルに対して各論理機能要素の相互間の接続を表す論理
接続情報を付加することにより各部品の相互間の配線接
続関係を指定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ支援設計
(以下、CADと称する。)によりプリント回路基板を
設計するプリント板実装設計システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CADによりプリント回路基板を
設計する方法としては、まず、論理回路の設計を行い、
その後に論理回路に対応する各部品の実装設計を行って
いた。例えば、図15に示したようにまず、論理回路設
計のライブラリ作成処理を行い(ステップ501)、論
理機能情報を論理ライブラリ71に格納する。
【0003】次に、論理設計として論理ライブラリ71
に記憶された論理機能情報に基いて論理回路入力処理を
行うことにより論理回路図面を作成する(ステップ50
2)。そして、前記論理機能情報を用いて作成された論
理回路図面の各種論理検証処理を行う(ステップ50
3)。
【0004】その検証結果が正常である場合には(ステ
ップ504)、実装設計として、プリント回路基板の形
状を決定し、実装ライブラリに記憶された部品の物理的
な情報を用いて各部品の割り付け処理を行う(ステップ
505)。その処理結果が正常である場合には(ステッ
プ506)、前記部品の物理的な情報とPCB形状ライ
ブラリにあるPCB形状情報とを用いて各部品の配置処
理を行うことにより部品配置図を作成する(ステップ5
07)。
【0005】さらに、処理結果が正常である場合には
(ステップ508)、前記部品の物理的な情報とPCB
形状情報とを用いて配線パターン作成処理を行うことに
よりパターン図を作成する(ステップ509)。その処
理結果が正常である場合には(ステップ510)、信号
のディレイタイムやノイズを解析して(ステップ51
1)、プリント回路基板の正常または異常を判定してい
た。
【0006】このように従来のプリント回路基板の設計
では、一連の処理を順番に行っていた。プリント回路基
板が低速処理の信号を取り扱う場合には、前記各処理に
おける設計値に対する実際値の許容範囲が広い。このた
め、信号のディレイタイムの実際値が設計値の許容範囲
にない場合であっても、一連の処理のある処理に戻って
プリント回路基板を再設計する工数があまりかからなか
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
プリント回路基板を搭載した各種の装置は高速処理を行
うようになってきたため、信号のタイミング誤差や小さ
なノイズなどが高速処理の障害となっていた。この場合
には、配線処理、部品配置処理、さらには論理設計へと
戻って処理の変更を行う必要があった。このため、プリ
ント回路基板を再設計する工数が多くかかり、コストア
ップや製品の開発の遅れとなっていた。
【0008】本発明の目的はプリント回路基板を設計す
る工数を低減し、安価なプリント板実装設計システムを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の手段を採用した。 <本発明の要旨>本発明のプリント板実装設計システム
は図1に示したように、論理回路を構成する複数の論理
機能要素各々に対応した部品をプリント回路基板上に対
応付けることによりプリント回路基板の実装構造を設計
する。本発明は作成手段24、形状処理手段25、配置
指定手段26、接続指定手段27とを備える。
【0010】作成手段24は前記論理機能要素を表す論
理機能情報と前記部品の形状及び寸法を含む実装情報と
を一体に定義した部品シンボルを作成する。形状処理手
段25は前記プリント回路基板の外形枠を設定する。表
示手段42は前記形状処理手段25で設定されたプリン
ト回路基板の外形枠と前記作成手段24で作成された部
品シンボルとを画面に表示する。
【0011】配置指定手段26は前記表示手段42に表
示された部品シンボルを用いて前記画面のプリント回路
基板の外形枠内において前記論理機能情報を入力すると
同時に前記部品の位置を指定する。接続指定手段27は
前記表示手段42に表示された部品シンボルに対して前
記各論理機能要素の相互間の接続を表す論理接続情報を
付加することにより前記各部品の相互間の配線接続関係
を指定する。
【0012】要は論理設計と部品の実装とを同時に行う
ことによりプリント回路基板の設計工数を低減するもの
である。 〔第1の構成要素〕作成手段24は前記論理機能要素を
表す論理機能情報と前記部品の形状及び寸法を含む実装
情報とを一体に定義した部品シンボルを作成するもの
で、例えば中央処理装置がメモリに格納されたプログラ
ムを実行することで処理を行うものである。ここで、論
理機能情報及び実装情報とを入力する入力手段を備える
ようにしてもよい。
【0013】〔第2の構成要素〕形状処理手段25は、
前記プリント回路基板の外形枠を設定するもので、例え
ば中央処理装置がメモリに格納されたプログラムを実行
することで処理を行うものである。
【0014】〔第3の構成要素〕表示手段42は前記形
状処理手段25で設定されたプリント回路基板の外形枠
と前記作成手段24で作成された部品シンボルとを画面
に表示するもので、陰極線管(CRT)、液晶ディスプ
レイなどである。
【0015】〔第4の構成要素〕配置指定手段26は前
記表示手段42に表示された部品シンボルを用いて前記
画面のプリント回路基板の外形枠内において前記論理機
能情報を入力すると同時に前記部品の位置を指定する。
配置指定手段26は例えば中央処理装置がメモリに格納
されたプログラムを実行することで処理を行うものであ
る。
【0016】〔第5の構成要素〕接続指定手段27は前
記表示手段42で作成された部品シンボルに対して前記
各論理機能要素の相互間の接続を表す論理接続情報を付
加することにより前記各部品の相互間の配線接続関係を
指定する。接続指定手段27は、例えば中央処理装置が
メモリに格納されたプログラムを実行することで処理を
行うものである。
【0017】<本発明における付加的構成要件>本発明
は、前記必須の構成要素からなるが、以下の構成を付加
した上でも、成立する。
【0018】〔第1の付加的構成要素〕前記必須の構成
要素にさらに、前記形状処理手段25の処理と前記配置
指定手段26の処理と前記接続指定手段27の処理との
少なくとも1つの処理を繰り返し実行するプロセス制御
手段23を備えるようにしてもよい。プロセス制御手段
23は例えば中央処理装置がメモリに格納されたプログ
ラムを実行することで処理を行うものである。
【0019】ここで、前記形状処理手段25は画面に表
示されたプリント回路基板の外形枠内に部品の配置を禁
止する禁止領域を設定し、前記配置指定手段26は画面
に表示された部品シンボルの概略配置範囲を指定するよ
うにしてもよい。
【0020】また、前記接続指定手段27は配線に制約
がある場合には概略配線経路を指定し、配線に制約がな
い場合には、論理接続情報を部品シンボルに付加するよ
うにしてもよい。
【0021】〔第2の付加的構成要素〕さらに、前記必
須の構成要素にさらに、論理機能情報及び論理接続情報
と前記実装情報とを対応付けて格納した融合データベー
ス52を備えるようにしてもよい。
【0022】〔第3の付加的構成要素〕さらに、前記必
須の構成要素にさらに、前記部品シンボルと論理接続情
報とに基いて論理回路図と部品の配置配線図とを一体化
した図面を作成して印刷する図面印刷部31を備えるよ
うにしてよい。
【0023】ここで、前記図面印刷部31は、信号の入
力から出力への信号の流れに沿って部品の配置及び配線
を行った論理回路図を作成するようにしてもよい。 〔各構成要素の組み合わせ〕以上、本発明を構成する必
須要件の作成手段24、形状処理手段25、配置指定手
段26、接続指定手段27の他、融合データベース52
及び図面印刷部31が存在するが、これらは択一的に組
み合わせることができる。
【0024】<本発明の方法>次に、本発明のプリント
板実装設計方法は図2に示したように、論理回路を構成
する複数の論理機能要素各々に対応した部品をプリント
回路基板上に対応付けることによりプリント回路基板の
実装構造を設計する。本発明は作成ステップS1、形状
処理ステップS2、配置指定ステップS3、接続指定ス
テップS5とを備える。
【0025】〔必須の工程1〕作成ステップS1は前記
論理機能要素を表す論理機能情報と前記部品の形状及び
寸法を含む実装情報とを一体に定義した部品シンボルを
作成する。
【0026】〔必須の工程2〕形状処理ステップS2は
前記プリント回路基板の外形枠を設定する。 〔必須の工程3〕表示ステップS3は前記設定されたプ
リント回路基板の外形枠と前記作成された部品シンボル
とを画面に表示する。
【0027】〔必須の工程4〕配置指定ステップS4は
前記表示された部品シンボルを用いて前記画面のプリン
ト回路基板の外形枠内において前記論理機能情報を入力
すると同時に前記部品の位置を指定する。
【0028】〔必須の工程5〕接続指定ステップS5は
前記表示された部品シンボルに対して前記各論理機能要
素の相互間の接続を表す論理接続情報を付加することに
より前記各部品の相互間の配線接続関係を指定する。
【0029】なお、作成ステップS1と形状処理ステッ
プS2との順番を逆してもよい。また、配置指定ステッ
プS4と接続指定ステップS5との順番を逆にしてよ
い。 〔付加的工程1〕前記必須の工程にさらに、前記形状処
理ステップの処理と前記配置指定ステップの処理と前記
接続指定ステップの処理との少なくとも1つの処理を繰
り返し実行するプロセス制御ステップS6を備えるよう
にしてもよい。
【0030】ここで、前記形状処理ステップS2は画面
に表示されたプリント回路基板の外形枠内に部品の配置
を禁止する禁止領域を設定し、前記配置指定ステップS
4は画面に表示された部品シンボルの概略配置範囲を指
定するようにしてもよい。
【0031】また、前記接続指定ステップS5は配線に
制約がある場合には概略配線経路を指定し、配線に制約
がない場合には、論理接続情報を部品シンボルに付加す
るようにしてもよい。
【0032】〔付加的工程2〕さらに、前記必須の工程
にさらに、論理機能情報及び論理接続情報と前記実装情
報とを対応付けて格納する格納ステップS7を備えるよ
うにしてもよい。
【0033】〔第3の付加的構成要素〕さらに、前記必
須の工程にさらに、前記部品シンボルと論理接続情報と
に基いて論理回路図と部品の配置配線図とを一体化した
図面を作成して印刷する図面印刷ステップS8を備える
ようにしてよい。
【0034】ここで、前記図面印刷ステップS8は、信
号の入力から出力への信号の流れに沿って部品の配置及
び配線を行った論理回路図を作成するようにしてもよ
い。
【0035】
【作用】
<本発明の必須構成要素による作用>作成手段24が論
理機能情報と実装情報とを一体に定義した部品シンボル
を作成し、形状処理手段25がプリント回路基板の外形
枠を設定する。配置指定手段26が部品シンボルを用い
て画面のプリント回路基板の外形枠内において論理機能
情報を入力すると同時に部品の位置を指定する。接続指
定手段27は部品シンボルに対して論理接続情報を付加
することにより各部品の相互間の配線接続関係を指定す
る。
【0036】すなわち、部品シンボルを用いてプリント
回路基板の外形枠内で論理設計と部品の実装とを同時に
行うとともに、部品シンボルに論理接続情報を付加する
ことでこれと同時に部品間の配線経路を指定することに
なる。従って、論理設計段階から部品の実装を同時に行
うので、プリント回路基板の設計工数を低減できる。
【0037】また、プリント回路基板の形状処理、論理
入力及び部品配置、配線処理を必要に応じて再度実行す
ることにより部品の配置とプリント回路基板の形状とを
実寸法でダイナミックに変更できるので、搭載部品の物
量的な把握や形状の変更など、煩雑な設計変更に柔軟に
対応できる。
【0038】形状処理手段は画面に表示されたプリント
回路基板の外形枠内に部品の配置を禁止する禁止領域を
設定し、配置指定手段は画面に表示された部品シンボル
の概略配置範囲を指定するので、設計の初期段階から段
階的に部品の配置を行うため、信号の遅延条件が早期に
確定できる。
【0039】接続指定手段は配線に制約がある場合には
概略配線経路を指定し、配線に制約がない場合には、論
理接続情報を部品シンボルに付加する。すなわち、接続
指定手段は配線パターン形状の段階的指定を行うため、
配線パターンの形状に応じて信号の遅延の条件が早期に
確定できる。
【0040】<第1の付加構成要素を付加した場合の作
用>融合データベースに論理情報と実装情報とを対応付
けて格納しているので、論理情報と実装情報とを高速に
検索できる。
【0041】<第2の付加構成要素を付加した場合の作
用>図面印刷部が論理回路図と配置配線図とを一体化し
た図面を印刷するので、論理設計の変更に伴う情報管理
が簡単になる。
【0042】<第3の付加構成要素を付加した場合の作
用>図面印刷部は信号の入力から出力への信号の流れに
沿って部品の配置及び配線を行った論理回路図を作成す
るので、論理シュミレーションや信号の遅延解析を容易
に行うことができる。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図3は本発明のプリント板実装設計システムの実
施例に従った構成ブロック図である。プリント板実装設
計システムは、論理回路を構成する複数の論理機能要素
各々に対応した部品をプリント回路基板上に対応付ける
ことによりプリント回路基板の実装構造を設計する。プ
リント板実装設計システムは、マイクロプロセッサなど
からなる処理装置1を備える。
【0044】この処理装置1には、入力制御装置16、
表示制御装置44、基板設計処理部21、メモリ22、
出力制御装置62、ファイル制御装置51とが接続さ
れ、処理装置1は前記各部を制御することにより各種の
情報を処理する。入力制御装置16にはキーボード12
及び座標入力装置14とが接続され、表示制御装置44
には表示装置42が接続される。ファイル制御装置51
には融合データベース52及び作業ファイル53が接続
される。
【0045】前記キーボード12は前記論理機能要素を
表す論理機能情報(論理機能名)、各論理機能要素間を
接続すべき論理接続情報を表すネット名(信号名)、チ
ェック情報などの論理情報を入力する。また、キーボー
ド12は詳細なプリント回路基板内に部品の配置や配線
を禁止する禁止領域などの制限情報を入力する。
【0046】前記座標入力装置14は、部品の実際の寸
法形状及びピン配列等の図形情報を入力するとともにプ
リント回路基板の外形枠情報を入力するもので、例え
ば、マウスなどである。
【0047】前記入力制御装置16は、インターフェイ
スであり、キーボード12または座標入力装置14から
入力された情報を処理装置1に送出する。前記メモリ2
2はプリント回路基板設計のための複数の処理プログラ
ムを格納する。前記基板設計処理部21は、前記情報を
入力した処理装置1がメモリ22に格納された基板設計
のための複数の処理プログラムを実行することにより処
理を行うものである。
【0048】前記ファイル制御装置51は融合データベ
ース52及び作業ファイル53を制御する。前記出力制
御装置62は基板設計処理部21によって得られた論理
実装図面データや信号の追跡パスデータを印刷装置に出
力する。
【0049】図4は前記基板設計処理部21を示す構成
ブロック図である。基板設計処理部21は、プロセス制
御部23を有する。プロセス制御部23には前記ライブ
ラリ作成部24、PCB形状処理部25、シンボル配置
指定部26、ネット接続指定部27とが接続される。プ
ロセス制御部23には配置処理部28、配線処理部2
9、設計評価部30、図面作成部31とが接続される。
配置処理部28には自動配置処理部32が接続され、配
線処理部29には自動配線処理部33が接続される。設
計評価部30には検証部34が接続される。プロセス制
御部23は前記プログラムに対応する前記各部の処理を
制御する。
【0050】前記ライブラリ作成部24は前記論理機能
要素を表す論理機能情報と前記部品の形状及び寸法を含
む物理情報とを一体に定義した部品シンボルを作成す
る。前記PCB形状処理部25は前記プリント回路基板
の外形枠を設定する。
【0051】前記表示装置42は前記PCB形状処理部
25で設定されたプリント回路基板の外形枠と前記ライ
ブラリ作成部24で作成された部品シンボルとを画面に
表示する。
【0052】前記シンボル配置指定部26は前記表示装
置42に表示された部品シンボルを用いて前記画面のプ
リント回路基板の外形枠内において前記論理機能情報を
入力すると同時に前記部品の位置を指定する。
【0053】前記ネット接続指定部27は前記表示装置
42に表示された部品シンボルに対して前記各論理機能
要素の相互間の接続を表す論理接続情報を付加すること
により前記各部品の相互間の配線接続関係を指定する。
【0054】配置処理部28は会話操作により部品の配
置の変更処理を行う。会話処理では、人の目視判断によ
り一部自動を併用した部品配置も可能である。自動配置
処理部32は、全体の接続関係を考慮するとともに配線
密度の平均化と総予測配線長最小化を指標にして自動配
置の対象となる未配置部品を最適に配置する。
【0055】配線処理部29は配線パターンのクリアラ
ンス条件などの詳細な製造条件を設定する。自動配線処
理部33は前記論理接続情報を元に優先配線の自動配線
を行い、経路が自由な配線の場合には、配線密度の均一
化と層分割指示により各層の自動配線を行う。設計評価
部30はPCB形状処理から自動配線処理までの順次行
われた処理を評価する。
【0056】図面印刷部31はプリント回路基板の表裏
面上で配線される短距離の配線を目視可能な程度の実線
で表現し、バス等の束配線は代表となる幹線を太線表示
し束数とネット名を同時に表現する。
【0057】検証部34は論理シュミレーションや、信
号のディレイ,クロストークノイズの解析を行う。前記
融合データベース52は部品ライブラリ情報、プリント
回路基板情報及びネット接続情報、配線パターン情報等
の論理・実装処理における全ての情報を効率的に格納す
る。
【0058】融合データベース52のテーブルには図1
2のテーブル相関図に示すように実装情報と論理情報と
が対応付けられている。実装情報は部品位置と部品ピン
と部品ネットと中継バイヤの情報からなり、論理情報は
シンボルと論理ピンとネットと論理ワイヤの情報からな
る。実装情報の各々と論理情報の各々とが対応付けられ
ている。また、部品ピン及び論理ピンは信号、電源、グ
ランド用ピンに区分されている。部品ネットは表裏層、
内層、電源層及びグランド層用ネットに区分されてい
る。
【0059】ここで、二重丸が付されている部分は情報
の参照頻度が多いことを表す。一重丸が付されている部
分は参照頻度が普通であることを表す。−は論理情報と
実装情報とのリンクがない単純検索を表す。×は情報を
参照不能であることを表す。
【0060】また、図13に示したテーブルリンクで
は、論理情報及び実装情報に共通な共通管理情報は、階
層構造になっており、共通管理情報の下層に層構成、層
構成の下層に基板形状、基板形状の下層に禁止情報が配
置されている。論理情報シンボルは、階層構造になって
おり、シンボルの下層にピン、ピンの下層に論理ネッ
ト、論理ネットの下層にパスが配置されている。実装情
報部品位置は、階層構造になっており、実装情報部品位
置の下層に部品ピン、部品ピンの下層に部品ネット、部
品ネットの下層に中継バイヤが配置されている。
【0061】次に、実施例1のプリント板実装設計方法
を説明する。図5はプリント板実装設計方法を示すフロ
ーチャートである。以下、各処理毎に説明する。 (1)ライブラリ作成処理 まず、座標入力装置14は実際の寸法形状及びピン配列
などの図形情報を入力し、キーボード12は論理機能名
(論理機能情報)、信号名、チェック情報などの論理情
報を入力する。座標入力装置14からの図形情報及びキ
ーボード12からの論理情報は入力制御装置16及び処
理装置1を介して基板設計処理部21に出力される。
【0062】そして、ライブラリ作成部24は、前記座
標入力装置14及びキーボード12からの図形情報と論
理情報とに基づき会話操作により部品の形状やピン位置
などの部品の物理的な情報と論理機能情報とを定義した
部品シンボルをライブラリとして作成する(ステップ1
01)。このライブラリ作成部24による処理結果は図
6に示す表示装置42のライブラリ作成画面71に見や
すく表示される。
【0063】このライブラリ作成画面71の詳細を図7
に示した。図7では、ライブラリ作成画面71にCPU
711、ALU712、コネクタ713、抵抗又はコン
デンサ714の部品シンボルが表示される。このように
して論理情報と実装情報とが一体となった部品シンボル
が作成される。
【0064】なお、処理結果に対して修正が必要である
場合には、会話操作によって処理結果が修正される。そ
して、基本部品シンボルは融合データベース52の部品
ライブラリ54に登録される。 (2)PCB形状処理 次に、座標入力装置14が目的とするプリント回路基板
の詳細な外形枠情報を入力する。すると、PCB形状処
理部25は会話操作によりプリント回路基板の外形枠情
報を処理し、基板の外形情報を表示装置42のPCB設
計画面72に表示させることによりPCBの外形枠を定
義する(ステップ102)。その処理結果は融合データ
ベース52に基板データ55として登録される。
【0065】前記キーボード12は詳細なプリント回路
基板内に部品の配置や配線を禁止する禁止領域などの制
限情報を入力する。PCB形状処理部25は制限情報を
会話処理により処理する。その制限情報の処理結果は基
板データ55として付加される。例えば、図8に示した
PCB設計画面72に対して制限情報として禁止領域7
21を設ける。
【0066】また、PCB基板の表裏両面に部品を実装
する場合には、裏面に対して例えば図9に示したような
裏面の外形から新規なPCB設計画面73を定義し、裏
面の禁止領域731なども定義する。
【0067】さらに、PCB形状処理部25は、PCB
が複数の層からなる場合における配線層数や、グリッド
間隔、最小配線幅などを必要に応じて指定してもよい。
なお、部品の詳細な形状などの情報が未定である場合で
あっても処理を続行することができ、配線作成処理まで
に詳細な形状を指定すればよい。 (3)論理入力及び部品配置処理 座標入力装置14は画面上の指定された位置に部品シン
ボルを配置するために所定量移動する。部品シンボル配
置指定部26は、座標入力装置14による所定量の移動
に伴って表示画面のPCB外形枠内においてライブラリ
作成部24により作成された部品シンボルを移動するこ
とにより論理設計としての論理機能情報を入力すると同
時に部品の位置を指定する(ステップ103)。その結
果は融合データベース52に図形データ56として格納
される。
【0068】なお、部品の配置に対して自由度がある場
合には、座標入力装置14は所定量移動することにより
部品の移動可能許容範囲を指定する。部品シンボル配置
指定部26は座標入力装置14の所定量の移動に伴って
会話形式によりPCB外形上に部品シンボルを追加する
ときに部品位置の自由度を指定する。
【0069】例えば図8の網掛け部分で示したように部
品の移動可能許容範囲は縦方方向がδyで、横方向がδ
xである。図8に示した例では、網掛けした範囲内にお
いて、MPU722とALU723とを移動することが
できる。
【0070】このように、配線を設計する前に予め位置
を決定しなくともよい部品は、位置不定部品として予め
自由度をもたせることにより主要な配線を確定させた後
でも配置することができる。 (4)ネット接続指定処理 次に、配置された部品間の論理ネット接続が行われる。
この場合、部品間の接続指定はシンボルピンにネット名
を付与するだけで関連付けられる。すなわち、配線パタ
ーン形状と長さに制約のない一般のネット論理接続の場
合には、ネット接続指定部27はキーボード12からの
論理接続情報であるネット名を部品シンボルピンに対し
て付与することにより論理接続と部品間の配線接続とを
関連付ける(ステップ104)。
【0071】この結果として、例えば図8に示すように
MPU722の各ピンにネット名n1〜n5が付加さ
れ、ALU723のピンにネット名n1,n4が付加さ
れ、ALU724のピンにネット名n2,n6が付加さ
れる。ここで、同一のネット名に対するピン同士が接続
されることを示している。そして、その処理結果は融合
データベース52に論理接続データ57として格納され
る。
【0072】ここで、配線経路を限定しないバス配線等
の束配線は、代表幹線名だけでのネット名を付与するこ
とで論理接続を関係付けることもできる。例えば、図8
に示す例では、図10に示したようなLSI732のバ
ス配線821とLSI733のバス配線822に対して
代表幹線名b2#を付加するのみで論理接続を関係付け
ることができる。この場合、図10に示すように配線す
べき経路に対して許容範囲823を指定する。なお、経
路が特に限定されてない配線は部品を配置した後に自動
配線処理により決定する。
【0073】一方、配線に制約がある場合には、座標入
力装置14は所定量移動することにより配線経路を入力
する。ネット接続指定部27は座標入力装置14からの
移動量に伴って概略配線経路を指定する。配線経路、配
線幅などを詳細に指定する場合には、例えば、図8に示
した優先配線l1、太線配線l2、束配線l3、等長平
衡配線などが指定される。そして、その結果は論理接続
データ57として融合データベース52に格納される。
なお、特殊な自動配線条件として平行配線、一筆配線、
指定長配線などの制限項目も同時に付加することができ
る。 (5)両面実装処理 ここで、プリント回路基板の表裏両面に部品を実装する
場合には、基板の裏面の論理設計についても(3)の配
置処理と(4)の配線処理を行う。この場合には、PC
B形状処理部25がPCBの裏面形状を指定し、例えば
図9に示したように画面上に新たなPCB設計画面73
を表示して(3)の配置処理と(4)の配線処理を行
う。図9に示した例では、LSI732にネット名n
5,n6及び幹線代表名b1#,b2#を付加してい
る。
【0074】このとき、プリント回路基板の表裏外形を
画面に同時に表示する必要がある場合には、プリント回
路基板の表裏面を透視表示して表裏面を確認しながら作
業を行う。
【0075】また、多層プリント回路基板における配線
専用の内層は各層又は関連層を同時に表示して配線経路
指定を行う。また、全層を貫通する中継バイヤ(スルー
ホール)や内層配線に影響のある禁止情報は関連層を透
視的に同時に表示することにより効率的な作業が行え
る。 (6)部品配置処理 (3)〜(4)の処理によって論理設計が終了するが、
次に、配置処理部28は会話操作により部品の配置の変
更処理を行う。会話処理では、人の目視判断により一部
自動を併用した部品配置も可能である。自動配置処理部
32は、全体の接続関係を考慮するとともに配線密度の
平均化と総予測配線長最小化を指標にして自動配置の対
象となる未配置部品を最適に配置する(ステップ10
5)。特に、重要な配線密度の平均化を図るための指標
として、PCBの中心を通過する配線のコストとPCB
の周辺を通過する配線のコストとの制御、ピン密度分布
の高低差によるコストの制御を繰り返し行うことにより
最適な値を選択する。
【0076】外形が大きい部品や複雑な形状の部品は、
人手により変更してもよい。あるいは半自動処理によっ
て部品位置を決定してもよい。外形が小さい部品は配置
の自由度が大きいので、配線がある程度決定した段階で
配置の変更を行うとよい。 (7)配線処理 次に、配線パターン作成処理を行う。配線処理部29は
配線パターンのクリアランス条件などの詳細な製造条件
を設定する。自動配線処理部33は先の経路指定情報を
元に優先配線の自動配線を行い、経路が自由な配線の場
合には、配線密度の均一化と層分割指示により各層の自
動配線を行う(ステップ106)。この自動配線では同
時に配線密度の均一化と層間中継スルーホール数の最小
化なども考慮して配線する。例えば、図11に示す例で
は、内層74に配線l11〜l14が配線され、内層7
5に配線l21〜l29が配線される。
【0077】また、未配線部分も同様に自動と人手作業
により配線パターンを決定する。完全な配線が困難な場
合には、障害となっている部品や配置の自由な部品は配
置調整部品とする。配線を完了した後に配置調整部品が
ある場合には配線パターンが通っていない空き場所にそ
の部品を再度配置する。このとき必要となる引出し線等
は追加する。例えば、配線パターン上に跨って搭載され
る立体部品やチップ抵抗等のサイズが小さく配置自由度
の高い部品は配線パターン決定後に配置処理部により空
き位置に配置することができる。
【0078】さらに、自動配線設計において配線が不可
能であった場合でも、部品の位置を変更することにより
配線が可能となる場合もある。この場合には自動配線処
理部33又は会話操作による配線処理部29により配線
を移動して修正する。 (8)設計評価 以上のように、PCB設計の処理としては通常、PCB
形状処理から自動配線処理までの各処理が順次行われ、
その結果は設計評価部30によって評価される(ステッ
プ107)。ここで、その処理結果を改善するためにプ
ロセス制御部23はPCB形状処理から自動配線処理ま
での各処理を必要に応じて順不同に繰り返し行う。 (9)設計情報の格納 以上の処理により決定された設計情報は融合データベー
ス52に格納される。この場合、融合データベース52
のテーブルには図12のテーブル相関図に示すように実
装情報と論理情報とが対応付けられて格納される。
【0079】また、図13に示したように関連あるテー
ブルが効率的にリンク付けられ、論理・実装情報の各種
重要なテーブルを高速に参照できる構造となっているの
で、情報を瞬時に検索できる。従って、効率的な処理が
行える。
【0080】また、融合データベース52に格納された
配線前の部品シンボル位置と論理接続情報だけでも検証
部34は論理シミュレーションなどの論理検証や設計評
価部30で算出される仮想線長により信号の遅延等の概
略検証を行うことができる。その結果により論理設計を
変更することもできる。 (10)図面印刷処理 図面印刷部31はPCBの表裏面上で配線される短距離
の配線を目視可能な程度の実線で表現し、バス等の束配
線は代表となる幹線を太線表示し束数とネット名を同時
に表現する。複数層を用いて配線されるネット接続につ
いては、シンボルピンの近傍又は層間中継バイヤ近傍へ
ネット名と相手先を表示して接続関係を表し、論理図面
として見やすく印刷する(ステップ108)。
【0081】論理実装図面やパス追跡図は論理接続情報
と部品実装位置情報等が同時に表示されるので、表裏面
のPCB回路の場合にはそれだけで完全な論理実装回路
図となる。また、図面印刷部31は内層の配線層だけの
パターン図も必要に応じて印刷してもよい。
【0082】さらに、論理シミュレーション、信号の遅
延解析等においては、信号の入力から出力への流れを全
体的にスムーズに追跡できるパス追跡回路図が最良であ
る。このために信号のパスの流れに順応した図面を作成
することもできる。例えば、図14に示したようにパス
追跡回路図では、信号がLSI911から配線l51を
通ってALU912に入力され、さらに信号がALU9
12から配線l52を通ってLSI913に入力される
ことがわかる。
【0083】なお、同時に高密度シンボル等のピン名、
信号種類名等多くの情報を一度に表示することは困難で
ある。このため、実施例では、例えば、ライブラリ作成
部24が図7に示したライブラリ作成画面71内の指定
部分の詳細な情報715を部品ライブラリ54から取り
出す。そして、ライブラリ作成部24は作業者の指示に
応じて図16に示したように指定部分の詳細な情報71
5を拡大して画面に瞬時に表示させることもできる。 (11)論理検証 検証部34は論理シュミレーションや、信号のディレ
イ,クロストークノイズの解析を行う(ステップ10
9)。プロセス制御部23はその検証結果に応じて処理
を配線処理ないし論理入力及び部品配置の処理まで戻す
(ステップ110)。なお、PCB形状指定部25の処
理から配線処理部29の処理までの処理は順不同に行わ
れてもよく、必要に応じて追加変更処理が可能である。
以上の処理結果は製造データ作成システムにリンクされ
る。
【0084】なお、実施例では、図面の印刷処理を行っ
た後に論理検証を行ったが、例えば、論理検証を行った
後に図面の印刷処理を行うようにしてもよい。このよう
に、実施例によれば、ライブラリ作成部24が論理機能
要素を表す論理機能情報と部品の形状及び寸法を含む実
装情報とを一体に定義した部品シンボルを作成し、PC
B形状処理部25がプリント回路基板の外形枠を設定す
る。シンボル配置指定部26が部品シンボルを用いて画
面のプリント回路基板の外形枠内において論理機能情報
を入力すると同時に部品の位置を指定する。ネット接続
指定部27は部品シンボルに対して各論理機能要素の相
互間を接続するための論理接続情報を付加することによ
り各部品の相互間の配線接続関係を指定する。
【0085】すなわち、部品シンボルを用いてプリント
回路基板の外形枠内で論理設計と部品の実装とを同時に
行うとともに、部品シンボルに論理接続情報を付加する
ことでこれと同時に部品間の配線経路を指定することに
なる。
【0086】従って、論理設計段階から部品の実装を同
時に行うので、プリント回路基板の設計工数を低減でき
る。また、PCB形状処理、論理入力及び部品配置、配
線パターン処理を必要に応じて再度実行することができ
る。すなわち、部品の配置とプリント回路基板の形状と
を実寸法でダイナミックに変更できるので、搭載部品の
物量的な把握や操作形状の変更など、煩雑な設計変更に
柔軟に対応できる。
【0087】さらに、PCB形状処理部25は画面に表
示されたプリント回路基板の外形枠内に部品の配置を禁
止する禁止領域を設定し、シンボル配置指定部26は画
面に表示された部品シンボルの概略配置範囲を指定す
る。すなわち、設計の初期段階から段階的に部品の配置
を行うため、信号の遅延条件が早期に確定できる。ネッ
ト接続指定部27は配線に制約がある場合には概略配線
経路を指定し、配線に制約がない場合には、論理接続情
報を部品シンボルに付加する。すなわち、ネット接続指
定部27は配線パターン形状の段階的指定を行う。この
ため、配線パターンの形状に応じて信号の遅延の条件が
早期に確定できる。
【0088】融合データベース52に論理情報と実装情
報とを対応付けて格納しているので、論理情報と実装情
報とを高速に検索できる。図面印刷部31が論理回路図
と配置配線図とを一体化した図面を印刷するので、論理
設計の変更に伴う情報管理が簡単になる。図面印刷部3
1は信号の入力から出力への信号の流れに沿って部品の
配置及び配線を行った論理回路図を作成するので、論理
シュミレーションや信号の遅延解析を容易に行うことが
できる。
【0089】
【発明の効果】本発明の必須の構成要素により、部品シ
ンボルを用いてプリント回路基板の外形枠内で論理設計
と部品の実装とを同時に行うとともに、部品シンボルに
論理接続情報を付加することでこれと同時に部品間の配
線経路を指定することになる。
【0090】従って、論理設計段階から部品の実装を同
時に行うので、プリント回路基板の設計工数を低減でき
る。また、付加的構成要素により、プリント回路基板の
形状処理、論理入力及び部品配置、配線処理を必要に応
じて再度実行することにより部品の配置とプリント回路
基板の形状とを実寸法でダイナミックに変更できるの
で、搭載部品の物量的な把握や操作形状の変更など、煩
雑な設計変更に柔軟に対応できる。
【0091】形状処理手段は画面に表示されたプリント
回路基板の外形枠内に部品の配置を禁止する禁止領域を
設定し、配置指定手段は画面に表示された部品シンボル
の概略配置範囲を指定するので、設計の初期段階から段
階的に部品の配置を行うため、信号の遅延条件が早期に
確定できる。
【0092】接続指定手段は配線に制約がある場合には
概略配線経路を指定し、配線に制約がない場合には、論
理接続情報を部品シンボルに付加する。すなわち、接続
指定手段は配線パターン形状の段階的指定を行うため、
配線パターンの形状に応じて信号の遅延の条件が早期に
確定できる。
【0093】融合データベースに論理情報と実装情報と
を対応付けて格納しているので、論理情報と実装情報と
を高速に検索できる。図面印刷部が論理回路図と配置配
線図とを一体化した図面を印刷するので、論理設計の変
更に伴う情報管理が簡単になる。図面印刷部は信号の入
力から出力への信号の流れに沿って部品の配置及び配線
を行った論理回路図を作成するので、論理シュミレーシ
ョンや信号の遅延解析を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント板実装設計システムの原理図
である。
【図2】本発明のプリント板実装設計方法を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明のプリント板実装設計システムの実施例
に従った構成ブロック図である。
【図4】基板設計処理部を示す構成ブロック図である。
【図5】本発明の実施例に従ったプリント板実装設計方
法のフローチャートである。
【図6】表示装置を示す図である。
【図7】ライブラリ作成画面における部品シンボルを示
す図である。
【図8】PCB表面実装回路図を示す図である。
【図9】PCB裏面実装回路図を示す図である。
【図10】配線経路の指定例を示す図である。
【図11】PCB内層配線パターンを示す図である。
【図12】融合データベースのテーブル相関図である。
【図13】テーブルリンクを示す図である。
【図14】パス追跡回路図を示す図である。
【図15】従来のCAD設計フローチャートを示す図で
ある。
【図16】ALUの一部の詳細な情報の表示例を示す図
である。
【符号の説明】
1・・処理装置 12・・キーボード 14・・座標入力装置 16・・入力制御装置 21・・基板設計処理部 22・・メモリ 23・・プロセス制御部 24・・ライブラリ作成部 25・・PCB形状処理部 26・・シンボル配置処理部 27・・ネット接続指定部 28・・配置処理部 29・・配線処理部 30・・設計評価部 31・・図面作成部 32・・自動配置処理部 33・・自動配線処理部 34・・検証部 31・・図面作成部 51・・ファイル制御部 52・・融合データベース 53・・作業ファイル 54・・部品ライブラリ 55・・基板データ 56・・図形データ 57・・論理接続データ 62・・出力制御装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理回路を構成する複数の論理機能要素
    各々に対応した部品をプリント回路基板上に対応付ける
    ことによりプリント回路基板の実装構造を設計するプリ
    ント板実装設計システムにおいて、 前記論理機能要素を表す論理機能情報と前記部品の形状
    及び寸法を含む実装情報とを一体に定義した部品シンボ
    ルを作成する作成手段(24)と、 前記プリント回路基板の外形枠を設定する形状処理手段
    (25)と、 前記形状処理手段(25)で設定されたプリント回路基
    板の外形枠と前記作成手段(24)で作成された部品シ
    ンボルとを画面に表示する表示手段(42)と、 前記表示手段(42)に表示された部品シンボルを用い
    て前記画面のプリント回路基板の外形枠内において前記
    論理機能情報を入力すると同時に前記部品の位置を指定
    する配置指定手段(26)と、 前記表示手段(42)に表示された部品シンボルに対し
    て前記各論理機能要素の相互間の接続をあらわす論理接
    続情報を付加することにより前記各部品の相互間の配線
    接続関係を指定する接続指定手段(27)とを備えるプ
    リント板実装設計システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記形状処理手段
    (25)の処理と前記配置指定手段(26)の処理と前
    記接続指定手段(27)の処理との少なくとも1つの処
    理を繰り返し実行するプロセス制御手段(23)を備え
    るプリント板実装設計システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記形状処理手段
    (25)は画面に表示されたプリント回路基板の外形枠
    内に部品の配置を禁止する禁止領域を設定し、前記配置
    指定手段(26)は画面に表示された部品シンボルの概
    略配置範囲を指定するプリント板実装設計システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記接続指定手段
    (27)は配線に制約がある場合には概略配線経路を指
    定し、配線に制約がない場合には、論理接続情報を部品
    シンボルに付加するプリント板実装設計システム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、さらに、前記論理機
    能情報及び論理接続情報と前記実装情報とを対応付けて
    格納した融合データベース(52)を備えるプリント板
    実装設計システム。
  6. 【請求項6】 請求項1において、さらに、前記部品シ
    ンボルと論理接続情報とに基いて論理回路図と部品の配
    置配線図とを一体化した図面を作成して印刷する図面印
    刷部(31)を備えるプリント板実装設計システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記図面印刷部(3
    1)は、信号の入力から出力への信号の流れに沿って部
    品の配置及び配線を行った論理回路図を作成するプリン
    ト板実装設計システム。
  8. 【請求項8】 論理回路を構成する複数の論理機能要素
    各々に対応した部品をプリント回路基板上に対応付ける
    ことによりプリント回路基板の実装構造を設計するプリ
    ント板実装設計方法において、 前記論理機能要素を表す論理機能情報と前記部品の形状
    及び寸法を含む実装情報とを一体に定義した部品シンボ
    ルを作成する作成ステップ(S1)と、 前記プリント回路基板の外形枠を設定する形状処理ステ
    ップ(S2)と、 前記設定されたプリント回路基板の外形枠と前記作成さ
    れた部品シンボルとを画面に表示する表示ステップ(S
    3)と、 前記表示された部品シンボルを用いて前記画面のプリン
    ト回路基板の外形枠内において前記論理機能情報を入力
    すると同時に前記部品の位置を指定する配置指定ステッ
    プ(S4)と、 前記表示された部品シンボルに対して前記各論理機能要
    素の相互間の接続を表す論理接続情報を付加することに
    より前記各部品の相互間の配線接続関係を指定する接続
    指定ステップ(S5)とを備えるプリント板実装設計方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記形状処理ステッ
    プ(S2)の処理と前記配置指定ステップ(S4)の処
    理と前記接続指定ステップ(S5)の処理との少なくと
    も1つの処理を繰り返し実行するプロセス制御ステップ
    (S6)を備えるプリント板実装設計方法。
  10. 【請求項10】 請求項8において、前記形状処理ステ
    ップ(S2)は画面に表示されたプリント回路基板の外
    形枠内に部品の配置を禁止する禁止領域を設定し、前記
    配置指定ステップ(S4)は画面に表示された部品シン
    ボルの概略配置範囲を指定するプリント板実装設計方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項8において、前記接続指定ステ
    ップ(S5)は配線に制約がある場合には概略配線経路
    を指定し、配線に制約がない場合には、論理接続情報を
    部品シンボルに付加するプリント板設実装計方法。
  12. 【請求項12】 請求項8において、さらに、前記論理
    機能情報及び論理接続情報と前記実装情報とを対応付け
    て格納する格納ステップ(S7)を備えるプリント板実
    装設計方法。
  13. 【請求項13】 請求項8において、さらに、前記部品
    シンボルと論理接続情報とに基いて論理回路図と部品の
    配置配線図とを一体化した図面を作成して印刷する図面
    印刷ステップ(S8)を備えるプリント板実装設計方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記図面印刷ス
    テップ(S8)は、信号の入力から出力への信号の流れ
    に沿って部品の配置及び配線を行った論理回路図を作成
    するプリント板実装設計方法。
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