JPH07259810A - パイロット作動形リリーフ弁 - Google Patents

パイロット作動形リリーフ弁

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JPH07259810A
JPH07259810A JP6045864A JP4586494A JPH07259810A JP H07259810 A JPH07259810 A JP H07259810A JP 6045864 A JP6045864 A JP 6045864A JP 4586494 A JP4586494 A JP 4586494A JP H07259810 A JPH07259810 A JP H07259810A
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JP
Japan
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pressure
plunger
filter
orifice
oil
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Application number
JP6045864A
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English (en)
Inventor
Kazunori Yoshino
和憲 吉野
Yoshiyuki Shimada
佳幸 嶋田
Fumihiko Ishise
文彦 石瀬
Hiroshi Nosaka
寛 野坂
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異物の侵入による不具合を防止することがで
きるようにすること。 【構成】 圧油の流入口と流出口とを連通する開口と、
押さえばねにより一端側が開口を閉じるよう押圧された
プランジャと、プランジャの他端側に設けられた制御室
と、流入口と制御室とを連通するようプランジャに設け
られたオリフィスと、制御室と排油室とを連通する排出
油路と、調圧ばねにより排出油路のシートを閉じるよう
押圧された調圧弁とを備えている。プランジャにおける
オリフィスの上流位置にはフィルタが装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建設機械等における
油圧系統の圧力を一定に制御するために使用されるパイ
ロット作動形リリーフ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば建設機械には、油圧ポンプ、制御
弁、あるいは作業機のアクチュエータ等を含む油圧装置
が設けられている。この油圧装置においては、油圧ポン
プあるいは制御弁等を過大な圧力から保護すると同時に
その油圧系統の圧力を一定に制御するためパイロット作
動形リリーフ弁が使用されている。図1は、本発明に従
って構成されたパイロット作動形リリーフ弁の一実施例
を示す断面図であるが、本発明に関する部分を除いては
従来の構成を有しているので、図1を流用して従来の技
術を説明する。マニホールド2には弁本体4が装着され
ている。弁本体4内にはシリンダ部6が形成され、シリ
ンダ部6の軸方向左端側には圧油の流入口8の開口10
が形成されている。開口10の右端部はシート(バルブ
シート)12を構成している。シリンダ部6の軸方向右
端側は蓋14が装着され、それにより閉じられている。
流入口8の開口10に関連して、弁本体4内のシリンダ
部6の左端側寄りの位置には圧油の流出口16及び18
が開口している。流入口8は開口10を介して流出口1
6及び18に連通している。流出口16及び18は図示
しない油タンクに接続されている。シリンダ部6内には
プランジャ20が摺動自在に挿入されている。シリンダ
部6内のプランジャ20の右端側と蓋14の左端側との
間には制御室22が形成され、制御室22には押さえば
ね24が挿入されている。押さえばね24によりプラン
ジャ20の左端側はシート12を介して開口10を閉じ
るよう押圧されている。プランジャ20には、前記流入
口8と制御室22とを連通するようオリフィス26が形
成されている。
【0003】蓋14には右端が開口するようなシリンダ
状の排油室28が形成されている。この排油室28は調
整ねじ30により閉じられている。調整ねじ30にはロ
ックナット32が係合されている。排油室28は油路3
4及び36を介してそれぞれ流出口16及び18に連通
している。蓋14の左端側には排出油路38が形成され
ている。排出油路38は制御室22と排油室28とを連
通している。排油室28内には調圧弁(ポペット)40
が配置され、調圧弁40と調整ねじ30との間には調圧
ばね42が配置されている。調圧弁40は調圧ばね42
により排出油路38の排油室28に臨む開口(調圧弁4
0のシートを構成する)を閉じるよう押圧されている。
なお番号44はばね受けを示している。プランジャ20
の左端側の受圧面は流入口8に臨み、プランジャ20の
右端側の受圧面は制御室22に臨んでいる。各受圧面の
面積は実質上同一に形成されている。
【0004】流入口8から流入する圧油(油圧系統の圧
油)は、オリフィス26、制御室22及び排出油路38
に達するが、排出油路38において調圧弁40により閉
塞される。プランジャ20の各受圧面の面積は実質上同
一に形成されているので、流入口8側でプランジャ20
に作用する右向きの圧力と制御室22側でプランジャ2
0に作用する左向きの圧力とは等しくなる。したがっ
て、プランジャ20は押さえばね24により左方へ押さ
れて開口10のシート12を閉じ、流入口8と流出口1
6及び18とはその連通が遮断される。一方調圧弁40
は、調圧ばね42により排出油路38の右端開口である
シートに押圧されてそれを閉じているが、油圧系統の圧
力と調圧弁40におけるシート部の受圧面積との積が調
圧ばね42の設定荷重より大きくなると、調圧ばね42
の付勢力に抗して右方へ移動させられ、排出油路38を
開く。これにより制御室22と排油室28とが連通され
る。その結果、油圧系統の圧油は、流入口8からオリフ
ィス26、制御室22、排出油路38を経て排油室28
へ流出する。この流量に応じてオリフィス26の絞り抵
抗によりオリフィス26の前後において圧力降下が発生
し、したがってプランジャ20に作用する圧力は、流入
口8側よりも制御室22側が低下するので、プランジャ
20に作用する左方への圧力が小さくなり、プランジャ
20は押さえばね24の付勢力に抗して右方へ移動させ
られ、開口10を開く。その結果、油圧系統の圧油は、
流入口8から開口10のシート12を介して流出口16
及び18へリリーフする。そして油圧系統の圧力と調圧
弁40におけるポペットシート部の受圧面積との積が調
圧ばね42の設定荷重より低下すると、調圧弁40は排
出油路38を閉じ、初期の平衡状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧装置に
おける油圧系統内には、何らかの理由、例えば組立初期
の油圧系統内洗浄不良や作動油の交換、損傷部品の組替
え等で異物(ゴミ、切粉、溶接スパッタ等)が混入する
ことがある。このような場合、通常は油圧系統内に設け
られたフィルタにより捕獲するよう構成されている。し
かしながら滅多にないことではあるが、系統内の圧力制
御に不可欠なリリーフ弁に異物が引っ掛かることがあ
る。近年油圧系統の圧力は上昇する傾向にあり、それに
対応するため、前記した構成を有する(あるいはこれに
類する構成を有する)パイロット作動形リリーフ弁にお
いては、調圧弁40の調圧ばね42の設定荷重を上昇さ
せている。しかしながら調圧ばね42のばね強度には限
界があるため、調圧弁40のシート径(調圧弁40と排
出油路38のシートとが接する直径)を小さくする手段
が施されている。通常このシート径を小さくすると、制
御室22の圧力を一定に保つために必然的にオリフィス
26の直径も小さくすることとなり、これが異物の詰ま
りを助長することになる。
【0006】以上の対策として、排出油路38における
調圧弁40の上流側に図示しないフィルタを装着するこ
とが考えられる。この対策を施すことによって、「調圧
弁40とシートとの間に異物が噛み込み、その隙間より
圧油が排油室28へ流出するため、調圧ばね42による
設定圧力の如何にかかわらず低い圧力にてプランジャ2
0が開口し、圧油が開口10を通って流出口16及び1
8へ流出するため、油圧装置の圧力低下が発生する」頻
度は軽減されよう。しかしながらリリーフ弁における圧
油の流路をみると、制御室22の上流にはプランジャ2
0に形成されたオリフィス26があり、通常このオリフ
ィス26の直径は調圧弁40のシート径よりも小さく、
このオリフィス26に異物が詰まると制御室22に圧油
が導入されなくなる。これによりプランジャ20の流入
口8側の圧力よりも制御室22側の圧力が低くなり、プ
ランジャ20が押さえばね24の付勢力に抗して右方に
移動させられる。その結果、調圧弁40のシート部に異
物が噛み込んだ場合と同様に、低い圧力にて圧油が開口
10を通って流出口16及び18へ流出するため、油圧
装置において圧力低下が発生し、油圧装置が作動しなく
なる、との不都合が発生する。
【0007】本発明は以上のような事実に基づいてなさ
れたもので、その目的は、異物の侵入による不具合を防
止することができる、パイロット作動形リリーフ弁を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、圧油の
流入口と流出口とを連通する開口と、押さえばねにより
一端側が該開口のシートを閉じるよう押圧されたプラン
ジャと、該プランジャの他端側に設けられた制御室と、
該流入口と該制御室とを連通するよう該プランジャに設
けられたオリフィスと、該制御室と排油室とを連通する
排出油路と、調圧ばねにより該排出油路のシートを閉じ
るよう押圧された調圧弁とを備え、該プランジャの該一
端側の受圧面は該流入口に臨み、該プランジャの他端側
の受圧面は該制御室に臨み、該受圧面の各々の面積は実
質上同一であるパイロット作動形リリーフ弁において、
該プランジャにおける該オリフィスの上流位置にはフィ
ルタが装着され、該フィルタは少なくとも該オリフィス
を通過できない大きさの異物を捕獲できるよう構成され
たことを特徴とするパイロット作動形リリーフ弁、が提
供される。
【0009】
【作用】油圧系統の圧力が所定値を越えると、調圧弁が
排出油路を開く。圧油は流入口、フィルタ、オリフィ
ス、制御室、排出油路を通って排油室に流れる。この圧
油内に異物が混入していた場合、実質上、圧油の流れの
最上流位置にあるフィルタにより捕獲される。フィルタ
は少なくともオリフィスを通過できない大きさの異物を
捕獲できるよう構成されているので、オリフィスが異物
により目詰まりを起こすことが防止されると同時に、オ
リフィスより直径の大きな調圧弁のシート部においても
異物の噛み込みが防止される。その結果、パイロット作
動形リリーフ弁が異物の侵入によりその圧力制御機能を
停止するとの不具合は確実に防止され、安定した圧力制
御機能が保証される。したがって油圧系統の圧力は常に
安定した圧力に保持され、油圧装置の作動の信頼性が一
層確実に保証される。前記プランジャは、通常、激しく
かつ高頻度に開閉作動を繰り返すので、耐久性の面で懸
念が残る。この点を考慮して、フィルタはプランジャに
対し、ストッパ及びCリングにより保持されることが好
ましい。このような保持手段によりプランジャに装着さ
れたフィルタは、前記のようなプランジャの激しい作動
の繰り返しに対しても外れることはなく、十分な耐久性
を有するので実用的にも優れている。
【0010】
【実施例】以下、図1及び図2を参照しながら、この発
明に従って構成されたパイロット作動形リリーフ弁の実
施例を説明する。なお図1及び図2に示すパイロット作
動形リリーフ弁において、基本的構成は従来の技術の項
において既に説明した通りであり、重複した説明は省略
する。したがって本発明に関する部分についてのみ説明
する。プランジャ20におけるオリフィス26の上流位
置にはフィルタ50が装着されている。フィルタ50は
ストッパ52及びCリング54により保持されている。
フィルタ50は少なくともオリフィス26を通過できな
い大きさの異物を捕獲できるよう構成されている。更に
具体的に説明すると、図2から明らかなように、プラン
ジャ20のオリフィス26の上流位置にはオリフィス2
6より大径の円形の環状部が形成され、この環状部に円
形のフィルタ50が挿入されている。またプランジャ2
0のフィルタ50の上流位置には前記環状部より更に大
径の円形の環状部が形成され、この環状部に円形リング
状のストッパ52が挿入されている。プランジャ20の
ストッパ52の上流位置には、ストッパ52が挿入され
ている環状部より更に大径の円形の環状溝が形成され、
この環状溝にCリング54が挿入されている。このCリ
ング54によりフィルタ50はストッパ52を介して前
記環状部内にしっかりと保持される。
【0011】次に図3を参照してフィルタ50の構成を
説明する。フィルタ50は、中央に配置されたスクリー
ンフィルタ50aと、スクリーンフィルタ50aをサン
ドイッチ状に挟むよう配置されて両側から補強層を構成
する補強フィルタ50b及び50cとを含んでいる。ス
クリーンフィルタ50a、補強フィルタ50b及び50
cはそれぞれ略同一の外径を有する円板状に成形されて
いる。これらはリング状の銅製フィルタケース50d内
に挿入され、フィルタケース50dの軸方向一端部(図
3の左端部)をかしめることにより3重構造体として保
持されている。なお図示のように、フィルタケース50
dの軸方向他端部(図3の右端部)には小径のフランジ
部が形成され、前記各フィルタの軸方向他端部側を保持
している。スクリーンフィルタ50aはSUS304等
の金網製で♯80メッシュ、補強フィルタ50b及び5
0cは、それぞれSUS304等の金網製で♯24〜3
0メッシュに形成されている。補強フィルタ50b及び
50cは略同一の構成を有している。中央のスクリーン
フィルタ50aは、少なくともオリフィス26を通過で
きない大きさの異物を捕獲できるよう、そのメッシュが
規定されている。スクリーンフィルタ50aの両側の補
強フィルタ50b及び50cは、スクリーンフィルタ5
0aを補強しながら更に大きな異物を捕獲できるよう、
そのメッシュが規定されている。スクリーンフィルタ5
0a、補強フィルタ50b及び50cは、ステンレス製
の繊維から形成することにより、あるいは焼結により成
形することによっても、それぞれ必要とするメッシュが
得られる。フィルタ50の構成は、もちろん前記実施例
に限定される理由はない。要は少なくともオリフィス2
6を通過できない大きさの異物を捕獲できるよう、その
メッシュが規定されたフィルタであれば、どのような構
成でもよい。なお、フィルタ50をプランジャ20に保
持するための部材である、ストッパ52はS45Cの調
質鋼(ロックウエル硬さ20〜25程度)から構成さ
れ、Cリング54はSWPB(ピアノ線をほぼ円形に成
形したもの)から構成されている。以上のような3重構
造体からなるフィルタ50の構成は、その強度を確保し
ながらオリフィス26が異物により塞がれることを確実
に防止するものである。そしてフィルタ50は、ストッ
パ52及びCリング54により、プランジャ20の激し
い作動に対しても、十分な耐久性をもって確実に保持さ
れる。
【0012】油圧系統の圧力が上昇して、同圧力と調圧
弁40の受圧面積の積が調圧ばね42の設定荷重を越え
ると、調圧弁40が右方へ移動し、排出油路38を開
く。圧油は流入口8、プランジャ20のフィルタ50及
びオリフィス26、制御室22、排出油路38を通って
排油室28に流れる。プランジャ20の両受圧面に作用
する圧力のバランスが崩れるのでプランジャ20は右方
へ移動し、流入口8の開口10のシート12を開く。流
入口8と流出口16及び18が連通し、圧油がリリーフ
する。圧油内に異物が混入していた場合、実質上、圧油
の流れの最上流位置にあるフィルタ50により捕獲され
る。フィルタ50は少なくともオリフィス26を通過で
きない大きさの異物を捕獲できるよう構成されているの
で、オリフィス26が異物により目詰まりを起こすこと
が防止されると同時に、オリフィス26より直径の大き
な調圧弁40のシート部においても異物の噛み込みが防
止される。油圧系統の圧力が下がると、調圧弁40が調
圧ばね42の付勢力により左方へ移動し、排出油路38
を閉じるので、プランジャ20は初期の平衡状態にとな
る。
【0013】以上本発明を、実施例に基づいて詳細に説
明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは
修正ができるものである。例えば、本発明が適用される
パイロット作動形リリーフ弁としては前記実施例に示す
構成のものに限らないことはいうまでもない。すなわ
ち、圧油の流入口と流出口とを連通する開口と、押さえ
ばねにより一端側が開口のシートを閉じるよう押圧され
たプランジャと、プランジャの他端側に設けられた制御
室と、流入口と制御室とを連通するようプランジャに設
けられたオリフィスと、制御室と排油室とを連通する排
出油路と、調圧ばねにより排出油路のシートを閉じるよ
う押圧された調圧弁とを備え、プランジャの一端側の受
圧面は流入口に臨み、プランジャの他端側の受圧面は制
御室に臨み、受圧面の各々の面積は実質上同一であるパ
イロット作動形リリーフ弁であれば、他の型式(構成)
であっても本発明が適用されるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明によるパイロット作動形リリーフ
弁においては、プランジャにおけるオリフィスの上流位
置にはフィルタが装着され、フィルタは少なくともオリ
フィスを通過できない大きさの異物を捕獲できるよう構
成されているので、オリフィスが異物により目詰まりを
起こすことが防止されると同時に、オリフィスより直径
の大きな調圧弁のシート部においても異物の噛み込みが
防止される。その結果、パイロット作動形リリーフ弁が
異物の侵入によりその圧力制御機能を停止するとの不具
合は確実に防止され、安定した圧力制御機能が保証され
る。したがって油圧系統の圧力は常に安定した圧力に保
持され、油圧装置の作動の信頼性が一層確実に保証され
る。プランジャは、通常激しくかつ高頻度に開閉作動を
繰り返すが、フィルタは、プランジャに対し、ストッパ
及びCリングにより保持された場合には、プランジャの
激しい作動の繰り返しに対しても外れることはなく、十
分な耐久性を有するので実用的にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたパイロット作動形リ
リーフ弁の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の要部拡大概略図。
【図3】図1及び図2に示すフィルタの具体的構成を説
明するための断面図。
【符号の説明】
4 弁本体 8 流入口 10 開口 12 シート 16及び18 流出口 20 プランジャ 22 制御室 24 押さえばね 26 オリフィス 28 排油室 38 排出油路 40 調圧弁 42 調圧ばね 50 フィルタ 52 ストッパ 54 Cリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16K 51/00 A (72)発明者 野坂 寛 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目8番25号 高菱エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧油の流入口と流出口とを連通する開口
    と、押さえばねにより一端側が該開口のシートを閉じる
    よう押圧されたプランジャと、該プランジャの他端側に
    設けられた制御室と、該流入口と該制御室とを連通する
    よう該プランジャに設けられたオリフィスと、該制御室
    と排油室とを連通する排出油路と、調圧ばねにより該排
    出油路のシートを閉じるよう押圧された調圧弁とを備
    え、該プランジャの該一端側の受圧面は該流入口に臨
    み、該プランジャの他端側の受圧面は該制御室に臨み、
    該受圧面の各々の面積は実質上同一であるパイロット作
    動形リリーフ弁において、 該プランジャにおける該オリフィスの上流位置にはフィ
    ルタが装着され、該フィルタは少なくとも該オリフィス
    を通過できない大きさの異物を捕獲できるよう構成され
    たことを特徴とするパイロット作動形リリーフ弁。
  2. 【請求項2】 該フィルタはストッパ及びCリングによ
    り保持された、請求項1記載のパイロット作動形リリー
    フ弁。
JP6045864A 1994-03-16 1994-03-16 パイロット作動形リリーフ弁 Pending JPH07259810A (ja)

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JP6045864A JPH07259810A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 パイロット作動形リリーフ弁

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1062036A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Fuji Koki:Kk 膨張弁
US7343740B2 (en) * 2005-03-14 2008-03-18 Kayaba Industry Co., Ltd. Orifice element with integrated filter, slow return valve, and hydraulic drive unit
CN103277367A (zh) * 2013-05-27 2013-09-04 陈景华 一种液压油路过滤装置

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Effective date: 20010306