JPH072593Y2 - 透光性熱接着型制電フィルム - Google Patents
透光性熱接着型制電フィルムInfo
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- JPH072593Y2 JPH072593Y2 JP10753390U JP10753390U JPH072593Y2 JP H072593 Y2 JPH072593 Y2 JP H072593Y2 JP 10753390 U JP10753390 U JP 10753390U JP 10753390 U JP10753390 U JP 10753390U JP H072593 Y2 JPH072593 Y2 JP H072593Y2
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- translucent
- film
- layer
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- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば電子部品のキャリアテープ包装のカバ
ーテープ等、制電性が要求される用途に使用される透光
性熱接着型制電フィルムに関する。
ーテープ等、制電性が要求される用途に使用される透光
性熱接着型制電フィルムに関する。
電子部品の包装には、マガジン包装、トレイ包装、キャ
リアテープ包装など種々の形態があり、このうちキャリ
アテープ包装は、オートマウンターによる面実装効率が
良いため、近年では主流となりつつある。このキャリア
テープ包装は、第２図に示すように、プレス成形、真空
成形、圧空成形などの手段で多数の凹部５を成形したプ
ラスチック製キャリアテープ６を用いて、このキャリア
テープの各凹部５に電子部品（不図示）を収納し、その
上からカバーテープ４を貼着してリール７に巻き取った
ものである。かかるキャリアテープ包装においては、電
子部品の静電破壊を防止するため、制電処理を施したプ
ラスチック製のキャリアテープやカバーテープを使用す
る必要があり、同様にトレイ包装やマガジン包装の場合
も制電性の包装材料を使用する必要がある。
リアテープ包装など種々の形態があり、このうちキャリ
アテープ包装は、オートマウンターによる面実装効率が
良いため、近年では主流となりつつある。このキャリア
テープ包装は、第２図に示すように、プレス成形、真空
成形、圧空成形などの手段で多数の凹部５を成形したプ
ラスチック製キャリアテープ６を用いて、このキャリア
テープの各凹部５に電子部品（不図示）を収納し、その
上からカバーテープ４を貼着してリール７に巻き取った
ものである。かかるキャリアテープ包装においては、電
子部品の静電破壊を防止するため、制電処理を施したプ
ラスチック製のキャリアテープやカバーテープを使用す
る必要があり、同様にトレイ包装やマガジン包装の場合
も制電性の包装材料を使用する必要がある。
ところで、これまでのカバーテープとしては、界面活性
剤を練り込んで制電性を付与した熱接着剤層をポリエス
テルフィルムの片面に積層したものが多用されている
が、このものは次のような問題があった。
剤を練り込んで制電性を付与した熱接着剤層をポリエス
テルフィルムの片面に積層したものが多用されている
が、このものは次のような問題があった。
即ち、界面活性剤を練り込んだ熱接着剤層を片面に設け
た上記のカバーテープは、表面に露出する界面活性剤の
親水基に水分を付着させて制電性を付与するものである
ため、表面抵抗値が最小でも109Ω／□以上となり、満
足な制電効果を発揮することができないという問題があ
った。しかも、このようなカバーテープは、湿度によっ
て制電効果が左右され、湿度が低いと制電性が大幅に低
下するという問題があった。
た上記のカバーテープは、表面に露出する界面活性剤の
親水基に水分を付着させて制電性を付与するものである
ため、表面抵抗値が最小でも109Ω／□以上となり、満
足な制電効果を発揮することができないという問題があ
った。しかも、このようなカバーテープは、湿度によっ
て制電効果が左右され、湿度が低いと制電性が大幅に低
下するという問題があった。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、充分満足し得る制電性を備え、しかも接
着強度、引裂き強度、透視性等が良好で、表面にベタツ
キがなく、キャリアテープ包装のカバーテープ等の用途
に好適に使用される透光性熱接着型制電フィルムを提供
することにある。
するところは、充分満足し得る制電性を備え、しかも接
着強度、引裂き強度、透視性等が良好で、表面にベタツ
キがなく、キャリアテープ包装のカバーテープ等の用途
に好適に使用される透光性熱接着型制電フィルムを提供
することにある。
上記目的を達成するため、本考案の透光性熱接着型制電
フィルムは、透光性ポリエチレンテレフタレートフィル
ムに透光性熱接着剤層と導電性金属粉を含んだ透光性制
電層を順次積層して成ることを特徴とする。
フィルムは、透光性ポリエチレンテレフタレートフィル
ムに透光性熱接着剤層と導電性金属粉を含んだ透光性制
電層を順次積層して成ることを特徴とする。
本考案の透光性熱接着型制電フィルムは、表面の透光性
制電層が導電性金属粉を含んだ導電性の良い層であるか
ら、湿度等の影響を受けることなく良好な制電性を発揮
することができ、しかも金属粉が滑剤として働くため、
ベタツキがなく巻取りや巻戻し作業を容易に行うことが
できる。また、熱接着剤層が感熱タイプで、熱圧着する
と軟化溶融した接着剤が制電層の金属粉の間隙から滲出
して強固に接着するため、容易に剥離する心配はない。
その上、本考案の制電フィルムはポリエチレンテレフタ
レートフィルム（以下、PETフィルムと記す）を基材と
しているため、引裂き強度が大きく、接着時の熱にも充
分に耐えることができる。また、PETフィルム、熱接着
剤層、制電層がいずれも透光性であるため、本考案の制
電フィルムは透視性が良好であり、巻取り作業や巻戻し
作業を一層容易にするために熱接着剤層に凹凸をつけた
場合でも、その上に透光性制電層を設けているので、全
体的には透視性が良好である。
制電層が導電性金属粉を含んだ導電性の良い層であるか
ら、湿度等の影響を受けることなく良好な制電性を発揮
することができ、しかも金属粉が滑剤として働くため、
ベタツキがなく巻取りや巻戻し作業を容易に行うことが
できる。また、熱接着剤層が感熱タイプで、熱圧着する
と軟化溶融した接着剤が制電層の金属粉の間隙から滲出
して強固に接着するため、容易に剥離する心配はない。
その上、本考案の制電フィルムはポリエチレンテレフタ
レートフィルム（以下、PETフィルムと記す）を基材と
しているため、引裂き強度が大きく、接着時の熱にも充
分に耐えることができる。また、PETフィルム、熱接着
剤層、制電層がいずれも透光性であるため、本考案の制
電フィルムは透視性が良好であり、巻取り作業や巻戻し
作業を一層容易にするために熱接着剤層に凹凸をつけた
場合でも、その上に透光性制電層を設けているので、全
体的には透視性が良好である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を詳述する。
第１図は本考案の透光性熱接着型制電フィルムの一実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
この実施例の制電性フィルムは、図示のように透光性PE
Tフィルム１の表面に、透光性熱接着剤層２と透光性制
電層３を順次積層して一体化し、裏面にも透光性制電層
３を設けた４層構造を有する。
Tフィルム１の表面に、透光性熱接着剤層２と透光性制
電層３を順次積層して一体化し、裏面にも透光性制電層
３を設けた４層構造を有する。
基材のPETフィルム１としては、少なくとも20μｍ以上
の厚さを有するものを使用することが望ましい。これに
より薄くなると引裂き強度が低下するため、キャリアテ
ープ包装のカバーテープとして使用しても、カバーテー
プを剥がすときに切断する心配が生じるからである。ま
た、PETフィルムが必要以上に厚いと、剛性が高くなっ
て巻き取り作業等が困難となるので、厚くても50μｍ程
度までのものを使用することが好ましい。
の厚さを有するものを使用することが望ましい。これに
より薄くなると引裂き強度が低下するため、キャリアテ
ープ包装のカバーテープとして使用しても、カバーテー
プを剥がすときに切断する心配が生じるからである。ま
た、PETフィルムが必要以上に厚いと、剛性が高くなっ
て巻き取り作業等が困難となるので、厚くても50μｍ程
度までのものを使用することが好ましい。
PETフィルム１の表面の透光性熱接着剤層２は、ポリオ
レフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の溶剤タ
イプ又は非溶剤タイプの熱接着剤を塗布して形成したも
のであり、いずれも良好な接着特性を発揮する。熱接着
剤層２の厚さについては、カバーテープとして使用する
場合に必要なピールオフ強度が30〜50gf/mmであるか
ら、これを考慮すれば熱接着剤層２の厚みを10〜30μｍ
の範囲内とするのが適しており、好ましくは15〜25μｍ
に設定するのが良い。これよりも薄くなると満足な接着
力を得ることが困難となり、逆に厚くなるとピール強度
が大きくなりすぎたり、カバーフィルムとして厚くなり
すぎ、取扱い難くなる。尚、熱接着剤層２とPETフィル
ム１との間には、必要に応じてプライマー層やアンカー
層が形成される。
レフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の溶剤タ
イプ又は非溶剤タイプの熱接着剤を塗布して形成したも
のであり、いずれも良好な接着特性を発揮する。熱接着
剤層２の厚さについては、カバーテープとして使用する
場合に必要なピールオフ強度が30〜50gf/mmであるか
ら、これを考慮すれば熱接着剤層２の厚みを10〜30μｍ
の範囲内とするのが適しており、好ましくは15〜25μｍ
に設定するのが良い。これよりも薄くなると満足な接着
力を得ることが困難となり、逆に厚くなるとピール強度
が大きくなりすぎたり、カバーフィルムとして厚くなり
すぎ、取扱い難くなる。尚、熱接着剤層２とPETフィル
ム１との間には、必要に応じてプライマー層やアンカー
層が形成される。
この透光性熱接着剤層２の上に積層される透光性制電層
３は、導電性金属粉を含んだ層であり、導電性金属塗料
を薄く塗布して形成したものである。導電性金属塗料と
しては、塩ビ系、アクリル系、ポリエステル系、シリコ
ン系、ウレタン系、メラミン系等のいずれかのバインダ
ーを含む酸化錫系塗料が使用され、特に熱可塑性樹脂バ
インダーを含むものが取扱い上好ましい。かかる酸化錫
系塗料を塗布して制電層３を形成する場合は、制電層３
の厚さを１〜５μｍ程度とするのが好ましい。このよう
な厚さの制電層３は107〜107Ω／□程度の表面抵抗値を
有し、充分満足し得る制電性を発揮する。制電層３の厚
さが５μｍより厚くなると、熱圧着時に軟化溶融した熱
接着剤が金属粉の間を通って表面に滲出しにくくなるた
め接着性が低下する恐れがあり、逆に１μｍより薄くな
ると、表面抵抗値が上がって充分な制電性を発揮し難く
なる。
３は、導電性金属粉を含んだ層であり、導電性金属塗料
を薄く塗布して形成したものである。導電性金属塗料と
しては、塩ビ系、アクリル系、ポリエステル系、シリコ
ン系、ウレタン系、メラミン系等のいずれかのバインダ
ーを含む酸化錫系塗料が使用され、特に熱可塑性樹脂バ
インダーを含むものが取扱い上好ましい。かかる酸化錫
系塗料を塗布して制電層３を形成する場合は、制電層３
の厚さを１〜５μｍ程度とするのが好ましい。このよう
な厚さの制電層３は107〜107Ω／□程度の表面抵抗値を
有し、充分満足し得る制電性を発揮する。制電層３の厚
さが５μｍより厚くなると、熱圧着時に軟化溶融した熱
接着剤が金属粉の間を通って表面に滲出しにくくなるた
め接着性が低下する恐れがあり、逆に１μｍより薄くな
ると、表面抵抗値が上がって充分な制電性を発揮し難く
なる。
このような金属粉を含む制電層３を表面に積層している
と、金属粉が滑剤の役目をするため表面にベタツキを生
じることがなく、従って、フィルムの巻取り作業や巻戻
し作業を容易に行えるようになる。
と、金属粉が滑剤の役目をするため表面にベタツキを生
じることがなく、従って、フィルムの巻取り作業や巻戻
し作業を容易に行えるようになる。
PETフィルム１の裏面の透光性制電層３も上記の透光性
制電層３と同一であるが、この裏面の制電層３は必須の
ものではなく、省略しても差し支えない。しかも、この
実施例のように裏面にも制電層３を積層形成してある
と、制電性や巻取り、巻戻し作業性がより一層向上する
という利点があるので好ましい。
制電層３と同一であるが、この裏面の制電層３は必須の
ものではなく、省略しても差し支えない。しかも、この
実施例のように裏面にも制電層３を積層形成してある
と、制電性や巻取り、巻戻し作業性がより一層向上する
という利点があるので好ましい。
次に、本考案の試作例について説明する。
厚さ25μｍの透明なPETフィルムの表面に熱接着剤を塗
布して厚さ20μｍの透明熱接着剤層を形成し、その後、
このフィルムの表裏両面に酸化錫系塗料を塗布して表裏
に厚さ1.5μｍの制電層をそれぞれ形成し、目的とする
透光性熱接着型制電フィルムを試作した。
布して厚さ20μｍの透明熱接着剤層を形成し、その後、
このフィルムの表裏両面に酸化錫系塗料を塗布して表裏
に厚さ1.5μｍの制電層をそれぞれ形成し、目的とする
透光性熱接着型制電フィルムを試作した。
この制電フィルムについて表面抵抗値を測定したところ
１×106Ω／□であり、満足な制電性を有していた。ま
た、全光線透過率と曇り度を測定したところ、全光線透
過率は80％、曇り度は20％であり、透明性も良好であっ
た。次いで耐裂抵抗を測定したところ25kg/20mmであ
り、容易に破れない高強度フィルムであることが判っ
た。更に、この制電フィルムを100℃にて５秒間加圧接
着して、そのピールオフ力を測定したところ、50gf/mm
であり、優れた接着性を示した。
１×106Ω／□であり、満足な制電性を有していた。ま
た、全光線透過率と曇り度を測定したところ、全光線透
過率は80％、曇り度は20％であり、透明性も良好であっ
た。次いで耐裂抵抗を測定したところ25kg/20mmであ
り、容易に破れない高強度フィルムであることが判っ
た。更に、この制電フィルムを100℃にて５秒間加圧接
着して、そのピールオフ力を測定したところ、50gf/mm
であり、優れた接着性を示した。
尚、上記の表面抵抗値の測定は表面抵抗計（三菱油化
（株）製）により、全光線透過率及び曇り度の測定はヘ
ーズコンピューター（スガ試験機（株）製）により、ピ
ールオフ力の測定及び耐裂抵抗の測定が引張試験機（島
津製作所（株）製）により行ったものである。
（株）製）により、全光線透過率及び曇り度の測定はヘ
ーズコンピューター（スガ試験機（株）製）により、ピ
ールオフ力の測定及び耐裂抵抗の測定が引張試験機（島
津製作所（株）製）により行ったものである。
次に、この制電フィルムを用いて第２図に示すようなカ
バーテープ４を作成し、電子部品（図示せず）を凹部５
に収容したキャリアテープ６の表面に該カバーテープ４
を100℃の条件下に熱圧着して電子部品を包装した。こ
の状態でカバーテープ４を通して電子部品を透視する
と、表面の印刷文字や該印文字を鮮明に読み取ることが
できた。また、この電子部品を収容したキャリアテープ
６をリール７に巻き取ったところ、カバーテープ４の裏
面（図では上面）に制電層が形成されているため極めて
円滑に巻き取り作業を行うことができ、巻き戻し作業も
極めて円滑であった。
バーテープ４を作成し、電子部品（図示せず）を凹部５
に収容したキャリアテープ６の表面に該カバーテープ４
を100℃の条件下に熱圧着して電子部品を包装した。こ
の状態でカバーテープ４を通して電子部品を透視する
と、表面の印刷文字や該印文字を鮮明に読み取ることが
できた。また、この電子部品を収容したキャリアテープ
６をリール７に巻き取ったところ、カバーテープ４の裏
面（図では上面）に制電層が形成されているため極めて
円滑に巻き取り作業を行うことができ、巻き戻し作業も
極めて円滑であった。
尚、このキャリアテープ６は、第３図に示すように、硬
質ポリ塩化ビニルシート6aの表面に、酸化錫系の導電性
金属粉と塩化ビニル系樹脂バインダーを主成分とするコ
ーティング液を塗布して制電層6bを表裏両面に積層形成
し、更にその上に塩化ビニル樹脂系の表面コート層6cを
制電層6bに積層形成した透明な制電性シートを使用し、
この制電性シートを真空成形して作成したものである。
質ポリ塩化ビニルシート6aの表面に、酸化錫系の導電性
金属粉と塩化ビニル系樹脂バインダーを主成分とするコ
ーティング液を塗布して制電層6bを表裏両面に積層形成
し、更にその上に塩化ビニル樹脂系の表面コート層6cを
制電層6bに積層形成した透明な制電性シートを使用し、
この制電性シートを真空成形して作成したものである。
以上の説明から明らかなように、本考案の透光性熱接着
型制電フィルムは充分満足し得る制電性を備え、しかも
接着強度、引裂き強度、透視性等が良好であり、また表
面のベタツキがなく巻取り、巻戻し作業性が良好であ
る。従って、キャリアテープ包装のカバーテープ等の用
途に使用すれば、良好な接着力によって確実に電子部品
を封入することができ、また透視性が良いため電子部品
表面の文字等をカバーテープ越しに鮮明に読み取ること
ができる。しかも制電性が良好であるため、カバーテー
プを引き剥がして電子部品を実装する際の静電気発生に
よる電子部品の静電破壊を充分防止することができ、ま
た引裂き強度が大きいため、テープ切れを防止すること
もでき、更にベタツキがないのでキリャアテープの巻取
りや巻戻し作業もスムーズに行える等、顕著な効果を奏
する。
型制電フィルムは充分満足し得る制電性を備え、しかも
接着強度、引裂き強度、透視性等が良好であり、また表
面のベタツキがなく巻取り、巻戻し作業性が良好であ
る。従って、キャリアテープ包装のカバーテープ等の用
途に使用すれば、良好な接着力によって確実に電子部品
を封入することができ、また透視性が良いため電子部品
表面の文字等をカバーテープ越しに鮮明に読み取ること
ができる。しかも制電性が良好であるため、カバーテー
プを引き剥がして電子部品を実装する際の静電気発生に
よる電子部品の静電破壊を充分防止することができ、ま
た引裂き強度が大きいため、テープ切れを防止すること
もでき、更にベタツキがないのでキリャアテープの巻取
りや巻戻し作業もスムーズに行える等、顕著な効果を奏
する。
第１図は本考案の透光性熱接着型制電フィルムの一実施
例を示す断面図、第２図は同フィルムの一使用例（キリ
ャアテープ包装）を示す斜視図、第３図は同使用例で用
いるキャリアテープの断面図である。 １…透光性PETフィルム、２…透光性熱接着剤層、3,…
透光性制電層、４…カバーテープ、６…キャリアテー
プ。
例を示す断面図、第２図は同フィルムの一使用例（キリ
ャアテープ包装）を示す斜視図、第３図は同使用例で用
いるキャリアテープの断面図である。 １…透光性PETフィルム、２…透光性熱接着剤層、3,…
透光性制電層、４…カバーテープ、６…キャリアテー
プ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０８Ｇ 63/183 Ｃ０９Ｊ 7/02 ＪＪＢ ＪＬＨ Ｈ０１Ｌ 23/06 Ｂ Ｈ０５Ｆ 1/02 Ｋ 9470−5Ｇ (72)考案者 山口 幸一 大阪府大阪市中央区安土町２丁目３番13号 タキロン株式会社内 (72)考案者 中木村 賢一 大阪府大阪市中央区安土町２丁目３番13号 タキロン株式会社内 (72)考案者 亀井 博 大阪府大阪市中央区安土町２丁目３番13号 タキロン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−25034（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】透光性ポリエチレンテレフタレートフィル
ムに透光性熱接着剤層と導電性金属粉を含んだ透光性制
電層を順次積層して成る透光性熱接着型制電フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10753390U JPH072593Y2 (ja) | 1990-10-13 | 1990-10-13 | 透光性熱接着型制電フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10753390U JPH072593Y2 (ja) | 1990-10-13 | 1990-10-13 | 透光性熱接着型制電フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0464540U JPH0464540U (ja) | 1992-06-03 |
| JPH072593Y2 true JPH072593Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31854097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10753390U Expired - Lifetime JPH072593Y2 (ja) | 1990-10-13 | 1990-10-13 | 透光性熱接着型制電フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072593Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5958537A (en) * | 1997-09-25 | 1999-09-28 | Brady Usa, Inc. | Static dissipative label |
| JP4061136B2 (ja) * | 2002-06-25 | 2008-03-12 | 大日本印刷株式会社 | 帯電防止積層体及びその製造方法、並びにテーピング包装用カバーテープ |
-
1990
- 1990-10-13 JP JP10753390U patent/JPH072593Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0464540U (ja) | 1992-06-03 |
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