JPH07257868A - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents

乗客コンベアの安全装置

Info

Publication number
JPH07257868A
JPH07257868A JP4679194A JP4679194A JPH07257868A JP H07257868 A JPH07257868 A JP H07257868A JP 4679194 A JP4679194 A JP 4679194A JP 4679194 A JP4679194 A JP 4679194A JP H07257868 A JPH07257868 A JP H07257868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety device
passenger conveyor
moving handrail
guard plate
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4679194A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuichi Saito
忠一 斎藤
Shoji Tabei
昇司 田部井
Keiji Ide
慶司 井手
Yukako Sudou
友佳子 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4679194A priority Critical patent/JPH07257868A/ja
Publication of JPH07257868A publication Critical patent/JPH07257868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】安全装置の入口と移動手すりとの隙間に侵入し
た手先等を強く圧迫することなく、更なる侵入を防止す
ると共に、外力を受けた時に不要に動作しないものとす
る。 【構成】安全装置を構成する保護体12の前方である移
動手すり4の進行方向と反対方向に、保護体12の前面
から突出する棒状の保護片12Aが設けられ、保護片1
2Aの両側部の少なくても外側に、保護片12Aの突出
部を被うガード板を設ける。保護片12Aは、侵入する
手先等を強く圧迫せず、更なる侵入を防止し、ガード板
で安全装置に作用する外力の影響を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータあるいは
電動道路等の乗客コンベアの安全装置に係り、特に、移
動手すりの入口部に保護体が備えられた乗客コンベア用
の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗客コンベアは、循環する移動
手すりの往路側が欄干の周縁に沿って案内され、帰路側
が欄干下部の内側に入り込むように構成されている。そ
して、欄干下部の移動手すりの入口には、安全装置が設
けられている。
【0003】このような乗客コンベアの安全装置に関す
る従来技術には、例えば、特開昭51−42278 号公報に記
載された技術が知られている。
【0004】この従来技術は、安全装置の一部をばねを
介して支持する保護体を有する安全装置に関するもので
あり、移動手すりの周縁とその入口に設けられる保護体
とのすき間から幼児の手先などが侵入した場合に、乗客
コンベアの運転を停止し、侵入した手先の解放を行うよ
うにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、安全
装置の一部をばねを介して支持し、このばねを変形させ
て前記安全装置の前方が沈下するように構成されている
ため、移動手すりと安全装置との間の隙間に手先等が一
旦侵入すると、ばねを変形させ、さらにその隙間を広げ
て手先等が侵入し易くなるという問題点がある。このた
め、従来技術は実際には乗客コンベアへの適用がなされ
ていない。また、従来技術は、乗客コンベアが設置され
る階床面の移動物(例えば、ベビーカー)が接触するこ
とによる誤動作に対しても無防備であった。
【0006】本発明の目的は、安全装置の入口と移動手
すりとの隙間に、誤って侵入した手先等を強く圧迫する
ことを防止し、また、更なる侵入を防止する一方、手先
等を速やかに抜き取ることができ、外力による誤動作の
少ない乗客コンベアの安全装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため循環する移動手すりの入口部に設けた保護体
と、前記保護体が前記移動手すりの進行方向への変位が
生じたとき乗客コンベアの運転を停止させる手段とを備
えた乗客コンベアにおいて、前記保護体の前面に、前記
移動手すりの外周に沿って、この進行方向と反対側に長
く突出する複数の棒状保護片を備え前記保護片の両側部
のうち、少なくても乗客コンベアの外側において、前記
欄干の基部に固設されるガード板を設ける。
【0008】
【作用】本発明は、前述のように、保護体の前方に突出
する複数のグローブ状の保護体を設けているため、例え
ば、ここに手先等が侵入した場合、棒状の保護片の相互
間に隙間が生じて保護片がばらばらになり手先等の侵入
体を移動手すりとの間で強く圧迫することがない。ま
た、手先等を挟むことが多い乗客コンベアの外側(踏段
側とは反対に解放空間となっており、幼児がいたずらし
やすい)には、ガード板があって保護体に触れにくく、
最悪の場合で、隙間に手先より太い腕あたりまで侵入す
ると、保護片がガード板に接触した位置で、それ以上の
変形(開口)が阻止される。さらに、ガード板が乗客コン
ベアの外側で、階床面を通行する人やベビーカーの保護
片への接触と、それによる安全装置の動作を防護するの
で乗客コンベアの急停止による乗客の転倒を防止するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による乗客コンベアの安全装置
の一実施例を図面により詳細に説明する。
【0010】図1は安全装置の取付け状態を示す本発明
の一実施例の側面図、図2は安全装置の取付け状態を示
す本発明の構成を示す一部破断斜視図、図3は図2のI
−I線に沿う断面図である。図1ないし図3において、
1は踏段、2は乗降口、3は欄干、4は移動手すり、5
は欄干パネル、6は手すりフレーム、7と8はデッキカ
バー、9はスカートガード、10は安全装置、11は取
付用金具、12は保護体、12Aは保護片、13は外装
板、14はガード板、14aはビスである。
【0011】本発明が適用される乗客コンベア、例え
ば、エスカレータは、図1に示すように、無端状に連結
されて回動する踏段1と、回動する踏段1の進行方向両
端部に設けられた乗客口2と、回動する踏段1の両側に
沿って立設された欄干3と、欄干3の周縁を踏段1と同
期して移動する移動手すり4と、これらを支持して設置
される枠体(図示せず)とを備えて構成される。
【0012】そして、欄干3は、枠体に支持されて立設
される欄干パネル5と、欄干パネル5の周縁に取付けら
れ移動手すり4を案内する手すりフレーム6と、欄干パ
ネル5の枠体への支持部を被う内側と外側のデッキカバ
ー7と8,スカートガード9などを備えている。
【0013】また、スカートガード9の移動手すり4の
入口部には、図2に示すように、安全装置10が設置さ
れており、安全装置10は、取付用金具11,マイクロ
スイッチ等の運転停止手段(図示せず)を内蔵した合成
ゴム,樹脂等により形成され、移動手すり4の外周を被
う開口部を持つ箱状の保護体12を備えている。
【0014】保護体12には、図2,図3に示すよう
に、移動手すり4の外周に沿い、移動手すり4との隙間
1 を保って、かつ、その進行方向と反対方向に長く突
出する複数の棒状の保護片12Aが設けられている。保
護片12Aは、保護体12と一体の弾性体でグローブ状
に形成され、かつ、その突出方向において当初の間隔G
がばらばらに離れる構成となっている。また、保護体1
0の外側(踏段1とは反対側)には、外装板13にビス
14aで固設され、保護片12Aの先端まで延びる長さ
寸法と、保護片12Aの厚さ寸法h1 と略同じ高さ寸法
2 を有する形状のガード板14が設けられている。そ
して、保護体12の外側の隙間G1 に手先から更に腕あ
たりまで侵入して図3の想像線Fのように変形した場
合、ガード板14に接触(図3の接触点K)し、それ以
上の変形が阻止される。一方、ガード板14は階床面の
移動物が保護片12Aに接触するのを防ぐように取付け
られているので、不要な動作による乗客コンベアの停止
トラブルが防止される。さらに、ガード板14は保護片
12Aに対して幼児が手を出しても挟まれないように保
護する作用を発揮すると共に、可視性の材料であるため
に安全装置10の目視点検に好都合である。
【0015】以上の説明では、保護体12Aの外側にの
みガード板14を配置した例を示したが、本発明は、こ
れに限定されず、保護体12Aの内側である踏段1側に
設けたものでもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、安全装置の入口と移動
手すりとの隙間に侵入した手先等を圧迫することがな
く、更なる侵入を防止する一方、手先等を速く抜き取る
ことができ、外力による誤動作の少ない乗客コンベアの
安全装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面図。
【図2】本発明の一実施例の構成を示す斜視図。
【図3】図2のI−I線に沿う断面図。
【符号の説明】
4…移動手すり、5…欄干パネル、6…手すりフレー
ム、7,8…デッキカバー、9…スカートガード、10
…安全装置、12…保護体、12A…保護片、13…外
装板、14…ガード板、14a…ビス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 友佳子 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】循環する移動手すりが欄干内部へ侵入する
    入口部に設けた保護体と、前記保護体に、前記移動手す
    りの進行方向への変位が生じたとき乗客コンベアを停止
    させる手段を備えた乗客コンベアにおいて、前記保護体
    の前面に、前記移動手すりの外周に沿って、その進行方
    向と反対側に長く突出する複数の棒状保護片を備え、前
    記棒状保護片の両側部のうち、前記乗客コンベアの外側
    において、前記欄干の基部に固設されるガード板を設け
    たことを特徴とする乗客コンベアの安全装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ガード板は、前記
    移動手すりの外周を被い、前記保護片の全体的な厚さ寸
    法と略同様の高さ寸法をもち、かつ、前記保護片の突出
    寸法と略同様の突出寸法を有している乗客コンベアの安
    全装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記ガード板は、可視
    性の合成樹脂で構成されている乗客コンベアの安全装
    置。
JP4679194A 1994-03-17 1994-03-17 乗客コンベアの安全装置 Pending JPH07257868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4679194A JPH07257868A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 乗客コンベアの安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4679194A JPH07257868A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 乗客コンベアの安全装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07257868A true JPH07257868A (ja) 1995-10-09

Family

ID=12757163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4679194A Pending JPH07257868A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 乗客コンベアの安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07257868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012106848A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 West Japan Railway Techsia Co Ltd 乗客コンベア
CN107826954A (zh) * 2016-03-07 2018-03-23 泉州鲤城昀立防护设备有限公司 带引导功能的扶手电梯防夹手装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012106848A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 West Japan Railway Techsia Co Ltd 乗客コンベア
CN107826954A (zh) * 2016-03-07 2018-03-23 泉州鲤城昀立防护设备有限公司 带引导功能的扶手电梯防夹手装置
CN107826954B (zh) * 2016-03-07 2019-06-14 泉州鲤城昀立防护设备有限公司 带引导功能的扶手电梯防夹手装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3934699A (en) Handrail safety device
JPH07257868A (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP2546561B2 (ja) 乗客コンベア用安全装置
JP2012106848A (ja) 乗客コンベア
JP2672754B2 (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP2643051B2 (ja) 乗客コンベアの安全装置
CN212769342U (zh) 扶手入口安全防护装置
US5259493A (en) Roller handrail entry guard assembly
JPS61119585A (ja) マンコンベアの安全装置
KR19990038362U (ko) 승강기 도어 끼임방지장치
KR200315562Y1 (ko) 에스컬레이터의 안전장치
JP2515934B2 (ja) 乗客コンベア及び乗客コンベア用安全装置
JP2006044942A (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP2507645B2 (ja) 乗客コンベアの欄干
JPH07252076A (ja) 乗客コンベア用の安全装置
JPH05155574A (ja) マンコンベア
JPH1087255A (ja) 乗客コンベアの安全設備
JPH0117585Y2 (ja)
JPH07468Y2 (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP2019172470A (ja) 乗客コンベア
JPH0647888Y2 (ja) エレベータ用引き戸
JPS5844600B2 (ja) マンコンベアの安全装置
JPH06227783A (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP2016132573A (ja) 乗客コンベア
JPS6246695Y2 (ja)