JPH07257162A - 電気自動車用空気調和装置 - Google Patents

電気自動車用空気調和装置

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JPH07257162A
JPH07257162A JP7796194A JP7796194A JPH07257162A JP H07257162 A JPH07257162 A JP H07257162A JP 7796194 A JP7796194 A JP 7796194A JP 7796194 A JP7796194 A JP 7796194A JP H07257162 A JPH07257162 A JP H07257162A
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JP
Japan
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compressor
value
frequency
high pressure
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP7796194A
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English (en)
Inventor
Ryosaku Akimoto
良作 秋元
Koji Fujita
孝二 藤田
Okitoshi Yokoyama
興稔 横山
Shigeki Hayashi
茂樹 林
Futoshi Furuta
太 古田
Tetsuo Kanie
徹雄 蟹江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒートポンプサイクルの高圧圧力の上昇に基
づく消費電力の増大及び高圧カットスイッチの作動によ
る圧縮機の停止を防止する。 【構成】 ヒートポンプサイクルに高圧圧力センサ35を
設け、この検出値が設定値以上に上昇したとき、保護手
段36によって圧縮機1の運転周波数を所定値だけ低下さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車用空気調和装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気自動車用空気調和装置の略示
的構成が図2に示されている。空気調和装置のケーシン
グ12の上流側には内気吸込口13と外気吸込口14が形成さ
れ、下流側にはフエイス吹出口20、フート吹出口24、デ
フロスト吹出口23等が形成されている。
【0003】内気吸込口13と外気吸込口14は内外気切換
ダンパ15によって開閉される。フエイス吹出口20はダン
パ25によって開閉され、フート吹出口24はダンパ26によ
って開閉され、デフロスト吹出口23はダンパ27によって
開閉される。
【0004】ケーシング12内にはブロア16、室内熱交換
器3、PTC ヒータ28等が配設されている。室内熱交換器
3は冷媒配管を介して圧縮機1、四方弁2、室外熱交換
器5、アキュムレータ6、膨張弁4等と連結することに
よりヒートポンプサイクルを構成し、膨張弁4と室外熱
交換器5とを繋ぐ冷媒配管とコンプレッサ1の吐出管と
を連結するバイパス管8には電磁弁7が介装されてい
る。
【0005】室外熱交換器5にはモータ10により駆動さ
れる室外フアン9から送風される外気が流過する。圧縮
機1はこれに内蔵されたモータ29により駆動され、この
モータ29はバッテリ11からインバータ17を介して供給さ
れる電気によって回転駆動される。
【0006】冷房運転時、四方弁2は図に破線で示すよ
うに切り換えられるので、冷媒は図に破線で示すよう
に、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器5、膨張弁4、
室内熱交換器3、四方弁2、アキュムレータ6をこの順
に経て圧縮機1に戻る。
【0007】暖房運転時、四方弁2は図に実線で示すよ
うに切り換えられるので、圧縮機1から吐出された冷媒
は図に実線矢印で示すように、四方弁2、室内熱交換器
3、膨張弁4、室外熱交換器5、四方弁2、アキュムレ
ータ6をこの順に経て圧縮機1に戻る。
【0008】暖房運転によって室外熱交換器5に着霜し
た場合には電磁弁7を開とすることによってデフロスト
運転が行われる。このデフロスト運転時、圧縮機1から
吐出された高温・高圧のガス冷媒の一部が一点鎖線で示
すようにバイパス管8、電磁弁7を通って室外熱交換器
5に流入してその表面に付着した霜を融解除去する。
【0009】ブロア16をモータ21により駆動すると、内
外気切換ダンパ15を切り換えることによって選択された
内気吸込口13又は外気吸込口14から車室内空気又は外気
がケーシング12内に吸入され、ブロア16によって付勢さ
れた後、室内熱交換器3を流過することによって冷却又
は加熱され、しかる後、 PTCヒータ28によって加熱され
ることにより所定温度の調和空気となる。
【0010】この調和空気はダンパ25、26、27を開閉す
ることによって選択されたフエイス吹出口20、フート吹
出口24、デフロスト吹出口23から車室内に吹き出され
る。
【0011】暖房運転時、外気温が比較的高く、空気調
和装置の成績係数が1以上の場合には、空気は室内熱交
換器3のみによって加熱されるが、車室内に吹出される
調和空気の温度が低くなった場合には空調フィリーング
を向上させるため、室内熱交換器3と PTCヒータ28によ
って加熱される。
【0012】外気温度の低下によって空気調和装置の成
績係数が1以下に低下した場合には、空気は PTCヒータ
28のみによって加熱される。
【0013】室内熱交換器3又はこれから吹き出される
空気の温度を検出する室内熱交換器温度センサ、室外熱
交換器5又はこれから吹き出される空気の温度を検出す
る室外熱交換器温度センサ、圧縮機1入口の冷媒圧力を
検出する冷媒圧力センサ、日射センサ、外気温センサ、
車室内に吹き出される空気の温度を検出する吹出温度セ
ンサ、電流センサ等の検出値はコントローラに入力され
る。
【0014】また、運転席前方の制御操作パネルに配設
された運転スイッチ、目標温度の設定器、吹出モードの
選択スイッチ、デフロストスイッチ、内外気モードの選
択スイッチ、運転モードの選択スイッチ、ブロア風量の
選択スイッチ、制御を自動又は手動に切り換えるAUTOス
イッチ、表示スイッチ、ヒータスイッチ等の出力もそれ
ぞれコントローラに入力される。
【0015】このコントローラの出力はインバータ17、
圧縮機1の駆動モータ29、室外フアン9の駆動モータ1
0、ブロア16の駆動モータ21、内外気切換ダンパ15や吹
出モード切換用ダンパ25、26、27の駆動モータ、 PTCヒ
ータ28、四方弁2のソレノイド、開閉弁7のコイル、表
示装置等に送られて、これらの作動を制御する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記空気調和装置にお
いては、自動車の走行速度に応じて室外熱交換器5を流
過する風量が変化する。従って、夏季低速走行時にはヒ
ートポンプサイクル内の高圧圧力が上昇するので圧縮機
1の動力、即ち、消費電力が増大するとともに上昇が著
しい場合には所謂高圧カットスイッチが作動して圧縮機
1が停止してしまうので、この再起動に時間が掛かり、
この間空調フィーリングを著しく阻害するという問題が
あった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、走行用モータの駆動電源であるバッテリからイ
ンバータを介して供給される電流によって駆動されるイ
ンバータ駆動圧縮機、四方弁、室外熱交換器、膨張手段
及び室内熱交換器等からなるヒートポンプサイクルを備
えた電気自動車用空気調和装置において、上記ヒートポ
ンプサイクルに高圧圧力センサを設け、このセンサの検
出値が設定値以上に上昇したとき、上記圧縮機の運転周
波数を所定値だけ低下させる保護手段を設けたことを特
徴とする電気自動車用空気調和装置にある。
【0018】上記保護手段は運転周波数を低下させた後
所定時間が経過したとき上記検出値が上記設定値まで低
下しない場合は再び運転周波数を所定値だけ低下させる
機能を備えることができる。
【0019】
【作用】本発明においては、ヒートポンプサイクルの高
圧圧力が設定値以上に上昇したとき、保護手段は圧縮機
の運転周波数を所定値だけ低下させる。その後、所定時
間が経過したとき、高圧圧力が依然設定値まで低下しな
い場合には再び運転周波数を所定値だけ低下させること
ができる。
【0020】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。バ
ッテリ11の電流は電気自動車の走行モータ40に供給され
るとともにインバータ17を介して圧縮機1の駆動モータ
29に供給される。
【0021】車室内に吹き出される空気の温度を検出す
る吹出温度センサ30の検出値及び目標温度設定器31に設
定された目標温度は偏差演算手段32に入力され、ここで
両者の偏差が演算される。
【0022】演算された偏差が周波数決定手段33に入力
されると、周波数決定手段33はこの偏差に基づいて圧縮
機の運転周波数を決定する。決定された周波数がそのま
まインバータ17に出力されると、インバータ17はバッテ
リ11からの電流を決定された周波数として圧縮機1の駆
動モータ29に供給するので、圧縮機1は決定された周波
数に対応する速度で回転する。
【0023】ヒートポンプサイクルの高圧圧力、即ち、
圧縮機1から膨張弁に至る冷媒回路内の圧力、望ましく
は圧縮機1の吐出管内の冷媒圧力を検知する高圧圧力セ
ンサ35の検出値は保護手段36に入力される。保護手段36
は設定手段37から入力された設定値と比較し、検出値が
設定値以上に上昇した場合、周波数変更手段34に出力す
る。すると、周波数変更手段34はその時点における運転
周波数を所定値例えば20Hzだけ低下させる。
【0024】保護手段36は周波数変更手段34に出力する
と同時にタイマー38に出力する。タイマー38はこれに予
め設定された所定時間例えば20秒が経過したとき保護手
段36に出力する。保護手段36はこの信号を受けたとき、
高圧圧力が設定値まで低下していない場合には再び周波
数変更手段34に出力してその時点における運転周波数を
所定値例えば20Hzだけ低下させる。
【0025】高圧圧力センサ35の検出値が設定値以下に
低下すれば、周波数変更手段33は決定手段33で決定され
た周波数をインバータ17に出力する。他の構成は図2に
示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符
号が付されている。
【0026】しかして、ヒートポンプサイクルの高圧圧
力が設定値以上に上昇したとき、圧縮機1の回転数を低
下させることにより冷媒吐出量を低減してヒートポンプ
サイクル内を循環する冷媒流量を低下させ、これによっ
て高圧圧力の上昇を抑制すると同時に圧縮機1の動力消
費量の増大を防止する。また、高圧圧力の異常上昇によ
る高圧カットスイッチの作動を防止しうるので空気調和
装置の運転を継続できる。
【0027】
【発明の効果】本発明においては、ヒートポンプサイク
ルの高圧圧力が設定値以上に上昇したとき、圧縮機の運
転周波数を所定値だけ低下させることができるので、夏
季、電気自動車の低速走行時における高圧圧力の上昇を
抑制して消費電力の増大を防止できるとともに高圧カッ
トスイッチの作動による圧縮機の停止を阻止できるの
で、空調フィーリングの悪化を防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す制御ブロック図であ
る。
【図2】従来の電気自動車用空気調和装置の略示的構成
図である。
【符号の説明】
40 走行用モータ 11 バッテリ 17 インバータ 29 圧縮機駆動モータ 33 周波数決定手段 34 周波数変更手段 35 高圧圧力センサ 36 保護手段 37 設定手段 38 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 興稔 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 林 茂樹 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 古田 太 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 蟹江 徹雄 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用モータの駆動電源であるバッテリ
    からインバータを介して供給される電流によって駆動さ
    れるインバータ駆動圧縮機、四方弁、室外熱交換器、膨
    張手段及び室内熱交換器等からなるヒートポンプサイク
    ルを備えた電気自動車用空気調和装置において、上記ヒ
    ートポンプサイクルに高圧圧力センサを設け、このセン
    サの検出値が設定値以上に上昇したとき、上記圧縮機の
    運転周波数を所定値だけ低下させる保護手段を設けたこ
    とを特徴とする電気自動車用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 上記保護手段は運転周波数を低下させた
    後所定時間が経過したとき上記検出値が上記設定値まで
    低下しない場合は再び運転周波数を所定値だけ低下させ
    る機能を備えることを特徴とする請求項1記載の電気自
    動車用空気調和装置。
JP7796194A 1994-03-24 1994-03-24 電気自動車用空気調和装置 Pending JPH07257162A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013209081A (ja) * 2012-02-28 2013-10-10 Japan Climate Systems Corp 車両用空調装置
CN108007026A (zh) * 2017-11-20 2018-05-08 美意(浙江)空调设备有限公司 一种温度逻辑设定***
CN109353180A (zh) * 2018-08-01 2019-02-19 厦门金龙旅行车有限公司 新能源车辆空调变频控制方法、装置、***及新能源车辆

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CN109353180B (zh) * 2018-08-01 2020-10-16 厦门金龙旅行车有限公司 新能源车辆空调变频控制方法、装置、***及新能源车辆

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020312