JPH07257025A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH07257025A
JPH07257025A JP6046741A JP4674194A JPH07257025A JP H07257025 A JPH07257025 A JP H07257025A JP 6046741 A JP6046741 A JP 6046741A JP 4674194 A JP4674194 A JP 4674194A JP H07257025 A JPH07257025 A JP H07257025A
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recording
ink
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liquid
heating
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JP6046741A
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Minoru Morikawa
穣 森川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間安定して印刷を行うために必要な現像
部への記録剤(インク)の補給機構を有し、現像ローラ
への安定したインク供給を可能とする。 【構成】 多孔質インク供給体5にインク7が含浸され
ており、該多孔質インク供給体5から現像ローラ4へと
インク供給が行なわれる。インクは高粘度であるためそ
のままの粘度では多孔質インク供給体5へインクが浸透
しにくく、インク補給を短時間で行うことは難しい。従
って、インクに飽和蒸気圧の高い液体を混ぜ、インクの
粘度を一時的に下げて多孔質インク供給体5へのインク
補給を行う。現像の際にはインクの粘度は高くなければ
ならないため、補給時にインクの粘度を下げるための液
は補給後直ちに蒸発することが望ましく、飽和蒸気圧の
高い液体の必要がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録装置に関し、より
詳細には、現像ローラへの安定したインク供給を可能と
する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録装置は、記録体の表面に色材
を含有した潜像形成液を接触した状態でサーマルヘッド
にて加熱し、該加熱部に加熱温度に応じた潜像を形成
し、該潜像を現像液(インク)にて可視像化し、該可視
像を転写ローラにて記録紙に転写するもので、潜像形成
と現像を分離している。なお、インク容器内のインク
は、通常は記録体に接しているインク供給部材(多孔質
体、例えばスポンジ)に含浸されている。
【0003】また、先に提案した特願平5−20329
8号の記録装置における現像部へのインク補給方法は、
以下の〜の方法によるものである。 インクを加熱することによりインクの粘度を下げて現
像ローラに接して配された多孔質インク供給体へ補給す
る。 補給時にのみインクをポンプを用いて現像ローラに接
して配された多孔質インク供給体へ補給する。 インク補給は行わずに複数の多孔質インク供給体を用
意しインク切れごとに交換する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録装置においては、インクとして、50cp(センチ
ポアズ)以下の低粘度のものを用いており、低粘度であ
るため、流動性が高く、インクが潜像部に多量に付着し
やすくなり、囲まれ形の画像パターン(潜像)に対し
て、現像後のパターンが、潜像に囲まれた内部の非潜像
部もインクで埋まりやすくなり、これが文字つぶれの発
生の原因となる。文字つぶれの防止のためには、記録体
へのインク供給量を極力少なくすれば良いが、逆に、潜
像部へのインク付着量が少なくなり、画像濃度が低下す
るという欠点があった。
【0005】また、前記の方法ではインクを常時加熱
する必要があり(補給時にのみ加熱するのでは立ち上げ
に時間が掛かるため)、装置の消費電力が高くなり、ま
た加熱によりインク中成分が蒸発し、インクの質が変化
しやすいという欠点があった。また、前記の方法では
ポンプを用いることから装置形状が大きくなるという欠
点があり、また駆動時の騒音の問題があった。さらに、
前記の方法ではインク供給体交換が頻繁になるため交
換に要する手間やコストが掛かり、手間を減らすために
は多くのインク供給体を装置内部に用意する必要がある
ことから装置形状が大きくなり、さらにコストが上がる
という欠点があった。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、長時間安定して印刷を行うために必要な現像
部への記録剤(インク)の補給機構を有し、現像ローラ
への安定したインク供給を可能とした記録装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)記録体の表面に液体、又は蒸気、
又は加熱により液体となる固体と接した状態で加熱し、
加熱温度に応じた後退接触角を形成し、該加熱部(潜
像)に色材を含有した粘度が室温下で1000ポアズ以
上である記録剤を接触させて可視像を形成(現像)し、
可視像を記録紙に転移(転写)する記録装置において、
可視像を形成する現像部に記録剤を供給する多孔質弾性
体へ、飽和蒸気圧の高い液体を混入した記録剤を補給す
る機構を設けたこと、更には、(2)前記多孔質弾性体
への記録剤の補給後に記録剤中に含まれる飽和蒸気圧の
高い液体の蒸発を促進させる機構を設けること、或い
は、(3)記録体の表面に液体、又は蒸気、又は加熱に
より液体となる固体と接した状態で加熱し、加熱温度に
応じた後退接触角を形成し、該加熱部(潜像)に色材を
含有した粘度が室温下で1000ポアズ以上である記録
剤を接触させて可視像を形成(現像)し、可視像を記録
紙に転移(転写)する記録装置において、可視像を形成
する現像部に記録剤を供給する多孔質弾性体へ、記録剤
の付着したフィルム又は布を接触させることにより記録
剤を補給する機構を設けたこと、或いは、(4)記録体
の表面に液体、又は蒸気、又は加熱により液体となる固
体と接した状態で加熱し、加熱温度に応じた後退接触角
を形成し、該加熱部(潜像)に色材を含有した粘度が室
温下で1000ポアズ以上である記録剤を接触させて可
視像を形成(現像)し、可視像を記録紙に転移(転写)
する記録装置において、可視像を形成する現像部に記録
剤を供給する多孔質弾性体へ、記録剤を含浸した多孔質
体ベルトを接触させることにより記録剤を補給する機構
を設けたこと、或いは、(5)記録体の表面に液体、又
は蒸気、又は加熱により液体となる固体と接した状態で
加熱し、加熱温度に応じた後退接触角を形成し、該加熱
部(潜像)に色材を含有した粘度が室温下で1000ポ
アズ以上である記録剤を接触させて可視像を形成(現
像)し、可視像を記録紙に転移(転写)する記録装置に
おいて、可視像を形成する現像部に記録剤を供給する多
孔質弾性体へ、表面に凹凸又は貫通孔又はメッシュが施
され、該凹部又は孔部又はメッシュ部に記録剤を有した
フィルム又はベルトを接触させることにより記録剤を補
給する機構を設けたこと、或いは、(6)記録体の表面
に液体、又は蒸気、又は加熱により液体となる固体と接
した状態で加熱し、加熱温度に応じた後退接触角を形成
し、該加熱部(潜像)に色材を含有した粘度が室温下で
1000ポアズ以上である記録剤を接触させて可視像を
形成(現像)し、可視像を記録紙に転移(転写)する記
録装置において、可視像を形成する現像部に記録剤を供
給する多孔質弾性体へ、該多孔質弾性体下方向よりメッ
シュ又は貫通孔を施したフィルム又は布又は金属を介し
て記録剤を接触させ圧力を加えることにより記録剤を供
給する機構を設けたこと、更には、(7)前記(1)〜
(6)のいずれかにおいて、前記現像部への記録剤の供
給部としてグルーヴローラまたは表面にメッシュ又は多
数の細孔が施されたローラを用いること、更には、
(8)前記(1)〜(6)のいずれかにおいて、前記現
像部への記録剤の供給部として多孔質体ベルトを用いる
こと、或いは、(9)記録体の表面に液体、又は蒸気、
又は加熱により液体となる固体と接した状態で加熱し、
加熱温度に応じた後退接触角を形成し、該加熱部(潜
像)に色材を含有した粘度が室温下で1000ポアズ以
上である記録剤を接触させて可視像を形成(現像)し、
可視像を記録紙に転移(転写)する記録装置において、
可視像を形成する現像部に記録剤を供給するための多孔
質弾性体を、表面に貫通孔が施された中空軸周囲に配
し、中空軸内部より記録剤を補給する機構を設けたこ
と、或いは、(10)記録体の表面に液体、又は蒸気、
又は加熱により液体となる固体と接した状態で加熱し、
加熱温度に応じた後退接触角を形成し、該加熱部(潜
像)に色材を含有した粘度が室温下で1000ポアズ以
上である記録剤を接触させて可視像を形成(現像)し、
可視像を記録紙に転移(転写)する記録装置において、
可視像を形成する現像部に記録剤を供給する多孔質弾性
体を複数設け、1つずつ順番に使用して未使用中の多孔
質弾性体は記録剤の補充を行う機構を設けたことを特徴
としたものである。
【0008】
【作用】本発明の記録装置は、記録体の表面に液体、又
は蒸気、又は加熱により液体となる固体と接した状態で
加熱し、加熱温度に応じた後退接触角を形成し、該加熱
部(潜像)に色材を含有した粘度が室温下で1000ポ
アズ以上である記録剤を接触させて可視像を形成(現
像)し、可視像を記録紙に転移(転写)する記録装置で
あり、(1)現像部に記録剤を供給する多孔質弾性体
へ、飽和蒸気圧の高い液体を混入した記録剤を補給する
ので、従来に比べ消費電力及び騒音が低く、安定したイ
ンク補給が行える。(2)前記多孔質弾性体への記録剤
の補給後に、記録剤中に含まれる飽和蒸気圧の高い液体
の蒸発を促進させるので、前記(1)に比べ印刷速度の
向上が図れる。(3)現像部に記録剤を供給する多孔質
弾性体へ、記録剤の付着したフィルム又は布を接触させ
ることにより記録剤を補給するので、従来に比べ装置の
小形化が図れ、安定したインク補給が行える。(4)現
像部に記録剤を供給する多孔質弾性体へ、記録剤を含浸
した多孔質体ベルトを接触させることにより記録剤を補
給するので、インク補給部が再利用できる。(5)現像
部に記録剤を供給する多孔質弾性体へ、表面に凹凸又は
貫通孔又はメッシュが施され、該凹部又は孔部又はメッ
シュ部に記録剤を有したフィルム又はベルトを接触させ
ることにより記録剤を補給するので、従来に比べインク
粘度の調整が容易となり、インク補給部が再利用でき
る。(6)現像部に記録剤を供給する多孔質弾性体へ、
該多孔質弾性体下方向よりメッシュ又は貫通孔を施した
フィルム又は布又は金属を介して記録剤を接触させて圧
力を加えることにより記録剤を供給するので、従来に比
べインク粘度の調整が容易となり、インク補給部が再利
用できる。(7)現像部への記録剤の供給部としてグル
ーヴローラまたは表面にメッシュ又は多数の細孔が施さ
れたローラを用いるので、従来に比べインク補給部の形
状等の加工精度が向上でき、安定したインク補給が行え
る。(8)現像部への記録剤の供給部として多孔質体ベ
ルトを用いるので、現像ローラへのインク補給量の調節
が可能となり、装置の小形化が図れる。(9)現像部に
記録剤を供給するための多孔質弾性体を、表面に貫通孔
が施された中空軸周囲に配し、中空軸内部より記録剤を
補給するので、従来に比べ装置の小形化が図れ、インク
補給部が再利用できる。(10)現像部に記録剤を供給
する多孔質弾性体を複数設け、1つずつ順番に使用して
未使用中の多孔質弾性体は記録剤の補充を行うので、従
来に比べ維持にかかるコストを抑えることができる。
【0009】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1(a),(b)は、本発明を適用する高粘度
インクを用いた場合の潜像形成部及び現像部の構成図で
ある。図(a)は潜像形成部と現像部が独立した場合の
構成図であり、図(b)は潜像形成と現像が同時に行わ
れる場合の構成図で、図中、1は記録体、2はサーマル
ヘッド、3は潜像形成液、4は現像ローラ、5は多孔質
体ローラである。
【0010】記録体1の表面に液体、又は蒸気、又は加
熱により液体となる固体と接した状態で加熱し、加熱温
度に応じた後退接触角を形成し、該加熱部(潜像)に色
材を含有した粘度が室温下で1000ポアズ以上である
記録剤を接触させて可視像を形成(現像)し、可視像を
記録紙に転移(転写)するものである。インクは多孔質
インク供給体5に含浸されており、該多孔質インク供給
体5から現像ローラ4へとインク供給が成される。本発
明は、上記多孔質インク供給体5ヘのインク補給に関す
るものである。図には示していないが、潜像形成は現像
と同時でも良いし各々独立でも良いものとする。
【0011】本発明に用いるインクの動的粘度は1×1
3P(ポアズ)以上の高粘度(測定温度22℃、周波
数0.05Hzにて)であれば良く、動的弾性率は1×
103dyn/cm2以下(測定温度22℃、周波数0.
05Hzにて)が望ましい。また、インクは高粘度であ
れば油性でも水性でも良く、水性である場合の溶媒とし
てはエチレングリコール、ジェチレングリコール等の多
価アルコールやジェチレングリコールモノブチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル等が良
い。添加する樹脂はポリビニルピロリドンを主成分と
し、補助剤としてポリビニルアルコール、ポリエチレン
グリコール、ポリビニルブチラール、アラビアゴム等を
添加する。色剤としては染料や顔料のいずれでも良い。
【0012】図2及び図3は、本発明による記録装置の
一実施例(請求項1)を説明するための構成図で、図2
は、常時多孔質インク供給体へのインク補給を行う場合
を示しており、図3は、定期的にインク補給を行う場合
を示している。図中、6は容器、7はインクと水で、そ
の他、図1と同じ作用をする部分は同一の符号を付して
ある。
【0013】インクは高粘度であるためそのままの粘度
では多孔質インク供給体5へインクが浸透しにくく、イ
ンク補給を短時間で行うことは難しい。従って、インク
に飽和蒸気圧の高い液体を混ぜ、インクの粘度を一時的
に下げて多孔質インク供給体5へのインク補給を行うと
良いことが分かった。現像の際にはインクの粘度は高く
なければならないため、補給時にインクの粘度を下げる
ための液は補給後、直ちに蒸発することが望ましく、飽
和蒸気圧の高い液体の必要がある。例としては、水また
は10-2torr以上の飽和蒸気圧である揮発性有機溶剤
(メタノール、エタノール、アセトン、その他)等が良
い。
【0014】実施例1(請求項1) 記録体の作製 材料:含フッ素アクリレート材料ビスコート17F(大
阪有機化学工業) 合成他:溶液重合−溶液:1−1−1トリクロロエタン 記録体基板:ポリィミドのシームレスフィルム(東レ・
デュポン:カプトン)直径30mm コート方法:含フッ素アクリレート材料をフレオン11
3で希釈しポリィミドフィルム上にスピンコート。その
後、130℃で1時間かけて乾燥。 使用インク:色剤(黒色直接染料20wt%)+溶媒
(エチレングリコール47wt%)+水溶性樹脂(ポリ
ビニルピロリドン33wt%) インク粘度:4×104P(測定温度22℃、周波数0.
05Hz) 潜像形成液:水 インク粘度低下用混入液:水 加熱源:サーマルヘッド(記録密度:12dot/m
m) インク供給多孔質体:φ20の芯金上に厚み2mmの発
泡ポリウレタンフォーム(硬度20)を形成 現像ローラ:φ20の芯金上に厚み2mmのクロロプレ
ンゴム(硬度40)を形成 図2の構成にて印刷を行った結果、多孔質インク供給体
へのインク補給が良好に行われた。
【0015】図4は、本発明による記録装置の他の実施
例(請求項2)を示す図で、図中、8は加熱機構で、そ
の他、図2と同じ作用をする部分は同一の符号を付して
ある。請求項1ではインクに飽和蒸気圧の高い液を混ぜ
ることにより、現像時にはインクが高粘度になるように
しているが、印刷速度を上げるにはより短時間にインク
の粘度を最適なものにする必要がある。そのためにはイ
ンクに混入した飽和蒸気圧の高い液の蒸発を促進させる
機構を設ける必要がある。蒸発促進機構の例としてはヒ
ータやランプ等による加熱機構8やファンによる送風機
構が良い。
【0016】実施例2(請求項2) 各条件は実施例1と同様であり、加熱源としてキセノン
ランプ(100W)を使用。図4の構成にて印刷を行っ
た結果、インク粘度低下用混入液を短時間で蒸発するこ
とができ、印刷速度の向上が図れた。
【0017】図5は、本発明による記録装置の更に他の
実施例(請求項3)を示す図で、図中、9はインクフィ
ルムで、その他、図4と同じ作用をする部分は同一の符
号を付してある。インクを均一薄層にしてフィルムまた
は布上に塗布したインクフィルム9を多孔質インク供給
体に常時あるいは定期的に接触させ、フィルム裏側より
圧力をかけることにより、多孔質インク供給体へのイン
ク補給を行う。フィルムの材料としてはポリィミド、ポ
リエチレンテレフタレート(PET)、シリコンゴム、
PTFE等が利用でき、布の材料としては綿、麻、絹等
の自然繊維やナイロン、ポリエチレン、レーヨン等の化
学繊維が利用できる。本発明の構成では多孔質インク供
給体5の下部にはフィルム及び加圧ローラのみあれば良
いため装置の小形化が可能である。また、加圧ローラに
ヒータを設けるとインクフィルム上のインクを低粘度化
でき、多孔質インク供給体5へのインク補給を短時間で
行えるため、印刷の高速化を図ることができる。
【0018】実施例3(請求項3) 記録体の作製:実施例1と同様 使用インク:色剤(黒色顔料…カーボンブラック 20
wt%)+溶媒(ジェチレングリコール35wt%)+
水溶性樹脂(ポリビニルピロリドン45wt%) インクフィルム基板:ポリィミドフィルム(東レ・デュ
ポン:カプトン) 潜像形成液:水 加熱源:サーマルヘッド(記録密度:12dot/m
m) 現像ローラ:φ20の芯金上に厚み2mmのクロロプレ
ンゴム(硬度40)を形成 インク供給多孔質体:実施例1と同様 図5の構成にて印刷を行った結果、多孔質インク供給体
へのインク補給が良好に行われた。
【0019】図6は、本発明による記録装置の更に他の
実施例(請求項4)を示す図で、図中、10は多孔質体
ヘッドで、その他、図5と同じ作用をする部分は同一の
符号を付してある。インクを含浸させた多孔質体ベルト
10を多孔質インク供給体5に常時または定期的に接触
させ、ベルト10裏側から加圧または加圧及び加熱する
ことにより、多孔質インク供給体5へのインク補給を行
う。ベルト10を長くすることにより多数印刷でも充分
なインク補給ができる。また、使用済みの多孔質体ベル
ト10を回収し、インクを含浸することにより再利用が
でき、環境にやさしいものとなる。
【0020】実施例4(請求項4) 記録体の作製:実施例1と同様 使用インク:色剤(黒色直接染料20wt%)+溶媒
(エチレングリコール35wt%)+水溶性樹脂(ポリ
ビニルピロリドン40wt%+ポリエチレングリコール
5wt%) 多孔質体ベルト:多孔質体(発泡ポリウレタンフォーム
2mm厚)+基板(PETフィルム) 潜像形成液:インクと兼用 加熱源:サーマルヘッド(記録密度:12dot/m
m) 現像ローラ:φ20の芯金上に厚み2mmのクロロプレ
ンゴム(硬度40)を形成 インク供給多孔質体:実施例1と同様 図6の構成にて印刷を行った結果、多孔質インク供給体
へのインク補給が良好に行われた。
【0021】図7及び図8は、本発明による記録装置の
更に他の実施例(請求項5)を示す図で、図7は、表面
に凹凸が施されたベルトを用いた場合の例であり、図8
は、表面に貫通孔が施されたベルトを用いた場合の例を
示す図である。図中、11は凹凸付ベルト、12は孔付
ベルトで、その他、図6と同じ作用をする部分は同一の
符号を付してある。
【0022】本方法はベルトまたはフィルム表面に施さ
れた凹部または孔部またはメッシュ部にインクを付着さ
せ、そのインク付着部を多孔質インク供給体5に常時ま
たは定期的に接触させることにより、多孔質インク供給
体5へのインク補給を行う。凹凸付ベルト11は凹部に
インクを接触させてインクを供給し、孔付ベルト12は
インク容器中をくぐらせてインクの供給を行うと良い。
インク容器中のインクは容器底部より圧力を加えるよう
にし、インク残量が少なくてもベルトへのインク供給が
行えるようにする。本方法では、ベルトの強度を強くす
ることにより、高粘度インクをそのままベルトへ供給で
きるためインク粘度の調整が容易となる。また、インク
容器はカートリッジ式とすると、使用後は回収しインク
充填を行うことにより再利用が可能となる。ベルトまた
はフィルムの材料は請求項3に示すもののほか金属も利
用できる。
【0023】実施例5(請求項5) 記録体の作製:実施例1と同様 使用インク:色剤(黒色直接染料20wt%)+溶媒
(エチレングリコール47wt%)+水溶性樹脂(ポリ
ビニルピロリドン33wt%) 細孔付ベルト:ポリィミドフィルム 潜像形成液:インクと兼用 加熱源:サーマルヘッド(記録密度:12dot/m
m) 現像ローラ:φ20の芯金上に厚み2mmのクロロプレ
ンゴム(硬度40)を形成 インク供給多孔質体:実施例1と同様 図8の構成にて印刷を行った結果、多孔質インク供給体
へのインク補給が良好に行われた。
【0024】図9は、本発明による記録装置の更に他の
実施例(請求項6)を示す図で、図中、13はメッシュ
部で、その他、図2と同じ作用をする部分は同一の符号
を付してある。多孔質インク供給体5にインク容器上部
に設けられたメッシュ13または貫通孔の施されたフィ
ルムまたは布または金属を常時または定期的に接触さ
せ、容器側からの圧力によりメッシュまたは貫通孔から
突出するインクを多孔質インク供給体5へ補給する。本
方法ではインク容器上部のフィルムまたは布または金属
部の強度を強くすることにより、高粘度インクをそのま
ま多孔質インク供給体5へ補給できるため、インク粘度
の調整が容易となる。また、インク容器はカートリッジ
式とすると、使用後は回収しインク充填を行うことによ
り再利用が可能となる。
【0025】実施例6(請求項6) 記録体の作製:実施例1と同様 使用インク:色剤(黒色直接染料20wt%)+溶媒
(エチレングリコール35wt%)+水溶性樹脂(ポリ
ビニルピロリドン45wt%) 貫通孔付フィルム:PETフィルム 潜像形成液:インクと兼用 加熱源:サーマルヘッド(記録密度:12dot/m
m) 現像ローラ:φ20の芯金上に厚み2mmのクロロプレ
ンゴム(硬度40)を形成 インク供給多孔質体:実施例1と同様 図9の構成にて印刷を行った結果、多孔質インク供給体
へのインク補給が良好に行われた。
【0026】図10(a),(b)は、本発明による記
録装置の更に他の実施例(請求項7)を示す図で、図
(a)は、前記多孔質インク供給体の代わりにグルーヴ
ローラを用いた場合の例であり、図(b)は、メッシュ
付ローラを用いた場合の例を示す図である。図中、14
はグルーヴローラ、15はメッシュ付ローラで、その
他、図2と同じ作用をする部分は同一の符号を付してあ
る。図(a),(b)はともに請求項1の構成にグルー
ヴローラ14またはメッシュ付ローラ15を用いたもの
であるが、請求項2〜6の構成にも適用できる。グルー
ヴローラ14及びメッシュ付ローラ15は多孔質体に比
べ、ローラ表面の凹凸やメッシュの形状及びローラ径等
が均一で精度良く加工でき、歩留まりが高くなり、現像
ローラへインクを均一に供給することができる。
【0027】実施例7(請求項7) 記録体の作製:実施例1と同様 使用インク:色剤(黒色直接染料20wt%)+溶媒
(エチレングリコール35wt%)+水溶性樹脂(ポリ
ビニルピロリドン45wt%) 潜像形成液:インクと兼用 加熱源:サーマルヘッド(記録密度:12dot/m
m) 現像ローラ:φ20の芯金上に厚み2mmのクロロプレ
ンゴム(硬度40)を形成 グルーブローラ:材料…アルミニウム製、凹部…径1m
m、深さ500μm 図10の構成にて印刷を行った結果、現像ローラへのイ
ンク供給体が良好に行われた。
【0028】図11は、本発明による記録装置の更に他
の実施例(請求項8)を示す図で、図中の参照番号は図
6と同じである。本発明の構成は前記多孔質インク供給
体の代わりに多孔質体層を有するベルトまたはフィルム
を用いている。図には示さないが請求項1〜6の構成に
適用できる。多孔質体ベルト10は多孔質体ローラ4に
比べ現像ローラ4とのニップ幅調節が容易であることか
ら現像ローラ4へのインク補給量の調節が可能となる。
また、現像ローラ4下部は多孔質体ベルト10と加圧ロ
ーラのみであるためベルトを長くしても装置の小形化が
可能となる。
【0029】実施例8(請求項8) 記録体の作製:実施例1と同様 使用インク:色剤(黒色直接染料20wt%)+溶媒
(エチレングリコール35wt%)+水溶性樹脂(ポリ
ビニルピロリドン45wt%) 潜像形成液:水 加熱源:サーマルヘッド(記録密度:12dot/m
m) 現像ローラ:φ20の芯金上に厚み2mmのクロロプレ
ンゴム(硬度40)を形成 多孔質体ベルト:多孔質体(発泡ポリウレタンフォーム
2mm厚)+基板(PETフィルム) 図11の構成にて印刷を行った結果、現像ローラへのイ
ンク補給が良好に行われた。
【0030】図12(a),(b)は、本発明による記
録装置の更に他の実施例(請求項9)を示す図で、図
中、7はインク、16は多孔質体層、17は孔、18は
孔付軸である。図1(a),(b)の構成における多孔
質インク供給体に関するものである。多孔質体層16は
表面に貫通孔17の施された中空軸18の周囲に設けら
れ、中空軸内部に保有されるインクを軸両端から加圧す
ることにより、貫通孔17から突出させて多孔質体層1
6へインクの補給を行う。本構成は装置の小形化が可能
であり、インク供給体は使用後は回収してインク充填を
行うことにより再利用が可能となる。
【0031】実施例9(請求項9) 記録体の作製:実施例1と同様 使用インク:色剤(黒色直接染料20wt%)+溶媒
(エチレングリコール35wt%)+水溶性樹脂(ポリ
ビニルピロリドン45wt%) 潜像形成液:水 加熱源:サーマルヘッド(記録密度:12dot/m
m) 貫通孔付中空軸:材料…SUS304、孔径…2mm 現像ローラ:φ20の芯金上に厚み2mmのクロロプレ
ンゴム(硬度40)を形成 多孔質体ベルト:発泡ポリウレタンフォーム2mm厚 図12の構成にて印刷を行った結果、多孔質体部へのイ
ンク補給が良好に行われた。
【0032】図13及び図14は、本発明による記録装
置の更に他の実施例(請求項10)を示す図で、図13
は、多孔質インク供給体を2本設けた場合であり、図1
4は、4本設けた場合を示す図である。図中の参照番号
は図2と同じである。インク7は高粘度であるため多孔
質インク供給体5をインク容器中にねかせてもインクが
全体に浸透するには時間がかかる。従って、インク供給
体を複数本設け、未使用中のものはインクの供給を行っ
ておく。図13の場合は1本は使用中で、もう1本はイ
ンク中にねかせている。図14の場合は1本は使用中
で、1本はインク中にねかせてあり、1本はインクをな
じませており、1本は待機中である。このように複数の
インク供給体を設けることにより多数印刷が可能とな
る。また、インクが切れた場合、単にインクのみ補給す
れば良いため維持にかかるコストを抑えることができ
る。
【0033】実施例10(請求項10) 記録体の作製:実施例1と同様 使用インク:色剤(黒色直接染料20wt%)+溶媒
(エチレングリコール35wt%)+水溶性樹脂(ポリ
ビニルピロリドン45wt%) 潜像形成液:水 加熱源:サーマルヘッド(記録密度:12dot/m
m) 現像ローラ:φ20の芯金上に厚み2mmのクロロプレ
ンゴム(硬度40)を形成 インク供給多孔質体:実施例1と同様 図13の構成にて印刷を行った結果、現像ローラへのイ
ンク補給が良好に行われた。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:記録体の表面に液体、
又は蒸気、又は加熱により液体となる固体と接した状態
で加熱し、加熱温度に応じた後退接触角を形成し、該加
熱部(潜像)に色材を含有した粘度が室温下で1000
ポアズ以上である記録剤を接触させて可視像を形成(現
像)し、可視像を記録紙に転移(転写)する記録装置で
あり、現像部に記録剤を供給する多孔質弾性体へ、飽和
蒸気圧の高い液体を混入した記録剤を補給するので、従
来に比べ消費電力及び騒音が低く、安定したインク補給
が行える。 (2)請求項2に対応する効果:前記多孔質弾性体への
記録剤補給後に記録剤中に含まれる飽和蒸気圧の高い液
体の蒸発を促進させるので、前記(1)に比べ印刷速度
の向上が図れる。 (3)請求項3に対応する効果:現像部に記録剤を供給
する多孔質弾性体へ、記録剤の付着したフィルム又は布
を接触させることにより記録剤を補給するので、従来に
比べ装置の小形化が図れ、安定したインク補給が行え
る。 (4)請求項4に対応する効果:現像部に記録剤を供給
する多孔質弾性体へ、記録剤を含浸した多孔質体ベルト
を接触させることにより記録剤を補給するので、インク
補給部が再利用できる。 (5)請求項5に対応する効果:現像部に記録剤を供給
する多孔質弾性体へ、表面に凹凸又は貫通孔又はメッシ
ュが施され、該凹部又は孔部又はメッシュ部に記録剤を
有したフィルム又はベルトを接触させることにより記録
剤を補給するので、従来に比べインク粘度の調整が容易
となり、インク補給部が再利用できる。 (6)請求項6に対応する効果:現像部に記録剤を供給
する多孔質弾性体へ該多孔質弾性体下方向よりメッシュ
又は貫通孔を施したフィルム又は布又は金属を介して記
録剤を接触させ圧力を加えることにより記録剤を供給す
るので、従来に比べインク粘度の調整が容易となり、イ
ンク補給部が再利用できる。 (7)請求項7に対応する効果:現像部への記録剤の供
給部としてグループローラまたは表面にメッシュ又は多
数の細孔が施されたローラを用いるので、従来に比べイ
ンク補給部の形状等の加工精度が向上でき、安定したイ
ンク補給が行える。 (8)請求項8に対応する効果:現像部への記録剤の供
給部として多孔質体ベルトを用いるので、現像ローラへ
のインク補給量の調節が可能となり、装置の小形化が図
れる。 (9)請求項9に対応する効果:現像部に記録剤を供給
するための多孔質弾性体を、表面に貫通孔が施された中
空軸周囲に配し、中空軸内部より記録剤を補給するの
で、従来に比べ装置の小形化が図れ、インク補給部が再
利用できる。 (10)請求項10に対応する効果:現像部に記録剤を
供給する多孔質弾性体を複数設け、1つずつ順番に使用
し未使用中の多孔質弾性体は記録剤の補充を行うので、
従来に比べ維持にかかるコストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用する高粘度インクを用いた場合
の潜像形成部と現像部の構成図である。
【図2】 本発明による記録装置の一実施例を説明する
ための図である。
【図3】 本発明による記録装置の他の実施例を説明す
るための図である。
【図4】 本発明による記録装置の更に他の実施例を説
明するための図である。
【図5】 本発明による記録装置の更に他の実施例を説
明するための図である。
【図6】 本発明による記録装置の更に他の実施例を説
明するための図である。
【図7】 本発明による記録装置の更に他の実施例を説
明するための図である。
【図8】 本発明による記録装置の更に他の実施例を説
明するための図である。
【図9】 本発明による記録装置の更に他の実施例を説
明するための図である。
【図10】 本発明による記録装置の更に他の実施例を
説明するための図である。
【図11】 本発明による記録装置の更に他の実施例を
説明するための図である。
【図12】 本発明による記録装置の更に他の実施例を
説明するための図である。
【図13】 本発明による記録装置の更に他の実施例を
説明するための図である。
【図14】 本発明による記録装置の更に他の実施例を
説明するための図である。
【符号の説明】
1…記録体、2…サーマルヘッド、3…潜像形成液、4
…現像ローラ、5…多孔質体ローラ、6…容器、7…イ
ンクと水、8…加熱部、9…インクフィルム、10…多
孔質体ヘッド、11…凹凸付ベルト、12…孔付ベル
ト、13…メッシュ部、14…グルーブローラ、15…
メッシュ付ローラ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録体の表面に液体、又は蒸気、又は加
    熱により液体となる固体と接した状態で加熱し、加熱温
    度に応じた後退接触角を形成し、該加熱部に色材を含有
    した粘度が室温下で1000ポアズ以上である記録剤を
    接触させて可視像を形成し、可視像を記録紙に転移する
    記録装置において、可視像を形成する現像部に記録剤を
    供給する多孔質弾性体へ、飽和蒸気圧の高い液体を混入
    した記録剤を補給する機構を設けたことを特徴とする記
    録装置。
  2. 【請求項2】 前記多孔質弾性体への記録剤の補給後
    に、記録剤中に含まれる飽和蒸気圧の高い液体の蒸発を
    促進させる機構を設けることを特徴とする請求項1記載
    の記録装置。
  3. 【請求項3】 記録体の表面に液体、又は蒸気、又は加
    熱により液体となる固体と接した状態で加熱し、加熱温
    度に応じた後退接触角を形成し、該加熱部に色材を含有
    した粘度が室温下で1000ポアズ以上である記録剤を
    接触させて可視像を形成し、可視像を記録紙に転移する
    記録装置において、可視像を形成する現像部に記録剤を
    供給する多孔質弾性体へ、記録剤の付着したフィルム又
    は布を接触させることにより記録剤を補給する機構を設
    けたことを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 記録体の表面に液体、又は蒸気、又は加
    熱により液体となる固体と接した状態で加熱し、加熱温
    度に応じた後退接触角を形成し、該加熱部に色材を含有
    した粘度が室温下で1000ポアズ以上である記録剤を
    接触させて可視像を形成し、可視像を記録紙に転移する
    記録装置において、可視像を形成する現像部に記録剤を
    供給する多孔質弾性体へ、記録剤を含浸した多孔質体ベ
    ルトを接触させることにより記録剤を補給する機構を設
    けたことを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 記録体の表面に液体、又は蒸気、又は加
    熱により液体となる固体と接した状態で加熱し、加熱温
    度に応じた後退接触角を形成し、該加熱部に色材を含有
    した粘度が室温下で1000ポアズ以上である記録剤を
    接触させて可視像を形成し、可視像を記録紙に転移する
    記録装置において、可視像を形成する現像部に記録剤を
    供給する多孔質弾性体へ、表面に凹凸又は貫通孔又はメ
    ッシュが施され、該凹部又は孔部又はメッシュ部に記録
    剤を有したフィルム又はベルトを接触させることにより
    記録剤を補給する機構を設けたことを特徴とする記録装
    置。
  6. 【請求項6】 記録体の表面に液体、又は蒸気、又は加
    熱により液体となる固体と接した状態で加熱し、加熱温
    度に応じた後退接触角を形成し、該加熱部に色材を含有
    した粘度が室温下で1000ポアズ以上である記録剤を
    接触させて可視像を形成し、可視像を記録紙に転移する
    記録装置において、可視像を形成する現像部に記録剤を
    供給する多孔質弾性体へ、該多孔質弾性体下方向よりメ
    ッシュ又は貫通孔を施したフィルム又は布又は金属を介
    して記録剤を接触させて圧力を加えることにより記録剤
    を供給する機構を設けたことを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 前記現像部への記録剤の供給部としてグ
    ルーヴローラまたは表面にメッシュ又は多数の細孔が施
    されたローラを用いることを特徴とする請求項1〜6い
    ずれか1項に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記現像部への記録剤の供給部として多
    孔質体ベルトを用いることを特徴とする請求項1〜6い
    ずれか1項に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 記録体の表面に液体、又は蒸気、又は加
    熱により液体となる固体と接した状態で加熱し、加熱温
    度に応じた後退接触角を形成し、該加熱部に色材を含有
    した粘度が室温下で1000ポアズ以上である記録剤を
    接触させて可視像を形成し、可視像を記録紙に転移する
    記録装置において、可視像を形成する現像部に記録剤を
    供給するための多孔質弾性体を、表面に貫通孔が施され
    た中空軸周囲に配し、中空軸内部より記録剤を補給する
    機構を設けたことを特徴とする記録装置。
  10. 【請求項10】 記録体の表面に液体、又は蒸気、又は
    加熱により液体となる固体と接した状態で加熱し、加熱
    温度に応じた後退接触角を形成し、該加熱部に色材を含
    有した粘度が室温下で1000ポアズ以上である記録剤
    を接触させて可視像を形成し、可視像を記録紙に転移す
    る記録装置において、可視像を形成する現像部に記録剤
    を供給する多孔質弾性体を複数設け、1つずつ順番に使
    用して未使用中の多孔質弾性体は記録剤の補充を行う機
    構を設けたことを特徴とする記録装置。
JP6046741A 1994-03-17 1994-03-17 記録装置 Pending JPH07257025A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010069902A1 (de) * 2008-12-17 2010-06-24 Basf Se Verfahren und druckmaschine zum bedrucken eines substrats

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