JPH07256962A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH07256962A
JPH07256962A JP7988094A JP7988094A JPH07256962A JP H07256962 A JPH07256962 A JP H07256962A JP 7988094 A JP7988094 A JP 7988094A JP 7988094 A JP7988094 A JP 7988094A JP H07256962 A JPH07256962 A JP H07256962A
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JP
Japan
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recording
roller
ink
pinch roller
recording material
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JP7988094A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Sugiyama
範之 杉山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】搬送ローラまたはピンチローラの径を小さくす
ることによる記録用紙の搬送不良を無くし、ローラ径が
小さい時に記録用紙の供給経路が外れた場合でも、記録
用紙を搬送ローラとピンチローラとのニップ部へ容易に
かつ正確に引き込むことを可能にし、装置の小型軽量化
を可能にする。 【構成】記録用紙8を搬送ローラ9とピンチローラ10
の間に挟んで搬送する搬送機構を設け、搬送ローラ9お
よびピンチローラ10の少なくとも一方のローラの外周
面に回転方向凹凸部18を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録手段により被記録材
に記録する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
機能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワー
ドプロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出
力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づい
て用紙やプラスチック薄板(OHPなど)等の被記録材
(記録媒体)に画像(文字や記号なども含む)を記録し
ていくように構成されている。前記記録装置は、使用す
る記録手段の記録方式により、インクジェット式、ワイ
ヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザービーム式等に
分けることができる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査する記録方式を採るシリアルタイプの
記録装置においては、被記録材を所定の記録位置にセッ
トした後、被記録材に沿って移動(主走査)するキャリ
ッジ上に搭載した記録手段(記録ヘッド)によって画像
(文字や記号等を含む)を記録し、1行分の記録を終了
した後に所定量の紙送り(副走査)を行ない、その後に
次の行の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返
すことにより、被記録材の所望範囲に画像が記録され
る。一方、被記録材を搬送方向に送る副走査のみで記録
するラインタイプの記録装置においては、被記録材を所
定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を連続
的に行ないながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を行な
い、被記録材の全体に画像が記録される。
【0004】そのうち、インクジェット式(インクジェ
ット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から被記録
材にインクを吐出して記録を行なうものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせず
に記録することができ、ランニングコストが安く、ノン
インパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色
のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であ
るなどの利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の
吐出口を配列したラインタイプの記録手段を使用するラ
イン型の記録装置は、記録の一層の高速化が可能であ
る。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。ま
た、IC技術やマイクロ加工技術の長所を活用すること
により、記録手段の長尺化や面状化(2次元化)が容易
であり、記録手段のフルマルチ化および高密度実装化も
容易である。
【0006】上記記録装置は、カセット内に積載された
記録用紙等の被記録材を1枚づつ供給し、該被記録材の
紙送り(搬送)と記録ヘッドによる記録とを繰り返しな
がら該被記録材の全体に記録し、記録した被記録材を排
出するように構成されている。被記録材の搬送機構は、
通常、被記録材を1枚づつ分離給紙する自動給紙部(自
動給紙装置)と、記録位置の上流側に配置された搬送ロ
ーラと、該搬送ローラに圧接するピンチローラと、記録
位置の下流側に配置されて前記搬送ローラと同期回転駆
動される排紙ローラと、該排紙ローラに圧接する拍車な
どで構成されている。
【0007】そして、記録動作の指令があると、自動給
紙部により被記録材を搬送ローラとピンチローラとのニ
ップ部(圧接部)に送り込み、被記録材の送給が検知さ
れると搬送ローラおよび排紙ローラを所定量回転駆動す
ることにより被記録材を記録開始位置にセットし、画像
情報に基づいて記録と紙送りとを繰り返して被記録材全
体に記録を行い、記録を終了した被記録材を装置外へ排
出し、さらに記録を続行する場合は上記の動作を繰り返
し実行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録装置の
小型軽量化のためには搬送ローラおよびピンチローラの
径を小さくする必要がある。しかしながら、従来の記録
装置にあっては、搬送ローラまたはピンチローラの径を
小さくすると、自動給紙装置により送り込まれた被記録
材(記録用紙)の先端が搬送ローラまたはピンチローラ
のほぼ中心に向かう方向からローラ外周面に突き当たっ
てしまい、搬送ローラおよびピンチローラにより紙送り
しようとしても、被記録材の先端を該搬送ローラと該ピ
ンチローラとのニップ部(圧接部)へ引き込むことが困
難または不可能になり、被記録材の搬送不良を生じると
いう不都合があった。
【0009】本発明はこのような従来技術に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、搬送ローラまたはピ
ンチローラの径を小さくすることによる被記録材の搬送
不良を無くすことができ、被記録材を搬送ローラとピン
チローラとのニップ部へ容易にかつ正確に引き込むこと
ができ、装置の小型軽量化を図ることができる記録装置
を提供することである。
【0010】
【課題解決のための手段】請求項1の発明は、記録手段
により被記録材に記録を行う記録装置において、前記被
記録材を搬送ローラとピンチローラの間に挟んで搬送す
る搬送機構を有し、前記搬送ローラと前記ピンチローラ
の少なくとも一方のローラの外周面に回転方向凹凸部を
設ける構成とすることにより、上記目的を達成するもの
である。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を適用した記録装置の一実施例を示
す模式的斜視図である。なお、図1は記録装置がインク
ジェット記録装置である場合を示す。図1において、キ
ャリッジ1には記録手段としてのヘッドカートリッジ
(記録ヘッド)2が搭載されている。このヘッドカート
リッジ2は、インク吐出部3とインク貯留部(インクタ
ンク)4とを一体化した交換可能なカートリッジになっ
ており、前記キャリッジ1上に交換可能に装着されてい
る。
【0012】シャーシ5にはキャリッジ1を往復駆動す
るためのリードスクリュー6が回動自在に軸支されてお
り、また、該シャーシ5にはキャリッジ1の往復移動を
案内するためのガイドレール7が形成されている。前記
リードスクリュー6と前記ガイドレール7は互いに平行
に配置されている。キャリッジ1の前記インク吐出部3
側の一端部は前記リードスクリュー6に螺合され、該キ
ャリッジ1の他端部はガイド(不図示)を介して前記ガ
イドレール7に軸方向摺動自在に嵌合している。こうし
て、キャリッジ1は、その姿勢を常に一定に保持しなが
ら、前記リードスクリュー6の回転駆動に伴って、該リ
ードスクリューの軸方向に往復移動可能に装着されてい
る。
【0013】前記キャリッジ1のスキャン(リードスク
リュー6に沿った移動=主走査)によって1行分の記録
が行われると、搬送手段によって被記録材8を1行分だ
け紙送り(搬送)して次の行の記録を行い、以下、紙送
り(副走査)と記録を繰り返すことにより、被記録材8
全体の記録が行われる。記録を終了した被記録材8は記
録装置から排出される。
【0014】前記被記録材8の搬送(紙送り=副走査)
は、搬送ローラ9と被記録材8を挟んで該搬送ローラ9
に圧接されるピンチローラ10とから成る搬送ローラ
対、並びに、排出ローラ11と被記録材8を挟んで該排
出ローラ11に押圧される拍車12とから成る排出ロー
ラ対によって行われる。図1中の矢印Aは被記録材8の
紙送り方向(副走査方向=搬送方向)を示す。
【0015】前記記録ヘッド(ヘッドカートリッジ)2
は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジ
ェット記録手段であって、熱エネルギーを発生するため
の電気熱変換体を備えたものである。また、前記記録ヘ
ッド2は、前記電気熱変換体によって印加される熱エネ
ルギーにより生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によ
って生じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐
出させ、記録を行なうものである。
【0016】図2は、記録ヘッド2のインク吐出部3の
構造を模式的に示す部分斜視図である。図2において、
被記録材(記録用紙等)8と所定の隙間(例えば、約
0.5〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口面8
1には、所定のピッチで複数の吐出口82が形成され、
共通液室83と各吐出口82とを連通する各液路84の
壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するため
の電気熱変換体(発熱抵抗体など)85が配設されてい
る。本例の場合、記録ヘッド2は、前記複数の吐出口8
2が該記録ヘッドの移動方向(主走査方向)と交叉する
方向(被記録材8の紙送り方向)に並ぶような位置関係
でキャリッジ1に搭載されている。こうして、画像信号
または吐出信号に基づいて対応する電気熱変換体85を
駆動(通電)して、液路84内のインクを膜沸騰させ、
その時に発生する圧力によって吐出口82からインクを
吐出させる記録手段2が構成されている。
【0017】記録動作に際しては、記録ヘッド2の吐出
口面81に記録面が対向する被記録材8を、ピンチロー
ラ10によって搬送ローラ9の周面に圧接し、紙送りモ
ータ13によって該搬送ローラ9を所定量回転させるこ
とにより被記録材8を記録位置へ搬送し最初の1行の記
録を行う。1行分の記録が終了すると、搬送ローラ9を
1行分だけ回転させて紙送りし、次の行の記録を行う。
こうして、画像情報に基づいてインクを吐出して行う記
録と被記録材8を所定量づつピッチ送りする紙送り(搬
送)とを繰り返し行うことにより被記録材8全域の記録
(一連の記録動作)が行われる。
【0018】記録された被記録材8は、前記拍車12に
よって排出ローラ11に圧接され、該排出ローラ11の
回転によって記録装置外へ排出される。前記搬送ローラ
9および前記排出ローラ11の回転駆動は紙送りモータ
13によって行われるが、その駆動力の伝達は減速歯車
列14により行われる。なお、記録動作の開始に先立っ
て、被記録材8が供給されたか否か(被記録材の有無)
を紙センサ15により検出し、紙有りを確認した場合に
上記の一連の記録動作が開始される。
【0019】図1において、16は自動給紙部(自動給
紙装置または自動給紙機構)であり、該自動給紙部16
は、積載してセットした複数枚の被記録材(記録用紙)
から1枚づつ分離し、分離した被記録材8を搬送ローラ
9およびピンチローラ10のニップ部(圧接部)へ送給
するものである。17は、この自動給紙部16の給紙ロ
ーラ(分離搬送ローラ)を示す。
【0020】図3は本発明の第1実施例によるピンチロ
ーラ10を備えた給紙搬送機構の要部を示す模式的平面
図であり、図4は図3中の線4−4から見た模式的側面
図である。図3および図4は、自動給紙部16の分離搬
送ローラ(給紙ローラ)17により被記録材8を搬送ロ
ーラ対9、10のニップ部へ送り込む状態を示してい
る。図3および図4において、ピンチローラ10の外周
面には、周方向に所定のピッチで矩形状に凹凸を付けた
回転方向凹凸部18が形成されている。
【0021】上記構成において、自動給紙部16から被
記録材8の供給が行われると、図示のように被記録材8
の先端がピンチローラ10に突き当たる。この時、しば
らくの間、ピンチローラ10および搬送ローラ9が止ま
っている状態で分離搬送ローラ(給紙ローラ)17を回
転駆動して、被記録材8の先端をピンチローラ10に完
全に突き当たらせる。次いで、しばらくの間、搬送ロー
ラ9およびピンチローラ10と分離搬送ローラ17とを
同時回転させ(共動させ)た後、分離搬送ローラ17を
停止し、搬送ローラ9およびピンチローラ10によって
被記録材8の搬送を行う。
【0022】上記の動作中、被記録材8がピンチローラ
10に突き当たっている時に、該ピンチローラ10の外
周面の回転方向凹凸部18によって、被記録材8は搬送
ローラ9とピンチローラ10とのニップ部(接触部)へ
と導かれることになる。そのため、被記録材8がピンチ
ローラ10のほぼ中心に向かう方向からローラ外周面に
突き当たる場合でも、該被記録材8を搬送ローラ9とピ
ンチローラ10とのニップ部へ容易にかつ正確に引き込
むことができる。このような被記録材8の引き込み作用
は、ピンチローラ10および搬送ローラ9の直径の大小
に関係なく(直径が小さい場合でも)充分に実現させる
ことができる。
【0023】したがって、以上説明した実施例によれ
ば、搬送ローラ9またはピンチローラ10の径を小さく
することによる被記録材8の搬送不良を無くことができ
る記録装置、すなわち、被記録材8の供給方向が外れた
場合でも、該被記録材8を搬送ローラ9とピンチローラ
10とのニップ部へ容易にかつ正確に引き込むことがで
き、装置の小型軽量化を図ることができる記録装置が提
供される。
【0024】図5はピンチローラ10の外周面の回転方
向凹凸部18の他の実施例を示す模式的平面図であり、
図6は図5中の線6−6から見た模式的側面図である。
図3および図4の実施例では、ピンチローラ10の外周
面を歯車状の凹凸形状としたが、本実施例のように軸方
向に平行に並べた複数のシボ19から成る凹凸形状を周
方向に所定ピッチで配列してもよく、本実施例によって
も同様の作用効果を得ることができる。
【0025】また、前述の各実施例では、ピンチローラ
10の外周面に回転方向凹凸部18を設ける構成とした
が、被記録材8が突き当たる箇所が搬送ローラ9側であ
る場合には、該搬送ローラ9の外周面に前述のような回
転方向凹凸部18を設ければよく、これによっても同様
の作用効果が得られる。さらに、ピンチローラ10およ
び搬送ローラ9の両方に前述のような回転方向凹凸部1
8を設けてもよい。
【0026】なお、前述の実施例では、本発明をインク
ジェット記録装置に適用する場合を例に挙げて説明した
が、本発明は、ワイヤドット式、感熱式、熱転写式ある
いはレーザービーム式等の他の方式の記録手段を用いる
記録装置においても同様に適用することができ、同様の
作用効果を奏するものである。
【0027】また、前述の実施例では、記録手段(記録
ヘッド)を主走査方向に移動させるシリアル記録方式の
場合を例に挙げて説明したが、本発明は、被記録材の全
幅または一部をカバーする長さのライン記録手段を用い
て副走査のみで記録するライン記録方式の場合にも、同
様に適用することができ、同様の効果を達成し得るもの
である。また、本発明は、1個の記録手段で記録する単
色の記録装置の他、異なる色で記録する複数の記録手段
を用いるカラー記録装置、あるいは同一色彩で異なる濃
度で記録する複数の記録手段を用いる階調記録装置、さ
らには、これらを組み合わせた記録装置の場合にも、同
様に適用することができ、同様の効果を達成し得るもの
である。
【0028】さらに、本発明は、記録ヘッドとインクタ
ンクを一体化した交換可能なヘッドカートリッジを用い
る場合、あるいは記録ヘッドとインクタンクを別体に
し、その間をインク供給用のチューブ等で接続する場合
など、記録ヘッドとインクタンクの配置構成がどのよう
な場合にも同様に適用することができ、同様の効果が得
られるものである。
【0029】なお、本発明は、インクジェット記録装置
の場合、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用
いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用でき
るが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出す
る方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。かかる方式に
よれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるからで
ある。
【0030】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0031】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0032】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0033】さらに、前述のように、記録装置が記録で
きる被記録材(記録媒体)の最大幅に対応した長さを有
するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても、本発明
は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、上例のようなシリアル
タイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、
あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッ
ド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0034】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる記録ヘッドに対しての回復手段または予備的な補
助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、前述のようなキャッピング
手段、クリーニング手段、吸引回復手段の他に、加圧式
の回復手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定した
記録を行なうために有効である。
【0035】また、前述したように、搭載される記録ヘ
ッドの種類ないし個数についても、例えば、単色のイン
クに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や
濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けら
れるものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置
の記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モー
ドだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数
個の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色
の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも
一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0036】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止する6、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0037】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0038】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、記録手段により被記録材に記録を行
う記録装置において、前記被記録材を搬送ローラとピン
チローラの間に挟んで搬送する搬送機構を有し、前記搬
送ローラと前記ピンチローラの少なくとも一方のローラ
の外周面に回転方向凹凸部を設ける構成としたので、搬
送ローラまたはピンチローラの径を小さくすることによ
る被記録材の搬送不良を無くすことができ、被記録材を
搬送ローラとピンチローラとのニップ部へ容易にかつ正
確に引き込むことができ、装置の小型軽量化を図ること
ができる記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録装置の一実施例の要部構
成を示す模式的斜視図である。
【図2】図1中の記録手段のインク吐出部の構造を模式
的に示す部分斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例によるピンチローラを備え
た給紙搬送機構の要部を示す模式的平面図である。
【図4】図3中の線4−4から見た模式的側面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例によるピンチローラを示す
模式的平面図である。
【図6】図5中の線6−6から見た模式的側面図であ
る。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 記録手段(ヘッドカートリッジ) 3 インク吐出部 4 インクタンク 5 シャーシ 6 リードスクリュー 7 ガイドレール 8 被記録材 9 搬送ローラ 10 ピンチローラ 11 排紙ローラ 12 拍車 13 紙送りモータ 15 紙センサ 16 自動給紙部 17 分離搬送ローラ 18 回転方向凹凸部 19 シボ 81 吐出口面 82 吐出口 84 液路 85 電気熱変換体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段により被記録材に記録を行う
    記録装置において、前記被記録材を搬送ローラとピンチ
    ローラの間に挟んで搬送する搬送機構を有し、前記搬送
    ローラと前記ピンチローラの少なくとも一方のローラの
    外周面に回転方向凹凸部を設けることを特徴とする記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段がインクジェット記録手
    段であることを特徴とする請求項1の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段が、インクを吐出するた
    めに利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を
    備えているインクジェット記録手段であることを特徴と
    する請求項1または請求項2の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段が、前記電気熱変換体が
    発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利
    用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴とす
    る請求項3の記録装置。
JP7988094A 1994-03-25 1994-03-25 記録装置 Pending JPH07256962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7988094A JPH07256962A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 記録装置

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