JPH0725659Y2 - 走行テストパターンの作成装置 - Google Patents

走行テストパターンの作成装置

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JPH0725659Y2
JPH0725659Y2 JP66493U JP66493U JPH0725659Y2 JP H0725659 Y2 JPH0725659 Y2 JP H0725659Y2 JP 66493 U JP66493 U JP 66493U JP 66493 U JP66493 U JP 66493U JP H0725659 Y2 JPH0725659 Y2 JP H0725659Y2
Authority
JP
Japan
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pattern
vehicle
mode
data
test
Prior art date
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JP66493U
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English (en)
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JPH0656749U (ja
Inventor
正喜 村上
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Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Publication date
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の模擬走行試験
をシャシダイナモメータを使って行うための走行テスト
パターンの作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の排気ガス試験には図3
の示すシステム構成にされる。供試自動車1はその駆動
輪1Aがローラ2に乗せられ、ローラ2には動力吸収手
段としてのダイナモメータ3やフライホイール(図示省
略)が結合される。ダイナモメータ3は電力変換器を含
む制御装置4によって走行テストパターンに従ったトル
ク・速度制御がなされ、試験パターンはプログラマブル
コントローラ5から与えられる。
【0003】また、供試自動車1の変速機の変速位置や
クラッチ、アクセルはコントローラ5及び制御装置4か
らの指令に従ってアクチェータ部6により自動操作され
る。計測部7は供試自動車1の排気ガスを取込み、NO
x等のガス分析を行い、その計測データを得る。この計
測データ作成には供試自動車1の運転状態データが与え
られて走行テストパターンとの関連付けが行われる。
【0004】供試自動車1の走行テストパターンは試験
内容、規則に応じて図4のような10モードやLA4モ
ードが決められる。この走行テストパターンは一般には
横軸が時間あるいは走行距離とされ、縦軸が車速に設定
される。
【0005】この決められた車速パターンで供試自動車
を運転する場合、車種が変わればその変速機のギヤ比も
変わるため変速タイミングは車種によって夫々変えられ
る。
【0006】このことから、シャシダイナモメータ上で
走行テストを実施する場合、車種によって変速する車速
値を変える。つまり変速タイミングを変速車速に沿って
変え、ギヤ鳴り等の障害を防ぐ必要がある。これを実現
するために、従来では下記の2つの方法が採られてい
る。
【0007】(1)変速タイミングに沿ったパターンデ
ータを作成し、このデータをプログラマブルコントロー
ラ5にセットする。
【0008】(2)変速車速を常に監視する装置を使
い、加速又は減速値が変速車速に達したときに変速指令
を発生する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】従来の(1)の方法で
は、試験対象とする自動車の車種が少ない場合にはあま
り問題とならないが、車種が増すに従って夫々専用のパ
ターンデータを作成することになり、パターンデータの
作成に大きな工数が必要となってくる。
【0010】一方、従来の(2)の方法では、車速を監
視する装置を必要としてシステムのハードウェア構成を
増し、また1つのパターンで同一の変速位置の変速車速
に多少の変化を持たせたテスト等には監視装置では対応
が難しい。
【0011】本考案の目的は、走行テストパターンデー
タの作成を容易にする装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記課題の解
決を図るため、模擬走行試験対象となる自動車をシャシ
ダイナモメータに設置し、該シャシダイナモメータ及び
自動車の運転操作を走行パターンモード及び車種別にし
たパターンデータに従って制御するシステムにおいて、
前記走行パターンモードをモード別に記憶する走行パタ
ーンモード記憶部と、前記自動車の車種別及び走行パタ
ーンモード別に変速機の変速位置を設定した変速テーブ
ルを記憶する変速テーブル記憶部と、前記自動車のテス
トモード指定に応じて前記走行パターンモード記憶部か
ら対応する走行パターンモードデータを読出し、該自動
車の車種指定とテストモード指定に応じて前記変速テー
ブル記憶部から対応する変速テーブルを読出し、該両デ
ータの組合わせによって前記パターンデータを作成する
処理部を備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】走行パターンモードデータと変速位置データと
は分離した記憶設定をし、走行パターンを基本モードと
してこれに変速位置データを組合わせてパターンデータ
を作成することにより、車種別にパターンデータを作成
しておくのに較べてデータ作成工数を少なくすると共
に、パターンデータの作成にバリエーションを持たせる
などの追加変更が変速テーブル側の追加変更で済むよう
にする。
【0014】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示す構成図であ
る。走行パターンモード記憶部11は10モードやLA
4モードの走行パターンモードのデータをモード別に記
憶し、また任意の走行パターンモードの設定記憶を可能
にする。
【0015】変速テーブル記憶部12は車種別及び走行
パターンモード別にした変速テーブルを記憶しておく。
処理部13はテストに際して供試自動車の車種及びテス
トモード指定を設定データとして入力し、テストモード
指定に応じた走行パターンモードのデータを記憶部11
から読出すと共に、車種指定とテストモード指定に応じ
た変速テーブルを記憶部12から読出し、両読出しデー
タからパターンデータ14を作成出力する。
【0016】変速テーブル記憶部12に記憶される変速
テーブルは、図2に例示するように、1つの車種に1つ
のテーブルデータを持つものでなく、1つの車種に対し
てその走行パターンモードによって3種類以上のテーブ
ルデータを持つ。また、各変速テーブルは当該モードで
の加速時と減速時分及び変速位置別に走行速度が設定さ
れる。
【0017】また、処理部13は同じ車種でも変速機の
変速段数の違いを下記表のようにトップギヤ指定される
ときトップギヤ別のパターンデータを作成する。
【0018】
【表1】
【0019】本実施例によるパターンデータ作成は、処
理部13へのテストモード指定により対応する走行パタ
ーンモードを記憶部11から読出し、このモードと車種
指定の組合わせに応じて変速テーブル記憶部12から該
当する変速テーブルを読出し、この変速テーブルと走行
パターンモードを組合わせてさらにはトップギヤ別に1
つのパターンデータ14が作成される。
【0020】従って、走行パターンモードと変速テーブ
ルは分離記憶されており、基本モードである走行パター
ンモードの定義設定と車種別の変速テーブルの設定さら
には車種による変速機トップ位置の設定で供試自動車に
個別のパターンデータを自動作成できる。
【0021】また、走行パターンモードと変速テーブル
が分離されているため、従来の(1)のように変速タイ
ミングに沿ったパターンデータの作成に較べて工数の大
幅な低減になる。
【0022】また、従来の(2)のように変速車速を監
視する監視装置を不要にし、装置構成としてはソフトウ
ェア構成で済む。
【0023】さらに、同一の変速位置の変速車速に多少
の変化を持たせる場合には変速テーブルにデータを変更
したテーブルを新たに追加するのみで済み、パターンデ
ータにバリエーションを持たせるのも容易となる。
【0024】
【考案の効果】以上のとおり、本考案によれば、走行パ
ターンモードデータと変速位置データを分離記憶し、供
試自動車の車種別及びテストモードの組合わせに応じて
パターンデータを自動作成するようにしたため、供試自
動車に特有のパターンデータを作成するのを容易にし、
またパターンデータの追加、変更を容易にする効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成図。
【図2】実施例における変速テーブル例を示す図。
【図3】シャシダイナモメータシステム。
【図4】排出ガス分析用運転パターン例を示す図。
【符号の説明】
1…供試自動車 4…制御装置 5…プログラマブルコントローラ 11…走行パターンモード記憶部 12…変速テーブル記憶部 13…処理部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 模擬走行試験対象となる自動車をシャシ
    ダイナモメータに設置し、該シャシダイナモメータ及び
    自動車の運転操作を走行パターンモード及び車種別にし
    たパターンデータに従って制御するシステムにおいて、 前記走行パターンモードをモード別に記憶する走行パタ
    ーンモード記憶部と、 前記自動車の車種別及び走行パターンモード別に変速機
    の変速位置を設定した変速テーブルを記憶する変速テー
    ブル記憶部と、 前記自動車のテストモード指定に応じて前記走行パター
    ンモード記憶部から対応する走行パターンモードデータ
    を読出し、該自動車の車種指定とテストモード指定に応
    じて前記変速テーブル記憶部から対応する変速テーブル
    を読出し、該両データの組合わせによって前記パターン
    データを作成する処理部を備えたことを特徴とする走行
    テストパターンの作成装置。
JP66493U 1993-01-14 1993-01-14 走行テストパターンの作成装置 Expired - Lifetime JPH0725659Y2 (ja)

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JP66493U JPH0725659Y2 (ja) 1993-01-14 1993-01-14 走行テストパターンの作成装置

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JPH0656749U JPH0656749U (ja) 1994-08-05
JPH0725659Y2 true JPH0725659Y2 (ja) 1995-06-07

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ID=11480004

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5173587B2 (ja) * 2008-05-22 2013-04-03 株式会社小野測器 台上試験におけるエンジン又は車両の試験スケジュール管理装置、方法及びプログラム
JP6071659B2 (ja) * 2013-03-11 2017-02-01 日野自動車株式会社 エンジン模擬試験方法

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JPH0656749U (ja) 1994-08-05

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