JPH07250933A - スキー等の運動具片のブレーキギア - Google Patents

スキー等の運動具片のブレーキギア

Info

Publication number
JPH07250933A
JPH07250933A JP7013029A JP1302995A JPH07250933A JP H07250933 A JPH07250933 A JP H07250933A JP 7013029 A JP7013029 A JP 7013029A JP 1302995 A JP1302995 A JP 1302995A JP H07250933 A JPH07250933 A JP H07250933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
brake gear
brake lever
force
damping device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7013029A
Other languages
English (en)
Inventor
Max Luitz
マックス ルイッツ
Hans Frick
ハンス フリック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atomic Austria GmbH
Original Assignee
Atomic Austria GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atomic Austria GmbH filed Critical Atomic Austria GmbH
Publication of JPH07250933A publication Critical patent/JPH07250933A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C7/00Devices preventing skis from slipping back; Ski-stoppers or ski-brakes
    • A63C7/10Hinged stoppage blades attachable to the skis in such manner that these blades can be moved out of the operative position
    • A63C7/1006Ski-stoppers
    • A63C7/1013Ski-stoppers actuated by the boot
    • A63C7/1033Ski-stoppers actuated by the boot articulated about at least two transverse axes
    • A63C7/104Ski-stoppers actuated by the boot articulated about at least two transverse axes laterally retractable above the ski surface
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C7/00Devices preventing skis from slipping back; Ski-stoppers or ski-brakes
    • A63C7/10Hinged stoppage blades attachable to the skis in such manner that these blades can be moved out of the operative position
    • A63C7/1093Details

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はスキー等の運動具片のブレーキギア
に関する。 【構成】 ブレーキレバーは運動具片の滑走面上の休止
位置から滑走方向において突出するブレーキ位置へ調整
自在であり、かつブレーキレバー上に調整力を与えるエ
ネルギ蓄積部へ連結されている。減衰装置がブレーキレ
バーと調整要素との間に設置され、ブレーキ位置におけ
る運動またはエネルギ蓄積部とブレーキレバーとの間の
通路における運動を調整する。この装置は最小限の支
持、保持力を有し、この力は減衰装置が変形しないとき
にエネルギ蓄積部によりブレーキレバー上に働く保持力
よりも大きく、またはエネルギ蓄積部からブレーキレバ
ー上に働く最大調整力を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスキー等の運動具片へ固
定された軸受け装置を装備したブレーキギアであって、
ブレーキレバーが運動具の滑走面上方に配置される休止
位置と滑走面から突出するブレーキ位置へ調整でき、か
つ調整力をブレーキ位置のブレーキレバーへ与えるエネ
ルギ蓄積部へ連結されているブレーキギアに関する。
【0002】
【従来の技術】既知ブレーキギアは、EP−B0077
006によれば、スキーの長手方向においてばね装置に
より調整可能な調整要素を有し、かつ走行プレートによ
り2つのブレーキレバーのクランクアームと移動可能に
連結されていて、ブレーキレバーの各々はハウジング内
で軸受けを中心にスキーの表面に平行かつその長手方向
へ垂直になるように設置されている。休止位置におい
て、ブレーキレバーはスキーの表面の領域にあり、かつ
ブレーキ位置においてブレーキレバーのブレーキ翼はス
キーの下側から突出する。セット要素、走行プレートお
よびブレーキレバーは比較的硬質の装置を形成してい
て、力がブレーキレバーの引き出し運動の方向へ加わる
とハウジングの可動部がブレーキレバーの担持領域にお
いて部分的または全体的に破壊される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はブレ
ーキ効果を損なうことなくブレーキレバーの引き出し方
向においてブレーキレバー上に急激な応力が加わっても
損傷されることのないブレーキギアを提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はスキー等の運動
具片へ固定された軸受け装置を装備したブレーキギアで
あって、ブレーキレバーが運動具の滑走面上方に配置さ
れる休止位置と滑走面から突出するブレーキ位置へ調整
でき、かつ調整力をブレーキ位置のブレーキレバーへ与
えるエネルギ蓄積部へ連結されているブレーキギアに関
し、調整運動をブレーキ位置へまたはエネルギ蓄積部と
ブレーキレバーとの間の通路へ与える減衰装置が上記ブ
レーキレバーとその当接要素との間に設置されていて、
上記減衰装置の最小支持力または保持力は上記減衰装置
が変形しないときに上記エネルギ蓄積部により上記ブレ
ーキレバーへ加わる保持力よりも大きい、またはその最
大調整力が上記エネルギ蓄積部から上記ブレーキレバー
上に働くことを特徴とする。
【0005】この利点は上記ブレーキレバーの作動通路
内に減衰装置を設置したことにより、または調整可能な
ストッパの態様により、ブレーキレバーの運動が調整さ
れかつブレーキ力が減衰され、ブレーキレバーおよびブ
レーキレバーのブレーキアーム上に旋回方向即ち揺動方
向へ働く衝撃応力を弾性により吸収する。旋回方向の応
力によりブレーキレバーはスキー、スノーボード、モノ
スキー等の運動具片の滑走面上方へ移動して作業位置へ
付く。このようにして、ブレーキギアまたはブレーキギ
アの構成要素の損傷または破壊は効果的に防止される。
更に、かかる改良されたブレーキギアのブレーキ効果
は、上記運動具片がノックしたときに簡単に上昇しまた
は反転するのでブレーキアームへ有効に作用する。かか
るノックは衝撃によりブレーキアームが長時間係合状態
であったりまたは上記運動具片上に加わった傾斜モーメ
ントが小さい場合に生じる。
【0006】上記減衰装置の減衰力は調整路を介して直
線的に大きくなることを特徴とする。従って、この減衰
特性は非常にソフトである。上記減衰装置は上記調整路
を介して漸進的、特に指数関数的に大きくなることを特
徴とする。従って、大きい応力を効果的に小さくして損
傷を回避する。上記減衰装置の調整路は固定された当接
要素により制限されていることを特徴とする。従って、
運動具片が移動する時、特にスキーが通常の運動方向と
反対方向へ移動する時に信頼性のあるブレーキ効果が達
成される。
【0007】上記当接要素は上記ブレーキレバーおよび
/または調整要素と接合することを特徴とする。従っ
て、組立構成要素へ力を配分できかつ各要素への過度の
応力付加を防止できる。上記走行プレートは減衰装置と
して構成されかつ琴座形プラスチック部を構成すること
を特徴とする。それにより、付加的構成要素を節約でき
組立体に余分な費用が掛からないので非常に有効コスト
の態様を制作できる。
【0008】上記走行プレートは2部構成されていて上
記減衰装置は上記走行プレートのその2部間に設置され
ていることを特徴とする。それにより、減衰装置の機能
的安全性が容易に測定でき、かつ事故が発生した場合に
は簡単に維持作業できる。上記走行プレートは2つの軸
受け装置を介して調整要素へ運動可能に連結されてい
て、上記ブレーキレバーは上記軸受け装置間に膨張領域
を有することを特徴とする。それにより、上記調整要素
の領域内の軸受け装置の長手が低く維持されてスキー靴
等のヒール領域において走行プレートをスキー靴へ連結
できる。
【0009】上記膨張領域は上記走行プレート内に相互
に間隔を置いて力の方向へ移動する弱め部により形成さ
れていることを特徴とする。それにより、組立および製
造コストを高くする付属品を必要とすることなく衝撃応
力を強力に減衰できる。上記弱め部は上記走行プレート
の上側および/または下側から上記走行プレートの厚み
方向へ相互に間隔を置いて形成された長孔形陥没により
形成されていて、上記陥没は上記それぞれの軸受け装置
の旋回軸に相互に平行に配置されていることを特徴とす
る。また、上記陥没は上記走行プレートの上側の方向へ
交互に連続し、その下側へ向かって開口しかつその厚み
の一部へ進入していることを特徴とする。この態様は機
械的作用をする構成要素を必要としないので装置の高い
信頼性が得られる。
【0010】上記陥没の側面は少なくとも上記走行プレ
ートの上側および/または下側の領域において相互に対
して接近することを特徴とする。それにより、ばね装置
の場合の圧力負荷の移動の問題がないのでブレーキレバ
ーの引き出しおよびブレーキ開始位置におけるブレーキ
力の信頼性のある作用が得られる。上記陥没の深さは上
記走行プレートの厚みの略2/3であって、8mmから1
2mmの範囲、好ましくは約10mmである。係合、離脱に
よる引張応力に対して充分な強度を有するばね挙動が得
られる。
【0011】上記軸受け装置は上記ブレーキレバーのク
ランクアームのための停止面を有し、この停止面は上記
ブレーキレバーの調整領域を制限することを特徴とす
る。それにより、ばね解除時の走行プレートの長手の変
化を端部で制限でき、かつ応力は走行プレートの破壊に
繋がるほど過度に制限されない。ブレーキ位置にある上
記停止面と上記ブレーキレバーのクランクアームは相互
に対して2度から10度の範囲、好ましくは6度の角度
を形成する。それにより、負荷の急激な増大を受けるた
めに十分に大きい調整領域が形成されてブレーキギアの
要素の損傷を防止する。
【0012】上記走行プレートの下流で調整方向にわた
って調整路を形成する当接要素が設置されていることを
特徴とする。それにより、上記2つの軸受け装置へ直
接、またはその間に走行プレートと一体的に調整限界部
を形成できる。上記走行プレートは弾性、非可撓性、特
にポリエチレン、ポリアミド、時にPOM等のプラスチ
ックで構成されていることを特徴とする。それにより、
走行プレートを安価に製造てき、環境にやさしいリサイ
クル材料を使用できる。
【0013】調整可能なリミットストッパが上記軸受け
装置と上記減衰装置との間の通路に設置されていること
を特徴とする。それにより、減衰装置の減衰動作は選択
的に変更できるので、スキー等の運動具片の重量等に関
する異なる要件に適応させることができる。上記減衰装
置は弾性的に再調整可能、弾塑性の変形可能なプラスチ
ックおよび/またはゴム要素により形成されていて、そ
の変形力はエネルギ蓄積部によりブレーキ位置の方向へ
加わる調整力よりも休止位置から圧力方向において大き
く、かつ調整力に対応する少なくとも張力の方向におい
て小さいことを要件とする。それにより、減衰装置、即
ち、プラスチックおよび/またはゴム要素の調整は、例
えば張力または加圧力等の応力と独立に行うことができ
る。
【0014】上記ブレーキレバーがブレーキ位置へ調整
移動する方向において上記減衰装置は圧力要素制限スト
ッパとして構成されているのが好ましい。 上記減衰装
置の変形抵抗は圧力負荷によるよりも引張応力により小
さくなることを特徴とする。それにより、ブレーキアー
ムがブレーキ位置、そして同様に休止位置へ調整される
場合に、遅滞なく迅速な作動または運動が可能である。
【0015】以下に、添付図面に示された本発明の例示
態様を参照して本発明を更に詳細に説明する。
【0016】
【実施例】図1はカップリング部2、例えばヒールクラ
ンプを装備したスキー1、スノーボード、モノスキー等
の運動具片の一部、およびその領域内でスキー1上に設
置されたブレーキギア3を示す。ブレーキギア3はスキ
ー1の表面5上で軸受け装置4内に設置され、かつ図示
されたようにブーツ7のヒール6の領域近くに設けられ
ている。ブーツ7またはソール8がカップリング部2と
の係合領域外にある限り、軸受け装置4内のブレーキレ
バー10はスキー1の略表面5を走る軸9を中心に軸回
転し、作業位置でエネルギ蓄積部からスキー1の長手面
に対して直角に作動してスキーの滑走面13から突出す
る。それにより、ブレーキギア3の走行プレート14は
ソール8により直接作動するスラストクランク15を形
成し、表面5に平行に走る旋回軸18およびスキー1の
長手面に対して直角の旋回軸18を形成する軸受け装置
16,17により、エネルギ蓄積部11の調整装置19
およびブレーキレバー10のクランクアーム20へ移動
可能に連結されている。ブーツ7がカップリング部2に
よりスキー1へ固定されて矢印21による力が走行プレ
ート14へ加わる場合、ブレーキレバー10はエネルギ
蓄積部11の作用により矢印22により示されたように
水平方向へ旋回して休止位置へ付く。その時、ブレーキ
アーム12は点線により示されたように表面5の領域で
運動具片の側エッジの範囲に配置されるのが好ましい。
【0017】図2および3はカップリング部2、例えば
ヒールクランプ23の領域内にスキー1の表面5上に軸
受け装置4と共に設置されたブレーキギア3を示す。軸
受け装置4はハウジング24により形成され、ハウジン
グ24はヒールクランプ23の長手方向誘導装置25を
形成するC形断面26と共に留具27により表面5へ固
定される。スキー1の両側面28に沿って長手中心軸2
9に略平行に延びる2つの受け室30は軸受け装置4と
共にスキーの長手面を横切るフラットな連結ウエブ31
により相互に連結されており、ウエブ31は留具27に
より適当に固定されている。ブレーキギア3はスキー1
の長手中心軸29に対して対称的に構成されるので、単
一のブレーキギアについてのみ以下に説明する。
【0018】受け室30は表面5に略平行でありかつ長
手中心軸29に対して直角のブレーキレバー10の軸9
の軸受けを開口部32と共に形成する。受け室30は孔
33と共に長手中心軸29に平行の調整要素19のため
のガイド装置を形成し、調整要素19は受け室30の領
域においてエネルギ貯蔵要素、例えば圧縮螺旋ばね34
に囲繞され、圧縮螺旋ばね34は軸9に対面する側の端
部で調整要素19へ移動可能に結合されたフランジ35
上に担持されている。圧縮螺旋ばね34のスラスト軸受
け36は、受け室30内で軸9の開口部32と反対の端
部に配設された前壁37を構成し、圧縮螺旋ばね34は
孔38内を調整要素19により長手中心軸29に平行す
る方向へ通っている。
【0019】調整要素19、およびクランクアーム20
を有するブレーキアーム12はそれぞれ長手中心軸29
に対して90度オフセットして相互に平行の突起による
ピボットピン39,40を有し、該ピボットピンは軸受
け装置16,17内で走行プレート14に関節接合され
ている。ブレーキレバー10は、作業位置において、調
整要素19に加わる矢印41方向の力により滑走面13
から突出する。この力により調整要素19はブレーキレ
バー10の軸9の方向へ付勢され、ブレーキレバー10
は走行プレート14の軸受け装置16,17間の所定間
隔42でクランクアーム20により作業位置に保持さ
れ、走行プレート14とクランクアーム20は相互に対
して略90度の角度を形成し、それによりクランクアー
ム20と表面5との間に約50度の角度43を形成す
る。
【0020】この位置において、受け室30内に設置さ
れた減衰装置45の当接要素44はフランジ35の端面
46上の圧縮螺旋ばね34によるばね力に反動して圧縮
螺旋ばね34から遠ざかる。この当接要素444は圧縮
螺旋ばね34のごとき弾性変形可能なばね要素、弾性材
による加圧要素等により形成されるのが好ましい。この
ようにして、調整路47が減衰装置45の弾性に依存し
て調整要素19に対して設けられる。その結果として、
ブレーキアーム12の矢印48により示されたブレーキ
位置に付くための調整方向への水平旋回は、矢印49に
よる力がブレーキアーム12へ加わる場合に構成要素に
過度な応力与えて破壊させるのを防止する上で有利であ
る。
【0021】それにより、衝撃応力による過度な応力か
らブレーキギア3、特に軸受け装置4またはハウジング
24は保護される。かかる応力は滑走方向の対して障害
物がある場合にスキー1がブレーキアーム12と衝突し
て生じる。発生した衝撃応力は減衰装置45の弾性変形
により押し戻されて、ブレーキレバー10、ハウジング
24およびブレーキギア3の全体的機構の破壊を効果的
に防止する。
【0022】図4および図5はブレーキギア3の他の態
様を示す。前出の図面に含まれる構成要素については同
一参照番号が使用されている。上述のごとく、スキーの
長手中心軸29に対して本発明の態様は左右対称である
ので1方についてのみ説明する。スキーの表面5上にブ
レーキギア3のハウジング24は固定される。スキー1
の側面28に沿って設置された受け室30には、圧縮螺
旋ばね34を装備した調整要素19がスキー1の長手方
向に調整可能に設置される。更に、受け室30はブレー
キレバー10が軸9を中心に回転することのできる開口
部32を有する。
【0023】調整要素19とブレーキレバー10のクラ
ンクアーム20はそれぞれ長手中心軸29の方向へ延在
しかつ走行プレート14の開口部50,51と係合する
ピボットピン39,40を有し、それにより旋回軸18
を有する軸受け装置16,17が形成されている。ブレ
ーキアーム12のブレーキ位置において、ブレーキアー
ム12はスキー1の滑走面13から突出し、調整要素1
9は圧縮螺旋ばね34の作用により受け室30へ進入し
た位置に維持される。それにより、ブレーキレバー10
はクランクアーム20により走行プレート14上方のブ
レーキ位置へ軸回転する。それにより、リミットストッ
パ52が調整要素19と受け室30の前壁37との間に
形成され、それにより、当接要素44はフランジ35お
よびベース53に当接する。このブレーキレバー10の
ブレーキ位置において、スラストクランク15として作
用する走行プレート14はスキー1の表面5に対してヒ
ールクランプ23の方向へ傾斜し、それにより、表面5
と走行プレート14との間の角度は20度から45度の
範囲、好ましくは30度になる。
【0024】調整要素19とブレーキアーム12との間
の通路の緊密な接合を回避するために、走行プレート1
4は軸受け装置16,17間の領域に膨張領域55を有
する。この領域はスキーの長手面を横切る複数の長孔形
陥没56により上記走行要素内に形成され、陥没56は
相互に間隔を置いて形成される。走行プレート14の厚
み57方向へ形成された陥没56により弱め部58が生
じ、なんらかの引張応力がスキー1の長手面方向におい
て走行プレート14内に発生した場合には、弱め部39
の材料の弾性変形性により軸受け装置16,17間の間
隔59が拡がる。
【0025】走行プレート14のこの態様は走行プレー
ト14による減衰装置60としての作用を可能にする。
通常の滑走方向に対向する障害物によりブレーキアーム
12がスキー1と衝突する時に矢印49による衝撃応力
がブレーキアーム12へ働くが、減衰装置60の弾性作
用により吸収されるので、ブレーキギア3、特にブレー
キレバー10の通過するハウジング24内のブレーキギ
ア3の損傷は確実に防止される。走行プレート14の過
度の移動または過度の応力を防止するために、ハウジン
グ24はヒールクランプ23の方向でクランクアーム2
0と重合する拡大部61を有し、この拡大部は停止面6
2、即ち、クランクアーム20のリミットストッパを形
成する。これにより、減衰のための調整路が最大限とな
り、その結果として走行プレート14の膨張路が明らか
に制限される。ブレーキ位置におけるクランクアーム2
0とリミットストッパの停止面62との間の角度63は
略5度である。
【0026】長孔形陥没56は、走行プレート14の1
方側への変形を防止するために、走行プレート14の上
側64および下側65から交互にその厚み57の方向へ
形成される。陥没56の深さ66は厚み57の約2/3
が好ましく、厚み57は8mmから12mmの範囲、好まし
くは略10mmである。ブレーキレバー10がブレーキ位
置へ移動するときに生じる圧力に対する走行プレート1
4のばね挙動またはブレーキ力の伝達を防止するため
に、それぞれの陥没56の対峙する側面67,68は上
側64または下側65の領域で相互に隣接して形成され
る。
【0027】減衰装置60として構成される走行プレー
ト14の減衰動作は一方で陥没の態様により、他方で厚
み57に対する深さ66の選択により、更に異なる弾性
係数の材料を使用することにより変化させることができ
る。図6および図7は走行プレート14により構成され
る減衰装置60の態様の詳細を説明する。走行プレート
14はピボットピン39,40のための軸受け装置1
6,17間に厚み57の上側64または下側65から交
互に反対側の方向へ延在する相互に間隔を置いて形成さ
れた複数の長孔形陥没56を有する。
【0028】図6および図7に示されたように、ブレー
キレバー10はブレーキ位置のときに、ブレーキレバー
10の旋回、即ち揺動方向に対する矢印69による圧力
による応力を走行プレート14が受ける場合、陥没56
の少なくとも側面67,68は上側64および下側65
の領域において接近する。このようにして、圧力がブレ
ーキ圧を低下させることることなく効果的に伝達され
て、ブレーキアーム12へ運ばれる作動力の中止位置、
即ち休止位置への移行は確実にされる。ブレーキ効果の
潜在的減衰はエネルギ蓄積部、例えば圧縮螺旋ばね34
の変形により生じる。
【0029】図7に示されたように、走行プレート14
上に矢印70による引張応力が旋回方向へ生じて軸受け
装置16,17間の領域に働く場合、陥没56の領域で
走行プレート14の材料による弾性によりスプリングバ
ックが発生し、間隔59が弾性膨張してばね移動71を
行う。張力が解除されると、その材料の弾性調整挙動に
より軸受け装置16,17間の距離59に戻り、それに
より作動要素、即ち、ブレーキレバー10は初期予定位
置へ復帰する。
【0030】長孔形陥没56は予想される破壊を効果的
に回避するために丸い断面を有する。それにより、走行
プレート14のスプリングバックが弱め部58で数回生
じても走行プレート14のライフスパンは長い。更に、
−略30°Cから+30°Cの範囲の温度に耐える弾性
を有する材料は、温度変化による影響により引張応力が
生じても走行プレート14の破壊の危険を効果的に防止
する。
【0031】図8は減衰装置60として構成された走行
プレート14の他の態様を示す。このプレートは軸受け
装置16,17間で2部構成されいる。この2部は軸受
け装置16,17間の間隔59においてガイド装置72
により相互に対面しかつ調整可能に誘導される。軸受け
装置16,17間で作用する引張ばね73または圧縮螺
旋ばねは対応する相補的態様のストッパにより適宜間隔
59で軸受け装置16,17間に保持されている。ブレ
ーキレバー10上にブレーキ位置への運動方向の力が加
わると、引張ばね73はスプリングバックし、それによ
りガイド装置72の領域の分離走行プレート14が相対
運動して、かかる機構に作用する衝撃応力を吸収して減
衰する。
【0032】図9は陥没56により形成された膨張領域
55を有する走行プレート14の他の態様を示す。ここ
では、膨張領域55の調整路の限界は当接要素74によ
り形成され、当接要素74は軸受け装置16の領域にお
いて走行プレート14へ不動に連結され、かつ上側64
および/または下側65に沿ったシャンク75、および
走行プレート14の凹部76の領域へ略90°オフセッ
トした他のシャンク77を有する膨張領域55から成
る。軸受け装置16に形成された凹部79の側面78と
シャンク77との間に、間隔79が形成されてる。これ
は膨張領域55の調整路として設計されている。それに
より、張力が矢印70により生じる場合に軸受け装置1
6,17間の画定された調整を維持し、かつ運動方向に
おける応力またはブレーキ作用と反対方向の応力が生じ
た場合であってもブレーキレバー10の端位置を確実に
すると共に、過剰応力およびそれによる減衰装置60と
して走行プレート14の破壊を防止する。
【0033】図10は本発明による減衰装置45を提供
する走行プレート14を有するブレーキギア3の他の態
様を示す。ブレーキレバー10を収容するハウジング2
4はスキー1上に固定されている。更に、ハウジング2
4はクランクアーム82のピボットピン81のドラグ軸
受け80を有し、クランクアーム82はピボットピン8
1を中心にスキーの長手方向で表面5に垂直の面内を回
転する。レッグ状螺旋ばね83の作用により、一方のシ
ャンク84はクランクアーム82上に担持され、かつ他
方のシャンク8はハウジング24上またはスキー1の表
面5上に担持され、応力を受けない走行プレート14は
表面5から離れている。クランクアーム85の反対端部
86で、クランクアーム82は軸受け装置16内の走行
プレート14へ軸回転可能に連結されている。この態様
において、走行プレート14は軸受け装置16と、ブレ
ーキレバー10を構成する他方の軸受け装置17との間
に2部構成されており、その2部材は相互に対して移動
可能にガイド装置87長手内へ誘導される。
【0034】レッグ状螺旋ばね83の作用により、クラ
ンクアーム82が中止位置から回転位置へ移動する場
合、クランクアーム82は表面5に沿って伸長し、ブレ
ーキレバー10は走行プレート14を介してクランクア
ーム82と関節結合していることより水平方向へ旋回す
る。このとき、走行プレート14は押圧要素として働
く。このようにして、ブレーキレバー10はブレーキ位
置へ移動してスキー1の滑走面13から突出する。それ
により、クランクアーム82上に固定されている当接部
材88がリミットストッパの作用をし、クランクアーム
82はその旋回位置でスキー1の表面5上に担持され
る。
【0035】この態様において、減衰装置45は走行プ
レート14のガイド装置87の長手内で相互に移動可能
な2部材間に圧縮螺旋ばね89を有する。矢印49によ
る力がブレーキレバー10のブレーキアーム12上に旋
回運動の方向へ加わると、圧縮螺旋ばね89のばね力に
対抗する方向へ走行プレート14の2部材が移動するこ
とにより矢印49の力は減衰する。これによりスキーが
障害物と衝突してブレーキアーム12が通常の運動方向
と反対方向へ伸張する場合に発生する衝撃応力は吸収さ
れる。突然の負荷の上昇が緩和された後に、元の間隔5
9が当接装置90,91により走行プレート14の2部
材間でかつ圧縮螺旋ばね89のばね力により軸受け装置
16,17間で復帰する。
【0036】この態様はブレーキギア3にクランクアー
ム82を介して作動する減衰装置45を使用しており、
それによりクランクアーム82をスキー1の側面28間
の中央に設置する。この態様および減衰装置45を有す
る上述の態様において、減衰力は当接要素44、引張ば
ね73、圧縮螺旋ばね89により決定され、またはブレ
ーキアーム12のブレーキ効果として設定された最小値
に関する適切な基準により決定される値の関数としての
走行プレート14の材料の弾性特性による変形力により
決定される。減衰装置45が作動する力はそのブレーキ
力に設定された値より上である。従って、設定されたブ
レーキ力は運動方向に対してスキー1の運動時に加わ
り、かつ減衰装置45の効果はこのブレーキ力が代替さ
れるとき、即ち、ブレーキレバー10が障害物に衝突し
て負荷が急激に増大するときにのみ作用し、それにより
伝達要素またはハウジング24の破壊を防止する。
【0037】当然ながら、この態様はクランクアーム8
2を対で設置でき、その場合には走行プレート14の横
安定性を増大することができる。更に、理解を容易にす
るために、図面において構成要素は部分的に不均衡に示
されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブレーキギアを有するスキーの側
面図であって、ブレーキレバーはブレーキ位置にある。
【図2】減衰装置を有する本発明によるブレーキギアの
部分側面図である。
【図3】図1の減衰装置を有する本発明によるブレーキ
ギアの部分断面を含む上面図である。
【図4】本発明によるブレーキギアの他の態様の部分断
面を含む側面図である。
【図5】図4のブレーキギアの上面図である。
【図6】膨張領域を示す図4および図5の本発明による
減衰装置の走行プレートの断面図である。
【図7】張力発生時の図6の走行プレートの断面図であ
る。
【図8】本発明によるブレーキギアの他の態様の部分断
面図を含む側面図である。
【図9】減衰装置を有する本発明によるブレーキギアの
走行プレートの他の態様の断面図である。
【図10】減衰装置を有する本発明によるブレーキギア
の走行プレートの他の態様の側面図である。
【符号の説明】
1…スキー 2…カップリング部 3…ブレーキギア 4…軸受け装置 10…ブレーキレバー 11…エネルギ蓄積部 12…ブレーキアーム 14…走行プレート 16,17…軸受け装置 19…調整要素 20,82…クランクアーム 30…受け室 34,89…圧縮螺旋ばね 44,90,91…当接装置 45,60…減衰装置 52…リミットストッパ 55…膨張領域 56…陥没 73…引張ばね 74…当接要素 82…クランクアーム
フロントページの続き (72)発明者 フリック ハンス ドイツ連邦共和国,デー−87487 ビッゲ ンシュバッハ,バイセン 1

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキー等の運動具片へ固定された軸受け
    装置を装備したブレーキギアであって、ブレーキレバー
    が運動具の滑走面上方に配置される休止位置と滑走面か
    ら突出するブレーキ位置へ調整でき、かつ調整力をブレ
    ーキ位置のブレーキレバーへ与えるエネルギ蓄積部へ連
    結されているブレーキギアにおいて、調整運動をブレー
    キ位置へまたはエネルギ蓄積部(11)とブレーキレバ
    ー(10)との間の通路へ与える減衰装置(45,6
    0)がブレーキレバー10と当接要素(44)との間に
    設置されていて、減衰装置(45,60)の最小支持力
    または保持力は減衰装置(45,60)が変形しないと
    きにエネルギ蓄積部(11)によりブレーキレバー(1
    0)へ加わる保持力よりも大きい、またはその最大調整
    力がエネルギ蓄積部(11)からブレーキレバー(1
    0)上に働くことを特徴とするブレーキギア。
  2. 【請求項2】 上記減衰装置(45,60)の減衰力は
    調整路(47)を介して直線的に大きくなることを特徴
    とする、請求項1のブレーキギア。
  3. 【請求項3】 上記減衰装置(45,60)は調整路
    (47)を介して漸進的、特に指数関数的に大きくなる
    ことを特徴とする、請求項1または2のブレーキギア。
  4. 【請求項4】 上記減衰装置(45,60)の調整路
    (47)は固定された当接要素(74)により制限され
    ていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1
    のブレーキギア。
  5. 【請求項5】 上記当接要素(44,74)はブレーキ
    レバー(10)および/または調整要素(19)と接合
    することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1の
    ブレーキギア。
  6. 【請求項6】 上記走行プレート(14)は減衰装置
    (60)として構成されかつ琴座形プラスチック部を構
    成することを特徴とする、請求項1から5のいずれか1
    のブレーキギア。
  7. 【請求項7】 上記走行プレート(14)は2部構成さ
    れていて減衰装置(60)は走行プレート(14)のそ
    の2部間に設置されていることを特徴とする、請求項1
    から6のいずれか1のブレーキギア。
  8. 【請求項8】 上記走行プレート(14)は軸受け装置
    (16,17)を介して調整要素(19)へ運動可能に
    連結されていて、ブレーキレバー(10)は軸受け装置
    (16,17)間に膨張領域(55)を有することを特
    徴とする、請求項1から7のいずれか1のブレーキギ
    ア。
  9. 【請求項9】 上記膨張領域(55)は走行プレート
    (14)内に相互に間隔を置いて力の方向へ移動する弱
    め部(58)により形成されていることを特徴とする、
    請求項1から8のいずれか1のブレーキギア。
  10. 【請求項10】 上記弱め部(58)は走行プレート
    (14)の上側(64)および/または下側(65)か
    ら走行プレート(14)の厚み(57)方向へ相互に間
    隔を置いて形成された長孔形陥没(56)により形成さ
    れていて、陥没(56)は軸受け装置(16,17)の
    旋回軸(18)に相互に平行に配置されていることを特
    徴とする、請求項1から9のいずれか1のブレーキギ
    ア。
  11. 【請求項11】 上記陥没(56)は上側(64)の方
    向へ交互に連続し、下側(65)へ向かって開口しかつ
    厚み(57)の一部へ進入していることを特徴とする、
    請求項1から10のいずれか1のブレーキギア。
  12. 【請求項12】 上記陥没(56)の側面(67,6
    8)は少なくとも上側(64)および/または下側(6
    5)の領域において相互に対して接近することを特徴と
    する、請求項1から11のいずれか1のブレーキギア。
  13. 【請求項13】 上記陥没(56)の深さ(66)は走
    行プレート(14)の厚みの略2/3であって、8mmか
    ら12mmの範囲、好ましくは約10mmであることを特徴
    とする、請求項1から12のいずれか1のブレーキギ
    ア。
  14. 【請求項14】 上記軸受け装置(4)はブレーキレバ
    ー(19)のクランクアーム(20)のための停止面
    (62)を有し、停止面(62)はブレーキレバー(1
    0)の調整領域を制限することを特徴とする、請求項1
    から13のいずれか1のブレーキギア。
  15. 【請求項15】 ブレーキ位置にある上記停止面(6
    2)とブレーキレバー(10)のクランクアーム(2
    0)は相互に対して2度から10度の範囲、好ましくは
    6度の角度(63)を形成することを特徴とする、請求
    項1から14のいずれか1のブレーキギア。
  16. 【請求項16】 上記走行プレート(14)の下流で調
    整方向にわたって調整路を形成する当接要素(74)が
    設置されていることを特徴とする、請求項1から15の
    いずれか1のブレーキギア。
  17. 【請求項17】 上記走行プレート(14)は弾性、非
    可撓性、特にポリエチレン、ポリアミド、時にPOM等
    のプラスチックで構成されていることを特徴とする、請
    求項1から16のいずれか1のブレーキギア。
  18. 【請求項18】 調整可能なリミットストッパが上記軸
    受け装置(4)と減衰装置(45,60)との間の通路
    に設置されていることを特徴とする、請求項1から17
    のいずれか1のブレーキギア。
  19. 【請求項19】 上記減衰装置(45,60)は弾性的
    に再調整可能、弾塑性の変形可能なプラスチックおよび
    /またはゴム要素により形成されていて、その変形力は
    エネルギ蓄積部によりブレーキ位置の方向へ加わる調整
    力よりも休止位置から圧力方向において大きく、かつ調
    整力に対応する少なくとも張力の方向において小さいこ
    とを条件とすることを特徴とする、請求項1から18の
    いずれか1のブレーキギア。
  20. 【請求項20】 上記減衰装置(45,60)の変形抵
    抗は圧力負荷によるよりも引張応力により小さいことを
    特徴とする、請求項1から19のいずれか1のカップリ
    ング装置。
  21. 【請求項21】 上記ブレーキレバー(10)がブレー
    キ位置へ調整移動する方向において減衰装置(45)は
    圧力要素制限ストッパとして構成されていることを特徴
    とする、請求項1から20のいずれか1のブレーキギ
    ア。
JP7013029A 1994-01-28 1995-01-30 スキー等の運動具片のブレーキギア Pending JPH07250933A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT164/94 1994-01-28
AT0016494A AT409934B (de) 1994-01-28 1994-01-28 Bremsvorrichtung für einen schi

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07250933A true JPH07250933A (ja) 1995-10-03

Family

ID=3483267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7013029A Pending JPH07250933A (ja) 1994-01-28 1995-01-30 スキー等の運動具片のブレーキギア

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5630608A (ja)
JP (1) JPH07250933A (ja)
AT (1) AT409934B (ja)
DE (1) DE19501827A1 (ja)
FR (1) FR2716118B1 (ja)
IT (1) IT1273449B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT500306B1 (de) 2003-08-06 2008-09-15 Atomic Austria Gmbh Bremsvorrichtung für einen schi
US20070096432A1 (en) * 2005-10-27 2007-05-03 Martin Wilson Snowboard brake
US20110040016A1 (en) 2008-04-21 2011-02-17 Yakulis Jr George Curable compositions that form a high modulus polyurea
US8900667B2 (en) 2009-12-18 2014-12-02 Ppg Industries Ohio, Inc. One-component, ambient curable waterborne coating compositions, related methods and coated substrates
WO2019216893A1 (en) 2018-05-09 2019-11-14 Ppg Industries Ohio, Inc. Curable compositions and their use as coatings and footwear components
WO2019060513A1 (en) 2017-09-20 2019-03-28 Ppg Industries Ohio, Inc. A COUPLING LAYER COMPOSITION COMPRISING A POLYTHIOL
US11286400B2 (en) 2018-07-12 2022-03-29 Ppg Industries Ohio, Inc. Curable compositions containing reactive functional compounds and polysiloxane resins, articles of manufacture and coated articles prepared therefrom, and a method of mitigating dirt build-up on a substrate
BR112021015143A2 (pt) 2019-02-04 2021-09-28 Ppg Industries Ohio, Inc. Artigos de substituição de borracha e seu uso como componentes de calçado
DE102019108350A1 (de) * 2019-03-29 2020-10-01 Marker Deutschland Gmbh Bremsvorrichtung

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2632849A1 (de) * 1976-07-21 1978-01-26 Salomon & Fils F Skibremse
AT367307B (de) * 1976-09-16 1982-06-25 Tyrolia Freizeitgeraete Skibremse
DE2906477C3 (de) * 1979-02-20 1995-02-09 Rohrmoser Alois Skifabrik Skibremse
US4379570A (en) * 1979-05-23 1983-04-12 Marker-Patentverwertungsgesellschaft Mbh. Ski stopper
DE3140819A1 (de) * 1981-10-13 1983-04-21 ess GmbH Skibindungen, 8978 Burgberg Skibremse
FR2520239A1 (fr) * 1982-01-26 1983-07-29 Look Sa Frein a ski
FR2596287B2 (fr) * 1985-07-26 1988-11-04 Look Sa Frein a ski
FR2586578B1 (fr) * 1985-08-27 1987-12-24 Salomon Sa Frein de ski
FR2595257B1 (fr) * 1986-03-10 1988-05-13 Salomon Sa Frein pour monoski
FR2607712B1 (fr) * 1986-12-04 1989-11-03 Salomon Sa Frein de ski
EP0316311B1 (de) * 1987-05-18 1992-08-12 HTM Sport- und Freizeitgeräte Gesellschaft m.b.H. Skibremse
EP0386204B1 (de) * 1988-09-01 1994-05-25 HTM Sport- und Freizeitgeräte Aktiengesellschaft Skibremse
DE3837379C2 (de) * 1988-11-03 1997-10-23 Marker Deutschland Gmbh Skibremse

Also Published As

Publication number Publication date
IT1273449B (it) 1997-07-08
ATA16494A (de) 2002-05-15
ITMI950124A0 (it) 1995-01-26
DE19501827A1 (de) 1995-08-03
US5630608A (en) 1997-05-20
FR2716118B1 (fr) 1999-02-26
AT409934B (de) 2002-12-27
ITMI950124A1 (it) 1996-07-26
FR2716118A1 (fr) 1995-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5046751A (en) Connecting arrangement
US3989271A (en) Automatic brake for ski
RU2352376C2 (ru) Крепление для беговых лыж или лыж для катания стилем телемарк
JPH07250933A (ja) スキー等の運動具片のブレーキギア
JPH067494A (ja) スキー板の滑走面に対して加わる圧力の自然な配分を変更するための装置ならびに該装置を装備したスキー板
US5465994A (en) Device for damping ski vibrations
JPH07506980A (ja) 滑走面に対するスキー板の圧力分散を変更するための装置およびこの装置を備えたスキー板
US4765641A (en) Safety ski binding
US5890731A (en) Ski binding assembly
US6050589A (en) Device for retaining a boot on a glide board intended for snowboarding
US4219217A (en) Releasable toe holder for ski binding
JP3077828U (ja) 滑走板上に靴を保持するための装置
US4337965A (en) Safety binding adapted to be mounted on a ski
US3199885A (en) Fastening device in safety ski bindings
US4883286A (en) Toe piece for safety ski binding
US4938497A (en) Safety binding for a ski
US5746439A (en) Spacer-plate arrangement for ski bindings
JPH07506979A (ja) 滑走面に対してスキー板の圧力分散を変更する装置およびこの装置を備えたスキー板
US4260175A (en) Safety binding adapted to be mounted on a ski
US5492356A (en) Interface device between a ski and bindings
JPS63203172A (ja) エネルギー減衰型安全締具
US4779891A (en) Safety ski binding
US3527468A (en) Heel-releasing device for safety ski bindings
US4533155A (en) Safety ski binding
JPH07250934A (ja) 長靴の底とスキーとの間の支持装置