JPH07249916A - 携帯無線機用アンテナ - Google Patents
携帯無線機用アンテナInfo
- Publication number
- JPH07249916A JPH07249916A JP6064448A JP6444894A JPH07249916A JP H07249916 A JPH07249916 A JP H07249916A JP 6064448 A JP6064448 A JP 6064448A JP 6444894 A JP6444894 A JP 6444894A JP H07249916 A JPH07249916 A JP H07249916A
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- Japan
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- antenna
- wireless device
- portable wireless
- portable
- portable radio
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 携帯性を損なうことなく、安定したアンテナ
特性を実現する。 【構成】 セルラー携帯電話機１の筐体１１の底面に備
えられたアンテナ固定用ブッシュからは、アンテナ２が
突設されている。アンテナ２は可撓性を有する線状であ
って、先端の茄子型フック２１をリング１５に連結する
ことにより、アンテナ２は手から吊り下げることのでき
るハンドストラップを構成する。よって、アンテナ２は
常に筐体１１の外部にあって筐体１１の影響を受けずに
安定したアンテナ特性を得ることができるとともに、可
撓性があり、ハンドストラップを兼用するので、携帯性
を損なうことがない。
特性を実現する。 【構成】 セルラー携帯電話機１の筐体１１の底面に備
えられたアンテナ固定用ブッシュからは、アンテナ２が
突設されている。アンテナ２は可撓性を有する線状であ
って、先端の茄子型フック２１をリング１５に連結する
ことにより、アンテナ２は手から吊り下げることのでき
るハンドストラップを構成する。よって、アンテナ２は
常に筐体１１の外部にあって筐体１１の影響を受けずに
安定したアンテナ特性を得ることができるとともに、可
撓性があり、ハンドストラップを兼用するので、携帯性
を損なうことがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機等の携帯無
線機に関し、さらに詳しくは、携帯無線機の送受信用の
アンテナに関する。
線機に関し、さらに詳しくは、携帯無線機の送受信用の
アンテナに関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、従来のセルラー携帯電話機を示
す正面図である。携帯電話機４１には出し入れ可能なホ
イップ・アンテナ４２が備えられている。ホイップ・ア
ンテナ４２は３／８λ（λ：波長）であり、通話の際に
は携帯電話機４１から引き出され、通話しない場合には
携帯電話機４１に押し入れられている。また、微弱電力
の無線周波数を利用したワイヤレス・マイク等に、単線
（リード線）を利用したホイップ・アンテナが使用され
ている。図５は、ワイヤレス・マイク５１を示す正面図
である。ワイヤレス・マイク５１の下端には、１／４λ
の垂直ホイップ・アンテナ５２が垂設されている。
す正面図である。携帯電話機４１には出し入れ可能なホ
イップ・アンテナ４２が備えられている。ホイップ・ア
ンテナ４２は３／８λ（λ：波長）であり、通話の際に
は携帯電話機４１から引き出され、通話しない場合には
携帯電話機４１に押し入れられている。また、微弱電力
の無線周波数を利用したワイヤレス・マイク等に、単線
（リード線）を利用したホイップ・アンテナが使用され
ている。図５は、ワイヤレス・マイク５１を示す正面図
である。ワイヤレス・マイク５１の下端には、１／４λ
の垂直ホイップ・アンテナ５２が垂設されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図４のようなホイップ
・アンテナ４２は、引き出した時に最適な特性を発揮す
るように設計されているので、引き出した時のアンテナ
性能は安定している。しかし、例えば鞄に入れて持ち運
ぶ場合のように、携帯の邪魔にならないように携帯電話
機４１に収納されている状態では性能が劣化し、通話や
呼び出しが十分に行えない可能性があった。また、目を
突いて怪我をするような事故の生ずることもあった。図
５のようなリード線の垂れ下がったタイプのホイップ・
アンテナでは、収納性を良くするためにリード線の直径
を細くすると、切れやすくなり、使用しにくかった。
・アンテナ４２は、引き出した時に最適な特性を発揮す
るように設計されているので、引き出した時のアンテナ
性能は安定している。しかし、例えば鞄に入れて持ち運
ぶ場合のように、携帯の邪魔にならないように携帯電話
機４１に収納されている状態では性能が劣化し、通話や
呼び出しが十分に行えない可能性があった。また、目を
突いて怪我をするような事故の生ずることもあった。図
５のようなリード線の垂れ下がったタイプのホイップ・
アンテナでは、収納性を良くするためにリード線の直径
を細くすると、切れやすくなり、使用しにくかった。
【０００４】よって本発明の目的は、携帯無線機のアン
テナの実用特性を安定させるとともに、携帯無線機の携
帯性を損なうことのないような携帯無線機用アンテナを
提供することにある。
テナの実用特性を安定させるとともに、携帯無線機の携
帯性を損なうことのないような携帯無線機用アンテナを
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１に記載の発明は、携帯無線機筐体から突設さ
れ、可撓性のある線状であって、他の物体に接続されて
携帯無線機を吊下可能な吊下手段を具備して携帯無線機
用アンテナを構成した。
に請求項１に記載の発明は、携帯無線機筐体から突設さ
れ、可撓性のある線状であって、他の物体に接続されて
携帯無線機を吊下可能な吊下手段を具備して携帯無線機
用アンテナを構成した。
【０００６】請求項２に記載の発明は、携帯無線機筐体
の同軸コネクタに接続でき、可撓性のある線状であっ
て、他の物体に接続されて携帯無線機を吊下可能な吊下
手段を具備したて携帯無線機用アンテナを構成した。
の同軸コネクタに接続でき、可撓性のある線状であっ
て、他の物体に接続されて携帯無線機を吊下可能な吊下
手段を具備したて携帯無線機用アンテナを構成した。
【０００７】請求項３に記載の発明は、前記吊下手段
は、携帯無線機用アンテナの先端に取り付けられた連結
手段を携帯無線機筐体の被連結手段に連結して構成した
ループであるように請求項１または２に記載の携帯無線
機用アンテナを構成した。
は、携帯無線機用アンテナの先端に取り付けられた連結
手段を携帯無線機筐体の被連結手段に連結して構成した
ループであるように請求項１または２に記載の携帯無線
機用アンテナを構成した。
【０００８】請求項４に記載の発明は、可撓性のある絶
縁材を用いた同軸ケーブル状のケーブルの外側導体を折
り返してスリーブとしたスリーブアンテナであるように
請求項１または２に記載の携帯無線機用アンテナを構成
した。
縁材を用いた同軸ケーブル状のケーブルの外側導体を折
り返してスリーブとしたスリーブアンテナであるように
請求項１または２に記載の携帯無線機用アンテナを構成
した。
【０００９】請求項５に記載の発明は、外側導体は銅箔
であるように請求項４に記載の携帯無線機用アンテナを
構成した。
であるように請求項４に記載の携帯無線機用アンテナを
構成した。
【００１０】請求項６に記載の発明は、携帯無線機筐体
に備えられたループ状のハンドストラップに内蔵されて
携帯無線機用アンテナを構成した。
に備えられたループ状のハンドストラップに内蔵されて
携帯無線機用アンテナを構成した。
【００１１】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
用を奏する。
【００１２】請求項１に記載の発明に係る携帯無線機用
アンテナにおいては、携帯無線機筐体から突設され、可
撓性のある線状のアンテナが、携帯性を損なうことなく
携帯無線機筐体の外部で送受信を行う。また、吊下手段
を手や体の一部分などの他の物体に接続することがで
き、便利に携帯できる。
アンテナにおいては、携帯無線機筐体から突設され、可
撓性のある線状のアンテナが、携帯性を損なうことなく
携帯無線機筐体の外部で送受信を行う。また、吊下手段
を手や体の一部分などの他の物体に接続することがで
き、便利に携帯できる。
【００１３】請求項２に記載の発明に係る携帯無線機用
アンテナにおいては、携帯無線機筐体の同軸コネクタに
接続でき、可撓性のある線状のアンテナが、携帯性を損
なうことなく携帯無線機筐体の外部で送受信を行う。ま
た、また、吊下手段を手や体の一部分などの他の物体に
接続することができ、便利に携帯できる。さらに、同軸
コネクタから取りはずして他のアンテナと接続し直すこ
ともできる。
アンテナにおいては、携帯無線機筐体の同軸コネクタに
接続でき、可撓性のある線状のアンテナが、携帯性を損
なうことなく携帯無線機筐体の外部で送受信を行う。ま
た、また、吊下手段を手や体の一部分などの他の物体に
接続することができ、便利に携帯できる。さらに、同軸
コネクタから取りはずして他のアンテナと接続し直すこ
ともできる。
【００１４】請求項３に記載の発明に係る携帯無線機用
アンテナにおいては、先端の連結手段を携帯無線機筐体
に連結することにより、携帯に便利なループを形成でき
る。
アンテナにおいては、先端の連結手段を携帯無線機筐体
に連結することにより、携帯に便利なループを形成でき
る。
【００１５】請求項４に記載の発明に係る携帯無線機用
アンテナにおいては、可撓性のある絶縁材を用いた同軸
ケーブル状のケーブルの外側導体を折り返してスリーブ
としたスリーブアンテナで送受信を行う。
アンテナにおいては、可撓性のある絶縁材を用いた同軸
ケーブル状のケーブルの外側導体を折り返してスリーブ
としたスリーブアンテナで送受信を行う。
【００１６】請求項５に記載の発明に係る携帯無線機用
アンテナにおいては、外側導体は銅箔とし、銅箔を折り
返して構成したスリーブアンテナで送受信を行う。
アンテナにおいては、外側導体は銅箔とし、銅箔を折り
返して構成したスリーブアンテナで送受信を行う。
【００１７】請求項６に記載の発明に係る携帯無線機用
アンテナにおいては、携帯無線機筐体に備えられたルー
プ状のハンドストラップに内蔵されたので、携帯性を損
なうことなく、携帯無線機の外部で送受信を行うことが
できる。
アンテナにおいては、携帯無線機筐体に備えられたルー
プ状のハンドストラップに内蔵されたので、携帯性を損
なうことなく、携帯無線機の外部で送受信を行うことが
できる。
【００１８】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【００１９】図１は、本発明に係る携帯無線機用アンテ
ナの一実施例の適用されたセルラー携帯電話機を示す正
面図であり、図２は、同じ実施例をの構造を示す構成図
である。
ナの一実施例の適用されたセルラー携帯電話機を示す正
面図であり、図２は、同じ実施例をの構造を示す構成図
である。
【００２０】各図において、セルラー携帯電話機１の筐
体１１の底面のアンテナ固定用ブッシュ１２からは、可
撓性のある線状のアンテナ２が突設している。また、セ
ルラー携帯電話機１の正面には、操作部１３、表示部１
４が備えられている。
体１１の底面のアンテナ固定用ブッシュ１２からは、可
撓性のある線状のアンテナ２が突設している。また、セ
ルラー携帯電話機１の正面には、操作部１３、表示部１
４が備えられている。
【００２１】アンテナ２の先端には茄子型フック２１が
取り付けられており、アンテナ固定用ブッシュ１２に備
えられたリング１５と連結することにより、アンテナ２
は可撓性のあるループを形成する。これは、従来携帯電
話機に備えてあったハンドストラップの代わりに、それ
自体セルラー携帯電話機１を手から吊り下げて携帯する
のに便利なハンドストラップを構成することができる。
また、茄子型フック２１を他の物体、例えばズボンのベ
ルトやタッグ等に連結して、セルラー携帯電話機１を吊
り下げることもできる。
取り付けられており、アンテナ固定用ブッシュ１２に備
えられたリング１５と連結することにより、アンテナ２
は可撓性のあるループを形成する。これは、従来携帯電
話機に備えてあったハンドストラップの代わりに、それ
自体セルラー携帯電話機１を手から吊り下げて携帯する
のに便利なハンドストラップを構成することができる。
また、茄子型フック２１を他の物体、例えばズボンのベ
ルトやタッグ等に連結して、セルラー携帯電話機１を吊
り下げることもできる。
【００２２】アンテナ２は、図２に示すように同軸ケー
ブル状であり、同軸ケーブルの外側導体を折り返してス
リーブ・アンテナを構成している。
ブル状であり、同軸ケーブルの外側導体を折り返してス
リーブ・アンテナを構成している。
【００２３】すなわち、ケーブル中心の中心導体２２
は、筐体１１から１／２λだけ突出するように長さを調
整されている。外側導体２３は、筐体１１の外側に出た
部分を半分に折り返されている。よって、折り返し部分
の長さは１／４λになり、中心導体２２は外側導体２３
よりも１／４λ突き出している。
は、筐体１１から１／２λだけ突出するように長さを調
整されている。外側導体２３は、筐体１１の外側に出た
部分を半分に折り返されている。よって、折り返し部分
の長さは１／４λになり、中心導体２２は外側導体２３
よりも１／４λ突き出している。
【００２４】中心導体２２は銅線であり、外側導体２３
は銅箔であって、十分な可撓性を有すると同時に、急角
度に折り曲がったり疲労したりして断線の生じることが
少ない。また、中心導体２２と外側導体２３との間、及
び外側導体２３の外側の絶縁材２４は、可撓性が良く、
引っ張り強度の高いポリエステル製である。中心導体２
２の先端から茄子型フック２１までは、導体が入ってお
らず、単なるポリエステルの線である。
は銅箔であって、十分な可撓性を有すると同時に、急角
度に折り曲がったり疲労したりして断線の生じることが
少ない。また、中心導体２２と外側導体２３との間、及
び外側導体２３の外側の絶縁材２４は、可撓性が良く、
引っ張り強度の高いポリエステル製である。中心導体２
２の先端から茄子型フック２１までは、導体が入ってお
らず、単なるポリエステルの線である。
【００２５】中心導体２２はセルラー携帯電話機１の筐
体１１内で通信部１６に接続されて送受信を行う。外側
導体２３はアースされている。
体１１内で通信部１６に接続されて送受信を行う。外側
導体２３はアースされている。
【００２６】以上のようなアンテナ２によると、アンテ
ナ２は常に筐体１１の外側にある。従って、従来のホイ
ップ・アンテナのように引き出したり押し込んだりする
ことによって特性が変化することはなく、安定した特性
を実現することができる。また、筐体１１の外側にあっ
ても、可撓性を有しているために、携帯性を損なうこと
がない。むしろ、茄子型フック２１とリング１５により
ハンドストラップを構成し、手から吊り下げることによ
り、携帯性を向上させることができる。換言すれば、従
来携帯電話に備えられていたハンドストラップにアンテ
ナを内蔵したと言うこともできる。
ナ２は常に筐体１１の外側にある。従って、従来のホイ
ップ・アンテナのように引き出したり押し込んだりする
ことによって特性が変化することはなく、安定した特性
を実現することができる。また、筐体１１の外側にあっ
ても、可撓性を有しているために、携帯性を損なうこと
がない。むしろ、茄子型フック２１とリング１５により
ハンドストラップを構成し、手から吊り下げることによ
り、携帯性を向上させることができる。換言すれば、従
来携帯電話に備えられていたハンドストラップにアンテ
ナを内蔵したと言うこともできる。
【００２７】また、アンテナ２はスリーブアンテナとし
たので、大地アースを小型の筐体１１にて等価的に持た
せる必要がなく、小型の筐体では十分な大地アースが取
りにく、人体や携帯の状態によって等価大地部分の状態
に変化を生じ、受信感度のフラツキや送信輻射効率が変
化して電波の通達距離に悪影響の生じやすかったホイッ
プ・アンテナに比べ、筐体からの影響を受け難く、人体
との干渉影響による電気的特性のフラツキを等価大地が
常に確保されたスリーブアンテナ構造により防止できる
という利点がある。
たので、大地アースを小型の筐体１１にて等価的に持た
せる必要がなく、小型の筐体では十分な大地アースが取
りにく、人体や携帯の状態によって等価大地部分の状態
に変化を生じ、受信感度のフラツキや送信輻射効率が変
化して電波の通達距離に悪影響の生じやすかったホイッ
プ・アンテナに比べ、筐体からの影響を受け難く、人体
との干渉影響による電気的特性のフラツキを等価大地が
常に確保されたスリーブアンテナ構造により防止できる
という利点がある。
【００２８】図３は、本発明に係る携帯無線機用アンテ
ナの他の実施例の構成を示す図である。図２に示した実
施例と同様の機能を有する部材には、同じ符号を付して
示してある。
ナの他の実施例の構成を示す図である。図２に示した実
施例と同様の機能を有する部材には、同じ符号を付して
示してある。
【００２９】同図において、アンテナ３には同軸コネク
タ２５が連結されている。セルラー携帯電話機１の筐体
１１の外側にも、同軸コネクタ１７が備えられており、
アンテナ３の同軸コネクタ２５と接続し、また取りはず
すこともできる。
タ２５が連結されている。セルラー携帯電話機１の筐体
１１の外側にも、同軸コネクタ１７が備えられており、
アンテナ３の同軸コネクタ２５と接続し、また取りはず
すこともできる。
【００３０】本実施例は、図１、２の実施例と同様の効
果を有するほか、アンテナ３を取りはずして他の外部ア
ンテナを接続して通信を行ったり、検査を行ったりする
ことができる。
果を有するほか、アンテナ３を取りはずして他の外部ア
ンテナを接続して通信を行ったり、検査を行ったりする
ことができる。
【００３１】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【００３２】例えば、スリーブ・アンテナは１段に構成
したが、多段コリニヤに構成することも可能である。ま
た、ハンドストラップを構成するための連結手段も茄子
型フック２１とリング１５との組み合わせに限定されな
いことは言うまでもない。
したが、多段コリニヤに構成することも可能である。ま
た、ハンドストラップを構成するための連結手段も茄子
型フック２１とリング１５との組み合わせに限定されな
いことは言うまでもない。
【００３３】
【発明の効果】以上のように、請求項１に記載の発明に
係る携帯無線機用アンテナによると、アンテナは常に携
帯無線機筐体の外部にあるため、従来のホイップ・アン
テナのように引き出したり押し込んだりすることによっ
て特性が変化することはなく、安定した特性を実現する
ことができる。また、携帯無線機筐体の外部に突設され
ていても、可撓性を有しているために、収納性・携帯性
を損なうことがない。むしろ、吊下手段を他の物体に接
続し、例えば手から吊り下げることにより、携帯性を向
上させることができる。
係る携帯無線機用アンテナによると、アンテナは常に携
帯無線機筐体の外部にあるため、従来のホイップ・アン
テナのように引き出したり押し込んだりすることによっ
て特性が変化することはなく、安定した特性を実現する
ことができる。また、携帯無線機筐体の外部に突設され
ていても、可撓性を有しているために、収納性・携帯性
を損なうことがない。むしろ、吊下手段を他の物体に接
続し、例えば手から吊り下げることにより、携帯性を向
上させることができる。
【００３４】請求項２に記載の発明に係る携帯無線機用
アンテナによると、アンテナは常に携帯無線機筐体の外
部にあるため、従来のホイップ・アンテナのように引き
出したり押し込んだりすることによって特性が変化する
ことはなく、安定した特性を実現することができる。ま
た、携帯無線機筐体の外部に突設されていても、可撓性
を有しているために、収納性・携帯性を損なうことがな
い。むしろ、吊下手段を他の物体に接続し、例えば手か
ら吊り下げることにより、携帯性を向上させることがで
きる。また、アンテナを同軸コネクタから取りはずして
他の外部アンテナを接続して通信を行ったり、検査を行
ったりすることができる。
アンテナによると、アンテナは常に携帯無線機筐体の外
部にあるため、従来のホイップ・アンテナのように引き
出したり押し込んだりすることによって特性が変化する
ことはなく、安定した特性を実現することができる。ま
た、携帯無線機筐体の外部に突設されていても、可撓性
を有しているために、収納性・携帯性を損なうことがな
い。むしろ、吊下手段を他の物体に接続し、例えば手か
ら吊り下げることにより、携帯性を向上させることがで
きる。また、アンテナを同軸コネクタから取りはずして
他の外部アンテナを接続して通信を行ったり、検査を行
ったりすることができる。
【００３５】請求項３に記載の発明に係る携帯無線機用
アンテナによれば、先端の連結手段を携帯無線機筐体に
連結してループを形成したので、ハンドストラップとし
て携帯無線機を手に吊り下げることができ、よって携帯
性が向上する。
アンテナによれば、先端の連結手段を携帯無線機筐体に
連結してループを形成したので、ハンドストラップとし
て携帯無線機を手に吊り下げることができ、よって携帯
性が向上する。
【００３６】請求項４に記載の発明に係る携帯無線機用
アンテナによれば、アンテナは同軸ケーブル状のケーブ
ルの外側導体を折り返して構成したスリーブアンテナと
したので、大地アースを小型の筐体にて等価的に持たせ
る必要がなく、小型の筐体では十分な大地アースが取り
にくく、人体や携帯の状態によって等価大地部分の状態
に変化を生じ、受信感度のフラツキや送信輻射効率が変
化して電波の通達距離に悪影響の生じやすかったホイッ
プ・アンテナに比べ、筐体からの影響を受け難く、人体
との干渉影響による電気的特性のフラツキを等価大地が
常に確保されたスリーブアンテナ構造により防止できる
という利点がある。
アンテナによれば、アンテナは同軸ケーブル状のケーブ
ルの外側導体を折り返して構成したスリーブアンテナと
したので、大地アースを小型の筐体にて等価的に持たせ
る必要がなく、小型の筐体では十分な大地アースが取り
にくく、人体や携帯の状態によって等価大地部分の状態
に変化を生じ、受信感度のフラツキや送信輻射効率が変
化して電波の通達距離に悪影響の生じやすかったホイッ
プ・アンテナに比べ、筐体からの影響を受け難く、人体
との干渉影響による電気的特性のフラツキを等価大地が
常に確保されたスリーブアンテナ構造により防止できる
という利点がある。
【００３７】請求項５に記載の発明に係る携帯無線機用
アンテナによれば、外側導体は銅箔としたので、可撓性
を有するとともに、折れ曲がったり疲労したりして断線
する可能性が少ない。
アンテナによれば、外側導体は銅箔としたので、可撓性
を有するとともに、折れ曲がったり疲労したりして断線
する可能性が少ない。
【００３８】請求項６に記載の発明に係る携帯無線機用
アンテナにおいては、ハンドストラップにアンテナを内
蔵したので、アンテナは筐体外部にて安定した特性で送
受信可能であり、かつ携帯無線機の携帯性を損なうこと
がない。
アンテナにおいては、ハンドストラップにアンテナを内
蔵したので、アンテナは筐体外部にて安定した特性で送
受信可能であり、かつ携帯無線機の携帯性を損なうこと
がない。
【図１】図１は、本発明に係る携帯無線機用アンテナの
一実施例が適用された携帯無線機を示す正面図である。
一実施例が適用された携帯無線機を示す正面図である。
【図２】図２は、図１の実施例の構造を示す図である。
【図３】図３は、本発明に係る携帯無線機用アンテナの
他の実施例の構造を示す図である。
他の実施例の構造を示す図である。
【図４】図４は、従来の携帯無線機用アンテナの一例が
適用された携帯無線機を示す正面図である。
適用された携帯無線機を示す正面図である。
【図５】図５は、従来のワイヤレス・マイクの一例を示
す正面図である。
す正面図である。
１ セルラー携帯電話機 １１ 筐体 １２ アンテナ固定用ブッシュ １５ リング ２ アンテナ ２１ 茄子型フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｂ 7/26
Claims (6)
- 【請求項１】 携帯無線機筐体から突設され、可撓性の
ある線状であって、他の物体に接続されて携帯無線機を
吊下可能な吊下手段を具備したことを特徴とする携帯無
線機用アンテナ。 - 【請求項２】 携帯無線機筐体の同軸コネクタに接続で
き、可撓性のある線状であって、他の物体に接続されて
携帯無線機を吊下可能な吊下手段を具備したことを特徴
とする携帯無線機用アンテナ。 - 【請求項３】 前記吊下手段は、携帯無線機用アンテナ
の先端に取り付けられた連結手段を携帯無線機筐体の被
連結手段に連結して構成したループである請求項１また
は２に記載の携帯無線機用アンテナ。 - 【請求項４】 可撓性のある絶縁材を用いた同軸ケーブ
ル状のケーブルの外側導体を折り返してスリーブとした
スリーブアンテナである請求項１または２に記載の携帯
無線機用アンテナ。 - 【請求項５】 外側導体は銅箔である請求項４に記載の
携帯無線機用アンテナ。 - 【請求項６】 携帯無線機筐体に備えられたループ状の
ハンドストラップに内蔵されたことを特徴とする携帯無
線機用アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6064448A JPH07249916A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 携帯無線機用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6064448A JPH07249916A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 携帯無線機用アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07249916A true JPH07249916A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=13258554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6064448A Pending JPH07249916A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 携帯無線機用アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07249916A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010044820A (ko) * | 2001-03-29 | 2001-06-05 | 김명숙 | 이동통신 단말기의 줄 안테나 |
| EP1111713A1 (fr) * | 1999-12-23 | 2001-06-27 | Alcatel | Téléphone portable avec une antenne et un plan de masse |
Citations (3)
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| JPH0231578A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-02-01 | Seiko Epson Corp | 小型テレビジョン受信装置のアンテナ装置 |
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1994
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