JPH0724960Y2 - 直流モ−タの制御装置 - Google Patents

直流モ−タの制御装置

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JPH0724960Y2
JPH0724960Y2 JP1290986U JP1290986U JPH0724960Y2 JP H0724960 Y2 JPH0724960 Y2 JP H0724960Y2 JP 1290986 U JP1290986 U JP 1290986U JP 1290986 U JP1290986 U JP 1290986U JP H0724960 Y2 JPH0724960 Y2 JP H0724960Y2
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JP
Japan
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motor
voltage
control
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power supply
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JP1290986U
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徹 田辺
治 松本
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Stanley Electric Co Ltd
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Stanley Electric Co Ltd
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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、エアコンデイシヨナーのモード切替え、エア
ミツクスドア調整等に用いる制御用直流モータの制御装
置に関するものである。
(従来技術) 従来例を第5図に示す。第5図において、1は制御用直
流モータ、2はモータポテンシヨメータ、3はモータド
ライバー、4及び5は比較器、6は基準電圧Va,Vb,Vcを
発生する基準電圧発生回路、7はこの基準電圧発生回路
6の基準電圧Vcを基準にして設定電圧Viaとモータポテ
ンシヨメータ2の検出電圧Vibの差電圧をとり、増幅す
る演算増幅器であり、この増幅器7の出力電圧Voと基準
電圧Va,Vbとを比較器4,5で比較してその比較結果をドラ
イバー3に与え、モータ1をVa>Vo>Vbとなるように動
作させている。即ち、モータ1の駆動対象物が所要の位
置となるようにモータ1を制御している。
しかし、この場合、基準電圧発生回路6では、三端子レ
ギユレータ、ツエナーダイオード等で定電圧化された電
圧V′ccを抵抗等で分割して得ているため、モータ1の
電源電圧が変化しても基準電圧Va,Vb,Vcは常に一定であ
り、モータ電源電圧が上昇してそのトルクが増大する
と、増幅器7の出力信号Voが比較器4,5の不感帯Va〜Vb
の間を通過する速度が速くなり、不感帯Va〜Vbの範囲で
発生するモータの停止信号では停止することができなく
なることが起きてしまう。つまり、モータの停止信号に
対し不感帯を越してモータには逆回転の制御信号が入っ
てしまう。これにより、モータの回転方向は不感帯をは
さんで正転・反転を繰り返し、モータの停止が不可能と
なる。所謂、モータ1の連続ロック状態が発生する。
(考案の目的) 本考案の目的は、モータの電源電圧が変動しても、連続
ロツク状態を生じることなく、適確に制御できる直流モ
ータの制御装置を提供することにある。
(考案の概要) 本考案は、制御用直流モータに連動するモータポテンシ
ヨメータと、制御用直流モータに駆動電力を供給するモ
ータドライバーと、二つの基準電圧の間を不感帯とし、
入力がその上下の時に前記モータドライバーに逆転ある
いは正転の制御信号を付与するウインドコンパレータ
と、このウインドコンパレータの二つの基準電圧とその
中間の基準電圧を抵抗による電圧分圧により発生する基
準電圧発生回路と、前記モータポテンシヨメータの検出
電圧と設定電圧の差を前記基準電圧発生回路の中間の基
準電圧を基準にしてとり、前記ウインドコンパレータに
入力する演算増幅器とを備えた直流モータの制御装置に
おいて、前記基準電圧発生回路の電源電圧を前記制御用
直流モータの電源電圧に比例する可変電圧としたことを
特徴とするものである。
(実施例) 第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもので、1は
モータ、2はモータポテンシヨメータ、3はモータドラ
イバー、4及び5はウインドコンパレータを構成する比
較器、6は抵抗により電圧Vccを分割して基準電圧Va,V
b,Vcを得る基準電圧発生回路、7は基準電圧Vcを基準に
して設定電圧Viaと検出電圧Vibの差電圧をとり、増幅す
る演算増幅器であり、その回路構成は従来(第5図)と
略同様である。
本考案は、基準電圧発生回路6の電源電圧Vccをモータ
1の電源電圧に比例する可変電圧としたことが従来と異
なる。
即ち、基準電圧発生回路6の基準電圧Va,Vb,Vcは、第2
図に示すようにモータ電源電圧の上昇に伴つて次第に増
大するようになつている。
次に、動作について述べる。基準電圧発生回路6の電源
電圧Vccはモータ電源電圧に比例して変化し、これによ
り基準電圧Va,Vb,Vcも変化する。この結果、第3図に示
すように比較器4,5よりなるウインドコンパレータの不
感帯(基準電圧Va,Vb,の間)はモータ電源電圧Vm1,Vm2,
Vm3(Vm3>Vm2>Vm1)によつて異なる。つまり、モータ
電源電圧が高くなると不感帯が広くなる。従つて、モー
タの電源電圧が上昇してトルクが大となつても、その時
には不感帯も広くなつており、不感帯を越えるような異
常な制御動作が回避され、モータが連続ロツク状態とな
ることが防止される。
なお、入力がある値以上の電圧となつた時に定電圧とな
るように電源部として、例えば第4図に示す構成の電圧
安定化回路を有する電源を用いれば、過電圧保護が図れ
る。安定化回路は、トランジスタ11のコレクタと接地の
間に抵抗12及びツエナーダイオード13の直列回路を接続
し、抵抗12とツエナーダイオード13の接続点をベースに
接続した構成となつており、入力電圧がツエナーダイオ
ード13のツエナー電圧以上ななると、トランジスタ11の
エミツタの電圧が一定となる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、基準電圧発生回路の電源
電圧をモータ電源電圧に比例する可変電圧としたので、
モータ電源電圧が高く、そのトルクが大きい時にはコン
パレータの不感帯が広くなつており、不感帯を越して逆
回転の制御信号が入り、モータが連続ロツク状態となる
といつた事態を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る直流モータの制御装置の一実施例
を示す回路図、第2図は同実施例におけるモータ電源電
圧と各基準電圧の関係を示す特性図、第3図は同実施例
におけるモータポテンシヨメータの検出電圧とモータ角
速度との関係をモータ電源電圧をパラメータとして示す
特性図、第4図は過電圧保護のために用いる定電圧電源
の回路図、第5図は従来の制御装置の構成を示す回路図
である。 1……制御用直流モータ、2……モータポテンシヨメー
タ、3……モータドライバー、4及び5……比較器、6
……基準電圧発生回路、7……演算増幅器、Va,Vb及びV
c……基準電圧、Vcc……基準電圧発生回路6の電源電
圧。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御用直流モータに連動するモータポテン
    シヨメータと、制御用直流モータに駆動電力を供給する
    モータドライバーと、二つの基準電圧の間を不感帯と
    し、入力がその上下の時に前記モータドライバーに逆転
    あるいは正転の制御信号を付与するウインドコンパレー
    タと、このウインドコンパレータの二つの基準電圧とそ
    の中間の基準電圧を抵抗による電圧分圧により発生する
    基準電圧発生回路と、前記モータポテンシヨメータの検
    出電圧と設定電圧の差を前記基準電圧発生回路の中間の
    基準電圧を基準にしてとり、前記ウインドコンパレータ
    に入力する演算増幅器とを備えた直流モータの制御装置
    において、前記基準電圧発生回路の電源電圧を前記制御
    用直流モータの電源電圧に比例する可変電圧としたこと
    を特徴とする直流モータの制御装置。
JP1290986U 1986-01-31 1986-01-31 直流モ−タの制御装置 Expired - Lifetime JPH0724960Y2 (ja)

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JPS62125394U JPS62125394U (ja) 1987-08-08
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