JPH0724947U - 粘着テープ - Google Patents

粘着テープ

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JPH0724947U
JPH0724947U JP5946993U JP5946993U JPH0724947U JP H0724947 U JPH0724947 U JP H0724947U JP 5946993 U JP5946993 U JP 5946993U JP 5946993 U JP5946993 U JP 5946993U JP H0724947 U JPH0724947 U JP H0724947U
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adhesive
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tape
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Application number
JP5946993U
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Inventor
祐久 小松
Original Assignee
祐久 小松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋏やテープカッターを使用することなく切断
することができるとともに、一旦貼った粘着テープ1を
簡単に剥すことができる。 【構成】 粘着テープ1に接着層3aと非接着層3bと
ミシン目4を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
長尺の粘着テープを必要に応じ、切断して使用する粘着テープに関する。
【0002】
【考案の背景】
一般に粘着テープとしてセロハンテープやクラフトテープが知られているが、 これらの粘着テープは長尺のテープを筒状の芯材に巻つけたもので、必要に応じ 、切断して使用している。切断するためには鋸状の歯を具えたテープカッターや 鋏等が必要で、例えば図12に示すように粘着テープ10をテープカッター11 のホルダー12に保持させ、粘着テープ10の端部を引き出して鋸状の歯13に 押し当て、下向きに力を加えると粘着テープ10を切断することができるテープ カッター11が実用に供されているが、その都度テープカッターの歯に押し当て なければならず、例えばデパートの売り場で使用する場合のように連続して接着 作業をする上で煩わしさがあった。また、図13に粘着テープ10には使用の有 無にかかわらず簡易型テープカッター14を添付して販売する必要があり、コス トや資源保護の面からも問題があった。
【0003】 また、包装紙で物品を包装した後に粘着テープで固定した場合は当然開包する 作業が発生する。開包するためには粘着テープを剥さなければならないが、従来 のように粘着テープ片の裏面全体に接着剤が層成されていると、一旦貼った粘着 テープを簡単に剥すことができないので、爪やナイフで剥離しなければならず面 倒であり、きれいな包装紙を再利用したくても粘着テープが上手に剥せずに破い てしまうこともあった。
【0004】
【考案の目的】
本考案は上記背景の下に成立したものであって鋏やテープカッターを使用する ことなく切断することができるとともに、一旦貼った粘着テープを簡単に剥すこ とができる粘着テープを提供することを目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る考案の粘着テープは、長尺のテープ 基材の裏面に接着剤を層成した接着層と接着剤を層成しない非接着層とを交互に 配するとともに、接着層と非接着層とが1組となるようにテープ基材の幅方向に ミシン目を形成したことを特徴とする。
【0006】 請求項2に係る考案の粘着テープは、長尺のテープ基材の裏面の長手方向の一 側に接着剤を層成した接着層を形成し、他側に接着剤を層成しない非接着層を形 成するとともに、一定の間隔をおいてテープ基材の幅方向にミシン目を形成した ことを特徴とする。
【0007】 請求項3に係る考案の粘着テープは、長尺のテープ基材の裏面の中央部に一定 の間隔をおいて接着剤を層成した接着層を形成し、他の部分には接着剤を層成し ない非接着層を形成し、この隣り合う接着層の間に、テープ基材の幅方向にミシ ン目を形成したことを特徴とする。
【0008】 請求項4に係る考案の粘着テープは、長尺のテープ基材の裏面の中央部に一定 の間隔をおいて接着剤を層成しない非接着層を形成し、他の部分には接着剤を層 成した接着層を形成し、上記接着層及び非接着層のそれぞれの中間部に、テープ 基材の幅方向にミシン目を形成したことを特徴とする。
【0009】 請求項5に係る考案の粘着テープは、長尺のテープ基材の裏面の中央部に沿っ て接着剤を層成した接着層を形成し、他の部分には接着剤を層成しない非接着層 を形成するとともに、一定の間隔をおいてテープ基材の幅方向にミシン目を形成 したことを特徴とする。
【0010】 請求項6に係る考案の粘着テープは、長尺のテープ基材の裏面の両側に沿って 接着剤を層成した接着層を形成し、他の部分には接着剤を層成しない非接着層を 形成するとともに、一定の間隔をおいてテープ基材の幅方向にミシン目を形成し たことを特徴とする。
【0011】
【考案の作用、効果】
請求項1の考案によれば、粘着テープには予めミシン目が形成され、所定の強 度でテープを引くとミシン目から切断して分離するので鋏やテープカッターを使 用することなく粘着テープを分断して使用することができる。そして、包装紙等 に接着した部分には接着層と非接着層とが含まれ、非接着層は接着面から遊離す るので、遊離した部分を摘んで簡単にテープを引き剥すことができる。
【0012】 請求項2の考案によれば、請求項1と同じ効果が得られるほか、接着層は接着 剤を連続的に塗布することにより形成することができるから、製造が容易でコス トも低減することができる。
【0013】 請求項3の考案によれば、分断された粘着テープ片の接着層は中央部分のみで あるから、包装紙等に接着した場合、中央部を除く周囲部分は接着されていない から、粘着テープの周囲のどこからでも引き剥すことができる。
【0014】 請求項4の考案によれば、包装紙等に接着した場合、中央部は接着されていな いから、中央部分に爪を入れて引き剥すことができる。非接着層はテープ基材の 中央部に一定間隔に形成されているだけであるから、接着力をあまり損なうこと がない。
【0015】 請求項5の考案によれば、包装紙等に接着した場合、両側部分は接着されてい ないから、この部分から引き剥すことができる。
【0016】 請求項6の考案によれば、包装紙等に接着した場合、中央部は接着されないか ら、中央部分に爪を入れて引き剥すことができるとともに、両側部は接着される ので、全体として遊離部分がなく、体裁がよい。
【0017】
【実施例】
以下、図面によって本考案の実施態様について説明する。図1、図2において 符号1は粘着テープを示す。この粘着テープ1は合成樹脂製等のテープ基材1a の裏面に接着剤2を層成した接着層3aと接着剤2を層成しない非接着層3bと を交互に配するとともに、隣接した接着層3aと非接着層3bとを1組とし、各 組の境界にミシン目4を形成したものである。ミシン目4はテープ基材1aの供 給方向に直交して一定間隔に設けられている。このミシン目4の目の形状は円形 でも、楕円形でも、あるいは菱形でもよく、小さな引っ張り力で切断できるよう に形成すればよい。
【0018】 粘着テープ1は上述のように構成されているので、粘着テープ1の端部をつま んで強く引っ張ることにより、粘着テープ1がミシン目4から粘着テープ片aと して分離するので、特別にテープカッター等を用意することなく粘着テープ1を 切断することができる。
【0019】 上記粘着テープ片aを包装紙等を閉じるのに貼着すると、接着剤2の層成され た部分の粘着テープ片aは図3のように包装紙5等の表面に貼着し、接着剤2の 層成されていない非接着層3bは包装紙5等の表面から遊離することになる。一 旦貼着された粘着テープ片aを剥離する時は、非接着層3b部分を図2の点線の ように引き上げることにより容易に粘着テープ片aを接着面から剥離することが できる。
【0020】 このように、一旦貼着された粘着テープ片aを剥離する時に、爪の先やナイフ で一部分を誘導部として予め剥離する必要がなく、簡単に粘着テープ片aを剥離 することができるので包装紙5を破いたり傷つけたりすることがなくなり、包装 紙5の再利用が可能になり、資源の保護に貢献することができる。さらに、粘着 テープ1の使用を一時中断し、再度使用する場合、端部が粘着テープ1の未使用 部に張り付いてしまう事がないので、再使用時に爪で非接着層3bに相当する誘 導部を予め剥離する必要がなく便利である。
【0021】 なお、接着層3aと非接着層3bとの組み合わせは、接着層3aと非接着層3 bとが1組となるようにテープ基材1aの幅方向にミシン目4が形成されていれ ばよい。例えば、図4のようにミシン目4を接着層3aと非接着層3bのそれぞ れの中間部に形成するようにしてもよく、あるいは図5のように、非接着層3b を小さくし、隣接する接着層3aがミシン目4をはさんで連続するように構成し てもよい。さらには図6のように、テープ基材1aの一側に一定の間隔をおいて 突片5を形成し、該突片5には非接着層3bを、突片5を除く部分には接着層3 aを形成するようにしてもよい。
【0022】 また、図7のように、テープ基材1aの裏面の長手方向の一側に接着剤を層成 した接着層3aを形成し、他側に接着剤を層成しない非接着層3bを形成すると ともに、一定の間隔をおいてテープ基材1aの幅方向にミシン目4を形成するよ うに構成することも可能である。この場合も、上述の例と同じ効果が得られるほ か、接着層3aは接着剤を連続的に塗布することにより形成することができるか ら、製造が容易でコストも低減することができる。
【0023】 次に、図8のように、長尺のテープ基材1aの裏面の中央部に一定の間隔をお いて接着剤を層成した接着層3aを形成し、他の部分には接着剤を層成しない非 接着層3bを形成し、この隣り合う接着層3aの間に、テープ基材1aの幅方向 にミシン目4を形成するように構成してもよい。
【0024】 この場合、分断された粘着テープ片の接着層3aは中央部分のみであるから、 包装紙等に接着した場合、中央部を除く周囲部分は接着されていないから、粘着 テープ1の周囲のどこからでも引き剥すことができる。
【0025】 また、図9のように、テープ基材1aの裏面の中央部に一定の間隔をおいて接 着剤を層成しない非接着層3bを形成し、他の部分には接着剤を層成した接着層 3aを形成し、上記接着層3a及び非接着層3bのそれぞれの中間部に、テープ 基材1aの幅方向にミシン目4を形成するようにしてもよい。非接着層3bはテ ープ基材1aの中央部に一定間隔に形成されているだけであるから、接着力をあ まり損なうことがない。
【0026】 さらに、図10のようにテープ基材1aの裏面の中央部に沿って接着剤を層成 した接着層3aを形成し、他の部分には接着剤を層成しない非接着層3bを形成 するとともに、一定の間隔をおいてテープ基材1aの幅方向にミシン目4を形成 すれば、両側部分から引き剥すことができる。接着層3aは中央部のみに形成す ればよいので、コストを低く抑えることができる。
【0027】 同様に、図11のように、テープ基材1aの裏面の両側に沿って接着剤を層成 した接着層3aを形成し、他の部分には接着剤を層成しない非接着層3bを形成 するとともに、一定の間隔をおいてテープ基材1aの幅方向にミシン目4を形成 するように構成することも可能である。この場合、中央部は接着されないから、 中央部分に爪を入れて引き剥すことができるとともに、両側部は接着されるので 、全体として遊離部分がなく、体裁がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の粘着テープの斜視図である。
【図2】図1のXーX線上の断面図である。
【図3】分離した粘着テープ片の使用状態図である。
【図4】他の実施例の粘着テープの底面図である。
【図5】さらに他の実施例の粘着テープの底面図であ
る。
【図6】別の実施例の粘着テープの底面図である。
【図7】さらに別の実施例の粘着テープの底面図であ
る。
【図8】異なる実施例の粘着テープの底面図である。
【図9】さらに異なる実施例の粘着テープの底面図であ
る。
【図10】さらに異なる実施例の粘着テープの底面図で
ある。
【図11】さらに他の実施例の粘着テープの底面図であ
る。
【図12】従来の粘着テープの使用状態図である。
【図13】従来の粘着テープの使用状態図である。
【符号の説明】
1 粘着テープ 1a テープ基材 2 接着剤 3a 接着層 3b 非接着層 4 ミシン目

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺のテープ基材の裏面に接着剤を層成
    した接着層と接着剤を層成しない非接着層とを交互に配
    するとともに、接着層と非接着層とが1組となるように
    テープ基材の幅方向にミシン目を形成したことを特徴と
    する粘着テープ。
  2. 【請求項2】 長尺のテープ基材の裏面の長手方向の一
    側に接着剤を層成した接着層を形成し、他側に接着剤を
    層成しない非接着層を形成するとともに、一定の間隔を
    おいてテープ基材の幅方向にミシン目を形成したことを
    特徴とする粘着テープ。 【請求項2】 長尺のテープ基材の裏面の中央部に一定
    の間隔をおいて接着剤を層成した接着層を形成し、他の
    部分には接着剤を層成しない非接着層を形成し、この隣
    り合う接着層の間に、テープ基材の幅方向にミシン目を
    形成したことを特徴とする粘着テープ。
  3. 【請求項3】 長尺のテープ基材の裏面の中央部に一定
    の間隔をおいて接着剤を層成しない非接着層を形成し、
    他の部分には接着剤を層成した接着層を形成し、上記接
    着層及び非接着層のそれぞれの中間部に、テープ基材の
    幅方向にミシン目を形成したことを特徴とする粘着テー
    プ。
  4. 【請求項4】 長尺のテープ基材の裏面の中央部に沿っ
    て接着剤を層成した接着層を形成し、他の部分には接着
    剤を層成しない非接着層を形成するとともに、一定の間
    隔をおいてテープ基材の幅方向にミシン目を形成したこ
    とを特徴とする粘着テープ。
  5. 【請求項5】 長尺のテープ基材の裏面の両側に沿って
    接着剤を層成した接着層を形成し、他の部分には接着剤
    を層成しない非接着層を形成するとともに、一定の間隔
    をおいてテープ基材の幅方向にミシン目を形成したこと
    を特徴とする粘着テープ。
JP5946993U 1993-10-07 1993-10-07 粘着テープ Pending JPH0724947U (ja)

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JP (1) JPH0724947U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102514986A (zh) * 2005-08-31 2012-06-27 日立化成工业株式会社 粘接剂带卷
JP2023174485A (ja) * 2022-05-26 2023-12-07 株式会社ソディック 取出装置

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