JPH07248086A - ホースクランプ - Google Patents
ホースクランプInfo
- Publication number
- JPH07248086A JPH07248086A JP6065511A JP6551194A JPH07248086A JP H07248086 A JPH07248086 A JP H07248086A JP 6065511 A JP6065511 A JP 6065511A JP 6551194 A JP6551194 A JP 6551194A JP H07248086 A JPH07248086 A JP H07248086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- hose
- clamp
- wire clamp
- hose clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 板バンド式のホースクランプと同程度のシー
ル性を得ることができる簡潔構成のホースクランプを提
供する。 【構成】 板状部材をループ状に湾曲させたバンド２お
よび該バンド２の外周面に巻回したワイヤクランプ３を
設ける。ワイヤクランプ３の先端間をねじ杆６を介して
接離可能に結合する。バンド２の先端部をワイヤクラン
プ３の先端部と反対側において摺動自在に重合させたこ
とにより、ねじ杆６の締付けにともなってワイヤクラン
プ３を介してバンド２を縮径変形させてホース１の全周
にわたってほぼ均一なシール面圧を得るとともに、強力
な締付力を得るようにした。
ル性を得ることができる簡潔構成のホースクランプを提
供する。 【構成】 板状部材をループ状に湾曲させたバンド２お
よび該バンド２の外周面に巻回したワイヤクランプ３を
設ける。ワイヤクランプ３の先端間をねじ杆６を介して
接離可能に結合する。バンド２の先端部をワイヤクラン
プ３の先端部と反対側において摺動自在に重合させたこ
とにより、ねじ杆６の締付けにともなってワイヤクラン
プ３を介してバンド２を縮径変形させてホース１の全周
にわたってほぼ均一なシール面圧を得るとともに、強力
な締付力を得るようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパイプに差し込んだホー
スの端部を締付固定するホースクランプに係り、特に、
ホースとパイプの間のシール性を確保しつつホースを確
実に締付固定できる簡潔構成のホースクランプに関する
ものである。
スの端部を締付固定するホースクランプに係り、特に、
ホースとパイプの間のシール性を確保しつつホースを確
実に締付固定できる簡潔構成のホースクランプに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるホースクランプとしては、
例えば実開平２−１０１０９５号公報などに見られるよ
うにワイヤクランプの先端間をねじ杆で接離可能に結合
したワイヤ式のホースクランプ、あるいは、特開平３−
１０７６９２号公報などに見られるように板バンドの一
端に取り付けたねじ杆を他端部に設けたねじ溝に噛合係
合させた板バンド式のホースクランプがある。
例えば実開平２−１０１０９５号公報などに見られるよ
うにワイヤクランプの先端間をねじ杆で接離可能に結合
したワイヤ式のホースクランプ、あるいは、特開平３−
１０７６９２号公報などに見られるように板バンドの一
端に取り付けたねじ杆を他端部に設けたねじ溝に噛合係
合させた板バンド式のホースクランプがある。
【０００３】ここに、前者のワイヤ式のホースクランプ
は構造が簡単であるにも拘らず、ホースとの接触面が小
さいために締付力を大きくするにつれてワイヤがホース
に食い込んでしまうためにシール面圧を高くすることが
困難である。また、ホースへの食い込みが大きいため
に、ねじ杆によって連結された先端部分が接する上側部
分ならびにこの先端部分の反対側が接する下側部分のシ
ール面圧が両側部分のシール面圧よりも著しく小さくな
るなど、シールの信頼性に乏しいという不具合がある。
は構造が簡単であるにも拘らず、ホースとの接触面が小
さいために締付力を大きくするにつれてワイヤがホース
に食い込んでしまうためにシール面圧を高くすることが
困難である。また、ホースへの食い込みが大きいため
に、ねじ杆によって連結された先端部分が接する上側部
分ならびにこの先端部分の反対側が接する下側部分のシ
ール面圧が両側部分のシール面圧よりも著しく小さくな
るなど、シールの信頼性に乏しいという不具合がある。
【０００４】一方、後者の板バンド式のホースクランプ
においてはホースへの食い込みが少ないために、全周に
亙ってほぼ等しいシール面圧が得られる。しかしなが
ら、この板バンド式のワイヤクランプにおいては、ねじ
杆と噛み合うねじ溝をバンドに刻設する必要性があるた
めに、構造が複雑でコストが高くついてしまうという不
具合があった。
においてはホースへの食い込みが少ないために、全周に
亙ってほぼ等しいシール面圧が得られる。しかしなが
ら、この板バンド式のワイヤクランプにおいては、ねじ
杆と噛み合うねじ溝をバンドに刻設する必要性があるた
めに、構造が複雑でコストが高くついてしまうという不
具合があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであり、ワイヤ式のホースクランプと
類似した簡潔構成であるにも拘らず、板バンド式のホー
スクランプと同程度の締付性能を得ることができるホー
スクランプを提供することを課題としている。
みてなされたものであり、ワイヤ式のホースクランプと
類似した簡潔構成であるにも拘らず、板バンド式のホー
スクランプと同程度の締付性能を得ることができるホー
スクランプを提供することを課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、板状部材をループ状に湾曲させたバンドお
よび該バンドの外周面に巻回したワイヤクランプを設け
ている。そして、前記ワイヤクランプの先端間をねじ杆
を介して接離可能に結合するとともに、前記バンドの先
端部をワイヤクランプの先端部と反対側において摺動自
在に重合させたことを特徴としている。
に本発明は、板状部材をループ状に湾曲させたバンドお
よび該バンドの外周面に巻回したワイヤクランプを設け
ている。そして、前記ワイヤクランプの先端間をねじ杆
を介して接離可能に結合するとともに、前記バンドの先
端部をワイヤクランプの先端部と反対側において摺動自
在に重合させたことを特徴としている。
【０００７】
【作用】ねじ杆を締め込んでワイヤクランプを縮径させ
ると、バンドが縮径されて締付作用をする。このような
締付けに際して、ワイヤクランプがバンドに食い込ま
ず、バンドに対して円周方向に相対移動可能である。ま
た、バンドの先端部をワイヤクランプの先端部と反対側
で重合させているために、ねじ杆を締め込むとワイヤク
ランプを介してバンドが均一に縮径されることになり、
ほぼ均一なシール面圧および強力な締付力が得られる。
ると、バンドが縮径されて締付作用をする。このような
締付けに際して、ワイヤクランプがバンドに食い込ま
ず、バンドに対して円周方向に相対移動可能である。ま
た、バンドの先端部をワイヤクランプの先端部と反対側
で重合させているために、ねじ杆を締め込むとワイヤク
ランプを介してバンドが均一に縮径されることになり、
ほぼ均一なシール面圧および強力な締付力が得られる。
【０００８】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図１は本発明に係るホースクランプの一実施
例を示す斜視図、図２は図１の正面図である。これらの
図において、ホース１の表面に巻き付けられるバンド２
は、ばね鋼板などのような板状部材をループ状に湾曲成
形させたものであり、その先端部を相互に摺動自在に重
合させている。バンド２の外周面にはワイヤクランプ３
を巻回保持させている。そして、ワイヤクランプ３の自
由端部をバンドの自由端部と反対側において摺動自在に
重合させている。なお、ワイヤクランプ３は従来のワイ
ヤクランプの場合と同様にばね鋼線などで構成されてい
る。
説明する。図１は本発明に係るホースクランプの一実施
例を示す斜視図、図２は図１の正面図である。これらの
図において、ホース１の表面に巻き付けられるバンド２
は、ばね鋼板などのような板状部材をループ状に湾曲成
形させたものであり、その先端部を相互に摺動自在に重
合させている。バンド２の外周面にはワイヤクランプ３
を巻回保持させている。そして、ワイヤクランプ３の自
由端部をバンドの自由端部と反対側において摺動自在に
重合させている。なお、ワイヤクランプ３は従来のワイ
ヤクランプの場合と同様にばね鋼線などで構成されてい
る。
【０００９】また、ワイヤクランプ３の一端を筒状のナ
ット４に巻き付け係合させるとともに、ワイヤクランプ
３の他端にストッパ５を固定している。そして、ナット
４に螺合させたねじ杆６の先端をストッパ５に回動自在
に係合保持させることにより、ねじ杆６をナット４にね
じ込むとストッパ５がナット４から離間してワイヤクラ
ンプ３を縮径させ、ねじ杆６を反対方向に回転させると
ストッパ５がナット４に接近移動してワイヤクランプ３
が拡径されるようにしている。
ット４に巻き付け係合させるとともに、ワイヤクランプ
３の他端にストッパ５を固定している。そして、ナット
４に螺合させたねじ杆６の先端をストッパ５に回動自在
に係合保持させることにより、ねじ杆６をナット４にね
じ込むとストッパ５がナット４から離間してワイヤクラ
ンプ３を縮径させ、ねじ杆６を反対方向に回転させると
ストッパ５がナット４に接近移動してワイヤクランプ３
が拡径されるようにしている。
【００１０】以上のように構成されたホースクランプに
おいて、ねじ杆６を締め込むとストッパ５とナット４の
間隔が大きくなるために、ワイヤクランプ３が縮径され
る。このようにしてワイヤクランプ３が縮径されると、
その内周に位置するバンド２が縮径されるために、ホー
ス１に対して締付作用が行なわれる。
おいて、ねじ杆６を締め込むとストッパ５とナット４の
間隔が大きくなるために、ワイヤクランプ３が縮径され
る。このようにしてワイヤクランプ３が縮径されると、
その内周に位置するバンド２が縮径されるために、ホー
ス１に対して締付作用が行なわれる。
【００１１】このような締付けに際して、ワイヤクラン
プ３はバンド２に食い込まず、円周方向に相対移動可能
である。また、バンド２の先端部をワイヤクランプ３の
先端部と反対側で重合させているために、ねじ杆６を締
め込むとワイヤクランプ３を介してバンド２が均一に縮
径されることになり、全周にわたってほぼ均一なシール
面圧が得られるとともに、強力な締付力が得られる。
プ３はバンド２に食い込まず、円周方向に相対移動可能
である。また、バンド２の先端部をワイヤクランプ３の
先端部と反対側で重合させているために、ねじ杆６を締
め込むとワイヤクランプ３を介してバンド２が均一に縮
径されることになり、全周にわたってほぼ均一なシール
面圧が得られるとともに、強力な締付力が得られる。
【００１２】なお、ねじ杆６を上記と逆の方向に回転さ
せればナット４とストッパ５の間隔が小さくなってワイ
ヤクランプ３が拡径されるために、バンド２を介してホ
ース１に与えていた締付力が小さくなる。さらに、バン
ド２はワイヤクランプ３の内周に挿入されているのみで
あるために、ホース１の素材などに応じてバンド２の
幅、先端部の重合長さ、材質などを変更し、もしくは、
バンド２を取外してワイヤクランプ３のみでホース１を
締付けることもできる。
せればナット４とストッパ５の間隔が小さくなってワイ
ヤクランプ３が拡径されるために、バンド２を介してホ
ース１に与えていた締付力が小さくなる。さらに、バン
ド２はワイヤクランプ３の内周に挿入されているのみで
あるために、ホース１の素材などに応じてバンド２の
幅、先端部の重合長さ、材質などを変更し、もしくは、
バンド２を取外してワイヤクランプ３のみでホース１を
締付けることもできる。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係るホースクランプは、ねじ杆によって締付力を得るよ
うにしたワイヤクランプをバンドと組み合わせるという
簡潔構成であるにも拘らず、板バンド式のホースクラン
プと同程度の均一なシール性を得ることができるととも
に強力な締付力を得ることができる。
係るホースクランプは、ねじ杆によって締付力を得るよ
うにしたワイヤクランプをバンドと組み合わせるという
簡潔構成であるにも拘らず、板バンド式のホースクラン
プと同程度の均一なシール性を得ることができるととも
に強力な締付力を得ることができる。
【図１】本発明に係るホースクランプの一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１の正面図である。
１ ホース ２ バンド ３ ワイヤクランプ ４ ナット ５ ストッパ ６ ねじ杆
Claims (1)
- 【請求項１】 板状部材をループ状に湾曲させたバンド
と、該バンドの外周面に巻回したワイヤクランプと、該
ワイヤクランプの先端間を接離可能に結合するねじ杆を
備え、前記バンドの先端部をワイヤクランプの先端部と
反対側において摺動自在に重合させたことを特徴とする
ホースクランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6065511A JPH07248086A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | ホースクランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6065511A JPH07248086A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | ホースクランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07248086A true JPH07248086A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=13289157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6065511A Pending JPH07248086A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | ホースクランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07248086A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014013086A (ja) * | 2007-03-03 | 2014-01-23 | Man Diesel Se | 管状連結器 |
| KR101501196B1 (ko) * | 2013-09-27 | 2015-03-11 | 노재남 | 와이어 클램프 |
| CN109185583A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-11 | 陕西龙门钢铁有限责任公司 | 一种橡胶管套密封装置 |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP6065511A patent/JPH07248086A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014013086A (ja) * | 2007-03-03 | 2014-01-23 | Man Diesel Se | 管状連結器 |
| JP2015111003A (ja) * | 2007-03-03 | 2015-06-18 | エムアーエヌ・ディーゼル・エスエー | 管状連結器 |
| KR101501196B1 (ko) * | 2013-09-27 | 2015-03-11 | 노재남 | 와이어 클램프 |
| CN109185583A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-11 | 陕西龙门钢铁有限责任公司 | 一种橡胶管套密封装置 |
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