JPH07243439A - 応力集中緩和を図った転がり軸受及びその製造方法 - Google Patents

応力集中緩和を図った転がり軸受及びその製造方法

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JPH07243439A
JPH07243439A JP6036863A JP3686394A JPH07243439A JP H07243439 A JPH07243439 A JP H07243439A JP 6036863 A JP6036863 A JP 6036863A JP 3686394 A JP3686394 A JP 3686394A JP H07243439 A JPH07243439 A JP H07243439A
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oil supply
peripheral surface
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groove
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JP6036863A
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Yukio Oura
大浦  行雄
Satoshi Ota
聰 太田
Mineo Kishi
峰雄 亀子
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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
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    • F16C33/6637Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
    • F16C33/6659Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles
    • F16C33/6677Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles from radial inside, e.g. via a passage through the shaft and/or inner ring
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高速回転軸受において、潤滑油を供給するた
めに内輪に形成した給油溝又は導入孔、又は給油孔(特
に給油孔の内周面側の開口)に集中する応力を緩和する
ことである。 【構成】 内輪に内周面から外周面に向かって半径方向
に形成する給油孔を、断面円形で直線状に延び、その中
心線は内輪の中心線から放射方向に延びる放射線に対し
て一定の角度をなし、内周面上における開口を円周方向
に長い長円形状とした。 【効果】 給油孔の内周面側の開口における応力集中を
緩和できるとともに、内輪の製造コストを低減すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は高速回転機械等、応力集中
が発生し易い環境において使用されても、応力が集中す
ることのないように応力集中緩和が図られた転がり軸受
に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ガスタービンやジェットエ
ンジンのように高速回転する機械、装置において使用さ
れる高速回転軸受(例えば軸受平均直径(dm)と回転
数(n)との積(dm・n値)が200×104以上)
では、軌道輪(内輪、外輪)の転動体(ボール、ロー
ラ)が転動する軌道面及び保持器を案内する案内面に潤
滑油を供給するのに、内輪が回転する形式の転がり軸受
では、内輪の回転による遠心力を利用する。即ち、内輪
の内周面に軸方向に形成した給油溝から供給した潤滑油
を内輪の軌道面から軸方向外側に外れた部分に半径方向
に形成した給油孔(通常は丸孔)に供給し、給油孔中に
おいて潤滑油を遠心力によって半径方向外方に移動させ
て、開口から軌道面及び案内面を給油するのである。
【0003】しかるに、高速回転軸受では、内輪を回転
軸にしめ代をもって嵌合することによって生ずる円周応
力(フープテンション)に加えて、内輪の高速回転に基
づく円周応力が発生する。従って、図9、図10に示す
ように、内輪100に放射方向に延びる円形断面の給油
孔104を形成すると、内輪の内周面102上で円形の
開口105となり、P点に応力集中が発生する(最大応
力σ1)。ところで、板状体に円孔が存在することによ
る応力集中を緩和するために、円孔に代えて外力が加わ
る方向に長細い長円形状(例えば楕円)に形成すること
は知られている。これを考慮して従来技術では、放電加
工により断面楕円形状の電極を内輪の半径方向(放射方
向)内向きに押し進めることにより、楕円形状の供給孔
を形成することが知られている。
【0004】しかし、内輪を旋削、熱処理及び研磨した
後放電加工するこの方法では、加工時に内輪に高熱を加
えるので、熱の影響により穴内周面に変質層が残り易
い。また、放電加工後に、加工により生じたばり等を除
去する工程が必要となり、製造コストが高くなる。ま
た、従来例においては、図11に示すように潤滑油を軸
方向に導入するために内輪100の内周面に形成する給
油溝106は断面円弧形状の切欠きとされていた。その
ために、給油溝106の溝底部Qにおいても応力集中が
生じていた(最大応力σ2)。
【0005】
【発明の要約】本発明は上記従来例における不具合を解
決すること、即ち高速回転軸受において軌道輪の軌道面
及び保持器用案内面に潤滑油を供給するために給油溝又
は導入孔、及び給油孔を形成した場合に、給油溝又は導
入孔、及び給油孔に発生する応力集中を緩和することを
目的としてなされたものである。上記目的を達成するた
めに、本願の第1の発明においては、潤滑油を供給する
ために内輪に内周面から外周面に向かって半径方向に形
成される給油孔は、断面円形で直線状に延び、その中心
線は内輪の中心から放射方向に延びる放射線に対して円
周方向に一定の角度をなし、内周面上における開口は円
周方向に長い長円形状となっている。第2の発明におい
ては、潤滑油を供給するために内輪に軸方向に形成され
る給油溝は、内輪の円周方向に延びる平坦又は大きな曲
率半径の溝底面を有する。一方、給油溝から外周面に向
かって半径方向に形成される給油孔は、断面円形で直線
状に延び、その中心線は内輪の中心から放射方向に延び
る放射線に対して円周方向に一定の角度をなし、溝底面
上における開口が円周方向に長い長円形状となってい
る。第3の発明においては、潤滑油を導入するために内
輪の一端面から軸方向に延びる導入孔が形成されてい
る。また、該導入孔から内輪の外周面に向かって半径方
向に形成される給油孔は断面円形で直線状に延び、その
中心線は内輪の中心から放射方向に延びる放射線に対し
て円周方向に一定の角度をなし、導入孔内における開口
が円周方向に長い長円形状となっている。さらに第4の
発明では、内輪に潤滑油を供給するために内周面から外
周面に向かって半径方向に延びる給油孔を形成するにあ
たり、内周面に軸方向の給油溝を形成し、円形断面のド
リルを、外周面から給油溝に向かって、内輪の中心から
放射方向に延びる放射線と円周方向に一定の角度をもっ
て押し進め、もって給油溝内に円周方向に長い長円形状
の開口を形成することとした。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述す
る。図1及び図2に示す実施例は、内輪二つ割れで三点
接触形式のアンギュラ玉軸受に本発明が適用されたもの
である。このアンギュラ玉軸受は回転軸15に嵌合され
る一対の並置された内輪10と、内輪10と同心的に配
置された外輪20と、両輪間に介装された複数のボール
30と、ボールを保持する保持器40とから成る。双方
の内輪10は対称形状を有するので、図2及び図3を基
に一方(右方)の内輪について説明する。内輪10の内
周面12には直径方向に対向する位置に一対の給油溝1
4が軸方向全長にわたって形成されている。この給油溝
14は図4及び図5に示すように、円周方向に延びる大
きな曲率半径Rの溝底面部(長さL)15と、その両端
に連結する湾曲面17とから成り、円周方向に細長い偏
平な断面形状を有する。
【0007】内輪10上の軌道溝13から軸方向に外れ
た部分には、給油溝14から内輪10の外周面(保持器
案内面)11に延びる給油孔18が形成されている。こ
の給油孔18は、図1に示すように旋削して形作った内
輪に断面円形のドリル45を内輪の中心から放射方向に
延びる放射線(半径方向線)と円周方向に一定角度θを
なす傾斜角(内輪の回転方向に傾斜している)で、内輪
10の外周面11の下穴47から給油溝14側へと半径
方向内向きに押し進めることにより形成されたものであ
る。上記角度θをつけたことにより、給油孔18の給油
溝14の溝底面15における開口19は円周方向に細長
い楕円形状を有する(図6参照)。内輪10の内側端部
には切欠き9が形成されており、一対の切欠きで孔13
(図2参照)を形成する。この孔13は軌道面の潤滑に
寄与している。なお、こうして給油孔18をあけられた
内輪は熱処理され、さらに研磨される。図1及び図2に
戻って、外輪20はその内周面24に内輪10の軌道溝
16に対向する軌道溝22を有し、両軌道溝16、22
間に多数のボール30が介装されている。ボール30は
保持器40によって相互に所定間隔に保持され、内輪1
0及び外輪20とは三つの点で接触する。また、保持器
40の内周面42が内輪10の外周面(保持器案内面)
11によって案内されるようになっている。
【0008】次に、本実施例の作用、効果について説明
する。軸受50は内輪10を回転軸15にしめ代をもっ
て嵌合され、外輪20をハウジング(不図示)に取り付
けられ、回転軸をハウジングに対して回転可能に支持す
る。潤滑油は給油装置(不図示)から内輪10の給油溝
14に供給され、供給圧力及び内輪10の回転に基づく
遠心力によって給油孔18内を半径方向に外向きに流通
して内輪10の外周面11に至る。かくして、内輪10
の外周面11と保持器40の内周面42との間、及び内
輪10の軌道溝16に潤滑油が供給される。
【0009】次に、給油孔18の開口19を楕円とした
ことによる応力緩和効果について図4及び図6をもとに
説明する。図4は給油溝14の詳細を示し、図6は給油
溝14の溝底面15における給油孔18の楕円状の開口
19を示す。ここで、内輪10を展開した無限板と想定
し、楕円状開口19の長軸方向(内輪の円周方向)の長
さを2a、短軸方向の長さを2bとすると、図6に示す
ように、内輪10に円周方向(図6中左右方向)の引張
応力σが作用する場合の応力集中係数αは α=1+2b/a ・・・・・・(1) で表わされる。この式(1)より、係数αを小さくする
ためには2b/aを小さくすること、即ち開口19をな
るべく細長くすれば良いことがわかる。最大応力σ3
図10のσ1より小さくなる。
【0010】一方、図4において、孔18の放射線に対
する傾斜角θと開口19の楕円の長短軸方向の長さ2
a、2bとの関係は a=b/cosθ ・・・・・・(2) で表わされる。式(2)を式(1)に代入すると α=1+2cosθ ・・・・・・(3) となる。この式(3)より、傾斜角θを大きくすれば係
数αが小さくなることがわかる。また、従来例では断面
円弧形状であった給油溝(図11参照)を、本実施例で
は大きな曲率半径Rの溝底面15とその両側の湾曲面1
7とで形成したので(図5参照)、最大応力はσ2
ら、これより十分小さいσ4に減少した。
【0011】次に、前記給油溝14の傾斜面θ、開口1
9の長軸方向長さ2a及び短軸方向長さ2b、並びに給
油溝14の溝底面15の長さL及び湾曲面17の曲率半
径Rを変更した場合に、開口19の点Aに加わる応力を
有限要素法(FEM)で解析した結果について図7をも
とに説明する。例1では、給油溝14は曲率半径2.5
mmの断面円弧形状とし、直径0.8mmの給油孔18
の傾斜面θを0゜とした。これは従来技術(図11参
照)に対応する。その結果、開口19は直径0.8mm
の円形状となり、点Aでの応力は127kgf/mm2
であった。例2では、給油溝14の溝底面15の長さ2
mm、湾曲面17の半径2.5mm、深さ1.1mmの
偏平形状とし、直径0.8mmの給油孔18の傾斜角θ
を60゜としたところ、開口19は長軸方向長さが1.
6mmで短軸方向長さが0.8mmの楕円形状となり、
点Aでの応力は74kgf/mm2であった。さらに例
3では、給油溝14の溝底面15の長さを3.2mで湾
曲面17の半径1.5mm、深さ1.1mmのより偏平
な形状とし、給油孔18の傾斜角θを75゜としたとこ
ろ、開口19は長軸方向長さが3.1mmで短軸方向長
さが0.8mmのより細長い楕円形状となり、点Aでの
応力は51kgf/mm2であった。なお、例3によれ
ば、湾曲面17の隅半径が小さくても、溝底面15の長
さが長ければ、応力集中係数αが小さくなることがわか
る。以上の解析結果より、給油溝14の溝底面15の円
周方向長さLを長くする程、また給油孔18の傾斜角θ
を大きくすればする程、点Aにおける応力が小さくなる
ことがわかる。
【0012】次に本発明の別の実施例について図8をも
とに説明する。図8の実施例では、内輪10の内周面1
2からの給油に代えて、内周面から若干半径方向外方に
寄った部分に、一端面から他端面に向かって軸方向に断
面円形の導入孔64が形成され、この導入孔64から外
周面11に向かって半径方向に給油孔58が形成されて
いる。
【0013】なお、本発明は上記各実施例に限定して解
釈されるべきでなく、その趣旨を損ねない範囲で適宜変
更、改良が可能である。例えば、上記実施例では保持器
40の案内面に開口する給油孔に本発明を適用したが、
軌道溝に開口した給油孔に適用することもできる。ま
た、給油溝、給油孔の具体的形状、本(個)数や、給油
孔の傾斜角は適宜変更できる。さらに軸受の種類も、四
点接触形式のもの以外にも、アンギュラ玉軸受や、各種
ローラ軸受にも適用できる。
【0014】以上述べてきたように請求項1〜3の発明
(転がり軸受)によれば、内輪の内周面側(給油溝又は
導入孔)における給油孔の開口が長円形状となっている
ので、給油孔の内周面側の開口における応力集中が緩和
される。また、給油孔内の潤滑油が広い面積にわたって
内輪と接触するので、両者間での熱交換が促進され、内
輪の温度上昇が抑制される。一方、請求項4の発明(軸
受の製造方法)によれば、円形断面の汎用のドリルで給
油孔を形成できるので、内輪即ち転がり軸受の製造コス
トが低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部正面部である。
【図2】上記実施例の断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】図1における要部拡大図である。
【図5】上記実施例の作用効果を示す説明図である。
【図6】上記実施例の作用効果を示す説明図である。
【図7】上記実施例の作用効果を示す説明図である。
【図8】本発明の別の実施例を示す要部断面図である。
【図9】従来技術を示す説明図である。
【図10】従来技術を示す説明図である。
【図11】従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
10:内輪 14:給油溝 15:溝底面 18,58:給油孔 19:開口 20:外輪 30:ボール 40:保持器 64:導入孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心的に配置された内輪と外輪との間に
    転動体が介装され、前記内輪には潤滑油を供給するため
    にその内周面から外周面に向かって半径方向に延びる給
    油孔が形成された転がり軸受において、 前記給油孔は断面円形で、直線状に延び、その中心線は
    前記内輪の中心から放射方向延びる放射線に対して円周
    方向に一定の角度をなし、前記内周面上における開口が
    円周方向に長い長円形状とされていることを特徴とす
    る、応力集中緩和を図った転がり軸受。
  2. 【請求項2】 同心的に配置された内輪と外輪との間に
    転動体が介装され、前記内輪には内周面に潤滑油を供給
    するために軸方向に延びる給油溝が形成されるととも
    に、前記内輪には前記給油溝から外周面に向かって半径
    方向に延びる給油孔が形成された転がり軸受において、 前記給油溝は前記内輪の円周方向に延びる平坦又は大き
    な曲率半径の溝底面を有し、前記給油孔は断面円形で、
    直線状に延び、その中心線は前記内輪の中心から放射方
    向に延びる放射線に対して円周方向に一定の角度をな
    し、前記溝底面上における開口が円周方向に長い長円形
    状とされていることを特徴とする、応力集中緩和を図っ
    た転がり軸受。
  3. 【請求項3】 同心的に配置された内輪と外輪との間に
    転動体が介装され、前記内輪には潤滑油を導入するため
    の、該内輪の一端から軸方向に導入孔が形成されるとと
    もに、前記導入孔から前記内輪の外周面に向かって半径
    方向に延びる給油孔が形成された転がり軸受において、 前記給油孔は断面円形で、直線状に延び、その中心線は
    前記内輪の中心から放射方向に延びる放射線に対して円
    周方向に一定の角度をなし、前記導入孔内における開口
    が円周方向に長い長円形状とされていることを特徴とす
    る、応力集中緩和を図った転がり軸受。
  4. 【請求項4】 同心的に配置された内輪と外輪との間に
    転動体が介装された転がり軸受において、前記内輪に潤
    滑油を供給するためにその内周面から外周面に向かって
    半径方向に延びる給油孔を形成する方法であって、 前記内輪の内周面に軸方向の給油溝を形成し、円形断面
    のドリルを、前記外周面溝から前記給油溝に向かって前
    記内輪の中心線から放射方向に延びる放射線と円周方向
    に一定の角度をもって押し進め、もって前記給油溝内に
    円周方向に長い長円形状の開口を形成することを特徴と
    する、応力緩和を図った転がり軸受を製造する方法。
JP6036863A 1994-03-08 1994-03-08 応力集中緩和を図った転がり軸受及びその製造方法 Withdrawn JPH07243439A (ja)

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