JPH07241612A - 熱間圧延における鋼板の板幅制御方法 - Google Patents

熱間圧延における鋼板の板幅制御方法

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JPH07241612A
JPH07241612A JP6060353A JP6035394A JPH07241612A JP H07241612 A JPH07241612 A JP H07241612A JP 6060353 A JP6060353 A JP 6060353A JP 6035394 A JP6035394 A JP 6035394A JP H07241612 A JPH07241612 A JP H07241612A
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JP
Japan
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width
steel sheet
steel
plate
tension
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JP6060353A
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Masaaki Yamamoto
雅明 山本
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋼板の製品板幅と目標板幅との間の偏差を大
幅に小さくすることができる。 【構成】 Ar3 変態点以上の温度で鋼板7の仕上圧延
を終了させ、コイラー11と仕上圧延機9との間の鋼板7
に付与する張力を調整することによって、鋼板7の板幅
の減少割合を調整する。鋼板7に付与する張力の調整
は、鋼板7の長手方向における板幅減少パターンと、鋼
板に付与する張力と板幅縮み量との関係とに基づいて、
鋼板7への張力付与パターンを製品サイズおよび鋼種毎
に予め求めておくことによって行うか、仕上圧延直後の
鋼板7の板幅を実測し、この板幅実測値と鋼板7の目標
板厚との間の偏差を求め、製品サイズおよび鋼種毎に予
め求めた、鋼板7に付与する張力と鋼板7の板幅減少量
との関係に基づいて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱間圧延における鋼
板の板幅制御方法、特に、鋼板の製品板幅と目標板幅と
の間の偏差を大幅に小さくすることができる、熱間圧延
における鋼板の板幅制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱延鋼板は、図9の製造ラインを示す側
面図に従って製造される。図9において、1は、スラブ
を所定温度に加熱するための加熱炉、2は、複数個の水
平ロール圧延機3および竪ロール圧延機4からなる粗圧
延機、5は、粗圧延機2に続いて設けられた、複数個の
水平ロール圧延機からなる仕上圧延機、6は、ホットラ
ンテーブル上の鋼板7を所定温度に冷却するための冷却
帯、そして、8は、鋼板7を巻き取るためのコイラーで
ある。
【0003】加熱炉1によって所定温度に加熱されたス
ラブは、粗圧延機2によって粗圧延され、次いで、仕上
圧延機5によって所定板厚の鋼板7に圧延される。次い
で、鋼板7は、ホットランテーブルを移動中に冷却帯6
によって所定温度に冷却され、そして、コイラー8に巻
き取られる。
【0004】従来、上述した、熱間圧延における鋼板の
板幅制御は、粗圧延機2の竪ロール圧延機4による幅圧
延および仕上圧延機5の水平ロール圧延機間に設けられ
たルーパー(図示せず)によって、水平ロール圧延機間
の鋼板に張力を調整することによって行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術は、次のような問題を有していた。即ち、従
来の熱間圧延における鋼板の板幅制御は、粗圧延機2あ
るいは仕上圧延機5での圧延段階、即ち、鋼板の半製品
段階において板幅制御を行っていたので、仕上圧延段階
での加速圧延による鋼板の温度上昇に伴う板幅減少の問
題によって、最終製品板幅を目標板幅に近づけることは
困難であった。
【0006】従って、この発明の目的は、仕上圧延段階
での加速圧延による鋼板の温度上昇に伴う板幅減少にか
かわらず、製品板幅と目標板幅との間の偏差を大幅に小
さくすることができる、熱間圧延における鋼板の板幅制
御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、加熱された
スラブを仕上圧延機によって所定板厚の鋼板に熱間圧延
し、次いで、このように所定板厚に熱間圧延された前記
鋼板を、前記仕上圧延機に続く冷却帯によって所定温度
に冷却し、そして、このように所定温度に冷却された前
記鋼板をコイラーに巻き取ることによって、所定板厚お
よび特性を有する鋼板を製造するに際して、仕上圧延時
の前記鋼板の温度上昇に伴う前記鋼板の板幅減少により
生じる、製品板幅と目標板幅との偏差を小さくする、鋼
板の板幅制御方法において、Ar3 変態点以上の温度で
前記鋼板の仕上圧延を終了させ、前記コイラーと前記仕
上圧延機との間の前記鋼板に付与する張力を調整するこ
とによって、前記鋼板の板幅の減少割合を調整すること
に特徴を有するものである。
【0008】コイラーと仕上圧延機との間の鋼板に付与
する張力の調整方法の1つは、次の通りである。即ち、
前記鋼板の仕上圧延時に生じる前記鋼板の長手方向にお
ける板幅減少パターンを、製品サイズおよび鋼種毎に予
め求め、そして、この板幅減少パターンと、製品サイズ
および鋼種毎に予め求めた、前記鋼板に付与する張力と
板幅縮み量との関係とに基づいて、前記鋼板の先端が前
記コイラーに巻き取られてから前記鋼板の後端が前記仕
上圧延機を抜け出る間における、前記鋼板への張力付与
パターンを、製品サイズおよび鋼種毎に予め求め、前記
張力付与パターンに従って、前記鋼板に張力を付与す
る。
【0009】コイラーと仕上圧延機との間の鋼板に付与
する張力の別の調整方法は、次の通りである。即ち、仕
上圧延直後の前記鋼板の板幅を実測し、この実測値と前
記鋼板の目標板厚との間の偏差を求め、そして、製品サ
イズおよび鋼種毎に予め求めた、前記鋼板に付与する張
力と前記鋼板の板幅縮み量との関係に基づいて、前記コ
イラーと前記仕上圧延機との間の前記鋼板に、前記偏差
が小さくなるような張力を付与する。
【0010】コイラーと仕上圧延機との間の鋼板に付与
する張力は、前記コイラーの回転数を制御することによ
って調整することができる。
【0011】
【作用】鋼板をその長手方向に張力を付与した状態で冷
却すると、鋼板は、Ar3 変態点近傍の温度において幅
縮みを起こすことが知られている。そして、この幅縮み
量は、鋼板に付与する張力と一定の関係を有している。
従って、Ar3 変態点以上の温度で鋼板の仕上圧延を終
了させ、コイラーと仕上圧延機との間の鋼板に付与する
張力を調整すれば、鋼板の板幅制御が仕上圧延後におい
て行えるので、仕上圧延時の加速圧延による温度上昇に
伴う、目標板幅との板幅偏差を大幅に小さくすることが
できる。
【0012】前記鋼板の仕上圧延時に生じる前記鋼板の
長手方向における板幅減少パターンを、製品サイズおよ
び鋼種毎に予め求め、そして、この板幅減少パターン
と、製品サイズおよび鋼種毎に予め求めた、前記鋼板に
付与する張力と板幅縮み量との関係とに基づいて、前記
鋼板の先端が前記コイラーに巻き取られてから前記鋼板
の後端が前記仕上圧延機を抜け出る間における、製品板
幅と目標板幅との偏差を小さくするような、前記鋼板へ
の張力付与パターンを、製品サイズおよび鋼種毎に予め
求め、前記張力付与パターンに従って、前記鋼板に張力
を付与すれば、仕上圧延時の加速圧延による温度上昇に
伴う、目標板幅との板厚偏差を大幅に小さくすることが
できる。
【0013】仕上圧延直後の前記鋼板の板幅を実測し、
この実測値と前記鋼板の目標板幅との間の偏差を求め、
そして、製品サイズおよび鋼種毎に予め求めた、前記鋼
板に付与する張力と前記鋼板の板幅縮み量との関係に基
づいて、前記コイラーと前記仕上圧延機との間の前記鋼
板に、前記偏差が小さくなるような張力を付与すれば、
仕上圧延時の加速圧延による温度上昇に伴う、目標板幅
との板幅偏差を大幅に小さくすることができる。
【0014】前記コイラーのマンドレルに通電する電流
を調整し、マンドレルの回転数を制御すれば、コイラー
と仕上圧延機との間の鋼板に付与する張力を容易に調整
することができる。
【0015】
【実施例】次に、この発明の、熱間圧延における鋼板の
板幅制御方法の一実施態様を、図面を参照しながら説明
する。
【0016】図1は、この発明の、熱間圧延における鋼
板の板幅制御方法の一実施態様を示す側面図である。
【0017】図1において、9は、複数個の水平ロール
圧延機からなる仕上圧延機、10は、ホットランテーブ
ル上の鋼板7を所定温度に冷却するための冷却帯、そし
て、11は、鋼板7を巻き取るためのコイラー、そし
て、12は、後述するようにして、コイラー11の回転
数を制御して、鋼板7の板幅を目標板幅に近づけるため
の制御器である。
【0018】加熱炉(図示せず)によって所定温度に加
熱されたスラブは、粗圧延機(図示せず)によって粗圧
延され、次いで、仕上圧延機9によって所定板厚の鋼板
7に圧延される。次いで、鋼板7は、ホットランテーブ
ルを移動中に冷却帯10によって所定温度に冷却され、
そして、コイラー11に巻き取られる。
【0019】この発明においては、鋼板7の先端がコイ
ラー11によって巻き取られてから、鋼板7の後端が仕
上圧延機9を抜け出るまでの間、コイラー11と仕上圧
延機9との間の鋼板7に張力を付与する。この張力は、
後述するように、制御器12がコイラー11のマンドレ
ルの回転数を制御することによって、鋼板7の板幅が目
標板幅に近づくように調整される。
【0020】Ar3 変態点以上の温度で鋼板7の仕上圧
延を終了させると、図2に示すように、ホットランテー
ブル上において、Ar3 変態温度を向かえる。この温度
域において、鋼板7は、張力によって幅縮みを生じる。
このときの鋼板7に付与する張力と鋼板7の幅縮み量と
は、図3に示すように、鋼板7に加える張力(応力)が
大きくなるほど、鋼板7の幅縮み量が大きくなる関係に
ある。
【0021】一方、仕上圧延機9による仕上圧延時にお
ける加速圧延による鋼板7の温度変化と鋼板7の板幅減
少量とは、図4に示すように、鋼板7の温度変化が大き
くなるほど、鋼板7の板幅減少量が大きくなる関係にあ
る。
【0022】従って、仕上圧延後の鋼板7の板幅と目標
板幅との間の偏差は、図5に示すように、鋼板先端から
後端に向かうに従って徐々に小さくなる。即ち、鋼板7
の板幅は、鋼板先端から後端に向かうに従って徐々に狭
くなる。
【0023】このような鋼板長手方向における板幅減少
パターンを、鋼板7の製品サイズおよび鋼種毎に予め求
める。そして、この板幅減少パターンと、製品サイズお
よび鋼種毎に予め求めた、鋼板7に付与する張力と板幅
縮み量との関係に基づいて、鋼板7の先端がコイラー1
1に巻き取られてから鋼板7の後端が仕上圧延機9を抜
け出る間における、製品板幅と目標板幅との偏差を小さ
くする、例えば、図6に示すような、鋼板7への張力付
与パターンを、製品サイズおよび鋼種毎に予め求める。
そして、この張力付与パターンに従って、鋼板7に張力
を付与すれば、仕上圧延段階での加速圧延による鋼板7
の温度上昇に伴う板幅減少にかかわらず、製品板幅と目
標板幅との偏差を小さくすることができる。
【0024】前記張力付与パターンに従って、鋼板7に
張力に付与するには、制御器12によって、コイラー1
1のマンドレルの回転数を制御することによって行う。
【0025】以上の方法は、鋼板7の長手方向における
板幅減少パターンと、鋼板に付与する張力と板幅縮み量
との関係とに基づいて、鋼板7への張力付与パターンを
製品サイズおよび鋼種毎に予め求めておくものである
が、この代わりに、仕上圧延直後の鋼板7の板幅を、図
1に示すように、仕上圧延機9の出側に設けた板幅計1
3によって実測し、この板幅実測値と鋼板7の目標板幅
との間の偏差を制御器12によって演算し、そして、製
品サイズおよび鋼種毎に予め求めた、鋼板7に付与する
張力と鋼板7の板幅減少量との関係に基づいて、コイラ
ー11と仕上圧延機9との間の鋼板7に、制御器12か
らの指令によってコイラー11の回転数を制御すること
によって張力を付与し、これによって、鋼板7の製品板
幅と目標板幅との間の偏差を小さくすることもできる。
【0026】即ち、従来法では、仕上圧延機出側の板幅
偏差(x1 )は、平均値で4mm以上、板幅変動量(x
2 )は、平均値で2mm以上であるのに対して、この発
明の方法によれば、仕上圧延機出側の板幅偏差(x1
は、平均値で2mm以下、板幅変動量(x2 )は、平均
値で1mm以下に低減することができる。板幅偏差(x
1 )および板幅変動量(x2 )については後述する。
【0027】次に、この発明の、熱間圧延における鋼板
の板幅制御方法の実施例について説明する。
【0028】鋼板7への張力付与パターンを製品サイズ
および鋼種毎に予め求めておく、この発明の方法に従っ
て、製品板厚1.6mm、製品板幅900mm、カーボ
ン当量0.01%の熱延鋼板を10本製造した。このと
きの仕上圧延出側の鋼板温度は、850℃、巻取前の鋼
板温度は、640℃であった。このようにして製造した
製品コイルの板幅偏差(x1 )および板幅変動量
(x2 )を計測した。この結果を、上述した従来技術に
よる結果と併せて表1に示す。板幅偏差(x1 )は、図
7および図8に示すように、板幅変動曲線の谷と目標板
幅との間の長さであり、板幅変動量(x2 )は、板幅変
動曲線の山と谷との間の長さである。なお、図7は、仕
上圧延機出側の板幅偏差を示すグラフであり、これは、
従来技術による板幅偏差および変動量である。そして、
図8は、この発明の方法によって板幅制御した後の板幅
偏差を示すグラフである。
【0029】
【0030】表1から明らかなように、この発明の方法
によれば、板幅偏差(x1 )および板幅変動量(x2
が従来技術の方法に比べて大幅に小さくなっており、製
品板幅と目標板幅との間の偏差を大幅に小さくできるこ
とが分かった。
【0031】なお、仕上圧延直後の鋼板7の板幅を実測
し、この実測値と鋼板7の目標板厚との間の偏差を求
め、そして、製品サイズおよび鋼種毎に予め求めた、鋼
板7に付与する張力と鋼板7の板幅減少量との関係に基
づいて、コイラー11と仕上圧延機9との間の鋼板7に
張力を付与する、この発明の別の方法によっても、上述
した実施例におけるとほぼ同様な結果が得られた。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、Ar3 変態点以上の温度で鋼板の仕上圧延を終了さ
せ、コイラーと仕上圧延機との間の鋼板に付与する張力
を、予め求めた張力付与パターンに従って調整するか、
または、仕上圧延直後の鋼板に板幅実測値に従って調整
することによって、目標板幅との板幅偏差を大幅に小さ
くすることができるといった工業上有用な効果がもたら
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の、熱間圧延における鋼板の板幅制御
方法の一実施態様を示す側面図である。
【図2】仕上圧延機からコイラーに至るまでの鋼板の温
度変化を示すグラフである。
【図3】鋼板に加える張力と鋼板の幅縮み量との関係を
示すグラフである。
【図4】仕上圧延直後の鋼板の温度変化と鋼板の幅減少
量との関係を示すグラフである。
【図5】仕上圧延機出側の板幅と板幅偏差との関係を示
すグラフである。
【図6】鋼板への張力付与パターンを示すグラフであ
る。
【図7】仕上圧延機出側の板幅変動を示すグラフであ
る。
【図8】この発明による板幅制御後の板幅変動を示すグ
ラフである。
【図9】従来の鋼板製造ラインを示す側面図である。
【符号の説明】
1:加熱炉、 2:粗圧延機、 3:水平ロール圧延機、 4:竪ロール圧延機、 5:仕上圧延機、 6:冷却帯、 7:鋼板、 8:コイラー、 9:仕上圧延機、 10:冷却帯、 11:コイラー、 12:制御器、 13:板幅計。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱されたスラブを仕上圧延機によって
    所定板厚の鋼板に熱間圧延し、次いで、このように所定
    板厚に熱間圧延された前記鋼板を、前記仕上圧延機に続
    く冷却帯によって所定温度に冷却し、そして、このよう
    に所定温度に冷却された前記鋼板をコイラーに巻き取る
    ことによって、所定板厚および特性を有する鋼板を製造
    するに際して、仕上圧延時の前記鋼板の温度上昇に伴う
    前記鋼板の板幅減少により生じる、製品板幅と目標板幅
    との偏差を小さくする、鋼板の板幅制御方法において、 Ar3 変態点以上の温度で前記鋼板の仕上圧延を終了さ
    せ、前記コイラーと前記仕上圧延機との間の前記鋼板に
    付与する張力を調整することによって、前記鋼板の板幅
    の減少割合を調整することを特徴とする、熱間圧延にお
    ける鋼板の板幅制御方法。
  2. 【請求項2】 前記鋼板の仕上圧延時に生じる前記鋼板
    の長手方向における板幅減少パターンを、製品サイズお
    よび鋼種毎に予め求め、そして、この板幅減少パターン
    と、製品サイズおよび鋼種毎に予め求めた、前記鋼板に
    付与する張力と板幅縮み量との関係とに基づいて、前記
    鋼板の先端が前記コイラーに巻き取られてから前記鋼板
    の後端が前記仕上圧延機を抜け出る間における、製品板
    厚と目標板厚との偏差を小さくするような、前記鋼板へ
    の張力付与パターンを、製品サイズおよび鋼種毎に予め
    求め、前記張力付与パターンに従って、前記鋼板に張力
    を付与することを特徴とする、請求項1記載の、熱間圧
    延における鋼板の板幅制御方法。
  3. 【請求項3】 仕上圧延直後の前記鋼板の板幅を実測
    し、この実測値と前記鋼板の目標板幅との間の偏差を求
    め、そして、製品サイズおよび鋼種毎に予め求めた、前
    記鋼板に付与する張力と前記鋼板の板幅縮み量との関係
    に基づいて、前記コイラーと前記仕上圧延機との間の前
    記鋼板に、前記偏差が小さくなるような張力を付与する
    ことを特徴とする、請求項1記載の、熱間圧延における
    鋼板の板幅制御方法。
  4. 【請求項4】 前記コイラーの回転数を制御することに
    よって、前記鋼板に張力を付与することを特徴とする、
    請求項1から3の何れか1つに記載された、熱間圧延に
    おける鋼板の板幅制御方法。
JP6060353A 1994-03-04 1994-03-04 熱間圧延における鋼板の板幅制御方法 Pending JPH07241612A (ja)

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JP (1) JPH07241612A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6208066B1 (en) 1997-03-07 2001-03-27 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Semi-creeping discharge type spark plug
JP2008121049A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Ihi Corp 粉末クラッド製造ライン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6208066B1 (en) 1997-03-07 2001-03-27 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Semi-creeping discharge type spark plug
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