JPH07240211A - 熱電池 - Google Patents
熱電池Info
- Publication number
- JPH07240211A JPH07240211A JP2791794A JP2791794A JPH07240211A JP H07240211 A JPH07240211 A JP H07240211A JP 2791794 A JP2791794 A JP 2791794A JP 2791794 A JP2791794 A JP 2791794A JP H07240211 A JPH07240211 A JP H07240211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- battery
- thermal battery
- output terminal
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Primary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、熱電池ハメチックシール端子部の
シールガラス色、径または端子形状を変えること等によ
り、端子機能を表示することなく、目視により簡単に夫
々の端子を確認できる熱電池を提供することを目的とす
る。 【構成】 外装蓋１、ハメチックシールガラス２、起動
端子３、出力端子４、外装ケース５から構成し、熱電池
ハメチックシール端子部を各端子機能により、シールガ
ラスの色、外径を変え、またプラス出力端子４−１の形
状等を夫々の端子と目視で簡単に確認できる構成とし各
端子を捺印表示せずに、電池使用時の取扱いによる誤り
を未然に防止し、電池使用の誤動作及び使用機器の損傷
等を防止し、電池取扱いの信頼性を高める。
シールガラス色、径または端子形状を変えること等によ
り、端子機能を表示することなく、目視により簡単に夫
々の端子を確認できる熱電池を提供することを目的とす
る。 【構成】 外装蓋１、ハメチックシールガラス２、起動
端子３、出力端子４、外装ケース５から構成し、熱電池
ハメチックシール端子部を各端子機能により、シールガ
ラスの色、外径を変え、またプラス出力端子４−１の形
状等を夫々の端子と目視で簡単に確認できる構成とし各
端子を捺印表示せずに、電池使用時の取扱いによる誤り
を未然に防止し、電池使用の誤動作及び使用機器の損傷
等を防止し、電池取扱いの信頼性を高める。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱電池特にハメチック
シール端子部に関するものである。
シール端子部に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】熱電池は常温では、不活性であるが、高
温に加熱することによって活性となり、外部へ電力を供
給する電池で、貯蔵型電池の一種である。
温に加熱することによって活性となり、外部へ電力を供
給する電池で、貯蔵型電池の一種である。
【０００３】従って貯蔵寿命は極めて良好であり、５〜
１０年貯蔵後も製造直後と電池性能上、何ら変わること
なく使用できる。また、高温で作動させるために電極反
応が進みやすく、高出力特性を有するので、各種飛翔
体、誘導機器といった防衛機器の電源や緊急用電源とし
て用いられる。
１０年貯蔵後も製造直後と電池性能上、何ら変わること
なく使用できる。また、高温で作動させるために電極反
応が進みやすく、高出力特性を有するので、各種飛翔
体、誘導機器といった防衛機器の電源や緊急用電源とし
て用いられる。
【０００４】以下、従来の熱電池ハメチックシール端子
部について図２を用いて説明する。図２において、外装
蓋１、ハメチックシールガラス２、起動端子３、出力端
子４、外装ケース５の構造となっている。
部について図２を用いて説明する。図２において、外装
蓋１、ハメチックシールガラス２、起動端子３、出力端
子４、外装ケース５の構造となっている。
【０００５】電池の活性化は、電池外部より起動端子３
に点火電流を流すことにより、電池内部が反応し、出力
端子４から電力を供給する。
に点火電流を流すことにより、電池内部が反応し、出力
端子４から電力を供給する。
【０００６】しかし、従来の熱電池ハメチックシール端
子部の構成では、ハメチックシールガラス２のシールガ
ラス径、色は同一であり、また起動端子３、出力端子
４、の端子形状も同一であることから、夫々の端子機能
に応じ、端子の近くに捺印表示を施すことが通例であっ
た。
子部の構成では、ハメチックシールガラス２のシールガ
ラス径、色は同一であり、また起動端子３、出力端子
４、の端子形状も同一であることから、夫々の端子機能
に応じ、端子の近くに捺印表示を施すことが通例であっ
た。
【０００７】しかし、端子機能を示す表示が消えその機
能が不明となり、電池の取扱いを間違え、使用できなく
なったり、使用機器に損傷を与えることが生じた。
能が不明となり、電池の取扱いを間違え、使用できなく
なったり、使用機器に損傷を与えることが生じた。
【０００８】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、図２で
示した熱電池ハメチックシール部の構成では、起動端子
３及び出力端子４の表示又はマーキングがなければ、出
力端子４に起動用リード線を接続したり、又出力端子４
の極性を間違えるなどにより、電池が予定通り機能しな
かったり、又電池使用機器に損傷を与えることが生じ
た。
示した熱電池ハメチックシール部の構成では、起動端子
３及び出力端子４の表示又はマーキングがなければ、出
力端子４に起動用リード線を接続したり、又出力端子４
の極性を間違えるなどにより、電池が予定通り機能しな
かったり、又電池使用機器に損傷を与えることが生じ
た。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、熱電池ハメチックシール端子部のガラスシ
ール径、色または端子形状を変えること等により、端子
機能を表示することなく、目視により簡単に夫々の端子
を確認できるようにした。
に本発明は、熱電池ハメチックシール端子部のガラスシ
ール径、色または端子形状を変えること等により、端子
機能を表示することなく、目視により簡単に夫々の端子
を確認できるようにした。
【００１０】
【作用】上記、熱電池ハメチックシール端子の構成にお
いて、各端子機能を目視により簡単に夫々の端子を確認
できるようにした為、各端子機能の表示を必要とせず、
使用時の取扱いによる誤りを未然に防止すると共に、電
池の使用機器に損傷を与えることもなく、従来の問題を
解決した。
いて、各端子機能を目視により簡単に夫々の端子を確認
できるようにした為、各端子機能の表示を必要とせず、
使用時の取扱いによる誤りを未然に防止すると共に、電
池の使用機器に損傷を与えることもなく、従来の問題を
解決した。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１を用いて説明
する。
する。
【００１２】図１は、本発明による熱電池ハメチックシ
ール端子部の断面図を示したものである。
ール端子部の断面図を示したものである。
【００１３】外装蓋１、ハメチックシールガラス２、起
動端子３、出力端子４、外装ケース５の構造となってい
る。
動端子３、出力端子４、外装ケース５の構造となってい
る。
【００１４】熱電池ハメチックシール端子部のハメチッ
クシールガラス２の材料に、主成分がＳｉＯ2−ＳｒＯ
−Ｒ2Ｏの材質を用い、ガラス色にホワイト色とブルー
色とを選択し、出力端子４のプラス出力端子４−１のシ
ールガラス２−２をホワイト色とし、他の端子のシール
ガラス２−１、２−３は全てブルー色とした。そして、
起動端子３と出力端子４のハメチックシールガラス２の
外径の大きさを変え、起動端子３のシールガラス２−１
の外径を１０mmとし、出力端子４のシールガラス２−
２、２−３の外径７を２２mmとした。
クシールガラス２の材料に、主成分がＳｉＯ2−ＳｒＯ
−Ｒ2Ｏの材質を用い、ガラス色にホワイト色とブルー
色とを選択し、出力端子４のプラス出力端子４−１のシ
ールガラス２−２をホワイト色とし、他の端子のシール
ガラス２−１、２−３は全てブルー色とした。そして、
起動端子３と出力端子４のハメチックシールガラス２の
外径の大きさを変え、起動端子３のシールガラス２−１
の外径を１０mmとし、出力端子４のシールガラス２−
２、２−３の外径７を２２mmとした。
【００１５】端子線径については、起動端子３と出力端
子４の線径を変え、端子形状はプラス出力端子４−１を
起動端子３及びマイナス出力端子４−２と異なる形状に
し目視により簡単に夫々の端子を確認できるようにし
た。
子４の線径を変え、端子形状はプラス出力端子４−１を
起動端子３及びマイナス出力端子４−２と異なる形状に
し目視により簡単に夫々の端子を確認できるようにし
た。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では予め、ハ
メチックシールのガラス部分の径や色、又は端子の形状
を事前に端子機能ごとに決めて置く事によって各端子機
能を捺印等の表示をする必要がなく、目視により簡単に
夫々の端子を確認できるようにしたことにより、使用時
の取扱いによる誤りを未然に防止すると共に、電池の使
用機器に損傷を与えることもなく、電池使用時の問題を
解決し、電池取扱いの信頼性を高めた。
メチックシールのガラス部分の径や色、又は端子の形状
を事前に端子機能ごとに決めて置く事によって各端子機
能を捺印等の表示をする必要がなく、目視により簡単に
夫々の端子を確認できるようにしたことにより、使用時
の取扱いによる誤りを未然に防止すると共に、電池の使
用機器に損傷を与えることもなく、電池使用時の問題を
解決し、電池取扱いの信頼性を高めた。
【図１】本発明の実施例を示す熱電池ハメチックシール
端子部の断面図
端子部の断面図
【図２】従来の熱電池ハメチックシール端子部の断面図
１ 外装蓋 ２ ハメチックシールガラス ２−１ 起動端子のシールガラス ２−２ プラス出力端子のシールガラス ２−３ マイナス出力端子のシールガラス ３ 起動端子 ４ 出力端子 ４−１ プラス出力端子 ４−２ マイナス出力端子 ５ 外装ケ−ス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 和弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西村 保廣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大道 和也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】起動端子、出力端子をハメチックシールガ
ラスで固定した外装蓋を使用してなる熱電池であって、
シールガラスの径を端子機能に応じ、変えることを特徴
とした熱電池。 - 【請求項２】上記シールガラスの色を端子機能に応じ、
変えることを特徴とした請求項１記載の熱電池。 - 【請求項３】上記起動端子、出力端子の形状を端子機能
に応じ、変えることを特徴とした請求項１記載の熱電
池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2791794A JPH07240211A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 熱電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2791794A JPH07240211A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 熱電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07240211A true JPH07240211A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12234243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2791794A Pending JPH07240211A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 熱電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07240211A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10103385B2 (en) | 2012-04-16 | 2018-10-16 | Lg Chem, Ltd. | Electrode assembly including cathode and anode having different welding portion shapes and secondary battery including the same |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP2791794A patent/JPH07240211A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10103385B2 (en) | 2012-04-16 | 2018-10-16 | Lg Chem, Ltd. | Electrode assembly including cathode and anode having different welding portion shapes and secondary battery including the same |
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