JPH07240054A - 光ディスクカートリッジイジェクト機構 - Google Patents

光ディスクカートリッジイジェクト機構

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Publication number
JPH07240054A
JPH07240054A JP6052825A JP5282594A JPH07240054A JP H07240054 A JPH07240054 A JP H07240054A JP 6052825 A JP6052825 A JP 6052825A JP 5282594 A JP5282594 A JP 5282594A JP H07240054 A JPH07240054 A JP H07240054A
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JP
Japan
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optical disk
unit
outer peripheral
slide bar
disk cartridge
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Pending
Application number
JP6052825A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Fushimi
誠一郎 伏見
Hisanori Sasaki
久昇 佐々木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレイ式の光ディスクカートリッジローディ
ング装置において、光ディスクユニットの挿入及び取り
出しを容易にすること。 【構成】 ディスク記録再生装置のベースに固定された
シャーシユニット5に、ローディング方向に移動可能な
トレイ外周ユニット2と内部トレイユニット4とを設け
る。又、これらの移動と共にスライドするスライドバー
24を取り付ける。スライドバー24が前方に移動する
と、持上げレバー23が立ち上がり、内部トレイユニッ
トに載置された光ディスクカートリッジが持ち上げられ
る。この状態で凹部2dに指を挿入すると、光ディスク
カートリッジを容易に取り出せる。又新たに光ディスク
カートリッジを挿入すると、スライドバー24がストッ
パ25から外れ、トレイ外周ユニット2が演奏位置に搬
送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクカートリッジ
ローディング装置に関わり、特に光ディスクカートリッ
ジの挿入又は取り出しを容易にする光ディスクカートリ
ッジイジェクト機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来コンパクトディスクプレーヤ,磁気
記録再生装置(VTR),DATプレーヤ等において、
ローディング装置外に出入するトレイにディスク,テー
プカセット,ディスクカートリッジ等の記録媒体を載置
し、ローディング装置内へ記録媒体をローディングする
ローディング機構が設けられたものがある。このような
ローディング機構の一例が特開平4−195856号に開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報記録再生装
置では、ローディング装置の防振性が問題となってい
る。このため光ディスクドライブ装置では、光ディス
ク,光ピックアップ,ターンテーブル周辺の記録再生系
が受ける外部の振動及び衝撃を、ばねやダンパ等を用い
て緩和するようにしている。
【0004】光ピックアップのディスクへの追従性を確
保することを考えると、カートリッジケース内壁と光デ
ィスク間のスペースは一般に狭いといえる。このため情
報記録再生装置ではカートリッジケースを一体にした系
でローディング装置を耐振構造にする必要がある。
【0005】一般にトレイにおける光ディスクカートリ
ッジの載置面は、カートリッジケースと光ピックアップ
間に挟まれた位置になるため、光ディスクの載置面を光
ディスクカートリッジや光ピックアップの系から十分に
耐振性を得られる位置に設けることが困難であった。
又、トレイが光ディスクカートリッジの演奏位置から引
き出されて脱着位置にあるとき、光ディスクカートリッ
ジを手で直接取り出しにくいという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、光ディスクカートリッジをト
レイに載置してローディングする際、トレイを外部に引
出したとき、光ディスクカートリッジをトレイから手で
直接容易に取出すことができる光ディスクカートリッジ
イジェクト機構を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、光ディスクカートリッジを引出し状部分に保持し、
光ディスクカートリッジの着脱位置と演奏位置に移動す
るトレイ外周ユニットと、光ディスクを載置するターン
テーブルを含み、トレイ外周ユニットを摺動自在に保持
してローディング/アンローディング方向に駆動するシ
ャーシユニットと、を有する光ディスクカートリッジロ
ーディング装置であって、トレイ外周ユニットに取付け
られ、光ディスクカートリッジの下面と当接して光ディ
スクカートリッジをトレイ外周ユニットに対して水平及
び傾斜した姿勢に回動させる持上げレバーと、トレイ外
周ユニットに取付けられ、ローディング方向に微動自在
に保持され、その一端がローディング方向と一定の傾斜
範囲内で回動自在に保持され、光ディスクカートリッジ
の排出時に、持上げレバーと係合して持上げレバーを傾
斜姿勢に回動させるスライドバーと、シャーシユニット
に固定され、スライドバーと係合して光ディスクカート
リッジの着脱位置でスライドバーをローディング方向に
付勢するストッパと、を具備することを特徴するもので
ある。
【0008】本願の請求項2の発明は、光ディスクカー
トリッジを引出し状部分に保持し、光ディスクカートリ
ッジの着脱位置と演奏位置に移動するトレイ外周ユニッ
トと、光ディスクを載置するターンテーブルを含み、ト
レイ外周ユニットを摺動自在に保持してローディング/
アンローディング方向に駆動するシャーシユニットと、
を有する光ディスクカートリッジローディング装置であ
って、トレイ外周ユニットに取付けられ、光ディスクカ
ートリッジの下面と当接して光ディスクカートリッジを
トレイ外周ユニットに対して水平及び傾斜した姿勢に回
動させる持上げレバーと、トレイ外周ユニットに取付け
られ、ローディング方向に微動自在に保持され、その一
端がローディング方向と一定の傾斜範囲内で回動自在に
保持され、光ディスクカートリッジの排出時に、持上げ
レバーと係合して持上げレバーを傾斜姿勢に回動させる
スライドバーと、シャーシユニットに固定され、スライ
ドバーと係合して光ディスクカートリッジの着脱位置で
スライドバーをローディング方向に付勢するストッパ
と、トレイ外周ユニットに取付けられ、スライドバーの
前端部と係合し、スライドバーのフック部をトレイ外周
ユニットの底面から離間する方向に付勢力を与えると共
に、その付勢範囲を規制する係止部と、トレイ外周ユニ
ットに取付けられ、スライドバーの後端部と係合し、ス
ライドバーをトレイ外周ユニットの底面と平行に摺動自
在に保持すると共に、トレイ外周ユニットのローディン
グ方向に対し一定の傾斜範囲内で回動自在に保持するバ
ー支持部と、を具備することを特徴するものである。
【0009】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1,2の
発明によれば、光ディスクカートリッジを着脱位置と演
奏位置に移動させる光ディスクカートリッジローディン
グ装置において、光ディスクユニットを載置したトレイ
外周ユニットが着脱位置にくると、スライドバーが持上
げレバーと係合しスライドバーが回動する。そして持上
げレバーは光ディスクカートリッジの片端部を内部トレ
イユニットから離脱する方向に持ち上げる。この状態で
持上げレバーは再びスライドバーにより一定姿勢に保持
される。光ディスクユニットをトレイ外周ユニットから
取り出すと、持上げレバーのロックは解除され、その傾
斜角は小さくなる。この状態で新たに光ディスクユニッ
トを挿入すると、スライドバーが後退し、トレイ外周ユ
ニットは内部トレイユニットと共に演奏位置にローディ
ング可能な状態になる。
【0010】
【実施例】本発明の光ディスクカートリッジイジェクト
機構が設けられる光ディスクカートリッジローディング
装置(以下、単にローディング装置という)について図
面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明のローディング装置の全体構
成を示す平面図である。又図2及び図3はローディング
装置の主要な構成ユニットの配置を示す分解斜視図であ
る。図2,図3に示すようにローディング装置は光ディ
スクユニット1を装着位置と演奏位置に夫々移動させる
もので、トレイ外周ユニット2,案内ユニット3,内部
トレイユニット4,シャーシユニット5,フレームユニ
ット6を含んで構成される。
【0012】図4は再生用の光ディスクユニット、図5
は記録用の光ディスクユニットの構成を示す斜視図であ
る。図4(a)に示すように再生用の光ディスク1a
は、アッパーシェルとローワシェルで構成される光ディ
スクカートリッジ1bに回転自在に保持されている。又
図4(b)に示すように光ディスクカートリッジ1bの
中央に円形の開口1cが設けられ、光ディスク1aの信
号記録面と対向する位置に窓1dが設けられている。再
生用の光ディスクユニット1では窓1dが片面だけにあ
り、この部分を開閉するためのシャッタ1eが摺動自在
に取付けられている。
【0013】これに対して図5に示す記録用の光ディス
クユニット1では光ディスクカートリッジ1bの両面に
窓1dが設けられ、これを開閉するためのシャッタ1f
が摺動自在に取付けられている。そしてシャッタ1fが
開放されると、光ディスク1aの片面を光ピックアップ
が走査し、他の面を磁気ヘッドが走査する。
【0014】次に図2(b)に示すトレイ外周ユニット
2について図6〜図8を用いて説明する。図6(a)は
トレイ外周ユニット2の平面図、図6(b)は正面図、
図6(c)は(a)のC−C線で切断した部分断面図で
ある。又、図7(a),(b)はトレイ外周ユニット2
の左側部の側面図、図8(a),(b)は右側部の側面
図である。尚、各ユニット2〜6の説明において、トレ
イ外周ユニット2の前面(操作面)から人が見て、右側
の部材を右側部と呼び、左側の部材を左側部と呼ぶもの
とする。
【0015】トレイ外周ユニット2は、光ディスクカー
トリッジ1bの着脱時にはローディング装置の外(図1
の−X(左)方向)にせり出し、光ディスクカートリッ
ジ1bを載置又は排出するためのトレイ外周枠である。
図6(a)に示すようにトレイ外周ユニット2はコ字状
の外周枠2aと、外周枠2aの左側部と右側部とを連結
する補強板2b、及び左側部及び右側部の後端に設けら
れたリア側係合受け2cを夫々含んで構成される。外周
枠2aの左側部及び右側部の前面側に凹部2dが設けら
れている。凹部2dは上面より内向きの傾斜面を有して
おり、光ディスクカートリッジ1bを取出すとき、その
エッジを手で保持できるようにした溝である。
【0016】図6(b),(c)に示すように外周枠2
aの左側部に垂直下向きのガイド溝2eが形成されてい
る。ガイド溝2eは後述するフレームユニット6のガイ
ドピンと嵌合する溝であり、トレイ外周ユニット2の左
右方向の動きを規制する働きをしている。次に図7
(a)は外周枠2aの左側部の外面を示す側面図であ
り、(b)は内面を示す側面図である。又図8(a)は
外周枠2aの右側部の内面を示す側面図であり、(b)
は外面を示す側面図である。これらの図に示すように、
外周枠2aの右側部及び左側部に外向きに凹となるガイ
ド溝2fが水平に設けられている。ガイド溝2fはフレ
ームユニット6のガイドローラと嵌合する溝である。図
6(c),図7(a),図8(b)に示すように、ガイ
ド溝2fはトレイ外周ユニット2の前後方向の全体に渡
って形成され、トレイ外周ユニット2の上下方向の動き
を規制する働きをしている。
【0017】図7(b),図8(a)に示すように外周
枠2aの左側部及び右側部の内面にフロント側係合受け
2gが夫々設けられている。フロント側係合受け2gは
凹状の溝であり、トレイ外周ユニット2が内部トレイユ
ニット4によって演奏位置に押圧されるとき、後述する
フロント側結合凸部と係合するものである。
【0018】リア側係合受け2cは結合溝が切り欠かれ
たU字状の結合部材と卵形の回転アームが一体に形成さ
れたもので、外周枠2aの左側部及び右側部の後部に設
けた軸(図示せず)を介して回転自在に取付けられてい
る。図6(a)に示すようにリア側結合受け2cはねじ
りコイルばね2hにより付勢されており、案内ユニット
3に設けられたリア側係合ピンと係合する部材である。
又図7(b),図8(a)に示すようにリア側結合受け
2cの回転アームに、ピン2iが外周枠2aの外部に突
出するよう圧入されている。
【0019】次に内部トレイユニット4について図9を
参照しつつ説明する。図9(a)は内部トレイユニット
4の構造を示す平面図、(b)はその左側面図、(c)
は右側面図である。内部トレイユニット4はトレイ外周
ユニット2の光ディスクカートリッジ載置用の開口部分
に位置するもので、トレイがローディング装置の外部に
せり出した際、光ディスクカートリッジ1bの下面を保
持するものである。内部トレイユニット4は例えば板厚
0.5 mmの鉄板製の板金部品であり、光ディスクカートリ
ッジ1bの外形に沿うよう、略四角形の平板状部及びそ
の周囲に立上り部を含んで構成される。図9(a)に示
すように内部トレイユニット4の中央に略矩形の開口4
aが設けられている。前後に位置する立上り部4b,4
cの間は図4,図5に示す光ディスクカートリッジ1b
の幅Xと同一の幅を有し、左側部及び右側部の立上り部
4d,4eと共に光ディスクカートリッジ1bを定位置
に保持する働きをしている。又内部トレイユニット4の
左側部及び右側部の前方に短いピン4fが一対水平に設
けられ、後方に長いピン4gが一対水平に設けられてい
る。ピン4f,4gは後述する案内ユニット3のカム溝
に嵌合する第1のピンである。
【0020】次に案内ユニット3について図10を参照
しつつ説明する。図10は案内ユニット3の構造を示す
図であり、(a)はその平面図、(b)は正面図、
(c)は左側面図、(d)は右側面図である。案内ユニ
ット3はトレイ外周ユニット2,内部トレイユニット4
と共に、光ディスクカートリッジ1bのローディング時
にローディング装置の外部にせり出すトレイの構成部材
である。図10(a)に示すように、案内ユニット3は
縦長の左ガイド3a及び右ガイド3bとこれらのガイド
3a,3bを連結する連結板3cとがコ字状に連結され
た部材である。左ガイド及び右ガイド3a,3bは夫々
樹脂で形成され、図10(a)の部分側面図及び
(c),(d)に示すように、その内側面の前後に夫々
2組の第1のカム溝3dがスロープ状に形成されてい
る。カム溝3dは光ディスクカートリッジ1bの挿入方
向に平行な2つの長溝とこれを連結する斜溝が一体に形
成されたものである。カム溝3dは内部トレイユニット
4のピン4f,4gと嵌合して、光ディスクカートリッ
ジ1bの載置面を、着脱位置である第1の高さと、演奏
位置である第2の高さの上下に微動させるものである。
【0021】図10(c)の側面図に示すように、左ガ
イド3aの外側面にはラック3eが一体に形成されてい
る。ラック3eは左ガイド3aの長手方向に形成された
直線状のギアで、後述するシャーシユニット5の駆動歯
車(ピニオン)と噛合する。更に図10(a),(b)
に示すように、ラック3eに隣接して左ガイド3aの外
面には、ローディング方向に沿ってガイドシャフト3f
が取付けられている。ガイドシャフト3fは例えば外径
3mmのステンレス棒により構成され、後述するシャーシ
ユニット5のLスライダと嵌合する円柱状の部材であ
る。次に左ガイド3a及び右ガイド3bの後部に、リア
側係合ピン3gが夫々外向き水平に取付けられる。
【0022】又左ガイド3a及び右ガイド3bの前方に
は、板状のフロント側係合凸部3hが形成されている。
リア側係合ピン3gはトレイ外周ユニット2のリア側係
合受け2cと係合する。又、フロント側係合凸部3hは
トレイ外周ユニット2のフロント側係合受け2gと係合
する。こうすると案内ユニット3とトレイ外周ユニット
2が図1に示す矢印±X方向に摺動自在に結合される。
【0023】図10(b),(d)に示すように案内ユ
ニット3の右ガイド3bの外側面に、ガイド溝3iが水
平に形成されている。ガイド溝3iは後述するシャーシ
ユニット5のRスライダと係合する案内溝である。以上
のようにガイド溝3iとガイドシャフト3fが夫々シャ
ーシユニット5のRスライダ及びLスライダと係合する
ことにより、案内ユニット3はシャーシユニット5に対
し前後方向に移動可能となる。
【0024】図10(a),(c),(d)に示すよう
に連結板3cは例えば板厚0.8 mmの金属板で構成される
略長方形状の板金部品である。連結板3cは左ガイド3
a,右ガイド3bとねじで固定される。又その中央部に
は光ディスクカートリッジ1bと対向する側に、第2の
カム溝3jの形成された樹脂板3kが取付けられてい
る。図1に示すようにカム溝3jは矢印X方向と斜行す
る溝であり、後述するシャーシユニット5の第1のロッ
クレバーのピンと係合して、このロックレバーを回動さ
せる。
【0025】次にシャーシユニット5について図11を
参照しつつ説明する。図11はシャーシユニット5の構
造を示す図であり、(a)はその平面図、(b)は正面
図、(c)は左側面図である。シャーシユニット5はベ
ースが樹脂で形成されており、駆動歯車、駆動モータを
含む案内ユニット駆動機構、光ディスク1aを再生又は
記録する光ピックアップ、スピンドルモータ等が載置さ
れている。図11(a),(b)に示すようにシャーシ
ユニット5の四隅には板厚の薄い取付板5aが形成さ
れ、ここにダンパを固定する取付孔5bが開口されてい
る。
【0026】図12はダンパ7の構造及びその取付状態
を示す断面図である。ダンパ7はゴム等の弾性部材であ
って、中央部が開口されて瓢箪形に形成されている。図
12に示すように、シャーシユニット5の四隅の取付板
5aにダンパ7の外周溝7aを挿入し、固定軸8をダン
パ7とフレームユニット6の底板に貫通させることによ
り、シャーシユニット5を微動自在に保持している。
【0027】次にフレームユニット6について図13,
図14を参照しつつ説明する。図13(a)はフレーム
ユニット6の構造を示す平面図で、(b)は正面図,
(c)は後面図である。又図14(a)はフレームユニ
ット6の左側面図、(b)は右側面図である。フレーム
ユニット6は板厚0.8 mmの金属板で構成され、略長方形
の底板を有する箱状の部材である。フレームユニット6
は、トレイ外周ユニット2,案内ユニット3,内部トレ
イユニット4を含むローディング機構と、シャーシユニ
ット5を夫々支持している。
【0028】図13に示すようにフレームユニット6は
底板6a,左側板6b,右側板6c,後側板6dにより
構成される。図14(a),(b)に示すように左側板
6b及び右側板6cにはその端面に沿ってガイドレール
6eが形成されている。ガイドレール6eは、底板6a
と平行なエッジと、底板6aに向かって円弧を描いて下
降するエッジとがつながって形成されたレールである。
ガイドレール6eはトレイ外周ユニット2のピン2iと
当接してリア側係合受け2cの姿勢を一定に保持すると
共に、所定位置でリア側係合受け2cを回動させるもの
である。又左側板6b及び右側板6cの中央内面と前方
内面にガイドローラ6f,6gが夫々回転自在に取付け
られている。ガイドローラ6f,6gは夫々トレイ外周
ユニット2のガイド溝2fに挿入され、ローディング時
にトレイ外周ユニット2が上下にぶれるのを防ぎ、摺動
自在に保持する案内ローラの働きをしている。
【0029】フレームユニット6の底板6aにおいて、
左側板6bのガイドローラ6f,6gと近接する位置に
ガイドピン6h,6iが夫々垂直に設けられている。ガ
イドピン6h,6iは、トレイ外周ユニット2のガイド
溝2eと嵌合し、ローディング時にトレイ外周ユニット
2の左右方向へのぶれを防止する働きをしている。又フ
レームユニット6の後側板6dにロック係合部6jが形
成されている。ロック係合部6jは図13(c)に示す
ように底板6aから見て低い位置に切欠かれた長溝6l
と、高い位置に切欠かれた長溝6m、及びこれらの長溝
6l,6mを連結する中央窓6nとが夫々一体に形成さ
れた孔である。ロック係合部6jは後述する第1及び第
2のロックレバーと係合し、案内ユニット3及び内部ト
レイユニット4をロックする。
【0030】さて図15はローディング装置において光
ディスクカートリッジ1bをシャーシユニット5に押圧
固定した状態を示す側面図である。本図に示すようにシ
ャーシユニット5の上に押圧フレーム9、スライダ1
0,押圧プレート11が取付けられている。図16は押
圧フレーム9,スライダ10,押圧プレート11を示す
分解斜視図である。
【0031】まず押圧フレーム9について図16,図1
7を参照しつつ説明する。図17は押圧フレーム9の構
造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は後部側面
図,(c)は左側面図、(d)は右側面図である。押圧
フレーム9はシャーシユニット5にローディングされた
光ディスクカートリッジ1bを押圧固定するものであっ
て、厚み0.8 mmの板金部材で構成される。図17(a)
に示すように押圧フレーム9の磁気ヘッドの移動範囲に
矩形の開口9aが設けられている。又押圧フレーム9の
前後を結ぶ中央線よりも左側に左切起し部9b,右切起
し部9cが夫々設けられている。図17(c)に示すよ
うに左切起し部9bには同一形状のガイドスリット9
d,9eが切欠かれ、図17(d)に示すように右切起
し部9cにも同一形状のガイドスリット9f,9gが切
欠かれている。ガイドスリット9d〜9gはローディン
グ方向に対してスロープ状の形状を有し、後述するスラ
イダ10のピンと係合する第1のガイドスリットであ
る。
【0032】次にスライダ10について図18を参照し
つつ説明する。図18(a)はスライダ10の構造を示
す平面図,(b)は側面図である。スライダ10は光デ
ィスクカートリッジ1bをシャーシユニット5に固定す
る際、押圧フレーム9と押圧プレート11に連結して±
X方向に移動する部材で、本体は樹脂で構成される。図
18(a)に示すようにスライダ10は先端部に位置す
るL字状のフック10aと縦長の平板が一体に形成され
たもので、その板厚は5mmである。左側面に第2のピン
10b,10cが圧入され、右側面にも第2のピン10
d,10eが圧入されている。又押圧フレーム9の上面
に第3のピン10f,10gが左側に、第3のピン10
h,10iが右側にEリングを介して夫々取付けられて
いる。ピン10f,10g,10h,10iは夫々押圧
フレーム9のガイドスリット9e,9d,9f,9gに
嵌合する。又ピン10b〜10eは後述する押圧プレー
ト11のガイドスリットに嵌合するものである。
【0033】図18(a)に示すようにフック10aの
根元部にピン10jが垂直に設けられている。フック1
0aは図1の平面図で示すように第1のロックレバー1
3のピン13fとの間に引っ張りばね12を張架するも
のである。又フック10aの先端部は、ロックレバー1
3のピン13fと当接又は離間し、当接時には−X方向
に押圧力を受け、離間する場合ピン10jに架けられた
ばね12の張力により+X方向に引力を受ける。
【0034】次に押圧プレート11について図19を参
照しつつ説明する。図19は押圧プレート11の構造を
示す図で、(a)は平面図、(b)は後側面図、(c)
は(a)のA−A線で切断した右側面図である。押圧プ
レート11はシャーシユニット5にローディングされた
光ディスクカートリッジ1bを直接押圧固定する部材で
あり、板厚0.5 mmの金属板で構成される。図19(a)
に示すように押圧プレート11は略矩形の板状部材で、
前後を結ぶ中央線よりも左側に夫々左切起し部11a,
右切起し部11bが設けられている。又中央線よりも右
側に記録用磁気ヘッドの走査スペースとなる開口11c
が切欠かれている。図19(c)に示すように右切起し
部11bには第2のガイドスリット11g,11hが設
けられ、左切起し部11aにも第2のガイドスリット1
1e,11fが夫々設けられている。ガイドスリット1
1e〜11hは同一の形状を有し、光ディスクカートリ
ッジ1bのローディング方向にスロープ状に切り欠かれ
たスリットである。ガイドスリット11e,11f,1
1g,11hは夫々スライダ10のピン10c,10
b,10e,10dと嵌合する。
【0035】次に図1及び図3(a)に示すように、第
1のロックレバー13及び第2のロックレバー14がシ
ャーシユニット5に回動自在に取付けられている。図2
0はロックレバー13の構造を示す図で、(a)は平面
図、(b)は前側面図、(c)は右側面図である。ロッ
クレバー13は図20(a)に示すように、シャーシユ
ニット5に軸支される第1の回転軸13a,V字状の第
1の係合部13b,円弧状の第1のギア部13c,回転
軸13aから枝状に形成されたアーム部13e,アーム
部13eの先端に立設されたピン13f,回転軸13a
を中心としてピン13fと略直角方向に設けられたガイ
ドピン13g等が一体に形成された部材である。係合部
13bは図1においてCCW方向に回動したとき、ロッ
ク係合部6jの長溝6lと嵌合するものである。ギア部
13cは、ロックレバー14のギア部と噛合し、ロック
レバー13の回動力をロックレバー14に伝達するもの
である。アーム部13eの先端部はスライダ10のフッ
ク10aと当接し、スライダ10を−X方向に押圧する
ものである。ピン13fはばね12の一端と係合するも
ので、ガイドピン13gは案内ユニット3のカム溝3j
と係合するピンである。そしてロックレバー13はロッ
クレバー14と連動してフレームユニット6のロック係
合部6jと係合するもので、特に長溝6l,中央窓6n
内にその一部が挿入されてシャーシユニット5をフレー
ムユニット6にロックする部材である。
【0036】次にロックレバー14について図21を参
照しつつ説明する。図21はロックレバー14の構造を
示す図で、(a)は平面図、(b)は後側面図である。
図21(a)に示すようにロックレバー14はシャーシ
ユニット5に軸支される第2の回転軸14a,V字状の
第2の係合部14b,円弧状の第2のギア部14cが一
体に形成された部材で、ロックレバー13と連動して回
動するものである。係合部14bはロックレバー14が
CW方向に回動したとき、ロック係合部6jの長溝6m
と嵌合し、ローディング時におけるシャーシユニット5
をロックするものである。
【0037】次にシャーシユニット5に取付けられた他
の機構部分について説明する。図1,図3(a),図1
1に示すように、シャーシユニット5の左側部と右側部
に夫々Lスライダ15及びRスライダ16が取付けられ
ている。Lスライダ15は図3(a)の斜視図に示すよ
うに、前後方向に形成された1組の軸受で、案内ユニッ
ト3のガイドシャフト3fを摺動自在に保持するもので
ある。又Rスライダ16は図3(a)の斜視図に示すよ
うに前後方向に設けられた一定厚のレールで、案内ユニ
ット3のガイド溝3iと係合し、案内ユニット3を前後
方向に摺動自在に保持するものである。図3(a)に示
すようにLスライダ15の2つの軸受間に駆動歯車17
が回転自在に取付けられている。駆動歯車(ピニオン)
17は図11に示す駆動モータ18からベルトを介して
回転力を受けて回転し、案内ユニット3のラック3eと
噛合し、案内ユニット3を前後方向に駆動する。
【0038】シャーシユニット5には、上述した機構部
品以外に、図示しないスピンドルモータで駆動されるタ
ーンテーブル19,記録用磁気ヘッド20,記録又は再
生用の光ピックアップ21,トレイ外周ユニット2の摺
動方向を規制するストッパ22等が取付けられている。
【0039】次に本実施例による光ディスクカートリッ
ジのローディング装置の一部の機構ユニットの組立方法
について説明する。まず押圧フレーム9,スライダ1
0,押圧プレート11の組立方法について説明する。図
18に示すようにスライタ10にピン10b〜10eを
圧入する。次にピン10f〜10iをスライダ10に取
付ける。そして図19に示す押圧プレート11のガイド
スリット11e〜11hにピン10b〜10e(順不
同)夫々差し込む。図19(b)に示すように各ガイド
スリット11e〜11hの後部は直角に折り曲げられて
おり、この部分から容易にピンを挿入することができ
る。
【0040】このようにスライダ10,押圧プレート1
1が結合した組品を押圧フレーム9に取付ける。即ち押
圧フレーム9のガイドスリット9d〜9gに図18
(a)に示すピン10f〜10iを夫々挿入し、Eリン
グで固定する。次にスライダ10と押圧プレート11と
が連結した押圧フレーム9をシャーシユニット5に取付
ける。図3(a)及び図11(a),(b)に示すよう
に駆動モータ18の左右に2組の取付ボスが設けられ、
ロックレバー14の回転台座にねじ孔が形成されてい
る。図17(a),(b)に示すような3つのポイント
P1,P2,P3をねじ締めすることにより、押圧フレ
ーム9をシャーシユニット5に固定することができる。
【0041】以上の状態では図16の矢印A方向にスラ
イダ10を押圧すると、スライダ10自身が下がると共
に、押圧プレート11も大きく下がり、光ディスクカー
トリッジ1bの上面を押さえることができる。又図1に
おいてロックレバー13をCCW方向に回動させると、
アーム部13eがスライダ10のフック10aを押圧す
る。このため図16に示すようにスライダ10が矢印B
方向に移動する。そしてスライダ10自身が上昇し、こ
れも伴い押圧プレート11が更に上昇する。この場合押
圧プレート11は光ディスクカートリッジ1bの上面か
ら離れた状態となる。
【0042】次に案内ユニット3と内部トレイユニット
4の組立方法について説明する。図9に示す内部トレイ
ユニット4のピン4f,4gを図10に示す案内ユニッ
ト3の4つのカム溝3dに夫々嵌入する。そして連結板
3cを左ガイド3a,右ガイド3bに夫々ねじ締めによ
り固定する。そして連結板3cの下面にガイド溝3jの
形成された樹脂板3kを固定する。こうすると内部トレ
イユニット4と案内ユニット3は高さの異なるローディ
ング方向に摺動自在となる。
【0043】次にシャーシユニット5の組立方法につい
て説明する。図11及び図3(a)に示すようにシャー
シユニット5の底板に駆動モータ18及びロックレバー
13,14を取付ける。このとき図20に示すロックレ
バー13のギア部13cと図21に示すロックレバー1
4のギア部14cが噛合するようにする。回転軸13a
を介して直接シャーシユニット5の底板にロックレバー
13を取付け、回転軸14aとシャーシユニット5の回
転台座を介してロックレバー14を取付ける。次にシャ
ーシユニット5の左側部に駆動歯車17とLスライダ1
5を取付ける。又底板の右側部にRスライダ16を取付
ける。次に図1に示すようにばね12をスライダ10の
ピン10jとロックレバー13のピン13fに取付け
る。
【0044】次にフレームユニット6の組立方法につい
て説明する。図14に示すようにフレームユニットの左
側板6b,右側板6cに夫々一対のガイドローラ6f,
6gを取付ける。又底板6aにガイドピン6h,6iを
取付ける。次に案内ユニット3と内部トレイユニット4
の組立品をシャーシユニット5に取付けるには、案内ユ
ニット3のガイドシャフト3fをLスライダ15に貫通
させてEリングにより固定する。又Rスライダ16を案
内ユニット3のガイド溝3iに挿入しながらシャーシユ
ニット5の底板にねじ締めにより固定する。こうすると
シャーシユニット5に対し案内ユニット3及び内部トレ
イユニット4は±X方向に摺動自在な状態となる。
【0045】以上のように各ユニットが取付けられたシ
ャーシユニット5をフレームユニット6に取付けるに
は、図12に示すようにシャーシユニット5の四隅に設
けられた取付板5aにダンパ7を夫々取付け、更に固定
軸8を用いてフレームユニット6に固定する。この状態
でロックレバー13,14がフレームユニット6のロー
ラ係合部6jに夫々係合していなければ、シャーシユニ
ット5は図3(b)に示すフレームユニット6のX,
Y,Z方向に夫々±2mm変位可能となる。
【0046】次にトレイ外周ユニット2を補強板2bを
取付けない状態でフレームユニット6の前方から挿入す
る。このとき図6,図7に示すガイド溝2fがフレーム
ユニット6のガイドローラ6f,6gに案内されるよう
挿入し、又図6(b)に示すガイド溝2eが図13
(a),(b)に示すガイドピン6h,6iに案内され
るよう挿入すればよい。この状態でトレイ外周ユニット
4はフレームユニット6に対しローディング方向に摺動
自在となる。
【0047】次にトレイ外周ユニット2の後部にリア側
係合受け2cを取付ける。この場合図6(a)に示すよ
うにねじりコイルばね2hを先に取付け、その両端部を
フックに引っ掛けてリア側係合受け2cを挿入すればよ
い。次に補強板2bを取付けた後、リア側係合受け2c
を案内ユニット3のリア側係合ピン3gと嵌合させ、補
強板2bをトレイ外周ユニット2の側方からねじ締めで
固定する。以上のように図2,図3,図16に示す各機
構ユニットを組立てることにより、ローディング装置が
完成する。
【0048】次に光ディスクカートリッジのイジェクト
機構部について図24,図25を参照しつつ説明する。
図24はトレイ外周ユニット2に取付けられたイジェク
ト機構部の構成を示す斜視図で、図25はその一部の切
欠き斜視図である。図24に示すようにトレイ外周ユニ
ット2の右端部にサブベース28がねじと止め孔により
固定されている。サブベース28は箱状のバー支持部2
8aと板状のベース部28dが一体に形成されたもの
で、ベース部28dには持上げレバー23,スライドバ
ー24が夫々取付けられている。又シャーシユニット5
のスライドバー24が移動する部分の下に、ストッパ2
5が取付けられている。
【0049】図24に示すように持上げレバー23はベ
ース部28dに軸支された回動軸23aを中心として回
動する部材で、角状のカートリッジ係合部23b,楔状
のスライドバー係合部23c,開口23dが夫々一体に
形成されたものである。カートリッジ係合部23bは光
ディスクカートリッジ1bの先端部を下から押圧する部
材で、スライドバー係合部23cはスライドバー24の
先端部に係合する部材である。持上げレバー23は光デ
ィスクカートリッジ1bを持ち上げない状態では、ばね
23eの付勢力によりトレイ外周ユニット2の底の方に
倒れて保持されている。
【0050】スライドバー24は持上げレバー23とバ
ー支持部28aとの間に微動自在に保持されたもので、
バー24a、バー24aの先端部に形成されたL字状の
フック24b、及び図25に示すようにバー24aの後
端部に形成された立下りアームであるストッパ係合部2
4fとを有する細長い板状部材である。バー24aは光
ディスクカートリッジ1bのローディング方向の寸法と
略同一長さを有している。又図25に示すようにバー2
4aの後側角部に水平ピン24cが圧入されている。更
にストッパ係合部24fの先端部には、案内ピン24d
がローディング方向と平行に挿入され、これに圧縮ばね
24eが挿入保持されている。
【0051】図25の中央部の部品はスライドバー24
とサブベース28の構造を示す一部切欠き分解斜視図で
ある。バー支持部28aはスライドバー24の後端部を
回動及び摺動自在に保持するよう略直方体状に外形が形
成されている。図24,図25に示すようにバー支持部
28aはスライドバー24の水平ピン24cを案内する
スライド溝28b、スライドバー24の後端部と当接す
る係止溝28cが夫々一体に形成されている。又図25
の下部に示すようにストッパ25はU字状の係合溝25
aが形成され、スライドバー24の案内ピン24dを挿
入すると共に、ばね24eの端部を係止するよう、その
溝幅が設定されている。
【0052】次に図24に示すようにサブベース28の
スライドバー24の摺動する位置に係止部26とバー案
内部27が取付けられている。係止部26はスライドバ
ー24の回動範囲を規制するもので、ピン26aと持ち
上げ用のばね26bを有している。ピン26aはスライ
ドバー24の回動上限位置を規制するピンで、ばね26
bはスライドバー24を上方に付勢する圧縮ばねであ
る。又バー案内部27はスライドバー24の左右の振れ
を規制するもので、バー24bの左右側面に接触してベ
ース部28dに植設されている。一方、図24及び図3
(a)に示すストッパ22は、トレイが演奏位置に収納
された場合スライドバー24の後退位置を規制する働き
をするもので、シャーシユニット5の後端部に取付けら
れている。
【0053】次に光ディスクカートリッジ1bをトレイ
に載置して演奏位置に移動させる場合の各ユニットの動
作について説明する。図22はローディング装置のトレ
イが着脱位置にあるときの状態を示す説明図である。図
11において駆動モータ18が回転すると、その回転ト
ルクはプーリ及びベルトを介して駆動歯車17に伝達さ
れる。そのため案内ユニット3はラック3eを介してロ
ーディング方向に押圧力を受ける。図23は案内ユニッ
ト3が着脱位置から演奏位置に移動するときのリア側係
合受け2cとリア側係合ピン3gの位置関係を示す説明
図である。本図の左側に示すようにリア側係合受け2c
はリア側係合ピン3gと係合した状態で上方に向いてい
る。この状態でリア側係合受け2cが案内ユニット3と
共に右側に移動する。このためトレイ外周ユニット2は
リア側係合ピン3gを介して同方向に引っ張られる。又
内部トレイユニット4もピン4f,4gがカム溝3dの
上方に嵌合しているとすれば、内部トレイユニット4は
光ディスクカートリッジ1bを第1の高さに保持した状
態で後方に移動する。やがてトレイ外周ユニット2の後
端部がフレームユニット6のストッパ6pに衝突する
と、トレイ外周ユニット2はこの位置で停止する。
【0054】続けて駆動モータ18が同方向に回転し、
案内ユニット3が後方に引っ張られると、図23に示す
ようにリア側係合受け2cのピン2iがフレームユニッ
ト6のガイドレール6eに沿って下降する。リア側係合
受け2cが図23の右側にくるとCW方向に回動して水
平状態となる。このため案内ユニット3のリア側係合ピ
ン3gが矢印Eで示すように後方に開放可能な状態とな
る。
【0055】この状態で案内ユニット3が更に後部に移
動すると、内部トレイユニット4のピン4f,4gが案
内ユニット3のカム溝3dの下側に移動する。このため
内部トレイユニット4は案内ユニット3に対し下降し、
光ディスクカートリッジ1bの演奏位置となる第2の高
さに保持されることになる。こうして光ディスク1aは
ターンテーブル19にセットされる。
【0056】さて案内ユニット3はトレイ外周ユニット
2の停止後も移動を続け、案内ユニット3のフロント側
結合凸部3hはフロント側係合受け2gから外れる。又
図23の右端側に示すようにリア側係合ピン3gもリア
側係合受け2cから外れる。この状態ではリア側係合受
け2cはトレイ外周ユニット2に対し回動自在となる。
【0057】図1においてやがて連結板3cがロックレ
バー13,14の位置に差しかかると、ロックレバー1
3のピン13gはカム溝3jと嵌合する。図10(a)
に示すようにカム溝3jはその内部が右側に蛇行してい
るので、案内ユニット3が後方に更に移動すると、ロッ
クレバー13はCW方向に回動する。このときロックレ
バー14のギア部14cはロックレバー13のギア部1
3cと噛合しているので、ロックレバー14はCCW方
向に回動する。
【0058】ロックレバー13の係合部13bはロック
係合部6jの長溝6lから中央窓6n側に移動し、ロッ
クレバー14の係合部14bも長溝6mから中央窓6n
側に移動する。このような状態になると、案内ユニット
3及び内部トレイユニット4とフレームユニット6との
ロックが解除される。そしてシャーシユニット5はフレ
ームユニット6に対しダンパ7を介して3軸方向に微動
自在に保持されることになる。この状態でトレイ外周ユ
ニット2の前面に人の手が当たったり、フレームユニッ
ト6に振動衝撃が加えられても、光ディスク1aを載置
したシャーシユニット5には振動が伝達されない。一
方、トレイ外周ユニット2及び内部トレイユニット4が
移動中には、ロックレバー13,14が夫々ロック係合
部6jに嵌合しているので、シャーシユニット5はフレ
ームユニット6に対し微動できず、トレイ外周ユニット
2,案内ユニット3,内部トレイユニット4をシャーシ
ユニット5に対し、YZ方向に夫々微動できないように
し、高い位置決め精度でトレイを保持している。このこ
とにより着脱位置にある光ディスクカートリッジ1bを
正確に演奏位置に案内することができる。
【0059】以上のようなロック機構は、シャーシユニ
ット5の6自由度(±X,±Y,±Z)を全て規制する
ものでなく、トレイの移動中は±X方向の2自由度を規
制している。このようにトレイ移動方向のみを規制する
ことで、シャーシユニット5からトレイに駆動力を確実
に伝達することができる。
【0060】次に演奏位置における押圧フレーム9,ス
ライダ10,押圧プレート11の動作について説明す
る。図1に示すようにロックレバー13がCW方向に回
動すると、アーム部13e,ピン13fが同方向に回動
する。このためピン13fはスライダ10のフック10
aに対する押圧力を解除し、ばね12を介してスライダ
10が+X方向に引っ張られる。このためスライダ10
自身が下がり、押圧プレート11も下げられる。そうす
ると図15に示すように押圧プレート11の下面が光デ
ィスクカートリッジ1bの上面を押圧する。この押圧力
はばね12の弾性と、スライダ10の各ピン10b〜1
0iと押圧フレーム9及び押圧プレート11の各ガイド
スリットとの摩擦係数によって決定され、これらを最適
に調節すれば演奏位置における光ディスクカートリッジ
1pの押圧力を良好に保持することができる。
【0061】演奏位置にローディングされた光ディスク
1aは記録時に磁気ヘッド20及び光ピックアップ21
により走査され、情報が記録される。この場合磁気ヘッ
ド20は図17,図19に示すように押圧フレーム9の
開口9a及び押圧プレート11の開口11cに位置して
いるので、磁気ヘッド20は光ピックアップ21と共に
図3(a)に示す矢印CD方向に移動することができ
る。
【0062】尚、光ディスクカートリッジ1bの演奏位
置から着脱位置の移動動作については、前述したローデ
ィング動作の逆手順を踏むだけで各機構ユニットの動作
については同様であるので、その説明は省略する。
【0063】次に光ディスクカートリッジ1bのイジェ
クト動作について説明する。図26〜図28はイジェク
ト動作を示す説明図である。図26はトレイが演奏位置
にあるときのイジェクト機構部の状態を示す側面図であ
り、図27は光ディスクカートリッジ1bの排出時にお
けるイジェクト機構部の動作を示す側面図、図28は光
ディスクカートリッジ1bの排出後におけるイジェクト
機構部の状態を示す側面図である。
【0064】先ずトレイの光ディスクカートリッジ1b
を持ち上げる場合の動作について説明する。トレイが図
26に示す演奏位置から図27に示すような光ディスク
カートリッジの脱着位置に移動すると、図25に示すス
ライドバー24の案内ピン24dはストッパ25の係合
溝25aに挿入され、ばね24eがストッパ25に当接
する。更にスライドバー24がトレイと共に前方に移動
すると、ばね24eは圧縮され、スライドバー24は図
24のバー案内部27とサブベース28のスライド溝2
8bに案内されて、トレイに対して後方に約3mm程度ス
ライドする。このときスライドバー24のフック24b
が持上げレバー23のスライドバー係合部23cと係合
し、図27に示すように持上げレバー23を上方に起こ
す。この場合持上げレバー23はばね23eにより下側
に付勢されるが、フック24bのスライドバー係合部2
3cに対する牽引力が大きいので、光ディスクカートリ
ッジ1bの先端部を持ち上げることができる。この状態
ではトレイ外周ユニット2の凹部2dに指を挿入するこ
とにより、光ディスクカートリッジ1bをトレイから容
易に取出すことができる。
【0065】光ディスクカートリッジ1bをトレイから
取出せぱ、持上げレバー23は更に上方に回動する。こ
のときスライドバー係合部23cがスライドバー24の
フック24bから外れ、図26に示すようにスライドバ
ー24がばね24eにより後方に引っ張られる。この状
態では持上げレバー23がCW方向の回転トルクを受け
なくなり、ばね23eの付勢力によりCCW方向に引っ
張られる。こうすると図28に示す脱着位置のトレイに
光ディスクカートリッジ1bを載置することができる。
【0066】次に再び光ディスクカートリッジ1bをト
レイに載置し、トレイを演奏位置に移動させると、スラ
イドバー24の後端部がストッパ22に衝突し、スライ
ドバー24のフック24bが再び持上げレバー23の開
口23dに入る。この状態では持上げレバー23は光デ
ィスクカートリッジ1bに対し持ち上げ力を発生せず、
演奏位置の光ディスクカートリッジ1bを正確に位置決
めすることができる。
【0067】以上のように本実施例のローディング装置
によれば、光ディスクの演奏時にトレイ外周ユニット2
と案内ユニット3がフレームユニット6から離間し、シ
ャーシユニット5をフレームユニット6に対しダンパ7
を介して免振状態に保持することができる。こうすると
人がトレイ外周ユニット2の前面に触れてもその衝撃が
シャーシユニット5に伝わらず、光ディスク1aに対す
る磁気ヘッド20及び光ピグアップ21の良好な追従性
が得られることになる。又演奏機構部をローディング装
置の外に露出させる必要がなく、ローディング装置に開
口カバーを設ける必要もない。
【0068】又トレイ外周ユニット2,案内ユニット
3,内部トレイユニット4の脱着位置への移動及び演奏
位置への移動も駆動モータ18を加逆回転させることに
より実現でき、その動力源も1台のモータで済ますこと
ができる。又トレイ外周ユニット2,案内ユニット3,
内部トレイユニット4が互いに結合しているので、シャ
ーシユニット5とフレームユニット6間のダンパロック
機構は最低限トレイの移動方向のみを規制すればよく、
このため安定したローディング動作が行える。即ちダン
パ7はシャーシユニット5の6自由度を全て規制する必
要はなくなる。
【0069】更に本実施例の光ディスクカートリッジイ
ジェクト機構によれば、トレイ外周ユニット2をフレー
ムユニット6から前方に引き出すと、スライドバー24
の後端部がストッパ25に当たり、スライドバーのフッ
ク24bが自動的に持上げレバー23の開口23dに挿
入される。このためスライドバー係合部23cとフック
24bが係合し、持上げレバー23が上方に回動する。
このとき光ディスクユニット1は片端が持ち上げられ、
トレイ外周ユニット2の凹部2dに指を挿入することに
よって、厚みの薄い光ディスクカートリッジ1bを容易
に手で取出すことができる。
【0070】又光ディスクユニット1を装着する場合、
前方に引き出されたトレイ外周ユニット2内の内部トレ
イユニット4に光ディスクカートリッジ1bを載置して
僅かに押圧するだけで、光ディスクユニット1を内部ト
レイユニット4に対し水平に設置することができる。こ
のときフック24bとスライドバー係合部23cとの係
合が自動的に外れ、持上げレバー23はばね23eの付
勢力によって水平に倒れたままとなる。以上のように光
ディスクユニット1をトレイの脱着位置で手で挿入及び
取り出し易くなり、薄型されたトレイでもその操作性が
大幅に向上する。
【0071】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、記録又は再生の終了した光ディスクユニットを着脱
位置に移送したとき、スライドバーが持上げレバーを自
動的に持ち上げ、光ディスクユニットを直設手で取り出
し易い姿勢にする。このため光ディスクカートリッジの
形状が小型又は薄型であっても、その取り出しの操作性
が大幅に向上する。又新たに光ディスクユニットをトレ
イ外周ユニットに載せると、持上げレバーは傾斜角が小
さい状態に保持され、光ディスクが演奏位置にローディ
ングされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光ディスクカートリ
ッジローディング装置の全体構成を示す平面図である。
【図2】本実施例の光ディスクカートリッジローディン
グ装置の主要部の構成ユニットの配置を示す分解斜視図
(その1)である。
【図3】本実施例の光ディスクカートリッジローディン
グ装置の主要部の構成ユニットの配置を示す分解斜視図
(その2)である。
【図4】再生用の光ディスクカートリッジの構造を示す
斜視図である。
【図5】記録用の光ディスクカートリッジの構造を示す
斜視図である。
【図6】本実施例のトレイ外周ユニットの構成を示す平
面図及び正面図である。
【図7】本実施例のトレイ外周ユニットにおける左側部
の構造を示す側面図である。
【図8】本実施例のトレイ外周ユニットにおける右側部
の構成を示す側面図である。
【図9】本実施例の内部トレイユニットの構成を示す平
面図及び側面図である。
【図10】本実施例の案内ユニットの構成を示す平面図
及び側面図である。
【図11】本実施例のシャーシユニットの構成を示す平
面図及び側面図である。
【図12】本実施例のシャーシユニットとフレームユニ
ットの取付状態を示す側面図である。
【図13】本実施例のフレームユニットの構造を示す平
面図及び正面図である。
【図14】本実施例のフレームユニットの構造を示す側
面図である。
【図15】本実施例の押圧フレーム,スライダ,押圧プ
レートの取付状態を示す側面図である。
【図16】本実施例の押圧フレーム,スライダ,押圧プ
レートを示す分解斜視図である。
【図17】本実施例の押圧フレームの構造を示す平面図
及び側面図である。
【図18】本実施例のスライダの構造を示す平面図及び
側面図である。
【図19】本実施例の押圧プレートの構造を示す平面図
及び側面図である。
【図20】本実施例の第1のロックレバーの構造を示す
平面図及び側面図である。
【図21】本実施例の第2のロックレバーの構造を示す
平面図及び側面図である。
【図22】本実施例のトレイ外周ユニットにおけるリア
側係合受けの動作を示す説明図(その1)である。
【図23】本実施例のトレイ外周ユニットにおけるリア
側係合受けの動作を示す説明図(その2)である。
【図24】本実施例の光ディスクカートリッジイジェク
ト機構の構造を示す斜視図である。
【図25】本実施例の光ディスクカートリッジイジェク
ト機構の一部を示す切欠き分解斜視図である。
【図26】本実施例の光ディスクカートリッジイジェク
ト機構の動作を示す説明図(その1)である。
【図27】本実施例の光ディスクカートリッジイジェク
ト機構の動作を示す説明図(その2)である。
【図28】本実施例の光ディスクカートリッジイジェク
ト機構の動作を示す説明図(その3)である。
【符号の説明】
1 光ディスクユニット 1a 光ディスク 1b 光ディスクカートリッジ 1c 開口 1d 窓 1e,1f シャッタ 2 トレイ外周ユニット 2a 外周枠 2b 補強板 2c リア側係合受け 2d 凹部 2e,2f,3i ガイド溝 2g フロント側係合受け 2h,23e,24e,26b ばね 2i,4f,4g,10b〜10j,13f ピン 3 案内ユニット 3a 左ガイド 3b 右ガイド 3c 連結板 3d,3j カム溝 3e ラック 3f ガイドシャフト 3g リア側係合ピン 3h フロント側結合凸部 3k 樹脂板 4 内部トレイユニット 4a,9a,11c 開口 4a〜4e 立上り部 5 シャーシユニット 5a 取付板 5b 取付孔 6 フレームユニット 6a 底板 6b 左側板 6c 右側板 6d 後側板 6e ガイドレール 6f,6g ガイドローラ 6h,6i,13g ガイドピン 6j ロック係合部 6l,6m 長溝 6n 中央溝 6p,22,25 ストッパ 7 ダンパ 7a 外周溝 8 固定軸 9 押圧フレーム 9a,11a 左切起こし部 9c,11b 右切起こし部 9d〜9g,11e〜11h ガイドスリット 10 スライダ 10a フック 11 押圧プレート 13 第1のロックレバー 13a,14a 回転軸 13b,14b 係合部 13c,14c ギア部 13e アーム部 15 Lスライダ 16 Rスライダ 17 駆動歯車 18 駆動モータ 19 ターンテーブル 20 磁気ヘッド 21 光ピックアップ 23 持上げレバー 23b カートリッジ係合部 23c スライドバー係合部 24 スライドバー 24a バー 24b 案内ピン 24c 水平ピン 24f ストッパ係合部 25a 係合溝 26 係止部 27 バー案内部 28 サブベース 28a バー支持部 28b スライド溝 28c 係止溝 28d ベース部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクカートリッジを引出し状部分
    に保持し、光ディスクカートリッジの着脱位置と演奏位
    置に移動するトレイ外周ユニットと、光ディスクを載置
    するターンテーブルを含み、前記トレイ外周ユニットを
    摺動自在に保持してローディング/アンローディング方
    向に駆動するシャーシユニットと、を有する光ディスク
    カートリッジローディング装置において、 前記トレイ外周ユニットに取付けられ、前記光ディスク
    カートリッジの下面と当接して前記光ディスクカートリ
    ッジを前記トレイ外周ユニットに対して水平及び傾斜し
    た姿勢に回動させる持上げレバーと、 前記トレイ外周ユニットに取付けられ、ローディング方
    向に微動自在に保持され、その一端がローディング方向
    と一定の傾斜範囲内で回動自在に保持され、前記光ディ
    スクカートリッジの排出時に、前記持上げレバーと係合
    して前記持上げレバーを傾斜姿勢に回動させるスライド
    バーと、 前記シャーシユニットに固定され、前記スライドバーと
    係合して光ディスクカートリッジの着脱位置で前記スラ
    イドバーをローディング方向に付勢するストッパと、を
    具備することを特徴する光ディスクカートリッジイジェ
    クト機構。
  2. 【請求項2】 光ディスクカートリッジを引出し状部分
    に保持し、光ディスクカートリッジの着脱位置と演奏位
    置に移動するトレイ外周ユニットと、光ディスクを載置
    するターンテーブルを含み、前記トレイ外周ユニットを
    摺動自在に保持してローディング/アンローディング方
    向に駆動するシャーシユニットと、を有する光ディスク
    カートリッジローディング装置において、 前記トレイ外周ユニットに取付けられ、前記光ディスク
    カートリッジの下面と当接して前記光ディスクカートリ
    ッジを前記トレイ外周ユニットに対して水平及び傾斜し
    た姿勢に回動させる持上げレバーと、 前記トレイ外周ユニットに取付けられ、ローディング方
    向に微動自在に保持され、その一端がローディング方向
    と一定の傾斜範囲内で回動自在に保持され、前記光ディ
    スクカートリッジの排出時に、前記持上げレバーと係合
    して前記持上げレバーを傾斜姿勢に回動させるスライド
    バーと、 前記シャーシユニットに固定され、前記スライドバーと
    係合して光ディスクカートリッジの着脱位置で前記スラ
    イドバーをローディング方向に付勢するストッパと、 前記トレイ外周ユニットに取付けられ、前記スライドバ
    ーの前端部と係合し、前記スライドバーのフック部を前
    記トレイ外周ユニットの底面から離間する方向に付勢力
    を与えると共に、その付勢範囲を規制する係止部と、 前記トレイ外周ユニットに取付けられ、前記スライドバ
    ーの後端部と係合し、前記スライドバーを前記トレイ外
    周ユニットの底面と平行に摺動自在に保持すると共に、
    前記トレイ外周ユニットのローディング方向に対し一定
    の傾斜範囲内で回動自在に保持するバー支持部と、を具
    備することを特徴する光ディスクカートリッジイジェク
    ト機構。
  3. 【請求項3】 前記持上げレバーは、 前記トレイ外周ユニットに取付けられた回動軸で回動す
    る略板状部材であって、 前記光ディスクカートリッジの平板部と当接する角状の
    カートリッジ係合部と、 前記スライドバーの前端部と係合する楔状のスライドバ
    ー係合部と、 前記スライドバーの前端の一部が貫通するための開口
    と、を有するものであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の光ディスクカートリッジイジェクト機構。
  4. 【請求項4】 前記スライドバーは、 前記光ディスクカートリッジのローディング方向の寸法
    と略同一長さを有する棒状のバーと、 前記バーの先端部に形成され、前記持上げレバーの一部
    と係合するL字状のフックと、 前記バーの後端部にローディング方向と直角に取付けら
    れ、前記バー支持部の溝に案内される水平ピンと、 前記バーの後端部とローディング方向と平行に取付けら
    れ、前記ストッパの係合溝に挿脱可能な案内ピンと、 前記案内ピンに挿入され、前記ストッパと当接したとき
    圧縮する圧縮ばねと、を有するものであることを特徴と
    する請求項2記載の光ディスクカートリッジイジェクト
    機構。
  5. 【請求項5】 前記バー支持部は、 前記スライドバーの後端部を回動及び摺動自在に保持す
    るよう外形が箱状に形成されたものであって、 前記スライドバーの水平ピンを案内するスライド溝と、 前記スライドバーの後端部が通過する係止溝と、を有す
    るものであることを特徴とする請求項2記載の光ディス
    クカートリッジイジェクト機構。
JP6052825A 1994-02-25 1994-02-25 光ディスクカートリッジイジェクト機構 Pending JPH07240054A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5963529A (en) * 1996-12-25 1999-10-05 Teac Corporation Disk apparatus having a cartridge lifting member actuated by an operation member to lift a disk cartridge from a disk tray

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5963529A (en) * 1996-12-25 1999-10-05 Teac Corporation Disk apparatus having a cartridge lifting member actuated by an operation member to lift a disk cartridge from a disk tray

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