JPH0723996A - 躯斡律動抵抗治療器 - Google Patents

躯斡律動抵抗治療器

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JPH0723996A
JPH0723996A JP19159793A JP19159793A JPH0723996A JP H0723996 A JPH0723996 A JP H0723996A JP 19159793 A JP19159793 A JP 19159793A JP 19159793 A JP19159793 A JP 19159793A JP H0723996 A JPH0723996 A JP H0723996A
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JP
Japan
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resistance
soma
head
therapy device
rhythm
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19159793A
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English (en)
Inventor
Masahide Koga
正秀 古賀
Yuriko Ishii
百合子 石井
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Koga Masahide
Original Assignee
Koga Masahide
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Publication date
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 椅子状の治療器により、上半身部分に捻転運
動を与え、脊椎構造上の固定を生じた部分の緊張を矯正
し、血液、リンパ液等の運動を増加させる躯幹抵抗運動
器を得ようとする。 【構成】 固定された座板1、腕あるいは頭等の上半身
上部を固定する固定部4、5を有する回動軸3、該回動
軸部を被治療者の脊椎位置を中心として回動運動させる
駆動部6から構成され、回動軸3は駆動部により左右に
四半円ずつの律動回動され、躯斡に抵抗運動を生じさせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は整骨療法(Osteopathy)
に用いられる躯斡律動抵抗治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】脊椎関節機能の異常は人間の健康全体に
大きな影響があることが知られている。このような異常
の診断、治療は整骨療法学(Osteopathy)と呼ばれ、米
国から明治時代に導入されて以来、わが国でも多くの実
績を残している。この療法においては、脊椎の伸長、屈
曲、回旋、側方湾曲、肋骨、筋の収縮および弛緩、動
脈、静脈、リンパ液、並びに組織液における速度または
運動等、種々の可動性についての過不足を検診し、異常
部の靱帯をゆるめながら機能の回復を図っている。
【0003】躯幹、特に腰部から胸部の間にわたる上半
身部分についての捻転運動は、年齢の増加に伴う身体の
硬直を防ぎ、腹部の脂肪を取り、人体の柔軟性を保つに
適した運動と考えられ、そのための装置も多く見られ
る。例えば実開昭49−127096号公報には、背も
たれ部、腕置き部を固定して設け、これに対して座板を
その中心で回動自在に設けた躯幹捻転運動器が開示され
ている。この運動器は、上体を腕部で支え、腰を自力で
旋回させて上体を捻転させるものであるため、捻転の範
囲は自分にとって無理のない範囲に限られるだけでな
く、固定された腕(胸)部に対して、腰部、特に仙腸関
節部位はその位置をずらしながら回動されるため、脊椎
は若干伸長されながら捻転される。この結果、運動性過
剰部分は伸長によってさらに捻転しやすくなり、ここに
捻転力が集中し、整骨の立場からはかえって障害を生じ
させる恐れのあるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記と同
様に、上半身部分に捻転運動を与えるものではあるが、
上記の運動器とは全くその原理を異にし、脊椎構造上の
固定を生じた緊張を矯正し、血液、リンパ液等の運動を
増加させる躯幹運動器を得ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の躯斡運動器は、
固定された台座、腕あるいは頭等の上半身上部を固定す
る固定部を有する旋回軸、該軸を被治療者の脊椎位置を
中心として四半円律動回動運動させる駆動部から構成さ
れる躯斡律動抵抗治療器である。
【0006】
【作用】上記構成を有する治療器に、被治療者が脊椎を
伸ばした状態で、腕あるいは頭を旋回軸に固定し、駆動
部によって該旋回軸を強制的に駆動し、四半円律動回動
させる。脊椎を垂直に伸ばした状態では、各脊椎骨は相
互にかみあい、捻転運動の許容度は大きくない。過可動
性の部分は脊椎骨を繋ぐ靱帯に緩みが生じ、このかみあ
いが外れやすくなっている部分であり、逆に可動性不足
の部分は靱帯の緊張が生じている部分である。脊椎に伸
長力を加えながら捻転運動を行うと、靱帯に緩みが生じ
ている部分のかみあいが外れ、捻転し易くなるためにこ
こに捻転力が集中し、靱帯の緩みをさらに進めることに
なる。
【0007】しかし、脊椎を垂直に伸ばした状態を保っ
て強制的に捻転運動を行えば、靱帯が緩んだ部位でも脊
椎骨のかみあいによって過剰な捻転は阻止され、靱帯が
緊張し固定されている部位に捻転力が集中する結果、可
動性不足部の緊張している靱帯を緩め、脊椎関節の正常
な噛み合わせを回復する。同時に強制的な回転運動力に
対し躯幹にはこれに対する抵抗力を生じ、この抵抗が全
身的な運動として、血液循環を促進させるという作用を
有する躯幹抵抗運動となる。
【0008】
【実施例】以下実施例によって本発明をさらに詳細に説
明する。図に本発明の躯斡律動抵抗治療器の1実施例を
示す。図1は被治療者が直立状態で使用する躯斡律動抵
抗治療器である。固定の台座2の一側には、腕あるいは
頭等の上半身上部を固定する固定部4を有する旋回軸3
が直立して設けられ、該軸3はモータ6である駆動部に
より、強制的に被治療者の脊椎位置を中心として四半円
ずつ左右に律動回動運動させられる。被治療者は、台座
2の上に軽く足を左右に開いて直立し、腕を固定部4に
バンド等で固定し、頭を軽く後に倒し保持部5に載せ
る。この状態でモータ6を駆動し、律動的に軸3を左右
に四半円、すなわち90度ずつ往復回動させる。足の部
位は固定され、上半身は腕を固定することによって軸3
により強制的に回動させられるので、上記のように全身
的な抵抗運動となり、脊椎異常のみならず、各種循環系
へも強い作用を及ぼす。
【0009】図2の実施例は、椅子状の構造を有する治
療台を示す。座板1は台座2に固定され、その1端に回
動軸である背もたれ3が回動自在に配設される。この回
動軸3には、腕の固定部4および頭部の保持部5が設け
られる。回動軸3は座板1の下方に延び、往復回動する
モータ6によって往復駆動される。被治療者は、座板1
上に脊椎を垂直に伸ばした状態で腰掛け、腕をバンド等
で固定部4に軽く固定し、頭を軽く後に倒し保持部5に
載せる。この状態でモータ6を駆動し、回動軸3を左右
に律動的に回動させ脊椎に強制的な捻転運動を与えれ
ば、前述のように脊椎関節の正常な噛み合わせを回復す
ることが出来ると共に、強制回動に対する全身的な抵抗
運動により、循環系への強い影響も生じる。
【0010】このとき、図示のように両膝をそろえて腰
掛け、ベルト等で固定するようにすれば、左右への回動
角度は小さくなり、全身運動としての効果は小さくなる
が、足を開き、座板1をまたいで腰掛ける姿勢とすれ
ば、再び全身運動となる。このため、特に椅子状の治療
台を作るのではなく、ベッド状の治療台の一端に配設
し、ベッドをまたいで腰掛けるような構造としても良
い。
【0011】回動軸3は、本来は、被治療者の脊椎位置
を中心として回動することが望ましいが、正しく脊椎を
垂直に伸ばした状態で腰掛けた場合、脊椎位置と回動軸
3の位置のずれは小さいので、回動軸3自身をその周り
に回動しても問題はない。上半身の左右への回動時、頭
の後への傾けを強め、同時に左への回転時は少し左へ、
右への回転時は少し右へ傾けるようにすると、脊椎の強
制作用が強まる。従って、頭の保持部5の上面形状は頭
をその上面に沿って滑らせたとき、自然にこの姿勢がと
れるような左右にゆくに従い、高さが僅かに低下する形
状であることが望ましい。
【0012】
【発明の効果】本発明の躯斡律動抵抗治療器は、上記の
ように極めて簡単な構成ながら、脊椎関節の調整効果が
大きいだけでなく、全身的な抵抗運動を惹き起こし循環
系へも大きい改善作用を与える。しかも、だれでも気軽
に、特別の技能を必要とせずに利用出来るので、脊椎関
節調整治療の普及に多大の貢献をする優れた発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の躯斡律動抵抗治療器の1実施例である
直立姿勢用の治療器の構成を示す側面図である。
【図2】本発明の躯斡律動抵抗治療器の他の実施例であ
る座姿勢用の治療器の構成を示す側面図である。
【図3】図2に示す実施例の上面図である。
【符号の説明】
1 座板 2 台座 3
回動軸 4 腕固定部 5 頭保持部 6
モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定された台座、腕あるいは頭等の上半
    身上部を固定する固定部を有する旋回軸、該軸を被治療
    者の脊椎位置を中心として四半円律動回動運動させる駆
    動部からなる躯斡律動抵抗治療器
  2. 【請求項2】 固定部は、腕の固定部と、頭の保持部か
    ら成り、該保持部は上半身の回動運動に伴い、頭の後へ
    の倒れを助長する形状とされていることを特徴とする請
    求項1の躯斡律動抵抗治療器
  3. 【請求項3】 台座は座板を有し、被治療者は腰掛けた
    姿勢で使用する椅子状の構造であることを特徴とする請
    求項1の躯斡律動抵抗治療器
JP19159793A 1993-07-06 1993-07-06 躯斡律動抵抗治療器 Withdrawn JPH0723996A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19159793A JPH0723996A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 躯斡律動抵抗治療器

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JP19159793A JPH0723996A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 躯斡律動抵抗治療器

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JPH0723996A true JPH0723996A (ja) 1995-01-27

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JP19159793A Withdrawn JPH0723996A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 躯斡律動抵抗治療器

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