JPH0723905A - 歯科用ミラーのホルダー - Google Patents

歯科用ミラーのホルダー

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JPH0723905A
JPH0723905A JP5175210A JP17521093A JPH0723905A JP H0723905 A JPH0723905 A JP H0723905A JP 5175210 A JP5175210 A JP 5175210A JP 17521093 A JP17521093 A JP 17521093A JP H0723905 A JPH0723905 A JP H0723905A
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mirror
holder
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dental
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Norio Seto
則夫 瀬戸
Takashi Iizuka
剛史 飯塚
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Osada Research Institute Ltd
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Osada Research Institute Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯科用ミラーをミラーホルダーに着脱自在に
するとともに、ミラーホルダーに電球等の光源を設けて
おき、該光源からの光をミラーに照射して口腔内の被観
察箇所を照明する。 【構成】 歯科用ミラーのホルダー20は、歯科治療に
おいて口腔内を観察するために用いる歯科用ミラー10
の柄11を着脱自在に保持する。ホルダー20は、先端
部に前記ミラー10の柄11が挿入される穴21を軸方
向に有するとともに、先端部に光源27を有し、前記穴
21内に前記ミラーの柄11が着脱自在に固定され、固
定された時にスイッチ28が作動して前記光源よりの光
が前記ミラーに向って照射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科治療において、口
腔内に挿入して口腔内の歯周の様子等を観察するための
歯科用ミラーを保持するホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】歯科治療においては、口腔内の様子を観
察するためにミラーを用いるが、このミラーは、図2に
示すように、ミラー1に握り部2が付いたもので、術者
は、この握り部を持ってミラー1を口腔内に挿入して、
例えば、歯周の様子を観察する。このミラーは、当然の
ことながら、患者毎に消毒済のものを用い、一般には、
オートクレーブしたものを使用する。而して、学校等で
児童検診等を行う場合は、消毒済みのミラーを多数本準
備しておき、これを児童毎に順次用いて検診する。
【0003】しかし、このようなミラーを多数本準備し
ておくことは、経剤的にも大変であり、また、このよう
なミラーを多数本オートクレーブ(高温蒸気減菌)する
には、大きなオートクレーブ装置(高温蒸気減菌器)を
必要とし、不経済であった。
【0004】上述のごとき不都合を解決するために、図
3に示すように、ミラー1に柄3を具備し、この柄3を
ホルダー4の先端に設けられたチャック部4aに着脱自
在に装着し得るようにし、この柄3の付いたミラー1を
オートクレーブするようにしたものが提案されている。
しかし、この場合、ミラー1の柄3をホルダー4に装着
する時、及び、装着されたミラーをホルダーから取り外
すときに、術者はミラーの柄3を必ず持たなければなら
ず、そのため、術者が触れた柄を口腔内に入れることに
なり、或いは、術者は口腔内に入れた柄に触れなければ
ならず、いずれにしても、不衛生であった。
【0005】上述のごとき不都合を解決するために、本
出願人は、先に、ミラーの柄に手を触れることなく、該
ミラーの柄をホルダーに装着可能にし、或いは、装着さ
れた柄を取り外し可能にし、もって、術者の手がミラー
の柄に触れることなく、使用済のミラーをホルダーから
取り外し、或いは、消毒済のミラーをホルダーに取り付
け可能にした歯科用ミラーのホルダーについて提案し
た。
【0006】図4は、出願人が先に提案した歯科用ミラ
ーのホルダーの一例を説明するための図で、図中、10
はミラー、11は該ミラー10の柄、12は該柄の周囲
に設けられた円環状の溝である。20は前記ミラーの柄
11を保持するためのホルダーであって、術者は、該ホ
ルダー20に前記ミラーを保持するとともに、該ホルダ
ー20を手に持って前記ミラー10を口腔内に入れて、
例えば、歯周の観察を行う。
【0007】ハンドホルダー20は、先端部に前記ミラ
ーの柄11が挿入される穴21を有し、該穴内にはスプ
リング22が設けられている。また、このハンドホルダ
ー20の外周には、前記穴21に達する貫通孔23が設
けられており、この貫通孔23内には球体24が、その
一部が前記孔23から穴21内に突出するように設けら
れている。更に、ハンドホルダー20の外周には、前記
球体24の位置を規制する操作レバー25が設けられ、
この操作レバー25はスプリング26によって常時は矢
印A方向に押圧されている。
【0008】図4において、操作レバー25をスプリン
グ26に抗して矢印B方向に移動させた状態で、ミラー
10の柄11を穴21に挿入すると、球体24は矢印C
方向に移動可能であるので、柄11をスプリング22に
抗して穴21内に挿入することができる。柄11の先端
が球体24の下を通過した時点で、操作レバー25にか
ける力を取り除くと、柄11の溝12が球体24の下に
きた時に球体24が該溝12内に落ち込み、柄11はそ
の位置に固定される。従って、術者はホルダー20を手
に持ってミラー10を口腔内に挿入し、口腔内の観察を
行うことができる。
【0009】観察終了後、操作レバー25を矢印B方向
に移動すると、球体24は矢印C方向に移動可能となる
ので、球体24と溝12との係合が解け、柄11がスプ
リング22によって押し戻され、スプリング22の勢い
で、ミラー10はホルダー20から飛び出す。
【0010】而して、上述のごとき使用例によると、使
用済のミラー10をホルダー20から取り外すには、操
作レバー25の操作のみで簡単にミラー10をホルダー
20から取り外すことができ、術者は使用後のミラーに
触れることがないので、術者にとっては非常に衛生的で
ある。しかしながら、ミラー10をホルダー20に装着
する時は、術者がミラー10の柄11を持ってホルダー
20の穴21内に挿入するので、受診者にとっては術者
の手が触れたミラーが口の中に入れられるので、必ずし
も衛生的なものとは言えない。
【0011】図5は、上述のごとき点を考慮して、つま
り、術者がミラーに触れることなく、該ミラーをホルダ
ー20に装着し得るようにした場合の一例を説明するた
めの図で、図中、30はミラー立てで、該ミラー立て1
0には、図示のように、多数本のミラー10が柄11を
上方向に向けて立ち並べてある。従って、術者は、前述
のように操作レバー25を操作することによって、つま
り、操作レバー25を矢印A方向に移動させるととも
に、ミラー10の柄11をホルダー20の穴21に挿入
し、ホルダー20全体を押し下げると、前述のようにし
て球体24と溝12が係合し、ミラー10をホルダー2
0に装着することができる。
【0012】なお、図5には、ミラー10を立ち並べる
例を示したが、当然に、横並び或いは斜め並びにするこ
とも可能であり、要は、ミラーを着脱自在に固定し、固
定した状態でホルダーを装着し得るものならば、どのよ
うな形状,構造のものでもよい。
【0013】而して、図5に示したように、多数本のミ
ラーを同時に固定し得るようにしておけば、使用済のミ
ラーをオートクレーブ(高温蒸気減菌)にかける時に、
ミラー立てに多数本のミラーを取り付けた状態でオート
クレーブすることができ、また、オートクレーブしたミ
ラーをオートクレーブより取り出す時も、ミラー立て毎
取り出せばよいので、特に、学校等の集団検診時には好
適である。しかも、使用済のミラーをホルダーより取り
外す時に、同様の構造の空のミラー立てを準備してお
き、使用済のミラーをこの空のミラー立てに順次戻して
おくようにすれば、アシスタントも使用済のミラーに手
を触れる必要がなく、非常に衛生的である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】而して、歯科用ミラー
は、患者の口腔内に挿入して歯周の状況を観察するもの
であるが、一般に、口腔内は暗く、そのため、医院等に
おいては、無影灯にて口腔内を照明して観察するように
している。しかし、医院以外の場所、例えば、学校等で
集団検診するような場合は、口腔内を照明する手段がな
く、正確な診断ができないという問題があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)歯科治療において口腔内を観察す
るために用いる歯科用ミラーの柄を着脱自在に保持する
歯科用ミラーのホルダーであって、該ホルダーは、先端
部に前記ミラーの柄が挿入される穴を軸方向に有すると
ともに、先端部に光源を有し、前記穴内に前記ミラーの
柄が着脱自在に固定され、前記光源よりの光が前記ミラ
ーに向って照射されることを特徴としたものであり、更
には、(2)前記穴内に弾性部材を有し、前記ミラーの
柄が該弾性部材に抗して前記穴内に挿入され、所定量挿
入された時に、その位置に保持されるとともに前記光源
が点灯されることを特徴としたものである。
【0016】
【作用】歯科用ミラーをホルダーに着脱自在にするとと
もに、該ホルダーに電球等の光源を設けておき、該光源
からの光をミラーに照射して口腔内の被観察箇所を照明
する。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を説明するための
断面構成図であるが、同図は、図4に示したミラーホル
ダーに本発明を適用した場合の例を示すものであるの
で、図4に示したミラーホルダーと同様の作用をする部
分には、図4の場合と同一の参照番号を付して、その説
明を省略する。
【0018】図1において、27は本発明によって付加
された光源(ランプ)、28は該光源をオン、オフする
ためのスイッチで、前述のようにして、ミラーの柄11
をミラーホルダー20の穴21内に挿入すると、該柄1
1によって、前記スイッチ28がオンされ、ランプ27
が点灯する。
【0019】ランプ27からの光は、ミラー10に向っ
て照射され、従って、口腔内観察時、該ミラー10によ
って反射された光が口腔内の被観察箇所を照明し、被観
察箇所に正確に観察することができる。ミラー10の柄
11がミラーホルダー20から抜けると、スイッチ28
がオフとなり、ランプ27は消灯する。なお、29はリ
ード線で、該リード線29の図示しない端部には、電池
が接続されている。
【0020】図1に示した実施例は、ミラー10の柄1
1をミラーホルダー20の穴21に挿脱することにより
スイッチをオン、オフさせて光源27を自動的に点滅さ
せるようにしたものであるが、光源27を自動的に点滅
させる手段は、図示のスイッチに限定されるものではな
く、その他の周知の任意所望のスイッチ手段を用い得る
ものであることは容易に理解できよう。
【0021】また、図1には、ミラーをホルダーに挿脱
することにより、光源を自動的に点滅するようにした例
を示したが、本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、ホルダーに設けられた手動スイッチにて光源を
オン、オフするようにしてもよいことは容易に理解でき
よう。
【0022】また、図1に示した実施例においては、ミ
ラーに手を触れることなく、ミラー10をホルダー20
に着脱し得るようになっているが、本発明は、このよう
なホルダーのみに限定されるものではなく、両手を使用
して、ミラーをホルダーに着脱し得るようにしたホルダ
ーにも適用可能であることは容易に理解できよう。
【0023】
【発明の効果】歯科治療において、歯科ミラー使用時、
該ミラーより口腔内に光を照射して口腔内を照明するよ
うにしたもので、口腔内を正確に観察することができ
る。また、歯科ミラーを保持するホルダーに光源を内蔵
するようにしたので、持ち運びが容易で、特に、無影灯
の照明設備のない、例えば、学校等の集団検診において
使用して効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による歯科用ミラーのホルダーの一実
施例を説明するための要部断面図である。
【図2】 従来の歯科用ミラーの例を説明するための図
である。
【図3】 従来の歯科用ミラーの他の例を説明するため
の図である。
【図4】 本出願人が先に提案した歯科用ミラーのホル
ダーの一例を説明するための図である。
【図5】 図4に示したホルダーの実施に使用して好適
なミラー立ての一例を説明するための図である。
【符号の説明】
10…ミラー、11…柄、12…溝、20…ホルダー、
22…スプリング、24…球体、25…操作レバー、2
6…スプリング、27…光源、28…スイッチ、29…
リード線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯科治療において口腔内を観察するため
    に用いる歯科用ミラーの柄を着脱自在に保持する歯科用
    ミラーのホルダーであって、該ホルダーは、先端部に前
    記ミラーの柄が挿入される穴を軸方向に有するととも
    に、先端部に光源を有し、前記穴内に前記ミラーの柄が
    着脱自在に固定され、前記光源よりの光が前記ミラーに
    向って照射されることを特徴とする歯科用ミラーのホル
    ダー。
  2. 【請求項2】 前記穴内に弾性部材を有し、前記ミラー
    の柄が該弾性部材に抗して前記穴内に挿入され、所定量
    挿入された時に、その位置に保持されるとともに前記光
    源が点灯されることを特徴とする請求項1に記載の歯科
    用ミラーのホルダー。
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