JPH07237084A - 工作機械の冷却集塵装置 - Google Patents

工作機械の冷却集塵装置

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JPH07237084A
JPH07237084A JP2541594A JP2541594A JPH07237084A JP H07237084 A JPH07237084 A JP H07237084A JP 2541594 A JP2541594 A JP 2541594A JP 2541594 A JP2541594 A JP 2541594A JP H07237084 A JPH07237084 A JP H07237084A
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JP
Japan
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hood
machine tool
coolant
dust collecting
cooling
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Application number
JP2541594A
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English (en)
Inventor
Matsukiku Kudou
藤 松 菊 工
Masanori Hosoi
井 正 則 細
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マシンニングセンタに適用した場合において
も、回転主軸とマガジン間での工具の自動交換が可能で
ある工作機械の冷却集塵装置を提供する。 【構成】 回転主軸と切削工具とを取り囲むように、主
軸ヘッドにフードが取り付けられている。このフード
は、ほぼその直径線に沿って二分割して開閉可能に枢着
されている。また、切削工具を自動交換する際に上記フ
ードを開放するためのフード開閉手段が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械の冷却集塵装置
に係り、特に工具の自動交換機能を有するマシニングセ
ンタにおいて被加工物の切削面を冷却すると共に切屑を
外部に吸引排出する工作機械の冷却集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械の冷却集塵装置は、これまで種
々のタイプのものが提案されている。例えば、特開昭5
8−59746号公報にはドリルをフードで取り囲み、
このドリルの中心に向けて四方から切削油ミストを噴射
してドリルを冷却すると共に、フード内を吸引し切削油
ミストや切屑を集塵ダクトから排出する工作機械の冷却
集塵装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の工作機械の冷却集塵装置は、フードが固定的に
配設されていたため、工具の自動交換機能を有するマシ
ニングセンタに適用すると、自動工具交換装置(AT
C)のアーム等の動きがフードによって制限されるた
め、回転主軸とマガジン間での工具の自動交換が不可能
となるという問題があった。
【0004】また、上述した従来の冷却集塵装置は加工
作業中に切屑の集塵を行うものであり、加工作業中に集
塵されず加工後の被加工物上に残存した切屑について
は、別途人手による清掃作業を必要とするという問題が
あった。これは無人加工というマシンニングセンタの基
本思想に反するものである。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した問題を
解決するために、工具の自動交換機能を有するマシニン
グセンタに適用した場合においても、ATCのアーム等
の動きがフードによって制限されることがなく、回転主
軸とマガジン間での工具の自動交換が可能となるように
した工作機械の冷却集塵装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転主軸と切削工具とを取り囲むように
主軸ヘッドに取り付けられたフードを有し、被加工物の
切削面を冷却すると共に切屑を外部に吸引排出する工作
機械の冷却集塵装置において、上記フードはほぼその直
径線に沿って二分割して開閉可能に枢着され、フード開
閉手段により開閉されることを特徴とする。
【0007】また、フードの内周面に配設される冷却剤
の吐出部は、冷却剤が吐出方向に向かって徐々にその内
径が減少すると共に円周方向に連続したカーテン膜状を
なして切削面に供給されるようにすることが好ましい。
【0008】さらに、主軸ヘッドに対して固定され圧縮
空気取入れ管と固定吸込み管とを同心的に配置した集塵
コネクタと、回転主軸に着脱可能に取付けられ集塵コネ
クタの固定吸込み管に対して接続可能な可動吸込み管を
備えた集塵ユニットとを備えてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】ATCを用いて工具を交換する際には、フード
開閉手段によってフードがほぼ直径線に沿って二分割し
て開放され、工具の交換が終了した後は再びフード開閉
手段によってフードが閉鎖されるため、工具の交換に際
してATCのアーム等の動きがフードによって制限され
ることがない。
【0010】フード内に配設された吐出部から吐出され
た冷却剤は、吐出方向に向かって徐々にその内径が減少
すると共に円周方向に連続したカーテン膜状をなして切
削面に供給されるから、切削に伴って発生する切屑は冷
却剤により形成されたカーテン膜の内部に閉じ込めら
れ、切屑の飛散が抑制される。
【0011】主軸ヘッドに取り付けられた集塵コネクタ
に対して、ATCのアームを用いて集塵ユニットを着脱
することができるようにしたから、加工作業中に集塵さ
れず加工後の被加工物上に残存した切屑を人手によらず
に除去することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明による工作機械の冷却集塵装置を
マシニングセンタに適用した一実施例を図1乃至図5を
参照して説明する。図1および図2において符号1はベ
ッドを示し、このベッド1の上にマシニングセンタ本体
2が載置され、このマシニングセンタ本体2はATC3
と、主軸ヘッド4とを有している。この主軸ヘッド4に
は本実施例の要部である開閉式フード装置5が設けられ
ている。上記ATC3は、工具を収納しているマガジン
6と、工具を交換するためのアーム7とを有している。
上記主軸ヘッド4には回転主軸8が回転可能に取り付け
られている。この回転主軸8には工具ホルダ9が固着さ
れており、この工具ホルダ9には切削工具10が嵌着さ
れている。
【0013】上記主軸ヘッド4に設けられた開閉式フー
ド装置5はフード11を有し、このフード11は上記回
転主軸8、工具ホルダ9および切削工具10を取り囲む
ように設けられている。上記フード11には切屑排出ダ
クト12が接続されており、この切屑排出ダクト12を
介して集塵機13と連通されている。さらに上記フード
11には、冷却剤取り入れダクト(図示されず)が接続
されており、この冷却剤取入れダクトを介して冷却剤供
給装置(図示されず)と連通されている。
【0014】図3に示されているように、主軸ヘッド4
には基板14が固着されており、この基板14には水平
方向に並列された一対のヒンジ軸15、15が立設され
ている。これらのヒンジ軸15、15のそれぞれには両
端にブッシュ16、16を有する中空円筒状のスリーブ
17、17が回動可能に嵌着されている。このスリーブ
17、17は、ヒンジ軸15、15に嵌め込まれ押えね
じ27、27によって固定されたスラスト受け18、1
8によって軸方向の動きが制限されている。
【0015】上記スリーブ17、17の一方には連結ア
ーム19が取り付けられている。この連結アーム19
は、スリーブ17に嵌合され押えねじ20およびキー2
1によってスリーブ17に固着される環状の取付け部分
19aと、この取付け部分19aに接合されその端部が
シリンダー(図示されず)のピストンロッド(図示され
ず)の端部にピン22および割りピン23によって回動
可能に連結される腕部分19bとを有している。
【0016】また、上記一対のスリーブ17、17のそ
れぞれには歯車24、24が嵌着されており、これらの
歯車24、24は相互に噛み合っている。
【0017】さらに、上記一対のスリーブ17、17の
それぞれにはフード基板25、25が嵌合され、押えナ
ット26、26によってスリーブ17、17に固着され
ている。これらのフード基板25、25は半円の円弧状
部分を有し、この円弧状部分には二分割構造を有するフ
ード11のそれぞれの分割片が立設されている。このフ
ード11は、先端部がその先端に向かって徐々に内径が
減少するように形成されている。
【0018】上記フード11の内側面には、リング形状
を有する吐出リング28が嵌め込まれている。この吐出
リング28は、上記フード11と共通の分割線に沿って
二分割される構造を有している。上記吐出リング28の
外周面には全周にわたって連続した環状溝が形成されて
おり、この環状溝とフード11の内周面によって冷却剤
が流れる環状流路29が形成されている。
【0019】上記吐出リング28には、円周方向へ所定
のピッチをおいて複数の吐出孔30、30…30が穿設
されている。これらの吐出口30、30…30は、吐出
された冷却剤が上記フード11の内側面の先端に衝突す
るように方向が設定されている。
【0020】また、上記フード11の下部外周面には冷
却剤取入れ孔31および切屑排出孔32が穿設されてい
る。これらの冷却剤取入れ孔31および切屑排出孔32
の周縁には冷却剤取入れ管33および切屑排出管34が
それぞれ接合されている。上記冷却剤取入れ管33は上
記冷却剤取入れ孔31を介して上記環状流路29と連通
している。また、上記切屑排出管34は上記切屑排出孔
32を介して上記フード11の内部と連通している。さ
らに、上記冷却剤取入れ管33および切屑排出管34に
は冷却剤取入れダクト35および切屑排出ダクト12が
それぞれ接続されている。これらの冷却剤取入れダクト
35および切屑排出ダクト12は冷却剤供給装置(図示
されず)および集塵機(図示されず)に接続されてい
る。
【0021】次に、上述した本発明による工作機械の冷
却集塵装置の作用について、図4を参照して説明する。
フード11が閉鎖状態にある場合、シリンダー38のピ
ストンロッド39を引き込むと、ピストンロッド39に
回動可能に軸支されている連結アーム19を介して一方
のスリーブ(図示されず)が回転する。このスリーブが
回転するとその回転力は一対の歯車24、24を介して
他方のスリーブに伝達されるため、両方のスリーブが連
動して回転する。
【0022】上記開放動作が終了すると、シリンダー3
8によってピストンロッド39の停止状態が維持され、
これによってフード11の開放状態が保たれる。この状
態において上記ATC3を用いて切削工具10を交換す
る。交換作業が終了した後は、シリンダー38によって
ピストンロッド39を突き出し、開放動作と逆の動作に
よりフード11を閉鎖する。シリンダー38によってピ
ストンロッド39の停止状態が維持され、これによって
フード11の閉鎖状態が保たれる。
【0023】次に、上記実施例を用いて被加工物37の
切削作業を行う際の作用について、図3を参照して説明
する。冷却剤供給装置(図示されず)から冷却剤取入れ
ダクト35を介して環状流路29に冷却剤が供給され
る。ここで、冷却剤は空気等の気体または切削油等の液
体が用いられる。この冷却剤は環状流路29の全周に流
れ込むと共に、吐出リング28に穿設された吐出孔30
から吹き出す。吐出孔30から吹き出した冷却剤は所定
の角度αでフード11の内側面の先端部に衝突する。内
側面に衝突した冷却剤は、進行方向が変えられると共
に、内側面に沿って円周方向に拡散して膜状になる。
【0024】また、フード11の内側面の先端部はその
先端に向かって内径が徐々に減少している形状を有する
ため、内側面の先端部に衝突した冷却剤は、フード11
の軸心方向に向かって確実に偏向される。
【0025】このように、複数の吐出孔30から吐出さ
れた冷却剤は、フード11の内側面に衝突し、この衝突
によって偏向されると共に拡散されるため、冷却剤は吐
出方向に向かって徐々にその内径が減少すると共に円周
方向に連続したカーテン膜状をなして被加工物37の切
削面に供給される。
【0026】切削面に供給された冷却剤は、切削時の摩
擦熱によって加熱された被加工物37を冷却すると共
に、冷却剤によって形成されたカーテン膜は、切削によ
って生じた切屑の飛散を抑制する。さらに、冷却剤は内
側方向に向けて切削面に衝突するため、衝突した冷却剤
はさらに内側方向に反射され、この反射流によっても切
屑の飛散が抑制される。このような切屑の飛散を防止す
る効果は、冷却剤として液体を用いた場合の方が、気体
を用いた場合に比して一般に大きい。
【0027】さらに、集塵機(図示されず)によって切
屑排出ダクト12を介してフード11内の空気が排出さ
れると共に、フード11の開口部から外部の空気が吸い
込まれる。これによって、冷却剤のカーテン膜の内部に
閉じ込められた切屑が、切屑排出ダクト12を介して排
気流とともに集塵機に吸い込まれる。
【0028】次に、本発明による工作機械の冷却集塵装
置の他の実施例について、図5を参照して説明する。吐
出リング28には密集して吐出孔30、30…30が穿
設され、これらの吐出孔30、30…30から吐出され
た冷却剤がフード11の先端部分の内側面に沿って流れ
るように形成されている。このような構成においては、
上述したような冷却剤とフード11の内側面との衝突に
よる拡散効果は小さいが、吐出孔30が密集して配設さ
れているため、吐出された冷却剤自身の拡散効果のみで
も円周方向に連続したカーテン膜が得られ、また、内側
に傾斜した内側面にそって冷却剤が流れるため、吐出方
向に向かって徐々にその内径が減少するカーテン膜が得
られる。
【0029】次に、本発明による工作機械の集塵装置の
一実施例について、図6乃至図8を参照して説明する。
図6において符号40は集塵装置を示し、この集塵装置
40は着脱式の集塵ユニット41と集塵コネクタ42と
からなっている。この集塵コネクタ42の固定吸込み管
61の一端にはフランジ43が設けられ、このフランジ
43はボルト44、44…44によって主軸ヘッド4に
取り付けられている。
【0030】固定吸込み管61の下部壁には切屑排出孔
45および圧縮空気取入れ孔46が穿設されている。切
屑排出孔45の出口側には切屑排出管47が接合されて
おり、この切屑排出管47には切屑排出ダクト48が接
続されている。また、圧縮空気取入れ孔46には、エル
ボ形の圧縮空気取入れ管49が嵌め込まれており、この
管の入口端には圧縮空気取入れダクト50が接続される
一方、出口端は固定吸込み管61の中心に配管され出口
端が開口している。
【0031】固定吸込み管61の開口端には、集塵ユニ
ット41の可動吸込み管51の一端が嵌め込まれてい
る。この可動吸込み管51の内部には、空気噴出管52
が同心的に配設されており、この空気噴出管52の一端
は、前記圧縮空気取入れ管49の一端の内側に嵌め込ま
れている。
【0032】可動吸込み管51の側壁には、管軸を直交
する方向の支持アーム53が溶接によって接合されてい
る。支持アーム53の上端には円盤形状を有するホルダ
54が取付ネジ55によって固着されており、ホルダ5
4の外周面には全周にわたって溝56が刻設されてい
る。この溝56は、ATC3のアーム7によって挟持さ
れ得るように形成されている。ホルダ54は、回転主軸
8のテーパ孔57に嵌合し得る外テーパ58を有してい
る。
【0033】前記可動吸込み管51の先端部には、可変
吸込みヘッド59が取り付けられている。この可変吸込
みヘッド59は、可動吸込み管51に直交する水平軸心
を中心として上下に首振り運動ができるようになってい
る。
【0034】また、図7に示されているように、可動吸
込み管51をエルボ形とすることもできる。この可動吸
込み管51の一方の端部は閉じており、側壁には可変吸
込みヘッド59が可動吸込み管51の垂直な管軸を中心
として左右に首振り運動ができるように取り付けられて
いる。
【0035】さらに、図8に示されているように、可変
吸込みヘッド59の内側面の先端部をその先端に向かっ
て内径が徐々に減少するように形成し、可変吸込みヘッ
ド59の内部に設けられた流路60を介して圧縮空気を
吐出することもできる。
【0036】次に、上記実施例を用いて加工後の被加工
物37上等に残存している切屑を除去する際の作用につ
いて説明する。ATC3のアーム7を用いて集塵ユニッ
ト41を回転主軸8および集塵コネクタ42に取り付け
る。被加工物37に対して主軸ヘッド4を移動させて切
屑が残存している部分に可変吸込みヘッド59を近付け
る。可変吸込みヘッド59から圧縮空気を吹き付けなが
ら切屑を吸込むことにより被加工物37上等に残存して
いた切屑を除去する。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、フー
ドをほぼその直径線に沿って二分割して開閉可能に主軸
ヘッドに枢着し、フード開閉手段によってフードを開放
できるようにしたから、切削工具の自動交換機能を有す
るマシニングセンタに適用した場合においても、切削工
具を交換する際にはフードを開放することにより、AT
Cのアーム等の動きがフードによって制限されることが
なく、回転主軸とマガジン間での工具の自動交換を行う
ことができる。
【0038】また、冷却剤は吐出方向に向かって徐々に
その内径が減少すると共に円周方向に連続したカーテン
膜状をなして切削面に供給されるから、上述した作用に
より切屑の飛散を抑止し、切屑の排出を確実に行うこと
ができる。このような切屑の飛散を防止する効果は、冷
却剤として液体を用いた場合の方が、気体を用いた場合
に比して一般に大きい。
【0039】さらに、主軸ヘッドに取り付けられた集塵
コネクタに対して、ATCのアームを用いて集塵ユニッ
トを着脱することができるようにしたから、加工作業中
に集塵されず加工後の被加工物上に残存した切屑を人手
によらずに除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による工作機械の冷却集塵装置をマシニ
ングセンタに適用した場合の一実施例を示した正面図。
【図2】同装置を示した側面図。
【図3】開閉式フード装置を示した部分断面図。
【図4】開閉式フード装置の開閉動作を示した正面図。
【図5】本発明による工作機械の冷却集塵装置の他の実
施例の要部を示した部分断面図。
【図6】本発明による工作機械の集塵装置をマシニング
センタに適用した場合の一実施例を示した側面図。
【図7】本発明による工作機械の集塵装置の他の実施例
の要部を示した縦断面図。
【図8】本発明による工作機械の集塵装置をマシニング
センタに適用した場合の他の実施例を示した側面図。
【符号の説明】
1 ベッド 2 マシニングセンタ本体 3 自動工具交換装置(ATC) 4 主軸ヘッド 5 開閉式フード装置 6 マガジン 7 アーム 8 回転主軸 10 切削工具 11 フード 15 ヒンジ軸 24 歯車 28 吐出リング 29 環状流路 30 吐出孔 37 被加工物 38 シリンダー 40 集塵装置 41 集塵ユニット 42 集塵コネクタ 45 切屑排出孔 46 圧縮空気取入れ孔 47 切屑排出管 49 圧縮空気取入れ管 51 可動吸込み管 52 空気噴出管 53 支持アーム 54 ホルダ 56 溝 57 テーパ孔 58 外テーパ 59 可変吸込みヘッド 61 固定吸込み管

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転主軸に結合された切削工具を取り囲む
    ように主軸ヘッドに取り付けられたフードを有し、被加
    工物の切削面を冷却すると共に切屑を外部に吸引排出す
    る工作機械の冷却集塵装置において、上記フードはほぼ
    その直径線に沿って二分割して開閉可能に枢着され、フ
    ード開閉手段により開閉されることを特徴とする工作機
    械の冷却集塵装置。
  2. 【請求項2】上記フード開閉手段は二分割されたそれぞ
    れのフード片を軸支する一対の軸と、これらの軸に設け
    られ相互に噛み合う一対の歯車とを有し、上記一対の軸
    は上記一対の歯車を介して相互に連動することを特徴と
    する請求項1記載の工作機械の冷却集塵装置。
  3. 【請求項3】回転主軸と切削工具とを取り囲むように主
    軸ヘッドに取り付けられたフードを有し、被加工物の切
    削面を冷却すると共に切屑を外部に吸引排出する工作機
    械の冷却集塵装置において、上記フードはその内側面に
    密集して周設された複数の吐出部を有し、これらの吐出
    部からは切削面を冷却するための冷却剤が吐出され、吐
    出された冷却剤は円周方向に連続したカーテン膜状をな
    して切削面に供給されることを特徴とする工作機械の冷
    却集塵装置。
  4. 【請求項4】上記吐出部は上記フードの内側面に円周方
    向に所定のピッチをおいて穿設され、これらの吐出部か
    ら吐出された冷却剤は上記フードの内側面の先端部に所
    定の角度をもって衝突し、この衝突によって冷却剤は偏
    向されると共に円周方向に拡散され、円周方向に連続し
    たカーテン膜状をなして冷却剤が切削面に供給されるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の工作機械の冷却集塵装
    置。
  5. 【請求項5】上記フードの内側面は上記フードの先端に
    向かって徐々にその内径が減少するように形成されてお
    り、上記吐出部から吐出された冷却剤は吐出方向に向か
    って徐々にその内径が減少すると共に円周方向に連続し
    たカーテン膜状をなして切削面に供給されることを特徴
    とする請求項3または4のいずれかに記載の工作機械の
    冷却集塵装置。
  6. 【請求項6】上記主軸ヘッドに対して固定され圧縮空気
    取入れ管と固定吸込み管とを同心的に配置した集塵コネ
    クタと、上記回転主軸に着脱可能に取付けられ上記集塵
    コネクタの固定吸込み管に対して接続可能な可動吸込み
    管を備えた集塵ユニットとを備えてなる工作機械の集塵
    装置。
  7. 【請求項7】上記集塵ユニットの可動吸込み管の先端に
    はほぼ90°の範囲にわたって回動可能に吸込みヘッド
    が枢着されていることを特徴とする請求項6記載の工作
    機械の集塵装置。
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