JPH07236721A - ゴルフ練習台 - Google Patents
ゴルフ練習台Info
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- JPH07236721A JPH07236721A JP5287694A JP5287694A JPH07236721A JP H07236721 A JPH07236721 A JP H07236721A JP 5287694 A JP5287694 A JP 5287694A JP 5287694 A JP5287694 A JP 5287694A JP H07236721 A JPH07236721 A JP H07236721A
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- Japan
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- ball striking
- golf practice
- pedestal
- intermediate body
- rotating
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゴルフ練習場の打席に設ける打球台を回転さ
せることにより上部の傾斜して設けた打球台の上記傾斜
面の指向方向を変更させる。 【構成】 打席に設けた台座１２上に、上面の打球面１
３を水平面に対し所定のθ角度傾斜させた打球台１４を
上記台座１２の鉛直方向の軸心Ｏを中心として回転可能
に載置し、適宜の駆動手段により回転させる。
せることにより上部の傾斜して設けた打球台の上記傾斜
面の指向方向を変更させる。 【構成】 打席に設けた台座１２上に、上面の打球面１
３を水平面に対し所定のθ角度傾斜させた打球台１４を
上記台座１２の鉛直方向の軸心Ｏを中心として回転可能
に載置し、適宜の駆動手段により回転させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ練習場における
打球部位置、すなわち、打席に設けるゴルフ練習台に関
する。
打球部位置、すなわち、打席に設けるゴルフ練習台に関
する。
【０００２】
【従来の技術】ゴルフコースの各ホールにおけるティー
・グランドからグリーンまでには、フェアウェーの両側
にラフが設けられている他、コースの随所にバンカーと
か、池、みぞなどの障害物が存在するのであり、然して
上記ラフは、芝が不揃いとされているばかりか、各部に
高低傾斜した起伏が設けられ、さらにバンカーや池など
の周囲は多くが傾斜面となっているのである。また、前
記フェアウェーも部分的に傾斜面が設けられている。従
って通常の練習場の水平な打球部上で練習するのでは、
上記したような一般のコースにおいて随所に存在する前
上りとか前下り、あるいは右または左方向などの多様な
傾きのある起伏地ないしは傾斜地上を少ない打数でうま
くのりきるための上達手段にはならないのである。すな
わち、ゴルフコースには多くの傾斜地が設けられている
のであるから、平坦な打席で練習したのでは実戦対策に
は不充分で、上達が望めないのである。
・グランドからグリーンまでには、フェアウェーの両側
にラフが設けられている他、コースの随所にバンカーと
か、池、みぞなどの障害物が存在するのであり、然して
上記ラフは、芝が不揃いとされているばかりか、各部に
高低傾斜した起伏が設けられ、さらにバンカーや池など
の周囲は多くが傾斜面となっているのである。また、前
記フェアウェーも部分的に傾斜面が設けられている。従
って通常の練習場の水平な打球部上で練習するのでは、
上記したような一般のコースにおいて随所に存在する前
上りとか前下り、あるいは右または左方向などの多様な
傾きのある起伏地ないしは傾斜地上を少ない打数でうま
くのりきるための上達手段にはならないのである。すな
わち、ゴルフコースには多くの傾斜地が設けられている
のであるから、平坦な打席で練習したのでは実戦対策に
は不充分で、上達が望めないのである。
【０００３】そこでこの対策として、打球台を金属板等
の硬質材で形成して該打球台を下方に設けた基台との間
にエアーシリンダとか、回転カム、ねじジャッキなどの
上下動用の可動部材を介在させて支持し、該可動部材を
適宜に操作することで上記打球台の一部を上下動させて
打球台上面の打球面を高低に傾斜させることが行われて
いるのである。
の硬質材で形成して該打球台を下方に設けた基台との間
にエアーシリンダとか、回転カム、ねじジャッキなどの
上下動用の可動部材を介在させて支持し、該可動部材を
適宜に操作することで上記打球台の一部を上下動させて
打球台上面の打球面を高低に傾斜させることが行われて
いるのである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記可動部
材を打球台の打球方向前方部の一部分の位置に設けたの
では、該打球台の上記前方部が上下動するのみで、打球
台の打球方向側部に当るゴルファーのつま先がわを上下
させることができないのである。また、上記可動部材を
打球台下部の周囲数ケ所に配置してこれら各部材を操作
することで上記打球台の前部あるいはその側部を適宜上
下させて打球面の任意部分を高低傾斜させる方式を採用
すると、複数台の可動部材が必要となるのであり、しか
もこれら各可動部材相互の連動機構が複雑となってその
設置が面倒で且つ大形化して高価につくのである。
材を打球台の打球方向前方部の一部分の位置に設けたの
では、該打球台の上記前方部が上下動するのみで、打球
台の打球方向側部に当るゴルファーのつま先がわを上下
させることができないのである。また、上記可動部材を
打球台下部の周囲数ケ所に配置してこれら各部材を操作
することで上記打球台の前部あるいはその側部を適宜上
下させて打球面の任意部分を高低傾斜させる方式を採用
すると、複数台の可動部材が必要となるのであり、しか
もこれら各可動部材相互の連動機構が複雑となってその
設置が面倒で且つ大形化して高価につくのである。
【０００５】本発明は、このような実情に対処するもの
で、すなわち、ゴルフ練習場の打席に配置される打球台
を回転させることで上面の打球面を前後左右の何れかの
方向へ傾斜させるようになすことを課題とする。
で、すなわち、ゴルフ練習場の打席に配置される打球台
を回転させることで上面の打球面を前後左右の何れかの
方向へ傾斜させるようになすことを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項１にかかる発明（以下、第１発明という）は、ゴルフ
練習場の打席に配置されるゴルフ練習台であって、台座
と、該台座上に鉛直方向の軸心回りに回転可能として載
置され且つ上面が水平面に対し所定の角度で傾斜した打
球面とされている打球台と、該打球台を回転させる駆動
手段を有することを特徴とする。
項１にかかる発明（以下、第１発明という）は、ゴルフ
練習場の打席に配置されるゴルフ練習台であって、台座
と、該台座上に鉛直方向の軸心回りに回転可能として載
置され且つ上面が水平面に対し所定の角度で傾斜した打
球面とされている打球台と、該打球台を回転させる駆動
手段を有することを特徴とする。
【０００７】また、本発明の請求項２にかかる発明（以
下、第２発明という）は、上記第１発明において、打球
台を回転させる駆動手段が、該打球台の外側周に放射方
向へ突設させた一ないし数本のレバーであることを特徴
とする。
下、第２発明という）は、上記第１発明において、打球
台を回転させる駆動手段が、該打球台の外側周に放射方
向へ突設させた一ないし数本のレバーであることを特徴
とする。
【０００８】そして、本発明の請求項３にかかる発明
（以下、第３発明という）は、上記第１発明において、
打球台を回転させる駆動手段が、上記打球台の回転軸心
を中心として該打球台に形成した歯車と齧合する原動用
の小歯車であることを特徴とする。
（以下、第３発明という）は、上記第１発明において、
打球台を回転させる駆動手段が、上記打球台の回転軸心
を中心として該打球台に形成した歯車と齧合する原動用
の小歯車であることを特徴とする。
【０００９】さらに、本発明の請求項４にかかる発明
（以下、第４発明という）は、上記第１発明において、
打球台を回転させる駆動手段が、該打球台の回転軸心を
中心として形成した外円部に圧接する原動用の摩擦車で
あることを特徴とする。
（以下、第４発明という）は、上記第１発明において、
打球台を回転させる駆動手段が、該打球台の回転軸心を
中心として形成した外円部に圧接する原動用の摩擦車で
あることを特徴とする。
【００１０】そして、本発明の請求項５にかかる発明
（以下、第５発明という）は、ゴルフ練習台の打席に配
置されるゴルフ練習台であって、台座と、該台座上に鉛
直方向の軸心回りを回転可能に載置され且つ上面が水平
面に対して所定の角度で傾斜された中間体と、該中間体
の上面に直交する軸心回りを回転可能として該中間体上
に載置され且つ該中間体の上面に対接する下面が上面の
打球面に対して上記中間体上面の傾斜角度と等しい角度
で傾斜されている打球台と、中間体を回転させる第１駆
動手段と、該中間体に対して打球台を回転させる第２駆
動手段とを有することを特徴とする。
（以下、第５発明という）は、ゴルフ練習台の打席に配
置されるゴルフ練習台であって、台座と、該台座上に鉛
直方向の軸心回りを回転可能に載置され且つ上面が水平
面に対して所定の角度で傾斜された中間体と、該中間体
の上面に直交する軸心回りを回転可能として該中間体上
に載置され且つ該中間体の上面に対接する下面が上面の
打球面に対して上記中間体上面の傾斜角度と等しい角度
で傾斜されている打球台と、中間体を回転させる第１駆
動手段と、該中間体に対して打球台を回転させる第２駆
動手段とを有することを特徴とする。
【００１１】
【作用】上記第１発明においては、所定の打席位置に設
けしめた台座上の打球台上面が傾斜した打球面とされて
いることにより、該打球台を台座に対し９０度毎の角度
で回転させると、上記打球面を打球方向に対してその前
方ないしは左右の何れか片側の位置を高低所定の角度に
傾斜した体勢に設定しうるのである。従ってゴルフコー
スでの多様な起伏状態を想定して上記傾斜体勢を選んで
練習を行うことでゴルフの上達手段に供しうるのであ
る。なお、この第１発明にあっては、上記打球台の上面
は何れかの方向へ常に傾斜した体勢をとることになる。
けしめた台座上の打球台上面が傾斜した打球面とされて
いることにより、該打球台を台座に対し９０度毎の角度
で回転させると、上記打球面を打球方向に対してその前
方ないしは左右の何れか片側の位置を高低所定の角度に
傾斜した体勢に設定しうるのである。従ってゴルフコー
スでの多様な起伏状態を想定して上記傾斜体勢を選んで
練習を行うことでゴルフの上達手段に供しうるのであ
る。なお、この第１発明にあっては、上記打球台の上面
は何れかの方向へ常に傾斜した体勢をとることになる。
【００１２】そして第２発明によれば、打球台を側部に
設けたレバーにより回転させて該打球台上部の傾斜面を
所望方向へ簡易、迅速に指向させることができる。
設けたレバーにより回転させて該打球台上部の傾斜面を
所望方向へ簡易、迅速に指向させることができる。
【００１３】さらに、第３発明によれば、小歯車を正逆
何れかの方向へ回転させることで傾斜している打球台に
おける打球面の指向方向の変更を該小歯車の回転操作で
もって能率よく、迅速に行うことができる。
何れかの方向へ回転させることで傾斜している打球台に
おける打球面の指向方向の変更を該小歯車の回転操作で
もって能率よく、迅速に行うことができる。
【００１４】また、第４発明によれば、摩擦車を正逆何
れかの方向へ回転させることで傾斜している打球台にお
ける打球面の指向方向の変更を該摩擦車の回転操作でも
って能率よく、迅速に行うことができ、しかも摩擦車に
よるときは、砂などの異物を噛みこませることがないの
で円滑に且つ静粛に駆動しうる。
れかの方向へ回転させることで傾斜している打球台にお
ける打球面の指向方向の変更を該摩擦車の回転操作でも
って能率よく、迅速に行うことができ、しかも摩擦車に
よるときは、砂などの異物を噛みこませることがないの
で円滑に且つ静粛に駆動しうる。
【００１５】さらに、第５発明においては、台座上へ回
転可能に載置された中間体の上面が傾斜面とされ、さら
に該中間体の上面に対接する下面が上面の打球面に対し
て上記傾斜角度と等しい角度で傾斜させられている打球
台を上記中間体上へ回転可能に載置させているので、中
間体と打球台を個々に随時回転させると、該打球台の上
面を水平な状態から何れか一方へ傾斜させることができ
るのである。従って上記中間体と打球台とを夫々適宜に
組合わせて回転させることで打球台上面を打球方向に対
して前方ないしは左右の何れか片側を高低所定の角度に
傾斜させうると共に、上記中間体と打球台の各回転角度
を随意に選択することにより打球方向に対する斜前部を
高低何れかに傾斜させることが可能となる。
転可能に載置された中間体の上面が傾斜面とされ、さら
に該中間体の上面に対接する下面が上面の打球面に対し
て上記傾斜角度と等しい角度で傾斜させられている打球
台を上記中間体上へ回転可能に載置させているので、中
間体と打球台を個々に随時回転させると、該打球台の上
面を水平な状態から何れか一方へ傾斜させることができ
るのである。従って上記中間体と打球台とを夫々適宜に
組合わせて回転させることで打球台上面を打球方向に対
して前方ないしは左右の何れか片側を高低所定の角度に
傾斜させうると共に、上記中間体と打球台の各回転角度
を随意に選択することにより打球方向に対する斜前部を
高低何れかに傾斜させることが可能となる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
【００１７】図１に示すゴルフ練習台１１において、該
ゴルフ練習台１１は、ゴルフ練習場の打席に配置した台
座１２上に、上面の打球面１３を水平面に対しθ1 角度
傾斜させた打球台１４が、上記台座１２に鉛直方向とし
て設けた芯杆１２ａに中央部下面の軸受部１４ａを嵌合
させることにより該芯杆１２ａの軸心Ｏ1 の回りを回転
しうるようにして載置され、かつ上記打球台上面の打球
面１３には周囲にマット１５ａ、中央部に足場用のゴム
板１５ｂが敷設されていると共に、該打球台１４は後述
の駆動手段（イ）により上記軸心Ｏ1 を中心に回転しう
るようになされているのである。なお、上記打球面１３
の水平面に対する傾斜角度θ1 は、４〜１５度の範囲内
で選ぶのが好ましいのであり、また該打球面１３は図２
に示すような正四角形とする他、円形状（図示なし）に
形成してもよいのである。
ゴルフ練習台１１は、ゴルフ練習場の打席に配置した台
座１２上に、上面の打球面１３を水平面に対しθ1 角度
傾斜させた打球台１４が、上記台座１２に鉛直方向とし
て設けた芯杆１２ａに中央部下面の軸受部１４ａを嵌合
させることにより該芯杆１２ａの軸心Ｏ1 の回りを回転
しうるようにして載置され、かつ上記打球台上面の打球
面１３には周囲にマット１５ａ、中央部に足場用のゴム
板１５ｂが敷設されていると共に、該打球台１４は後述
の駆動手段（イ）により上記軸心Ｏ1 を中心に回転しう
るようになされているのである。なお、上記打球面１３
の水平面に対する傾斜角度θ1 は、４〜１５度の範囲内
で選ぶのが好ましいのであり、また該打球面１３は図２
に示すような正四角形とする他、円形状（図示なし）に
形成してもよいのである。
【００１８】上記駆動手段（イ）は、図１，図２に示す
ように打球台１４の下方部外周に放射方向とし、且つ周
方向に等間隔をあけて突設した複数本のレバー１６とし
て、該レバーを操作することにより打球台１４を回転さ
せるようにしてもよいのであるが、該駆動手段（イ）と
して図３に示すように、打球台１４の下方部外周に上記
軸心Ｏ1 を中心として形成した歯車１４ｂと台座１２の
一部に軸支した小歯車１７ａを齧合させるようにして該
小歯車１７ａを台座１２の側部に設けた減速電動機１８
によりベルト、チェンなどの連動機構（図示なし）を介
して回転させる手段、あるいは図４に示すように、打球
台１４の下方部外周を軸心Ｏ1 を中心とした円形部１４
ｃに形成し、この円形部１４ｃの外周面へ台座１２の側
部に軸支した摩擦車１７ｂを圧接させるようにして該摩
擦車を減速電動機１８により連動機構（図示なし）を介
して回転させる手段を採用してもよいのである。
ように打球台１４の下方部外周に放射方向とし、且つ周
方向に等間隔をあけて突設した複数本のレバー１６とし
て、該レバーを操作することにより打球台１４を回転さ
せるようにしてもよいのであるが、該駆動手段（イ）と
して図３に示すように、打球台１４の下方部外周に上記
軸心Ｏ1 を中心として形成した歯車１４ｂと台座１２の
一部に軸支した小歯車１７ａを齧合させるようにして該
小歯車１７ａを台座１２の側部に設けた減速電動機１８
によりベルト、チェンなどの連動機構（図示なし）を介
して回転させる手段、あるいは図４に示すように、打球
台１４の下方部外周を軸心Ｏ1 を中心とした円形部１４
ｃに形成し、この円形部１４ｃの外周面へ台座１２の側
部に軸支した摩擦車１７ｂを圧接させるようにして該摩
擦車を減速電動機１８により連動機構（図示なし）を介
して回転させる手段を採用してもよいのである。
【００１９】以上の構成によるときは、打球台１４を台
座１２に対して回転させると該打球台上面の打球面１３
が水平面に対しθ1 角度の傾斜した体勢で回転するの
で、図２の矢印を打球方向とすると、上記打球台１４を
回転させて矢印方向の前方が高（低）くなるように傾斜
し、あるいはこの傾斜高（低）位面を矢印と直角な右
（左）側方（ゴルファーのつま先方向）に位置させるこ
とが可能となって，ゴルフの傾斜地練習が行えるのであ
る。
座１２に対して回転させると該打球台上面の打球面１３
が水平面に対しθ1 角度の傾斜した体勢で回転するの
で、図２の矢印を打球方向とすると、上記打球台１４を
回転させて矢印方向の前方が高（低）くなるように傾斜
し、あるいはこの傾斜高（低）位面を矢印と直角な右
（左）側方（ゴルファーのつま先方向）に位置させるこ
とが可能となって，ゴルフの傾斜地練習が行えるのであ
る。
【００２０】然して、上記駆動手段（イ）として打球台
１４をレバー１６により回転させる場合は、該レバーを
手動でもって操作しうるのに対し、上記打球台１４を小
歯車１７ａまたは摩擦車１７ｂにより回転させる手段を
採用すると、該打球台の回転操作を遠隔位置から自動的
に行いうるのである。
１４をレバー１６により回転させる場合は、該レバーを
手動でもって操作しうるのに対し、上記打球台１４を小
歯車１７ａまたは摩擦車１７ｂにより回転させる手段を
採用すると、該打球台の回転操作を遠隔位置から自動的
に行いうるのである。
【００２１】以上の構成にかかるゴルフ練習台１１は、
打球面１３が何れかの方向へ常に傾斜した体勢をとるこ
とになり、該打球面を水平に保つことができないのであ
る。
打球面１３が何れかの方向へ常に傾斜した体勢をとるこ
とになり、該打球面を水平に保つことができないのであ
る。
【００２２】図５はこれに対処する本発明の第２実施例
を示し、すなわち図５のゴルフ練習台２１は、台座２２
上に、上面２３′が水平面に対しθ2 角度傾斜された中
間体２３を、上記台座２２と中間体２３の対接部に設け
た芯杆２２ａと軸受部２３ａを嵌合させることにより芯
杆２２ａの軸心Ｏ2 の回りに回転可能として載置させる
と共に、さらにこの中間体２３の傾斜上面２３′上へ、
該上面２３′に対接する下面２４′を上面の打球面２
４″に対して上記中間体２３の上面２３′の傾斜角度θ
2 と等しい角度θ2 として傾斜せしめた打球台２４を、
上記中間体２３の上面２３′に直交する軸心Ｏ3 の回り
を回転しうるよう各対接部に設けた凹凸の嵌合部２３
ｂ、２４ａを係合させた状態で載置し、然して上記中間
体２３および打球台２４を第１駆動手段（ロ）と、第２
駆動手段（ハ）により上記軸心Ｏ2 ならびにＯ3 を中心
として各別に回転しうるようになされているのである。
なお、この実施例におけるθ2 の角度は２〜７度の範囲
内で定めるのが好ましいのである。
を示し、すなわち図５のゴルフ練習台２１は、台座２２
上に、上面２３′が水平面に対しθ2 角度傾斜された中
間体２３を、上記台座２２と中間体２３の対接部に設け
た芯杆２２ａと軸受部２３ａを嵌合させることにより芯
杆２２ａの軸心Ｏ2 の回りに回転可能として載置させる
と共に、さらにこの中間体２３の傾斜上面２３′上へ、
該上面２３′に対接する下面２４′を上面の打球面２
４″に対して上記中間体２３の上面２３′の傾斜角度θ
2 と等しい角度θ2 として傾斜せしめた打球台２４を、
上記中間体２３の上面２３′に直交する軸心Ｏ3 の回り
を回転しうるよう各対接部に設けた凹凸の嵌合部２３
ｂ、２４ａを係合させた状態で載置し、然して上記中間
体２３および打球台２４を第１駆動手段（ロ）と、第２
駆動手段（ハ）により上記軸心Ｏ2 ならびにＯ3 を中心
として各別に回転しうるようになされているのである。
なお、この実施例におけるθ2 の角度は２〜７度の範囲
内で定めるのが好ましいのである。
【００２３】上記第１駆動手段（ロ）は、例えば図５に
示しているように減速電動機２５ａにより回転させるよ
うにした摩擦車２６ａを、中間体２３に軸心Ｏ2 を中心
として形成した外円部２３ｃへ圧接させる手段を採用す
ればよいのであり、さらに第２駆動手段（ハ）は、図５
および図６に示すように減速電動機２５ｂを、台座２２
に設けた架台２７上へ軸心Ｏ2 と交差する半径線に沿っ
て摺動しうるよう該架台に形成したガイド溝２７ａに係
合することで載置させ、該電動機２５ｂに軸支した摩擦
車２６ｂを打球台２４の下方部に軸心Ｏ3 を中心として
形成した該打球台における円形部２４ｂの外周面に周接
させると共に、上記電動機２５ｂを背部の架台突部２７
ｂとの間に介設したバネ２８により上記軸心Ｏ3 がわに
向けて弾圧させる手段を採用することができるのであ
る。
示しているように減速電動機２５ａにより回転させるよ
うにした摩擦車２６ａを、中間体２３に軸心Ｏ2 を中心
として形成した外円部２３ｃへ圧接させる手段を採用す
ればよいのであり、さらに第２駆動手段（ハ）は、図５
および図６に示すように減速電動機２５ｂを、台座２２
に設けた架台２７上へ軸心Ｏ2 と交差する半径線に沿っ
て摺動しうるよう該架台に形成したガイド溝２７ａに係
合することで載置させ、該電動機２５ｂに軸支した摩擦
車２６ｂを打球台２４の下方部に軸心Ｏ3 を中心として
形成した該打球台における円形部２４ｂの外周面に周接
させると共に、上記電動機２５ｂを背部の架台突部２７
ｂとの間に介設したバネ２８により上記軸心Ｏ3 がわに
向けて弾圧させる手段を採用することができるのであ
る。
【００２４】上記構成によるときは、図５のように中間
体２３の傾斜最高位部を矢印で示す打球方向へ指向させ
た状態にしておくと、打球面２４″は図５に示す状態で
は上記打球方向へ２θ2 の高角度として傾斜させうるの
であり、この状態から該打球台２４を１８０度回転させ
ると打球面２４″が水平となるのであるが、この中間の
９０度回転では上記打球方向とゴルファーのつま先方向
との中間の斜方向前部を高くした傾斜体勢になしうるの
である。次に前記とは逆に、中間体２３の最低位部を矢
印の打球方向がわへ指向させておいて上部の打球台２４
を順次回転させると、打球面２４″を水平とした状態か
ら前記とは反対に打球方向がわを低くした傾斜体勢でそ
の向きを変更させうるのである。
体２３の傾斜最高位部を矢印で示す打球方向へ指向させ
た状態にしておくと、打球面２４″は図５に示す状態で
は上記打球方向へ２θ2 の高角度として傾斜させうるの
であり、この状態から該打球台２４を１８０度回転させ
ると打球面２４″が水平となるのであるが、この中間の
９０度回転では上記打球方向とゴルファーのつま先方向
との中間の斜方向前部を高くした傾斜体勢になしうるの
である。次に前記とは逆に、中間体２３の最低位部を矢
印の打球方向がわへ指向させておいて上部の打球台２４
を順次回転させると、打球面２４″を水平とした状態か
ら前記とは反対に打球方向がわを低くした傾斜体勢でそ
の向きを変更させうるのである。
【００２５】
【発明の効果】以上の記載によって明らかなように、本
発明の第１発明によれば、台座上へ回転可能に載置させ
た打球台上面の打球面が水平面に対して所定の角度傾斜
されているので、この打球台を順次回転駆動させること
により打球方向前方またはゴルファーのつま先前部を高
低何れかへ簡易、迅速に傾斜させうるのである。
発明の第１発明によれば、台座上へ回転可能に載置させ
た打球台上面の打球面が水平面に対して所定の角度傾斜
されているので、この打球台を順次回転駆動させること
により打球方向前方またはゴルファーのつま先前部を高
低何れかへ簡易、迅速に傾斜させうるのである。
【００２６】また、本発明の第２発明によれば、駆動手
段を打球台に設けたレバーとしているので、該レバーを
手動操作することで上記打球台を正逆随意に回転させて
打球面の傾斜方向の変更が可能となり、操作が簡便で、
誤動作ならびに故障がなく安価に供しうるのである。
段を打球台に設けたレバーとしているので、該レバーを
手動操作することで上記打球台を正逆随意に回転させて
打球面の傾斜方向の変更が可能となり、操作が簡便で、
誤動作ならびに故障がなく安価に供しうるのである。
【００２７】そして、本発明の第３発明によれば、遠隔
位置から小歯車を随時回転させることにより打球面の傾
斜方向を変更させうると共に、操作が自動的に且つ的確
迅速に行いうるのである。
位置から小歯車を随時回転させることにより打球面の傾
斜方向を変更させうると共に、操作が自動的に且つ的確
迅速に行いうるのである。
【００２８】さらに、本発明の第４発明によるときは、
遠隔位置から摩擦車を随時回転させることにより打球面
の傾斜方向を変更させうると共に、操作が自動的に且つ
簡易迅速に行え、しかも摩擦車によるときは、砂などの
異物を噛みこませることがないので円滑に且つ静粛に駆
動しうる。
遠隔位置から摩擦車を随時回転させることにより打球面
の傾斜方向を変更させうると共に、操作が自動的に且つ
簡易迅速に行え、しかも摩擦車によるときは、砂などの
異物を噛みこませることがないので円滑に且つ静粛に駆
動しうる。
【００２９】そして、本発明の第５発明によれば、打球
台と中間体を個々に回転駆動させることで打球台上面の
打球面を水平とした状態から打球方向の前方あるいはゴ
ルファーのつま先前部はもとよりその中間斜方向前部を
高低何れかとして所定の角度傾斜させうるので、関係部
品が少なくなって誤動作の弊害をなくし、しかも取扱い
ならびに操作が安易なことと相まって傾斜地用のゴルフ
練習台を安価に供しうるのである。
台と中間体を個々に回転駆動させることで打球台上面の
打球面を水平とした状態から打球方向の前方あるいはゴ
ルファーのつま先前部はもとよりその中間斜方向前部を
高低何れかとして所定の角度傾斜させうるので、関係部
品が少なくなって誤動作の弊害をなくし、しかも取扱い
ならびに操作が安易なことと相まって傾斜地用のゴルフ
練習台を安価に供しうるのである。
【図１】 本発明の第１実施例を示す縦断側面図。
【図２】 図１の平面図。
【図３】 図１と異なった駆動手段をもつ同実施例の
側面図。
側面図。
【図４】 図１とさらに異なった駆動手段をもつ同実
施例の側面図。
施例の側面図。
【図５】 本発明の他の実施例を示す一部切欠側面
図。
図。
【図６】 図５の一部を拡大して示す同切欠側面図。
１１，２１ ゴルフ練習台 １２，２２ 台座 １３，２４″ 打球面 １４，２４ 打球台 １４ａ，２３ｃ，２４ｂ 外円部 １６ レバー １７，２６ａ，２６ｂ 摩擦車 ２３ 中間体 ２３′ 上面
Claims (5)
- 【請求項１】 ゴルフ練習場の打席に配置されるゴルフ
練習台であって、台座と、該台座上に鉛直方向の軸心回
りに回転可能として載置され且つ上面が水平面に対し所
定の角度で傾斜した打球面とされている打球台と、該打
球台を回転させる駆動手段を有することを特徴とするゴ
ルフ練習台。 - 【請求項２】 請求項１に記載のゴルフ練習台におい
て、打球台を回転させる駆動手段が、該打球台の外側周
に放射方向へ突設させた一ないし数本のレバーであるこ
とを特徴とするゴルフ練習台。 - 【請求項３】 請求項１に記載のゴルフ練習台におい
て、打球台を回転させる駆動手段が、上記打球台の回転
軸心を中心として該打球台に形成した歯車と齧合する原
動用の小歯車であることを特徴とするゴルフ練習台。 - 【請求項４】 請求項１に記載のゴルフ練習台におい
て、打球台を回転させる駆動手段が、上記打球台の回転
軸心を中心として該打球台に形成した外円部に圧接する
原動用の摩擦車であることを特徴とするゴルフ練習台。 - 【請求項５】 ゴルフ練習台の打席に配置されるゴルフ
練習台であって、台座と、該台座上に鉛直方向の軸心回
りを回転可能に載置され且つ上面が水平面に対して所定
の角度で傾斜された中間体と、該中間体の上面に直交す
る軸心回りを回転可能として該中間体上に載置され且つ
該中間体の上面に対接する下面が上面の打球面に対して
上記中間体上面の傾斜角度と等しい角度で傾斜されてい
る打球台と、中間体を回転させる第１駆動手段と、該中
間体に対して打球台を回転させる第２駆動手段とを有す
ることを特徴とするゴルフ練習台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287694A JPH07236721A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | ゴルフ練習台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287694A JPH07236721A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | ゴルフ練習台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07236721A true JPH07236721A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12927090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5287694A Pending JPH07236721A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | ゴルフ練習台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07236721A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20060020544A (ko) * | 2004-08-31 | 2006-03-06 | 민병오 | 경사 조절이 가능한 골프연습장치 |
| WO2008007853A1 (en) * | 2006-07-10 | 2008-01-17 | Jae Yong Kim | Prefabricated booth structure for golf training |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP5287694A patent/JPH07236721A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20060020544A (ko) * | 2004-08-31 | 2006-03-06 | 민병오 | 경사 조절이 가능한 골프연습장치 |
| WO2008007853A1 (en) * | 2006-07-10 | 2008-01-17 | Jae Yong Kim | Prefabricated booth structure for golf training |
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