JPH07236145A - 映像伝送装置及び映像伝送方法 - Google Patents
映像伝送装置及び映像伝送方法Info
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- JPH07236145A JPH07236145A JP2393294A JP2393294A JPH07236145A JP H07236145 A JPH07236145 A JP H07236145A JP 2393294 A JP2393294 A JP 2393294A JP 2393294 A JP2393294 A JP 2393294A JP H07236145 A JPH07236145 A JP H07236145A
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データエラー検出を送信側に通知することな
く映像の劣化回避を全て受信側で処理する。 【構成】 映像信号は、ＡＤコンバータ１によりディジ
タル化され、パケット作成部２により、走査線単位の映
像信号列に走査線番号と走査線番号のエラー検出データ
を付加したパケットが作成され、パケットは、送信部３
より送信される。受信部４で受信されたパケットは、パ
ケット分離部５により、走査線番号と走査線番号のエラ
ー検出のためのデータと映像信号とに分離される。エラ
ー検出データに基づきエラー検出部６によって、エラー
が無いと判断された時のみ分離された走査線単位の映像
信号を、表示用メモリ８に記憶する。
く映像の劣化回避を全て受信側で処理する。 【構成】 映像信号は、ＡＤコンバータ１によりディジ
タル化され、パケット作成部２により、走査線単位の映
像信号列に走査線番号と走査線番号のエラー検出データ
を付加したパケットが作成され、パケットは、送信部３
より送信される。受信部４で受信されたパケットは、パ
ケット分離部５により、走査線番号と走査線番号のエラ
ー検出のためのデータと映像信号とに分離される。エラ
ー検出データに基づきエラー検出部６によって、エラー
が無いと判断された時のみ分離された走査線単位の映像
信号を、表示用メモリ８に記憶する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号をディジタル
化してパケット伝送する際に、パケット欠落や伝送エラ
ーを検出し映像の劣化を回避する映像伝送装置及び映像
伝送方法に関するものである。
化してパケット伝送する際に、パケット欠落や伝送エラ
ーを検出し映像の劣化を回避する映像伝送装置及び映像
伝送方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、動画像データのフレーム間差信号
を１走査ラインごとに符合化し、パケット伝送し、受信
復号後パケット廃棄を検出した場合に走査ライン単位で
補償する方式がある。
を１走査ラインごとに符合化し、パケット伝送し、受信
復号後パケット廃棄を検出した場合に走査ライン単位で
補償する方式がある。
【０００３】この方式では、受信側でパケットの廃棄を
検出すると、廃棄が補償されるまでは廃棄されたライン
をその前ラインの信号に置き換え、送信側にパケットが
廃棄されたことを廃棄されたライン番号と共に通知し、
送信側では該廃棄ラインと前ラインとのフレーム間差分
で該廃棄ラインを補償するという手順で映像伝送を実現
していた。
検出すると、廃棄が補償されるまでは廃棄されたライン
をその前ラインの信号に置き換え、送信側にパケットが
廃棄されたことを廃棄されたライン番号と共に通知し、
送信側では該廃棄ラインと前ラインとのフレーム間差分
で該廃棄ラインを補償するという手順で映像伝送を実現
していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら送信側に
パケット廃棄を通知するためには、送信側に受信機能、
受信側にも送信機能が必要である。また廃棄ラインをそ
の前のラインで置き換えるための処理、パケット廃棄を
送信側に通知する処理、送信側で該廃棄ラインを補償す
るための処理が必要となり、装置構成が複雑なものとな
る。
パケット廃棄を通知するためには、送信側に受信機能、
受信側にも送信機能が必要である。また廃棄ラインをそ
の前のラインで置き換えるための処理、パケット廃棄を
送信側に通知する処理、送信側で該廃棄ラインを補償す
るための処理が必要となり、装置構成が複雑なものとな
る。
【０００５】本発明は、上記の問題点を解決するため
に、パケット廃棄またはパケット内データエラー検出を
送信側に通知することなく映像の劣化回避を全て受信側
で処理する映像伝送装置及び映像伝送方法を提供するこ
とを目的としている。
に、パケット廃棄またはパケット内データエラー検出を
送信側に通知することなく映像の劣化回避を全て受信側
で処理する映像伝送装置及び映像伝送方法を提供するこ
とを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、映像信号をディジタル化するＡＤコンバー
タと、前記ＡＤコンバータでディジタル化された映像信
号列を受け取り走査線単位で前記映像信号列に走査線番
号と前記走査線番号のエラー検出のためのデータを付加
しパケット化するパケット作成部と、前記パケット作成
部で作成したパケットを送信する送信部と、前記送信部
から送信されたパケットを受信する受信部と、前記受信
部からのパケット信号を走査線番号と走査線番号のエラ
ー検出のためのデータと映像信号とに分離するパケット
分離部と、前記パケット分離部で得られた走査線番号と
走査線番号のエラー検出のためのデータを受け取り、走
査線番号のエラーを検出し通知するエラー検出部と、前
記エラー検出部からのエラーの有無の通知を受け取り、
エラーがないときのみ前記パケット分離部で得られた走
査線単位の映像信号を受け取るメモリ書き込み判定部
と、前記メモリ書き込み判定部から映像信号を受け取り
記憶する表示用メモリと、を備えたことを特徴としてい
る。
に本発明は、映像信号をディジタル化するＡＤコンバー
タと、前記ＡＤコンバータでディジタル化された映像信
号列を受け取り走査線単位で前記映像信号列に走査線番
号と前記走査線番号のエラー検出のためのデータを付加
しパケット化するパケット作成部と、前記パケット作成
部で作成したパケットを送信する送信部と、前記送信部
から送信されたパケットを受信する受信部と、前記受信
部からのパケット信号を走査線番号と走査線番号のエラ
ー検出のためのデータと映像信号とに分離するパケット
分離部と、前記パケット分離部で得られた走査線番号と
走査線番号のエラー検出のためのデータを受け取り、走
査線番号のエラーを検出し通知するエラー検出部と、前
記エラー検出部からのエラーの有無の通知を受け取り、
エラーがないときのみ前記パケット分離部で得られた走
査線単位の映像信号を受け取るメモリ書き込み判定部
と、前記メモリ書き込み判定部から映像信号を受け取り
記憶する表示用メモリと、を備えたことを特徴としてい
る。
【０００７】また、映像信号を取り込む速度とパケット
伝送する速度を変換するために映像信号を取り込みディ
ジタル化した後、パケット作成する前にディジタル化し
た映像信号を記憶する映像記憶部を備えてもよい。
伝送する速度を変換するために映像信号を取り込みディ
ジタル化した後、パケット作成する前にディジタル化し
た映像信号を記憶する映像記憶部を備えてもよい。
【０００８】また、送信部と受信部に代わって無線送信
部と無線受信部を備えて無線映像伝送装置を構成するこ
ともできる。
部と無線受信部を備えて無線映像伝送装置を構成するこ
ともできる。
【０００９】
【作用】上記発明により、本発明の映像伝送装置及び方
法においては、送信側において映像信号を走査線単位で
パケット化し、前記パケットに走査線番号と前記走査線
番号のエラー検出のためのデータを付加する。
法においては、送信側において映像信号を走査線単位で
パケット化し、前記パケットに走査線番号と前記走査線
番号のエラー検出のためのデータを付加する。
【００１０】受信側においては受信したパケットから走
査線番号と走査線番号のエラー検出のためのデータを取
り出し、走査線番号にエラーを生じていない場合のみ表
示用メモリに受信した走査線単位の映像信号を記憶す
る。
査線番号と走査線番号のエラー検出のためのデータを取
り出し、走査線番号にエラーを生じていない場合のみ表
示用メモリに受信した走査線単位の映像信号を記憶す
る。
【００１１】なお、エラーを生じていた場合は前回正常
に受信し表示用メモリに記憶した同じ走査線番号のデー
タを表示に使用する。
に受信し表示用メモリに記憶した同じ走査線番号のデー
タを表示に使用する。
【００１２】このことにより、走査線パケット廃棄また
はパケット内データエラー検出を送信側に通知すること
なく映像の劣化回避を全て受信側で処理する映像伝送を
行なうことが可能になる。
はパケット内データエラー検出を送信側に通知すること
なく映像の劣化回避を全て受信側で処理する映像伝送を
行なうことが可能になる。
【００１３】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
【００１４】（実施例１）図１は本発明の実施例１にお
ける映像伝送装置の構成を示すブロック図で、この映像
伝送装置は、ＡＤコンバータ１と、パケット作成部２
と、送信部３と、受信部４と、パケット分離部５と、エ
ラー検出部６と、メモリ書き込み判定部７と、表示用メ
モリ８とを備えている。
ける映像伝送装置の構成を示すブロック図で、この映像
伝送装置は、ＡＤコンバータ１と、パケット作成部２
と、送信部３と、受信部４と、パケット分離部５と、エ
ラー検出部６と、メモリ書き込み判定部７と、表示用メ
モリ８とを備えている。
【００１５】ＡＤコンバータ１は、アナログ映像信号を
ディジタル化する。パケット作成部２は、ＡＤコンバー
タ１からの映像信号列を受け取り、各走査線単位の各映
像信号列に、それぞれ走査線番号と走査線番号のエラー
検出のためのデータを付加しパケット化する。送信部３
は、パケット作成部２で作成したパケットを送信する。
ディジタル化する。パケット作成部２は、ＡＤコンバー
タ１からの映像信号列を受け取り、各走査線単位の各映
像信号列に、それぞれ走査線番号と走査線番号のエラー
検出のためのデータを付加しパケット化する。送信部３
は、パケット作成部２で作成したパケットを送信する。
【００１６】受信部４は、送信部３から送信されたパケ
ットを受信する。パケット分離部５は、受信部４からの
パケット信号を走査線番号と走査線番号のエラー検出の
ためのデータと映像信号とに分離する。
ットを受信する。パケット分離部５は、受信部４からの
パケット信号を走査線番号と走査線番号のエラー検出の
ためのデータと映像信号とに分離する。
【００１７】エラー検出部６は、パケット分離部５で得
られた走査線番号と走査線番号のエラー検出のためのデ
ータを受け取り、走査線番号のエラーを検出しその旨を
メモリ書き込み判定部７へ通知する。
られた走査線番号と走査線番号のエラー検出のためのデ
ータを受け取り、走査線番号のエラーを検出しその旨を
メモリ書き込み判定部７へ通知する。
【００１８】メモリ書き込み判定部７は、エラー検出部
６からのエラーの有無の通知を受け取り、エラーがない
ときのみパケット分離部５で得られた走査線単位の映像
信号を受け取る。表示用メモリ８は、メモリ書き込み判
定部７から映像信号を受け取り記憶する。
６からのエラーの有無の通知を受け取り、エラーがない
ときのみパケット分離部５で得られた走査線単位の映像
信号を受け取る。表示用メモリ８は、メモリ書き込み判
定部７から映像信号を受け取り記憶する。
【００１９】図２は本実施例におけるパケット構成の説
明図で、走査線番号は現在伝送している走査線の番号を
表すものであり、走査線番号エラー検査データは、受信
した走査線番号にエラーが含まれているか否かを受信側
で検査するためのものであり、映像データは走査線１ラ
イン分の映像信号を表すものである。
明図で、走査線番号は現在伝送している走査線の番号を
表すものであり、走査線番号エラー検査データは、受信
した走査線番号にエラーが含まれているか否かを受信側
で検査するためのものであり、映像データは走査線１ラ
イン分の映像信号を表すものである。
【００２０】次に動作を説明する。先ず、ＡＤコンバー
タ１が、アナログ映像信号をディジタル化する。そして
パケット作成部２が、ディジタル化された映像信号列を
受け取り走査線１ライン分の映像信号列に、走査線番号
と走査線番号エラー検査データを付加して、図２のよう
なパケットを作成する。そして送信部３が、パケット作
成部２で作成したパケットを送信する。
タ１が、アナログ映像信号をディジタル化する。そして
パケット作成部２が、ディジタル化された映像信号列を
受け取り走査線１ライン分の映像信号列に、走査線番号
と走査線番号エラー検査データを付加して、図２のよう
なパケットを作成する。そして送信部３が、パケット作
成部２で作成したパケットを送信する。
【００２１】次に、受信部４が、送信部３から送信され
たパケットを受信する。そしてパケット分離部５が、受
信部４からのパケット信号を走査線番号と走査線番号エ
ラー検査データと映像データに分離し、走査線番号と走
査線番号エラー検査データについてはエラー検出部６へ
送出する。そしてエラー検出部６が、走査線番号エラー
検査データを検査してエラーの有無を判断し、その結果
をメモリ書き込み判定部７に通知する。
たパケットを受信する。そしてパケット分離部５が、受
信部４からのパケット信号を走査線番号と走査線番号エ
ラー検査データと映像データに分離し、走査線番号と走
査線番号エラー検査データについてはエラー検出部６へ
送出する。そしてエラー検出部６が、走査線番号エラー
検査データを検査してエラーの有無を判断し、その結果
をメモリ書き込み判定部７に通知する。
【００２２】そしてメモリ書き込み判定部７が、エラー
検出部６からエラーの通知がない場合は、パケット分離
部５で得られた走査線単位の映像信号を受け取り、走査
線番号から書き込み用アドレスを選出し表示用メモリ８
に書き込む。
検出部６からエラーの通知がない場合は、パケット分離
部５で得られた走査線単位の映像信号を受け取り、走査
線番号から書き込み用アドレスを選出し表示用メモリ８
に書き込む。
【００２３】一方、エラーの通知があった場合は、走査
線単位の映像データを表示用メモリ８に書き込むことは
せず、表示用メモリ８は前回正常に受信し記憶した同じ
走査線番号のデータを記憶したままにしておく。
線単位の映像データを表示用メモリ８に書き込むことは
せず、表示用メモリ８は前回正常に受信し記憶した同じ
走査線番号のデータを記憶したままにしておく。
【００２４】このように、ＡＤコンバータ１でディジタ
ル化された映像信号列を受け取り、走査線単位で映像信
号列に走査線番号と走査線番号のエラー検出のためのデ
ータを付加しパケット化するパケット作成部２と、受信
部４で受信したパケット信号を、走査線番号と走査線番
号のエラー検出のためのデータと映像信号とに分離する
パケット分離部５と、パケット分離部５で得られた走査
線番号と走査線番号のエラー検出のためのデータを受け
取り、走査線番号のエラーを検出し通知するエラー検出
部６と、エラー検出部６からのエラーの有無の通知を受
け取り、エラーがないときのみ、パケット分離部５で得
られた走査線単位の映像信号を受け取るメモリ書き込み
判定部７とを備えたので、走査線番号にエラーがない場
合のみ表示用メモリ８に映像信号を記憶することができ
る。
ル化された映像信号列を受け取り、走査線単位で映像信
号列に走査線番号と走査線番号のエラー検出のためのデ
ータを付加しパケット化するパケット作成部２と、受信
部４で受信したパケット信号を、走査線番号と走査線番
号のエラー検出のためのデータと映像信号とに分離する
パケット分離部５と、パケット分離部５で得られた走査
線番号と走査線番号のエラー検出のためのデータを受け
取り、走査線番号のエラーを検出し通知するエラー検出
部６と、エラー検出部６からのエラーの有無の通知を受
け取り、エラーがないときのみ、パケット分離部５で得
られた走査線単位の映像信号を受け取るメモリ書き込み
判定部７とを備えたので、走査線番号にエラーがない場
合のみ表示用メモリ８に映像信号を記憶することができ
る。
【００２５】（実施例２）図３は本発明の実施例２にお
ける映像伝送装置の構成を示すブロック図で、この映像
伝送装置は、映像記憶部１０と、パケット作成部２と、
送信部３と、受信部４と、パケット分離部５と、エラー
検出部６と、メモリ書き込み判定部７と、表示用メモリ
８とを備えている。
ける映像伝送装置の構成を示すブロック図で、この映像
伝送装置は、映像記憶部１０と、パケット作成部２と、
送信部３と、受信部４と、パケット分離部５と、エラー
検出部６と、メモリ書き込み判定部７と、表示用メモリ
８とを備えている。
【００２６】映像記憶部１０は、映像信号を取り込みデ
ィジタル化し記憶する。パケット作成部２は、映像記憶
部１０から走査線単位で取り出した映像信号列に走査線
番号と走査線番号のエラー検出のためのデータを付加
し、図２と同様にパケット化する。送信部３は、パケッ
ト作成部２で作成したパケットを送信する。受信部４
は、送信部３から送信されたパケットを受信する。
ィジタル化し記憶する。パケット作成部２は、映像記憶
部１０から走査線単位で取り出した映像信号列に走査線
番号と走査線番号のエラー検出のためのデータを付加
し、図２と同様にパケット化する。送信部３は、パケッ
ト作成部２で作成したパケットを送信する。受信部４
は、送信部３から送信されたパケットを受信する。
【００２７】パケット分離部５は、受信部４からのパケ
ット信号を走査線番号と走査線番号のエラー検出のため
のデータと映像信号とに分離する。エラー検出部６は、
パケット分離部５で得られた走査線番号と走査線番号の
エラー検出のためのデータを受け取り、走査線番号のエ
ラーの有無を検出し、その結果をメモリ書き込み判定部
７へ通知する。
ット信号を走査線番号と走査線番号のエラー検出のため
のデータと映像信号とに分離する。エラー検出部６は、
パケット分離部５で得られた走査線番号と走査線番号の
エラー検出のためのデータを受け取り、走査線番号のエ
ラーの有無を検出し、その結果をメモリ書き込み判定部
７へ通知する。
【００２８】メモリ書き込み判定部７は、エラー検出部
６からのエラーの有無の通知を受け取り、エラーがない
ときのみパケット分離部５で得られた走査線単位の映像
信号を受け取る。表示用メモリ８は、メモリ書き込み判
定部７から映像信号を受け取り記憶する。
６からのエラーの有無の通知を受け取り、エラーがない
ときのみパケット分離部５で得られた走査線単位の映像
信号を受け取る。表示用メモリ８は、メモリ書き込み判
定部７から映像信号を受け取り記憶する。
【００２９】次に動作を説明する。先ず、映像記憶部１
０が、映像信号を取り込みディジタル化し映像データと
して記憶する。そしてパケット作成部２が、映像信号を
取り込む速度とは無関係に映像記憶部１０から走査線単
位で取り出した映像信号列に、走査線番号と走査線番号
エラー検査データを付加し図２のようなパケットを作成
する。そして送信部３が、パケット作成部２で作成した
パケットを送信する。
０が、映像信号を取り込みディジタル化し映像データと
して記憶する。そしてパケット作成部２が、映像信号を
取り込む速度とは無関係に映像記憶部１０から走査線単
位で取り出した映像信号列に、走査線番号と走査線番号
エラー検査データを付加し図２のようなパケットを作成
する。そして送信部３が、パケット作成部２で作成した
パケットを送信する。
【００３０】次に、受信部４が、送信部３から送信され
たパケットを受信する。そしてパケット分離部５が、受
信部４からのパケット信号を走査線番号と走査線番号エ
ラー検査データと映像データに分離し、走査線番号と走
査線番号エラー検査データについてはエラー検出部６へ
送出する。
たパケットを受信する。そしてパケット分離部５が、受
信部４からのパケット信号を走査線番号と走査線番号エ
ラー検査データと映像データに分離し、走査線番号と走
査線番号エラー検査データについてはエラー検出部６へ
送出する。
【００３１】そしてエラー検出部６が、走査線番号エラ
ー検査データの有無を検出しエラーがあるか否かを検出
し、その旨をメモリ書き込み判定部７へ通知する。そし
てメモリ書き込み判定部７が、エラー検出部６からエラ
ーの通知がない場合はパケット分離部５で得られた走査
線単位の映像信号を受け取り、走査線番号から書き込み
用アドレスを選出し表示用メモリ８に書き込む。
ー検査データの有無を検出しエラーがあるか否かを検出
し、その旨をメモリ書き込み判定部７へ通知する。そし
てメモリ書き込み判定部７が、エラー検出部６からエラ
ーの通知がない場合はパケット分離部５で得られた走査
線単位の映像信号を受け取り、走査線番号から書き込み
用アドレスを選出し表示用メモリ８に書き込む。
【００３２】一方、エラーの通知があった場合は、走査
線単位の映像データを表示用メモリ８に書き込むことは
せず、表示用メモリ８は前回正常に受信し記憶した同じ
走査線番号のデータを記憶したままにしておく。
線単位の映像データを表示用メモリ８に書き込むことは
せず、表示用メモリ８は前回正常に受信し記憶した同じ
走査線番号のデータを記憶したままにしておく。
【００３３】このように、映像記憶部１０でディジタル
化し記憶された映像データを走査線単位で取り出し映像
信号列に走査線番号と走査線番号のエラー検出のための
データを付加しパケット化するパケット作成部２と、受
信部４で受信したパケット信号を走査線番号と走査線番
号のエラー検出のためのデータと映像信号とに分離する
パケット分離部５と、パケット分離部５で得られた走査
線番号と走査線番号のエラー検出のためのデータを受け
取り、走査線番号のエラーを検出し通知するエラー検出
部６と、エラー検出部６からのエラーの有無の通知を受
け取り、エラーがないときのみ、パケット分離部５で得
られた走査線単位の映像信号を受け取るメモリ書き込み
判定部７とを備えたので、走査線番号にエラーがない場
合のみ表示用メモリ８に映像信号を記憶することができ
る。
化し記憶された映像データを走査線単位で取り出し映像
信号列に走査線番号と走査線番号のエラー検出のための
データを付加しパケット化するパケット作成部２と、受
信部４で受信したパケット信号を走査線番号と走査線番
号のエラー検出のためのデータと映像信号とに分離する
パケット分離部５と、パケット分離部５で得られた走査
線番号と走査線番号のエラー検出のためのデータを受け
取り、走査線番号のエラーを検出し通知するエラー検出
部６と、エラー検出部６からのエラーの有無の通知を受
け取り、エラーがないときのみ、パケット分離部５で得
られた走査線単位の映像信号を受け取るメモリ書き込み
判定部７とを備えたので、走査線番号にエラーがない場
合のみ表示用メモリ８に映像信号を記憶することができ
る。
【００３４】（実施例３）図４は本発明の実施例３にお
ける無線伝送機能を有した映像伝送装置の構成を示すブ
ロック図で、この無線映像伝送装置は、ＡＤコンバータ
１と、パケット作成部２と、無線送信部１３と、無線受
信部１４と、パケット分離部５と、エラー検出部６と、
メモリ書き込み判定部７と、表示用メモリ８とを備えて
いる。
ける無線伝送機能を有した映像伝送装置の構成を示すブ
ロック図で、この無線映像伝送装置は、ＡＤコンバータ
１と、パケット作成部２と、無線送信部１３と、無線受
信部１４と、パケット分離部５と、エラー検出部６と、
メモリ書き込み判定部７と、表示用メモリ８とを備えて
いる。
【００３５】ＡＤコンバータ１は、アナログ映像信号を
ディジタル化する。パケット作成部２は、ＡＤコンバー
タ１からの映像信号列を受け取り走査線単位で映像信号
列に走査線番号と走査線番号のエラー検出のためのデー
タを付加しパケット化する。
ディジタル化する。パケット作成部２は、ＡＤコンバー
タ１からの映像信号列を受け取り走査線単位で映像信号
列に走査線番号と走査線番号のエラー検出のためのデー
タを付加しパケット化する。
【００３６】無線送信部１３は、パケット作成部２で作
成したパケットを変調して電波または光によって無線送
信する。無線受信部１４は、無線送信部１３から送信さ
れた電波または光を受信し、復調する。
成したパケットを変調して電波または光によって無線送
信する。無線受信部１４は、無線送信部１３から送信さ
れた電波または光を受信し、復調する。
【００３７】パケット分離部５は、無線受信部１４から
のパケット信号を走査線番号と走査線番号のエラー検出
のためのデータと映像信号とに分離する。エラー検出部
６は、パケット分離部５で得られた走査線番号と走査線
番号のエラー検出のためのデータを受け取り、走査線番
号のエラーの有無を検出し、その結果をメモリ書き込み
判定部７へ通知する。
のパケット信号を走査線番号と走査線番号のエラー検出
のためのデータと映像信号とに分離する。エラー検出部
６は、パケット分離部５で得られた走査線番号と走査線
番号のエラー検出のためのデータを受け取り、走査線番
号のエラーの有無を検出し、その結果をメモリ書き込み
判定部７へ通知する。
【００３８】メモリ書き込み判定部７は、エラー検出部
６からのエラーの有無の通知を受け取り、エラーがない
ときのみパケット分離部５で得られた走査線単位の映像
信号を受け取る。表示用メモリ８は、メモリ書き込み判
定部７から映像信号を受け取り記憶する。
６からのエラーの有無の通知を受け取り、エラーがない
ときのみパケット分離部５で得られた走査線単位の映像
信号を受け取る。表示用メモリ８は、メモリ書き込み判
定部７から映像信号を受け取り記憶する。
【００３９】次に動作を説明する。先ず、ＡＤコンバー
タ１が、アナログ映像信号をディジタル化する。そして
パケット作成部２が、ディジタル化された映像信号列を
受け取り走査線１ライン分の映像信号列に、走査線番号
と走査線番号エラー検査データを付加し図２のようなパ
ケットを作成する。そして無線送信部１３が、パケット
作成部２で作成したパケットを変調し、電波または光で
無線送信する。
タ１が、アナログ映像信号をディジタル化する。そして
パケット作成部２が、ディジタル化された映像信号列を
受け取り走査線１ライン分の映像信号列に、走査線番号
と走査線番号エラー検査データを付加し図２のようなパ
ケットを作成する。そして無線送信部１３が、パケット
作成部２で作成したパケットを変調し、電波または光で
無線送信する。
【００４０】次に、無線受信部１４が、無線送信部１３
から送信された電波または光を受信し、復調する。そし
てパケット分離部５が、無線受信部１４からのパケット
信号を走査線番号と走査線番号エラー検査データと映像
データに分離し、走査線番号と走査線番号エラー検査デ
ータについてはエラー検出部６へ送出する。
から送信された電波または光を受信し、復調する。そし
てパケット分離部５が、無線受信部１４からのパケット
信号を走査線番号と走査線番号エラー検査データと映像
データに分離し、走査線番号と走査線番号エラー検査デ
ータについてはエラー検出部６へ送出する。
【００４１】そしてエラー検出部６が、走査線番号エラ
ー検査データを検査しエラーがあるか否かを検出し、そ
の旨をメモリ書き込み判定部７に通知する。そしてメモ
リ書き込み判定部７が、エラー検出部６からエラーの通
知がない場合はパケット分離部５で得られた走査線単位
の映像信号を受け取り、走査線番号から書き込み用アド
レスを選出し表示用メモリ８に書き込む。
ー検査データを検査しエラーがあるか否かを検出し、そ
の旨をメモリ書き込み判定部７に通知する。そしてメモ
リ書き込み判定部７が、エラー検出部６からエラーの通
知がない場合はパケット分離部５で得られた走査線単位
の映像信号を受け取り、走査線番号から書き込み用アド
レスを選出し表示用メモリ８に書き込む。
【００４２】一方、エラーの通知があった場合は走査線
単位の映像データを表示用メモリ８に書き込むことはせ
ず、表示用メモリ８は前回正常に受信し記憶した同じ走
査線番号のデータを記憶したままにしておく。
単位の映像データを表示用メモリ８に書き込むことはせ
ず、表示用メモリ８は前回正常に受信し記憶した同じ走
査線番号のデータを記憶したままにしておく。
【００４３】このように、本実施例の映像伝送装置にお
いては、無線の場合に特に発生しやすい連続的誤りに対
して、走査線番号のエラー検出を行ない、走査線番号に
エラーが発生してる時は後に続く誤りが発生している可
能性の高い映像データを表示用メモリに書き込まないの
で、前に正常に受信したフレームの同じ走査線番号の映
像データをそのまま使用することができる。従って、連
続的誤り発生による映像の歪みを抑制することができ
る。
いては、無線の場合に特に発生しやすい連続的誤りに対
して、走査線番号のエラー検出を行ない、走査線番号に
エラーが発生してる時は後に続く誤りが発生している可
能性の高い映像データを表示用メモリに書き込まないの
で、前に正常に受信したフレームの同じ走査線番号の映
像データをそのまま使用することができる。従って、連
続的誤り発生による映像の歪みを抑制することができ
る。
【００４４】
【発明の効果】この様に、本願発明によれば、走査線パ
ケット廃棄またはパケット内データエラー検出を送信側
に通知し再送する必要がないため、画像伝送時の伝送効
率を良好に維持することができる。
ケット廃棄またはパケット内データエラー検出を送信側
に通知し再送する必要がないため、画像伝送時の伝送効
率を良好に維持することができる。
【００４５】また、パケット全体にエラー検査データを
付加して再送や誤り訂正を行なうことにより映像品質を
保つのではなく、走査線番号のみにエラー検査データを
付加し、エラー検出を行ない、エラーを検出した時はそ
の走査線は前回正常に受信し記憶した同じ番号の走査線
で補償することにより、映像の歪みを抑制できるので、
映像情報に対して冗長なデータは少なくてすむ。
付加して再送や誤り訂正を行なうことにより映像品質を
保つのではなく、走査線番号のみにエラー検査データを
付加し、エラー検出を行ない、エラーを検出した時はそ
の走査線は前回正常に受信し記憶した同じ番号の走査線
で補償することにより、映像の歪みを抑制できるので、
映像情報に対して冗長なデータは少なくてすむ。
【００４６】これにより、伝送媒体によって制限された
伝送速度において、より高い実効速度を簡易な装置で実
現することが可能である。この方式は無線伝送において
発生しやすい連続的誤りに特に有効である。
伝送速度において、より高い実効速度を簡易な装置で実
現することが可能である。この方式は無線伝送において
発生しやすい連続的誤りに特に有効である。
【００４７】さらに、送信側に映像信号を取り込みディ
ジタル化し記憶する映像記憶部を備えれば、映像信号を
取り込む速度とパケット伝送する速度との速度の相違を
整合することができる。
ジタル化し記憶する映像記憶部を備えれば、映像信号を
取り込む速度とパケット伝送する速度との速度の相違を
整合することができる。
【図１】本発明の実施例１における映像伝送装置のブロ
ック図
ック図
【図２】同実施例におけるパケット構成の説明図
【図３】本発明の実施例２における映像伝送装置のブロ
ック図
ック図
【図４】本発明の実施例３における映像伝送装置のブロ
ック図
ック図
１ ＡＤコンバータ ２ パケット作成部 ３ 送信部 ４ 受信部 ５ パケット分離部 ６ エラー検出部 ７ メモリ書き込み判定部 ８ 表示用メモリ １０ 映像記憶部 １３ 無線送信部 １４ 無線受信部
Claims (5)
- 【請求項１】映像信号をディジタル化するＡＤコンバー
タと、前記ＡＤコンバータでディジタル化された映像信
号列を受け取り走査線単位で前記映像信号列に走査線番
号と前記走査線番号のエラー検出のためのデータを付加
しパケット化するパケット作成部と、前記パケット作成
部で作成したパケットを送信する送信部と、前記送信部
から送信されたパケットを受信する受信部と、前記受信
部からのパケット信号を走査線番号と走査線番号のエラ
ー検出のためのデータと映像信号とに分離するパケット
分離部と、前記パケット分離部で得られた走査線番号と
走査線番号のエラー検出のためのデータを受け取り、走
査線番号のエラーを検出し通知するエラー検出部と、前
記エラー検出部からのエラーの有無の通知を受け取り、
エラーがないときのみ前記パケット分離部で得られた走
査線単位の映像信号を受け取るメモリ書き込み判定部
と、前記メモリ書き込み判定部から映像信号を受け取り
記憶する表示用メモリを備えたことを特徴とする映像伝
送装置。 - 【請求項２】映像信号を取り込みディジタル化し記憶す
る映像記憶部と、前記映像記憶部から走査線単位で取り
出した映像信号列に走査線番号と前記走査線番号のエラ
ー検出のためのデータを付加しパケット化するパケット
作成部と、前記パケット作成部で作成したパケットを送
信する送信部と、前記送信部から送信されたパケットを
受信する受信部と、前記受信部からのパケット信号を走
査線番号と走査線番号のエラー検出のためのデータと映
像信号とに分離するパケット分離部と、前記パケット分
離部で得られた走査線番号と走査線番号のエラー検出の
ためのデータを受け取り、走査線番号のエラーを検出し
通知するエラー検出部と、前記エラー検出部からのエラ
ーの有無の通知を受け取り、エラーがないときのみ前記
パケット分離部で得られた走査線単位の映像信号を受け
取るメモリ書き込み判定部と、前記メモリ書き込み判定
部から映像信号を受け取り記憶する表示用メモリを備え
たことを特徴とする映像伝送装置。 - 【請求項３】送信部が無線送信部であり、受信部が無線
受信部であることを特徴とする請求項１叉は２記載の映
像伝送装置。 - 【請求項４】映像信号をディジタル化した後、ディジタ
ル化された前記映像信号を、走査線単位の映像信号列に
分離して、各走査線単位の映像信号列に各映像信号列に
対応する走査線番号と前記走査線番号のエラー判定のた
めのデータを付加してパケット化し、前記パケットを送
信すると共に、前記パケットを受信した後、前記パケッ
トを、走査線番号と走査線番号のエラー判定のためのデ
ータと各走査線単位の映像信号とに分離し、前記エラー
判定のためのデータに基づきエラーの有無の判定を行
い、エラーが内と判定されたときにのみ、分離された前
記走査線単位の映像信号を、前記分離された走査線番号
に基づく所定のメモリ位置に記憶するようになした映像
伝送方法。 - 【請求項５】パケットの伝送と受信が無線により行われ
ることを特徴とする請求項４記載の映像伝送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2393294A JPH07236145A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 映像伝送装置及び映像伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2393294A JPH07236145A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 映像伝送装置及び映像伝送方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07236145A true JPH07236145A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12124310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2393294A Pending JPH07236145A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 映像伝送装置及び映像伝送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07236145A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002335410A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置 |
| JP2006340229A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 画像伝送システム |
| JP2006340228A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 画像伝送システム |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP2393294A patent/JPH07236145A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002335410A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置 |
| JP2006340229A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 画像伝送システム |
| JP2006340228A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 画像伝送システム |
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