JPH07235939A - トラヒック分散装置及び方法並びに中継装置及び端末装置 - Google Patents

トラヒック分散装置及び方法並びに中継装置及び端末装置

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JPH07235939A
JPH07235939A JP6024454A JP2445494A JPH07235939A JP H07235939 A JPH07235939 A JP H07235939A JP 6024454 A JP6024454 A JP 6024454A JP 2445494 A JP2445494 A JP 2445494A JP H07235939 A JPH07235939 A JP H07235939A
Authority
JP
Japan
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frame
routing
address
network
relay device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6024454A
Other languages
English (en)
Inventor
Rumiko Kikuta
ルミ子 菊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Priority to US08/351,714 priority patent/US5600637A/en
Publication of JPH07235939A publication Critical patent/JPH07235939A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の回線相互間でトラヒック量を動的に分散
するトラヒック分散装置を提供する。 【構成】受信手段11は送信元の終端装置2から送られ
てくる通信用フレーム及びルーティング用フレームを受
信し、検出手段15は送信先のネットワークへ送信した
フレームのトラヒック量を検出する。ルーティング用フ
レーム処理手段12は自装置の媒体呼出制御アドレスと
ネットワークエンティティタイトルの情報を含むルーテ
ィング用フレームを作成しトラヒック量が所定値を越え
た場合に他の中継装置を示すルーティング用フレームを
作成する。送信手段14は受信した通信用フレームを送
信先の終端装置に送信するとともに送信元の終端装置2
に対して前記他の中継装置を示すルーティング用フレー
ムを送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のネットワークを
相互に接続する複数の中継装置を備え、複数の中継装置
の相互間でトラヒック量を分散するトラヒック分散装置
及び方法並びに中継装置及び端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトラヒック分散装置を図19に示
す。図19に示したように、2つのローカルエリアネッ
トワーク(LAN:Local Area Network)3a,3bを
2つの中継装置1a,1bで接続する。LAN3aに接
続された終端装置2a−1がLAN3bに接続された終
端装置2b−1にフレームを送信する場合、送信フレー
ムは例えば、中継装置1aを介して終端装置2b−1に
送信される。また、LAN3aに接続された終端装置2
a−2がLAN3bに接続された終端装置2b−2にフ
レームを送信する場合、送信フレームは例えば、中継装
置1bを介して局2b−2に送信される。
【0003】このとき、中継装置1a,1bはLAN3
aから受信したフレームを取り込み、LAN3bに送信
する。このように従来のトラヒック分散装置では、予め
LAN3a,3bのトラヒック量を予想し、通信すべき
ある終端装置相互間では予め定められた中継装置を経由
するようにして、トラヒック量を分散していた。すなわ
ち、トラヒック分散が静的に行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、中継装
置が、異なる伝送速度の伝送媒体、例えばLANとWA
N(Wide Area Network)とを相互に接続する場合や、C
SMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collisio
n Detection)とFDDIとを相互に接続する場合などがあ
る。
【0005】そして、伝送速度の速い媒体から受信した
多量のフレームを伝送速度の遅い媒体に送出する。この
場合、ある中継装置はフレームを送出しきれずにフレー
ムの廃棄を発生してしまうため、通信時間のロスや通信
自体の切断を発生することもある。
【0006】このとき、トラヒック分散が静的に行わ
れ、かつ他方の中継装置が使用されていない場合には、
中継装置の使用効率が悪いことになる。その結果、複数
回線間において動的なトラヒック分散が望まれていた。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、複数の回線相互間で
トラヒック量をトラヒック量に応じて他の中継装置を通
して動的に分散するトラヒック分散装置及びその方法並
びに中継装置及び終端装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し目的を達成するために下記の構成とした。図1は本
発明のトラヒック分散装置の原理図である。図1を参照
して本発明を説明する。
【0009】本発明のトラヒック分散装置は、複数の中
継装置の内、ある回線のトラヒック量が増加した場合に
他の中継装置に切り換えるものである。本発明は複数の
ネットワーク3と、各ネットワーク3に接続されるとと
もに通信用フレームとルーティング用フレームを送受信
する終端装置2と、前記複数のネットワーク3の相互間
を接続するとともに前記フレームを中継する複数の中継
装置1とを備える。
【0010】各中継装置1は、受信手段11、検出手段
15、ルーティング用フレーム処理手段12、送信手段
14とを備える。受信手段11は送信元の終端装置2か
ら送られてくる通信用フレーム及びルーティングフレー
ムを受信する。
【0011】検出手段15は自装置が各ネットワークへ
送信しているフレームのトラヒック量を検出する。ルー
ティング用フレーム処理手段12は自装置がネットワー
クに接続されるアクセスポイントを示す媒体呼出制御ア
ドレスと自装置に割り付けられたアドレスを示すネット
ワークエンティティタイトルの情報を含むルーティング
用フレームを各ネットワークの終端装置に通知するため
に作成し、トラヒック量が所定値を越えた場合に他の中
継装置を示すルーティング用フレームを作成する。
【0012】送信手段14は前記受信手段11で受信し
たフレームを送信先の終端装置に送信するとともに、送
信先ネットワークのトラヒック量が所定値を越えた場合
に前記送信元の終端装置2に対して前記ルーティング用
フレーム処理手段12からの他の中継装置を示すルーテ
ィング用フレームを送出する。
【0013】ここで、終端装置は例えば、ワークステー
ション、ホストコンピュータなどである。中継装置は例
えばルータなどである。また、LANの代わりにWAN
などを用いるようにしてよい。その他のネットワークで
あってもよい。
【0014】また、前記ルーティング用フレーム処理手
段12は、各ネットワーク上の各終端装置から終端装置
がネットワークに接続されるアクセスポイントを示す媒
体呼出制御アドレスと終端装置に割り付けられたアドレ
スを示すネットワークアドレスの情報を受信し、各終端
装置毎に媒体呼出制御アドレスとネットワークアドレス
とを対応付けたルーティングテーブル122を作成して
もよい。
【0015】また、前記終端装置2は、通信用フレーム
処理手段22、ルーティング用フレーム処理手段23、
フレーム送受信手段24とを備える。通信用フレーム処
理手段22は送信すべき通信用フレームを生成するとと
もに受信した通信用フレームを処理する。
【0016】フレーム送受信手段24は前記各中継装置
の媒体呼出制御アドレスとネットワークエンティティタ
イトルの情報を含むルーティング用フレームを受信する
とともに前記他の中継装置を示すルーティング用フレー
ムを受信し中継装置へ通信用フレーム及びルーティング
用フレームを送信する。
【0017】ルーティング用フレーム処理手段23は、
前記フレーム送受信手段24により受信した中継装置の
媒体呼出制御アドレスとネットワークエンティティタイ
トルの情報を管理する。
【0018】前記フレーム送受信手段24は、ルーティ
ング用フレームを受信した後に前記ルーティング用フレ
ームで示された中継装置に前記フレームを送信する。ま
た、中継装置から自装置宛の通信用フレームを受信す
る。
【0019】また、前記ルーティング用フレーム処理手
段23は、ルーティングテーブル222と、アドレス書
換手段224とを備える。ルーティングテーブル222
は前記自終端装置の媒体呼出制御アドレスとネットワー
クアドレス及び前記フレーム送受信手段22により受信
した中継装置の媒体呼出制御アドレスとネットワークエ
ンティティタイトルの情報を管理する。アドレス書換手
段224は送出すべきフレームの宛先媒体呼出アドレス
を前記ルーティング用フレームが示す中継装置の媒体呼
出制御アドレスに書き換える。
【0020】ここで、フレーム送受信手段24はアドレ
ス書換手段224で示された中継装置(例えばルーティ
ング用フレームを受信した後には前記ルーティング用フ
レームで示された中継装置)に通信用フレームを送信す
る。また、中継装置から自装置宛の通信用フレームを受
信する。また、通信用フレーム処理手段22で作成され
たルーティングプロトコルを送信する。中継装置からル
ーティング用フレームを受信する。
【0021】また、前記ルーティング用フレームは、前
記媒体呼出制御アドレスを含むヘッダと、終端装置相互
間の論理リンク手順を示す論理リンク制御アドレスを含
むヘッダと、プロトコルフィールドとからなる。
【0022】前記ルーティング用フレーム処理手段12
は、前記受信した他の終端装置及び他の中継装置の媒体
呼出制御アドレスとネットワークアドレスと送信先の終
端装置のネットワークアドレスを対応付けたルーティン
グテーブルを作成するようにする。
【0023】前記ルーティング用フレーム及び通信用フ
レームのプロトコルフィールドは、前記フレームが通信
用フレームと前記ルーティング用フレームとのいずれで
あるかを識別するためのネットワーク層プロトコル識別
子と、前記ネットワークアドレスとを含むようにする。
あるいはネットワークエンティティタイトルを含むよう
にする。
【0024】前記ルーティング用フレーム処理手段12
は、前記ルーティングテーブル122の内のある送信先
の終端装置へ中継するのに適している中継装置の媒体呼
出制御アドレスとネットワークエンティティタイトルを
他の中継装置を示すアドレスに書き換えるアドレス書換
手段124を備えるようにする。
【0025】また、本発明のトラヒック分散方法は、複
数のネットワーク3の各ネットワーク3に通信用フレー
ムとルーティング用フレームを送受信する終端装置2を
接続し、前記複数のネットワーク3の相互間を接続する
とともに前記フレームを中継する複数の中継装置1によ
りネットワークにおけるトラヒック量を分散する。
【0026】本発明のトラヒック分散方法は、受信ステ
ップ、検出ステップ、ルーティング用フレーム処理ステ
ップ、送信ステップとを含む。受信ステップにおいて
は、送信元から送られてくる通信用フレーム及びルーテ
ィング用フレームが受信される。
【0027】検出ステップにおいては、送信先へ送信し
たフレームのトラヒック量が検出される。ルーティング
用フレーム処理ステップにおいては、自装置がネットワ
ークに接続されるアクセスポイントを示す媒体呼出制御
アドレスと自中継装置に割り付けられたアドレスを示す
ネットワークエンティティタイトルの情報を含むルーテ
ィング用フレームを送信元に通知するために作成し、前
記トラヒック量が所定値を越えた場合に他の中継装置を
示すルーティング用フレームを作成する。
【0028】送信ステップにおいては、前記受信ステッ
プで受信した通信用フレームを送信先に送信するととも
に、前記送信元に対して前記他の中継装置を示すルーテ
ィング用フレームを送出する。
【0029】また、本発明のトラヒック分散方法は、通
信用フレーム処理ステップ、ルーティング用フレーム処
理ステップ、フレーム送受信ステップとを含む。通信用
フレーム処理ステップにおいては、送信すべき通信用フ
レームを生成するとともに受信した通信用フレームを処
理する。
【0030】フレーム送受信ステップにおいては、前記
各中継装置の媒体呼出制御アドレスとネットワークエン
ティティタイトルの情報を含むルーティング用フレーム
を受信するとともに前記他の中継装置を示すルーティン
グ用フレームを受信し中継装置へ通信用フレーム及びル
ーティング用フレームを送信する。
【0031】ルーティング用フレーム処理ステップにお
いては、前記フレーム送受信ステップで受信した中継装
置の媒体呼出制御アドレスとネットワークエンティティ
タイトルの情報を管理する。また、自装置の媒体呼出制
御アドレス及びネットワークアドレスの情報を含むルー
ティング用フレームを生成する。
【0032】そして、フレーム送受信ステップにおいて
は、ルーティング用フレームを受信した後に前記ルーテ
ィング用フレームで示された中継装置に前記フレームを
送信する。
【0033】また、前記ルーティング用フレーム処理ス
テップは、前記自終端装置の媒体呼出制御アドレスとネ
ットワークアドレス及び前記フレーム送受信ステップで
受信した中継装置の媒体呼出制御アドレスとネットワー
クエンティティタイトルの情報を管理するルーティング
テーブルを作成するステップと、送出すべきフレームの
宛先媒体呼出アドレスを前記ルーティング用フレームが
示す中継装置の媒体呼出制御アドレスに書き換えるアド
レス書換ステップとを備える。
【0034】前記通信用フレーム及びルーティング用フ
レームは、前記媒体呼出制御アドレスを含むヘッダと、
送信元と送信先との相互間の論理リンク手順を示す論理
リンク制御アドレスを含むヘッダと、プロトコルフィー
ルドとからなる。
【0035】前記ルーティング用フレーム処理ステップ
は、前記受信した他の中継装置の媒体呼出制御アドレス
とネットワークエンティティタイトルと送信先の終端装
置のネットワークアドレスとを対応付けたルーティング
テーブルを作成する。
【0036】前記プロトコルフィールドは、前記フレー
ムが通信用フレームと前記動的ルーティング用フレーム
とのいずれであるかを識別するためのネットワーク層プ
ロトコル識別子と、前記ネットワークアドレスとを含む
ようにする。
【0037】前記ルーティング用フレーム処理ステップ
は、前記ルーティングテーブルの内のある終端装置へ通
信用フレームを送信するのに適している中継装置のアド
レスに書き換えるアドレス書換ステップを含むようにす
る。
【0038】また、本発明の中継装置は受信手段11、
検出手段15、ルーティング用フレーム処理手段12、
送信手段14とを備える。受信手段11は送信元の終端
装置2から送られてくる通信用フレーム及びルーティン
グフレームを受信する。検出手段15は自装置が各ネッ
トワークへ送信しているフレームのトラヒック量を検出
する。ルーティング用フレーム処理手段12は自装置が
ネットワークに接続されるアクセスポイントを示す媒体
呼出制御アドレスと自装置に割り付けられたアドレスを
示すネットワークエンティティタイトルの情報を含むル
ーティング用フレームを各ネットワークの終端装置に通
知するために作成し、トラヒック量が所定値を越えた場
合に他の中継装置を示すルーティング用フレームを作成
する。送信手段14は前記受信手段11で受信したフレ
ームを送信先の終端装置に送信するとともに、送信先ネ
ットワークのトラヒック量が所定値を越えた場合に前記
送信元の終端装置2に対して前記ルーティング用フレー
ム処理手段12からの他の中継装置を示すルーティング
用フレームを送出する。
【0039】さらに、本発明の終端装置2は、通信用フ
レーム処理手段22、ルーティング用フレーム処理手段
23、フレーム送受信手段24とを備える。通信用フレ
ーム処理手段22は送信すべき通信用フレームを生成す
るとともに受信した通信用フレームを処理する。フレー
ム送受信手段24は前記各中継装置がネットワークに接
続されるアクセスポイントを示す媒体呼出制御アドレス
と中継装置に割り付けられたアドレスを示すネットワー
クエンティティタイトルの情報を含むルーティング用フ
レームを受信するとともに前記他の中継装置を示すルー
ティング用フレームを受信し中継装置へ通信用フレーム
及びルーティング用フレームを送信する。
【0040】ルーティング用フレーム処理手段23は、
前記フレーム送受信手段24により受信した中継装置の
媒体呼出制御アドレスとネットワークエンティティタイ
トルの情報を管理する。
【0041】前記フレーム送受信手段24は、ルーティ
ング用フレームを受信した後に前記ルーティング用フレ
ームで示された中継装置に前記フレームを送信する。
【0042】
【作用】本発明によれば、中継装置1がフレームを終端
装置から受信すると、送信先のネットワークに送信する
毎に検出手段15が送信先のネットワークのトラヒック
量を検出する。ルーティング用フレーム処理手段12は
自装置がネットワークに接続されるアクセスポイントを
示す媒体呼出制御アドレスと自装置に割り付けられたア
ドレスを示すネットワークアドレスの情報を含むルーテ
ィング用フレームを終端装置に通知するために作成す
る。そして、トラヒック量が所定値を越えた場合に、自
装置の媒体呼出制御アドレスとネットワークアドレスを
書き換えて、他の中継装置を示す媒体呼出制御アドレス
とネットワークアドレスの情報を含むをルーティング用
フレームを作成する。
【0043】さらに、送信手段14はトラヒック量が所
定値を越えた場合、その原因となったフレームを送信し
た終端装置2に対して、他の中継装置1を示すルーティ
ング用フレームを送信する。また、ルーティング用フレ
ーム処理手段により生成されたフレームを送信する。
【0044】また、ルーティング用フレームを受信した
終端装置2では、フレーム送受信手段24がルーティン
グ用フレームを受信する。そして、ルーティング用フレ
ーム処理手段23は媒体呼出制御アドレス及びネットワ
ークアドレスをルーティング用フレームが示す中継装置
(通信用フレームの送信先中継装置)のアドレスに書き
換えると、フレーム送受信手段24が以降送出する通信
用フレームは前記ルーティング用フレームで示された中
継装置に送信される。
【0045】その結果、トラヒック量が多くなった場合
には、終端装置2が他の中継装置1を通して通信するた
め、トラヒック分散が行える。
【0046】
【実施例】以下、本発明のトラヒック分散装置及びトラ
ヒック分散方法の具体的な実施例を説明する。図2は本
発明にかかるトラヒック分散装置の中継装置の構成ブロ
ック図である。なお、トラヒック分散装置は図19に示
した構成と同一構成である。すなわち、図19に示した
ように、LAN3aには終端装置2a−1,2a−2が
接続され、LAN3bには終端装置2b−1,2b−2
が接続されている。また、LAN3a,3bの間には2
つの中継装置1a,1bが接続される。
【0047】ここで、終端装置は例えば、ワークステー
ション、ホストコンピュータなどである。中継装置は例
えばルータなどである。また、LANの代わりにWAN
などを用いるようにしてよい。
【0048】図2に示す中継装置(IS)において、フ
レーム受信部11は受信したフレームの種類、すなわ
ち、ルーティング用フレームか通信用フレームかを判別
する。フレーム受信部11は、そのフレームがルーティ
ング用フレームである場合には、そのフレームをルーテ
ィング用フレーム処理部12に出力する。
【0049】フレーム受信部11は、そのフレームが通
信用フレームである場合には、そのフレームを通信用フ
レーム処理部13に出力する。トラヒック検出部15は
自装置が各ネットワークへ送信しているフレームのトラ
ヒック量が所定値、例えばあるしきい値を越えたかどう
かを検出する。トラヒック検出部15は例えばバッファ
があふれたことを検出したり、あるいは一定時間あたり
のネットワークプロトコルデータユニット(NPDU)
の送信数をカウントしたりする。
【0050】ルーティング用フレーム処理部12はルー
ティングプロトコルの制御、例えば自装置がネットワー
クに接続されるアクセスポイントを示す媒体呼出制御
(以下、MAC)アドレスと自装置に割り付けられたア
ドレスを示すネットワークアドレスの情報を含むフレー
ムを送信するとともに、各終端装置(ES)がネットワ
ークに接続されるアクセスポイントを示すMACアドレ
スと終端装置に割り付けられたアドレスを示すネットワ
ークアドレスの情報を含むフレームを受信して他の終端
装置の媒体呼出制御アドレスとネットワークアドレスと
ポート(ネットワークポート)とを対応付けるルーティ
ングテーブル122を作成する。ルーティング用フレー
ム処理部12はトラヒック量が所定値を越えた場合に他
の中継装置を示すルーティング用フレームを作成する。
【0051】他の中継装置は事前に定義しておくか、あ
るいは他の方法(ルーティングプロトコル使用等)によ
り決定する。また、ルーティングテーブルは、「自装置
がある最終目標の終端装置へ中継すべきなのか他の中継
装置が中継すべきなのか」という情報を持っている。以
下、この情報を中継情報という。
【0052】例えば、終端装置2b−1宛のフレームは
自装置が中継する。終端装置2b−2宛のフレームは中
継装置1bが中継する。この情報は事前に定義しておく
か、あるいは他の方法(ルーティングプロトコル使用
等)により決定する。
【0053】前記ルーティング用フレーム処理部12
は、前記ルーティングテーブル122の内の前記中継情
報を書き換えるアドレス書換部124を備える。通信用
フレーム処理部13は通信用フレームの制御、例えば受
信した通信用フレームをチェックし、送信するポートを
前記ルーティングテーブル122から選択してフレーム
送信部14に送信することを指示する。
【0054】フレーム送信部14はルーティング用フレ
ーム処理部12と通信用フレーム部13とに接続され
る。フレーム送信部14はフレーム受信部11で受信し
た通信用フレームを送信先の終端装置に送信するととも
に、トラヒック量が所定値を越えた場合には前記送信元
の終端装置2に対して前記ルーティング用フレーム処理
部12からのルーティング用フレームを送出する。ま
た、ルーティング用フレーム処理部12が作成した自装
置のMACアドレスとネットワークアドレスとの情報を
含むルーティング用フレームを各終端装置に送信する。
【0055】この過程において、また各フレームを送信
先のネットワークに適するように形式を整える。例え
ば、MACヘッダをつける。図3に各終端装置の構成ブ
ロック図を示す。終端装置2は、通信用フレーム処理部
22、ルーティング用フレーム処理部23、フレーム送
受信部24とを備える。通信用フレーム処理部22は通
信用フレームを生成し、フレーム送受信部24により受
信した通信用フレームを処理する。
【0056】ルーティング用フレーム処理部23は前記
ルーティングプロトコルの制御、例えば自終端装置がネ
ットワークに接続されるアクセスポイントを示す媒体呼
出制御アドレスと終端装置に割り付けられたアドレスを
示すネットワークアドレスの情報を含むフレームを送信
し、他の中継装置の媒体呼出制御アドレスとネットワー
クアドレスの情報を含むフレームをフレーム送受信部2
4により受信して、ルーティングテーブル222を作成
する。
【0057】ルーティングテーブル222は「自装置が
通信用フレームを送信するのにどの中継装置宛に通信用
フレームを送ればよいか」という情報を持っている。ル
ーティング用フレーム処理部23は、前記ルーティング
用フレームをフレーム送受信部24より受信した場合、
そのルーティング用フレーム(媒体呼出制御アドレス及
びネットワークアドレス)が示す中継装置のアドレスに
前記情報を書き換えるアドレス書換部224を有する。
【0058】フレーム送受信部24はルーティング用フ
レーム処理部23で作成されたルーティング用フレーム
や通信用フレーム処理部22で作成された通信用フレー
ムを送信する。
【0059】また、フレーム送受信部24は他の装置か
らフレームを受信し、このフレームが通信用フレームで
ある場合には、通信用フレーム処理部22へ渡し、この
フレームがルーティング用フレームの場合にはルーティ
ング用フレーム処理部23へ渡す。
【0060】このように構成されたトラヒック分散装置
の動作、すなわち、トラヒック分散方法を図4及び図5
に示すフローチャートを用いて説明する。まず、図4を
用いて中継装置の動作を説明する。
【0061】ここでは、例えば、ネットワーク3a上に
存在する終端装置2a−1からネットワーク3b上に存
在する終端装置2b−1に向けた通信用フレームを受信
した場合でかつ、このフレームを中継装置1aがネット
ワーク3bに送出した結果、ネットワーク3bへ中継す
るトラヒック量がある所定値を越えることを検出するも
のとする。
【0062】まず、例えば中継装置1a内のフレーム受
信部11が、ネットワーク3a上に存在する終端装置2
a−1からフレームを受信する(ステップ51)。次
に、フレーム受信部11は受信したフレームが通信用フ
レームであることを判別し、このフレームを通信用フレ
ーム処理部13に出力する。
【0063】通信用フレーム処理部13によりフレーム
のチェックが行われ、通信用フレーム処理部13がルー
ティングテーブル122を参照することにより送出ポー
トが決定されて、そのフレームがフレーム送信部14に
送られる。
【0064】フレーム送信部14によりフレームがネッ
トワーク3bに送出される(ステップ52)。さらに、
トラヒック検出部15により中継装置1aからネットワ
ーク3bへのトラヒック量が検出され(ステップ5
3)、所定値を越えたことが検出されて(ステップ5
4)、その旨をルーティング用フレーム処理部12に通
知する。
【0065】さらに、トラヒック検出部15からの通知
により、ルーティング用フレーム処理部12では、他の
中継装置を示すルーティング用フレームが生成され(ス
テップ55)、このフレームをネットワーク3aに送信
することをフレーム送信部14に指示する。
【0066】フレーム送信部14により他の中継装置を
示すルーティング用フレームがネットワーク3aに送出
される(ステップ56)。次に、図5を用いて終端装置
の動作を説明する。まず、フレーム送受信部24はフレ
ームを受信すると、(ステップ61)、そのフレームが
ルーティング用フレームか通信用フレームかを判定す
る。このフレームがルーティング用フレームの場合、ル
ーティング用フレーム処理部23へ渡す。そして、この
フレームを受信したルーティング用フレーム処理部23
は、このフレームが中継装置変更用のルーティングフレ
ームかどうかを判定する(ステップ62)。
【0067】そのフレームが中継装置変更用のルーティ
ング用フレームである場合には、アドレス書換部224
はルーティングテーブル222内の「通信用フレームを
送信するのにどの中継装置宛に送信すればいいのか」を
示す情報を既に設定されている“1a”から“1b”に
書き換える(ステップ63)。
【0068】その後、通信用フレーム処理部22が通信
用フレームを生成した場合(ステップ64)、このフレ
ームをフレーム送受信部24に渡す。そして、フレーム
送受信部24はルーティングテーブル222を参照して
前記ルーティング用フレームで示された中継装置に前記
フレームを送信する(ステップ65)。
【0069】その結果、トラヒック量が多くなった場合
には、終端装置2a−1が他の中継装置1bを通して通
信するため、トラヒック分散が行える。次に、前記ルー
ティング用フレーム処理部の一例としてES−ISプロ
トコル部を用いる。通信用フレームの一例としてCLN
P(ISO 8473 Connection-lessNetwork protocol)を用
いてより具体的に説明する。 <ES−ISプロトコル>ES−ISプロトコルとはI
SO(International Standardized Organization) に
おいて規約化されている“OSIのプロトコル”の一つ
である。以下にES−ISプロトコルを説明する。
【0070】ES−ISプロトコルはISO番号がISO
9542である。正式名称がInformation processing syste
ms-Telecommunications and information exchange bet
weensystems -End system in conjunction with the Pr
otocol for providing theconnectionless-mode networ
k service(ISO 8473) である。 (1)中継装置1内のルーティング用フレーム処理部1
2は、中継装置1が終端装置2のMACアドレス及びN
SAPアドレスを自動的に認識する。
【0071】これによれば、従来人が定義していた終端
装置2のMACアドレス及びネットワークアドレスをこ
のプロトコルを用いることで定義する必要がなくなる。
中継装置1が終端装置2からデータ(DT) NPDUを受け
取ったとき、このNPDUを中継する際に自装置よりも適し
ている他の装置がある場合には、その装置へ受信したDT
NPDUを中継する。さらに、そのDT NPDUを送信した終端
装置2に対して、以降はその装置にDT NPDUを送信する
ように通知する。
【0072】最適な装置の情報を含んだRD PDU(Route
Redirect PDU)を終端装置2に送信することにより通知
する。これにより、2回目以降のDT NPDU送信から最適
なルートで通信できる。 (2)終端装置2内のルーティング用フレーム処理部2
3は終端装置2が中継装置1のMACアドレス及びネッ
トワークエンティティタイトルを自動的に認識する。
【0073】終端装置2が中継装置1からRD PDUを受け
取ったとき、その中継装置より適している中継装置1が
他にあるので、以降はその装置宛にDT NPDUを送信する
ように通知されたと認識する。
【0074】以降、同じ宛先のDT NPDUは示された中継
装置に送信される。これにより、2回目以降のDT NPDU
送信からは最適なルートで通信できる。ある中継装置か
らいままで受信していた定期情報(ISH PDU)を受信しな
くなった場合、その中継装置はダウン(通信不可の状
態)していると判断し、その中継装置にDT NPDUを送信
しなくなる。
【0075】すなわち、同じサブネットワーク上に中継
装置が他に存在する場合には、その中継装置1に向かっ
てDT NPDUを送信するようになる。これにより、サブネ
ットワーク上に複数の中継装置1が存在していた場合、
中継装置の自動的な切替が行える。
【0076】次に、ルーティング用フレーム処理部1
2,23の動作をさらに詳細に説明する。 (a)まず、中継装置1内のルーティング用フレーム処
理部12の動作を説明する。図6にISH(IS He
llo) PDUのフォーマットを示す。図6に示すよ
うに、ISH PDUはMACヘッダ、LLCヘッダ、
ES−ISプロトコルフィールド、FCS、フラグから
構成される。
【0077】MACヘッダはフラグ、MACアドレス、
制御部からなる。なお、MACアドレスは6バイトの送
信元MACアドレス、6バイトの宛先MACアドレスか
らなる。
【0078】LLCヘッダはLLCアドレス、制御部か
らなる。ES−ISプロトコルフィールドは図7に示し
た構成部からなる。図7に前記ES−ISプロトコルフ
ィールドのフォーマット構成を示す。このフォーマット
は、オクテットの低い順番に、ES−ISプロトコルを
示す値としてネットワーク層プロトコル識別子、PDU
の全体の長さを示す値として長さインジケータ、バージ
ョン/プロトコル識別子拡張、リザーブ、タイプ、PD
Uの有効時間を示す情報保持タイマ、チェックサム、ネ
ットワーク・エンティティ・タイトルインジケータ、ネ
ットワーク・エンティティ・タイトル、セキュリティや
優先度等のパラメータを示すオプションから構成され
る。前記ISH PDUは、前記フレームが通信用フレ
ームと前記ルーティング用フレームとのいずれであるか
を識別するためのネットワーク層プロトコル識別子と、
前記ネットワークアドレス(ネットワーク・エンティテ
ィ・タイトル)とを含んでいる。
【0079】ここで、ルーティング用フレーム処理部1
2は、ISH PDU(IS Hello PDU)を定期的に、例えば3分
に1回送信する。これは同じサブネットワーク(例えば
LAN)に接続されている全ての終端装置(ES)に対
して、自装置の存在(そのサブネットワーク上で動作し
ていることを示す。)や自装置の“MACアドレスの
値”及び“ネットワークエンティティタイトルの値”を
通知する。
【0080】ISH PDUを受信する側の終端装置では、あ
る中継装置ISが送信すべきISH PDUを受信しなくなっ
た場合、その装置がダウン(通信不可の状態)と認識す
る。次に、中継装置ISが終端装置ESからDT NPDUを
受け取ったが、自装置より適している装置が他にある場
合、このDT NPDUを送信した終端装置ESに対してRD PD
U(Route Redirect PDU)を送信し、以降はその最適な中
継装置にDT NPDUを送信するように通知する。 (b)次に、終端装置内のルーティング用フレーム処理
部23の動作を説明する。
【0081】図8にESH PDUのフォーマットを示
す。ESH PDUのフォーマットの構成は図6に示し
たISH PDUの構成に対してES−ISプロトコル
フィールドの構成が異なる。従って、その他の構成は図
6に示すISH PDUの構成と同一構成であるので、
その説明は省略する。
【0082】図9に前記ES−ISプロトコルフィール
ドのフォーマット構成を示す。このフォーマットは、オ
クテットの低い順番に、ES−ISプロトコルを示す値
としてネットワーク層プロトコル識別子、PDUの全体
の長さを示す値として長さインジケータ、バージョン/
プロトコル識別子拡張、リザーブ、タイプ、PDUの有
効時間を示す情報保持タイマ、チェックサム、自装置が
保持しているネットワークアドレスの個数を示す送信元
アドレスの個数、送信元アドレス長インジケータ、送信
元アドレス、セキュリティや優先度等のパラメータを示
すオプションから構成される。
【0083】前記ESH PDUは、前記フレームが通
信用フレームと前記ルーティング用フレームとのいずれ
であるかを識別するためのネットワーク層プロトコル識
別子と、前記ネットワークアドレスとを含んでいる。
【0084】ここで、ルーティング用フレーム処理部2
3は、ESH PDU(ES Hello PDU)を定期的に、例えば3分
に1回送信する。これは同じサブネットワーク(例えば
LAN)に接続されている全ての中継装置ISに対し
て、自装置の存在(そのサブネットワーク上で動作して
いることを示す。)や自装置の“MACアドレスの値”
及び“ネットワークアドレスの値”を通知する。
【0085】ESH PDUを受信する側の装置では、ある終
端装置ESが送信すべきESH PDUを受信しなくなった場
合、その装置がダウン(通信不可の状態)と認識する。 (c)図10にリダイレクト先が中継装置の場合のRD
PDUのフォーマットを示す。RD(ルート リダイ
レクト) PDUのフォーマットの構成は図6に示した
ISH PDUの構成に対してES−ISプロトコルフ
ィールドの構成が異なる。従って、その他の構成は図6
に示すISH PDUの構成と同一構成であるので、そ
の説明は省略する。
【0086】図11に図10に示した前記ES−ISプ
ロトコルフィールドのフォーマット構成を示す。このフ
ォーマットは、オクテットの低い順番に、ネットワーク
層プロトコル識別子、長さインジケータ、バージョン/
プロトコル識別子拡張、リザーブ、タイプ、PDUの有
効時間を示す情報保持タイマ、チェックサム、宛先アド
レス長インジケータ、PDUを生成する要因となったD
T NPDUの宛先ネットワークアドレスとしての宛先
アドレス、サブネットワークアドレス長インジケータ、
リダイレクト先の中継装置のサブネットワークアドレス
としてのサブネットワークアドレス、ネットワークエン
ティティタイトル長インジケータ、リダイレクト先の中
継装置のネットワークエンティティタイトルとしてのネ
ットワークエンティティタイトル長インジケータ、オプ
ションから構成される。
【0087】図12に前記ルーティングテーブル122
の具体例を示す。中継装置1a内のルーティング用フレ
ーム処理部12は自動的に他の終端装置のアドレスを認
識し、ルーティングテーブル122を作成する。図12
において、中継装置1aには、ポートP1にはLAN3
aが接続され、ポートP2にはLAN3bが接続されて
いる。
【0088】LAN3aには終端装置2aが接続され、
LAN3bには終端装置2bが接続される。終端装置2
aには送信元MACアドレスa、ネットワークアドレス
xが設定されている。また、終端装置2bにはMACア
ドレスb、ネットワークアドレスyが設定されている。
【0089】ここで、例えば、中継装置1aが終端装置
2aよりESH PDUを受信したとき、受信したES
H PDUに設定されている送信元MACアドレス、送
信元ネットワークアドレスを参照し、終端装置2aのア
ドレスを認識する。
【0090】中継装置1aは学習したMACアドレスと
ネットワークアドレスとそのアドレスを持つ終端装置が
ポートP1,P2のどちらのポートにあるかを示すポー
ト番号とを対応付けたルーティングテーブル122を作
成する。
【0091】中継装置1aはある宛先のDT PDUを
受信した場合には、ルーティングテーブル122を参照
してどのポートにフレームを出力すべきかを判断する。
図13に具体的な実施例の動作を示すフロチャートを示
す。前記図面を参照して実施例の動作を説明する。ま
ず、終端装置及び中継装置内のルーティング用フレーム
処理部12,23は自己のMACアドレス及びネットワ
ークアドレスの情報を含むISH PDUあるいはES
H PDUを送出するとともに、他の装置のMACアド
レス及びネットワークアドレスの情報を含むISH P
DUあるいはESH PDUを受信する。
【0092】そして、これらのアドレスを参照すること
によりルーティングテーブル122,222を予め作成
しておく。次に、終端装置2a−1では、通信用フレー
ム処理部により送信元MACアドレス及びネットワーク
アドレスを設定したDT NPDUを生成する(ステップ10
1)。
【0093】例えば、図14に示したように、終端装置
2a−1は送信元MACアドレスとして終端装置2a−
1のMACアドレス、送信先MACアドレスとして中継
装置1aのMACアドレス、送信元ネットワークアドレ
スとして終端装置2a−1のネットワークアドレス、送
信先ネットワークアドレスとして終端装置2b−1のネ
ットワークアドレスを設定する。そして、その設定され
たDT NPDUを中継装置1aに送信する(ステップ10
2)。
【0094】次に、中継装置1aは終端装置2a−1か
らDT NPDUを受信し、フレーム送受信部14によりこの
DT NPDUの送信元MACアドレスと送信先MAC
アドレスを書き換える(ステップ103)。例えば、図
15に示すように、中継装置1aは送信元MACアドレ
スを中継装置1aのMACアドレスに、送信先MACア
ドレスを終端装置2b−1のアドレスに書き換える。
【0095】なお、送信元ネットワークアドレス、送信
先ネットワークアドレスは書き換えないでそのままとす
る。そして、その書き換えられたDT NPDUを終端装置2
b−1に中継する(ステップ104)。
【0096】さらに、中継装置1a内のトラヒック検出
部15が自装置からLAN3bへのトラヒック量を検出
する。そして、トラヒック部15が予め定めた所定値を
越えたかどうかを判定する(ステップ105)。ここ
で、トラヒック量が所定値を越えたと判定した場合に
は、他の中継装置として中継装置1bを設定したRD NPD
Uを前記終端装置2a−1に送信する(ステップ10
6)。
【0097】すなわち、図16に示したように、終端装
置2b−1のネットワークアドレスの後に、リダイレク
ト先である中継装置のMACアドレスとして中継装置1
bのMACアドレス、リダイレクト先である中継装置の
ネットワークアドレスとして中継装置1bのネットワー
クアドレスを付けたRD NPDUを終端装置2a−1
に送信する。
【0098】次に、前記終端装置2a−1がRD NPDUを
受信すると、ルーティング用フレーム処理部23はルー
ティングテーブルの中の「DT NPDU」を送信すべき中継
装置を中継装置1aから中継装置1bに書き換える(ス
テップ107)。
【0099】さらに、終端装置2a−1は送信すべきDT
NPDUが発生した場合には、ルーティングテーブルに従
って、DT NPDUのアドレスを図17に示すように設定す
る(ステップ108)。
【0100】すなわち、図17に示したように、終端装
置2a−1は送信元MACアドレスを終端装置2a−1
のMACアドレスに、送信先MACアドレスを中継装置
1bのアドレスに書き換える。なお、送信元ネットワー
クアドレス、送信先ネットワークアドレスはそのままで
ある。そして、その終端装置2a−1はこのDT NPDUを
中継装置1bに送信する(ステップ109)。
【0101】最後に、中継装置1bは終端装置2a−1
からDT NPDUを受信し、このDT NPDUの送信元MACアド
レスと送信先MACアドレスを書き換える(ステップ1
10)。例えば、図18に示すように、中継装置1bは
送信元MACアドレスを中継装置1bのMACアドレス
に、送信先MACアドレスを終端装置2b−1のアドレ
スに書き換える。
【0102】なお、送信元ネットワークアドレス、送信
先ネットワークアドレスはそのままである。そして、そ
の書き換えられたDT NPDUを終端装置2b−1に中継す
る(ステップ111)。以上の処理が行われると、処理
が終了する。
【0103】このように実施例によれば、動的なトラヒ
ック分散が行えるため、トラヒック負荷の理由で通信の
切断や通信速度の低下を回避することができる。また、
伝送路が時間で課金される回線では、通常、1本の回線
だけで使用しており、トラヒック量が増加したときにだ
け他の回線も使用するような用い方をすれば、課金の節
約ができる。
【0104】また、通常のルーティングプロトコルを使
用するため、ルーティングプロトコルを実装している終
端装置については、実装には手を加える必要がなくな
る。また、ルーティングプロトコルを実装している中継
装置には比較的少量の実装を追加するだけで実現でき
る。
【0105】
【発明の効果】本発明によれば、動的なトラヒック分散
が行えるため、トラヒック負荷の理由で通信の切断や通
信速度の低下を回避することができる。
【0106】また、伝送路が時間で課金される回線で
は、通常、1本の回線だけで使用しており、トラヒック
量が増加したときにだけ他の回線も使用するような用い
方をすれば、課金の節約ができる。
【0107】また、通常のルーティングプロトコルを使
用するため、ルーティングプロトコルを実装している終
端装置については、実装には手を加える必要がなくな
り、ルーティングプロトコルを実装している中継装置に
は比較的少量の実装を追加するだけで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラヒック分散装置の原理図である。
【図2】本発明の実施例における各中継装置の構成ブロ
ック図である。
【図3】実施例の各終端装置の構成ブロック図である。
【図4】中継装置の動作を示すフロチャートである。
【図5】終端装置の動作を示すフロチャートである。
【図6】ISH PDUのフォーマットを示す図であ
る。
【図7】ISH PDUのES−ISプロトコルフィー
ルドの構成フォーマットを示す図である。
【図8】ESH PDUのフォーマットを示す図であ
る。
【図9】ESH PDUのES−ISプロトコルフィー
ルドの構成フォーマットを示す図である。
【図10】リダイレクト先が中継装置である場合のRD
PDUのフォーマットを示す図である。
【図11】RD PDUのES−ISプロトコルフィー
ルドの構成フォーマットを示す図である。
【図12】ルーティングテーブルの具体例を示す図であ
る。
【図13】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図14】終端装置によるアドレス設定を示す図であ
る。
【図15】中継装置によるMACアドレス書換えを示す
図である。
【図16】中継装置によるリダイレクトを示す図であ
る。
【図17】終端装置によるRD PDU受信後のアドレ
ス設定を示す図である。
【図18】中継装置によるMACアドレス書換えを示す
図である。
【図19】トラヒック分散装置の構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1a,1b・・中継装置(IS) 2a,2b,2a−1,2b−1・・終端装置(ES) 3a,3b・・LAN 11・・フレーム受信部 12・・ルーティング用フレーム処理部 13・・通信用フレーム処理部 14・・フレーム送信部 15・・トラヒック検出部 22・・通信用フレーム処理部 23・・ルーティング用フレーム処理部 24・・フレーム送受信部 122,222・・ルーティングテーブル 124,224・・アドレス書換部 MAC・・媒体呼出制御 LLC・・論理リンク制御
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/66 8732−5K H04L 11/20 B

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネットワーク(3)と、各ネット
    ワーク(3)に接続されるとともに通信用フレームとル
    ーティング用フレームとを送受信する終端装置(2)
    と、前記複数のネットワーク(3)の相互間を接続する
    とともに前記フレームを中継する複数の中継装置(1)
    とを備え、 各中継装置(1)は、送信元の終端装置(2)から送ら
    れてくる通信用フレーム及びルーティング用フレームを
    受信する受信手段(11)と、 送信先のネットワークへ送信したフレームのトラヒック
    量を検出する検出手段(15)と、 自装置がネットワークに接続されるアクセスポイントを
    示す媒体呼出制御アドレスと自装置に割り付けられたア
    ドレスを示すネットワークエンティティタイトルの情報
    を含むルーティング用フレームを各ネットワークの終端
    装置に通知するために作成し、前記トラヒック量が所定
    値を越えた場合に他の中継装置を示すルーティング用フ
    レームを作成するルーティング用フレーム処理手段(1
    2)と、 前記受信手段(11)で受信した通信用フレームを送信
    先の終端装置に送信するとともに、前記送信元の終端装
    置(2)に対して前記ルーティング用フレーム処理手段
    (12)からの他の中継装置を示すルーティング用フレ
    ームを送出する送信手段(14)とを備えたことを特徴
    とするトラヒック分散装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ルーティング用
    フレーム処理手段(12)は、各ネットワーク上の各終
    端装置から終端装置がネットワークに接続されるアクセ
    スポイントを示す媒体呼出制御アドレスと終端装置に割
    り付けられたアドレスを示すネットワークアドレスの情
    報を受信し、各終端装置毎に媒体呼出制御アドレスとネ
    ットワークアドレスとを対応付けたルーティングテーブ
    ル(122)を作成することを特徴とするトラヒック分
    散装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    終端装置(2)は、送信すべき通信用フレームを生成す
    るとともに受信した通信用フレームを処理する通信用フ
    レーム処理手段(22)と、 前記各中継装置の媒体呼出制御アドレスとネットワーク
    エンティティタイトルの情報を含むルーティング用フレ
    ームを受信するとともに前記他の中継装置を示すルーテ
    ィング用フレームを受信し中継装置へ通信用フレーム及
    びルーティング用フレームを送信するフレーム送受信手
    段(24)と、 前記フレーム送受信手段(24)により受信した中継装
    置の媒体呼出制御アドレスとネットワークエンティティ
    タイトルの情報を管理するルーティング用フレーム処理
    手段(23)とを備え、 前記フレーム送受信手段(24)は、ルーティング用フ
    レームを受信した後に前記ルーティング用フレームで示
    された中継装置に前記フレームを送信することを特徴と
    するトラヒック分散装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ルーティング用
    フレーム処理手段(23)は、前記自終端装置の媒体呼
    出制御アドレスとネットワークアドレス及び前記フレー
    ム送受信手段(22)により受信した中継装置の媒体呼
    出制御アドレスとネットワークエンティティタイトルの
    情報を管理するルーティングテーブル(222)と、送
    出すべきフレームの宛先媒体呼出アドレスを前記ルーテ
    ィング用フレームが示す中継装置の媒体呼出制御アドレ
    スに書き換えるアドレス書換手段(224)とを備える
    ことを特徴とするトラヒック分散装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
    いて、前記ルーティング用フレームは、前記媒体呼出制
    御アドレスを含むヘッダと、終端装置相互間の論理リン
    ク手順を示す論理リンク制御アドレスを含むヘッダと、
    プロトコルフィールドとからなることを特徴とするトラ
    ヒック分散装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記ルーティング用
    フレーム処理手段(12)は、前記受信した他の終端装
    置の媒体呼出制御アドレスとネットワークアドレスとネ
    ットワークポートとを対応付けたルーティングテーブル
    を作成することを特徴とするトラヒック分散装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記プロトコルフィ
    ールドは、前記フレームが通信用フレームと前記ルーテ
    ィング用フレームとのいずれであるかを識別するための
    ネットワーク層プロトコル識別子と、前記ネットワーク
    アドレスとを含むことを特徴とするトラヒック分散装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項6において、前記
    ルーティング用フレーム処理手段(12)は、前記ルー
    ティングテーブル(122)の内のある送信先の終端装
    置へ中継するのに適している中継装置の媒体呼出制御ア
    ドレスとネットワークエンティティタイトルを他の中継
    装置を示すアドレスに書き換えるアドレス書換手段(1
    24)を備えることを特徴とするトラヒック分散装置。
  9. 【請求項9】 複数のネットワーク(3)の各ネットワ
    ーク(3)に通信用フレームとルーティングフレームを
    送受信する終端装置(2)を接続し、前記複数のネット
    ワーク(3)の相互間を接続するとともに前記フレーム
    を中継する複数の中継装置(1)により前記ネットワー
    クにおけるトラヒック量を分散するトラヒック分散方法
    であって、 送信元から送られてくる通信用フレーム及びルーティン
    グ用フレームを受信する受信ステップと、 送信先へ送信したフレームのトラヒック量を検出する検
    出ステップと、 自装置がネットワークに接続されるアクセスポイントを
    示す媒体呼出制御アドレスと自中継装置に割り付けられ
    たアドレスを示すネットワークエンティティタイトルの
    情報を含むルーティング用フレームを送信元に通知する
    ために作成し、前記トラヒック量が所定値を越えた場合
    に他の中継装置を示すルーティング用フレームを作成す
    るルーティング用フレーム処理ステップと、 前記受信ステップで受信した通信用フレームを送信先に
    送信するとともに、前記送信元に対して前記他の中継装
    置を示すルーティング用フレームを送出する送信ステッ
    プとを備えたことを特徴とするトラヒック分散方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記ルーティング
    用フレーム処理ステップは、送信元から送信元がネット
    ワークに接続されるアクセスポイントを示す媒体呼出制
    御アドレスとその送信元に割り付けられたアドレスを示
    すネットワークアドレスの情報を受信し、各送信元毎に
    媒体呼出制御アドレスとネットワークアドレスとを対応
    付けたルーティングテーブルを作成することを特徴とす
    るトラヒック分散方法。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10において、
    送信すべき通信用フレームを生成するとともに受信した
    通信用フレームを処理する通信用フレーム処理ステップ
    と、 前記各中継装置の媒体呼出制御アドレスとネットワーク
    エンティティタイトルの情報を含むルーティング用フレ
    ームを受信するとともに前記他の中継装置を示すルーテ
    ィング用フレームを受信し中継装置へ通信用フレーム及
    びルーティング用フレームを送信するフレーム送受信ス
    テップと、 前記フレーム送受信ステップで受信した中継装置の媒体
    呼出制御アドレスとネットワークエンティティタイトル
    の情報を管理するルーティング用フレーム処理ステップ
    とを備え、 前記フレーム送受信ステップは、ルーティング用フレー
    ムを受信した後に前記ルーティング用フレームで示され
    た中継装置に前記フレームを送信することを特徴とする
    トラヒック分散方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記ルーティン
    グ用フレーム処理ステップは、前記送信元の媒体呼出制
    御アドレスとネットワークアドレス及び前記フレーム送
    受信ステップで受信した中継装置の媒体呼出制御アドレ
    スとネットワークエンティティタイトルの情報を管理す
    るルーティングテーブルを作成するステップと、送出す
    べきフレームの宛先媒体呼出アドレスを前記ルーティン
    グ用フレームが示す中継装置の媒体呼出制御アドレスに
    書き換えるアドレス書換ステップとを備えることを特徴
    とするトラヒック分散方法。
  13. 【請求項13】 請求項9ないし請求項11のいずれか
    において、前記ルーティングフレームは、前記媒体呼出
    制御アドレスを含むヘッダと、送信元と送信先の相互間
    の論理リンク手順を示す論理リンク制御アドレスを含む
    ヘッダと、プロトコルフィールドとからなることを特徴
    とするトラヒック分散方法。
  14. 【請求項14】 請求項9において、前記ルーティング
    用フレーム処理ステップは、前記受信した他の送信元の
    媒体呼出制御アドレスとネットワークアドレスとネット
    ワークポートとを対応付けたルーティングテーブルを作
    成することを特徴とするトラヒック分散方法。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記プロトコル
    フィールドは、前記フレームが通信用フレームと前記ル
    ーティング用フレームとのいずれであるかを識別するた
    めのネットワーク層プロトコル識別子と、前記ネットワ
    ークアドレスとを含むことを特徴とするトラヒック分散
    方法。
  16. 【請求項16】 請求項9または請求項14において、
    前記フレーム送受信ステップは、前記ルーティングテー
    ブルの内のある送信先へ中継するのに適している中継装
    置の媒体呼出制御アドレスとネットワークエンティティ
    タイトルを他の中継装置を示すアドレスに書き換えるア
    ドレス書換ステップを含むことを特徴とするトラヒック
    分散方法。
  17. 【請求項17】 送信元の終端装置(2)から送られて
    くる通信用フレーム及びルーティング用フレームを受信
    する受信手段(11)と、 送信先のネットワークへ送信したフレームのトラヒック
    量を検出する検出手段(15)と、 自装置がネットワークに接続されるアクセスポイントを
    示す媒体呼出制御アドレスと自装置に割り付けられたア
    ドレスを示すネットワークエンティティタイトルの情報
    を含むルーティング用フレームを各ネットワークの終端
    装置に通知するために作成し、前記トラヒック量が所定
    値を越えた場合に他の中継装置を示すルーティング用フ
    レームを作成するルーティング用フレーム処理手段(1
    2)と、 前記受信手段(11)で受信した通信用フレームを送信
    先の終端装置に送信するとともに、前記送信元の終端装
    置(2)に対して前記ルーティング用フレーム処理手段
    (12)からの他の中継装置を示すルーティング用フレ
    ームを送出する送信手段(14)とを備えたことを特徴
    とする中継装置。
  18. 【請求項18】 送信すべき通信用フレームを生成する
    とともに受信した通信用フレームを処理する通信用フレ
    ーム処理手段(22)と、 複数の中継装置がネットワークに接続されたアクセスポ
    イントを示す媒体呼出制御アドレスと中継装置に割り付
    けられたアドレスを示すネットワークエンティティタイ
    トルの情報を含むルーティング用フレームを受信すると
    ともに他の中継装置を示すルーティング用フレームを受
    信し中継装置へ通信用フレーム及びルーティング用フレ
    ームを送信するフレーム送受信手段(24)と、 前記フレーム送受信手段(24)により受信した中継装
    置の媒体呼出制御アドレスとネットワークエンティティ
    タイトルの情報を管理するルーティング用フレーム処理
    手段(23)とを備え、 前記フレーム送受信手段(24)は、ルーティング用フ
    レームを受信した後に前記ルーティング用フレームで示
    された中継装置に前記フレームを送信することを特徴と
    する終端装置。
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