JPH0723357A - テレビ電話装置 - Google Patents

テレビ電話装置

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JPH0723357A
JPH0723357A JP5183312A JP18331293A JPH0723357A JP H0723357 A JPH0723357 A JP H0723357A JP 5183312 A JP5183312 A JP 5183312A JP 18331293 A JP18331293 A JP 18331293A JP H0723357 A JPH0723357 A JP H0723357A
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JP
Japan
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message
voice
image
data
function
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Application number
JP5183312A
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English (en)
Inventor
Noboru Yumoto
昇 湯本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テレビ電話装置において、メモ内容や留守番モ
−ド時の着信メッセージを確実にユーザに伝達できるよ
うにする。 【構成】テレビ放送を受信する受信手段 100と、テレビ
画像を表示する表示手段800と、音声信号を音声に変換
する音声出力手段と、音声と画像双方のメモ内容、留守
番応答伝言および着信メッセージを記憶する記憶手段 9
00と、電話回線より着信呼があると自動応答し、記憶手
段の留守番応答伝言を再生して発信元に送り、発信元か
らのメッセージを受信して記憶手段に着信伝言として記
憶させる機能、および時計機能、および設定時間が到来
すると記憶手段に記憶したメモ内容、着信メッセージの
存在若しくは着信メッセージの内容を音声系により報知
すると共に、テレビ放送受信中の場合には上記表示手段
に画像により報知すべく制御する機能とを有する制御手
段 300とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は留守番応答録音機能およ
び画像メッセージの出力機能を備えたテレビ留守番電話
機に関する。
【0002】
【従来の技術】着信呼に対し、自動応答した後、発信側
から送られるメッセージを録音する留守番応答録音機能
を備えた留守番電話機は、近年広く普及し、利用されて
いる。そして、従来のこの種の留守番電話機における伝
言機能は、例えば、外出時に電話機上のマイクロホンか
ら伝言を音声入力して電話機内に設けたメモリに留守番
応答伝言として記憶させておき、留守番設定しておく
と、この電話機に着信があった際に自動応答して、メモ
リの記憶内容を再生し、音声信号に変換して発呼側に伝
送し、音声伝言として発呼者に伝達する。そして、音声
伝言を送出終了後、所定時間の経過時点で、自動録音モ
ードに切り替える。そして、発呼者からの音声メッセー
ジを受けたならば、この音声メッセージを着信メッセー
ジとして録音すると云ったことを行う。
【0003】この着信メッセージは電話機の再生ボタン
よる再生操作により、または、他の電話機からの遠隔操
作により、再生して視聴できる。一方、近年、テレビカ
メラとテレビ画面を備えたテレビ電話機も登場してお
り、通話者相互のテレビ画像を伝送して、テレビ画面に
表示することにより、相手の像を見ながら通話できるよ
うにもなってきた。
【0004】しかしながら、このテレビ電話機では、相
互に自己の像をテレビ電話機のテレビカメラで撮像して
その映像を電話回線により相手側へ送り、そのテレビ電
話機のテレビ画面用のディスプレイに表示する程度にし
か使用されていないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の留
守番電話機は、その電話機のユーザが留守番応答用に音
声伝言(留守番応答伝言)を録音してから、留守番モー
ドに設定しておくと、着信に対して自動応答して前記の
留守番応答伝言を送出し、その後に相手方からのメッセ
ージを受けてこれを録音することができる。そして、そ
の録音された相手方のメッセージを、後で再生して視聴
することができる。
【0006】一方、テレビ電話機では、相手の映像が自
己の電話機のテレビ画面に表示できる。そして、テレビ
電話機で送ることができる画像は、せいぜいそのテレビ
電話機のテレビカメラで映すことのできる像にとどま
り、多大な情報を伝えることができると云う画像情報の
持つ特徴を十分活かし切ってはいないのが現状である。
そして、この画像情報を留守番伝言として使用できない
ことは、せっかくの機能を殺しているに等しく、甚だも
ったいない話である。
【0007】また、留守番電話としての機能を考えた場
合、従来の留守番電話機では、留守番モード時に、相手
方からのメッセージが録音されれば、当該電話機の表示
ランプを点滅させるなどして、ユーザに着信メッセージ
があることを知らせるようにはしているが、帰宅したユ
ーザが着信しているメッセージを、直ぐに再生して視聴
するとは限らず、暫くして再生してみたり、甚だしい場
合には翌日以降に再生することとなったりして、緊急の
メッセージも届かないと云った事態が起りかねない。
【0008】従って、このような時には、せっかくの留
守番機能も役に立ってはいないことになる。また、近年
では共稼ぎの家庭等も多く、帰宅した子供に対して伝え
たいことも多いが、そのような用途にもテレビ電話機は
多くの有用な利用の可能性を秘めているものの、そのよ
うな可能性に対してその実態は大きな隔たりがある。そ
こで、この発明の目的とするところは、留守番機能に画
像情報を活用できるようにすると共に、留守番モード時
に得た伝言情報を、時期を失することなく、ユーザに伝
達できるようにしたり、家族に対しての指示や伝達事項
をメモとして残して、時期を失することなく、伝えるこ
とができるようにした留守番電話機能付のテレビ電話装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明はつぎのように構成する。すなわち、第
1にはテレビ放送を受信する受信手段と、画像を表示す
る表示手段と、音声を出力する音声出力手段と、音声と
画像双方の伝達事項およびその再生時刻および音声と画
像の留守番応答伝言および着信メッセージの情報を記憶
する記憶手段と、電話回線より着信呼があると自動応答
し、記憶手段の留守番応答伝言を再生して発信元に送
り、発信元からのメッセージを受信して記憶手段に着信
メッセージとして記憶させる機能、および時計機能、お
よび上記再生時刻が到来すると記憶手段に記憶した伝達
事項の内容を再生して上記表示手段および音声出力手段
に再生出力すべく制御する機能とを有する制御手段とを
具備して構成する。
【0010】また、第2には、テレビ放送を受信する受
信手段と、テレビ画像を表示する表示手段と、音声信号
を受けて音声に変換して出力する音声出力手段と、音声
と画像双方の留守番応答伝言および着信メッセージを記
憶する記憶手段と、電話回線より着信呼があると自動応
答し、記憶手段の留守番応答伝言を再生して発信元に送
り、発信元からのメッセージを受信して記憶手段に着信
メッセージとして記憶させる機能、および時計機能、お
よび設定時間が到来すると記憶手段に記憶した着信伝言
の存在若しくは着信伝言の内容を音声系により報知する
と共に、テレビ放送受信中の場合には上記表示手段に画
像により報知すべく制御する機能とを有する制御手段と
を具備する。
【0011】また、電話回線からの着信があると留守番
応答して発信元からのメッセージを受信し、記憶する機
能およびその受信したメッセージを再生する機能とを持
たせたテレビ電話装置において、テレビ放送を受信する
受信手段と、テレビ画像を表示する表示手段と、設定時
間が到来すると着信伝言の存在若しくは着信伝言の内容
を音声系により報知すると共に、テレビ放送受信中の場
合には上記表示手段に画像により報知すべく制御する制
御手段とを具備する。また、上記制御手段による上記報
知は、設定時間到来後、一定時間毎に実施すべく制御す
る構成とする。
【0012】
【作用】このような構成において、留守中に電話の着信
があると、自動応答して応答伝言を流し、相手方からの
メッセージを受けるとこれを記憶手段に記憶する。一
方、第1の構成の場合、記憶手段に予め内輪の関係者に
伝達したい内容をメモとして記憶させておくことがで
き、再生時刻も設定できる。そして、再生の時間を設定
しておくと、制御手段はその設定時刻に達すると記憶手
段からメモ内容を読出し、それを音声や画像で報知す
る。
【0013】例えば、テレビ放送を鑑賞中であれば表示
手段の画面に画像でメモ内容を報知し、テレビ放送鑑賞
中でなければ音声で報知する。あるいはテレビ放送鑑賞
中でなければ表示手段を起動させて表示させる。従っ
て、親が子供に伝達したい事項があったとすると、設定
時刻にテレビ画面や音声出力手段を通してこれを知らせ
ることができ、難しい操作なしで確実に伝達可能にな
る。
【0014】また、第2の構成の場合、ユーザが予め帰
宅時間など、メッセージ再生の時間を設定しておくと、
制御手段はその設定時刻に達すると記憶手段に着信メッ
セージのある場合にそれを音声や画像で報知する。例え
ば、テレビ放送を鑑賞中であれば画面に画像でメッセー
ジを報知し、また音声を再生して報知する。テレビ放送
を鑑賞中でなければ音声で報知する。また、この報知
は、メッセージそのものでなくとも良く、メッセージが
存在酢ることを知らせるアピールであっても良い。ま
た、例えば、リンガを鳴動させてこれに応答した場合
に、記憶手段に記憶したメッセージを再生して知らせる
ようにしてもよい。
【0015】ユーザに対するメモやメッセージの報知動
作は、留守番モードやメモ報知機能が解除されるか、メ
ッセージを視聴する操作を行うまでは所定時間間隔で繰
り返される。このようにしたことで、ユーザが帰宅して
も、何時までもメモやメッセージの存在を知らずにいる
と云ったことが防止される。このように、本発明は留守
番電話機能を持たせたテレビ電話装置において、内輪で
伝達したいメモ内容や、着信相手方からのメッセージを
音声と画像双方で受けることができるようにすると共
に、予め再生時間を設定しておくことにより、その設定
時間が到来するとメモ内容や着信メッセージが保存され
ている場合に、自動的にユーザに報知する構成としたも
のである。
【0016】そして、この発明の場合、テレビ放送の鑑
賞中であれば、少なくともテレビ画面に画像のメモ内容
や着信メッセージを表示し、また、テレビ放送を鑑賞し
ていなければ音声によりこれを報知し、ユーザに知らせ
るようにし、ユーザがメモ内容や着信しているメッセー
ジの再生を忘れていても、確実にユーザに伝達できるよ
うにしたものである。
【0017】従って、この発明によれば、留守番機能に
映像情報を活用できるようになると共に、留守番モード
時に得た映像情報やメモ情報を、時期を失することな
く、ユーザに伝達できるようにした留守番機能付のテレ
ビ電話装置を提供することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。はじめに、テレビ電話機としての実施例
を実施例1として説明し、つぎに留守番電話機能を有す
るテレビ装置としての実施例を実施例2として説明す
る。
【0019】(実施例1)図1は本発明によるテレビ留
守番電話装置の外観図である。図において、11はテレ
ビ留守番電話装置本体であり、12は送受話器、13は
ダイヤルキー、14はテレビ画像を表示するディスプレ
イ、15はテレビカメラ、16はファンクションキーで
ある。ディスプレイ14は例えば、カラー液晶ディスプ
レイ(LCD)を用いており、テレビ画像の他に、文字
情報などの表示に供することができる。
【0020】図2はこのテレビ留守番電話装置の回路構
成を示すブロック図であり、図中100はテレビ受像
部、200はキー入力部、300は制御部、400は画
像処理部、500は音声処理部、600は電話回路部、
700はテレビカメラ、800は表示系、900はメッ
セージメモリである。メッセージメモリ900は図4に
示すようなデータを記憶するエリアを有している。すな
わち、プリメッセージエリア、応答伝言音声データ、相
手からの着信メッセージ(音声データ)、相手からの着
信メッセージ(画像データ)、メモ画像データ、メモ音
声データ、再生設定時間等である。なお、相手からの着
信メッセージは複数記憶可能であり、また、メモとはユ
ーザの内輪での伝達事項を関係者に伝えるためのものを
指すものとする。
【0021】テレビ受像部100はテレビ放送を受信す
るためのものであり、アンテナ101、テレビチューナ
102、ADC(A/D変換器)103から構成されて
いて、アンテナ101で受信したテレビ電波をテレビチ
ューナ102で受信し、検波して所望のチャネルの放送
の映像信号と音声信号を抽出すると共に、抽出した映像
信号をADC103でA/D変換してディジタルデータ
として出力する構成となっている。また、音声系はアナ
ログ信号でそのまま出力する構成としてあるが、勿論デ
ィジタルデータに変換して出力するようにしても良い。
【0022】キー入力部200はダイヤルキー(図1の
13)やファンクションキー(図1の16)などからな
り、そのキー操作によって、キー入力情報を制御部30
0に与えるものである。また、キー入力部200にはテ
レビ電話として使用する場合に、画像と音声を授受でき
るようにするために、ビデオ・オン/オフ・スイッチが
あり、このビデオ・オン/オフ・スイッチをオンにする
と、制御部300はその情報を相手方に送ると共に、テ
レビカメラ等からの画像を処理して音声と多重化し、相
手方に伝送したり、相手方から送られてくる多重化され
た信号から画像と音声を分離して授受できるようにな
る。
【0023】さらにキー入力部200にはメモセットキ
ーがあり、このキーを操作することにより、制御部30
0はメモ録音制御状態になる。ここで、メモとは家庭内
など、内部での伝達事項のことを示すものとし、このメ
モ録音したものを予定時刻に再生するために、メモ再生
時刻設定キーがあり、このキーとテンキー(ダイヤルキ
ー)の併用操作により再生時刻設定をすると、設定時刻
にメモを自動再生することができるようになっている
(メモ記憶制御機能、再生時刻設定/再生制御機能)。
【0024】制御部300は本装置全体の制御の中枢と
なるものであり、プロセッサ(CPU)301とメモリ
(ROM302やRAM303)により構成されてい
て、テレビジョン受信モードを実施するための管理制御
機能、電話機として使用するための電話機モード管理制
御機能、留守番応答制御機能、テレビカメラの入力制御
機能、伝言登録機能、メモ/メッセージ自動報知制御機
能、メモ記憶制御機能、再生時刻設定/再生制御機能、
メッセージ送出管理制御機能、伝言自動報知制御機能と
云った各種機能の実施のための必要な制御機能を、ソフ
トウェアで実現する構成としてある。
【0025】また、電話回線に対して音声と映像のデー
タを授受する際の音声データと映像データとの多重化、
多重分離の処理機能を有している。制御部300の留守
番応答機能は、キー入力部200の操作により、留守番
モードに設定された場合に、電話の着信があると、着信
応答し、回線が繋がるとプリメッセージを送出して相手
がテレビ電話であるか否かをチェックし、テレビ電話で
ないならば、予めメッセージメモリ900に記憶してあ
る音声の留守番応答伝言を読出し、音声圧縮・伸張回路
501により音声データの伸張を行わせてNCU602
に出力させ、NCU602より電話回線に出力させると
共に、留守番応答伝言の送出後、相手方からのメッセー
ジの受信待ちとなり、電話回線およびNCU602を介
して相手方から受信した音声のメッセージを、ADC5
02と音声圧縮・伸張回路501を介して圧縮音声デー
タとして受けて、これをメッセージメモリ900に記憶
させると云った機能である。
【0026】また、制御部300は上記チェックの結
果、相手方がテレビ電話端末であれば、予めメッセージ
メモリ900に画像データとして記憶してある画像の留
守番応答伝言のデータを読出し、画像圧縮・伸張回路4
04で伸張してバスBUSに出力させ、伝言(第3者か
らの着信の場合)や着信メッセージ(IDコードの入力
により、ユーザ本人の遠隔操作と判断された場合)の音
声データをメッセージメモリ900から読出し、これら
を制御部300は音声データと多重化してモデム607
に受信させて、電話回線用のディジタル信号に変換し、
NCU602を介して電話回線へと出力させて相手方に
映像を送り、その後、相手方からの映像として送られて
くるメッセージの受信待ちとなり、相手方から電話回線
およびNCU602を介して受信した映像のメッセージ
データを、NCU602を介して得て、これをモデム6
07により復調してディジタルデータとして受け、これ
を音声と画像に分離してメッセージメモリ900に記憶
させると云った機能を有する。
【0027】このように、留守番応答としては、相手端
末がテレビ電話である場合に、音声と映像をそれぞれ送
出するようにし、また、相手端末からのメッセージを音
声と映像両方で受けることができる。そして、メッセー
ジメモリ900に記憶させた着信メッセージはキー入力
部200の操作に応動して、読出して音声および映像と
してスピーカ77およびディスプレイ部801に出力さ
せることができる。
【0028】相手端末がテレビ電話である場合に、音声
と映像はディジタル化したものを多重化して伝送するの
で、音声データも、また、映像データも、NCU602
を介して制御部300はデータ授受を行う。そして、受
信の際は多重化されたデータを分離して映像データと音
声データにし、メッセージメモリ900に記憶させる構
成となっている。
【0029】また、制御部300には時計機能があり、
キー入力部200の操作により予め設定した再生時刻に
おいて、メッセージメモリ900から対応するメモや着
信メッセージを読出して再生出力することができる。こ
の機能が制御部300におけるメモ/メッセージ自動報
知機能である。また、予め設定した再生時刻に自己のス
ピーカ77から呼出し音(リンガ・トーン)を所定回
(規定回、若しくは設定した任意回)、発生させるとと
もに、この呼出しに対して応答がなされた場合に、メッ
セージメモリ900から着信メッセージを読出して再生
出力し、音声伝言はスピーカ77から音声で、また、映
像伝言はディスプレイ部801にて映像表示して知らせ
るように構成してあるものである。
【0030】再生時刻の設定は、帰宅予定時刻で良い
が、帰宅が遅れたりすることも十分予測されるので、そ
の後は、ユーザの応答があるまで、あるいは再生操作を
ユーザが行うまでは、所定時間刻みで呼び出し動作を繰
り返すと云ったことを行うようにプログラムしてある。
テレビカメラ700は本テレビ留守番電話装置の通話者
の像やメモ画像等の被写体像を撮影するためのものであ
り、光学レンズ701、CCD(固体撮像素子)702
からなる。そして、光学レンズ701で被写体の像をC
CD702に結像させ、このCCD702にて被写体の
像を映像信号化して画像処理部400に出力する構成と
してある。
【0031】画像処理部400は、テレビカメラ700
からの映像信号出力またはテレビ受像部100からの映
像データを受けて表示系800に出力したり、画像圧縮
して圧縮データ化してデータ記憶部900に記憶させた
り、また、データ記憶部900から読み出された圧縮画
像データを伸張して元の画像に復元し、表示系800に
出力したりするものである。
【0032】画像処理部400は、ADC(A/D変換
器)401、ビデオメモリ402,403、画像圧縮伸
張回路404、バッファメモリ405、DAC(D/A
変換器)406、入力端子INなどを有し、テレビカメ
ラ700からの映像信号出力をADC(A/D変換器)
401でディジタルデータに変換し、少なくとも1画面
分の容量を有するビデオメモリ402に格納した後、こ
のビデオメモリ402から1画面分のディジタルデータ
を取り出し、画像圧縮伸張回路で圧縮・符号化してバッ
ファメモリ405に出力したり、テレビ受像部100か
らの映像信号データを画像圧縮伸張回路404で圧縮・
符号化してバッファメモリ405に出力したりすること
ができる。バッファメモリ405は少なくとも1画面分
の容量を有している。
【0033】また、バッファメモリ405上の圧縮・符
号化された映像信号データを画像圧縮伸張回路404で
伸張して元の画像のデータに復元し、ビデオメモリ40
3に書き込むと云った機能を有する他、ビデオメモリ4
03のデータをDAC406に出力してアナログ変換
し、映像信号化して表示系800に出力することができ
る。ビデオメモリ403もまた少なくとも1画面分の容
量を有している。そして、ビデオメモリ403にはテレ
ビ受像部100からの映像信号のディジタルデータを直
接、フィールド単位で書き込みテレビ走査に従って読み
出してDAC406によりアナログ変換し、映像信号化
することで圧縮・伸張処理することなく、映像信号とし
て取り出すこともできる。
【0034】また、画像処理部400のADC(A/D
変換器)401には、入力端子INを設けており、この
入力端子INに映像信号を直接入力することで、外部の
カメラや、ビデオ再生装置、パソコンの映像出力をA/
D変換して画像処理部400に取り込ませ、画像圧縮し
て利用することができるようにしてある。従って、テレ
ビカメラ700で得られる画像の他、パソコンからの文
字列や、CG(コンピュータグラフィックス)、電子ス
チルカメラの映像、ビデオ装置の映像などを入力して取
り込ませることが可能である。
【0035】BUSは内部バスであり、コントロールバ
スやデータバスからなっていて、各構成要素間でのデー
タ授受やコントロール信号の授受に使用される。電話回
路部600は、電話装置としての機能要素を持たせた部
分であり、通話部601、NCU(ネットワーク・コン
トロール・ユニット)602、モデム603からなる。
NCU602は電話回線とのインタフェースをとると共
に、ダイヤル発信制御、着信制御等、交換機との間で必
要な制御を司る。また、モデム603はアナログ電話回
線でのディジタルデータ授受に使用するためのもので、
ディジタルデータを変調して電話回線に出力し、電話回
線からのデータ変調入力をディジタルデータに復調して
取り込むためのものである。
【0036】通話部601は、図3の如き構成となって
いる。同図において、602は前述のNCU、BUSは
バス、200は前述のキー入力部である。通話部601
は、コントローラ61、切換回路65、スピーチ回路6
7、DTMF発信回路68、DTMF受信回路69、リ
ンガ回路71、スピーカ72、ハンドセット(送受話
器)76、スピーカ77、スピーカアンプ78、マイク
ロホン79、マイクロホンアンプ80、フッキング検出
部81、テレビ音声増幅部64とから構成される。
【0037】フッキング検出部81はオフフック、オン
フックを検出するものであり、コントローラ61は、N
CU602の着信検出に基づく着信動作や発信に係わる
電話機全体の制御を司るほか、留守番モード時での必要
な制御機能、再生モード時での必要な制御機能を有して
いる。切換回路65は、テレビ音声回路64,スピーチ
回路67,DTMF発信回路68,ハンドセット76お
よびマイクアンプ80の各回路から選択的に入力される
音声信号を上記コントローラ61の制御に従って、それ
ぞれスピーチ回路67,DTMF受信回路69,ハンド
セット76およびスピーカアンプ78へ切換供給する。
【0038】NCU602はその着信検出回路により、
図示しない有線電話網から電話回線を介して到来する着
信信号を検出してコントローラ61へ通報する。またリ
ンガ回路71は、上記有線電話網から電話回線を介して
到来する着信信号に基づいてリンガ信号を発生し、この
リンガ信号をスピーカ72へ供給し、リンガ・トーンを
出力して着信を知らせるものである。
【0039】音声処理部500は、音声信号を圧縮・伸
張処理する回路であり、音声信号を圧縮・伸張処理する
音声圧縮・伸張回路501、ADC(A/D変換器)5
02、DAC(D/A変換器)503、バッファメモリ
504を有している。ADC502は、NCU602の
回線インタフェースを介して電話回線より得られる音声
信号をA/D変換するものであり、音声圧縮・伸張回路
501はこのA/D変換された音声信号データを圧縮符
号化してBUSに出力したり、メッセージメモリ900
から読み出された音声データ(伝言やメモ、着信メッセ
ージなどの音声データ)を伸張してDAC503に出力
するものである。
【0040】また、バッファメモリ504はこの音声圧
縮・伸張回路501により圧縮符号化された音声データ
を一時記憶したり、この一時記憶した音声信号データ
を、バスBUS上に出力させたり、また、バスBUS上
から取り込んだ圧縮符号化された音声信号データを、一
時記憶したりするものである。なお、DAC503は音
声圧縮・伸張回路501が伸張して元の音声データに復
元したものをD/A変換してNCU602の回線インタ
フェースに与えるものである。
【0041】データ記憶部900は、留守番応答メッセ
ージや相手方からの伝言メッセージを記憶するためのも
のであり、バスBUSを介して入力される音声処理部5
00からの音声情報や、バスBUSを介して入力される
画像処理部400からの画像情報を記憶し、また、読出
してBUSに出力することができる。画像処理部400
では、バスBUSを介して入力される画像情報をバッフ
ァメモリ405に取り込み、伸張してビデオメモリ40
3に出力する。また、音声処理部500では、バスBU
Sを介して入力される音声情報をバッファメモリ504
に取り込み、伸張してDAC503に出力する。DAC
503からはNCU602に入力され、NCU602の
回線インタフェースを介してスピーチ回路67へ入力さ
れる構成としてある。
【0042】表示系800はLCD(液晶ディスプレイ
パネル)によるディスプレイ部801と、このディスプ
レイ部801を映像信号に対応して駆動して画像を表示
するドライバ(DD)802とからなり、ドライバ(D
D)802は画像処理部400からの映像信号や、制御
部300からのキャラクタ出力等を表示すべく駆動制御
することができる。また、制御部300からの制御のも
とに、親画面中に子画面領域を確保して親子画面表示を
することもでき、親画面と子画面に別々の画像を表示す
ることもできるようにしてある。
【0043】このような構成において、通常のテレビ電
話として動作する時には、相手からの着信により、スピ
ーカ77よりリンガ・トーンが鳴動して着信を知ったユ
ーザが、送受話器を取るなどしてオフフック操作し、着
信応答することにより、または、ユーザがダイヤル発信
して相手を呼び、相手が応答することにより、電話回線
を通じて音声信号が、NCU602よりスピーチ回路6
7、切替回路65を経て送受話器76またはスピーカ7
7に送られ、音声に変換されて出力され、また、送受話
器76またはマイクロフォン7からの音声は、切替回路
65およびスピーチ回路67を経てNCU602より電
話回線へと送られ、相手方に出力されて相互の通話が可
能になる。
【0044】また、この時、キー入力部200を操作し
てVideo On/Off(ビデオ・オン/オフ)ボ
タンを押すことにより、テレビカメラ700から通話者
の映像を取り込み、画像圧縮・伸張回路404に送って
画像圧縮し、圧縮映像データとしてバスBUSへと送り
出す。一方、制御部300はVideo On/Off
ボタンが押されたことで、相手端末がテレビ電話である
か否かをコントロ−ラ61を介してチェックして、相手
がテレビ電話であれば、映像の授受を可能にし、テレビ
電話でなければ、音声のみの通話となるようにシステム
を制御する。
【0045】映像の授受が可能である場合には、制御部
300はモデム603を動作状態にする。また、制御部
300は通話部601から音声信号をNCU602を介
して500のDAC503に入力するように制御し、音
声信号をディジタルデータに変換して音声圧縮・伸張回
路501に入力させる。音声圧縮・伸張回路501では
このデータを音声圧縮してバスBUS上に出力するの
で、制御部300はこれと圧縮映像データを取り込んで
多重化し、バスBUS上に出力してモデム603に取り
込ませる。バスBUS上の圧縮映像データを取り込んだ
モデム603はこれを変調して、NCU602へと出力
させる。
【0046】NCU602ではコントローラ61の制御
のもとに、この圧縮映像と音声信号を多重化したデータ
を変調した信号を電話回線へと出力させる。相手方から
の多重化信号をNCU602が受けると、コントローラ
61の制御のもとにモデム603に出力され、ここで復
調されてバスBUS上に出力される。 制御部300で
はこのバスBUS上のデータを取り込んで圧縮映像信号
と音声信号とに分離する。
【0047】制御部300はこの分離した圧縮映像デー
タをバスBUSを介して画像圧縮・伸張回路404に送
り、画像伸張処理させてビデオメモリ403に出力させ
る。そして、ビデオメモリ403上の画像はDAC40
6によりアナログ信号に変換され、ディスプレイ部80
1に画像として表示される。また、制御部300は分離
した音声信号を音声圧縮・伸張回路501により伸張さ
せてからADCもとの502に出力し、ここでアナログ
信号化されてからNCU603に出力させる。NCU6
03ではこれを通話部600に送り、スピーチ回路67
を介してスピーカ77またはハンドセット76に入力し
て音声として出力させる。
【0048】このようにして、音声通話と、映像の授受
が可能になる。通話が終了し、オンフック操作により回
線切断されると、コントローラ61からの検知信号によ
り制御部300はビデオメモリ403のデータを消去
し、ディスプレイ部801の映像を消して動作を終了す
る。つぎに、留守番応答伝言の登録と、留守番モ−ドの
動作について説明する。本装置においては、留守番応答
伝言伝達を音声と、映像で実施することができる。
【0049】テレビ電話に留守番応答伝言を記録するに
は、図5の(a)に示すように、まずキー入力部200
の操作により応答キーを押す(S51)。すると押して
いる間は録音・録画状態になるのでテレビカメラ700
の前で応答伝言をしゃべる(S52)。そして、キーを
離すと記録終了となる(S53)。
【0050】すなわち、キー入力部200の応答キーの
操作により制御部300は映像および音声の留守番応答
伝言の登録のモ−ドになり、伝言登録機能が動作する。
するとテレビカメラ700により、被写体画像(人物で
も、絵や文字を絵がいたシートでも良い)が撮像され、
映像信号化される。すなわち、被写体像は光学レンズ7
01により、CCD702に結像され、映像信号化さ
れ、この映像信号は画像圧縮・伸張回路400に送られ
てそのADC401により、A/D変換されてディジタ
ルデータ化される。
【0051】そして、このディジタルデータはビデオメ
モリ402に送られ、一時保持される。制御部300の
指令によりビデオメモリ402上のデータは画像圧縮・
伸張回路404で圧縮・符号化される。そして、制御部
300はこの圧縮・符号化された画像データをメッセー
ジメモリ900に記憶させる。一方、音声はつぎのよう
になる。上記キー入力部200の応答キーが操作されて
いる間、制御部300はコントローラ61および音声処
理部501を動作させ、コントローラ61は切替回路6
5をマイクロフォン79に切り替える。そして、ユーザ
がマイクロフォン79に向かって留守番応答伝言を吹き
込むと、その音声はマイクロフォン79、スピーカアン
プ78、スピーチ回路67、NCU602を介して、音
声処理部500のADC502に入力される。
【0052】ADC502ではこの音声をディジタル変
換し、音声圧縮・伸張回路501に与える。音声圧縮・
伸張回路501ではこの音声メッセージを圧縮・符号化
し、制御部300はこれをメッセージメモリ900に格
納する。このようにして、制御部300はマイクロフォ
ン79からの音声入力を音声処理部500に取り込むよ
うにコントローラ61に制御指令を出し、マイクロフォ
ン79からの音声入力を通話部601よりNCU602
を介して音声処理部500に入力し、音声処理部500
ではADC502を介して音声信号をディジタルデータ
化してから、音声圧縮・伸張回路501によりデータ圧
縮し、この圧縮した伝言の音声データをメッセージメモ
リ900に記憶させる。
【0053】つぎにキー入力部200の操作により、留
守番モードに設定すると、この状態で電話回線より着信
があった場合、これを検知したNCU602の着信検出
回路はコントローラ61に着信を知らせる。そして、コ
ントローラ61はリンガ・トーンが所定回入力された段
階で応答、すなわち、オフフック操作がないときは、制
御部300にこれを知らせ、制御部300はこれを受け
て留守番応答伝言の送出動作を開始する。留守番応答は
メッセージメモリ900から最初にプリメッセージエリ
アの内容を読出し、つぎに応答伝言映像データおよび応
答伝言音声データを読出す。
【0054】プリメッセージエリアはテレビ電話からの
発信である場合に、ビデオ・オン/オフ・スイッチ(画
像スイッチ)のオンを促す内容である。そして、制御部
300はコントローラ61に相手端末の種別をチェック
させ、相手端末がテレビ電話であるならば、メッセージ
メモリ900より映像留守番応答メッセージのデータと
音声留守番応答メッセージのデータとを読出し、多重化
してモデム603に送り、ここで変調してからNCU6
02を介して電話回線へと送り出す。
【0055】相手側では、この多重化されて送られて来
るデータを分離して音声と映像に分け、音声は送受話器
により再生し、映像データは復調してデータ化した後、
伸張処理してディスプレイに表示することにより、音声
と映像の両方の伝言を受けることが可能になる。相手側
がテレビ電話でないときは、制御部300はメッセージ
メモリ900より音声留守番応答の伝言のデータのみを
読出し、音声圧縮・伸張回路501によりこれを伸張し
てからDAC502によりアナログ変換して音声信号化
した後、NCU602を介して電話回線に送出させる。
【0056】これによって相手方では音声伝言を視聴で
きることになる。相手方のメッセージは音声信号で到来
した場合には、コントローラ61は通常の留守番伝言録
音の処理に移り、NCU602を介して受けた音声信号
を音声処理回路500に与える。制御部300では音声
処理回路500を作動させてADC502によりディジ
タルデータに変換し、音声圧縮・伸張回路501により
圧縮したものをバスBUSを介して受取り、これをメッ
セージメモリ900の着信メッセージの音声データエリ
アに記憶させる。
【0057】相手がテレビ電話である時は着信メッセー
ジは多重化されて到来する。コントローラ61は相手が
テレビ電話である時はその旨、制御部300に報知し、
到来したデータはモデム603に出力するので、バスB
USにはモデム603により復調されたデータが出力さ
れる。制御部300はバスBUSを介してこれらデ−タ
を取り込み、分離処理して映像データと音声データに分
ける。映像データによる着信メッセージはメッセージメ
モリ900の着信メッセージ映像データのエリアに格納
し、音声データによる着信メッセージはメッセージメモ
リ900の着信メッセージ音声データのエリアに格納す
る。
【0058】このようにしてメッセージメモリ900に
は、留守番モード時における着信時には自動的に応答し
て着信メッセージが蓄積される。ユーザが帰宅して伝言
の視聴をするため、キー入力部200より視聴操作をす
ると、制御部300はメッセージメモリ900に記憶さ
せてある映像データと音声データを読出す。すると、映
像デ−タは映像処理部400の画像圧縮・伸張回路40
4により伸張処理されてビデオメモリ403に書き込ま
れ、さらにビデオメモリ403から読み出されてアナロ
グ信号に変換され映像信号化され、ディスプレイ部80
1に送られて映像として表示される。
【0059】また、音声圧縮・伸張回路501に与えら
れた音声データは、当該音声圧縮・伸張回路501によ
り伸張処理してからアナログ信号に変換され、NCU6
02より通話部601のスピーチ回路67を経てスピー
カ77より拡声出力される。ところで、本装置では予め
設定した帰宅時間を経過しても着信メッセージの視聴操
作が成されない時は、メモ/メッセージ自動報知制御機
能実行モードを実施する。これはキー操作により、留守
番応答モードに設定した際に、帰宅時間設定することが
可能となっており、このモ−ドで予め帰宅時間設定がさ
れている場合に制御部300により実施されるが、その
動作はつぎの通りである。
【0060】すなわち、予め設定した帰宅時間になる
と、制御部300は内蔵する時計機能により、設定した
時間の到来を知り、通話部601のコントローラ61に
対してベルを鳴動の指令を与える。するとコントローラ
61はリンガ回路71を制御してリンガ・トーンを所定
回、鳴動させるべく制御する。これにより、スピーカ7
2からリンガが鳴動される。所定回、リンガが鳴動され
る間に、応答すなわち、オフフック動作がなければ、制
御部300は時間待ちとなり、再び、所定時間が経過し
た段階で、リンガ鳴動の制御を行う。
【0061】帰宅したユーザが、リンガ鳴動により、応
答(オフフック動作)をすると、制御部300はメッセ
ージメモリ900に記憶させてある映像データと音声デ
ータを読出す。すると、映像デ−タは映像処理部400
の画像圧縮・伸張回路404により伸張処理されてビデ
オメモリ403に書き込まれ、さらにビデオメモリ40
3から読み出されてアナログ信号に変換され映像信号化
され、ディスプレイ部801に送られて映像として表示
される。
【0062】また、音声圧縮・伸張回路501に与えら
れた音声データは、当該音声圧縮・伸張回路501によ
り伸張処理してからDAC503によりアナログの音声
信号に変換され、NCU602より通話部601のスピ
ーチ回路67を経てスピーカ77より拡声出力される。
これにより、帰宅時間経過後のメモ/メッセージ自動報
知制御機能実行モードにおいて、リンガの鳴動に応答す
ると、留守中に発信してきた相手からの蓄積された伝言
を視聴することができるようになる。従って、帰宅後に
伝言を未視聴の状態のまま、いつまでも報知されると云
った事態が解消される。
【0063】つぎにメモ機能について説明する。メモ機
能はユーザが内輪で伝達したい事項を確実に伝達するた
めの機能であり、留守をする親が、子供に指示をする場
合などに重宝である。このモ−ドはキー入力部200の
メモキーを操作することにより設定する。図5(b)に
示すようにメモキーを押すと(S61)、制御部300
は押している間、メモ記録状態になるので、テレビカメ
ラ700の前で伝言をしゃべる。例えば、“お母さんは
○○にでかけてきます。××時に帰ってきます。おやつ
は△△に置いておきますから、食べてください。今日は
塾の日ですから、○×時には塾にゆきなさい。”と云っ
たことを話す(S62)。勿論、テレビカメラ700の
前にこのようなメモを記載した紙をおけば、内容を映像
化することも可能である。
【0064】伝達すべき事項の入力が終わったならば、
キーを離す(S63)。するとつぎに再生時刻入力モ−
ドとなり、再生時刻をキー入力により設定する(S6
4)。映像と音声のデータ化とメッセージメモリ900
への記憶は、格納エリアが異なること、および再生時刻
設定が要求されることを除き、記憶留守番応答伝言の場
合の動作とほぼ同じである。従って、ここでは詳細を説
明しないが、メモ記録がされている場合は、設定時刻到
来時にリンガ・トーンを鳴動させ、これに対して応答操
作をすればこのメモ内容を再生してディスプレイ部80
1に画像を表示し、スピーカ77またはハンドセット7
6からメモの音声を出力する。
【0065】この結果、再生設定時刻到来以降にはメモ
内容を確実に伝達でき、また、帰宅設定時刻到来以降に
は着信メッセージも確実に伝達できる。つぎに、テレビ
放送を鑑賞する場合について説明する。テレビ放送を鑑
賞する場合には、テレビジョンの電源スイッチをオンに
してテレビジョンのモードに切り替える。これにより、
アンテナ102からの受信テレビ電波はチューナ102
に取り込まれ、検波、増幅されて映像信号と音声信号に
分けられる。そして、映像信号はADC103によりデ
ィジタルデータに変換され、ビデオメモリ403に送ら
れ、書き込まれる。
【0066】そして、ビデオメモリ403からテレビの
走査タイミングに従って読み出されながらアナログ信号
に変換され、映像信号化されてディスプレイ部801に
表示される。また、音声は通話部601に送られ、アン
プ64により増幅された後、切替回路65を介してスピ
ーカアンプ78に送られ、増幅されてからスピーカ77
により音声として出力される。
【0067】そして、この状態でメモや着信メッセージ
の未視聴があったとすると、制御部300は設定された
再生時刻(メモの場合)や帰宅時間経過時(着信メッセ
ージの場合)にメモ/メッセージ自動報知機能を実施す
る。すなわち、予め設定したメモの再生設定時刻や帰宅
時刻になると、制御部300は内蔵する時計機能によ
り、設定した時間の到来を知り、通話部601のコント
ローラ61に対してベルを鳴動の指令を与える。すると
コントローラ61はリンガ回路71を制御してリンガ・
トーンを所定回、鳴動させるべく制御する。これによ
り、スピーカ72からリンガが鳴動される。所定回、リ
ンガが鳴動される間に、応答すなわち、オフフック動作
がなければ、制御部300は時間待ちとなり、再び、所
定時間が経過した段階で、リンガ鳴動の制御を行う。
【0068】テレビを鑑賞しているユーザが、リンガ鳴
動により、電話に対する応答(オフフック動作)をする
と、制御部300はメッセージメモリ900に記憶させ
てある映像データと音声データを読出す(メモの再生設
定時刻到来の場合はメモのデータ、帰宅設定時刻到来の
場合は着信メッセージのデータ、リンガ鳴動にいずれも
応答していない時は両方のデータも対象とする)。
【0069】すると、映像デ−タは映像処理部400の
画像圧縮・伸張回路404により伸張処理されてビデオ
メモリ403に書き込まれ、さらにビデオメモリ403
から読み出されてアナログ信号に変換され映像信号化さ
れ、ディスプレイ部801に送られて映像として表示さ
れる。また、音声圧縮・伸張回路501に与えられた音
声データは、当該音声圧縮・伸張回路501により伸張
処理してからアナログ信号に変換され、NCU602よ
り通話部601のスピーチ回路67を経てスピーカ77
より拡声出力される。
【0070】これにより、メモ再生設定時刻あるいは帰
宅時刻到来時点以後にメモ/メッセージ自動伝達機能に
よるリンガの鳴動に応答すると、メモ内容の映像/音声
表示(メモ再生時刻設定時)や留守中に発信してきた相
手からの蓄積された着信メッセージを自動的に視聴する
ことができるようになる。従って、帰宅後にメモ内容を
知らずにいたり、伝言を未視聴の状態のまま、いつまで
も放置されると云った事態が解消される。
【0071】なお、テレビ鑑賞状態においては、リンガ
の鳴動に応答しない場合でも、画像メッセージ(あるい
はメッセージがある旨の表示でもよい)はディスプレイ
部801に子画面で表示し、ユーザに知らせるようにす
ることもでき、また、子画面による表示の他に、着信メ
ッセージの音声の割り込み出力を行わせるようにするこ
ともできる。いずれにしても、ユーザにメモや着信メッ
セージがあることを知らせるものであるから、ユーザが
内容を確認するか、留守番モードの解除を行うまでは、
上述の動作を定期的に繰り返すことになる。
【0072】親子画面表示の形態は、本装置がディスプ
レイ部801に画像表示するに際して一旦、ビデオメモ
リ403に画像データを書き込み、これをテレビ走査タ
イミングで読出して映像信号化し、表示に供することで
行う構成であるから、テレビチューナ102で受信し、
ADC403でA/D変換されたテレビ映像信号を、こ
のビデオメモリ403に書き込むと共に、ビデオメモリ
403の領域の一部に、メッセージメモリ900からの
着信メッセージの画像データを書き込んでおくことで、
テレビ放送の画面を親画面、そして、画像の着信メッセ
ージを子画面として親子画面表示を容易に実施できる。
【0073】ビデオメモリ403はディスプレイに表示
する場合の表示バッファであるから、このビデオメモリ
403にどのように画像データを書き込むかにより、テ
レビ電話の絵を表示したり、テレビ放送を表示したり、
両者の親子画面表示をしたりすることができる。ここ
で、本発明のテレビ電話装置における通信時の動作を説
明しておく。
【0074】発信の場合の通信状態遷移図を図6に、着
信の場合の通信状態遷移図を図7に、それぞれ示す。図
6及び図7の通信状態遷移図で、“ONフック”とは、
電話機のフックスイッチが切られている状態で、一般的
には電話機におけるハンドセット(送受話器)が置かれ
ている状態を指し、“OFFフック”とは電話機のフッ
クスイッチが繋がっている状態で、一般的には電話機に
おけるハンドセットが上げられた状態を指し、通話中と
は、ダイヤル後、相手から応答があり、会話が成立して
いる状態で、通話可能な状態を指す。
【0075】本テレビ電話装置には映像を表示するため
のディスプレイ部であるLCD画面の表示をON/OF
FするためのVideo ON/OFF(ビデオ・オン
/オフ)スイッチが1つ用意されている。以下、図6の
発信側の説明を行う。ONフック状態では、LCD表示
が消えている時に、このVideo ON/OFFスイ
ッチを1回押すと(S1)、LCDが表示状態となる。
この時は、自己のテレビ電話装置のテレビカメラ入力画
像がモニタとしてLCDに表示される。この時、もう1
度Video ON/OFFスイッチを押すと(S
2)、LCD表示は消えて元の状態に戻る。
【0076】ONフックの状態から、受話器を上げると
(S3)、OFFフックの状態に移行する。OFFフッ
クの状態で、LCD表示が消えている時に、Video
ON/OFFスイッチを1回押すと(S4)、LCD
が表示状態となる。この時は、ONフックの時と同様に
自己のモニタとして、LCDに表示される。この状態の
時、もう1度Video ON/OFFスイッチを押す
と(S5)、LCD表示は消えて、元のOFFフック状
態に戻る。
【0077】なお、ONフック及びOFFフックでLC
Dにモニタ表示がなされている状態(図6において、O
Nフック及びOFFフックにおける三重線が引かれてい
る区間)で、送受話器を上げ、または、下げ(オフのフ
ック操作、または、オンのフック操作)をしても(S
6)、ONフックからOFFフック、またはOFFフッ
クからONフックへ状態が移行するのみで、LCDのモ
ニタ表示に変化はない。
【0078】次に、OFFフックの状態で、LCDにモ
ニタ表示となっているか、消えているかの状態にかかわ
らず、ダイヤルし、相手の応答が成立すると(S7,S
8)、通話中の状態に移行し、LCDは、自己のモニタ
表示となる。この状態の時、相手が電話を切ると(S
9)、OFFフックの状態に移行し、LCD表示も消え
る。また、この状態で、自己が電話を切ると(S1
0)、ONフックの状態に移行し、LCD表示も消え
る。
【0079】通話中で、LCDが自己のモニタ表示中
に、Video ON/OFFスイッチが押されると
(S11)、相手側端末との間で通信のネゴシエーショ
ンが開始される。この結果、相手端末と自端末が相互通
信不可能と判断されると(S12)、Video ON
/OFFスイッチが押される前の状態に戻る。相手端末
と自端末が、相互通信可能の場合は(S13)、テレビ
電話区間が成立し、音声と画像の相互通信がなされる。
この状態で、Video ON/OFFスイッチが何回
押されても(S14)、無視される。またこの状態の
時、相手が電話を切ると(S15)OFFフックの状態
へ移行し、自己が受話器を置くと(S16)、ONフッ
クの状態へ移行し、両方の場合ともLCD表示は消え
る。OFFフックでLCD表示が消えている状態で受話
器を置くと(S17)、ONフックの状態へ移る。
【0080】次に図7により、受信側の説明を行う。
(但し、発信側で説明した事項は説明を省略する)符号
RGs1で示す位置から符号RGe1で示す位置までの
区間は、リンガ・トーン(電話の呼出ベル)の鳴動期間
を示す。リンガ・トーンの鳴動期間(T21)で応答す
る(受話器を上げる)と(T22)、通話中の状態へ移
行するが、この時、発信側と異なり、LCDは消えたま
まである。しかし、ONフックの状態で、Video
ON/OFF(ビデオ・オン/オフ)スイッチを1回押
すと(T23)、LCDが表示状態となり、自己をモニ
タすることができる。
【0081】この時、リンガ・トーンが発生して(T2
4)、応答すると(T25)、通話中の状態となり、L
CD表示はモニタ表示のままとなる。なお、ONフック
状態で、リンガ・トーンの区間でもVideo ON/
OFFスイッチは有効である。
【0082】(実施例2)つぎに、留守番機能つきのテ
レビ装置として実施例を説明する。この実施例はテレビ
を大画面にして、テレビ装置としての利用形態を現実的
なものとし、さらに電話機をこれに付属させた形態をと
るもので、基本的には実施例1と同じである。但し、本
装置は電話機をLINE(ライン)端子に接続する構成
とし、テレビ装置には電話回線を接続する端子を設けて
ある。
【0083】図14にその留守番機能つきのテレビ装置
の主たる構成要素のハードウエアのブロック図を示す。
Video テレビ装置に内蔵されるテレビカメラ若し
くは他のビデオ機器からの画像信号のディジタルデータ
(Video IN)は、CPU301からのトリガ信
号により、1画面分ビデオRAM(ビデオメモリ)40
2に取り込まれる。このデータは、画像圧縮・伸張回路
404により圧縮処理され、バッファ405に一時的に
記憶される。この圧縮処理された画像データは、CPU
301により順次読み出される。
【0084】一方、音声データは、TEL端子に接続さ
れた電話機より入力され、NCU(ネットワークコント
ロールユニット)602を介して、ADC502により
A/D変換され、ディジタルデータとして音声圧縮・伸
張回路501に入力され、音声圧縮処理され、バッファ
504に一時的に記憶される。この圧縮された音声デー
タは、CPU301により順次読み出される。CPU3
01は、圧縮された画像データ及び音声データを順次読
み出し、多重化してからモデム603に出力する。モデ
ム603は、入力された多重化データを変調し、NCU
602を介してアナログ電話回線LINEに出力する。
【0085】以上が入力画像及び入力音声の処理であ
る。次に画像及び音声出力について説明する。圧縮処理
されて多重化され変調された通話相手側からの画像及び
音声データは、アナログ電話回線LINEにより、NC
U602を介してモデム603に入力される。このデー
タは、モデム603により復調されてディジタルデータ
に戻され、CPU301に順次転送される。CPU30
1は、これらのデータを画像及び音声データに分離し、
画像圧縮データはバッファ405に、音声圧縮データは
バッファ504に順次書き込んでゆく。
【0086】画像圧縮・伸張回路404は、書き込まれ
た画像圧縮データをバッファ405から順次読み出し、
伸張してビデオRAM(ビデオメモリ)403に書き込
む。一方、音声圧縮・伸張回路501は、書き込まれた
音声圧縮データをバッファ504から順次読み出し、こ
れを伸張処理した上で、一定のレートでDAC503に
出力する。DAC503はこれをD/A変換することに
より、この伸張されたデータをアナログ信号に変換する
ので、アナログの音声信号となる。この伸張されたアナ
ログの音声信号は、NCU602を介してTEL端子に
出力され、このTEL端子に接続された電話機のハンド
セットから聞くことができる。
【0087】本装置は通常の電話機とアナログ電話回線
の間に設置し、アナログ電話回線をLINE端子に、通
常の電話機をTEL端子に接続する。そして、接続状態
は、通常の音声での接続では、TEL端子とLINE端
子は、スルーで接続され、普通の電話での音声信号がL
INE側に出力されるが、テレビ電話としての接続で
は、電話回線上では多重化されて変調された信号として
授受される。従って、上述したように、送信状態ではT
EL端子から入力された音声の信号は本装置内に取り込
まれ、ADC502にてA/D変換してから音声圧縮・
伸張回路501で圧縮し、画像圧縮・伸張回路404に
て圧縮された画像データと共にCPU301により多重
化されてからモデム603を介して変調され、LINE
側へ出力され、一方、LINE側からの入力信号は、本
装置のモデム回路で復調され、ディジタルデータに戻さ
れ、画像データと音声データに分離され、音声データは
D/A変換され、アナログ音声として電話回線端子に出
力されるようにした。
【0088】図8に制御部300のCPU301の処理
フローを示す。このフローに沿って説明すると、CPU
301は電源が投入されると、メモリ等をクリアして初
期設定を行う(S1)。次にキースキャンを行い(S
2)、キー操作に従って必要な処理を行うが、その説明
はここでは省略する。受信フラグをクリアした後(S2
1)、NCU602の電話回線(局線)LINEのライ
ン電圧レベルを監視し、リンガ・トーン・判断を行い
(S22)、リンガ・トーン・区間なら受信FLAG
(フラグ)を立てる(S23)と云った操作をすること
により、通話状態か否かの判断3を行う。このようにし
て、NCU602のライン電圧レベル監視を行うことに
より、通話状態か否かの判断3を行う。
【0089】そして、その判断の結果、通話中でない場
合には、Video ON/OFFスイッチが押された
か否かを調べ(S4)、押されていなければ、キースキ
ャン処理へループする(S2)。ステップS3での判断
の結果、通話中で且つ、受信FLAGがONの場合、ま
たはステップS31またはS4でVideo ON/O
FFスイッチが押されていた場合は、LCD表示画面の
処理設定を行い(S5)、Video RAMの移動処
理をする(S6)。
【0090】ここでVideo RAMの移動とは、図
14におけるビデオRAM402の内容を画像圧縮・伸
張回路404が読み込み、そのまま、ビデオRAM40
3に書込むことを指す。図8のフローでこの移動後、キ
ースキャンを行い(S7)、Video ON/OFF
スイッチが押されたか否かをチェックする(S8)。そ
して、Video ON/OFFスイッチが押されてな
く、且つ、通話中の場合にはVideoRAMの移動を
ループする(S6)。
【0091】ステップS8におけるチェックの結果、も
し、Video ON/OFFスイッチが押されていれ
ば、電話中か否かをチェックする(S9)。その結果、
通話中でなければ、LCD表示画面を消去し(S1
0)、もとのキースキャン(S2)のループへ戻る。ス
テップS9でのチェックの結果、通話中であった場合
は、通話中にVideo ON/OFFスイッチが押さ
れたのであるから、ネゴシエーションを行い(S1
1)、画面の初期設定を行い(S12)、画像圧伸処理
(S13)、音声圧伸処理(S14)、通信処理(S1
5)、キースキャン(S16)を行う。ここで通話中か
否かを判断し(S7)、通話中ならステップS13から
のループを繰り返す。ステップS7のチェックの結果、
通話中でない場合は、LCD画面表示を消去し(S1
0)、ステップS2からのループに戻る。
【0092】ステップS3のチェックにおいて通話中で
あり、受信FLAGがONの場合は(S32)、図5に
於ける(T25)の場合であり、通話中に自己のモニタ
をLCD表示している状態である。この時、図6ではキ
ースキャンを行い(S33)、Video ON/OF
Fスイッチが押されたか否かを判断し(S34)、押さ
れていれば(S2)ネゴシエーションの処理へ移る(S
11)。
【0093】ステップS34のチェックにおいて、Vi
deo ON/OFFのスイッチが押されていな場合
は、通話中か否かの判断を行い(S35)、通話中の場
合は、ステップS33に移り、キースキャンのループを
実施する。ステップS35のチェックの結果、通話中で
ない場合は(図7における(T26)または(T27)
の場合)、通話が終了した時であり、LCD表示を消去
して(S10)、キースキャン(S2)のループへ戻
る。
【0094】次に、親子画面表示(PinP)について
説明する。親子画面表示を実施するためには、表示バッ
ファ内に親子画面表示の画面を書き、これをそのまま表
示すれば良い。この処理は、画像圧縮・伸張回路404
が行なう。CPU301は単にPinP表示の実施指
令、中止指令、親画面と子画面の入れ替え指令をこの画
像圧縮・伸張回路404に与えるだけである。
【0095】図9がそのための処理フローである。図8
のキースキャン(S16)のステップ内でこの処理を行
なう。何のキー操作もなされなければ、処理フローをス
テップS41,S42,ENDと流れ、例えば、通話相
手からの絵のみを表示している。PinPキーを押す
と、S43でそれが判断され、CPU301は圧伸回路
すなわち、画像圧縮・伸張回路404に親子画面表示の
指示を出す。初期設定では自己の絵が子画面である。
【0096】その後はまた、ステップS41,S42,
ENDの流れで親子画面表示を行なっているが、親子入
れ換えキーを押すと、その指示を出し(S45)、新た
な親子画面表示用の画面を作る(S44)。他の処理と
は、別のキー操作があった場合で、例えばズームや、反
転、画面静止など、種々考えられる。
【0097】上述した実施例1および実施例2での留守
番モードに使用する画面の録画と音声メッセージの録音
の処理フローを図10に示しておく。留守番モードに使
用する伝言画面と音声伝言の収録は、応答キーを押すこ
とにより、また、実施例2では本体に設けた図示しない
録音/録画用ボタンを操作することにより行える。すな
わち、CPU301は実施例1ではキー入力部200の
応答キーの操作の有無をチェックし、実施例2では本体
に設けた録音/録画用ボタンの操作の有無をチェックし
(S801)、当該キーやボタンの操作がなければ通常
のモードに移行する。S801におけるチェックの結
果、応答キーまたは録音/録画用ボタンの操作があれば
つぎにオンラインか否かをチェックし(S802)、オ
ンラインであればオンライン処理に移り、そうでなけれ
ば画像圧縮準備に入る(S803)。そして、さらに音
声圧縮準備に入り(S804)、準備が済めばスタート
・パイロット信号を発生し(S805)、録音/録画を
開始する(S806)。
【0098】そして、テレビカメラ700(実施例1の
場合)またはビデオイン(Video IN;実施例2
の場合)からの映像信号データを画像圧縮し、音声伝言
を音声圧縮してこれらをそれぞれメッセージメモリ90
0(実施例2では図示されていないがメッセージメモリ
は実施例1と同様に有するものとし、CPU301が管
理する)に記憶させる。そして、終了か否かをチェック
し(S807)、終了でなければタイムアウトか否かを
チェックし(S811)、タイムアウトでなければ記憶
媒体の容量がオーバか否かをチェックする(S81
0)。
【0099】記憶媒体(メッセージメモリ900)の容
量がオーバでなければ、ステップS807のチェックを
行い、終了となった時、またはS811のチェックの結
果、タイムオーバとなったか、またはS811のチェッ
クの結果、記憶媒体の容量がオーバとなったときは、エ
ンド・パイロット信号を録音し(S808)、再生時刻
の設定を行って終了処理を行う(S809,S81
2)。再生時刻の設定はキー入力部200の操作で行
い、帰宅時間等を設定する。
【0100】以上が留守番応答伝言の画像/音声の記録
(収録)設定処理である。つぎに留守番モード時の着信
に対する応答処理の動作を図7のフローに従って説明す
る。着信はNCUがリンガを検出することで開始され
る。リンガが検出されると(S900)、CPU301
は電話機がオフフックされたかをチェックし(S90
2)、オフフックされた場合は通常の着信処理に移る。
S902のチェックの結果、オフフックされない場合は
リンガが5回検出されるまで待ち、その間に電話機がオ
フフックされた場合は通常の着信処理に移るが、オフフ
ックされない場合は留守番応答に移行する(S90
4)。
【0101】そして、この留守番応答への移行により、
CPU301はメッセージメモリ900に記憶させてあ
る伝言のうち、プリメッセージ用の音声を再生して相手
方に送り出す(S905)。このプリメッセージとして
は、例えば、「こちらはxxです。ただいま留守にして
いますので、テレビ電話の方はビデオ・オン/オフ・ス
イッチをオンにしてください。それ以外の方はそのまま
お待ちください。」と云った内容である。
【0102】つぎに相手方からビデオ・オン/オフ・ス
イッチをオンした情報が到来したか否かをチェックし、
その結果を待って相手端末はテレビ電話端末か否かをチ
ェックする(S906〜S907)。そして、相手端末
がテレビ電話端末であればテレビ電話モードとなり、C
PU301はメッセージメモリ900に記憶させてある
伝言のうち、画像伝言と音声伝言を再生し(図12のS
101)、それを相手側に送った後、録音/録画状態に
なり、相手からの伝言の受信を待つ(図12のS10
2)。
【0103】そして、DTMFトーンの検出を行い、D
TMFトーン(ダイヤルキーの操作によるダイヤルトー
ン)による暗証番号と操作指令コードの入力があれば、
その照合を行ってその照合結果により、条件を満たせば
その満たした条件に応じてメッセージ再生(メッセージ
メモリ900に記憶された相手方からの着信メッセージ
内容の再生)を行ったり、伝言内容の更新(メッセージ
メモリ900に記憶させた自己の応答伝言内容の更新)
を行う(図12のS121〜S123)。
【0104】ステップS121でのチェックの結果、D
TMFトーンがなければS104に進み、相手方が回線
切断したか否かをチェックし(図12のS104)、回
線切断されなければS103に戻り、上述の処理を繰り
返し、回線切断されれば終了処理をして動作を終える
(図12のS105)。図9のステップS909におけ
る通話モードにおいては、図12のステップS111に
移り、CPU301はメッセージメモリ900に記憶さ
せてある伝言のうち、音声伝言を再生して送り出し、つ
ぎに相手方からの音声を録音するモードとなり、受けた
音声は音声圧縮して着信メッセージとしてメッセージメ
モリ900に記憶させる(図12のS112)。
【0105】そして、この状態ではDTMFトーンの検
出を行えるようにしてあり(図12のS113)、DT
MFトーン(ダイヤルキーの操作によるダイヤルトー
ン)による暗証番号と操作指令コードの入力があれば、
その照合を行ってその照合結果により、条件を満たせば
その満たした条件に応じてメッセージ再生(メッセージ
メモリ900に記憶された相手方からの着信メッセージ
内容の再生)を行ったり、伝言内容の更新(メッセージ
メモリ900に記憶させた自己の応答伝言内容の更新)
を行う(図12のS121〜S123)。
【0106】ステップS121でのチェックの結果、D
TMFトーンがなければS114に進み、相手方が回線
切断したか否かをチェックし(図12のS114)、回
線切断されなければS115に戻り、上述の処理を繰り
返し、回線切断されれば終了処理をして動作を終える
(図12のS115)。このようにして、音声伝言、画
像伝言の伝達、着信メッセージの外部からの確認、音声
伝言、画像伝言の外部からの変更等ができる。なお、同
様な手法により、メモの収録、外部からの確認変更等が
できる。
【0107】また、本装置では留守番モードの時に、設
定時間が到来すれば、メッセージメモリ900に記憶さ
れているメモや、相手方の着信メッセージの報知を自動
的に実施するメモ/メッセージ自動報知機能があること
は既に説明した。この機能は留守番モードでの図9の着
信処理の中でS901のルーチンを図13の如く、設定
することで実現している。ここで、図13の(a)は通
常の場合であり、図13の(b)はテレビ鑑賞中の場合
を含めた自動報知手順である。
【0108】図13の(a)を説明すると、図11のS
900において、リンガが検出されなければ、図13の
(a)に移り、設定時刻が到来したか否かをチェックす
る(S131)。時間が到来していなければ再生操作が
あるか否かをチェックし(S132)、再生操作がなけ
れば図11のS900に戻る。S132のチェックの結
果、再生操作があった場合には伝言再生処理を行い、図
11のS900に戻る。
【0109】また、S131のチェックの結果、設定時
刻が到来していればそれがメモ再生の設定時刻であると
きはメモ内容の再生出力を行い、帰宅時刻であるときは
着信メッセージが存在する場合にその存在をアピールす
る出力をする。このようにして、設定時刻に対応したメ
モ、例えば、親から子供に対するメモの場合では、その
メモの内容を再生したりし、また、着信メッセージがあ
る旨の伝達表示(あるいは着信メッセージ全ての再生)
を行い、着信しているメッセージを知らせるようにする
か、あるいはリンガを所定回、鳴動させ、ユーザを呼
ぶ。そして、ユーザが応答、すなわち、オフフック操作
をすれば、着信しているメッセージを再生してユーザに
知らせる。そして、再生が終了すれば、図11のS90
0に戻る。
【0110】図13の(b)を説明する。図11のS9
00において、リンガが検出されなければ、図13の
(b)に移り、設定時刻が到来したか否かをチェックす
る(S141)。時間が到来していなければ再生操作が
あるか否かをチェックし(S142)、再生操作がなけ
れば図11のS900に戻る。S142のチェックの結
果、再生操作があった場合には伝言再生処理を行い、図
11のS900に戻る。
【0111】また、S141のチェックの結果、設定時
刻が到来していればテレビ放送を受信中か否かをチェッ
クし(S143)、テレビ放送を受信中であれば着信伝
言が存在する場合に、テレビ放送画面に対してメモ画面
を再生して表示する(S145)。このとき、親子画面
表示にし、テレビ放送は子画面に、そして、伝言画面は
親画面に表示する。そして、再生が終わると図11のS
900に戻る。
【0112】S143のチェックの結果、テレビ放送を
受信中でなければ着信伝言が存在する場合に、設定時刻
に対応したメモ、例えば、親から子供に対するメモの再
生や、外部からの着信メッセージがある旨のアピール
(若しくは、メッセージ内容全て)を再生し、着信して
いるメッセージを知らせるようにするか、あるいはリン
ガを所定回、鳴動させ、ユーザを呼ぶ。そして、この場
合、ユーザが応答すなわち、オフフック操作をすれば、
着信している伝言を再生してユーザに知らせる。そし
て、伝言を知らせた後は図11のS900に戻る。
【0113】なお、メモ/メッセージ自動報知はユーザ
が設定時刻に帰宅していないケースも多いことから、こ
の設定時刻到来以降においても、ユーザがメモ/メッセ
ージ視聴の操作をするか、ユーザが留守番解除操作を行
うまでは、一定時間経過毎に繰り返す構成とする。但
し、回数の上限設定を可能にする構成とすると、より使
い勝手が良くなる。また、メモ/メッセージ自動報知機
能が動作しても、留守番モードに設定してあれば、着信
に対して、所定回のリンガ鳴動の後に、留守番応答と着
信メッセージの取り込みを実施する動作を継続すること
になる。
【0114】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形
して実施し得るものである。例えば、上記実施例では設
定時刻到来時にリンガ鳴動を行い、その際に応答操作し
た場合、メモや着信メッセージの再生出力を行うように
したが、応答操作せずとも再生して出力するようにして
も良く、また、未応答操作時に行うこのような再生は、
上限を設けず設定時刻到来後、応答操作するまで、所定
時間経過毎に行い、あるいは設定回数を上限としてその
上限に達するまで所定時間経過毎に行うようにすること
も可能である。
【0115】以上、種々の例を説明したが、本発明は留
守番機能を持たせたテレビ電話装置に、メモ再生時間設
定や帰宅時間等を設定しておくことによって、その設定
時間が到来するとメモを再生したり、メモ再生を促した
り、着信メッセージが保存されている場合には、自動的
にユーザに報知する構成としたものである。そして、こ
の発明の場合、テレビ放送の鑑賞中であれば、テレビ画
面にメモ内容を表示したり、着信メッセージの存在のア
ピールや再生表示したり、また、音声のメモ内容や着信
メッセージを報知し、ユーザがメモや伝言の再生を忘れ
ることがないようにして、簡単な操作で確実に伝達がで
きるようにしたものである。
【0116】従って、本発明によれば、メモや着信メッ
セージを確実なかたちで伝達でき、伝言の伝達もれによ
って、重要なメッセージの受け取り時期を失すると云っ
たことが解消できて、極めて使い勝手の良い、テレビ電
話装置が得られる。また、メモ機能は番組視聴中のテレ
ビ画面に自動的に表示されるので、子供に伝達したい内
容がある場合でも確実である。
【0117】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、伝達したい内容や着信メッセージを確実なかたちで
伝達でき、伝達もれによって、重要なメッセージの受け
取り時期を失すると云ったことが解消できるようになる
他、子供に伝達したい内容がある場合でも確実であるな
ど、極めて使い勝手の良い、テレビ電話装置を提供する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明のテレビ留守番電話装置の外観を示す図。
【図2】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明のテレビ留守番電話装置の回路構成を示すブロッ
ク図。
【図3】本発明の実施例を説明するための図であって、
通話部601の構成を説明するためのブロック図。
【図4】本発明の実施例を説明するための図であって、
メッセージメモリ900の目もマップの例を示す図。
【図5】本発明の実施例を説明するための図であって、
伝言およびメモ記録操作の手順を示すフローチャート。
【図6】本発明の実施例を説明するための図であって、
電話発信時の通信状態遍移を説明するための図。
【図7】本発明の実施例を説明するための図であって、
電話受信時の通信状態遍移を説明するための図。
【図8】本発明の実施例を説明するための図であって、
処理手順を示すフローチャート。
【図9】本発明の実施例を説明するための図であって、
処理手順を示すフローチャート。
【図10】本発明の実施例を説明するための図であっ
て、処理手順を示すフローチャート。
【図11】本発明の実施例を説明するための図であっ
て、処理手順を示すフローチャート。
【図12】本発明の実施例を説明するための図であっ
て、処理手順を示すフローチャート。
【図13】本発明の実施例を説明するための図であっ
て、処理手順を示すフローチャート。
【図14】本発明の実施例を説明するための図であっ
て、要部構成を示すブロック。
【符号の説明】
61…コントローラ 71…リンガ回路 100…テレビ受像部 200…キー入力部 300…制御部 301…CPU 400…画像処理部 402,403…ビデオメモリ 404…画像圧縮・伸張回路 500…音声処理部 501…音声圧縮・伸張回路 503…DAC 600…電話回路部 601…通話部 602…NCU 603…モデム 700…テレビカメラ 800…表示系 801…ディスプレイ部 900…メッセージメモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する表示手段と、 音声を出力する音声出力手段と、 音声と画像双方の伝達事項およびその再生時刻および音
    声と画像の留守番応答伝言および着信メッセージの情報
    を記憶する記憶手段と、 電話回線より着信呼があると自動応答し、記憶手段の留
    守番応答伝言を再生して発信元に送り、発信元からのメ
    ッセージを受信して記憶手段に着信メッセージとして記
    憶させる機能、および時計機能、および上記再生時刻が
    到来すると記憶手段に記憶した伝達事項の内容を再生し
    て上記表示手段および音声出力手段に再生出力すべく制
    御する機能とを有する制御手段とを具備することを特徴
    とするテレビ電話装置。
  2. 【請求項2】 電話回線からの着信があると留守番応答
    して発信元からの伝言を受信し、記憶する機能およびそ
    の受信した伝言を再生する機能とを持たせたテレビ電話
    装置において、 テレビ放送を受信する受信手段と、 テレビ画像を表示する表示手段と、 設定時間が到来すると着信伝言の存在若しくは着信伝言
    の内容を音声系により報知すると共に、テレビ放送受信
    中の場合には上記表示手段に画像により報知すべく制御
    する制御手段とを具備することを特徴とするテレビ電話
    装置。
  3. 【請求項3】 テレビ放送を受信する受信手段と、 テレビ画像を表示する表示手段と、 音声信号を音声に変換して出力する音声出力手段と、 音声と画像双方の留守番応答伝言および着信メッセージ
    を記憶する記憶手段と、 電話回線より着信呼があると自動応答し、記憶手段の留
    守番応答伝言を再生して発信元に送り、発信元からのメ
    ッセージを受信して記憶手段に着信メッセージとして記
    憶させる機能、および時計機能、および設定時間が到来
    すると記憶手段に記憶した着信メッセージの存在若しく
    は着信メッセージの内容を音声系により報知すると共
    に、テレビ放送受信中の場合には上記表示手段に画像に
    より報知すべく制御する機能とを有する制御手段とを具
    備することを特徴とするテレビ電話装置。
  4. 【請求項4】 画像を表示する表示手段と、 音声と画像双方の留守番応答メッセージおよび着信伝言
    を記憶する記憶手段と、 電話回線より着信呼があると自動応答し、記憶手段の留
    守番応答メッセージを再生して発信元に送り、発信元か
    らの伝言を受信して記憶手段に着信伝言として記憶させ
    る機能、および時計機能、および設定時間が到来すると
    記憶手段に記憶した着信伝言があるとき、リンガを鳴動
    させる機能、このリンガの鳴動により電話機をオンフッ
    ク操作すると伝言を再生し、音声の着信伝言の内容は音
    声系により報知すると共に、画像の伝言は上記表示手段
    に表示して報知すべく制御する機能とを有する制御手段
    とを具備することを特徴とするテレビ電話装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段による上記報知は、設定時
    間到来後、一定時間毎に実施すべく制御する構成とする
    ことを特徴とする請求項1乃至4記載のテレビ電話装
    置。
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